学校の宿泊行事で、早くついても少し離れた場所でキョロキョロするのが恥ずかしいから集合時間ギリギリに来ていたことを思い出して苦しくなった

今回は、修学旅行で智子が京都に行くことになります。彼女は、ヤンキーの吉田茉咲、友達とケンカしておなじ班に入れなかった田村ゆり、絵文字顔の内笑美莉と、余り者ばかりが集まった班に入れられます。 いちおう班長になった智子は、京都での予定をきめるなど、彼女なりに集団行動に適応しようと努めますが、吉田さんを怒らせたり、ギャグが滑ったり、うっちーにストーカー扱いされたりと、いつも以上に空まわりを演じてしまいます。

私モテの転機となった「修学旅行編」前半 これでもかという「ぼっちの修学旅行トラブル」と他人と無理やりでも絡まないといけないシチュエーション。 単行本で読むとバランスとテンポが絶妙だ。 もこっちを含む特性の異なる「ぼっち３人（ゆり：クールぼっち、吉田さん：ピュアヤンキーぼっち）」をメインとして、リア充側から絡んでくる人物「顔文字、真子」の配置もよい。 雌猫の間の女子生徒たちが、随分と独善的な印象(恋愛脳丸出しなのは言うまでもない)にみえるのは気のせいでしょうか？ ・旅行前のイオンモールでのホラー映画への恐怖は、ぼっち人生の恐怖にまで拡大してしまう。突然に起こったぼっち自己批判は、問題提起となってくる仕掛けである ・初日、両親が車で海浜幕張駅に送ってくれている。あれ？もこっちの自宅って船橋近辺ではなかったっけ？ ・新幹線車内エピソードは本当にその通りで、久々に私モテで心が折れそうに。 ・学校指定ジャージ規則は破れるのが暗黙ルールらしい。これは、ぼっち、置いてかれるな。 ・割とぼっちの部屋って、みんな外に出なくて、部屋でじーっとしてるな。ぼっち同士安心できるのか。 ・小宮山さん、ほとんど出番がないが、普通に楽しんでそう。

未だクラスとコミュニケーションが取れない黒木智子。自らの行動により場所が決定した修学旅行で、人に興味が無さそうなメンバーと班を組むことになる。しかし、これが意外にも良い出会いのきっかけになるのであった。

でも智子のお陰で旅程が回っているじゃあないか。この数日こそは忘れ（られ）ない思ひ出になるのかな。既刊ベスト。

地獄の修学旅行編。…と思っていたけど案外楽しそうな気もする。いやあの先生はありえないけども。余りにもありえなさすぎて逆に許せるレベル。 っていうか吉田さんかわいいな!?萌えキャラだな!?初対面の女子に対しても相変わらずクズいもこっちはすげーと思いました。