
総合評価
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powered by ブクログ隙間時間にサクサク読めるのが気に入って、最近また星先生を読み直している。 おかしな発明に、不思議な薬、とんでもない出来事。 一冊読み終えると、子供の頃みたいに頭が柔らかくなった気がする。 いつもはブラックで終わるのに、「ある夜の物語」は、幸せ連鎖のミラクル。やっぱりあの特別な日だからかな。 お話のお気に入りは、「価値検査器」、「ある夜の物語」、「ふしぎなネコ」
7投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
未来いそっぷ 約40篇にも及ぶショートショート。 短いお話ばかりで軽く読める。 なのにこの満足感。 どれもオチが最高
14投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログ《紹介》 時代が変れば、話も変る! 語りつがれてきた寓話も、星新一の手にかかるとこんなお話に……。楽しい笑いで別世界へ案内する33編。
0投稿日: 2025.07.31
powered by ブクログわたしの読んだ本の巻末には昭和46何刊行となっていた。50年以上昔の本だけど今でも未来のものとして読めるし、一部はそれに悩まされたりしてて…。久々に星さんの本を読んだ。
18投稿日: 2025.07.22
powered by ブクログ小学生の時に読んで以来、ずっと覚えています。今読んでも面白い。発売から数十年経っても、大人でも子供でも楽しめる。2,3ページのショートショートを読むだけで、短編を読んだかのような満足感。唯一無二だと思います。このようなチープな言葉で片付けられないのは重々承知の上であえて言わせていただくならば、星新一は天才だと思います。
0投稿日: 2025.05.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シンデレラ王妃の幸福な人生、面白かったなあ。王子様と結婚した王妃のその後の話なのですが妙にリアル(笑)どれも違って面白い、ショートショートの神様だ。
0投稿日: 2025.01.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
目次 いそっぷ村の繁栄 アリとキリギリス/北風と太陽/キツネとツル/カラスとキツネ/ウサギとカメ/オオカミがきた/ライオンとネズミ シンデレラ王妃の幸福な人生 表と裏 頭の大きなロボット 底なしの沼 ある商品 無罪の薬 新しがりや 余暇の芸術 おカバさま 利口なオウム 新しい症状 いい上役 電話連絡 やさしい人柄 つなわたり オフィスの妖精 健康な犬 熱中 別れの夢 少年と両親 ねらった金庫 価値検査器 企業内の聖人 夢の時代 ある夜の物語 旅行の準備 どっちにしても 不在の日 奇病 ふしぎなネコ やはり たそがれ 解説:新井素子
0投稿日: 2024.12.20
powered by ブクログ「アリとキリギリス」「北風と太陽」など昔から親しまれている童話の世界感が星新一にかかるとこんな結末になるという「イソップ村の繁栄」や、シンデレラの幸せな生活の真実を描いた「シンデレラ王妃の幸福な人生」。読む年齢によっていろいろ思うことは違うと思う。未来の生活や未来に起こる人間の非喜劇を描く作品が多い。「ある夜の物語」はクリスマスの1日を描いた作品ですが、読み終わった時幸せな気分になれる作品です。 2024年12月16日読了
0投稿日: 2024.12.16
powered by ブクログショートショート。星新一天才すぎる。 シンデレラが、なんか娘の婿探しで必死になってるのとか力抜けた。幸せに暮らしました、の数文字にその後の人生がすべて投影されるわけがない。それでも人々にとっては、幸せに暮らしましたという判定だけが語り継がれる。そりゃそうだ。 皮肉とユーモアたっぷり。読みやすい。
0投稿日: 2024.11.14
powered by ブクログ昭和時代のベストセラー、私もハマっていた、星新一さんのショートショート集です。空飛ぶ円盤、大きなコンピューター、携帯でない電話など、今読み返すと、この昭和感が懐かしいですね。
16投稿日: 2024.10.17
powered by ブクログ『未来いそっぷ』のタイトルの通り、寓意的な物語が数多く収録されたショートショート集。一作目から八作目までの「いそっぷ村の繁栄」はイソップ寓話の世界をそのままオマージュしたもの。たが、オリジナルのイソップ童話とは異なる、「星新一寓話」と言っても良いオリジナリティがある。「いそっぷ村の繁栄」意外にも、風刺や現代の価値観に通じる作品が多く読み応えがあった。特に、「底なしの沼」は、星同士の争いを描いた作品だが、そのまま現代の人間の戦争にも当てはまる、考えさせられる作品である。
8投稿日: 2024.07.16
powered by ブクログSFだったりお伽噺だったりを作者ならではの世界観で書かれたショートショートがたっぷり。 短編なのでスキマ時間の読書にいいかなーなんて軽い気持ちで手に取って読んだけど、色んなお話があって他の本と併読しながら気分転換に読むのにちょうど良かったです。前半のお伽噺のシリーズが個人的には好きでしたが、普段SFを読まない私でもショートだからすんなり読めました。 読んでから私が生まれる前に刊行された本だと知ってびっくり! 40年以上前にこんなお話かけるなんて凄い!
12投稿日: 2024.05.14
powered by ブクログ半世紀以上前にすでにこんな世界を描いている その想像力と創造力に驚愕し興奮する! 本当に楽しくて面白くてちょっと怖くなるくらい やっぱり星新一ワールドはいつ読んでも「未来」だ
23投稿日: 2024.04.10
powered by ブクログおとぎ話がこういう展開だったら、というお話がたくさん収録されている。 メタ的な視点の話もあり、星さんのシリーズの中では少しテイストが違っているように感じた。
0投稿日: 2024.03.23
powered by ブクログ困ったら星新一。 というくらい、本選びに困ったときは読ませていただきました。 その先見性は手塚治虫さんと同じくらい称されるべき方だと思います。 読むたびに発見がありますが、今回は次の二作品がタイムリーでした。 ーーーーーーー 「底なしの沼」 戦争を終わらせることの難しさ…。 「おカバさま」 カバを大切にせよ、と言ったAIの真意とは?AIのブラックボックス状態を見事に言い当てておられます。 ーーーーーーー 物事にはいろんな側面があり、見方を変えるだけで、もう一つの世界が現れてくれます。 想像力の大切さに気づかせてくれる一冊。
14投稿日: 2024.03.16
powered by ブクログSF!!皮肉!! という感じ 1982年にこのクオリティのSFが描かれているのに圧倒です。星新一さん天才!
0投稿日: 2024.03.03
powered by ブクログ久々の星新一さん。 この世界観、たまらない。 短い中でくるりと見える景色をひっくり返してくれる。 皮肉な結末も多くて好き、である。
3投稿日: 2023.11.25
powered by ブクログ多分初の星新一作品。 ショートショートをまともに読むのも初めてで、こういう感じなんだぁと新鮮だった。 でもあまりにも収録作品が多すぎて、事細かに内容は覚えてない…笑
9投稿日: 2023.11.11
powered by ブクログ途中で読むのを止めてしまっている。 いそっぷ物語再編的な内容で、楽しみにしてたが、あんまり期待を超えてこなかった。
0投稿日: 2023.09.23
powered by ブクログこんなふうな見方で世界を見られることがすごい。おすすめされて初めて星新一を読んだのだけど、おもしろすぎた。
0投稿日: 2023.09.05
powered by ブクログ星新一ワールドが広がっており、クスッと笑える話から、よく考えると重みのある話などバラエティに富んだ短編集。 最後に収録された『たそがれ』。 私たちは基本的に人の気持ちを持っているが、もの視点でこの世を考えると面白いなと思う。 私は星新一の文章を読むと、子どもの頃の気持ちを思い出す。何に対しても新鮮で、興味の矢印を向けられる、そんな気持ち。 懐かしさが込み上げてくるから、スキナノダ。
0投稿日: 2023.05.28
powered by ブクログタイトルとなったイソップ童話の星新一さんらしいパロディのショートと、いつもの近未来を舞台にしたショートショー集。 40年以上前のSF。しかも、現在現実的になっている物もあり、さすがだなぁと思うし、初めて読んだ頃の感動も思い出した。 イソップのパロディは7編あり、どれも、今でも充分面白い。 「北風と太陽」が、面白い。北風が風を吹きつけて男は寒くて、バーに入ってコートを脱ぐ。太陽が、暑くすると、喫茶店に入って、クーラーが効いていてそのまま脱がない。確かにね。そうなります。
55投稿日: 2023.05.26
powered by ブクログだれもが知るイソップ物語を星新一ワールドに変換! 話ががらっと変わってはいるが、元々の話も”やわらかめの結末”に変えられて絵本になっているのも事実。 改めて星新一氏のユニークで斬新な発想に感服。 さらっと読めて、それでいてちょっと立ち止まって考えさせられる内容が満載。
1投稿日: 2023.04.21
powered by ブクログ「アリとキリギリス」、「ウサギとカメ」等のイソップ寓話をリメイクしたものを含む、ショートショートの作品集です。 誰もが知る物語に新たなアレンジを加える、その発想の面白さに興味を覚えます。 シンデレラのその後を描いた物語や、オリジナルのショートショートも、作者ならではの創造力が発揮されていて改めて感服しました。 50年以上も前に発表されたとは俄かに信じられない、今読んでも十分楽しめるそんな一冊です。
1投稿日: 2023.03.14
powered by ブクログ小4の息子に寝る前に読み聞かせしていた本。 冒頭にイソップ童話のパロディが7編。これがとにかく面白い。教訓まであって最高にクール。 その後はショートショートが33編。笑えるものからしんみりするものまで色々揃っているので最後まで楽しい。解説は新井素子氏。→ 2.3ページの超ショートショートと15ページ程度の読み応えありのショートショートが交互になっているところが多いので、毎晩2話ずつ読む感じ。 息子に読み聞かせてたんだけど、私も初読なんで一緒にワクワク。これ、楽しい。私も楽しめる。 冒頭の「いそっぷ村の繁栄」はとにかくオススメ!→ 印象的なお話は なるほどなぁ、となる「やさしい人柄」 わぁーお!と驚く「少年と両親」 それな、と笑える「価値検査器」 クリスマスに読みたい「ある夜の物語」 未来感あるな〜な「旅行の準備」 この考えはなかった!の「不在の日」 解説が新井素子氏なのも個人的に嬉しいサプライズ。解説も楽しい
3投稿日: 2022.11.14
powered by ブクログ45ほどの短編で構成されている。目立って面白かったり、考えさせられたりしたものは5編ほど。星新一の短編は1000にも上るらしいので、傑作選を読むべきだろう。繰り返して読む必要は無いと感じる。
0投稿日: 2022.09.04
powered by ブクログ星新一によって「改造」されたいそっぷ物語が最初に連なっていた。ショートショートな為、展開も早く、区切りよく読める。 後半は、いつものショートショート。星新一の話って読んだらすぐに作者がわかるような統一感があるのに、オチをなかなか予測させない不思議さがある(たまに無理矢理なオチもあるけど)。誰にもオチを予測させない展開にするというよりも、オチを予測させる隙を与えず展開し、終わらせるからなのだろう、と思いました。
0投稿日: 2022.08.29
powered by ブクログ1編の話が短く、隙間時間に読む事が出来たので、サクサク読み進めれた。 書かれた時代などもあるんだろうけど、出てくる女性の登場人物の日本語が美しく、真似したい。
0投稿日: 2022.04.21
powered by ブクログ小学生の時に読んだ以来です。 小学生の頃は短くて読みやすかったので夢中になってたくさん読みましたが、大人になってから読むと1つ1つの作品に読み応えがあって一気に読むのが難しかったです。 なかには「このネタで1冊分読みたかった!」というのもあり、こんなにネタをたくさん出すことができる星新一はすごいなぁ、と。
0投稿日: 2021.12.27
powered by ブクログ1982(昭和57)年発行、新潮社の新潮文庫。39編。イソップものは7編。ショートショートを主だが、短編クラスの長さのものもある。私にはショートショートの長さのものに興味深いものが多く感じた。『おカバさま』前半のコンピュータの指示自体が故障かと思わせておいて、実は未来を見通した指示。しかしその次の指示は、、最後の意外性はすごい。『価値検査器』途中で主人公を計ってるにもかかわらず、最後は価値なし。装置を持っているかどうかで結果が変わるってどれだけ優秀な装置なんだ!。
0投稿日: 2021.12.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「別れの夢」 最後の3行で主人公の考えが覆されます。 たった1ページと6行の物語ですが、こちらの本のどのお話よりも印象に残りました。
0投稿日: 2021.05.15
powered by ブクログショートショートといえばこの人。星新一。 さすがに全ての短編について書けないので総評を。 何と言うか、ブラックユーモアたっぷりだったり 色んな皮肉が込められていたりする内容なのだが、 なぜか気分は悪くない。 予定調和的に終わるからだろうか。 テレビで言えば水戸黄門の短い版がたくさん並んでいる感じで。 (悪い意味ではない) 何よりあれだけ短い物語(最大でも5ページぐらい?)なのに、 言葉足らずだったりすることは一切無い。 2ページの物語でもニヤリとさせるその技は、 きっと簡単に真似出来ないものなのだろう。 長い物語を読むのが苦手な人で、ブラックユーモア好きならハマる。 いや、普通の人でも楽しめますが。
0投稿日: 2021.03.14
powered by ブクログ小学生の時、ショートショートをたくさん読んだ思い出があります。 久々に星新一さんの作品を読みましたが、淡々とした文章の切れ味は変わらず素晴らしかったです。 どの話においても無駄のない文章なのに、優しかったり、辛辣だったり、ぞくりとしたり、それぞれの話にしっかりと違う味付けがしてあって、どれも楽しめました。
13投稿日: 2020.12.03
powered by ブクログ星新一さん2冊目。 それぞれのショートストーリー。切り口が多彩で少し皮肉が効いていたり、優しさが見えたり。 さらっと読めました。
19投稿日: 2020.11.02
powered by ブクログイソップ童話をアレンジした今作。 ショートショートでしっかり楽しませてくれる 著者に脱帽。 特にオススメは「ある夜の物語」。 私の中で、著者の数あるショートショートで 1番素敵で1番好きな話です! 是非読んでほしいですね。
17投稿日: 2020.07.23
powered by ブクログ小学生の頃にめちゃくちゃハマって読んでいた星新一さんのショートショート。 大人になった今読んでも本当に面白い! ・新しがりや ・熱中 ・ある夜の物語 この3つがお気に入り。熱中はオチが分からなくて読み直したけど意味が分かったら気に入ってしまった。
5投稿日: 2020.05.17
powered by ブクログSF短編集、というと語弊があるかな。昔と現代と未来を小気味よく繋いでいく物語たちは、どれも面白く、短いので通勤通学にオススメです。カップラーメンができあがるまでにトリップできるくらいの力はあります。
0投稿日: 2020.03.17
powered by ブクログ古本屋でまとめて安くなっていたので購入した一冊。そこそこ星新一作品には触れてきたつもりだけど、どうにも飽きないし、まだまだ身体に染み込ませたいなとすら感じた。 特に面白く感じたのはウサギとカメ、いい上役、やさしい人柄、熱中。熱中は読んでたらこんなひどいやつあるか。という感じだけど、イマの人はこの作の主人公よろしく次から次へと新しいこと探しに奔走しているような気もした。モノと情報があふれる現代だから暇がこわいのかもしれないけど、いまいちピンとこない。自分はどうなんだろう。
8投稿日: 2019.11.27
powered by ブクログ面白かったタイトル ・余暇の芸術 ・オフィスの妖精 ・ある夜の物語 会社での話が多かった印象でした。面白い!
1投稿日: 2019.08.22
powered by ブクログ[自宅] 塾の理科の先生(なぜ??)に読み聞かされて、面白いから買ってくれ、と即座にネット購入させられた本。私自身は、星新一は"教材"として読んだことがある程度で、個人的に自分で出会った記憶も、面白さは感じるもののハマるほどの面白さは感じたことがない。が、息子がここまで"内容"の面白さを体感して本を欲しがったことはつゆなかったので、ケチな私も、ついでに目に付いた"悪魔のいる天国"と一緒に、二冊即購入してあげた。 するとどうやら、"イソップ物語"のもじり?話が息子の感性をヒットしたらしい。ふーん、一応同冊子内の他の作品も読んではいるけど同時購入のもう一冊には一向に手を出さないところを見ると、"星新一"にハマったのではなく、恐らく幼少期に大分気に入っていた、慣れ親しんだイソップという題材、そしてその新境地?に魅されたというところか?? 当初、一瞬「図書館の本じゃいけないの?(そんなに急ぐの、待てないの?)」と振っては見たもの珍しく購入を強要してきたのは正解だったみたい。その時の気持ちとしては、「自分で所有したい」という気持ちだったらしいけど、入手した翌日には、目次の気に入った作品名と、該当ページの縁にマーカーで色を付けている始末。 ブームはこの一冊で終わってしまうのかもしれないけれど、たったそれだけの行為でも「買ってよかったな」と親バカ気分を味わえた。こういう経験ならもっとしたいな、また何かに興味を持ってくれないかしら?
4投稿日: 2019.06.18
powered by ブクログうーん、これもまたレトロフューチャーだなあ。「秘密組織」とか「盗賊団」なんて言葉も懐かしい。まさに古典SF!ってかんじ。そんな中でサンタクロースが人々のところを転々とする話がじんわり来た。20000118
0投稿日: 2018.10.15
powered by ブクログ星新一は1000本以上のショートショートを書いたそうだ。私が読んだのはまだその中の100くらいかもしれないけど、どの話も安定して面白いのがすごい。短いので、バスの中や休み時間などにすいすい読めるのがいい。 収録作の中で特にお気に入りは「電話連絡」たった2ページなのにオチが効いていて面白い。ショートショートの神髄を見た、という感じ。「やさしい人柄」「価値検査機」も好き。「底なし沼」の冒頭で、“ここ150年のあいだ、正確には2001年から…”という文章が出てきました。この本が出された頃には、2001年なんて遠い遠い未来の話だったのでしょうが、2018年現在読んでも、こんなに新鮮に面白く、楽しい気持にさせてくる星新一はやはりすごいと思った。きっと150年後にも読み継がれていることだろう。
2投稿日: 2018.09.07
powered by ブクログ中学、高校生時代くらいに、何かの機会で手に取り一読出来ていれは、その時にしか得られない刺激になる。自分がそうでした。 星さんのショートショートは思春期に触れるのが何よりもいい。古さと新しさが混在するからだろうと思います。 こんな作家は唯一無二で、なかなか次の世代のショートショート作品に出逢えてないな~。 ・・と、そう思うこと自体が○○取った証拠か。笑 いかんいかんw
5投稿日: 2018.09.04
powered by ブクログショート・ショート。 "新潮文庫の100冊フェア"の水色の表紙で購入。シンプルなデザインが好き。 寓話をアレンジした作品が7編。「ウサギとカメ」が好み。 同じく寓話的な「シンデレラ王妃の幸福な人生」も面白い。
5投稿日: 2018.07.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1000ある星新一のショートショートを半分も読んだわけではないが、少なくとも100本以上は読んでいるので大体の傾向は分かる。 ほとんどは何かのアイディアや発明で楽をしようとすると最後にしっぺ返しが来ると言うドラえもん的なオチが待っているのだが、中には救いようの無い悲惨なオチが待ち受けていたりして「ユーモア」と言うより「ブラックユーモア」だ。 ハタチ前の頃はそんな内容に憤慨することもあったが、その中でこの本に収録された「ある夜の物語」だけは同じ作者が書いたとは思えないほど爽やかで暖かな読後感を得られた。 ストーリーは「不幸な人の前に願い事を叶えるため現れたサンタクロースが次々とたらい回しにされる」というもので、これだけ書くと夢も希望も無い印象を与えるかもしれないがとりあえずは一度この話だけでも読んでみる事をお勧めする
4投稿日: 2018.04.12
powered by ブクログすごく読みやすい。のと、SFものがすごく面白い。最初は「なんだか子どもっぽいな」とか思っていた。けど、じわじわと魅力にハマってきている。 巻末の解説に「なんだか自分で書けそうな気がする、しかし、簡単なようで書けないのだ」という風な解説者の感想があり、納得した。
6投稿日: 2018.03.15
powered by ブクログ短編なのでスキマ時間にスイスイ読めました。 短くてすぐ読めてしまうのに、その一瞬は異世界に入り込んでしまうので、星新一は凄いなぁと思いました。
4投稿日: 2018.02.23
powered by ブクログ「ウサギとカメ」や「北風と太陽」などの話をアレンジしたおもしろい本です。短編集なので読みやすいです。その中の「ある夜の物語」は心が優しくなれるお話です。
2投稿日: 2018.01.23
powered by ブクログ「おとぎ話をアレンジして別の話にする」って、専門学校の課題みたいだけど、星新一がやるとここまでドラスティックな作品に仕上がるものか。書名の由来である『いそっぷ村の繁栄』シリーズ以外の収録作も秀逸なものは多々あるが、クリスマス・イブに起こった小さな奇跡を描いた「ある夜の物語」は白眉。
0投稿日: 2018.01.08
powered by ブクログ星新一、すごすぎる。どのショートショートを読んでも面白い。どこを切っても星新一。安定したクオリティの高さ。「おカバさま」「利口なオウム」「新しい症状」「価値検査機」はオチが予想外ですごい!死刑囚に好かれる所長さんの「やさしい人柄」も好き。「ある夜の物語」はひねりはなかったけど心温まる話で1番好きかも。新井素子さんの解説も良かった。虫歯が痛む時は星新一のショートショートを読んで痛みを紛らわしていたそう。
5投稿日: 2017.12.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一昔前のSF。テレビのチャンネルをまわす。など昔を思わせる表現が出てきて新鮮でした。話に引き込まれて不思議な感覚になります。
2投稿日: 2017.10.28
powered by ブクログ今年もやってきました星新一の夏、特装版祭開催です。 「ある夜の物語」を、初めて知りました。 星さんの未来は警鐘と皮肉とユーモアに溢れているけど、 でも誰よりも優しい世界を願っている人なんだなと、知りました。
1投稿日: 2017.09.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 『アリとキリギリス』『ウサギとカメ』など、誰でもごぞんじの寓話の世界。語りつがれてきた寓話も、星新一の手にかかると、ビックリ驚く大革命。時代が変れば話も変るとはいえ、古典的な物語をこんなふうに改作してしまっていいものかどうか、ちょっぴり気になりますが―。表題作など、愉しい笑いと痛烈な風刺で別世界へご案内するショート・ショート33編。 【感想】
1投稿日: 2017.08.24
powered by ブクログリアルタイムで読んでいた時はまさに夢物語だったものがいくつも現実になっていたり、現実的になってきていたり。もちろんたっぷり効いている皮肉が大きな魅力であることはかわりません。
2投稿日: 2017.08.10
powered by ブクログ「ある夜の物語」は名作。 あと「余暇の芸術」はすごい!まさにネット社会、今こういうSNSに参加しているみんなを皮肉っているようだ。
2投稿日: 2017.07.20
powered by ブクログ2017.02.12 星新一さんのショートショート面白い 隙間時間に読んだけど、風刺といいますかとんちといいますか、それが効いていて絶妙です 特に愛社精神が強い聖人のような男の話が面白かった 人徳以上に強いものはない あと1番最初のアリとキリギリスの話と、ライオンとネズミの話! 夢のようにふわふわした気持ちにさせられる話だった
1投稿日: 2017.02.12
powered by ブクログ移動時間で読もうと思い購入。 移動中の数時間で読み終わりました。 ショートショートってこんな感じなんだと。 適度に頭を使い笑いもあるのでさらっと読みたい気分の時には最適だなと思います。
1投稿日: 2017.01.17
powered by ブクログ本を読んだときに深く考察してしまう人には、良い気休めになると思う。 適度に考えて、適度に流せる感じ。 短編だからすぐ頭を切り替えられるし。
1投稿日: 2016.09.30
powered by ブクログ図書館で偶然見つけて、思わず手に取って借りた本。 今回も、ショートショートということで、短めの作品が揃っています。 (短編ではありますが、一部、ちょっと長めの作品あり) 「未来いそっぷ」の名の通り、冒頭の7話はイソップ寓話のパロディとして、イソップ寓話をベースにした近未来的なSF作品となっております。 その次の作品には、シンデレラのその後のストーリーなど、おとぎ話好きにはたまらない一冊です。
1投稿日: 2016.08.30
powered by ブクログイソップ物語が現代だったらあるいはつづきはといったはなし。短編。 おもしろいが途中から元ネタがわからなくてやめた。 C0193
1投稿日: 2016.05.25
powered by ブクログショートショートという分野の作品を読んだのは初だけど個人的には長編小説が一番かな 作品に関しては30年以上前の人間の未来に対するイメージが見えて面白いと思った
1投稿日: 2016.03.15
powered by ブクログ懐かしい、星新一先生のショートショート。 私もNHKの『ショートショート劇場』から入ったのですが、イソップ物語がはちゃめちゃになっているのが面白い。 先生のいつものブラックユーモアが効いているショートショートも引き込まれます。 すごいなぁ…後年にまで評価の高い本となると信じています。 特に「底なしの沼」「いい上役」「おカバさま」「企業内の聖人」「ある夜の物語」「不在の日」「たそがれ」がよかったです。
1投稿日: 2015.10.07
powered by ブクログ「電話連絡」と「やさしい人柄」が好きです。 短編集なので、さくっと読めます。 電車通勤の方におすすめです!
1投稿日: 2015.07.29
powered by ブクログ2015年5月15日読了。積読になっていた星新一のショートショート。「ボッコちゃん」など何冊かは読んでいるが、千以上という数は膨大で私の未読のものはまだまだあるようだ…。前半は、イソップやグリム童話をシニカルに解釈した童話が続くが、途中からは普通の半SFショートショートが続く、著者が飽きたのかネタが尽きたのか、あるいは「童話のパロディばかりが連続していても読者は飽きるだろうな」と読んだのか?たまにイマイチな話も混じっているが、それはそれで「いい息抜きになる」という効果もあり、総じて見ると高品質で、楽しく読んだ。
4投稿日: 2015.05.15
powered by ブクログ他作品よりももっと時代が古い感じがしたけど、意外にも中期くらいの著作。宇宙のあいさつよりも後に書かれているのか。SFっぽさが他よりも低め。
1投稿日: 2015.05.02星新一ショートショートワールドへようこそ!
ついつい読み進んでしまいます。軽快な展開。お奨めです。星新一ワールドをお楽しみください。
0投稿日: 2015.04.09
powered by ブクログ『いそっぷ村の繁栄』『おカバさま』『いい上役』『オフィスの妖精』『健康な犬』『熱中』『少年と両親』『企業内の聖人』『ある夜の物語』『たそがれ』がお気に入り。 『いそっぷ村の繁栄』冒頭からの、星新一版昔話が面白い。こんな風な自由な想像をしていた私はどこにいったのだろうか…。
1投稿日: 2014.09.29
powered by ブクログ企業内の聖人 が個人的には好き。どの作品も無駄をはぶきつつ、しっかりとおちがある。短いものはたったの3ページだったりする。 何も考えずにすっと世界に入り込める不思議な作品ばかり。
1投稿日: 2014.09.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人間の欲を上手く皮肉・風刺していて、なんともシュールなショートショート。 まるで当時から未来を予想したかのように実現されているもの、未来には現実になっているかもしれないものなども描かれていて、改めて星新一の想像力の豊かさに感服。 一話一話が短くて読みやすいが、入り込みづらい世界観の話しも。 「やさしい人柄」「夢の時代」「ある夜の物語」が特に印象的。
1投稿日: 2014.07.12
powered by ブクログ安心と安定の星新一。 20年ぶりくらいに読みましたが、 SFと云う新たな情報によって作品の鮮度も 更新されてしまうジャンルに於いて、 全く色あせない面白さがあります。 素晴らしい!
1投稿日: 2014.07.04
powered by ブクログアリとキリギリス、北風と太陽などのイソップものがたりを題材にパロディ作品がいくつか収録されている。 アイデアでうならせるタイプの星新一としてはモチーフがあるということ自体が珍しい。 そして前半は一話ごとに教訓として一言書いてある。 本当に短い一言なのだが、この教訓の部分が著者のアイデアの源なのではないかと思った。 一過性のものに対してはあえて名称を与えていないといった工夫で30年経た今でも色褪せない物語が出来上がっていることは脅威だ。 家庭用小型印刷機や中央大型コンピュータなど古臭さを感じる物が現れたときは、現代の科学技術が著者の想像力に勝利した証拠として喜んでおけばいい。 近い将来ありえるそうな話もある。 対話型のコンピュータなんてiOSデバイスに搭載されているSiriそのものだ。 そう考えるとSFというのは、ある意味では予言である。 いつか技術が星新一に追いつかなくてはいけない。 それにしても現代のクラウド・コンピューティングや3Dプリンター、ウェアラブル・デバイスなど星新一が見たらなにを思っただろうか。 ここから更に新しいアイデアが産まれていたのだろうか。 2014.5.3 モリブロの本の交換イベントでゲット 夏への扉と交換
1投稿日: 2014.05.04通勤通学のお供に
有名な童話を見方を変えると!など星ワールドを感じられます。次へ次ヘとページが進みます。
1投稿日: 2014.01.06
powered by ブクログ世紀の大発明が、ロボットが、宇宙人が、博士が、助手が 織りなす 「スコシ・フシギ」なSFショートショート。
1投稿日: 2014.01.02サックと読めるショートショートストリート。ボリューム満点でお得感があります
イソップ物語の話をユーモアを交えて新しく創作しています。 他、多くのショートストーリーがあり、気軽に楽しめます。 気軽に楽しめますが、ページをすすめる手を止まらせないのが星新一のすごいところ。
2投稿日: 2013.11.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
星さんの本は子供の頃わりと読んだ。この本も読んだはずだけど久しぶり過ぎて殆ど覚えていなかった。今読んでも凄く新鮮で、きっといつ読んでも瞬時に「未来(というか或る意味で異世界なのかも知れない)」へ連れて行ってくれる素晴らしい作品ばかりと言えるのではなかろうか。どの話もいいけど特に気になったのは「シンデレラ王妃の不幸な人生」「いい上役」「ある夜の物語」「不在の日」だった。他の星作品も再読、開拓したくなりました(笑)
1投稿日: 2013.10.19気軽に読めるショートショート
いつでもどこでも気軽に読めます。 ストーリーが奇想天外な方向に進んで、飽きません。
3投稿日: 2013.10.13
powered by ブクログ一冊まるっとイソップかと思ったら冒頭ちょっとだけで、あとはいつも通りのブラックユーモア。長めの短編より、ショートショートの方が好き。2011/411
1投稿日: 2013.10.07
powered by ブクログちょいちょいオチを理解できないのがあったけど面白かった。人間の特定の行動とか思考とかを皮肉ってんなーと思った。教訓が多いと思う。
1投稿日: 2013.09.23
powered by ブクログ20130819読了。 星新一らしいショートショート。 短編なのであっという間に読めてしまうのだけど、1編1編が濃密。 なるほど!と納得のものから、ちょっと怖いものまでいろいろ。
1投稿日: 2013.08.20
powered by ブクログ「アリとキリギリス」や「ウサギとカメ」など、33編のショート・ショートを収録した作品集。 初めて星新一さんの作品を読んでみたけれど、世界観や雰囲気が好きだなぁ♪表紙の絵とは裏腹に、ブラックユーモア満載でしたが(苦笑) どの作品も見事なオチがついているのですが、色々なパターンがあって読者を飽きさせません。 イソップ物語を題材にした話もあるので、星新一の作品を読んだことがない人にも取っつきやすいと思います♪ 評価は3.5つ星です☆
1投稿日: 2013.05.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1つずつ暇つぶしに読むにはいいんだけど、まとめて読むと密度が濃くてかえって辛い。月刊誌に連載して毎月楽しみにするくらいがちょうどいいんだろう。毎回オチが読めないけどオチが来るのは同じなので途中から読んでる時の気分が似てくる。優しい親父と転生を繰り返す死刑囚の話がよかった。
1投稿日: 2013.02.03
powered by ブクログ氏得意のショートショート。安定して面白い。 前半は、短編は物足りないと思いながら読みすすめるが、後半は魅力的タイトルをみて次々とも読み進める。アイディアの宝庫ですね。古いテイストのSFですが、そこも味わい深い。
1投稿日: 2013.01.07
powered by ブクログ―――『アリとキリギリス』『ウサギとカメ』など、誰でもごぞんじの寓話の世界。語りつがれてきた寓話も、星新一の手にかかると、ビックリ驚く大革命。時代が変れば話も変るとはいえ、古典的な物語をこんなふうに改作してしまっていいものかどうか、ちょっぴり気になりますが―。表題作など、愉しい笑いと痛烈な風刺で別世界へご案内するショート・ショート33編 新規です さすがにショートショートという分野を開拓したといわれる作家ですね みんなが知ってる物語を、ちょっと視点を変えて ちょっとSFチックに、ちょっと皮肉を交えて 語ってくれます 一番気にいったのはシンデレラの話ですね 『末永く幸せに』から膨らませすぎです笑”
1投稿日: 2012.12.30
powered by ブクログ想像力がものすごい!あらゆる角度から物事を見てみると、普段は見えないものが見えてくる。自由に想像することの楽しさを教えてくれる本。
2投稿日: 2012.12.24
powered by ブクログショート・ショート33編。 "価値検査器"や"不在の日"など、風刺とオチが効いていて、星新一の王道って感じでおもしろい。 ただ、見開き1頁くらいの超短編はムズかしい。。。
1投稿日: 2012.12.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『アリとキリギリス』『ウサギとカメ』など、誰でもごぞんじの寓話の世界。 語りつがれてきた寓話も、星新一の手にかかると、ビックリ驚く大革命。 時代が変れば話も変るとはいえ、古典的な物語をこんなふうに改作してしまっていいものかどうか、ちょっぴり気になりますが―。 表題作など、愉しい笑いと痛烈な風刺で別世界へご案内するショート・ショート33編。 星新一さんのショートショート。 短い物語の中でちゃんと奥行きがある不思議。 星さんのショートショートの天才的だと思う。 その短い世界観の中で読者に見せる部分。書かれていないけれどそうであるだろうと想像させるような文体。 入り込みやすくて面白い。 案外将来こんな世界のひとつになっているかもしれないとか思ってしまう。 登場人物みんななんだか憎めない。 シンデレラ王妃の幸福な人生 やさしい人柄 いい上役 夢の時代 不在の日 が好きなショートショートです。
3投稿日: 2012.11.08
powered by ブクログいろいろな種類のお話があってなかには面白いものもあった ブラックな内容もさりげなく、嫌味なく感じた
1投稿日: 2012.10.11
powered by ブクログ発想力が素晴らしいの一言! そんな短編がたくさん読めて、とても楽しい一冊。 特にパソコン・ロボット化に関する話が多く、機械化する世の中をとても意識している印象。 サンタクロースの話が一番あったかくて良かった!
1投稿日: 2012.10.08
powered by ブクログ星さんならではのショートショート。 何編か他の本にも収録されているのもあったけど、知ってる童話の星さんverは、読んでいて面白かった。
1投稿日: 2012.08.22
powered by ブクログ小学生の時に。親の本棚をあさって色々な本を読んでいたときに、母親に「これどう?」と勧められたのがこの本で、それから星新一のとりこになり、読み始めたきっかけとなった記念すべき一冊です。 小学生の頭では、イソップ物語を勝手に変えていいのかなといった単純な疑問と、予想もしていなかった結末の数々にビックリしどうしでした。 ちなみに当時のお気に入りは「おカバさま」でした。 エヌ氏という表現にも驚きでした。
1投稿日: 2012.08.21
powered by ブクログイソップ物語、星新一風味。ほか、おまけたくさん。 星新一センス大爆発である。子どもには教えられないね。
1投稿日: 2012.07.29
powered by ブクログ星新一さんの本は初めて読んだ。 面白い。 純粋な皮肉、っていうとおかしいかもしれないけど、まさにそんな表現をしたくなるくらい、自分にはない発想の物語が多くて、もっともっと読みたい、と思ってしまった。 全部印象的だったけれど シンデレラとある夜のお話と不在の日が得にキてた。
2投稿日: 2012.07.26
powered by ブクログ前半は表題通り「イソップ寓話を現代風に作り変えたらどうなるか」というもの。 難しい話は一切なく知ってる話も多かったので、気楽に楽しめました。
1投稿日: 2012.07.13
powered by ブクログ星新一作品の中に通底するルールとして、物語が抽象的で時代や環境に依存しないということがある。 ゆえに容易に作品と現代の社会情勢を照らし合わせることができるのだが、もしインターネットが一般的だったらこの作品の結末はどうなっていたかな?と考えるのも面白い。作中の登場人物はテレパシー的なものを除けば、直接会うことか、手紙をやりとりするか、せいぜい電話でしかコミュニケーションをとれないからである。
1投稿日: 2012.07.02
powered by ブクログ星新一のショートショート。短編がいくつもあるので紹介しきれませんがどれもおもしろいです。はずれがありません。短くてもなるほどと思えます。解説で新井素子さんが言ってるとおりです。母親が言ってました。「星新一は世に出てくるのが早すぎたのではないか」と。 個人的に印象に残ってるのをいくつか。「シンデレラ」の話、冬眠して未来へいく、新しいもの好きの人間の話。働きものの話。死刑囚を世話する看守さんの話。北風と太陽。まだまだありますがとりあえずこの辺で。
1投稿日: 2012.06.08
powered by ブクログ大大大満足! 面白いおもしろいっ!!! 33編を全く飽きることなくテンポよくすらすら読めた。1ページからのショートショートにギュッと凝縮された輝かんばかりの物語を、ひたすら楽しめた! 33編もあったら単調な、同じような話ばかりなら絶対飽きちゃうと思うんだ。でもこの本はそんなことなくて、そりゃ全く違う話ばかりとは言えないかもしれないけれど、でも読んじゃう! 読ませる、ではなくてついつい読んでしまう、そんな本! 弾けんばかりの魅力が詰まって、でもチクリと風刺するシニカルさがスパイスとなって、考えさせられる面も持つ。なんて贅沢で素敵な本なんだろう! 普段読む小説とは色々違って、でもこんなに一話一話が短いのに、与えてくれる喜びとピリッとした社会的な面は、そこらへんの小説よりも強い! ひたすら満足。宝箱を開けた気分になった。
2投稿日: 2012.05.22
powered by ブクログ『シンデレラ王妃の幸福な人生』 リアルに考えるとあのまま幸せにすむわけないよな。後世に語り継がれるのはよくて事実の断片だけだということが作り話なのに実感できる。 『ある夜の物語』 サンタクロース俺のとこにも来てくれ
1投稿日: 2012.05.20
powered by ブクログ短編集なのでちょっとした時間に読めて嬉しい。面白い話もあって読みやすいです。まだあと少し残ってるので、ゆっくり読んでいきたいと思います。読み終わったら他の星新一さんの作品も読んでみたいなぁ。
1投稿日: 2012.04.30
powered by ブクログ星新一名作ショート・ショートの代表作の一つ「未来イソップ」これはなかなかブラックユーモアが効いている。
1投稿日: 2012.04.20
powered by ブクログこの本が何十年も前に書かれたものだなんて驚きです。 解説にあったように短いからこそ素材が生かされ奥が深い作品が多いんだなと思いました。
1投稿日: 2012.04.14
