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新装版 猿丸幻視行
新装版 猿丸幻視行
井沢元彦/講談社
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総合評価

22件)
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    いろは歌の奥深さに驚かされました。一つの歌にいろんな意味・仕掛けを込めていた昔の歌人の頭の中を見てみたい。

    16
    投稿日: 2024.02.08
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    江戸川乱歩賞の中でも特に傑作ときいて。 柿本人麻呂の言い伝えを解く折口信夫。古典と和歌とパズルの切り口は、正面から切り開く正統派ミステリだった。 3分の2は信夫視点だったけど、現代から夢として信夫をトレースする主人公は不要だったのでは。 その構図がしっくりこないので星マイナス1。

    1
    投稿日: 2023.01.17
  • F現代部分は不要

    謎解きミステリー+SFという凝った構成であるが、はっきり言ってSF現代部分は不要と思う。ストーリーの本筋と直接関わりがなく、かえって胡散臭さを漂わせてしまっている。 本編の折口信夫のところは大変に面白い。暗号のところも終盤の謎解きのところも、爽快感さえ感じる。

    0
    投稿日: 2021.12.14
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    古文、日本史に興味がある人は始めの百ページをちょっとレクチャーと思って我慢(^^) 読み進むと、おー!凄い世界へ。 最後まで引き込まれてしまいました。

    1
    投稿日: 2021.05.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    柿本人麻呂の和歌が好きなので本書を手に取った。 (ほとんど)折口信夫が主人公で、友達の柿本といろは歌の暗号の謎を解くのがおもしろい。和歌の文字数の制限がある上に意味も通して、さらに沓冠などの言葉遊びも入れるなんですごい。そんなジャンルがあるんですね! だんだん因習のある村が登場して不吉な雰囲気を出すのが上手いので、読んでいてぞくぞくした。面白いのでこの辺りから一気に読めてしまった。 物語は折口の視点で完結しているので、なぜ主人公を折口にせず現代の香坂の視点が無理やり用意されたのか疑問だったが、解説で論説の話に触れられたので納得した。 香坂の金沢にいる母の旧姓は猿丸で、猿丸額も引き継いでおり、折口の事も知っていたけど柿本悦子と血の繋がりがあるのかしら?本人? 事件の真相は理解できたけど、考え方の違いでせっかくの血筋と口伝を絶やさなくてもよかったんじゃないかなあとは思った。

    1
    投稿日: 2021.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第26回江戸川乱歩賞受賞作品。 導入部のタイムスリップ設定と終盤の殺人事件はメインパートのための物語の装置なのだ。(前者の理由はあとがきに書いてある) どれほどタイムスリップがチープなSFみたいだろうと、殺人事件がとってつけたように起ころうと、そんなのどうでもよくなるくらいメインパートが放つ歴史のロマンと暗号解読が素晴らしく面白かった。 ジョセフィン・テイの「時の娘」が好きな人におすすめ。

    1
    投稿日: 2019.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    百人一首に登場する猿丸大夫だか、その歌に隠された謎を解き明かす。特にどんでん返しはないが、あー、暗号ってそういう風に作られているのかー、とか、ちょっとした知識欲を満たしてくれる本だ。 現代から薬を使って過去にタイムスリップする設定だが、その設定はほんとに必要な設定だったのかは?だ。

    0
    投稿日: 2019.10.07
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    タイムトラベル専門書店の店長である藤岡みなみさんにお勧めしていただいた一冊。 分野的に疎いところもあり、読書スピードは上がりませんでしたが、逆になかなか濃密な読書時間になりました。

    0
    投稿日: 2019.08.30
  • 色彩豊か

    グリルを使って手習い歌を解読するとは奇抜なアイデアです、でも最後の激白は少し不自然だと思います

    0
    投稿日: 2019.08.24
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    著者26歳のときの作品らしいが、その膨大な知識量と流麗な文体に驚いた。 『インセプション』みたく入れ子構造になっているのだが、それが少し煩雑で余計に感じた(必要性は解説で理解したが、ほかに回避策はなかったものか)。 物理トリックは後付け感が強く蛇足だったかなと。

    0
    投稿日: 2018.12.28
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    『邪馬台国の秘密』や『時の娘』の系統のいわゆる歴史ミステリーです。猿丸太夫=柿本人麻呂説をベースに展開する物語。この手の史実研究踏まえた創作作品大好きなので面白かった。 主人公の片割れに若き日の折口信夫を持ってきたところが面白い。前半のいろは歌に含まれた諸々の考察から暗号解読までの盛り上がり、後半は歴史書の記載にまつわる考察と盛り沢山で満足。

    0
    投稿日: 2017.10.20
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    おそらく初めて読むジャンルであろう歴史ミステリー?作品。 折口信夫という名前は初めて聞いたが、柿本人麻呂はもちろん、宇合など少しマニアックな知識も日本史で学んだことを思い出して、物語とは別のところで楽しめた。また肝心の謎解き部分でも、歌の意味やそれにまつわるしがらみなどを紐解いていく過程おいて、歌人の技術がどれほど優れているかを味わうことができた。 ただ、薬を飲んでタイムスリップをするという要素が必要だったのかは少し疑問に思った。単に初めから折口信夫が主人公の物語にしてもよかったのではないだろうか。

    0
    投稿日: 2016.10.16
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    歴史に関する自説を絡めようと頑張り過ぎで、ミステリーが弱くなった感が否めない。別冊「逆説の日本史」的に読むと楽しい。柿本人麻呂論や殺人事件、物語設定は面白い。そこに暗号解読までぶっ込んで、ごった煮にしすぎだと思った。

    0
    投稿日: 2014.08.05
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    ううん、冗長すぎる。というか梅原信者か?頭をよく使って、楽しい読書とはいえるのだが、謎解きと物語があんまり寄り添ってないので、別々の、歴史ミステリー本と、小説を読まされている感じ。

    0
    投稿日: 2014.01.31
  • 知的好奇心をくすぐるミステリー

     あの逆説の日本史、言霊の井沢元彦先生が記者時代に書かれて江戸川乱歩賞をとったという作品。文献主義の歴史観をこの頃から、チクッと批判されています。  さすがに面白いです。この作品以降、和歌等を読みとく話がいくつか出ましたけど、これこそ本家本元でしょう。  ただ、現実世界から薬によって意識を明治にタイムスリップさせるという設定は、どうなのかなぁ。必要があったのかなぁ。舞台は明治時代だけにして、折口信夫だけが主人公の方が、わかりやすい気がします。ま、そうするとタイトル名から考え直さねばなりませんが…。  また、「今だその機にあらず」と村人集めて語りかけるシーンは、どこかの藩の話として聞いたような気がするし、最後に南方熊楠まで登場するとなると、ちょいと凝りすぎといった感じかな。  とは言え、横溝正史ばり和の歴史ミステリーは、読み応えがありますよ。古代史、古典 文学に興味がある方も是非…。

    0
    投稿日: 2013.11.21
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    まんが「ちはやふる」にタイトルだ出てきて、図書館でたまたま見つけてかりてみた。 この本をかくには、相当な知識が必要だと思う。ので、話の展開とかよりも、作者の知識をたたえたい。 古典や歴史好きだとかなり楽しめると思う。

    0
    投稿日: 2013.10.26
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    納得できる所と??な所が半々くらい? 高校の古典で最初からつまづいた私には、 説明が小難しくて理解しづらいところもあったけど、 百人一首やいろは歌の謎はやはり心踊ります。 後半くらいで事件が起こりますが、最初に事件ありきで 話が展開して行く方が、入りやすい気がしました。

    1
    投稿日: 2013.03.10
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    暗号解読をとおして柿本人麻呂と猿丸大夫の同一説、さらには歴史に埋もれた闇を解明していく重厚かつ壮大な歴史ミステリです。この時代を知りたいという意欲が、多少なりともうまれました。本書を読了した最大の収穫です。

    0
    投稿日: 2012.11.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    難しかった…和歌や民俗学?が大量に出てきます。 恐らく、興味がある人、知識がある人にはとてつもなく面白いものなのではないかと感じましたが、どちらにも該当しなかったためか何度も挫折しかけました。 暗号解読の部分はワクワクしながら読めました。 あくまで、自分には評価☆☆ということで

    0
    投稿日: 2012.05.30
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    民俗学の研究をしている主人公がタイムスリップ(!)して、 なおかつ、折口信夫に憑依する(!)というすごい設定! まずはその設定のB級感が味わい深い。 ただ、それだけではなく、 エンターテイメント、ミステリーとしての質も高く、楽しめる。 読み始めると、早く先が読みたくて仕方ない。 最終ページまでノンストップで読んでしまった。

    0
    投稿日: 2010.12.03
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    伊呂波耳本反止 千利奴流呼和加 余多連曾津禰那 良牟有為乃於久 耶万計不己衣天 阿佐伎喩女彌之 恵比毛勢須 これ読めた人いますか? 万葉仮名です。 現在にの仮名をふると・・・。 いろはにほへと ちりぬるをわか よたれそつねな らむうゐのおく やまけふこえて あさきゆめみし ゑひもせす そう、ご存知いろは歌です。 これを踏まえてあらすじを・・・。 大学院に通ってる香坂明は、自分の書いた猿丸大夫伝説の論文を斜め読みしていた。 突然、製薬会社の研究員が現れ新薬の助言が欲しいと車で訪ねて来た。 いぶかりながらも研究所に行きそこで新薬は過去幻視効果がある薬品だと聞く。 そして薬を飲むと彼は民俗学の巨人・折口信夫の若き日の中に入ったのだった。 猿丸一族に伝わる猿丸額・人丸額を見せられた、折口信夫。 「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき」百人一首のも登場する伝説の歌人・猿丸大夫が読んだ歌に秘められた謎。 それは、柿本人麻呂=猿丸大夫説の証明になるのだろうか? 折口信夫が、いろは歌・猿丸額・藤枯歌の隠された謎を追のだが・・・。 第26回江戸川乱歩賞受賞作の歴史ミステリーです。(ちびっとSF) 非常に難解です。 猿丸大夫って誰? 俺の場合そこからですから、難しかったです。 百人一首・万葉集・日本書紀・続日本記などなど千年も昔の本から導き出される解答は非常に面白かったです。(知識が無くてもなんとかですが・・・) 難しいけど面白かった本です。

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    投稿日: 2009.07.24
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    SFチックな設定で主人公は折口信夫と同化する。 いろは歌 をもとに「猿丸=柿本人麻呂」節を折口の視点で解明していく展開が面白い。

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    投稿日: 2009.07.18