まだ最初の方しか読んでないが、ディケンズらしく、ストーリィとアイロニィが充実してます。この時代の「下層階級」の状態が赤裸々に描かれているところは、社会批判の精神も感じます。
オリヴァが2つの世界を渡り歩きます。 上巻はどこにいっても自分の居場所を探せないオリヴァの描写が中心となっています。上巻を読んでつまらないと思った人、とりあえず下巻までがまんして進みましょう。