
チャーチルの亡霊 ──危機のEU
前田洋平/文藝春秋
作品詳細ページへ戻る
総合評価
(2件)4.5
| 1 | ||
| 1 | ||
| 0 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログヨーロッパ統合思想の父、リヒャルト・クーデンホーフ=カレツキーとチャーチルの書簡のやり取りを通じて、EUの課題を浮き彫りにする書。 国際経済学の議論として(クルーグマンの議論として?)、統一通貨ユーロ圏内の財政が統一されていないことがよく挙げられているが、その背景が本書に書かれている。 しかし、本書の素晴らしいところは、それだけではない。 チャーチルとクーデンホーフの生い立ちや経歴、書簡を通じて、ヨーロッパの政治活動家がどれだけ忍耐強く自分の理想に向けて歩んでいるか、その一端を垣間見ることができる。 ドイツが20年以上かけて、脱原発への道筋を描いたのも、このようなモノガタリがきっとあるのだろう。 日本の政治家だけでなく、日本人の中に、これだけ粘り強く理想を追い求められる人が、いったいどれだけいるのだろう。
0投稿日: 2012.08.17
powered by ブクログハーフの没落貴族の夢想家と役割を終えた老政治家が理念を弄んでいるうちに現実路線で話が決まった話、と言うのは言い過ぎか 歴史分析は素晴らしい 現在のEUの分析は経済的アプローチが弱いか
0投稿日: 2012.08.11
