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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか15
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか15
大森藤ノ、ヤスダスズヒト/SBクリエイティブ
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総合評価

7件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    激戦の果てにようやく「日常」へと帰還した者たちが自らの歩みを静かに見つめ直す巻。物語全体を覆うのは、喧騒の後に訪れる静かな余韻――だが、その静けさの奥には過去に流した血と涙、積み重ねられた選択の重みが確かに息づいている。  著者の筆致は戦いの熱狂を描くときとはまた違う深みを見せ、キャラクター一人ひとりの心の皺を丁寧に撫でていく。彼らがどこから来て、何に傷つき、どんな想いで今立っているのか。その“背景”が紐解かれていくたび、物語の地層が少しずつ下へと掘り進められ、この世界がいかに多層的で、いかに豊かな重層の上に成立しているのかを思い知らされる。  とりわけ印象的なのは、主人公ではないキャラクターたちの光の当たり方。脇役と呼ぶにはあまりに濃厚で、人生の温度を持った人々が、自らの足跡を振り返りながら前へ進もうとする姿が胸に迫る。戦火をくぐり抜けた者だけが持つ静かな決意。その中にあるかすかな脆さ。そして誰かを支えようとする温かさ。それらが混ざり合い、読者に静かだが確かな感動をもたらす。  十五巻は、大事件の間をつなぐ“橋渡し”の巻と思われがちだ。だが頁を閉じたあとに残るのは、単なるつなぎではなく、「この物語がどれほどの人間の想いに支えられているか」という深い実感である。  英雄譚とは、戦いの場面だけで形作られるものではない。傷を抱えたまま日々を生き、誰かのために立ち上がる静かな瞬間もまた、確かな英雄の姿であることを、この巻は力強く語りかけてくる。  十五巻を読み終えたとき、読者はきっと感じるだろう。  ――これは物語の合間ではなく、物語そのものだ、と。  そしてまた、この先に待つ冒険と成長が、さらに豊かで尊いものになる予感に、胸が静かに高鳴る。

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    投稿日: 2025.11.26
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    激しいバトルとは無縁の日常編でした。しかし、ヘスティアファミリアのメインどころの人たちの過去がどんなだったか振り返って、ああこんなだったなあとか、こういう経緯があってオラリオに来たのかとか、これはこれで面白かったです。黒竜の話も最後の方チラッと出てきて、次はまたいつもの感じになるのかなと期待ですね。

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    投稿日: 2019.10.05
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    前回までの緊迫した話ではなく、後日談的な話。 各登場人物の今と昔の追想だった。 最後には次巻の布石っぽいのもあったし次に期待。

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    投稿日: 2019.07.27
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    深層から戻ってきてLv4となったベルたちの日常編。過去と現在。 オラリオに来たばかりのベルは宿屋のおやじにぼったくりされてることにも気づかずに路地をうろうろしていたときにヘスティアと出会う。 ベルがオラリオに来る半年前、地上におりたヘスティアは居候していたヘファイストスから追い出されて3か月、ベルと出会う。 リリは居場所を失ったときにお世話になった花屋の老夫婦にいつもお金をおいていって感謝をささげていた。 ギルドのアドバイザー、エイナは過去担当して死んでいった冒険者たちを想い、ベルがそうならないよう頑張る。 呪われたクロッゾ一族の魔剣への妄執を嫌っていたヴェルフはダンジョンで鍛えた自分の魔剣をヘファイストスに評価される。 リュー・リオンは酒場の女給をしながら、ベルへの想いを感じ、アストレアファミリアにいたころの自分を振り返る。 命は春姫も成長していることを喜ぶ。 エレジア、挽歌祭の夜、ベルは英雄アルバートのモニュメント前に立つ。傭兵王ヴァルトシュテイン、アイズ・ヴァレンシュタインとの関係が示唆される。

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    投稿日: 2019.07.21
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    日常編。ハーレム編。なんとでも。 日常から過去の話に戻って過去話が一応本編というか 本筋というので少し変わった目線で見ることができたかも。

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    投稿日: 2019.06.30
  • 次につながる短編集

    激戦を終えて帰ってきたベルたちがベルの腕の負傷が癒えるまでのつかの間の休息で冒険の成果を確認しつつ、過去の自分たちに思いを馳せる短編集です。 主にヘスティアファミリアの面々とリューやエイナなどベルと関係の深い女の子の話になっています。 ベルとヘスティア様の話は各々の目線で初めて都市に来た話、リリは生まれてからベルに出会う前までの経緯、ヴェルフは実家にいたころの話、エイナは新人時代、リューはファミリアに入る話、命たちはセットで故郷にいたころと昨今の頑張りが書かれています。 どの話も現在のステータスが上がった喜びと過去からの成長が描かれているのですが、心にくるちょっと物悲しいエピソードが書かれていますね。 印象に残ったのはエイナの新人時代に初めて担当した冒険者の話とエピローグでの話。 もし、こういう世界ならそういうこともあるんだろうなと思わせる内容で主人公達以外の冒険者の現状がわかってよかったですね。 また、ベルを想っている女の子達は現在でイチャこらしているのですがエルフ関連の二人のデレっぷりが面白かったですねw 最後にアイズも出てきて意味深な雰囲気になって期待も高まりますが、次は謎の多かったあの娘の話らしくこちらも面白くなりそうですねw

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    投稿日: 2019.06.30
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    久々の日常回、と言うか過去話かな。 今までもチラチラ話は出てきていたけど、ファミリアの仲間達のそれぞれの過去話がまとめて読めて楽しかった。 それにしても相変わらずこの物語で出てくるキャラ達の過去はけっこう悲惨だよなあ。 まあ、ベルのお人好しとヘスティアのぐうたら結果は、まあ自業自得という気がするけど(笑) 今回、一番楽しかったのは、ポンコツエルフ話。 もうね、恋するリューさんが初々しすぎる! ちょっと悶えそうです(笑) まあ、あれだけのことがあったんだから、それはまあそうなるよなあと。 それにしてもベルはいったいどんだけ女の人を泣かせれば気がすむのか(泣かせてはいない) 次巻はシルさん話だそうで、これまた楽しみ。 期待してます。

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    投稿日: 2019.06.29