
総合評価
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powered by ブクログ『冷たい校舎の時は止まる』を読んでから読むべき本。中高生やさらに小さな子供の心の動きが精緻に描かれていてみずみずしい印象。短編集ではあるが、道の先からトーキョー語りの繋がりは見事。
0投稿日: 2026.01.04
powered by ブクログデビュー作「冷たい校舎の時は止まる」の人々が、名前を伏せて出てくる。 過去作品の登場人物出すのって、マイナス面もあるって知った。まず読んでいなかったら楽しみきれない場合がある。本作はそれだと思った。さらに、読んでいたとしても、そのキャラが好きじゃない場合、新作にも良くない印象を持ってしまう。 「スピンオフです」と明記して名前もはっきり出してしまうか、またはもっとライトにからめるかのほうがいいのではなかろうか。 ・街灯 鷹野が出てくることで、上記を想起させる役割でしょうか。 ・ロードムービー 主人公は小学生。辻村さん、学生の話、好きですね。 「冷たい校舎の〜」を読んでない人にとっては、母親の言葉遣いが妙に気になるだろうな。 終盤のそのどんでん返し、いる? 冷めてしまった。 ・道の先 千晶との関わりはわりと好きだった。「冷たい校舎の〜」と絡めないほうが良かったと思う。 ・トーキョー語り これは良かった!田舎の狭い学校生活での女生徒たちの心理も見事だし、他作品との繋げ方が抜群。 ・雪の降る道 ミステリー要素は流石の一言。 やはり「冷たい〜」を見てないと突拍子もない設定に思えるだろうな。 みーちゃんの自己犠牲が怖い。 ・エピローグ 冷たい校舎の〜に続くんですかね。
16投稿日: 2025.12.30
powered by ブクログ⭐︎3かなと思っていたけれど、読了後に冷たい〜のスピンオフと知って驚き、点と点が繋がった!自分で気付けなかったの悔しい。
0投稿日: 2025.12.30
powered by ブクログ【冷たい校舎の時は止まる】 【僕のメジャースプーン】 この2つに出てくるキャラクター達にまた出会えて 感動しすぎて鳥肌たった!! この作品読んでまた他作品も読み直したいって思ったし なんか登場人物の図?みたいなの描きたくなった笑笑
1投稿日: 2025.11.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「冷たい校舎の時は止まる」のサイドストーリー短編集。 冷たい校舎の方を読んでいない自分でも十二分に楽しめた。 好みは一つ目のお話。 トシが女の子だったのには驚いた。 たしかに違和感はあったけど、まさか性別まで違うとは。 慌てて最初から読み直してみると、点と点が線でつながる快感が得られてすっきり。 すっかり先入観にとらわれて読んでいたことに気付かされ、自分で自分を笑ってしまう。゚(゚ノ∀`゚)゚。
19投稿日: 2025.11.04
powered by ブクログ自転車のチェーンが外れる様な本 必死にもがいても空回り、正解というものの道ばかり追い求められ、孤独に溺れ、感情を歪み育てる。一度外れたら戻せないなんて思ってたあの頃に、手を汚しても気にせずなおしてくれるそんな存在がいて欲しかった。 大抵の場合、人間は相手に対して自分が持っている感情をそのまま相手に持たれていることが多い。 乱暴に過ごした学生時代が蘇る。きっと良いことも悪いこともして、傷つき傷つけ踏みとどまってきた。数多ある感情が逆撫でされる様で、でも忘れたくない思い出でもあった。 もし私に、貴方ほどの強さがあったのなら。そう言葉が溢れるほどに愛おしい物語。誰かと向き合う怖さと、自分の信念を貫くために踏ん張る心。それぞれの調和をその年で繕うことが出来る。眩しすぎる。 自分が傷つかないための優しさは、無責任。 高校生の時、離任する先生の言葉がまだ残ってる。 自分がされて嫌なことは、他人にしない事。当時、一人一人嫌なことなんて違うのに、自分基準で決めた事だけを成すのは自己満足が過ぎると思ってた。今となれば、きっと湾曲して捉えた言葉だったり、短い時間で表現し切った言葉だったから不服なのだろうけれど、最後の別れの言葉として誰かを思いやる心を提示した所に惹かれる。私が深く考えずとも慕っていた理由はきっと温かさにあったのだろう。 私がなおしてあげる。壊れてなんかないって気づいて。諦める材料ばかり集めずに自分で選んだもので乗りこなせ。
1投稿日: 2025.11.04
powered by ブクログとても瑞々しい文章で経済力と年齢制限に引っかからない見た目がほしかったあの頃を思い出して切なくなった。
2投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログ一人ひとりの心理描写、心境の変化、などを描くのが本当にうまい。やられたー!と叫んでしまう筆力もものすごいものがある。 辻村深月すごろくを読んできて、あまり今まで感じたことが無かったが、辻村深月はミステリー作家なんだな。しみじみ思う。
0投稿日: 2025.06.10
powered by ブクログたまたま友人の本棚から一冊だけ飛び出てて気になって借りた。辻村さんの本をほとんどよんだこともなく、これがなんの話かもわからないままよみはじめたがとても面白かった。 時々泣きそうになることもあった。 じんわりとあったかいはなしだった。 一つ一つは独立した話なのだが過去作を読んでいるとわかる登場人物などがいるらしく、途中で誰だ??となり友人に聞いてはじめてスピンオフなのだと知った。特になにも知らなくてもたのしめます。
0投稿日: 2025.05.25
powered by ブクログ作者のデビュー作『冷たい校舎の時は止まる』の彩度ストーリを集めた短編集。他愛なく、そして誰にでも覚えのある日々を悩みながら一生懸命に過ごす "彼ら" の近況報告。 単体エピソードとして見れば大掛かりな伏線もなく、仕掛けられたトリックもやや突飛な印象を受ける。ただ、スピンオフ作品として読めば納得の仕掛けになっていると思うし、何より作品のキャラクターたちがとても大事に扱われていることがわかる。あの時の彼らが地続きで元気に生きていることがわかって嬉しい、そんなファンに向けた贈り物。
0投稿日: 2025.05.25
powered by ブクログ久しぶりに小説を読みました。 久しぶりに読むのにとっても適した小説だと思いました。あったかい、記憶のカケラを辿る、楽しい時間でした。
0投稿日: 2025.05.14
powered by ブクログ青春時代は人それぞれなので、この本のようなことはあってもなくても、やはりそんなもの、と思わせてくれる。 ただ、解説読んで、過去作の登場人物の過去未来、と知ってしまうと過去作を読んでからの再読しなくては、と思う。
0投稿日: 2025.04.23
powered by ブクログ辻村深月作品7番目に読んだ。 『冷たい校舎の時は止まる』との関わりが、ところどころで見られる作品。 辻村作品から感じる「世代も性別も違うけど、なぜか共感する」ところが出て来ている。 「道の先」と「トーキョー語り」でより感じた。 『冷たい校舎…』で出てきた人の再登場に少しテンションが上がったけど、「道の先」と「トーキョー語り」の繋がりがわかった時のほうが上がった。 作品をまたいでリンクするのはこのあたりまでなのかな。 次作からどんな楽しさがあるのか、期待しちゃう。
0投稿日: 2025.04.22
powered by ブクログ「冷たい校舎の時は止まる」のスピンオフ作品 同作の登場人物の過去であったり未来であったり 書き出しではそれが誰についてのものかが明示されていない事もあり、これは誰についての物かなと想像するのも楽しい。 その楽しさを感じるためには同作を読了してからこの作品を手に取るのがいいでしょう。この作品単独でも読書体験に耐えうると思いますが、やはり「冷たい校舎の時は止まる」を先に読むのがおすすめです。 どの短編も、苦しい時に支えとなる人がいますよと教えてくれているようです。 街灯」 掌編というくらいの短い作品ですが、 あの二人の繋がりがまだまだ感じられて、感慨深かった。 そしてあの時の夢をちゃんと追っていたのか…。 なんか他のどの短編も感慨深い。 実際に自分の知人ではないのにそう思わせる辻村深月すごいよ…。
1投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
冷たい校舎の〜ちゃんと読んでからでよかった。記録見てたら再読だったらしいけど全く覚えてなかった。他作品読んでないと誰のこと?てなりそうやったけど当時はどう思ってたんでしょう(笑) トシちゃんがあの2人のこどもって全然気づかず他の人の感想読んで気づいた。女の子ってわかると改めてイジメの陰険さが一気にリアルになる。 みーちゃん、小学2年生でこんなに人のこと思いやれるの優しすぎる。スガ兄視点だった話がヒロ視点になって、でもやっぱ辛いなあ。
2投稿日: 2025.04.13
powered by ブクログ「冷たい校舎の時は止まる」のスピンオフ 、らしい。 「冷たい校舎の時は止まる」は読んだが、特に面白かった印象もなく、当然思い入れもない。 しかし、何の思い入れがなくとも一冊の短編集として普通に読める。 本編が好きな人にはたまらないだろう。多分。
0投稿日: 2025.04.07
powered by ブクログ最初、「冷たい校舎の時は止まる」の続編だと知らなかったので、表題作を読んだときも正直あまりピンとこなかったんですが、名前とか設定とかを思い出すと、一気に深みが増しまた。止まった時が動き出したというか、登場人物たちがあの冬の経験をしっかり勇気に変えて成長したことが嬉しくなりますね。特に充のアフターストーリーとなる「道の先」と、その続き「トーキョー語り」は、都会と田舎を舞台にした人間ドラマとしてとても良かった。充が千晶にかける言葉が、前作を踏まえるととても印象的で胸に沁みました。
2投稿日: 2025.03.31
powered by ブクログ作者のデビュー作「冷たい校舎の時は止まる」のエピローグまたはプロローグに当たる短編集。 少し大人になった彼らのその後が愛おしい。 事前に前作を読むとより楽しめるが、本作から入っても問題ない。特に誰が前作の誰とは明示されず、終盤にヒントが出る構成であり、作者の力量と読書体験の素晴らしさが秀逸だった。 特に「トーキョー語り」がおすすめ。著者特有の壮絶なクラス内闘争からの、加害者側も含めたさわやかな大団円が新鮮だった。少ないページ数ながら、どの登場人物も瑞々しく、描かれている。 本作はスピンオフのスピンオフに該当するが、彼らのその後もまた、気になるなあ。
5投稿日: 2025.03.23
powered by ブクログ「冷たい校舎の時は止まる」のスピンオフ作品集。 「冷たい〜」を読んでなくても楽しめるけど、読んでからの方がより感慨深いです。 みんな元気にやっているんだなぁと嬉しくなる。 「ロードムービー」と「トーキョー語り」が好きでした。 「トーキョー語り」の薫子さんと「かがみの孤城」の萌ちゃんが同じセリフ言ってるんだけど(転校先で泣くとみんなが気にかけてくれる的なこと)、この二人も繋がりあるのかな?!
1投稿日: 2025.02.22
powered by ブクログ「ロードムービー」「道の先」「雪の降る道」、収録作品のうち3篇が、道にまつわるタイトル。とくに「道の先」は、この本を象徴する作品のように思う。 たしかに、彼らの物語はつづいていたと実感するし、これからもつづいていく彼らの道の先を思う。1作品ごとに、じわっとしみる短編集。 いきなりこの本から読みはじめても良し、これまでの作品を読んだうえで読むとなお良し。
3投稿日: 2025.02.15
powered by ブクログ4編ともに「忘れてしまっていたあの頃の大切な思い出」がキーワードになっていて、幼い主人公の繊細な心理描写が読み手に懐かしさを感じさせてくれる、素敵なお話たちだった 主人公には、所謂「普通の子」に限らず、いじめられる優等生から、友人が亡くなったショックから不登校になった子まで様々な子が選ばれている。昔クラスメイトに1人はいたあんな子、憧れていたこんな子にも、それぞれに試練があり、乗り越え、大切な思い出になっている。そんな大切な思い出も、時間が経てば簡単に忘れてしまう。 しかし、その経験が無自覚のうちに今生きるための心の支柱になっていたりする。 「忘れてしまっていたあの頃の大切な思い出」は、何も無理に覚えていようとする必要はなくて、何かがキッカケとなってたまに思い出せればいいよね、わたしがそのスイッチとなるよ、と優しくメッセージをくれるような本でした! 久しぶりに本読んだ〜辻村深月さんの細かすぎる心理描写やっぱり大好き〜心があったまる〜 今まで読んできた本の主人公全員が、わたしの親友かのような気持ちになれる〜
0投稿日: 2025.02.14
powered by ブクログ短編小説ですが、[冷たい校舎の時は止まる]とリンクしてるらしい。昔に読んだので、記憶が薄れてしまって…、このあと読もうと思います。 若さゆえのハチャメチャな動機やストレートな行動、大泣きしたり叫んだり。 忘れていた感情がいっぱい詰まっている。そんなときもあったんだなぁと再認識させられました。
1投稿日: 2025.02.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ロードムービー 先入観から、トシちゃんは男子だと思っていました。 児童会長になりたいトシちゃんに、ワタルくんの演説がしみました。 また、先生が友達のために泣けるやつがこのクラスに何人いるか、と言ったところも好きでした。 気持ちの強いワタルくん、とってもかっこよかったです。 道の先 塾講師と女子中学生の話 倫理観的には塾講師がプライベートで女子中学生のところ行ったらダメでしょうと思って読んでいましたが、それで女子中学生が結果的に救われたのだなと思った。 「平気になる。」 「安心していい。心配しなくていいんだ。」 と断定で信頼してる人に言ってもらえるのって心にくるなと思いました。 トーキョー語り 転入生の2人とさくらさんがまた素敵でした。 ぶれない感じの転入生2人がかっこよかったです。 さくらさんも周りに流されずに行動するのがよかった。 雪の降る道 みーちゃんのヒロくんへの愛がすごかった スガ兄の言うこともかっこよくて惚れました(?)
0投稿日: 2025.01.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
辻村双六9/11 短編3章からなります。(後に皆さんのコメント見ていたら文庫本には5話あるということなので、そのうち追記。追記しました。) 冷たい校舎のときは止まるとのリンクが多くて、リアルタイムで読んでると全く気づかず。最後のネタバラシが楽しいです。 基本的に学生時代の話で、まだまだ考えが若く、自身の学生時代を思い出させる内容でした。 無謀なことをやるし、なんでそんなことやったんだろう。とか、喧嘩したと思ったらすぐ仲直りする。 現在の考えでは到底できないような気持ちを思い起こさせられました。 懐かしい時代の空気を味わえる一冊です。 ◯ロードムービー 小学5年生のワタルとトシ時に家出をする話。 学校において、ワタルがいじめられていて、次の標的がトシとなる。いじめられてもめげないトシだが、容赦なくいじめられて、ワタルも巻き込まれてしまいます。 トシを児童会長にしたい、ワタルの気持ち。 ワタルと離れたくないトシの家出作戦。 小学生のときの、忖度のない純粋な友情は清々しく、両者が互いに思う気持ちが心を熱くします。 トシが慧恵 女の子!?で最後ビックリして、さらに『冷たい校舎のときは止まる』の 諏訪ゆうじと景子の子どもだとは… また、これ読んだ後に気づいたことですが、タカノのおじさん。博嗣(弁護士) お姉さん深月 なぜ読んでいる時に気がつかない!! と思いながら楽しめました。 ◯道の先 とある大学生が塾のバイト先の生徒である大宮千晶との話。 千晶は賢く、家も裕福で頼りにされるけど敬遠される存在。 大学生と千晶がどんどん心を打ち解けていく中で、千晶が急に塾を辞めて、大捜索します。 その時に千晶にかけた言葉が沁みます。 「いいから聞いて。千晶ちゃんは、いつか絶対に平気になる。僕たちは、どこにでも行けるし、変わっていく。僕には言える。いつか、絶対に平気になる日が来る」 現状について目を背けたくても、変わっていくことができる。今が苦しいだけで、未来は大丈夫。安心していいこと。 千晶は理屈で考えがちでしたが、この言葉に響いたみたいでよかったです。 大学生は充 電話相手はリカ でしたね。 東大生誰かわからず。博嗣ですよね? ◯雪の降る道 小学2年生の深月と博嗣の話。 博嗣はヒロが亡くなってから、メンタル不安定。長いこと風邪をひいていた。 毎日のように深月が来るも、煙たがる始末で、深月が可哀想でしたが。小学2年生ですもんね。 菅原榊もでてきて、やっぱかっこいいです。深月が男の子に喧嘩売ったときに、『女に自分のケンカをやらせるな』的なこと言ったところが、菅原兄らしかったです。 この話を元に冷たい校舎につながると思うと、3人の人間関係に色々と納得の部分ありですね。 ◇文庫本追加部分 ◯街灯 博嗣と深月の大学生の時の様子。 ◯トーキョー語り さくら 水野篤志 久住薫子 一美 遠山さん がメインで、道の先からの繋がりがあるということでしたが、何のことかわからず。 最後のあたりを読んだところで、遠山さんが千晶だったことに気づく。東大目指して頑張ってるようですね。 一美が薫子やら遠山さんが気に入らなくて、いじめに走るところとかは現実味があって、嫌な感じでしたが、最後は皆協力して一美も遠山さんに謝るハッピーエンドな感じで良かったです。 さくらのあんみつの件は、やたら出てきたので何か関係あるかと思いきや、そんなことなかったですね。
0投稿日: 2025.01.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編集。残念ながらのめり込むことができなかった。巻末の解説で「道の先」の『俺』が「冷たい校舎の時は止まる」の登場人物の1人との考察が語られるが、誰であったか思い出せない。
0投稿日: 2025.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
トシが男の子であるという先入観のもと読み進めていた。ワタルのトシに向けたスピーチがあたたかく真っ直ぐな言葉で素晴らしかった。大宮(もうこの苗字ではないが)に向けた塾講の彼の言葉も印象深かった。 「どこでなにしててもいいんだよ」 「いつかそういう時が必ずくる」 この言葉を信じてスマホを大事そうに携帯し、東大を目指す千秋に頑張れと応援したくなった。 辻村さんから、楽ではない人生を少しでも足元が揺らがないように、しっかり生きていけるように、と励ますようなメッセージを感じた。
0投稿日: 2025.01.15
powered by ブクログ冷たい校舎の時は止まる、は正直再読していない。 作者のデビュー作という事もあり、長い話で少し読み辛かったイメージがずっと頭の中にあって、なかなか二回目と手が伸びなかった。 今回ロードムービーを再読して、改めて冷たい校舎も再読しようか、と思う。 思えば、がむしゃらに辻村作品を読み出した最初の出会いやし。 もう一度あの頃のように。
0投稿日: 2025.01.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「冷たい校舎の時は止まる」のスピンオフ。 “雪の降る道”のヒロとみーちゃん、菅兄は分かるけどそれ以外の話で彼らが登場していたこと、全然分からなかったーー! トシの父が諏訪裕二、母が医者の桐野景子。あの2人結婚したのか。 塾講師は充。そして留守電の相手は佐伯梨香。東大を探してくれた友人の鷹野。 充に惚れてた千晶が“トウキョー語り”の遠山さん。 読んでる最中は分からなくて??だったけどなるほどね。みんなあの時を経て強く生きていたんだな。 いじめの話とか女子友のいざこざが読んでいて苦しかった。
1投稿日: 2024.12.09
powered by ブクログ『冷たい校舎の時は止まる』のスピンオフ作品です。4編の短編集ですが、どれも読み応えがあり、『冷たい〜』の続編を読めた喜びがありました。 特に『道の先』のストーリーが良かった。ある登場人物が悩みを抱えている中学生の女の子に対し、「今、どれだけおかしくても、そのうちちゃんとうまくいく。気づいた頃には、知らないうちに望んでいた”遠く“を自分が手に出来たことを知る、そんな時が来る。」というセリフが大人の私にも響き、励まされた気持ちになりました。 苦しい時を乗り越えた先には、正しい場所が待っていて、必ず平気になるときが来る。辻村さんの温かいメッセージを感じた作品でした。
13投稿日: 2024.12.03
powered by ブクログ10年前にスピンオフだと知らずに読んでしまい消化不良だったが、ようやく冷たい校舎〜を読んだのであらためて再読。 彼らのことを知っているか否かでかなり読み心地が違う気がする。「ロードムービー」はすぐに両親の顔が浮かんでさもありなんとなるし、「雪の降る道」は直前のエピソードとこれから先の彼らを知っていると一層グッとくる。 でも一番気に入ったのは「トーキョー語り」かもしれない。田舎暮らしの厄介なところを上手く煮出していて、天然コケッコーを思い出した。この話は単行本には入っていなかったらしく、今回は文庫本にしてよかった。 エピソードによっては丁寧な書き込みを長いなと感じることもあるのだが、(作家)辻村深月の魅力が少しずつわかってきた。解説で、どんな子でもそれぞれの地獄を抱えていて、それを丹念に描いている、と書かれていて、とても納得した。
1投稿日: 2024.09.25
powered by ブクログ過去は繋がっていないようで今の自分を作っている。 当時何にもない景色が、素晴らしかったこと、後から思い出すかもしれない。 それが今の自分の活力になるかも。 昔に思いを馳せたくなる良い作品。
0投稿日: 2024.09.16
powered by ブクログ派閥は大人になると政を治める仲間かもしれない。対峙する集団もまた派閥。それが少年時代では特定の一人を窮地に追い込む集まりでしょうか。 「冷たい校舎の時は止まる」のキャストが登場してたようです。メンバーや物語りはすっかり記憶の奥底に埋もれてしまった。だから、辻村さんが提供してくれた楽しみの一つは逃してしまったかも。 主眼となるテラーの名前が出て来ないのは、結末まで引っ掛かりを覚えながら読み進めるので、何か不安を覚えながら文字を追う。その感覚と登場人物達の不安が重なってよりのめり込む感じがあった。 名前が一箇所しか無かったり、アンコンシャスバイアスが裏切られる瞬間が幾つもあったり、禁断の関係の緊張があったり等々若い世代の敏感で壊れやすい感情が精密に描かれていたと思う。
12投稿日: 2024.08.24
powered by ブクログこの本は辻村深月さんの初期作品です。 表題作のロードムービーはみんなからの人気者のトシと怖がりなワタルが子供だけで旅をするという話。物語には旅のシーンとトシの回想のシーンがあります。この話は今のあらすじではわからないと思いますがテーマは「いじめ」です。 いじめとはなんだろう?と思いました。いじめは一人の人を対象にいじめる。そして 周りの人はそれをただ眺めるだけ。でもいじめの首謀者がいなくなれば途端に他の人は話しかけてくるようになる。そう考えるといじめって本当にひどいとおもいました。でも、自分がもしいじめを眺める側ならどうしていたんたのだろうと考えると答えは見つからない気がします。
70投稿日: 2024.08.20
powered by ブクログいじめ、スクールカーストなどの学生時代の悩みを、将来きっと大丈夫だよと伝えてくれるような温かみをいつも感じる。『冷たい校舎の時は止まる』を読んでからの方がより楽しめただろう。
1投稿日: 2024.08.16
powered by ブクログこの本は辻村深月さんの初の短編集だそうです。 でも、『冷たい校舎の時は止まる』の登場人物が子供の頃や大人になってから…とかリンクしているので、全くの短編集とも言い難い感じ。 そうか、そんな過去があったのか…とか、面白く読めました。 もちろん、『冷たい校舎…』を読んでなくても大丈夫です。
7投稿日: 2024.07.19
powered by ブクログ一年前に文庫本で読んでいてその時挿入されていなかったトーキョー語りのみを読んで感じた感想です。ロードムービーの話の中では一番内容がダークよりだと感じた。でも読後感は晴れやか。自分も色んな経験がしたいと思える素敵な短編集でした。
2投稿日: 2024.07.09
powered by ブクログ短編集でしたが、それぞれの話が先が読めなくて、あっという間に読んでしまいました。他の作品とも繋がりがあることが読み終わってから知ったので、そちらも読んでみようと思います。
3投稿日: 2024.07.07
powered by ブクログみんなきっと、大小あれど、心のなかに地獄をもってる。 ここから抜け出したい。どこか、私を知らない人のいる場所へ、私の知らない町へ、遠くへ、逃げ出してしまいたい。 そう思うことがある。 でも、辻村さんは知ってる。 私はきっと、いつか、大丈夫になること。 それを辻村さんが教えてくれるから、私はきっと、絶対、大丈夫なんだ。 そう思えるような作品でした。
1投稿日: 2024.06.11
powered by ブクログ懐かしい気持ちでいっぱいです。 そういえば、そんな気持ちだった頃もあったなぁと思い出しました。 ミステリでもあり、ドラマでもある、短編集でした。 運動神経抜群で学校の人気者のトシと気弱で友達の少ないワタル。小学五年生の彼らはある日、家出を決意する。きっかけは新学期。組替えで親しくなった二人がクラスから孤立し始めたことだった。「大丈夫、きっとうまくいく」(「ロードムービー」)。いつか見たあの校舎へ、懐かしさを刺激する表題作他、4編(「街灯」/「道の先」/「トーキョー語り」/「雪の降る道」 )収録。(講談社文庫) 物語が終わっても、彼らの道は続いていく。 「あの頃の僕に伝えたい。『大丈夫、いつかきっと平気になるときが来るから』って」 運動神経抜群で学校の人気者のトシと気弱で友達の少ないワタル。小学五年生の彼らはある日、家出を決意する。きっかけは新学期。組替えで親しくなった二人がクラスから孤立し始めたことだった。「大丈夫、きっとうまくいく」(「ロードムービー」)。いつか見たあの校舎へ、懐かしさを刺激する表題作他、4編。 『冷たい校舎の時は止まる』の原点。 「きっと、同い年で同じ教室にいたら、君は僕になんて見向きもしなかった。だけどいま、僕はきちんとここで立っている。僕は昔より楽に呼吸が出来ている。――だから安心していいんだよ」 いつかどこかで出会った彼ら。本を閉じても続く、あの懐かしい「校舎」へ。 「街灯」/「ロードムービー」/「道の先」/「トーキョー語り」/「雪の降る道」
19投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログ冷たい校舎の時は止まるを夢中で読んでいたから、また彼らに会えて本当に嬉しかった。スピンオフらしいとは聞いていて、1話だけだと思っていたけどあんなに何話も出てくるなんて……。一つずつ読み終わって他の話を読んでいる時にもしかしてさっきのもって気づいたりしてそういうところも含めて楽しかったな。あの忘れ難い経験をした彼らが、唯一無二の思い出と仲間たちを胸に、未来を歩んでいる姿を見れて嬉しかった。形を変えてもずっと繋がっていられる仲間って、実は本当に貴重だと思う。そういうことがどの話を読んでも伝わってきた。 わたしも、そういう仲間が欲しかったなぁ。
0投稿日: 2024.04.30
powered by ブクログ『冷たい校舎の時は止まる』からの『ロードムービー』 積読しておいて良かった。 言わば後日談のショートストーリーではあるものの、1話毎に独立しており初めてでも楽しめる。『冷たい〜』既読であれば更に楽しめる。辻村先生の作品はやはりこれが堪らない。過去作とのリンクは読者心を揺さぶり、感動に変わる。ぽっと出でも全然良い。この瞬間が毎回嬉しいし震える笑
96投稿日: 2024.04.29
powered by ブクログ「冷たい校舎の時は止まる」を先に読まないといけなかったみたいで、この本だけ読むとどれもちょっと暗い感じであまり読み進みませんでした。
0投稿日: 2024.04.20
powered by ブクログ先に冷たい校舎を再読して良かった! 主人公達のその後が描かれている本は大好物! どれも胸の痛い話ではあったけど、皆自分をしっかり持っていて、めげない!勇気を貰える一冊。
4投稿日: 2024.03.28
powered by ブクログ冷たい校舎の時は止まる。この本を側に置いて読みたかった。懐かしい登場人物達に出会えて嬉しかった。辻村深月はいいな。と素直に思えた作品。 「雪の降る道」が大好き。みーちゃんは健気で頑張り屋さん。可愛らしくて、応援したくなった。スガ兄は文句なしにかっこいい。ヒロ君の心の描写に心打たれた。
17投稿日: 2024.03.07
powered by ブクログ忘れてたあの頃の思い出みたいなものをふと思い出させてくれるような優しい作品。辻村さんは登場人物の心情を描くのが上手いのでどんどん引き込まれていきました。部分的にしか自分は気づけなかったですが、本作はある作品の登場人物達が色んな形で登場してたりとちょっと嬉しい仕掛けもあったりと、とても楽しい作品です。
1投稿日: 2024.02.05
powered by ブクログこれはもう、大好きです。『ロードムービー』が特に。子供の無垢ゆえの残酷さとか、リアルに思い知らされたりもするけれど、それを上回る温かさに救われます。読み終えた後の余韻がすごくて、しばらく次に進めませんでした。とてもステキなお話。
7投稿日: 2024.01.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編集でありながら、それぞれの話が繋がっており伏線が張られていて、ワクワクしながらページをめくっていました。 解説に書いてありましたが、塾講師の話で講師を勤めていたのは「冷たい校舎の時が止まる」のワタルであるということを読んで納得しました。 その後の話が繋がっており、教え子がずっと携帯を手放さないのも感慨深いものがありました。なぜ携帯を持ってきているのだろうと疑問に思っていましたが、理由が判明したときはとてもスッキリして短編でありつつも繋がりをしっかりと認識できました。 「冷たい校舎の時が止まる」を読んでいたので、鷹野と深月の小学生時代の話は、鷹野がこんな子供だったのかと驚き、深月の優しさや健気さを感じることができました。 今後も辻村作品を読んで本のつながりを見つけたいなあと感じる一作でした。
1投稿日: 2024.01.09
powered by ブクログ辻村深月のロードムービーを読みました。 子供の頃に経験したことをおとなになってから思い出すと、また違った気持ちで思い出すことができる、という短編集でした。 表題作のロードムービーは子供の頃の冒険の物語でした。 しっかりもののトシちゃんと気弱なワタルは教室でのいじめやワタルの家庭の事情から二人で家出することを決意します。 地方の町から東京に出て、転がり込もうとした家に到着しますが... 4編の物語はそれぞれ温かい物語で面白く読みました。 解説で辻村深月の物語たちでは登場人物が重なっていると書いてあったので、もう一度順番通り読み直してもいいかな、と思ってしまいます。
13投稿日: 2023.11.10
powered by ブクログロードムービー やられた!って思った。さすがです。 道の先 ラストで、この本は過去作の登場人物がでてきてるのではとやっと気づいて調べる。 冷たい校舎時は止まるってどんな話だったっけな〜
1投稿日: 2023.11.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「冷たい校舎の時は止まる」のスピンオフ。 景子と裕二の子供の「トシ」が主人公の「ロードムービー」 充が主人公で梨香も出てくる「道の先」 「道の先」の千晶のその後が描かれる「トーキョー語り」 鷹野と深月の小学生時代の話である「雪の降る道」 どれもとてもよかった。「冷たい校舎の時は止まる」の彼らの、物語が終わった後(もしくは物語が始まる前)を知ることができてとても嬉しい。 ロードムービーは辻村深月お得意の叙述トリック。典型的な性別のトリックなのに、どうしてこうも見事にひっかかってしまうのか。 トシの「できる子」特有の悩みがすごく好きだ。いじめられているときの描写は「うわ、これ、”ある”……」と思ってしまう。辻村深月の小説は、作中で起きている出来事の経験なんてないはずなのに、その感覚を知っているような気になる。そこが本当にすごいと思う。 「道の先」は、大学生になった充と、充がバイトしている塾にいる少女、千晶との物語。充が成長して、千晶に「大丈夫だ」と声をかけるシーンが大好きだ。苦しい時を乗り越えた人にしか言えない言葉を、充が千晶に言ってくれたことが、とても嬉しい。充と梨香がいつもの会話をしていてくれたことも、とても嬉しい。 その千晶が引っ越した先の物語が「トーキョー語り」だ。田舎の高校生って感じがすごくした。田舎に生きることに何一つルサンチマンを抱かない、狭い世界で生きている主人公のさくらをより濃く描いたのが「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」や「傲慢と善良」なんだろうなあ、なんて思った。 「雪の降る道」は、菅原がかっこよすぎる。本当に菅原がかっこよすぎる……。そしてみーちゃんが健気すぎる。しかしヒロを責める気にはなれない。ヒロがみーちゃんに八つ当たりをしてしまう気持ちが痛いほどわかるし、幼少期であればあるほど、人を傷つける言葉というのは簡単に吐けてしまうと思うから。小学校低学年くらいだと、あれくらい言っちゃうことあるよな、と思った。 みーちゃんが一緒に泣いてくれたことが、「冷たい校舎の時は止まる」の鷹野に繋がっているんだと思うと、胸がいっぱいになる。たまらなくなる。
3投稿日: 2023.09.15
powered by ブクログ『冷たい校舎の時は止まる』を先に読みたかった。 短編集のストーリーがどこかでビシッと繋がってくれるのを期待して読んでしまってたけど、そもそもスピンオフ短編集だったとは…。 「ロードムービー」が1番面白く読めた!
4投稿日: 2023.09.13
powered by ブクログ全4編からなる短編集。 「冷たい校舎の時は止まる」のスピンオフ的作品。未履修でも読めるが、より楽しむには履修推奨。 4編とも、痛みによって何処かへ行ったり学校休んだりします。そして、優しさや愛が溢れています。 最初の話「ロードムービー」が特に好きでした。 トシちゃんの本名に納得し、ワタルの演説に泣く。 次の話「道の先」で「彼」がある生徒に語る、 「僕たちは、どこにでも行けるし、変わっていく。僕には言える。いつか絶対に平気になる日が来る」との言葉には、読んでいる自分自身でさえ励まされるような気がしました。
5投稿日: 2023.09.10
powered by ブクログ辻村さんのデビュー作『冷たい校舎の時は止まる』のスピンアウト短編集。 自分が『冷たい校舎・・・』を読んだのは、マンガ雑誌の連載の方が先だったと思う。原作があるんだな、と読んでみたら、学園サスペンス(ホラー?)ってだけじゃなくて、それ以来のファン。 オトナになる前って、親とか学校とか限られた中でしか過ごしてなくて、そんな狭い世間(特に田舎)じゃ、ホントの自分なんて分かってほしくもないけど、分かる人には分かって欲しくて、でも、やっぱりうまく行かない現実が、これでもかってくらい丁寧に繊細に描かれてて。 「いつか絶対に平気になる」「いつかちゃんと変われる」ってとりあえず信じるしか、生き続ける根拠なんてないよな。普通に生活するってことが難しい世の中だから。そう思って明日も仕事に行こうか。
2投稿日: 2023.08.23
powered by ブクログ『冷たい校舎の時は止まる』からの『ロードムービー』。『辻村深月すごろく』どおりに。これはやっぱりすごろくどおりでなければと、と実感。 『ロードムービー』 トシとワタル。ワタルと仲良くなったがために、アカリを中心とするクラスから、いじめの対象となるトシ… 逆風の中、児童会長選挙に立候補する… 『バカ娘』って、えっ? 辻村深月らしいといえば、辻村深月らしい。 あの2人の子どもならしょうがないか… 親が親だからね… ちゃんとみんながトシのことをわかってくれてよかった… ワタルの応援演説、素晴らしかった、あれがトシを児童会長にしたな。 鷹野も深月も登場。 『道の先』 塾講師のアルバイトをしている俺と、中学3年生の千晶。 お金持ちの娘で、大人びた千晶。ひとりおねえさんのように見られている… まわりにわかり合える友だちがいない千晶。 そんな千晶に塾講師の俺は… 俺は…だよなぁ、鷹野も出てきたし… 名前が出てこないけど、梨香と一緒に榊に会いに行ってたし… どうなるんだろ⁇ 何の関係が⁇ 『トウキョー語り』につながっていくとは… 中高生、特に女子はそうなんだろうなぁ、と思ってしまう。 地方からすると、東京は都会で、東京から来たってなると、注目されるんだろう。 遠山さんが…だったとは。 最後に繋がる… 携帯電話にあんなに固執したのは、お父さんが関係あるのかと思ったが。 …の連絡先ととしまえん、だったとは… ずっーと忘れてないんだな。 東大にいく、という想いを持ち続けている遠山さん。すごいな。 『雪の降る道』 鷹野と深月の小学生時代。『ひまわりの家』でできたもうひとりのヒロとの突然の別れからのその後… このころの関係性は深月が鷹野を見守っていた。ヒロを失って、傷ついていた鷹野を… だから鷹野は深月をずっーと守り続けているんだろうな… でもよかった2人の関係性が壊れず、これからもずっと続いていくことになって… 短編でありながら、読み応えがあった。 『辻村深月すごろく』のゴールまで、あと2冊。
13投稿日: 2023.08.05
powered by ブクログ面白かった 随分前に読んだ「冷たい…」をもう一度読みたくなった。冷たい校舎の話に登場した人物の未来と過去があって、流れが繋がった。 サカキはやっぱりいい奴だなぁ、こんなお兄ちゃん近くにいたら良いなぁと改めて思った。
1投稿日: 2023.07.28
powered by ブクログ『冷たい校舎の時は止まる』のスピンオフとわかっていたので読み渋っていたが、辻村らしい思春期の悩みとそれを頭ごなしに否定しないかつての子どもだった大人たちの思いがバランスよく描かれていた。 「今の苦しさはいつか必ず大丈夫になる日が来る」 これはその時にはわからない。 だけど、その苦しみに身を置けるのはその時だけの特権だ。
4投稿日: 2023.07.06
powered by ブクログ一美は篤志が好きで篤志は千晶が好き、千晶は充が好きで充は梨香が好きだけど梨香はサカキが好き。サカキはサトちゃんの事をどう思っているのか今は分からないけど、ヒロとみーちゃんが結婚したみたいで、よかった。ホッとした。
2投稿日: 2023.06.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
### ロードムービー 自分の息子にも将来こういう親友ができて青春時代を過ごしてもらえたらいいなぁと思ったら、後半びっくり仰天。 しかしながら、2人の友情には胸が熱くなり、涙が溢れた。 2人は将来どうなるのかな。 ついついこうなったらいいなあ、と想像思惑をしてしまいます。 ### 道の先 千晶が可愛くて。 我儘な彼女ではあるけど、なぜか嫌いになれない。 彼女の恋心を応援してしまう始末。 先生と両想いになって欲しかったけど、それはやはり無理なのか。 ラストは別の作品から続いているの? 彼女の存在の意味が全く理解出来ず、残念だった。 ### 雪の降る道 ヒロの気持ちがまーったく理解も想像もできず… みーちゃんの健気さが読んでいて辛くて。 最後までよく分からなかった。 リンクしているという別の作品を読まないと理解できないのでしょうか。
1投稿日: 2023.05.20
powered by ブクログ短編集でした。どの物語も良かったです。「ロードムービー」は男の友情の話、「道の先」は中学生女子の複雑な心の動きを上手く描いていました。「トーキョー語り」は、女子高校生たちの友情物語。もしかして遠山さんは千晶なのかな?「雪の降る道」はヒロちゃんが誰のことなのかよくわかりませんでした…。
0投稿日: 2023.05.05
powered by ブクログ前々から読もうと思っていてやっと読めました。おもしろくてじんわり感動して、もっと早く読むべきだったと思いました。 「冷たい校舎の時は止まる」と登場人物がリンクしている短編集らしいけど、同作を全然覚えてなくてモヤモヤするなあ。
2投稿日: 2023.05.02
powered by ブクログ読了。小学生の家出だったり、塾のバイトだったり、幼馴染の話だったり…の短編集。だけど、辻村深月マジックにやられました。「え⁈そういうこと⁈」っていう嬉しい驚きが心地よかったです。あー、これは再読必須です。
3投稿日: 2023.04.01
powered by ブクログ辻村深月さんの描く学生の姿は本当に素敵だ...。 私が高校生くらいの時に読めたらどんなに救われたかって思う。大人になってから読んでも懐かしい気持ちになれる。冷たい校舎の〜の登場人物とまた会えてよかったです。道の先、が好きでした。
2投稿日: 2023.03.21
powered by ブクログ短編集とは知らず。 順番を守らなかったので、どちらさま…?となってしまった。 せっかくなら覚えているうちにどんどん次行ったほうがよかったかな。
1投稿日: 2023.03.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
“道を感じる” 「冷たい校舎の時は止まる」と関連性の高い短編小説。 作品名通りというか、 これまで歩んできた道とそこから続くストーリーが展開されていた。 この短い分量の中でも、らしさ全開でおもしろかった。 ちょっとした違和感、最後の大返し、他作品とのつながり。 充の優しさには共感だし、 さくらのいい子ちゃんなとこはイラっと来るし、 「エピローグ、またはプロローグ」という章題におしゃれさを感じた。 鷹野の幼少期の弱さに驚き、 この話があるから鷹野と深月の微妙な距離感に納得がいった。 辻村ワールドすごろくの箸休め的な。 残すは2作のみ。 あっという間。。
1投稿日: 2023.02.23
powered by ブクログ小学生、中学生、大学生…それぞれの短編の主人公は若い世代が多くて、自分はどうだっただろうかと思い出しながら読みました。 自分の学生時代には短編に登場する家出、塾通い(塾講師)、転校生…など縁がなかったが、読んでて何となく自然に当時の記憶を呼び起こさせる力があります。年齢もバラバラな登場人物たちの気持ちが分かるし、だからこそ辛いところもありました。 「道の先」はよく分かんないかも…と思ったところ、『冷たい校舎の時は止まる』とリンクしてるとのこと(解説より)。未読のため機会をみつけて読んでみます。
4投稿日: 2023.02.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
5篇からなる短編集。なにやら意味ありげな表現が多いなと思っていたら、「冷たい校舎の〜」のスピンオフだったみたいで、また読む順番間違えたなと後悔。 知らずに読んでも、短編同士のつながりもあり、それぞれの立場の感情に寄り添ったいい話だった。けど、だからこそ、前作の繋がりがわからなくて残念。 ロードムービーは、小学五年生のトシとワタルの話。人気者だったトシが、学校でのいじめをうけ、ワタルと2人で家出する話。中学生との喧嘩のシーンとか、名前の漢字の話が出た時に、なんか違和感を感じていたけれど、全然気づかなくって騙された!と思った。 ワタルのスピーチがよかった。全然弱虫なんかじゃなくて、2人の友情が素敵だった。 道の先は、中学の塾講師と、お金持ちで頭がよくて、講師を試すところがある、千晶ちゃんの話。 大人びていて、なんでももっていそうな千晶ちゃんだけれど、だからこその孤独もあって、先生の存在が、先生との約束が救いになったんだろうなと思う。 前作を読んでないから、この留守電の相手が誰だかわからなくって、歯痒い気持ち。 トーキョー語りは、田舎の高校に、転校生がやってくる話。田舎だからこその都会への憧れと、コンプレックスと、妬みと。 主人公のさくらがとっても呑気でいい子で、なんだか癒されるけど、都会に憧れて外に出ていきたい同級生からしたら、感覚が合わなくって、ずれを感じてしまうのもわかる。篤志くんがいいキャラしていて好き。 一美、とっても嫌なことを言ってしまうけど、高校生くらいの年だったら、リアルな感情なんだろうなと思う。 あの遠山さんが、高校生になった千晶ちゃんで、キャラ違いすぎて全然気づかなかったけど、まだあの時の約束と、としまえんの思い出を宝物にしていて、嬉しくなった。 最後あんみつで終わるのいいなと思う。
3投稿日: 2023.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『冷たい校舎~』のスピンオフ。『冷たい校舎~』読み終わってもうちょいなんか(みんなのその後とか)欲しいと思ってたのでうれしい。「道の先」からの「トーキョー語り」が一番好きかな。いや、どのエピソードも面白い。最後に、エピローグまたはプロローグ………そう来たか。
0投稿日: 2023.01.07
powered by ブクログ2023年1冊目。5編から成る短編集ですが、是非「冷たい校舎の時は止まる」の後で読んでみてください。感動が倍増します。短編同士の繋がりもだし、冷たい校舎は〜からの繋がりも楽しめる一冊です。冷たい校舎は〜の彼らが頑張っていること、頑張ってきたこと、胸がじんとします。また本作のみの登場人物も、各々のフィールドで是非頑張って、と応援したくなります。最後の雪の降る道は号泣....辻村深月さんの描く子どものエピソードにはほんと弱いです。
3投稿日: 2023.01.02
powered by ブクログ面白かった。短編だけど、物語に没入できた。 他の本との登場人物のつながりは、おまけ程度の意識でいいんじゃないかなぁ。物語がしっかりとよくできてて、とっても良かった。
0投稿日: 2022.12.12
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最高だった。。 表紙の絵がやさしくて、借りてみた一冊。 この短編集で私が好きだったのは、ダントツで「ロードムービー」! 読んだ人はみなさん好きなシーンだと思うのだけど、、、 ワタルの演説シーンと、家出してたところをトシの両親が迎えにきちゃうシーンが鳥肌立った。 ワタルは物語冒頭からずっと、情けないイメージだった。トシの後ろにちょこちょこついていったり、隠れているような。でもそんなワタルはこれだけトシのことを考え、勇気を出して行動した。二人の間にアツい友情を感じた。 あと、トシとワタルが中学生から暴力を受けるシーンは、映像はなくて文字だけしか見てないのに本当に胸が痛くて、アカリと中学生にめちゃくちゃ腹が立った。 トシが女の子だったというのはビックリだったけど、男の子に思わせる意味ってなんなんだったんだろう?とちょっとモヤモヤ。 みなさんの感想を見ていると、他の作品とリンクしている部分もあるそうな。。辻村深月さんの作品をいろいろ見て、「この人ってあの人か!!」とかつながったら楽しそう☺️
3投稿日: 2022.12.05
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長編小説かと思ってたら短編小説だった。 どの話も面白かった。 1つ目のロードムービーは、トシとワタルの友情だった。もっと長く家出が続くかと思ったけど早く終わった。一緒にいたいのに離れるのは悲しいな。 トシは男の子だと思ってたけど、女の子でびっくりした。 2つ目の道の先のは、最初は千晶がいじわるだから嫌だなーと思ってたけど本当は弱くて可愛い子だった。なんだかすごく切なかった。 3つ目の雪降る道は、小さい子同士の話だった。みーちゃんはすごく素直な子。ヒロが死んでしまわないか心配だったけど大丈夫で良かった。 「千晶ちゃんは、いつか絶対に平気になる。僕たちは、どこにでも行けるし、変わっていく。僕には言える。いつか、絶対に平気になる日が来る。」というセリフがすごく心に染みた。 3話ともハッピーエンドだったがどれも切ない場面があった。
0投稿日: 2022.11.19
powered by ブクログやっぱり大好き辻村深月作品。 ロードムービーにはしっかり騙されました。 雪の降る道は泣きながら読んでしまいました。 ぐるぐる色んな作品を何回も読みたくなるのが辻村深月作品だなと。
0投稿日: 2022.11.18
powered by ブクログワタルの演説のシーン、泣けたー! 道の先、雪の降る道も良かったんだけど、 「冷たい校舎」を読んでないから (数年前に挫折してて) よく分からなかったんだろう。 ちゃんと読んでたら、 きっと感動があったんだろうなぁ。 私の読んだ単行本には 「トーキョー語り」と「街灯」は無かった。 残念
11投稿日: 2022.10.08
powered by ブクログ短編小説のロードムービーが泣けました。ワタルくんが普段は頼りないけど、ここぞと言う時にしっかりとやってくれる。 あと雪の降る道のみーちゃんも懸命で凄く良かったです。
1投稿日: 2022.09.23
powered by ブクログ扱い方を間違えるとすぐ壊れてしまいそうな位の繊細さ。なんともノスタルジックさ溢れる中にうまくかけていると思う。
1投稿日: 2022.09.11
powered by ブクログシリーズがひと通り読み終わった満足感…! さらに好きだった本からまた読み返します。 辻村さんのおかげで読書が好きになりした。
2投稿日: 2022.09.07
powered by ブクログタイトルの通り、旅の物語。知らない場所へ行ってみるものもあれば、いつもと変わらない日常で経験する旅立ちもある。思い出すだけで勇気がでる、そんな心の拠り所が見つけられるかもしれない。
1投稿日: 2022.08.03
powered by ブクログ初?辻村深月の短編集。 冷たい校舎よんだのかなり前だから、めっちゃ記憶あいまいで悔しかった。笑 辻村深月はいろいろ読んできたけど、いつもいろんな仕掛けにびっくりさせられる。短編集でもしっかり面白かったし、登場人物の成長も青春も全部はいってた。すごいなあ。 ロードムービー 小学生のトシちゃんとワタルが家出する。しっかり騙されてた〜。これが冷たい校舎の2人の子供だったのね。記憶あいまいすぎるけどこんなキャラだった気がする、たしかに。 道の先 塾の講師と中学生の女の子の話。最後に、塾講師の方がミツルだとわかる。ちょっとリカもでてくる。ミツルの成長に感動。そしてミツルがサカキたちと過ごした日々が、彼の背中を今でも押してるんだなって思える。 トーキョー語り 冷たい校舎の人とかは出てこないけど1番すきだったかも。一個前のやつで、東北?に転校した千晶のお話。トーキョーって、地方からしたらどうしてもキラキラしてるし、わたしも上京するぞって決めて受験勉強してたから、なんとなく鬱屈なのわかる。千晶がミツルの電話番号をすごく大事にしていた。なんか全体的に爽やかでよかった。 雪の降る道 これは思いっきり冷たい校舎の深月とヒロとサカキのお話。ヒロとヒロの話これで思い出したけど、ヒロってこんな悲しいラストだっけ…って混乱した。完全に記憶から飛んでた、読み直したい。
0投稿日: 2022.07.26
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関連作品も含めたネタバレです。 いやあ、びっくりした。 最初は“ただの”短編集だと思って読んでいた。 面白いけど、辻村さんにしては普通だな、なんて思って、一編ずつ間を置いてぼちぼち読んでいた。 正直なところ、あまり手が進まなかった。 並行して別の本をたくさん読んだ。 今月『冷たい校舎の時は止まる』を読み終わり、しばし余韻に浸った。 思い出したようにこの『ロードムービー』を取り出して、そういえば“すごろく”ではこの順だっけ、と何気なく一編目からパラパラめくり、しかけに気づいた瞬間に鳥肌がたった。完全にやられた。 表題作の「ロードムービー」では諏訪と景子、鷹野と深月のその後まで判明する。にぶい私は違和感を元に3回さらってようやく気づいたが。。 充(とリカ)の時間も動き出していた。 千晶の時間も。(これもつながっていたことに1周目は気づかなかった。。) これは最後の「雪の降る道」まで読んでいなくて助かった。危うく最大のトリックをネタバラシから読むところだった。 まだ気づいていないことがありそうだ……。
0投稿日: 2022.05.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
街灯 鷹野博嗣 辻村深月 ロードムービー トシ(諏訪慧恵) 相澤東小学校五年生。学級委員長。 トシの母親 医者。桐野景子。 トシの父親 政治家。諏訪裕二。 ワタル 相澤東小学校五年生。父親は工場を経営。 新田アカリ 相澤東小学校五年生。副委員長。 タカノのおじさん 鷹野博嗣 タカノのおじさんの彼女 辻村深月 横田さん 六年の委員長。栽培委員。 道の先 俺 明和学院という塾でバイト。片瀬充 留守番電話の彼女。佐伯梨香。 大宮千晶(おおみやちあき) 中学三年生。俺の塾の生徒。 佐藤 有名私大英文学科三年。テニス部。同期のバイト仲間。 吉野 明和学院の学院長。 サカキくん 菅原榊。 トーキョー語り 水野篤志(みずのあつし) 和菓子屋の息子。 久住薫子(くすみかおるこ) 転校生。 さくら 私。 一美(かずみ) 学級委員。 遠山(とおやま) 二年前に転校してきた。 大宮千晶。 雪の降る道 足立絹子 ヒロくん 男子小学生。鷹野博嗣 みーちゃん 女子小学生。辻村深月 スガ兄 男子中学生。菅原榊
5投稿日: 2022.05.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
辻村深月作品 児童文庫で登場。 小学生でも読みやすいようにルビがふってあり、行間も広め。短編集だ。 帰省のちょっとした合間に読もうと思って 旅のお供にした。 主人公のトシは運動神経抜群で、勉強もできる人気者。 気弱なクラスメートのワタルと仲良くなるが、それがきっかけでクラスから孤立し始める。 そんな2人が、家出を決行。 行く先は、そして 生徒会長に立候補するトシは・・・。 (子供向け・・・)と気軽に読み始めたが、これが面白い。 あっという間に読んでしまった。 子ども同士のいがみ合い、嫉妬、声の大きい者への恐怖・・。 大人になっても この感情は共感出来るし、主人公たちに寄り添える。 後半になって(えっ)と思う仕掛けが さすが辻村深月 短編のもう1作品「雪の降る道」は病気で休んでいる主人公ヒロのもとに プリント、そして何かしらお土産を毎日持って行くみーちゃんのおはなし。 こちらは 「冷たい校舎の時は止まる」のスピンオフになっている らしい。 まだ未読作品なので 忘れないうちに読みたいと思う。 本好きな小学生のお子さんと共に 大人の方もぜひ読んでみてはいかがでしょう。
0投稿日: 2022.05.10
powered by ブクログロードムービー、道の先、トーキョー語り、雪の降る道の4作の短編集。 ロードムービーが最初で、面白いなあと思いながら読み進めるが、その後の3編がこの作家さんには珍しいくらい、ストーリーに入り込めない。 塾講師、女子高生、病弱な子供などの設定は各々だが、感情移入できず何の話なのか理解が難しい。
0投稿日: 2022.04.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「冷たい校舎の時は止まる」に続いて読む。彼らと再び会えて嬉しい。 それぞれの短編の主人公が誰と関係するのか、全部読み終わったところで、「道の先」→「トーキョー語り」、「雪の降る道」は分かったけど、「ロードムービー」の主人公であるトシとワタルが誰か分からなかった。ネットで検索してあーっ!てなる。こんな風につながってるのは、読んでて嬉しい。 ヒロくんは、この経験を経て、強く思いやりのある高校三年の鷹野になったのだ、と分かる。さらにはタカノのおじさんに。 充がいい感じの大人になって、脇役だった彼が、主人公になって、「今、どれだけおかしくても、そのうちちゃんとうまくいく。気づいた頃には、知らないうちに望んでいた“遠く”を自分が手にできたことを知る、そんな時が来る。それまでは、どれだけめちゃくちゃだって悲しくたっていいんだ。いつか、どこか正しい場所を見つけて、千晶は平気になる。だから安心していい、心配しなくていいんだ」って言えてる。でもリカの前ではやっぱり充は充なのもなんか嬉しい。そう言われた千晶が、携帯を大事にし、東京を目指していて、ちょっとヤな子からずいぶん成長したことに気づいて嬉しい。 「光待つ場所へ」の前に読まないといけないものが何冊もある、、、。
7投稿日: 2022.04.07
powered by ブクログ嫌な態度や登場人物にこそ辻村深月の素晴らしさが隠れてる気がする それと同じくらい立ち直っていく過程にもまた素晴らしさが現れているのですね◎
0投稿日: 2022.04.03
powered by ブクログ『冷たい校舎の時は止まる』の後に読むと、知っている登場人物達が出てきて嬉しい気持ちになる、そんな短編集。今がどんなに辛くてもいつか絶対に平気になる。だから大丈夫。安心していいんだよ。 皆それぞれに悩みや不安はあるけれど 思い出をお守りに道を進もう。
1投稿日: 2022.03.06
powered by ブクログ「道の先」が、作品として完結できていない気がした。「冷たい~」を先に読んでいれば楽しめたのかもしれないが正直これではオチが不在。残りの話が面白かっただけに残念。
0投稿日: 2022.02.26
powered by ブクログ「冷たい校舎の時は止まる」の彼らのお話。 「子どもたちは夜と遊ぶ」の秋山先生の言葉を借りるなら、子どもというのは、たとえどこにいても残酷で容赦がないもの。 ほんの些細なことをきっかけに、ズレていく歯車。 見に覚えがあって、どれも自分の過去みたいでドキッとした。 「今、千晶ちゃんは駄目かもしれない。つらいかもしれない。でも、いつか絶対に平気になる」 「僕たちは、どこにでも行けるし、変わっていく。僕には言える。いつか、絶対に平気になる日が来る」 千晶にとって、彼の連絡先が光であるように。 鷹野の胸を照らす、彼女の部屋の黄色い窓の明かりのように。 思い出すことで、生きる勇気となるような景色が、きっと、ある。
2投稿日: 2022.02.04
powered by ブクログロードムービーは、まんまと騙された。 小学生の話だし幼稚な感じなのかなと思っていたけど、予想外にいい話すぎて図書館で読んでいたのにボロボロ泣いた。 久しぶりにいい話に出会って心が浄化された気がする。
1投稿日: 2022.01.26
powered by ブクログ「冷たい校舎…」の彼ら彼女らが再登場する短編集。辻村さんらしい仕掛けも、もちろん用意されています。特に表題作。繊細な心理描写、巧みなプロット、そして驚きの事実…さすがです。さあ次は「光待つ場所へ」。
5投稿日: 2022.01.15
powered by ブクログ短編集よりはやっぱり辻村さんは長編の方が良いなー。冷たい~からの流れもあって続けて読むと楽しいのは楽しい!
0投稿日: 2022.01.13
powered by ブクログ短編集。 表題作「ロードムービー」では家出を決行した子供達とその背景について描かれていて。少し心が痛くもありました。 最後のトシの真相についてもビックリ。 個人的には「道の先」が特に印象に残ったかな。 辻村さんの過去の作品の登場人物も所々に現れていて。 過去作品を読めばより楽しめるとも思います。
12投稿日: 2022.01.10
powered by ブクログ冷たい校舎…を読んでないのですが、スピンオフだとは全く知らず、本作に手を出しちゃいました。が、別に問題なく楽しめました。 自分の子供(小学生)も、傍目にはゲームの事しか考えてないように見えちゃうけど、実は色んな心の葛藤なんかあるのかぁーとしみじみ。
3投稿日: 2021.12.17
powered by ブクログ『冷たい校舎の時は止まる』のその後と過去の話を集めたスピンオフ短編集。「街灯」「ロードムービー」「道の先」「トーキョー語り」「雪の降る道」の5話が収録されています。 子供はあらゆる場所で色々な人と出会い、他人からの影響を受けて育つ。時に、その素直さから間違った方向へと進んでしまうこともあるけれど、それが間違いだと気づくことで大人になっていく。本書はそのような子供の未熟さや逞しさを感じさせるお話で、どこか懐かしい気持ちになりました。そして、「ロードムービー」のオチには、見事に騙されました。
0投稿日: 2021.11.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「僕のメジャースプーン」と同じように、今までの小説の登場人物が出てくるので、ワクワクしながら読みました!「章ごとに違う話なのかな〜」と思いきや、意外な所につながりが!やっぱり辻村さん!裏切らない‼︎
5投稿日: 2021.10.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まるまる全部、『冷たい校舎の時は止まる』のスピンオフ短編集だった。 色々仕掛けがあっておもしろーい。 下記、全部大量ネタバレ注意。 「街灯」 大学生になった鷹野と深月の一コマ。 「ロードムービー」 これは騙された! まさか、主人公が女の子だとは思いませんでした。 名前を見ても全然気づかなかったけど、桐野景子と諏訪裕二の娘?のようだった。 口調が男っぽいのは母譲りか。 作中で、鷹野と深月が結婚する。 「道の先」 大学生になった片瀬充が、バイト先の塾で出会う生徒との交流を描いた話。 梨花もちょっと登場する。 ラスト、充のことが好きだった女の子は、両親の離婚で遠くに引っ越してしまう。 「トーキョー語り」 で、前作で引っ越していった子が脇役で登場。 東大に入ってまた東京に行くために勉強に励んでいる。 「雪の降る道」 ヒロとみーちゃんと、スガ兄3人の交流を描いた話。 これを先に読んでしまうと、『冷たい校舎の〜』のメインのトリックがすぐ分かってしまうな……。 というわけで、ネタバレだけどさすがにボカす。 やはり、フルネームのない登場人物には要注意!な辻村深月作品であった。
3投稿日: 2021.10.17
powered by ブクログ冷たい校舎…の記憶がしっかりあるうちに読みたかった。おすすめの順番通り読み進めているものの、なかなか気づかない… とは言え、つながりを知らなくても話し自体はそれだけで楽しめるものでした。
0投稿日: 2021.10.08
powered by ブクログ冷たい校舎の後に読む作品。本の内容よりかは辻村さんの登場人物への愛を感じる。他作品にも所々に出てきますが、彼らが本当にどこかで生きている気がする。
0投稿日: 2021.08.28
powered by ブクログ語彙力がないので、上手く表現できませんが… 強烈に、もう一度、冷たい校舎の時は止まるを読みたくなります。
2投稿日: 2021.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
100ページ程の短編4つが詰まったお買い得パック。 それぞれ小中学生がドラマの主人公として登場する。 現実のそれよろしく、子供というのは時に残酷である。 ちょっとしたことがきっかけで仲が悪くなり、きつい言葉、無視、いじめ、嫌がらせと言ったことにつながっていく。もちろん、ちょっとしたことがきっかけで仲直りをするのも早かったりするのだが。 そうした「子供」ならではの心の闇、黒い部分をあらためて今の自分から俯瞰してみると、自分も同じことをしてきたのだろう、と思える。大人になった今、他人と程よい距離を取ることで嫌な感情を押し殺している。逃げずに正面から向き合うことも時には必要なんだろうな、と改めて考えさせられる。
8投稿日: 2021.08.08
powered by ブクログ「冷たい校舎の時は止まる」を読んだのが大分前だったので、また読みたくなりましたね。短編集の中で、題名にもなっている「ロードムービー」完璧にやられました。あのお母さんの子供なら納得ですね。冷たい校舎~のその後が幸せで良かったです。
0投稿日: 2021.07.23
