遠藤周作のユーモア者は初めて読んだ。結構設定もふざけていて、遠藤らしいなと思いながらも、構成なんかはやっぱり巧みで、さすがと思う部分は多かった。楽しかったというのが率直な意見。深刻な宗教を題材にしたものと、全部端においたユーモアもの。この二面性は遠藤の魅力である。 12/6/20