
総合評価
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powered by ブクログ《目次》 福の神 暗示 アフターサービス 沈滞の時代 ある戦い おみやげを持って 指導 おそるべき事態 夏の夜 三角関係 マッチ 妖精配給会社 恋がたき 作るべきか ハナ研究所 ひとつの装置 宝船 銀色のボンベ 遠大な計画 逃走 すばらしい星 分工場 ごきげん保険 責任者 遺品 春の寓話 輸送中 幸運への挑戦 友だち 豪華な生活 宇宙の関所 求人難 ボタン星からの贈り物 天使と勲章 終末の日 《紹介》 ほかの星から流れ着いた〈妖精〉は従順で謙虚、ペットとしてたちまち普及した。しかし、今や……サスペンスあふれる表題作など35編。
0投稿日: 2025.06.22
powered by ブクログ本のタイトルにもなっている「妖精配給会社」は28ページもある。 これまでに出会った星新一のショートショート作品の中で最長だ。 この会社から配給される妖精はペットのような生き物で、飼い主に寄り添い愛情を注ぐ。 片言の言葉で会話もでき、常に飼い主の気持ちを温かくする。 こんな妖精が全国民に行き渡った結果どんな社会になったかというと…… 次に長かったのが「作るべきか」で18ページ。 タイムマシンで過去に行き、殺されそうになる自分を救ってしまうのだが…… 妖精が出てくる話が幾つかあったが、メルヘンチックで終わる「友だち」が星新一らしくなくて印象に残った。 ネタバレになるので内容には触れないが、絵本にしてもいいと思った。 「小さい頃は、神様がいて」というユーミンの歌があるが、「小さい頃は、妖精がいて」○○してくれたという話。 不老不死をテーマにした話にも面白いのがあった。 不老不死の願いを叶えたとたん、給料も食事も与えられない単純作業の仕事をやらされることになる。 休日も娯楽も与えられない。 いつまで続くのか?「死ぬまでだ」と言われても不老不死なのだ。 手塚治虫の火の鳥みたいな、死ねない苦しみの話。 地球より進んだ文明を持つ星の宇宙人で、ボタン星と呼ばれているわけではないが、 ボタン星人が作る装置は全てボタンスイッチを押すだけで動く。 いろんな装置の作り方を地球人に教えてくれたボタン星人が、ある日転送装置で地球にやって来る。 地球はボタンを押すだけで動く機械で溢れていた。 ボタンを押すだけで何でもできる文明を作ったボタン星人の指は(進化して?)1本しかなかった。 本書と引き換えに借りてきた「おせっかいな神々」を続けて読みます。
54投稿日: 2025.04.19
powered by ブクログ星新一のショートショート作品集『妖精配給会社』を読みました。 星新一の作品は、昨年11月に読んだアンソロジー作品『日本SF短篇50 1 ―日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー―』に収録されていた『鍵』以来ですね。 -----story------------- 天から降下した、翼を持った小動物。天使か、悪魔か? 善と悪、益と害との区別がつかないまま、人びとは「妖精」を肩に乗せた――。 他の星から流れ着いた《妖精》は従順で遠慮深く、なぐさめ上手でほめ上手、ペットとしては最適だった。 半官半民の配給会社もでき、たちまち普及した。 しかし、会社がその使命を終え、社史編集の仕事を残すだけとなった時、過去の記録を調べていた老社員の頭を一つの疑惑がよぎった……諷刺と戦慄の表題作など、ショートショートの傑作35編を収録した、夢と笑いの楽しい宝石箱。 ----------------------- 1964年(昭和39年)に刊行された作品で、以下の35篇が収録されています。 ■福の神 ■暗示 ■アフターサービス ■沈滞の時代 ■ある戦い ■おみやげを持って ■指導 ■おそるべき事態 ■夏の夜 ■三角関係 ■マッチ ■妖精配給会社 ■恋がたき ■作るべきか ■ハナ研究所 ■ひとつの装置 ■宝船 ■銀色のボンベ ■遠大な計画 ■逃走 ■すばらしい星 ■分工場 ■ごきげん保険 ■責任者 ■遺品 ■春の寓話 ■輸送中 ■幸運への作戦 ■友だち ■豪華な生活 ■宇宙の関所 ■求人難 ■ボタン星からの贈り物 ■天使と勲章 ■終末の日 ■著者よりひとこと ■解説 福田淳 60年以上前に描かれた作品とは思えませんねー 全ての作品が、わかりやすい文章で読みやすく、意外な結末が用意されていて、一定レベル以上の品質で愉しめます……それでいて、一つひとつの作品が深いんですよね、、、 解説でも評価されていましたが、 「子どもにも大人にも喜ばれるが、子どもにも読めるかといって子ども向きでもないし、大人が読んでも充分に面白いし、啓発される、驚くべき文体なのだ」 という一文が、収録されているショートショート35篇のことを的確に表していると思いますね。 10代の頃に良く読んでいた星新一の作品……時々、読みたくなります。
1投稿日: 2025.04.17
powered by ブクログ面白かった。ショートショートで読みやすいとおすすめされてた先生をはじめて読んでみた。 書かれたのが少し古いため表現や出てくる物に古さがあるが特に問題なし、リアルタイムで読めてたらより面白かっただろうと思う。
0投稿日: 2025.03.10
powered by ブクログP97 つまり、人間というものは国や人種を問わずだれしも不満と悩みを持ち、孤独でやりきれなく、なぐさめを欲している存在なのだ。
0投稿日: 2025.03.06
powered by ブクログ2022年のプレミアムカバー。 植物性の発毛剤をセールスマンから購入したエム氏のその後を描く「アフターサービス」 ある公明な学者が国から予算を都合して作った装置の本当の使い道「ひとつの装置」 万能育児器を使った企業努力「遠大な計画」など→ 今作も星新一らしさたっぷりのショートショート35編。 他に、 地獄から地上にやってきた鬼と自分の敷地内で出会った男の顛末を描く「分工場」 5歳の娘の友達で悩む親が精神分析医に相談する「友だち」 倒産寸前の会社を救う異星人との交流を描いた「ボタン星からの贈り物」 など、冒頭を読んで→ オチに驚く話がたくさん読めて楽しかった。 寝る前に一話読むのがちょうどいいんよなぁ。
8投稿日: 2025.01.24
powered by ブクログ図書室。星新一、ちゃんと読んだことないのではと思い至って。 ショートショート、自分には合わなかった。お話ひとつひとつはそれはそれは面白いんだけど、長編脳になっているのか、なかなかお話ごとに切り替えられず、場面設定をスクラップアンドビルドすることの困難さよ。
1投稿日: 2024.12.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
福の神 暗示 アフターサービス 沈滞の時代 ある戦い おみやげを持って 指導 おそるべき事態 夏の夜 三角関係 マッチ 妖精配給会社 恋がたき 作るべきか ハナ研究所 ひとつの装置 宝船 銀色のボンベ 遠大な計画 逃走 すばらしい星 分工場 ごきげん保険 責任者 遺品 春の寓話 輸送中 幸運への作戦 友だち 豪華な生活 宇宙の関所 求人難 ボタン星からの贈り物 天使と勲章 終末の日
1投稿日: 2024.11.30
powered by ブクログ星新一さんの短編集『妖精配給会社』を読みましたが、正直なところ、収録作の中には何が描かれているのか、当時の私にはよくわからないものが多かったです。私にとって、星新一作品はアニメ化されていないと理解が難しいのかもしれない、とすら感じていました。 しかし、その後に読んだ『肩の上の秘書』は全く別です。 当時理解できなかったその話が、AIがコミュニケーションをサポートする現代社会――まさに私たちの「肩の上の秘書」として機能している状況を経験した今、鮮明に理解できるようになりました。 こんなにも昔に、現代のAIと人間との関わり、そして人間の思考をサポートする形態を予見していたとは。星新一は、まさに紛れもない天才だと思います。
1投稿日: 2024.04.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
妖精配給会社…自分に甘い言葉ばかりかけてくる妖精はスマホのFacebookやInstagram等の「いいね」に近い点があり、ゾッとする。 「自分」のみに意識を集中してしまうと世界は崩壊してしまうと当時から警鐘を鳴らしていた星氏は本当にすごい。
2投稿日: 2023.09.30
powered by ブクログ相変わらず星ワールドでシリアス且つユーモアのある物語の詰め合わせである。どのページを開いても面白い。 とくにこの文庫は、読み手がこうくるだろうなと予想させてちょっと当たるようにしつつのどんでん返しを味わえて面白い。たったの2,3ページあれば別世界のほんとにありそうな未来を描いて語ってくれるのだから、星新一のその秀才振りに改めて感激できる。
0投稿日: 2023.07.30
powered by ブクログ中学生以来の星新一。 当時は短くて読みやすくて面白い〜!!の一心で読み漁ってたけど、大人になって読むと社会への皮肉を存分に感じられてなんだか感慨深かった。 ショートショートだから、電車移動中や寝る前にサクッと読めて、星新一ワールドに惹き込まれました
0投稿日: 2023.06.22
powered by ブクログう~ん、まぁまぁですかね…星新一さんが相当頭のイイ人だと言うことは何となく分かりましたが…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー しかし、結構な昔に書かれた本だというのに(それこそ”古き良き時代に書かれた本だというのに”)星さんの問題意識というかね、危機感みたいのが令和である現代にまで繋がっているような感じがして…恐れ入りました! ヽ(・ω・)/ズコー 人間関係が希薄というか、バラバラというか…スマホが連絡手段の主流になった今の世の中はまさに人間関係がバラバラな世の中と言えましょう! 一人一人個々の世界に閉じこもっているように思え、何しているんだか分かりませんね… 現代を舞台に星さんが小説を書いたらどんなものに仕上がるのでしょう!? 読んでみたかったような気がしますね…。 さようなら…。 ヽ(・ω・)/ズコー
0投稿日: 2022.11.01
powered by ブクログすばらしい。夢のようだ。暗示とアフターサービスとマッチが特に面白かった。驚異的な効果、科学の勝利…。東野圭吾さんの毒笑小説にもエンジェルという、似た話がある。でもこちらは食べてみて美味しかったはず笑
2投稿日: 2022.10.10
powered by ブクログ星新一氏のショートショート35編を収録。似た設定の作品が多いがいずれのオチも被ることなくユニーク。シニカルでウィットに富んでいて最後の数行でニヤッとさせられる。著者は生涯を通じて1001編を超えるショートショートを生み出しておりすらすらアイデアマンが湧いてきたのだろうと思いきや、あとがきを読めばなかなか苦労して嫌々ながらネタを捻り出していたようだ。なんとも人間味溢れるエピソードであろう。また、著者の特徴としてSF作家(?)には珍しく主人公が税金や警察の心配をする姿が度々描かれる。これまた現実味溢れるエピソードで著者らしさが垣間見れて妙味ある。個人的に好みの作品としては「三角関係」「妖精配給会社」「ひとつの装置」「ハナ研究所」あたり。
0投稿日: 2022.09.28
powered by ブクログなかなか、ぶっとんでいた 笑 そしてちょっぴりホラー ゾクっとする終わり方 私はすっごく好きな世界観 真面目に理解しようとすると疲れるけれど ピュアな心で読んでほしい
1投稿日: 2022.09.21
powered by ブクログ2022年プレミアムカバーきっかけに購入。 前年度の「妄想銀行」に続き、星新一作品を手に取るのは2冊め。 個人的には妄想銀行よりも妖精配給会社のほうが好みの話が多く、楽しく読み終えることができました。 抜群の読みやすさと話のまとまりの良さに、スラスラと読み進めることができるところがとても良いなぁと思います。 反面、ショートショートの短さが個人的にとてももったいなく感じて、もっとこの話の続きが読みたいと思っているうちに終わってしまうので寂しさを感じたり。それが持ち味なことも理解はしているのですが…笑 巻末の解説の内容も良かったです。
3投稿日: 2022.09.21
powered by ブクログショートショート。似たパターンのどんでん返しに慣れてくると、いささか読むペースも落ちてくる。ただ文章は読みやすくずいぶん推敲してると思わせるし、内容もクールで品がある。2022.9.15
0投稿日: 2022.09.15
powered by ブクログショートショートのためすぐに読み終える。 少し時間が空いたときにも読めて良かった。 「え、」って思う結末などり、面白かった。何回読んでも楽しめる作品だと思った。
0投稿日: 2022.09.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1つ1つの話がすごく短く読みやすいのに、どれも印象に残るお話ばかりで、読み応えがありました。 宇宙や近未来のお話が多く、想像が膨らんで面白いです。 バッドエンドはほぼありませんが、少しモヤッとした感情が残るところも、余韻に浸れて良きです。 「ひとつの装置」、「銀色のボンベ」、「遺品」が特にお気に入りです。
0投稿日: 2022.09.07
powered by ブクログ星新一氏、昭和39年発刊ショートショート。宇宙船とか宇宙人多めの一冊。作者も後書してますけど、アポロ計画決まったり、衛星中継始まったり、興味が宇宙に広がっていた頃でしょうか。 読む時によって印象に残る作品は変わるのですが、今回は「すばらしい星」というセルフサービスのマーケット化された星の話。魅力的な豊富な商品のセルフレジなんて、現状のコロナ禍のコンビニ。 どの作品も、文章に古さを感じないし、子供なら素直に楽しめるし、大人はウィットに富むストーリーを楽しめる。お得です。
43投稿日: 2022.08.20
powered by ブクログ新潮文庫の夏のキャンペーンでプレミアムカバーになっていたのと妖精配給会社というメルヘンな名前に惹かて買った。題名にもなっている妖精配給会社は確かにメルヘンだったけど社会風刺要素というかちょっぴりブラックな終わり方だった。星新一の作品ってバッドエンドではないけどちょっとモヤっと感が残る作品多めというか完全なハッピーエンド少ない気がする。なんとなくだけど妄想銀行よりもそういう感じの作品が多かったような。SF要素は変わらず強め。お気に入りの作品は「作るべきか」「春の寓話」「友だち」あたり。寝る前に1作品だけ!とかが出来るのがショートショートの良いところ。こんだけ短いのに印象に残る話ってすごいなぁと改めて思った。
0投稿日: 2022.08.18
powered by ブクログ久しぶりに星新一さんの作品を読んだけど、 全然色褪せてない。それどころか、今でも先をいってる。こどもの頃に読んだ時より、大人になってから読んだほうが心に響く。
0投稿日: 2022.08.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
“ショートショートの神様”と言われる星さん。小中学生の頃、その読みやすさからよく読んでいた。近未来的な世界観の中でクスッと笑えるようなブラックユーモアや諷刺の効いた作品が多いけれど、一番記憶に残っているのが「ひとつの装置」。久々に読みたくなって再読。 ある高名な博士が巨額の国家予算と私財のすべてを投げ打って作ったひとつの装置。中央にあるボタンを押すと胴体についた一本の腕が動きボタンを元に戻す、ただそれだけ。博士曰く何もしないけれど人間的な装置だという。 ネタバレになってしまうけれど、この装置は、核ミサイルを伴う戦争によって人類が滅亡する可能性を危惧した博士が、その葬送のためだけに作ったもの。 初めて読んだのは多分小学校高学年の頃。そのラストに子どもながら衝撃を受けた覚えがある。 ここ最近毎日報じられるロシアによるウクライナ侵攻のニュース。核兵器の使用も取り沙汰される今、その”押すべからざるボタン”が押されないことを心から願う
2投稿日: 2022.05.03
powered by ブクログこれまでに読んだ星さんよりもひとまわりブラックな作品だなと思って解説を見ると、なんと昭和39年の作品でした。古臭いことは全然なくていつもに宇宙人たちの大活躍の作品でした。
0投稿日: 2021.10.14
powered by ブクログショート・ショート。 SF&叙述トリックに、まさかの結末の「ある戦い」が良いですね。 安定の面白さ。
2投稿日: 2018.06.24
powered by ブクログどの話も少し現実場離れした世界が舞台だが、そうした舞台で繰り広げられる話がどこか現実にも繋がっている部分があってドキッとさせられる。 「ひとつの装置」「週末の日」がお気に入り。 星さんのショートショートは軽快な文体で微妙な後味の悪さがあるのが好きだなと思う。結末を読むと「あーあそうなっちゃうか」と思うと同時に、どこかにやっとするような気持ちになる。
2投稿日: 2016.04.30
powered by ブクログ『妖精配給会社』『ひとつの装置』『銀色のボンベ』『分工場』『終末の日』がお気に入り。 試験の合間に『おみやげを持って』を読んでしまったのが、今でも印象に残ってる。
1投稿日: 2014.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【見えなくても、確かにあるもの】 僕らには見えないものがある。 たとえば、細菌などは肉眼で見て取る事はできない。 僕らには聞こえないものがある。 犬や鳥だけが感じられる音がこの日常には溢れている。 僕らには見る事が許されてない、花や、星や、生き物などが沢山あるんだろう。 そのあるけど見えないものに実は僕らは大きな影響を受けて生きているのかもしれない。 星さんの本には見えない星がぎゅうぎゅうに詰め込まれている。 見えなくても、確かに感じられるはずだ。
4投稿日: 2014.06.23
powered by ブクログ星新一さんのショートショート集。 元々は早川書房から1960年代に出版された本。当時の世相を色濃く反映しつつも平成の今にも通用する上質なSF集。
1投稿日: 2014.03.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『妖精配給会社』老社員に特に益もなく終わった。少し物足りなさを感じるし妖精は世界をダメにする存在なのかもいまいち刺激がなかった。淡々とした話で不満もなくかといって満足でもない。不思議な話。
1投稿日: 2013.04.15
powered by ブクログ短編がごっそり、で読むのが止められない状態に。 最初の福の神、には驚きでした。 想像するイメージと違う…のもありますが、世界樹立。 神様もそんな競争してるのか、と脱力。 表題の配給会社は、想像するとぞっとします。 が、人間隣に居て甘い言葉ばかりかけてくれる存在を そう手放せるものでもないですし、想像通りならば きれいさっぱり相手の思考にしたがって終了、かと。 一番怖いのは、ボタン星人、かと。 タダより安いものはない。 授業料にしては、かなり高額を払わされた状態です。 でもまぁ、こんな状況になるとは思いませんし…ね。
1投稿日: 2013.03.29
powered by ブクログなにもしない装置は、本当になにもしない方が良かったんですね。 どんなことを考えながら作者はこの作品を書いたのでしょうか。
1投稿日: 2012.08.29
powered by ブクログ発想の豊かさに脱帽、結末のシュールさに戦慄、素直な文章に安定感。 どの話も広げようと思えばもっともっと広がるはずなんだけど、あえて余韻を残しておく所がニクい。 文章の性質に起因するものだろうが、全体的には淡々としていて、パターンもあるので、何十編も連続で読むよりは、ちょこちょこ読む方が新鮮な感覚で楽しめるような気がした。
1投稿日: 2012.05.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ここんとこ古本屋の特価コーナーで大量に仕入れてきた星新一を散発的に読んでいるわけですが、本作がもっとも作品が短くまとまっていて歯切れが良くていいですな。 短い分、オチが唐突だったり強引だったりもするわけですが、それでもやっぱり星新一のショートショートはこのくらいの短さが至上だと思うわけです。
1投稿日: 2012.01.20
powered by ブクログ中学のとき、てっとりばやく読書感想文用に読んだ文庫。表題作「妖精配給会社」が印象にのこり、それについて書いたのをおぼえています。いま読み返してみても、なかなかの味わいがあり、思い出の一冊です。 ただ、人間の反応があまりにも画一的なため、人工的で無味乾燥です。星新一のショート全般にいえるこの独特な無機質さは、薬にもなりますが毒にもなります。新一ならではのアイロニーが侵食されてしまっているとすれば、有害です。
0投稿日: 2010.11.06
powered by ブクログ友人のすすめで読んでみた1冊。 日常の中に、現代における"非日常"を投入する事で、現代を生きる私達の中に潜む問題をピンポイントに照らし出していくショートショートを集めた短編集。 パターン化している部分や所謂"斜に構えた"印象を与える物語も多いので、その手の話が嫌いな人は苦手かも知れない。 だが、重い内容を扱う話も明るい文体で、舞台の設定も簡潔にまとまって、終始軽やかなリズムで描かれていて非常に読みやすく、星さんの凄さが表れている。 軽過ぎるものは読みたくないが、今はさっくり気軽に読みたいという人におすすめ。 本作の中では若干他と異なる雰囲気だが「ハナ研究所」のオチが効いていて、好きな作品だ。 「友だち」もやや異色だが、気に入っている。
1投稿日: 2010.06.23
powered by ブクログ<2010年3月11日根津図書館にてレンタル> どの話も5ページ程度からなる短編であり、無駄な描写がなく簡潔にまとめてあるため、次から次へと読むことができる。 また作品には社会や人間の性質を風刺しているものもあり、読み終えた後にニヤリとする反面、ドキッとするものも多い。現実には存在しないが、実在してもおかしくないような世界を舞台にしていることもドキッとさせられる一因である。 読者の時代背景を反映しないようにと地名や人名といった固有名詞の使用をさけていることもあって、作品が書かれてから何十年もたった今でも新鮮味を損なわない作品である。 以下、気になった記述、考えたこと。 「恐怖は存在していない場合に一段と高まる。」by沈滞の時代 (「子どもはどんな暗闇にでもお化けを想像する」) →無知が恐怖を増幅させる一番の要因たりうる。 「良心の程度も一定の線でとどまり、バランスを保つのが健全な精神状態」byおそるべき事態 →正常であるとはどういうことか?世の中を回すためにはある程度の事故や不正は仕方がないのか? <2010年3月11日読了>
1投稿日: 2010.03.11
powered by ブクログ収録は ・福の神 ・暗示 ・アフター・サービス ・沈滞の時代 ・ある戦い ・おみやげを持って ・指導 ・おそるべき事態 ・夏の夜 ・三角関係 ・マッチ ・妖精配給会社 ・恋がたき ・作るべきか ・ハナ研究所 ・ひとつの装置 ・宝船 ・銀色のボンベ ・遠大な計画 ・逃走 ・すばらしい星 ・分工場 ・ごきげん保険 ・責任者 ・遺品 ・春の寓話 ・輸送中 ・幸運への作戦 ・友だち ・豪華な生活 ・宇宙の関所 ・求人難 ・ボタン星からの贈り物 ・天使と勲章 ・終末の日 ドライでクールでダークなおとぎ話と言ったところか。 「ひとつの装置」がもの悲しくて好き。
1投稿日: 2009.07.07
powered by ブクログショートショート35篇 福の神 暗示 アフター・サービス 沈滞の時代 ある戦い おみやげを持って 指導 おそるべき事態 夏の夜 三角関係 マッチ 妖精配給会社 恋がたき 作るべきか ハナ研究所 ひとつの装置 宝船 銀色のボンベ 遠大な計画 逃走 すばらしい星 分工場 ごきげん保険 責任者 遺品 春の寓話 輸送中 幸運への作戦 友だち 豪華な生活 宇宙の関所 求人難 ボタン星からの贈り物 天使と勲章 終末の日
0投稿日: 2009.02.26
powered by ブクログ宇宙人系、発明家系、おとぎ話系等、話の種類が多い一冊。おすすめは「アフターサービス」「終末の日」。ショートショート35編。
1投稿日: 2008.01.17
powered by ブクログこの本の『ひとつの装置』は、読み終ったとき鳥肌が立った。重い話ではあるけど星新一さんのお話の中では、これがいちばん印象に残っている。
1投稿日: 2008.01.02
powered by ブクログほかの星から流れ着いた〈妖精〉は従順で謙虚、ペットとしてたちまち普及した。しかし、今や……サスペンスあふれる表題作など35編。
1投稿日: 2007.05.23
powered by ブクログ子供の頃なんども読んだ、星新一のショートショートシリーズ。読みやすく、おもしろい。中毒になりやすい!!
1投稿日: 2007.01.27
