
総合評価
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powered by ブクログ前巻ラストで脈絡もなく現れた謎物体がストレートに「地球外のモノ」だった事に衝撃…… いやまあ、あれが人類により造られたとか言われた方が驚きだから少しの納得は有るけど、本当に地球外の代物なんだ…… おまけに桜が宇宙人とかインパクトの有りすぎる新事実に驚きっぱなしですよ!え、それ最初から考えてた展開なの!?マジで!? いや、確かに思い返してみれば後輩らしからぬ超然とした態度が目立つ娘だったけど、何と言うか「そういう娘」としてもう受け止めてたから驚きしか無い…。でも、風間が言うように色々有りすぎて「桜が宇宙人だった」を驚き程度で受け止められるくらいの無茶苦茶な作品でも有るんだよね… 尚、宇宙人関係で衝撃を受けていたのも有って、その後の米軍基地関係の無茶苦茶のインパクトが薄れて、こちらもこちらで「柴崎ならこういう事もあるか…」ってなっちゃった部分は正直あります 風間達はいつものノリで事態解決へ。喩え相手が地球外の物体であろうと戦力を備えた彼女らなら割といける筈… そう思っていただけに戦闘じゃなくて『宇宙エロ本争奪ゲーム』が開催されるなんて妙な意味で度肝を抜かれたよ!宇宙人の領域に踏み込んで求められるのがトンチキ双六だとか、こんな展開見たこと無いよ!! ただ、展開は滅茶苦茶ながら、風間達ならこのゲームに慣れているとも言えるんだよね。だから苦戦なんてする筈もなく 問題は桜が待ち受けるゴール地点にこそ有る 桜って正体を掴ませない言動でのらりくらりと周囲の追及を躱してきた人物。だからか、こうして彼女がキーとなる展開になったって桜は真意を掴ませてくれない。けれど風間は掴まなければいけないわけだ、桜は風間達の味方か敵かを けれど見えてきたのは彼女自身判っていなかった点か。というより、宇宙人の側に付くか風間達の側に付くかを彼女は決められていなかった どのような結果にすべきか決められない。そうなれば、ゲーム部らしくゲームで勝者を決めるもので。でも、そこで開催されるのがビーチフラッグスならぬ宇宙フラッグスなんだ……。てか、真剣勝負の体にも成らなかった事にも驚きだったかも まあ、桜としては風間達の味方をするきっかけというか言い訳となるものが欲しかったって事なんだろうなぁ… 納得するには色々とスルー力が求められた巻。けど、一番「どうして?」となってしまったのが『地球産』のラストピースが風間の髪だった点だろうか……。風間の髪って堅い意外に何か特別な要素って有ったっけ…? 何はともあれ、アナザー天神レースを思い起こすような要素を含みつつ終わった桜のエピソード、これで桜も普通の人間枠に入れたならめでたしめでたしって感じなのだろうね
0投稿日: 2025.11.06
