
総合評価
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powered by ブクログ第1章よりもボリュームがアップしており、 とてつもなく大きな物語を体験しているのが、 たまらない。 しかし厳しい描写が幾度となく描かれて、 あぁ、きっと昔もこのくらい厳しい時代があったんだろうなと思ってしまう。 今のところはティリオンが話の中心に感じるが、 下巻でどうなるか楽しみ
0投稿日: 2025.10.17
powered by ブクログこの小説、許しがたい悪や、ゴミみたいな人物が出てくるのですが、大体手痛いしっぺ返しや正義の鉄槌がどこかしらのタイミングで下されます。ファンタジー世界における戦国大合戦を描いてはいるものの、物語的なカタルシスもそういうところでしっかり担保。やー、ジョージ・R・R・マーティンはほんと痒いところまでちゃんとやってくれるなぁ。あんたすごいよ。てなわけで、ジョフリーに対する鉄槌はいつですか?馬のフンを顔に投げつけられたくらいじゃ到底許しがたいことをたくさんしてる真正のクズ野郎なので手痛いのを期待してますよ。
7投稿日: 2025.01.12
powered by ブクログだんだんと戦が始まって来る展開。 内容は面白いが、暗く苦しい世界観と難解な翻訳表現のため、なかなか読み進められない。
0投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
王狼たちの戦旗(上) ジョージ・R・R・マーティン 氷と炎の歌②-上 ∞----------------------∞ 空には赤い尾を持つ彗星が浮かぶ。何を意味するものなのか。 プロローグはスタニスから始まり、「ダヴォス」が目次に。 ここまでティリオンが最高かと思っていたがダヴォスもいい。「性格のよい、乳の垂れた、ぽっちゃり太った、優しい笑顔の女。この世で最上の女だ」と妻を最上と言ってる辺りが最上。ただ、私はこの妻好きじゃない。 そして本来なら次の王はスタニスだが(何故か)、彼がその位置に立つことが良い事な気がしない。 王の手はネッドよりティリオンの方が向いてるのかな。小議会でのやり方を見ていると、ネッドは周りの目を気にしてるとこが多々あったけど、ティリオンは全く気にしない。王が身内だからこそだけど、やり方が気持ちいい。王を小馬鹿にしてるとこが好き。 女性騎士ブライエニーも登場。やっぱりレンリーが好きすぎて騎士になったのか。にしては強すぎる女騎士。かっこいい。 シオンが自分の姉と分からず、いい女だと思って自分の女にしようと卑猥な会話してるのはかなり面白くて、姉とやり取りしてると思って読み直したら爆笑だった。姉も心の中では大爆笑だったはず。 アリアはヨーレンが死に、自力で生きて行かなければならない。きょうだいの中で多分1番過酷かも?食べ物もないし。 サンサもなかなか精神的に悪いとこにいて、いつ殺されるのか分からない恐怖がある。ちょっとだけハウンドとティリオンが守ってくれそうな気配はあるけど... ティリオンがパイセルをおとしめるとこは気持ち良かった。絶対この中に裏切り者がいる(寧ろ、全員だと思ってたが)。それぞれにちょっと違う情報を与えて、サーセイにバレた=その情報の持ち主っていうのが、分かりやすくて面白かった。 ところでサーセイとジェイミーの近親相姦(と息子たちについて)って結構色んな人に知られてるのね。 2024/08/03 読了
1投稿日: 2024.08.03
powered by ブクログ第二部も面白い。こんなに登場人物出てきて複雑なのに面白いってなんだ?ティリオンが一番まともに思える登場人物の曲者ぶりがたまらない。さて、下巻。
0投稿日: 2019.12.11
powered by ブクログこれ、ほんと登場人物みんながくたびれてるし何かに怯えてるし、この後どうなっていくのか全く読めない話。 そして主要人物でもあっさり死んでいくので、ほんと、そういう意味でリアル。 どの登場人物も前巻よりもよりその人の性質が強く描かれるようになって深みがました。 ティリオンのキャラがとても興味深いし、スターク家の子どもたちでいえば、女の子ふたりがとにかく壮絶な人生を歩んでる。頑張れ!と思わず応援してしまうほど。 私としては狼たちがどうなるのかが心配で。 アリアちゃんの狼はどうなったんだろう。まさかもう出てこないんだろうか。
0投稿日: 2019.03.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ヨーレンたちがラニスターに襲われた辺り(並行してティリオンがサーセイに優勢)からグングンおもしろくなった。 ドラマで結構省かれてる(描写されてない)人物関係ある。グレイジョイのとことか、北の諸侯のいざこざとか。 相変わらず職人や土木系技術者の不在(いないとできないはずのものか割と多い)を感じる。ヴァリリアの魔法でした、とかってことはないよね。
0投稿日: 2016.08.29
powered by ブクログ『七王国の玉座』ではロバート王の死とその友人にして〈王の手〉のエダード・スタークの死までが描かれる。これによってウィスタロスは〈鉄の玉座〉といわれる七王国の玉座を巡って、五王の並立する混乱状態に陥り、他方、エダードの遺児たちはそれぞれ困難に見舞われることになる。 王の正統性について、現王権バラシオン家を中心にとると、前王ロバートの長男ジョフリーが王位を得るのが正統である。が、ジョフリーは母親サーセイ・ラニスターとその双子の兄ジェイミー・ラニスターとの間の不義の子であり、ロバートの嫡子ではない。このため、ロバートの弟のスタニス・バラシオンが王位を要求する。しかし、陰鬱なスタニスは人望に乏しく、華麗な三男レンリーも王位を宣言し、多くの人が付く。鉄諸島ではベイロン・グレイジョイも鉄諸島の王を宣言する。そもそもスターク家はターガリエン家に征服されるまでは、北部を統治していた王であったので、長男ロブは諸侯に押されて〈北の王〉を名乗る。こうして五王が並び立った。 〈北の王〉ロブはきょうだいのなかで唯一、視点人物ではなく、もっぱらエダードの妻、すなわちスタークのきょうだいたちの母親であるキャトリンの視点から描かれる。 スターク家の長女サンサは宮廷での華麗な生活を夢見るお姫様。当初は少年王ジョフリーの后となることを約束されていたが、宮廷の人質状態に陥る。ジョフリーの残忍な性格も知り、何とか家族のもとに逃げ出すことを考えながら、宮廷で生き延びようと耐えの生活が続く。 次女アリアは剣士になりたい女の子だが、父エダードが謀反人の濡れ衣を着せられて処刑されてから、宮廷内で身を隠し、さらには宮廷を抜け出して、何とか家族のいるウインターフェル城に戻ろうと放浪の旅を続ける。 ラニスター家の秘密をみてしまったがために、殺されかかって下半身不随となった次男ブランと、さらに幼い三男リコンはウィンターフェル城に残っていたが、かつてスターク家の人質として一緒に育ったグレイジョイの息子シオンがウィンターフェル城を落とすべく迫る。ブランは身体機能を一部失ったがために、かえって超常能力に目覚め、それゆえいずれ重要な役割を担う予感がある。 私生児ジョン・スノウは北方の守りを固める〈冥夜の守人〉となるが、北方から七王国の領土を狙う野人たちの中に偵察に入っていく。彼は〈冥夜の守人〉の中で重要な位置を占め、〈異形〉との戦いの中核を担うのだろう。
0投稿日: 2016.02.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
だれもかれもが王座を求める。 波にもまれるアリア。早くジョンと再会できますように。たくましさを備えていくサンサ。ロブの母として、エダードの妻として戦うキャトリン。デナーリスはドラゴンを従え、ブランは不思議な力に目覚めつつある。相変わらず、誰の味方か、何のために動いているのかわからないティリオン。こんなに不気味な魅力を持った登場人物にはお目にかかったことがない。新たな語り手、シオンとダヴォスを迎え、七王国はいよいよ戦火の渦に巻き込まれていく。 泥と血の匂いがする歴史小説なのに、ファンタジーの要素が浮いていないのがすごい。ブランの新しい友人、ミーラとジョジェン姉弟が好きです。
0投稿日: 2015.11.17スターク家かラニスター家か、あるいは…。
修羅場でした。政治は一瞬先は闇で、戦争は人を翻弄します。スターク家の兄弟、姉妹たちの運命が戦乱に翻弄されています。ターガリエン家はどんな役割を果たすのでしょうか。インプ、ティリオンは最高の芝居回しをやってのけています。スターク家か、ライスター家か、それとも…。次巻に期待します。
1投稿日: 2015.06.06
powered by ブクログ1部よりもさらにさまざまな人物の視点で描かれているので、細切れになってしまっている感じがしますが、章の終わりごとにぐっと惹き付けるところがあり、読むのを止めることができません。 アシャが漫画のワンピースにでてきそうな格好いい女海賊で好きです。 ダヴォスも素敵!
0投稿日: 2015.05.21
powered by ブクログ読み直しです。 でも、先のストーリーを知って読んでいても面白い。というか、先のストーリーを知っているからこそ、楽しめる部分というのがあって、これ、本当に名作だと思います。 そろそろ、第3部のDVD、ブルーレイも出たのかな?
0投稿日: 2014.09.17
powered by ブクログ2014年5月30日読了。 文庫本でも分厚くて、持ち歩くのが大変ですが、読み応え満点。視点が色々変わるのが面白くて、それぞれの観点で時代の流れが見えてとてもよい。 キャトリンはあんまり好きじゃない。あの人結構空回りしてるよね。 レンリーは前読んだ時より、理解できる。 浅はかで軽薄、でも愛すべき人物なんだろうね。 おおむね先は知ってますが、やっぱり面白い。
0投稿日: 2014.05.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前巻(七王国の玉座・下)で相当盛り上がったボルテージでしたが、本作ではそれが徐々に徐々に下がって行く感じが… 大きく動くかと思われた戦局がすっかり停滞。個々の登場人物の小競り合いに終止するだけの展開になってしまい、正直退屈。また、ジョフリー、スタニス、レンリーの三馬鹿王とその側近どものアホさ加減や、聡明っぽいけど家族の事になると我を忘れるキャトリンなど、支配階級人物達の糞っぷりに嫌気がさしてきます。 ブランやアリサ、ジョン(、ティリオンもかな?)など、自身の不遇な境遇にも関わらず、それに抗うように必死に生きる人物の姿がすばらしく映るだけに、とても惜しい。 個々のエピソードを時系列にこだわって細切れに描写する手法が効果的とも思えないし、話の進行上まったく重要でない人物をわざわざ名付けで描くために、本当に記憶すべき人物達の存在感が薄れていくことにいらだちを覚える始末。 前作の熱がまだ残っているのでなんとか読破できましたが、下巻の状況次第ではもう読むのを止めようと思いたくなるほど微妙な印象しか残っていない今現在…
0投稿日: 2014.03.21本格始動
どちらかといえば政治的暗闘、ミステリ的展開が主だった第1部とはうってかわり、本格的に戦記ものとしての展開がスタート。 ファンタジー戦記ものの最高峰と断言します。
1投稿日: 2013.11.09
powered by ブクログ登場人物が非常に多いのでDVDで第一章はすませてしまった方が、大筋の人間関係は分かりやすいと思う。とにかく、アリアが血と汗のストーリー過ぎて壮絶
0投稿日: 2013.10.19
powered by ブクログ群雄割拠で息つく暇なし。何と言ってもティリオンの闘いが今後どうなるのかが一番気になるところ。読むペースを落としたいのに、そうはさせてくれない面白さ…あぁ…。
0投稿日: 2013.05.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
陰謀渦巻く王都での、王の手としてのティリオンの知略戦が楽しいです。 戦乱に巻き込まれるアリア、虐待に耐えるサンサ、各地で立ち上がる王たち、ますます目が離せない展開です。
0投稿日: 2013.02.16
powered by ブクログ改訂新版第2弾。 章ごとに視点が変わり、各主要人物が描かれていて、 それぞれに引きこまれてしまう。 誰もが薄氷を踏むような状況で目が離せない。
0投稿日: 2012.08.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前巻よりも増して、続きが気になる展開。次は10月。辛抱しきれず改訂前の版に手を出してしまいそうだ。 ぜいたくを言うなら、黒魔術とかファンタジックな要素が前面に出ない方が好みではあるんだけど…。 あと、この話に登場する領主たちは、もうちょっと自分の根拠地を大切にしたほうがいいんじゃないだろうか。城が簡単に陥ちすぎ。その面ではティリオンはよく頑張った! 彼が登場するパートが一番面白く感じられるので、これからの活躍も期待したい(苦労も不幸も多そうだけど)。
0投稿日: 2012.07.07
