福島在住の僧侶である著者の語る震災、原発事故での現地の現実はマスコミが語ることのないものだった。特に約半年記された著者の日記は必読。
福島が「フクシマ」になってからの著者の福島在住ということで見えてくる「原発」と「放射能」の問題。 人は無力だからこそ、親愛の情も深まり、祈りも真剣なものになり、そして雄雄しさも発揮されるのでは・、との言葉は重い。