
総合評価
(1364件)| 499 | ||
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
冗長すぎて途中で断念。辛抱して読み進めた。うさぎ殺しがあった後、これでようやく話がコロコロ進むだろうと思いきや、その後もダラダラと抑揚無く話が続いただけだった。本当にこれは評判のいい作品なの?? 設定が現実離れしているうえでこの展開はちときつかった。繰り返し無駄な描写もしんどい。。
0投稿日: 2026.01.19
powered by ブクログ誰かを想う気持ちや、言葉にできない感情が丁寧に描かれていて、読み進めるほどに心がじんわり温かくなった。 「自分にできることは何か」を考えさせられる一冊で、読み終えたあともしばらく余韻が残る。 やさしさや希望をそっと手渡してくれる物語だった。
0投稿日: 2026.01.18
powered by ブクログ「〇〇しなければ✕✕になる」という呪いをかけられる能力を持った小学生の男の子。 小学校で飼育しているウサギたちが惨殺され、その現場を目の当たりにした大切な女の子が心を失ってしまう。 許せない!その犯人に呪いをかけてやる!って話。 能力の設定が細かくて、自分ならどう使うか?を考えながら読み進めていた。 また、女の子のためじゃなくて自分のために能力を使うんだと、責任の対象が誰なのかを考えさせていて興味深い。 最終的な男の子の呪いの使い方は予想外だったが、小学生にしては賢すぎるでしょ、という印象はずっとあった。 ウサギが惨殺される描写はなかなかしんどい。 アキ先生が別作でも登場していたらしく、その作品も読んだことがあったのに全く思い出せなかったのが悔しい。
1投稿日: 2026.01.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった、と言ってはわからないけど面白かった。 あらすじを読んでから本書を読んだので、どんな事件なのかワクワクしながら読んだ。 しかし、うさぎがバラバラにされることが「事件」だったので少しがっかりし、半分をようやく読み終えた。 この本の魅力は、やっと半分を読んでからわかる。 先生と僕の会話劇。 どうしたら、上手く力を使えるかよーく考えて書かれていた。辻村さん、めっちゃ考えて書いたんだろうなーって思った。 最後は、「僕」の自己犠牲がすごかった。 そして、最後の少しの希望がエッセンスとなりこの本は美しく構成されていた。(長かったけど、、)
0投稿日: 2026.01.14
powered by ブクログ辻村作品の代表作の1つで、ずっと気になってた作品のうちの一つでした。そのため1ページ目から期待度MAXで読み進めましたが、ラストシーンで思っていた期待度を遥かに超えれました…! とにかく主人公のひたむきさに胸を打たれました。 子供らしい未熟さも、とても上手く描かれていて辻村深月の表現の凄さにただただ圧倒されっぱなし…。 読了後の満足感が半端ないです。 文句なしの星5作品です。彼女は神です。 今年の夢は、辻村作品全て読む事です。
0投稿日: 2026.01.14
powered by ブクログダブルバインドの種類 肯定的ダブルバインド: どちらのメッセージに従っても受け手にとってプラスになる状況です。例えば、「ケーキを買ってきたけど、どちらを食べる?」といった場合です。 否定的ダブルバインド: どちらを選んでも不利益を被る、または罰を受けるような状況です。
0投稿日: 2026.01.06
powered by ブクログ勧められて読みました。 少しみんなより大人になったフミちゃんが学校で飼っているうさぎの世話当番で朝早く、風邪を引いた僕の代わりに登校した時、市川雄太という医大生が、うさぎをバラバラにして殺していた。その時から気持ちを失ったフミちゃんをなんとかしたいと思う僕。実は僕には家系的に人に〇〇しないと、〇〇になると暗示をかける力があり、もう1人の子の力の持ち主、大学教授の秋山先生に、この力の使い方について、詳しく教えてもらう。僕は市川雄太と面会するにあたり、この力を使い、市川を懲らしめようとする。先生とは反省しないと人間以外の動物が見えなくなるということを約束したが、実際は。僕の首を絞めないと医学部には戻れないという言葉だった。、僕は首を絞められ、1週間意識が戻らなかった。フミちゃんは毎日自分の意思で病院て彼を見舞い、目覚めてから秋山先生と話をしてお守りにフミちゃんが僕にくれたメジャースプーンを持って会いに行くところで終わる。スプーンのキラキラが、この先の明るさを予感させるような最後でした。
1投稿日: 2026.01.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公の名前が最後までないことが気になった。 子供たちは〜の秋先生と、復讐に向き合う対話・問答を通して本質や思考を深めていく。 ただし超常の能力があるという世界観、豊富な語彙や表現を使ったり、能力を理解して機転を効かせる主人公が小学四年生というのがあまりに現実感がなく、ちょっと入り込めなかった。
0投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログもう描写が上手すぎて...。 残酷なシーンは心がグサグサ刺されて読むのが辛かったです。 でもその描写があったからこそ、ぼくの真剣さが伝わってきて、自分なら犯人にどんな罰を与えるか?一緒に必死に考えながら読んでしまいました。 読了後、『名前探しの放課後』にもぼくとふみちゃんが出てくると知り、即購入して読んだくらい登場人物のことが好きになった作品でした。
2投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログ小学4年生のぼくには特殊能力が・・・。ファンタジーと思いきやとんでもない。内容は日常的であり、ダークな部分もあり、誰もが体験しうるのからこそ考えさせられるものでした。会話形式を多く取り入れられ、子どもの体験とは決めつけられない誰にでも当てはまりそうなことだからこそリアルさが感じられ一気に読み進めることができました。
0投稿日: 2025.12.30
powered by ブクログ愛とは何か?泣くことの意味は?人間について深く深く考えさせられる小説だった。少年のぼくは純粋で一生懸命でとても美しい。色んな意味で【まっすぐ】な彼にとても魅力を感じた。『子どもたちは夜に遊ぶ』で張られた伏線がまさか小説をまたいで回収されるとは、辻村深月ワールド恐るべし。ファンにはたまらない二重の感動を与えてもらった。もう一度、凍りのくじらも読み返したくなった。
0投稿日: 2025.12.19
powered by ブクログ心を閉ざしてしまった優しくて賢いふみちゃん。 未知の力に怯えながらも、罰を与えることの意味と向き合うぼく。 少年少女が年齢に見合わない苦労を背負い込む姿はとても切なくて、そんなにひとりで抱え込まなくていいんだよと涙してしまう場面がちらほら。 しかしぼくが賢すぎて小4の設定に無理があるだろうと感じてしまったり、世界観に没入しきれなかったりという部分があったため★4。
0投稿日: 2025.12.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
学校で悲惨な事件が起き、それに直面したふみちゃんはショックで声も出せず、心を閉ざしてしまう。 ぼくは、犯人と闘うことを決める。 どういうラストなのかすごく気になって一気読みしてしまった。 ぼくが思ったよりも賢く、驚いたところもあった。ぼくがふみちゃんと自分とも向き合っていく様が描かれていて、幼いながらにしっかりとした考えを持っているところ、持たねばいけないことにに胸がキュッとなった。 先生の話が確かにと思うことも現実感もあってドキドキした。 どうか力をつかわず、友情の愛なのか恋の愛なのか分からないけど育んでほしい。
0投稿日: 2025.12.15
powered by ブクログ復讐って難しいですね。 他の作品のキャラ達が出てきて、謎だった部分が分かったりと再度読みたくなりました。
0投稿日: 2025.12.11
powered by ブクログ先生とぼくの7日間が尊くて、先が知りたいのに、読み終わってしまうのが淋しくて。 とても素敵な作品でした
0投稿日: 2025.12.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小学生の復讐劇を、哲学的かつ情緒的に書き上げた、素晴らしい作品。 デビューから4作目。明らかに化けた。 過去作品と共通の登場人物が出てくるのも、順に読んできた人にとっては驚かされる仕掛け。 秋山先生は「子どもたちは夜と遊ぶ」の先生だった。動物園に行く人は、月子と恭司か。 先生の、殴られた女学生を助けようとした、って言葉でやっと気づいた。 「子どもたちは〜」の該当箇所を読み返したら、完全につながってた。これ、キャラ設定の時点で、秋山先生が言霊的な能力持ってるって決めてたんだな。その種明かしをこの作品で行う。スケールでかいぜ。 もしかしたら、元々は「子どもたちは〜」で触れる予定だったけど、要素増えすぎて本筋がぶれるからカットしたのかも。だとすると、練っておいたものが無駄にならずむしろ熟成して輝いた感じかな。 秋山先生、授業でダブルバインドの話を月子にしてた。これも「子どもたちは〜」を読んだ時は、こんな描写いるか?って思ってたけど。そういうことか。 ピアノ発表会の天才くんは「凍りのくじら」の郁也かぁ。解説で知った。ふみちゃんも確かに同書に出てきてた。病院に一緒にいた、しゃべらない女の子。 他作品とのつながりは、あくまでもスパイス。 本筋も素晴らしい。 ・うさぎの胸糞っぷりがすごい。 ・マドレーヌが伏線だとは。 ・主人公が小学生なのに感情移入させられる ・秋山先生の冷徹ぶりが良い ・復讐や命に関する議論も良い とはいえ、言うことなし!ではなかった。 ピアノのところは導入としてはやや物足りなさを感じたし、小学4年生の一人称で「呵責」とか違和感表現も。 小4であそこまで頭回るのは東大にも滅多にいないはずだってところもひっかかった。 何より、他作品とつなげる弊害として、見てないと蛇足や違和感につながる描写。 秋山先生の象がサーカスとか、助けた女学生の飲み込んだメモとか、男の人のピアス穴とか。
18投稿日: 2025.12.02
powered by ブクログ一気に読んだ。たくさん泣いた。家で読めばよかったけど止まらず出先のカフェで読了。 自分が母になり、この主人公の男の子のお母さんの気持ちで泣くし、もちろんこの男の子の気持ちでも泣くし、考えさせられるところもあるし、また読みたい。
0投稿日: 2025.11.21
powered by ブクログ2025年43冊目『ぼくのメジャースプーン』 最初は、主人公のぼくがその不思議な能力で多くの人を救っていく物語なのだと思っていた。けれど実際は、幼馴染のふみちゃんを助けるため、自分の力と向き合い、悩み、葛藤していく物語だった。 ぼくも、ふみちゃんも、そして先生も、それぞれ個性が際立っていて魅力的だ。なかでも私は、先生の存在が特に好き。そこにいるだけで空気が落ち着き、読んでいるこちらまで安心できるような、そんな感じがする。 辻村深月さんの作品を読むと、やっぱり「物語っていいな」としみじみ思う。現実とは少し違う世界に足を踏み入れて、登場人物の心の揺れを一緒に辿れるのが楽しい
23投稿日: 2025.11.17
powered by ブクログぼくと幼馴染みのふみちゃんと不思議な能力が交わる青春小説 切なくて最後は苦しくて、でも読んで良かったと心から思える作品 すごく面白かった 先生が悪でもなく善でもなく ぼくにたいして誤魔化しをしない、子供扱いしない、本気で向き合うところが誠実で素敵だなと思った 文章は難しくないけど心情を理解するために何度も読み返したくなるような深いメッセージ性や辻村さんの想いが伝わってくる 子供が読んでも大人が読んでも面白いはず! 愛って、好きってなんだろうか その想いは自分本意になってはいないだろうかと色々自問自答するきっかけになった
1投稿日: 2025.11.16
powered by ブクログ全体的に読みやすい文体で、さくさくよみすすめられる作品なんですが、ふみちゃんみたいな良い子が、悪意で病んでしまうシーンはかなり辛く自分ごとのように感じて、何とかしてあげたい! むずむず みぞみぞします。 メジャースプーンって何?って思ってましたが なるほど、計量スプーンなのね。 いくら特殊能力があるとはいえ、小学生の主人公が犯人に、立ち向かうのは無理があるなあと思いますが、ぼくとふみちゃんの優しさが滲みでている読後感のよい作品です。 ワタシにもこんな姉さん的な友達、いた気がします。遠い記憶だけど。 あの子は今どーしてるだろう?
58投稿日: 2025.11.11
powered by ブクログ秋先生とぼくの間のやり取りが、ちょっとした哲学書のような印象。サプライズ感がそこまであるわけでは無いが、十分楽しめた。『子供達は夜と遊ぶ』を読んでからがいいというのは納得。
0投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログ文庫本で500ページほどでした。 細かく章が分かれていて読みやすかったです。 「この後の展開が気になるから読みたい!」というより「彼の"闘い"と"答え"をそっと見守りたい」と思いこの本を読む手が止まりませんでした。私はとても素敵な本だと思いました。
0投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログ大切な人を守りたい、と簡単に言葉には出来るが本当に守るとは?を考えさせられた。また、人を守るように見えて自分のためなのかも?と思うこともあるなと、深く考えさせられる本だった。
0投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログ●2025年10月27日、カカオパウダーダイエットしててまたカカオパウダーを買う予定なので、次はボトルだからYahooフリマでコーヒーメジャースプーンを探してたらこの本がヒットして出てきた。Yahooフリマで300円〜690円。
2投稿日: 2025.10.27
powered by ブクログ素晴らしい。クライマックスの展開には思わず息が止まったし、それまでの刺すような言葉たち、苦しい展開に、まるで登場人物たちがその場にいるように、目を逸らしたり、かける言葉も思いつかない自分がいた。 やや子ども向けの本なのかと思いきや、とんでもない。 人間の心にある「悪意」というもの、それを改善して反省させたいと思う気持ちも、「こいつはそういうやつだ」と自分の手で確かめて枠に閉じ込めたい気持ちも、そうやって描くのかと、本当にお見事。 辻村さんの、人の感情を鋭く刺して描き切る語りが、大好きだ。 人の愛と、悪意を描いた作品。思い出深いところだけでも、何度も読み返したい。
0投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
感動ファンタジー系小説。 泣けると評判の作品のようだ。 友人に勧められて読んだ。 なんだろ、最近読んでいた小説がハマり過ぎていたからかな、普通にはおもしろかったんだけど、 読み終わった直後の率直な感想は、これで終わりか、だった、笑 泣けなかったというか、あまり感情移入できなかった、、、 主人公が小2〜4の話で、ちょうどうちの子と同じなんだよね。 だからか、頻繁に現実に引き戻されて、 声の力がある時点でフィクション?ファンタジー?なんだけど、最後まで小説の世界に入り込めなかった感じ。 でもおもしろかったし、復讐とかやり返すことに関して考えさせられたりして、また別の良さがある小説ではあった。 ただ他の小説と比較してしまうとイマイチ。 もし自分に声の力があったら、目には目をくらいのレベルで即使うね、笑 こんな主人公みたいに悩んだりしない、ってところも一歩引いちゃった要因かなぁ。
2投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初めからページをめくる手が止まらなかった。 「ぼくのメジャースプーン」という題からは想像出来ないストーリー。すごろくの通りに読んでるので、「凍りのくじら」に出てきたふみちゃんのもともとの人柄にギャップがあってびっくりした。 読んだことがないので合ってないかもしれないけど、現代版「罪と罰」のようだった。罪に対する罰を与えるには何が適当なのか、むしろ罰を与えるべきなのか。ぼくと秋山先生の対話やほかの登場人物の考えなどから色々と考えさせられた。 最後、決戦当日からの展開はもうこの世界に入り込んでしまって感情が大変だった。 読み終わって充実感はあったけど、自分が全てを消化出来てない気がするので、また日が経ったときに再読したい。 秋山先生の能力について知ったとき、「子どもたちは夜と遊ぶ」で先生が出てるところ読み直したい!と思ってたら、あの時使ってたのか!!と新たな発見があってより面白かった。ほかにも別作品の登場人物たちが出てきてその発見も楽しかった。 辻村作品は物語がその一冊で終わるのではなく、当たり前にそれぞれの時間が流れて登場人物たちも日々過ごしているんだなぁと感じられて読んでてうれしくなる。
1投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログ真っ直ぐすぎて、覚悟もすごくてかっこいいと思った。反面、やっぱりもっともっと大人や身近な人に頼ってほしいと思った。
0投稿日: 2025.10.17
powered by ブクログ正しい復讐…について小学生の「ぼく」が考える。まわりくどい思考の描写が多すぎてうんざりなところもあったけれど、読み終わりはほっとしました。
0投稿日: 2025.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
★4.9/5.0 辛くて、切なくて、苦しくて、でも、とっても愛に溢れたお話だった。 この本を手に取ったきっかけは友達から泣けると勧められたからだったけど、本屋で購入してから読むまでにはかなり時間が空いてしまった。 ただ、この作品は「泣ける!」っていう風にオススメしたい本というより、とても辛く切なく苦しいけど、愛を感じられて、最後まで読んだら心に響くと思う、って感じだと思う。私ならこういう風に伝えるな。 ぼくとふみちゃん、そして秋山先生。 ふみちゃんの話から始まるのも良かったし、ぼくのふみちゃんに対する強い思いもものすごく伝わってきたし、秋山先生の授業と対応、最後ぼくに語ったたくさんの言葉。とても刺さりました。 残酷な描写はあったけど、泣ける作品では無くないか?って終盤まで思っていましたが、声を使った当日のところから一気に涙が止まらなくなりました。 ぼくの覚悟も、秋山先生のとっさの行動も、秋山先生がぼくをどう見ていたかも、さいごのふみちゃんも。 何度でも読み返したい!って思えるか?って聞かれたら何度も何度も読み返したい訳では無いけど、ただ、まっすぐな愛と覚悟に心打たれた作品になりました。
0投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログ主人公の『ぼく』が、大好きな女の子のために、自分がもつ不思議な力を使って復讐しようとする話し。 平たく書けばこれだけのことなんだけど、 その不思議な力の使い方や考え方、 人が人に復讐をするということはどんな事なのかをかなり深掘りする。 途中、先生とボクの会話の中で私にとってはわかりづらい表現も多々あり、 読了するまで少し時間がかかってしまった。 ぼくの気持ちもわかる。 でも一番ひどいの犯人なわけで。 ラストは、そんなに苦しまないでー! の一言であった。
11投稿日: 2025.10.08
powered by ブクログ『子どもたちは夜と遊ぶ』の次に読みました。 読む前は、タイトルの、ぼくのメジャースプーンの意味の想像がつかなかったのですが、読み終えてとても納得したというか、メジャースプーン――計量スプーン――の使い方に感嘆したというか。初めはふみちゃんが持っていて、それを1本譲ってもらって、さらにふみちゃんのを拾って3本とも持って、最後にはふみちゃんに渡り、そしてきっと…。 心が人を響かせる。 主人公や登場人物の価値観やさじ加減にそれぞれの個性と信念があり、そして、秋先生の言うようにどれも正しくて正しくない、そこに正解など存在しないということを、しみじみ考えさせられました。 辻村深月さんの、道徳的倫理的な思考を揺さぶってくる感じ、好きです。
12投稿日: 2025.10.05
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まだ途中 秋先生!!お!秋先生の元を訪れる先生はもしや、、 先生はあの時能力を?ピアノを弾くこの少年は??等過去作登場人物を想起させるところはどうしてももしかして!と心が浮き上がってしまう。
1投稿日: 2025.10.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
秋先生、全然気付かなくて終盤で「あぁ!あの秋先生だ!あの時の疑問をここで回収してくれるんだ、最高!」てなった。 それにしても、ふみちゃんのこと、自分のことにここまで深く考えたり悩んだりできることがすごい。今の私より、はるかに人間ができてる。 そういえば私が小学生の時も学校で飼ってた兎たちが、野犬に襲われて全滅するという事件があったんだけど…今思えばあれは本当に…野犬のしわざだったのだろうか…
0投稿日: 2025.10.01
powered by ブクログ秋山先生と僕の対話が良かった 道徳を考えていく上で必要な罰と条件 後半は小学生がこんなに考えられるのかと思うくらい難しい議論だった ふみちゃんの正義が世の中の正義になってくれたらいいな 復讐は自分の人生と相手の人生を繋いでしまうことでそれだけ生半可な気持ちではできないことだね
1投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログ魔法のような能力を使える少年がいてどこかSF的な物語かと読み始めは思っていました。第2章で読み進めるのが苦しくなりましたが、その先は道徳観や倫理観を凄く意識された内容でした。 罪と罰、言葉の重み、愛、因果応報、様々な事を深く考えさせられました。
1投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログ子供たちは夜と遊ぶの登場人物がでてきて嬉しくなる。秋先生も月子も好き。少しずつ違う本の登場人物が出てきてて辻村深月さんの作品面白いなと思う。
25投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログ苦しい、生々しい。辛い。 でも読んで良かった。 この作品の登場人物が出てくるという他の作品も読んでみたい。
0投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ当事者性を感じて自分は主人公と同じ側にいるなと、心が震えた。同じ感じ方をする人がいるといいなと思います。
1投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ言葉にならない衝撃、再び。読んでいる間中ずっと心が痛く、ラストに向かうにつれ泣き崩れ、読み終わってしばらくは唖然としていた。 PTSDという重いテーマを様々な角度から捉えた物語。ぜひ"順番通り"にどうぞ
0投稿日: 2025.09.08
powered by ブクログ罪と罰。どの程度の悪意があって、それをどの程度だと見計らって、どの程度の罰が相応しいとするのか。 人間にそれが判断できるのかな。 辻村深月、好きなのに、読む順番があったなんて知らなかった^^; ところどころ、ん?と思う箇所があるが、そのせいか。関連する本を読んでみよう。
1投稿日: 2025.09.02
powered by ブクログ我が子が小学校中学年くらいになったらぜひ読んでほしいと思える1冊。 不思議な能力を持つ主人公が、ある事件をきっかけに心を閉ざしてしまった同級生の心を取り戻すため奮闘する。 同じ能力を持つ親戚の「先生」との対話で、罪、罰、正義、復讐とは…思考を深めていく様はそのまま道徳の授業になりそう。
13投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログ辻村深月さん(1980~)の作品、ブクログ登録は5冊目になります。 本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかったー。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に一度だけ。これはぼくの闘いだ。 ---引用終了
60投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログ★★★★☆薄暗い中に、熱い炎が燃え盛るようなえ印象を受けるお話でした。声の力を持ったぼくと事件のショックで心を閉ざしてしまったふみちゃん。犯人に対してぼくにだけできることがある。チャンスは1度きり。これはぼくの闘いだ。犯人との面会シーンには驚かされました。秋山先生と共に騙され、裏切られた気持ちだった。そしてエピローグで救われました。
1投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログ大好きな辻村深月さんの本なので読みました。読んだのは結構前なのですが、私の心に強く刺さって未だに抜けないお話です。 主人公の「ぼく」が、大好きな「ふみちゃん」のためにした決断に、とても考えさせられました。愛ってすごく独りよがりなものだけど、強い力がありますよね。ぼくが切羽詰まったなかで重く難しいテーマに向き合い、思い切った行動を取ったのは、その根底にふみちゃんが大好きって思いがあるからなのかな?と思いました。 愛を描いたもので、ここまで心を揺さぶられる小説は初めてでした。もう一回記憶を消して読みたいです。
1投稿日: 2025.08.28
powered by ブクログ物語とは少しずれてしまうかもしれないが、現代において当てはまる部分が多かったように感じる。現代を生きる上での筆者からのメッセージがあったように自分は感じた。言葉の重み、物事の価値付け。今一度自分の生活と向き合うことが必要なのかもしれない。そんなきっかけをくれる一冊であった。
1投稿日: 2025.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うさぎ虐殺の描写は強烈だった。自分なら犯人に対してどのような感情を抱くか想像しながら読んだ。結局は絶対的な悪は変わらないから距離を置くというのが1番賢いんだろう。でも、主人公がとった行動も心情は理解できるな。マドレーヌの伏線は驚いた。
1投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ私の尺度でいう「おもしろい」では無かったけど、すごく良い作品だと思う。 愛・罪・罰、人によってその重さや考えは千差万別。そんなの当たり前だけど、それを細かく咀嚼して読み手に分かりやすいよう言葉にするのが本当にお上手。辻村さんの好きな所のひとつ。 読み終わった今の時点では、私ならあの人にどんな条件と罰を与えるのか、全く思いつかないけど、自分の事を知るために考えてみるのも良いかも。 事件があまりにも凄惨というか、グロすぎて途中かなりしんどかった…。
0投稿日: 2025.08.12
powered by ブクログはじめは、読むのが辛くてこのまま読み進めるのが辛いのに、先が気になってしまい気づいたら読み終わっていました。 私だったらどんな言葉を市川にかけようと思いながら読み進めていました。 最後にふみちゃんの回復の兆しが見えてホッとしました。 やはり辻村先生の本は引き込まれてしまいます。
1投稿日: 2025.08.09
powered by ブクログなかなかひどい出来事が起こり、どう展開するのかハラハラした。最後まで予測不能だったが、今後もぼくとふみちゃんがいい関係で時を重ねて欲しい。 それにしても、秋先生とぼくのやりとりには考えさせられた。
2投稿日: 2025.08.02
powered by ブクログ愉快犯に学校飼育のウサギを惨殺された小学生の女の子がPTSDで心を閉ざし、狗巻棘みたいな力を持つ幼馴染の男の子が復讐する話。 復讐にあたって、親族で同じ力を持つ『先生』と力の使い方や復讐方法を話し合う。 そして彼が選んだ選択は───── ────────────────────────────── ベストセラーのかがみの孤城であまり刺さらなかったのでどうかなと思ってたけど、やっぱり自分とは合わなかった。 他にもっと良い選択がある中で、あえて自己犠牲的な方向に舵を切る作品がそもそも好きじゃない。 かがみの孤城しかり本作しかり、失った心を取り戻していく過程を書くのが好きなのかな? 悪人の描写はリアルだし話がつまらない訳でもないんだけど、主人公が自分とは違う物事の捉え方をしていてシンプルに共感ができなかった。 世の中を見通す目が、辻村深月と自分とでは違う角度を向いてるのだと思う。 好きな人はきっと好きな作家さんだろうな。
0投稿日: 2025.08.02
powered by ブクログ悲しいけど心が温まるそんなストーリーでした。 ぼくやふみちゃんのまわりにいる大人たちが温かい人たちでそれだけで少し救われたような気持ちになりました。 そしてぼくとふみちゃんの関係性がとっても素敵で最後涙が出そうになりました。
64投稿日: 2025.07.28
powered by ブクログ面白かった。 ある力を持った小学4年生の「ぼく」が通う小学校で発生した事件で、幼馴染のふみちゃんが心を壊してしまう。最後「ぼく」が事件の犯人に力を使ったときは、えっと思いつつも、胸が熱くなりました。
1投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログ2回目の読了。 こんな倫理的な話だったのか。 以前読んだ時の記憶だと、なんか能力使っていうこと聞かせる話ぐらいにしか覚えてなかった。 先生との会話の復讐に関する考え方のところとか凄い考えさせられた。いい話だった。
1投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
終盤、号泣です。 辻村深月さんの作品を始めて読みました。 子供の多感な素直な気持ち、悩み考え成長する姿や、立ち向かう姿、そんな作品を読むと、最近、涙が止まらなく出るなぁと。 途中、動物園に一緒に行ったお兄さんがもしかして市川雄太?!と深読みしてしまいました。違いますね。秋山先生がたまに嘘をつくものだから、途中から変に勘ぐって読み進むことになってしまいました。 辻村さんの作品は読む順番が大切、と、読書途中でネットで知りました…ここから、初めに戻って作品、読み進めます!
0投稿日: 2025.07.17
powered by ブクログ電車の中で読むんじゃなかった。 涙腺崩壊。 大切なふみちゃんのために、ぼくはできることをする。復讐とはなにか、を強く考えさせる1冊。 このあとぜひ「名前探しの放課後」を読んでくださいね…これは読む順番大事でしたね……
10投稿日: 2025.07.12
powered by ブクログこんなストーリーが思いつくなんて、辻村深月さんすごいなぁとしか言えません。 復讐と愛について考えさせられました。 こんな純粋な気持ちを確かに子どもの頃なら持つかもしれないなぁ 「〜しなければ〜なる」という言葉をかけたら相手は、自分にそういう呪いをかけてしまう。という力を持つ子どもが主人公。 自分にそんな力があったら、やっぱり恐ろしいだろうなぁ
0投稿日: 2025.07.02
powered by ブクログよかった、伏線の回収もすばらしい 子供にあそこまでの力があるのか、 現実ではそうはいかないような気もするが スッキリはした。
0投稿日: 2025.07.02
powered by ブクログ大切な人を傷つけた犯人に、ぼくの不思議な力で復讐できるのしたら… 不思議な力を持つぼくと、同じ力を持つ親戚の先生(教育学部教授)の対談はすごく考えさせられた 罪悪感で潰れかけた小学4年生のぼくが考えた復讐は、あまりに痛々しくてつらかった
0投稿日: 2025.06.27
powered by ブクログうさぎが凄惨な殺された事がきっかけで声を失い心を失わなったふみちゃん。彼女のために犯人に対して復讐を考え始める僕は秋山先生の所へ通い始める… 犯人に対して何を話したらいいのか、殺したり刑務所に入って罪を償わせるのか。罪と罰がテーマの作品で主人公はどう立ち向かうのか。 難しいテーマだった。他人にはない能力を持っている僕は犯人に対して自分の犯した罪を償ってほしいと願っているのと、動物の命を軽く見ている犯人 命の大切さとか罪と罰とか難しくてなんか重たいようなかんじ
0投稿日: 2025.06.26
powered by ブクログ非常に面白かった。 ぼくがうさぎを殺されたことによって声を使って復讐する話。 動物の命、人間の命、 それぞれの命について考えさせられる一冊。 所々泣きながら読んだ。
0投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
特別な力を持ったことを知った少年が、同じ力を持つ親戚のおじさんに教えを請いながらとある復讐を企てる物語。 忙しいさなかで読んだからか内容があまり刺さらなかった…。 言葉を失うくらいのPTSDを負った少女、うさぎは可哀想で怖かった。
6投稿日: 2025.06.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
言葉で人に罰を与える異能力を持つ小学生の "僕" が、大切な友達の心を壊した男に対してどんな罰を与えるべきか思い悩む話。 言葉で人を罰する力という強烈な不思議を持ち込みながら、物語中でその力が行使されるシーンは数えるほどで、7割は主人公と先生が "力" をどう使うかを淡々と議論する場面で構成されている。辻村作品の中でも特に哲学的な要素が強い作品。 "力" の内容がご都合主義的な感じもするし小4にしては主人公が賢すぎる気もするが、書きたいテーマを優先した結果なのだろう。エピローグの「覚えているんですね」がすごく効果的な伏線回収で、作者の面目躍如だと思う。
0投稿日: 2025.06.07
powered by ブクログこの罪に対してこの罰が正当なのかという倫理観を問われる小説でした。特殊能力を持つ小学4年生の男の子と先生との罰を問う対話。 圧倒的な「悪」に対して何をするのが正しい「復讐」なんだろうと考えされられました。 とんでもない悪意を持つ人間もいるけど、命懸けで救ってくれる人間もいる。後半はこれはもう泣く…
11投稿日: 2025.06.02
powered by ブクログ先生と「ぼく」のやりとりはまるで「カウンセリング」のよう。実際、お母さんにもそのように頼まれていたとのこと。「ぼく」は思っていたより、ずっと大人で、先生を欺いたり予行演習をして、犯人との対面を迎える。「ぼくの首を今すぐに絞めろ、そうしなければ大学に戻ることはできない」と伝える。自分の死をもって、彼の「反省」の嘘を暴こうとする。ぼくの予想通り、犯人に首を絞められるが、先生が彼を救う。1週間、目を覚さない「ぼく」をふみちゃんは毎日見舞う。…ふみちゃんは、敵前逃亡の顛末を覚えていた。彼女を引き返させたのは「力」ではなく、ぼくの言葉(ふみちゃんはぼくの自慢なんだ)そのものだったのだ。
0投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初に出会った辻村深月さんの作品、再読です。 当時は心理学を専攻していたこともあって、あらすじに興味が湧き読みました。 世話をしていたうさぎが殺され、それを目撃した女の子がストレスから声を失ってしまう。そのことにどう向き合い、復讐を遂げるのかというのが幼なじみの男の子の観点で書かれています。 その男の子は他人にはない不思議な能力があるということで、思ってた内容とは違ったもののそこに書かれている様々な問題はものすごく勉強になったし、正解のない問いが多くてたくさん考えさせられました。 何度読んでも、ぼくがトモに声を出したあたりからはもう涙無しでは読めません。 「子どもたちは夜と遊ぶ」の2年後の設定である秋先生、月ちゃん、恭司たち。月ちゃんが蝶のヘアピンをつけていたこと、それが秋先生のいう「ふみちゃんは1年もしたら笑顔を浮かべることができる」っていうことと繋がっている気がしていて、ちゃんと時間が経過していることが嬉しく思う。そしてまた「名前探しの放課後」につながっていきますね。 人間は強い。本当にそう思います。
1投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログ辻村さんは、子供の頃本が大好きで大好きで仕方なかった女の子が、 大きくなって本を書いている、という感じが伝わってくる。 子どもの頃のビビットで繊細な感受性が 鮮やかに描かれていて、子どものころ こんなだったなあというのが思い出される。
0投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公の「ぼく」に、ひたすら感情移入してしまって、何度も涙しながら読みました。 特に、サンタクロースの件は、印象的でした。 トモとのケンカのシーンも、迫力があった。 そして、なにより、「ぼく」が市川雄太に言い放った言葉。 幼くて不器用な主人公が、怒り、泣き、命をかけて挑む物語に、最後まで心打たれました。 20年近く前の作品ですが、出会えて良かった。 大人になって、こんなに心を揺さぶられる作品に巡り逢えて嬉しいです。 図書館でふとタイトルが目に入り、読んでみようと思った一冊。 なんとなく、タイトルに見覚えがあったのは、昔同著者の「名前探しの放課後」を読んだからだったと気づいたのは、この本を読み終えた後でした。
1投稿日: 2025.05.28
powered by ブクログ主人公の持つ能力の説明が長い。その長さをミステリーと道徳の観点を織り交ぜて描ける筆者の筆力で最後まで面白く読めた。小学生が主人公だけど大人向けのミステリー。小学生が読むにはちょっとグロいかな?
1投稿日: 2025.05.26
powered by ブクログ最初に読んだの6年前とか?2回は読んだ 辻村深月の作品の中で一番好きかもしれない。主人公を信頼できるので良いです。
1投稿日: 2025.05.26
powered by ブクログめちゃくちゃ楽しみにしていた小説、やっと読めました。最初に言っとくと動物が可哀想な目に遭うのが無理な人は読まないほうがいいです。 全体の半分以上が、主人公の男の子と、その子が持っている特殊能力の使い方を教えてくれる「先生」との会話によって進行していく。 「罪と罰」の関係、量刑を決める難しさ、全員が救われる方法はない中、最善の方法を探していく。 最後に主人公が取った行動は驚いたけど、とても小4ができることではないような気がするなぁ。 それにしても辻村さんは子どもの心情を描くのが上手い。
2投稿日: 2025.05.24
powered by ブクログ相手が自分のために何かしてくれたその想いって、すごい心のエネルギーになるよな。この『条件ゲーム提示能力』シンプルに見えてとっても奥が深イイ。
2投稿日: 2025.05.23
powered by ブクログ命ってむずかしい。 秋山先生の問いかけが一つひとつ考えさせられて、私も聞かれたら返答に困るなと思った。 でも、この先生はどんな意見も否定せずに受け止めてくれるところがすごく素敵だと思ったので身近にいたら頼もしいだろうなと感じた。
1投稿日: 2025.05.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まさに愛とはこういうこと。復讐とは愛とは… 僕が最後に何を犯人に伝えるのか気になり最後まで一気に読み進めた。ぼくが甘い人間ではなくて、冷静で犯人にとって何が致命的か計算していたことに驚いた。文章にどんどん惹き込まれた。ぼくが使う能力がぼくをとにかく苦しめていた。でもそれに対して優しくピシャリと言ってくれた愛ある一言にぼくが救われたところが良かった。小学生を題材にして復讐や愛を問うのは驚いた。
0投稿日: 2025.05.15
powered by ブクログこうありたい。って姿がいくつもあった。ぼくもふみちゃんも秋先生も、お姉さんもお兄さんも。 〝強い〟なんて言葉で纏めたくないくらい、嫌なんだけど人が好きになれる
0投稿日: 2025.05.11
powered by ブクログ凍りのくじらのふみちゃんは登場シーンは短いもののとても気になる存在で、この本を手に取った。 ふみちゃんのことを知りたいと思った自分が、事件後に顔写真を見たがったネット上の人たちみたいで本当に嫌になった。 ふみちゃんが辛い目にあって話せなくなったというのが、ここまでの事件だとは思いもしなかった。 でも知りたいと思った責任をとるように最後まで読んだ。 「僕」の最後まで語られない部分を思うと心が苦しい。 よく頑張った、でもそこまで僕に頑張らせてしまったことか苦しい。 少し希望があるような終わりだったけれど、ふみちゃんも僕もトモも元には戻れない。描かれなかった様々な子どもたちも傷ついた心がどこまで戻るのだろう。 命や罪と罰について考えることがテーマで、力の話は「少し不思議」な辻村深月さんらしさがあって、よかった。うん、よかった。 でも、動物でなくてはいけなかったのか、学校でなくてはいけなかったのか、子どもでなくてはいけなかったのか、もっとファンタジーにはできなかったのか、この小説に問いたい。この苦しいような読後感が正解なのか分からない。
11投稿日: 2025.05.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
職場の同僚からおススメしていただきました。 辻村深月の初期作品です。 悪意ある加害者に心を壊されてしまった「ふみちゃん」のために、自身の罪と復讐に向き合う小学4年生の「ぼく」。 物語は、加害者に罪を認識させ償わせるためにはどうしたらいいのか、「ぼく」と「先生」が復讐や罰の意味を考える一週間についてが描かれていました。 復讐と罰の意味を延々と語り合う場面が多少、本としては冗長に感じましたが、当人としては自責の念をひた隠していたわけですからいくら語り合っても長すぎるということはないのでしょうね。 そして、彼が最後に決断した行動は、全く想像していなかったのでかなり驚きました。 と同時に、そこまで覚悟をしていたことに胸が苦しくなりました。 物語には直接関係ないけど、司法に携わる方はいつもこんな思いをしているのか・・と、罪と罰の重さや意味について考える機会ももらえて、著者や同僚にも感謝します。 ただ、うさぎの惨殺シーンがあまりにも克明で衝撃が大きく、もう二度と読み返せないし辛過ぎたので☆は減らしてしまった・・・
2投稿日: 2025.04.28
powered by ブクログ主人公は小学4年生の男の子。冒頭は他愛のないやり取りでほのぼのムードですが、バイオレンスな事件が発生してから激変します。その描写もなかなかグロテスク。しかも、男の子は超能力(呪いの力)を持ってますが、これも中途半端な力。途中から遠縁に当たる大学の先生とのカウンセリング的なやり取りになりますが急に小学生とは思えない大人の会話が続きます。ラストもこれで終わりなのかと言う程、唐突に終わります。この本は誰に読ませたいのだろう?
2投稿日: 2025.04.28
powered by ブクログ悪人にとっての罪と罰とは何か なかなか奥が深い話だった それにしてもふみちゃんも主人公も小学生にしては精神年齢高すぎる 最後にかけての怒涛の展開は凄かった
2投稿日: 2025.04.23
powered by ブクログ読了。 ぼくのメジャースプーン / 辻村深月 辻村深月さん20代半ばのころの作品。 道徳的な側面もあり、罪と罰とは何か、言葉の力やそれがもたらす影響を考えた。 他の作品とのリンクも楽しめる。 「凍りのくじら」で表情も言葉も失くしてしまったふみちゃんが、元はこんなに溌剌とした子どもだったなんて。 凍りのくじらを読み返したくなったし、次は名前探しの放課後も読んでみたい。
1投稿日: 2025.04.18
powered by ブクログ小学生が主人公の本で共感できるかな?と思いながら読み進めたけど、ものすごく入り込めたし自分だったらどうしたか、すごく考えながら読める本だった。 全然自分より立派な小学生たちだと思った。 心が痛かったりえぐられるところもあったけど、ただ綺麗なだけの話じゃないところが、心に残ったしグッときた。
13投稿日: 2025.04.17
powered by ブクログ心を躍らせる作品であった。 まさか主人公が小学生だとは思わなかったが、小学生のとても大人びた男の子がすごく尊敬する女の子に恋をして勇者として守ろうとするという作品。 辻村さんの作品は心をうまく文章にするのがすごい上手で読後なんとも言えない気持ちになるのだが、この作品はそれに加えて命の大事さ、素晴らしさを教えてくれる作品でもあった。文句なしの星5です。
10投稿日: 2025.04.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
命の重さについて考えてしまった。 お肉をおいしく食べながらペットには重い愛を注ぐ。 人は大切な命を選別しながら生きている。 罪と裁きもそこまで細分化できない。 登場する悪役が、こういうひといるよね~というリアルさでゾッとした。 法が裁けない罪に「力」で復讐するには? 小学生の身で一生懸命考えた主人公すごい。
1投稿日: 2025.04.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とても良かった。 主人公が小学生の「ぼく」で可愛らしいお話かと思っていたけれど、命懸けの純愛ストーリーだった。秋山先生は犯人に何と言ったのだろうか。ふみちゃんとぼくの未来も気になる。
3投稿日: 2025.04.08
powered by ブクログ幼なじみの2人の関係がとてもよい。2年生でありながら2年生とは思えない大人びたところもある。現代社会の問題も読者に投げかけている。
1投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログ重い。。。 小学生が主人公の話なので、そこまで重くない話かと思ったら、想像と全く違う内容だった。 罪と罰。 自分は?自分ならと考えるけど、答えは全く出ない。 仮に答えを思いついたとしても、また明日には変わっていそうな気がする。
12投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この本だけどうしても見つからず、辻村さんすごろくで飛ばしてしまい、ゼロハチゼロナナの手前で読みました。 それはそれで、子どもたちは夜と遊ぶを先に読んでいるから知っていること、また秋山先生が力を使ったとき、ああ、あれだったんだ、と感動がありました。 ふみちゃんのピアノの発表会も、郁也さんなのかな?と思い、いろんなところがリンクしてて嬉しかったです。 ふみちゃんのために闘う「ぼく」の話。 途中、生き物の命の話(蚊やアブラムシ等は殺して、蝶々などは殺したらダメなのか?)や心の話(カラスなど人間以外の動物に心があると思うか?)など出て来て、ハッと考えさせられる話でした。 ふみちゃんの博識な話もとてもおもしろかったです。 秋山先生のことを知れたし、月子と恭司?のことかな?と思ったので、また子どもたちは夜と遊ぶを再読したいなと思いつつ、ちょっと重たいかな…と思いつつ…。
3投稿日: 2025.04.04
powered by ブクログ有名人気作家さんなのに読んだことがなくて読んでみようと思った。 丁寧に書く作家さんというのが第一の感想。 心を丁寧に描くことで呼吸を感じ、理解し、言動に納得でき、共感する。それは小説にとってとても大事なことだと思う。 人気があるのが分かる。 『Aをしなければ、Bになる』と言うとその言葉通りになる「力」を持つ小学生のぼく。 ぼくの自慢の友達、幼馴染のふみちゃん。 ふみちゃんが学校で大事に世話をしていたうさぎ達が惨殺され、バラバラになったうさぎを目撃したふみちゃんは心を壊してしまう。 ぼくはうさぎを殺した犯人に力を使って反省させたいと願う。 同じ力を持つぼくの親戚の先生と共に力について学ぶという形をとりながら、人間が持つ悪意について、正しさについて、復讐という考えについて、読者に考えさせる本。 とても良い本だと思う。 一気に読んでしまった。 姪と甥に読ませたい。
4投稿日: 2025.04.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
異能の力を持つ純粋な少年とちょっと大人な少女との物語。 少年と少女の関わりは微笑ましいし眩しい。 ただ、それがとあるとても悲しい悲惨な事件で壊されてしまう。 少女は心を閉ざし、少年はそれに憤り自分の力をどう使うか悩む。 その少年の力を憂慮する母親。まだ小学生の子どもが他人を操るような力を持つのだから、心配はしますよね。そして相談するのが一族で同じ力を持つ親戚。お久しぶりです秋先生。 秋先生と少年とのその「力」についての授業。悪意や復讐、命についての対話。秋先生は少年との対話を通して少年に自身で考える様に上手く誘導する。 それはまた、著者が秋先生を通して読者に伝えたい事でもあったのだろうな。 終盤、少年は犯人と対峙するのだが、そこで出した結論には驚かされた。そんな考え方もあるのかと。そこまで自己犠牲を提示するのかと。 でもそれを見るとどこかで首肯したくもなる。でもやっぱりそれは駄目だよなぁ。 色々と考えさせられる。秋先生の授業、受けてみたいな。対話をしてみたい。 秋先生以外にも、あの人この人お久しぶりです。あれはそういう事だったのか。 他作品との関わりがあったりして、そこも面白かったです。もちろんこの作品単体でも十分面白かったです。
4投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログおもしろかった! けど、苦しい内容だった 自分だったら犯人になんて言うかな と考えながら読んだ 秋山先生は犯人になんて声を使ったのかな〜
10投稿日: 2025.03.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
辻村作品を順番に読んでみるキャンペーン中。 『冷たい校舎は…』→『子どもたちは夜と遊ぶ』の次に読んだ。 『凍りのくじら』は前に読んだことが読んだので、後回し。 全2作は「あまり合わないな」と思ったけれど、これはハマった。 そもそも自分の好みとして、子どもが頑張る話は刺さっちゃう。 ふみちゃんがあまりにかわいそう。 最後まで完全に元通りにならないのが、またかわいそう。 でも、それだから説得力がある。 秋先生が出てくるのにテンションが上がった。 『子どもたちは…』で「これはどういうこと?」と思ったシーンが、まさかこの作品で説明されるとは。 名前でないけど、月ちゃんのその後も描かれているのも好き。 最後、主人公の子の言葉の力が、実はふみちゃんにかかっていないことがとてもうれしかった。 その前後の励ましの言葉で元気が出ていたのがいい。
1投稿日: 2025.03.13
powered by ブクログこんなに考えさせられる小説だとは思わなかった。 電車で読んではいけません。泣いてしまいます。 加害者にどんな罰を与えるのが正しいのかということを何回も何回も考えさせられるので、これはもう道徳の授業で読んだ方がいい絶対。
6投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログ「子どもたちは夜と遊ぶ」を先に読んで本当によかった。読んでいるから読んでいないかで物語の深みが変わる。 とても好き。辻村節は最高に効いているし内容もダークだけど、なぜか暗い感じはそこまで漂っていなかった。読みやすかったしとても面白かった。面白かったと言うと語弊があるかもしれないけれど、とても心に残る作品だった。残酷な話でもあるけれど、ふみちゃんのナイトは一生懸命がんばってかっこよかった。ふみちゃんのことが好きじゃなくても、たとえ自分のためであろうと、かっこよかった。頼もしかった。ぼくはとてもすごいと思う。ふみちゃんもきっとそんなぼくのことをわかってると思う。幼いと思えないほど賢い二人の考えや言葉にとても考えさせられた。ぼくと秋山先生の会話にはとても深いものがあって、事件の被害者を「消費」することや復讐について考えさせられた。特に、前作でも出てきた、もし子どもに「どうしてハエやアブラムシを殺してもいいのに、蝶やとんぼを殺しちゃいけないの」と聞かれたらどうするかと言う問いについて。命の重さについて。ウサギを飼う人と食べる人について。家畜について。命の重さを人間が勝手に判断して命の扱い方を変えているんだなと思った。そしてそれは自分もそう。恐ろしくなる。 秋山先生が「子どもたちは夜と遊ぶ」の秋先生だってことに後半でやっと気づいた。サーカスのくだりで。月子の言葉最初から気付けたのに。気づいた瞬間とても嬉しかったしとても納得した。まきちゃんに酷いことをした男子学生に囁いた言葉の謎も解けた。恭司にも会えて嬉しかった。働いてるんだね。秋先生の独特な空気感や喋り方は、この能力をもったことによる苦悩も含まれている気がした。前作で感じた違和感がぜんぶぜんぶ分かった気がした。
3投稿日: 2025.03.05
powered by ブクログ辻村深月さんに完全にノックアウトされました。 切なく悲しく暖かく、感情がグラグラと揺さぶられます。こんな経験は初めてです。もう一度読みたいけど、読めるかな。
11投稿日: 2025.03.01
powered by ブクログ単純にこの展開なら犯人を傷つけてしまうような罰を考えるのかと思ったが、ぼくが選んだ罰は全然違うもので息を呑んだ。 ぼくは7日間の間たくさん悩んで、試して、そして最後にあの結果を導いたのだ。 きっと自分が受けるはずだった辛い出来事をふみちゃんが体験することになってしまったことへの罪悪感がずっと彼を追い込んでいたんだと思う。 好きな子が傷つくことも辛いけど、誰かが自分の代わりに傷ついた申し訳なさ、変えられない現実が小学生の彼にはより傷ついたんだと思った。 マドレーヌはメジャースプーンの伏線かと思ったが まさかの味覚障害の伏線だったのか。 自分がぼくと同じ歳ならどんな条件を考えただろうか。
8投稿日: 2025.02.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
子どもたちは夜と遊ぶを読んでから、必ず読んでほしいなと思う作品です。 自分を守るために人の痛みを利用する、でもそれも愛と呼んでいい。秋先生がくれる言葉は重く優しく響いてくれます。 "自分が誰かにとってのかけがえのない人間であることを思い出すことでしか馬鹿にされて傷ついた心は修復されない"私が印象に残っている秋先生の言葉です。
5投稿日: 2025.02.24
powered by ブクログ会社の先輩に勧められて。 異能バトル?!と面食らったけど、 主人公の小学生ならではの純粋さ、優しさ、恐ろしさが描写されていて面白かった。
1投稿日: 2025.02.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
罪とは、罰とは、命の重さとは?大好きなふみちゃんが事件に巻き込まれて塞ぎ込んでしまう。犯人に復讐するために、小学4年生の男の子が罪、罰、命の重さについて先生と考える1週間。そしてそれを「発揮」する物語。 この物語によく出てくるメジャースプーンとは、「軸」だろうか?よく自分を持ってる、軸があるという表現をされることがあるが、それに該当するように感じた。 ふみちゃんも先生も心にメジャースプーンを持っている。ぼくは、ふみちゃんから貰った1個しか持ってない。でもやはりぼくは思ってたよりも賢く、でもどこか自暴自棄で、最後に「さじ加減」を間違えて周りの人を悲しませてしまう。もしかしたら、先生が関わる(能力を使わざるを得ない)状況を作り出すところまで考えていたのか?ぼくは一貫して他人に危害が及ぶことを嫌がる優しさ(時には甘さ)がある。それに対して市川は他人へ及ぶ危害については一切考えておらず、自分のことしか考えてない。この対比があってこその、あの条件なんだろう。 ふみちゃんに傷を負わせてしまった罰を自分に課さなければという思いは、最中にはあまり感じなかったが最後に溢れ出てた。物語の前提『僕はふみちゃんが好きで、たまたま能力を持っている僕が法律では裁かれない市川を代わりに裁く。』がある意味覆って、あんな思いを一人抱えながら過ごしていたかと思うと、僕の抱えた闇は読者が思うより深かったのかも。 おそらくこの本は、年を重ね、大切な人ができるたびに感じることが変わるのだろう。特に今はぼくの気持ちに感情移入して読んだが、きっと子供ができたら母親目線で読むのだろう。寝かせておいて、数年後に再読してみたい。 ところで、先生は何の罰を与えたのだろうか?
3投稿日: 2025.02.22
powered by ブクログ読んで良かったです、少し泣きました ふみちゃんとの話や事件が起こる序盤で一気に引き込まれた その後は内容的に少し難しくなるが命の重さなど倫理的なことについて考えさせられた 終盤は驚きの展開だった。伏線回収もあり、良い終わり方だったなと感じる
6投稿日: 2025.02.19
powered by ブクログ小学生の時に2章くらいまで読んだけど、幼い自分にはトラウマで、やっと今になって読めたけど、すごく良い作り、現実味がなく少しファンタジーだけど命の重さとか考えさせられる、答えが出ない質問を繰り返されて、自分でも結論は出ない、人間と動物と、難しい、、、
1投稿日: 2025.02.13
