
総合評価
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powered by ブクログビール浸け大学生の「ウミガメのスープ」的な。ダラダラグダグダな雰囲気が好ましいw BGMは「すごい男の唄」で。 著者初読みでした。 シリーズの2作目だったのか。またやっちまった...?
0投稿日: 2024.05.31
powered by ブクログタックたち一行が迷い込んだ山荘にはベッドと冷蔵庫だけ!? そして冷蔵庫には96本の缶ビールが!! 安楽椅子ミステリを謳いながら地べたで酒飲んで推理してる。内容としてはバカミスや短編の域を出ないテーマ性であり、キャラクターの掛け合いを楽しむことが前提か。
0投稿日: 2023.05.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。 タックシリーズの三作目。個人的には疲れる一冊。どうでも良いとも思える謎に対して推論を繰り返す。結局、ジョッキが13個あった謎は解けてない。
0投稿日: 2022.10.10
powered by ブクログ学生が酒を飲みながらあれこれと想像を広げて議論していく様が楽しい。 登場人物らがずっと同じ場所に留まって話が進んでいく安楽椅子探偵的な演出は非常に好みだった。 登場人物と一緒に推理していく気分になれるのが良い!
1投稿日: 2022.08.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
匠千晶シリーズ第三作。 ちょっと長い。 著者があとがきで、自分にとっての本格推理のバイブルだと書いていた、 『退職刑事』ぐらいの長さ、つまりは短編ぐらいでも良かったのでは。 たぶんにそれは、 自分が麦酒党ではないとか、 タカチが推理ごっこに夢中になる理由が明らかにならなかったからとか、 なかなか人が殺されないからとか、 こちら側の理由によるものだと思われるが。 切羽詰まって、 シングルベッド以外家具のない謎の家に入り込んでしまうのは まだ仕方がないとしても、 勝手にビールを飲んでベロベロになってしまうのは、 いかにボアン先輩、タック、タカチ、ウサコの四人組といえどもちょっと。 前作の死体遺棄はあり得ない事態だから許せたが、 不法侵入&無断飲酒はありそうで受け入れられない感じだった。
0投稿日: 2022.06.14
powered by ブクログ偶然迷い込んだ山中の別荘にあったのは、キチンとベッドメイキングされたシングルベッドとキンキンに冷えた大量のビールだった。 このような不思議な舞台設定から何が起こるのかとワクワクしていたのだが、基本的には何も起こらない。この別荘の謎をビール片手にアレコレ想像している話なのだが、大変面白かった。真相そのものよりも、そこに至るまでの論理の積み重ねを楽しませてくれるので、自分自身の好みとも相まって楽しく読み進められた。 ただ、ワタクシ自身はビールが好きではないので、そこは感情移入できなくて非常に残念だった。
0投稿日: 2021.05.21
powered by ブクログう、うーん… 前情報ナシで読んだので、一冊まるっと、巻き込まれていない事件について妄想レベルで推理している間延び感が辛かった… まず、自分たちが体験したかもわからない、そもそも事件かすらもわからないことに、一晩かけてああでもない、こうでもないと話し続ける登場人物に共感できない。読み進めながら「もうどっちでも良くね」と思ってしまった自分がいます。(元も子もなくてすみません笑) そして、繰り広げられる推論が全て突拍子もない。だからこそ作者の想像力とか、ストーリー構成のセンスみたいなものは感じたのですが、読む側にとってはなかなかキツイ気がします。 別に悪口並べたいわけではないのですが、もし「こりゃ面白い!!」と感じる人がいるなら、どこが魅力なのか教えてほしい…
0投稿日: 2021.05.17
powered by ブクログシリーズ3作目。 ほぼいつもの4人が酒を飲みながら、自分たちが体験した話をしているっていう話。 学生ならではの無茶や、集まって何かをするって感じがでていた。 社会人や家庭を持ったらになったらなかなかできないですよね。 青春が詰まった作品でした。
10投稿日: 2021.05.07
powered by ブクログ癖があって人として好きになれるタイプの登場人物が出てくると、ミステリーも読めるのだけど、今回は個人的にはあまりハマらなかったなあ。
0投稿日: 2021.04.29
powered by ブクログ― 昔はビールといえばヱビスじゃなきゃ、とか生意気云ってる20代だったけれどすっかり黒ラベル派です。そうするとぎっしり詰まった冷蔵庫開けても黄金色の光、とはならないのか……黒バックのゴールドスターがずらりと並んでるのも壮観だとは思うけど、でもロング缶詰め込むならきっと寝かすよね。そうするとヱビスだとしてもそんなに黄金色になるのか? 試してみようかなえへへ← はい、少し遡ってレヴュです。 所謂『nine mile walk』をこれでもか、と長編にしたような作品。とはいえ現地で49本もヱビス呑んでるんだから全然安楽椅子探偵してないけど。 そのあたり酩酊探偵シリーズの、ある意味御挨拶的長編なのかもしれない。犯人及び被害者の顔も名前も、最後までまったく明らかになりません。そういうの必要な方はぐいと煽って一昨日きやがれ、である。 ただただ、考えに考える、そのときに。 今後シリーズを通して関わってくる主人公たちのヘビィな部分が切り離されていて、そのぶん構成がはっきり見えるエンタメ作。高めに☆3.7
0投稿日: 2021.04.03
powered by ブクログ21年1月17日、読了。 SFチックな設定での西澤保彦さんのミステリーが凄く好き、ですが…こういう、いかにも本格ミステリーな物も、凄く良いですね! 「タック&タカチ」シリーズは、2冊目。「彼女が死んだ夜」も、論理的で面白かったけど、この作品は、より論理的な思考を主人公達が闘わせる事に重点が置かれていて(というか、殆どそれだけ?)、熱くのめり込んでしまいました。でも、ビールばかり、あんなに飲めないよね?ハハハ。 「安楽椅子探偵もの」をあまり読んでいないので、凄く面白かった!何か他にも読んでみたいな、と思いました。
5投稿日: 2021.01.17
powered by ブクログタック&タカチシリーズは全部読めているわけじゃないので順に読んでいこうという事で手に取った一冊。道に迷い行き着いた先にあった家には大量のビールが!?という奇妙な状況に惹かれて読み始めたのだが、途中で繰り広げられる色々な仮説は酒の席でこそ輝くものから妙に現実的なものまで様々。一つの謎をずっとこねくり回しているので多少の飽きを少々感じるところはあるが、安楽椅子探偵ものとして導かれる結末はなかなかにあっと驚くものだった。
1投稿日: 2019.10.05
powered by ブクログ再読。現場には立ち会ったりするけれど基本安楽椅子探偵ものですね。学生時代に飲むことを目的に集まっていたことも思い出しやたらビールが飲みたくなります。今の学生はきっとこんなにビールばかり飲むことはないだろうとちょっと時代を感じたりもしました。相変わらずの論理の積み重ねから導き出される妄想は素晴らしく、楽しかったです。あとがきを読んで西澤さんがバイブルとしている「退職刑事」シリーズも「9マイル〜」も読もうと思っていてまだ読んでいなかったことを思い出しました。近いうちに読んでみたいです。
0投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログ迷い込んだ別荘。ベッドと冷蔵庫しかない。冷蔵庫の中にはビールがぎっしり。 そこから、あーでもないこーでもないと、状況を推理。大きな事件が起こるわけではないけれど、仮定と想定の中でロジック組み立て、物語を閉じる手法が巧み。
1投稿日: 2019.06.12
powered by ブクログ謎解き系だけど、さっぱりわからない上に、正直面白くなかった。 なんだろう、ヒントみたいなものが少なすぎるし、とにかく登場人物の男女四人がひたすらビールを飲みながら謎をあーでもないこーでもないととこうとする。 結末もいまいち。 2019.1.30
0投稿日: 2019.01.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
山荘にあるのはベッドと冷蔵庫の中の大量のビールとジョッキのみ。一体この山荘はなんなのか。次々出てくる推理と消費されるビールのやま。 こちらの読み方も悪かったのだが、そもそも、まともな情報もないなか、推理というより妄想を繰り広げていくという、せんのなさに引いてしまったので、面白いと思えなかった。別に推理すること自体は頭の体操でいいし、最後の辺りは宿での話が生かされていて感心はしたが、途中の推理も結末もどう考えても無理がある。あんなに面倒なトリック組む必要がないし、うまく行く確率も果てしなく低いと思う。そもそも、普通窓割ってまで知らないうちに入らないだろ。良かったのはビールが美味しそうだったことくらい。
1投稿日: 2018.09.26
powered by ブクログ「読者と同じ手掛かりを 与えられた主人公たちが 純粋に思考のみで解答にたどり着く」 うーん シリーズ二作目らしいです 映像ならこのわたくしにも わかるかもしれません すみません
0投稿日: 2017.08.23
powered by ブクログとにかく終始ビールを飲んでいる。 現場にいるというフェアなのかアンフェアなのかよくわからないアームチェア・ディテクティブ。 シリーズものだったらしく中途半端なところから読んでしまいなんとも色々含みがあって頂けなかったので機会が他のシリーズも読んでみようかな。。。
0投稿日: 2017.06.16
powered by ブクログとにかく、「そんな馬鹿な」と思ってしまう作品。不自然な状況下におかれた人がそんな行動をはたしてとるのか。そもそもそんな状況が不自然すぎる。などといった違和感が常につきまとう。が、そんな違和感を登場人物たちも感じながら、物語は突き進む。 この作品の妙は、とにかくビールが美味しそう。そのビールがミステリとしての本作の鍵にもなっているのだが、とにかく主人公たちが美味しそうに飲み続けて、酩酊しながら謎解きに取り組む。 うーん、成人した人間の「冒険」ってこんな感じかと思いながら、楽しくなる作品。
2投稿日: 2016.11.25
powered by ブクログベッドと大量にビールが入った冷蔵庫しかない山荘という謎を主人公たちがビールを飲みながら推理し合う安楽椅子探偵もの。各登場人物の案とそれをひっくり返す反証の提示は小気味良いが長編で読むと疲れるなぁ。
2投稿日: 2016.07.09
powered by ブクログ西澤保彦の初期作品。匠千暁シリーズの長編。 著者の初期作品は、色々な面で、どちらかといえば斬新で、でも安定して読めるものが多い。 このシリーズは、限定的な情報を元に酒を飲みながら大学生が半分妄想を築くように不可解な事象を解明していくものだが、そんな喜劇を、とにかく会話で押し倒す、という構造で作っているのがユニーク。 更に、会話文が丁寧、というか決め細やかなのがよい。不必要な部分を敢えて散りばめることで、リアリティとテンポをはらんだものになっており、読みやすさを生んでいる。 ネタや結末も、ちょっと他の作家にはない感じで魅力的だ思う。 まだまだ未読作があるので、順次読んでいきたい。 3+
2投稿日: 2016.03.30
powered by ブクログビール飲みたくなるのですよね!ビール!!1 皆美味しそうにビール飲みながらの推理合戦は、読んでて飲みたくなってきてしまうのですよ…… どうやらシリーズ物なので、ちょっと読んでみたいかも。 九マイルは遠すぎるは未読なので、こちらも安楽椅子が読みたいときにはいいかも。wkwk
0投稿日: 2015.08.03
powered by ブクログ魅力的な謎❨大量の麦酒❩を大量の麦酒を飲みながら、あーでもないこーでもないとこねくりまわす、麦酒党としては見過ごせない作品。そりゃ麦酒も進むってなもんです。
0投稿日: 2015.07.11
powered by ブクログタック&タカチシリーズ・第3弾。 山中でガス欠になり、迷い混んだ家にはよく冷えたビールだけがあり…、という、最初から「???」な面白設定ではあった。 いわゆる安楽椅子探偵もので、ひたすら座って推理を重ねるだけなので、やや間延び感があったのが残念。
0投稿日: 2015.06.11
powered by ブクログシリーズ前作「彼女が死んだ夜」に引き続き、机上の…もとい酒場の妄想モノ。 前作は中途半端に現象が入り乱れ、且つ重大な事件のお話だったので、妄想が大部分を占めた論理展開で話が解決に至るのはどうかなと思った。が、今作は現象がとにかく少なく、事件という事件が無い状態で進み、ほぼほぼ全てが妄想話だけで構成されているので、こちらの方が割り切って読めた。 よくまぁこれだけ、それぞれのキャラの目線に立った色んな推論ができるなぁと感心。 一から十まで妄想前提での論理の組み立てで、「なるほど、確かにこれがこうだとその推理しかないわ!」とはならないので、私的には安楽椅子だとはあまり感じず。最後の妄想も非常に雑な部分があり、そんなに周到に計画したのになんでそこで凡ミスするの?と感じたりもした(けど「実際真相はそうだったんです」と言われればそうなんですかとしか言えない)。 ただそんな、酔っ払ってしまいそうな妄想会話だけの本でも、キャラの良さもあってすらすらとごくごくと飽きることなく読めて、妄想に酔うことができた。 やはり酒を呑んでのくだらない話は、楽しいものだ。そういうお話。
0投稿日: 2015.03.21
powered by ブクログ今まで読んだシリーズの中ではいちばん好きです。迷子の末にたどり着いたがらんどうの別荘。ウォーキングクローゼットに隠された冷蔵庫からはキンキンに冷えた大量のエビスビール。日常ミステリ寄りのおはなし。
2投稿日: 2014.09.02
powered by ブクログ匠千暁シリーズ、時系列的な二作目。 遭難して侵入した家には、冷蔵庫に入ったビールとベッドひとつ。 その理由について一冊分まるまる推理をこねくり回す話。 エビスビールロング缶を飲みながらの読書がオススメ。ビール好きなので面白い。贔屓目線で星四つ。
0投稿日: 2014.08.28
powered by ブクログビールが飲みたくなった。 安楽椅子探偵ものは始めて読んだ。 最初はつまらない、検討はずれな推測ばかりを捏ねくりまわしているようだった。それが次第に矛盾の少ない、筋の通った仮説に置き換わっていくのが面白かった。 自分のいいたいことを登場人物が言ってくれたときなんかは、彼らと一緒に自分もその場にいるような感覚すら覚えた。
0投稿日: 2014.07.17
powered by ブクログタック&タカチシリーズの3作目です。 私はシリーズものだと知らずに買ってしまい、読む前にちょっと調べてみたらシリーズ3作目と知り、読むか迷ったんですが面白そうだったので結局読んじゃいました。 いきなり3作目から特に分からなくなることはなかったので良かったです。 でもちょっとだけ前作のこととかも出てきたので、順番に読めばよかったかなとも思いました。 後で1作目、2作目を読んで、4作目以降も読みたいです。 内容は、おもしろかったです。 ビールとベッドしかない変な別荘の謎を考える話で、ハラハラドキドキわくわくという感じは全然ないんですが、どんどん出てくる仮説がおもしろいです。 仮説→検討→違う、の繰り返しで最終的に伏線が回収される感じが好きです。
0投稿日: 2014.07.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
安楽椅子探偵もの。 タック・タカチのシリーズ二作目。 「麦酒の家」の謎をひたすら考え続けます。 タイトルの「冒険」はあくまで頭の中でのことみたい。 仮説を立てては崩す展開は面白いが、約300ページも続くと、さすがに長すぎた気も…
0投稿日: 2014.05.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
その家にはクローゼットに隠された冷蔵庫に詰め込まれた或いは入りきれずにケースごと置いてある沢山のエビスロング缶のビール、そしてベットが一つあるだけだった。その異様さから推理を始めるタカチをはじめとするいつものメンバー。 夏に読んだなら間違いなくビールを飲んでしまうと思います(笑) それだ゜けキンキンに冷えたビールが美味しそうでした。
0投稿日: 2014.01.11ビールが飲みたくなるミステリ???
安楽椅子探偵もので、奇妙な山荘をテーマに主人公たちが推理合戦をするというお話です。その山荘には、ベッドとビールが入った冷蔵庫だけがあります。なぜ?どうして?山荘に迷い込んだ大学生4人がビールを拝借しながら、ねちねちとあーでもないこーでもないと推理していきます。終始推理してばかりでしたが、それぞれのキャラクターが個性的で楽しく読めます。
0投稿日: 2013.11.10
powered by ブクログ典型的な安楽椅子探偵もので、奇妙な山荘をテーマに主人公たちが推理合戦をするというお話です。数々の推理が披露されるのですが、ベッドとビールだけで推理するというのは無理があるような気がしました。憶測が混じった推理は説得力に欠ける印象でした。 しかし、それぞれのキャラクターが個性的で会話もユニークなので、読み物としては面白かったです。
0投稿日: 2013.08.09
powered by ブクログ西澤作品にはおなじみのあの面子、ボアン先輩、タカチ、タック、ウサコが、ボアン先輩の傷心旅行に向かい迷い込んだ山荘には、ベッドと冷蔵庫。冷蔵庫の中にはエビスのロング缶と、キンキンに冷やされたジョッキ・・しかもビールは96本、ジョッキは13個。 さてどっきりか、いやいや不倫か誘拐か?酔っ払いながらもそれぞれが、お得意の推理合戦を繰り広げる。酩酊しながらもかれらは、この謎を解くことができるのだろうか???? 安楽椅子探偵モノならぬ、酔いつぶれ探偵たちの宴、ってな感じ。 さてただし、あたしは西澤作品の中で唯一苦手とするのがこのシリーズなのだ。チョーモンインシリーズとかは大好きなんだけど、なんかこの、前時代的な「センパイ」とか「つるんでいる仲間」みたいなメンタリティをとーく、とーくの世界に置いてきてしまったからだろう(思えば遠くに来たもんだ・・遠い目)。俺あいつ狙ってんだけどどうも分が悪いからほら、食っちゃえよ、みたいな馴れ合いもちょっと不気味で相容れない。なのでものすごい飛ばし読みで、駆け抜けた。 というわけで感想も雑ですいません。 ・・・迷ってビール飲んだところで一息ついたらもう、帰れよお前ら。以上。 安楽椅子モノは大好きなんだけど、なんか意見も間延びしていていらっとさせられる。この本、長編にする必要あったのかな?ねた的には正直、短編でクローズできるレベルじゃないかって思ったけど?日常の些細な謎やほころびを膨らませるストーリーも大好きだし、それらに比べると結構仕込みはでかかった、かもしれない。でも、その割には、なんだよね。いやもう、ほんとにこれは、あぶくみたいに残らない、だのにきわめてキレの悪い読書、でした。残念。下戸じゃなければ悔し紛れにビールで乾杯、したいところなのだがそれもできずにちょっとフラストレーション。
2投稿日: 2013.05.29
powered by ブクログ迷い込んだ一軒家にあったのはベッドが一台、二階のクローゼットに隠された冷蔵庫。 そして冷蔵庫の中にはぎっしりと冷えたビールとジョッキが詰め込まれていた??? この不可思議な状況を飲んだくれながら仲間内で推理していく一冊。 推論を出しては否定し、という繰り返しと突飛なシチュエーションが楽しい。 ただ肝心のオチはちょっと肩すかし、かな? ビール好きの意見を聞いてみたい一冊。
0投稿日: 2013.05.20
powered by ブクログ前作でもそうですが、思考の飛躍がすごい。 ちょっとくどいくらい論理を突き詰めますが、納得できたのかと言えば微妙ですね。 なんかアレですね。「ウミガメのスープ」を思い出しました。
0投稿日: 2013.02.28
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) ドライブの途中、四人が迷い込んだ山荘には、一台のベッドと冷蔵庫しかなかった。冷蔵庫には、ヱビスのロング缶と凍ったジョッキ。ベットと96本のビール、13個のジョッキという不可解な遺留品の謎を酩酊しながら推理するうち、大事件の可能性に思い至るが…。ビール党に捧げる安楽椅子パズル・ミステリ。
0投稿日: 2013.02.20
powered by ブクログ車がガス欠して山道をさまよっていた4人の学生の前に現れたのは、ベッドひとつと冷蔵庫いっぱいのビール以外には家具の全くない家だった。 安楽椅子探偵もの。といってもそんな快適そうな場所では推理してないけど(笑) 突き詰めると、4人でかりであーだこーだ言ってるだけの話なので何も身構えずに読めました。この気楽さが安楽椅子探偵のいいところ。 大学生が4人集まってケータイが一台もない時点で年代を感じました(笑)
0投稿日: 2012.10.15
powered by ブクログとにかく 読みながらビールが飲みたくなる本でした。 おかげで毎晩、ビールロング缶開けちゃってました。 で、そのまま睡魔に襲われ ページ進まなかった事も(笑) 安楽椅子探偵モノと言うらしいですが どういう結果が導き出されるのかと ワクワクハラハラドキドキと 飽きる事なくラストまで読めました。 こういう小説大好き!
0投稿日: 2012.07.12
powered by ブクログまさかミステリ小説を表紙買いするとは思わなかったです。 ストーリーはとてもパズル的。よくそこまで考えるなぁ、と。一気に読まないと何度も読み返す羽目になりそうです。
0投稿日: 2012.06.05
powered by ブクログこのシリーズを読むたびにビールが飲みたくなります。飲みながらわいわいと深いところまで考えるなあ、4人とも。
0投稿日: 2012.04.16
powered by ブクログあらすじすら見ずにジャケ買いしたミステリなんて他にはない(笑 論理の積み木をねちねちねちねちこうまでやるか…と、初読時感心したものです。いま読んでもやはり面白い。
0投稿日: 2012.04.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私には合わなかったみたいで、読み進めるのに苦労した。 面白みを感じられなかったし、ボアン先輩にどうしても好感が得られず、物語の進行の邪魔にしか感じられなかった。
0投稿日: 2012.03.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タックシリーズ。長編一作目はなぜか両方の図書館になく読めないので、長編二作目。安楽椅子探偵ものの長編。非常にパズル的。安楽椅子探偵は短編向きということも知らなかったよ。でも確かにリアルタイムの問題を安楽椅子ってのも難しい気がする。あとがきで紹介されてた本は面白そうだ。メモっておこう。しかしビールってそんなにおいしいかね。あまりにもパズルっぽくてちょっとついていけなかった感じ。
0投稿日: 2012.02.12
powered by ブクログ家具は一階の人部屋にあるシングルベットのみ。二回の部屋のウォークインクローゼットの中に冷蔵庫と大量のエビスビールがあるだけ。 これは一体どういうことなのかということをビールを飲みながら仮説を立てて論破されの繰り返し。思考ゲームのように一緒に考えながら進めるのがいい。飲みながらバカな話が飛び交う様もよく書けてると思います。
0投稿日: 2011.10.16
powered by ブクログアームチェアで、ロジック一辺倒。「毒入りチョコレート」と「9マイル」の合わせ技。議論百出するが、最後に示される「正解」は、意外性あり説得力もあり、素晴らしい。
0投稿日: 2011.09.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドライブの途中、4人が迷い込んだ山荘には、1台のベッドと冷蔵庫しかなかった。冷蔵庫には96本のヱビスビールと13個のジョッキ。奇妙な状況を推理するうち、大事件の可能性に思い至る…。 仮説を立てそれを打破し、想像を語りまたそれを否定する…。そんな話をつらつら続けていくうちに泥酔して何を言ってるかわからなくなる。まさに酒飲みの日常!それだけなのに何故か面白い。 アームチェア・ディテクティブ(安楽椅子探偵)ミステリーを本当に上手に書ける作者だ。そしてタック&タカチシリーズは本当に酒が飲みたくなる。他の作品よりテーマが軽い分、気楽に楽しめる作品。
0投稿日: 2011.09.13
powered by ブクログ麦酒の家の冒険再読。すっかり結末忘れてたので楽しく読めた。うーん。でも今読むとなかなかなんていうか、たしかに人を選ぶ話だな。推理への認識が常にタカチ>>>タックすぎてなんか違和感ある。そんなにタカチの説がもっともらしいようにも見えない。
0投稿日: 2011.07.11
powered by ブクログビール片手に読めばたまらなかろう。私は飲めないけども。 しかし安楽椅子系は時々答えあわせなしがあるのが歯がゆい。
0投稿日: 2011.04.18
powered by ブクログ大量のビールを前に飲みながら推理する話。あらゆる仮説を提示して一つ一つ否定しながら話を進めていく展開が楽しかったですし、そして綺麗に収まった推理の行方が全く想像が出来ず楽しかったです。ビールを片手に繰り広げられる4人の会話劇も好き。そして解説が恩田さんというのにも笑いました。
0投稿日: 2011.04.18
powered by ブクログ家具がシングルベットとビールがキンキンに冷やされた冷蔵庫しかない別荘に迷い込んだ4人。 その別荘でビールを飲みながら、この奇妙な別荘の謎を語り合う4人。 それでも解決せずに帰ってきてからも集まって、またビールを飲みながら喧々諤々( ´艸`) そんな流れが延々、、、(笑) それでも、退屈せずに読めるのは4人の推理が奇抜やからやろうか? ラストの別荘の謎が新聞記事によってあっけなく解決されてしまったのは、ちょっと物足りんかったかなぁ(T_T)
0投稿日: 2011.03.03
powered by ブクログ山荘に大量のヱビスビールとベッド。 謎が云々というのは置いておいて、これだけで一冊書くっていうのは尋常じゃない。ものすごい持続力。 夜に一気読みしてしまった。
0投稿日: 2010.11.28
powered by ブクログビールが飲みたくなった。読み終わってから夢にまでビールが出てきた。内容は安楽椅子探偵物。よくもあれだけのネタで話を広げられるなぁと感心した。好みが分かれそう。匠千暁シリーズ。
0投稿日: 2010.11.27
powered by ブクログ何だか短編の方が合っているんじゃないか?と思う設定だった。 設定は面白いんだけど…なんか…うーん。という感じ。 このページ数を使って語るようなことなんだろうか?という感じがした。
0投稿日: 2010.10.17
powered by ブクログ何とも楽しい安楽椅子探偵ミステリ。 そもそも安楽椅子探偵ものは好きなのである。解説にも名前が挙がっている「9マイルは遠すぎる」は、僕が最も愛好する短編ミステリであるといってもいい。さらに、何人かが集まって議論する様は、あの「黒後家蜘蛛の会」を思わせる楽しさ。 誰もいない、家具もない別荘(?)に、シングルベッドがひとつと冷蔵庫がひとつ、冷蔵庫の中には山のようなビールとよく冷えたジョッキ。なんでそんなことになってしまっているのか、というそれだけが謎である。その謎を解くために延々とビールを飲みながら議論しあうだけの長編。途中まで読んで、本当にそれだけで行くつもりなのかとあきれたりもした。 基本的には解釈の言い合いなので、結果的には言ったもの勝ちである。それが事実と一致するというのも、まあ作者の勝手な作為と言っていい。それでも楽しいのは家庭のおもしろさであろう。上記のようなぶっとんだ設定も大事である。 とても楽しかったそれ以上の理由は、ちょっと危うくて明るくて自由でいい加減で妙に本気な、登場人物たちの大学生ぶりが懐かしく、甘酸っぱく感じたからに違いない。特にヒロイン(?)は、とっても魅力的。よいのである。 2008/3/11
0投稿日: 2010.09.10
powered by ブクログ匠千暁シリーズ。 ベッドと大量のビールしかない山荘に迷い込む。 ビールを飲みつつ山荘の謎を解いてゆく。ミステリーとしてよく出来ていて楽しめた。
0投稿日: 2010.03.06
powered by ブクログタック&タカチ・シリーズ 旅行にやってきたボアン、タック、タカチ、ウサコの4人組。ガソリン泥棒を追いかけるボアン。がけ崩れによる通行止め、追突事故により回り道。ガス欠による遭難。迷い込んだ家に隠された冷蔵庫とエビスビールの謎。4人の推理合戦。 2010年4月15日再読
0投稿日: 2010.02.01
powered by ブクログ【ドライブの途中、4人が迷い込んだ山荘には、1台のベッドと冷蔵庫しかなかった。冷蔵庫には、ヱビスのロング缶と凍ったジョッキ。ベッドと96本のビール、13個のジョッキという不可解な遺留品の謎を酩酊しながら推理するうち、大事件の可能性に思い至るが……。ビール党に捧げる安楽椅子パズル・ミステリ。】 「ベッド1台とクローゼットに隠されたビールとジョッキの詰まった冷蔵庫しかない山荘」を題材になぜそのような状況なのかを4人がなぞ解きをする。 たぶん、恩田陸作品が好きな人は好きな話なんじゃないでしょうか?(文庫本では恩田さんがこの作品の解説をしています。) ただ、なんというか物足りなさとは違うんですけど、すっきりしないというか・・・。こういう作風なんだとはわかっていてもすっきり感を欲してしまう私にはどうも・・・。 こちらシリーズものの第2弾なんですね。1作目から読みたかったけど、私の通う図書館には置いてありませんでした。 でもまぁ何の支障もなかったのでいいんですけど・・・。 それにしても、4人ともお酒強すぎ!!
0投稿日: 2009.07.24
powered by ブクログつまらんかった。 推理推理推理推理推理推理推理推理 推理推理推理推理推理推理推理推理 ってかんじ。
0投稿日: 2009.06.15
powered by ブクログ2009年4月2日読了。定価購入。 匠千暁シリーズの2作目。シリーズものとは思わず、短編ものかとずっと思っていました。そんなにビール党ではないので、しばらく後のお楽しみと思って読んでいませんでしたが、何となく思いついたので買ってきました。シリーズ1作目の『彼女が死んだ家』は読んだ気がするのですが、内容を忘れてしまっていました。 このシリーズの登場人物たちは、なんなく思い入れがしにくい(キャラクターが浮き立ちすぎている)感じがするのですが、(考え方が若者っぽくないのに若者設定だからか、あるいは各人のニックネームがわざとらしすぎるのか)これでもかというほどの、安楽椅子探偵ぶりはすごいです。小説1冊が、主要キャラクタ4人の喋りたおし。考える要素が限られた設定で、あーでもないこーでもないの押し問答。いろんな事件が立て続けに起きて、最終的に真犯人を追い詰めるものではないものの、ここまでアレコレ考えられるのは面白い。 タカチのイメージが『マルドゥック・スクランブル』の黒髪の女の子に脳内変換してしまうのですが、ちょっと違う気がする。 あとがきよりメモメモ。 ・作者お薦め本 『退職刑事』都築道夫 ・安楽椅子探偵小説 『マリー・ロジェの謎』E・A・ポオ 『隅の老人』シリーズ バロニス・オークスィ 『ブロンクスのママ』ジェイムズ・ヤフィー 『時の娘』ジョゼフィーン・ティ 『成吉思汗の秘密』『邪馬台国の秘密』高木彬 『九マイルは遠すぎる』ハリィ・ケメルマン ↑有名な短編☆ ・シリーズ時系列 ?『彼女が死んだ夜』 ?『麦酒の家の冒険』 ?『仔羊たちの聖夜』 ?『スコッチ・ゲーム』 ?『依存』 ?『解体諸因』 何個か読んだことあるな・・。?と?かな。 ?と?は舞台劇化されたとのこと。確かに劇にするのは面白そう。 あとがきは色々情報が拾えるので好きです。
0投稿日: 2009.04.04
powered by ブクログ山道で迷い込んだ先にあった、無人の別荘。 1階にはベッドしかなく、2階のクローゼットには なぜか隠された冷蔵庫。 そしてその中身に入っていた、大量の麦酒。 普通に考えれば怪しい事このうえない状態なのですが 山道で迷い込んだ状態の主人公達には関係なし! のようで せっせと飲んでしまってるのが、ちょっと面白いです。 しかしなぜこんな所にベッドと麦酒しかないのか。 それを延々と議論しているだけなので 人によってはそれほど面白くない内容かも知れません。 これだけの材料で、よくこれだけ考えられる、と 関心したいほどの仮説が出てきます。 最後にはちゃんと解決できるのですが…。 人間の想像力ってすごいですね。
0投稿日: 2009.02.08
powered by ブクログ普段からお気楽極楽のボアン先輩(辺見祐輔)同じ大学に通う冷徹なる美女のタカチ(高瀬千帆)同じく同じ大学に通う童顔のウサコ(羽迫由紀子)そして主人公タック(匠千暁)は、大学の春休みを利用してR高原に遊びに行った。 最終日帰り支度を整えるとボアン先輩が居ない・・。夕方までには、帰って来て車を出すと道が看板により塞がれていて引き返し別の道を行くと、そこでも追突事故が起きていて、引き換えしたのだが、車はエンスト。すでに夜になっていて仕方なく道の途中にあった家を探して歩くことに・・・。 疲労困憊気味の4人が着いたのは別荘で、明かりが付いてなかった、誰もいないのかな〜と思っていたら窓ガラスが割れる音が・・・。ボアン先輩が窓ガラスを割ったのだ。4人は、中の光景に唖然とする。一階の一部屋にベット、二階の一室にはクローゼットに隠された冷蔵庫だけがあったのだ。その中には、缶ビールが詰められ入りきらない缶ビールは外の箱の中にあった。 長時間歩いて何も飲み食いしてない4人は、その缶ビールを飲む。その味は、格別で・・・。このベットとビールしか無い別荘に付いて4人は、推理する。この奇妙の別荘の真実とは・・・? 常にビールを飲みながら送る安楽椅子パズルミステリーです。 この作品は、とっても面白いです。推理だけで物語がほとんど進行していきます。血なまぐさいのもなくさらりと読めると思います。ビールを片手に読むとあなたの推理も冴えてくる?(俺飲めないじゃん!) 個人的にこの作風は、かなり好みです。ぜひ読んで無い人は、読んでください
0投稿日: 2009.01.10
powered by ブクログ面白かったです。みんなでああだこうだ言ってるだけっていう…でもそれで二転三転ころがってすごいですね。設定も面白いし謎解きもよかったです。よくみんなあれこれ推理できるな…相変わらず私はただ読んでいるだけです。 タカチがどうしても好きになれません…かっこいいんだけどさ。
0投稿日: 2008.04.18
powered by ブクログビール片手にタックやタカチがいつもの通りにワイワイやります。登場人物が始終酔っ払いというなんとも賑やかなミステリー。お家でビール片手に飲むにふさわしい作品、だけど論理はしっかりしてます。(桐切)
0投稿日: 2008.02.29
powered by ブクログ酔いどれ探偵匠千暁シリーズ第二弾。 ドライブの途中、4人が迷い込んだ山荘には、一台のベッドと冷蔵庫しかなかった。 冷蔵庫の中には恵比寿のロング缶と凍ったジョッキ。 残されたベッドと96本のビール・13個のジョッキから、タック達4人が導き出す驚愕の結末とは? ビール党に捧ぐ安楽椅子パズル・ミステリ、ここに登場。 エビス好きのおいらにゃ、カバー絵とうまそうにビールを飲むタック達に嫉妬した一冊でしたな。
0投稿日: 2008.02.19
powered by ブクログ長編タックシリーズ第二弾。 迷い込んだ山荘には、ベットが1台・クローゼットの中の冷蔵庫・冷えたヱビスのロング缶とジョッキ。それ以外は何もない。 タック達はビールを飲みながら、この無理がある状況を推理していきます。 それだけの話なのですが、4人のやりとりが面白いんです。 ビールを飲みながら読みたくなる必読な1冊。
0投稿日: 2007.10.10
powered by ブクログ真相とかは、ぶっちゃけどうかなあと思うんですが、とりあえずビールが美味しそうだったので、何でもよいかと!
0投稿日: 2007.09.02
powered by ブクログ作中のようなミステリ談義しながら目一杯 ビールを飲んでみたいものです。最も自分はそんなに飲める方ではないですけど。。
0投稿日: 2007.03.17
powered by ブクログタックシリーズで今まですごく不自然さを感じていた理由が、この本でやっと分かった。 このシリーズ、ある謎について誰かが推理しては他の誰かがそれを崩し……ってのがパターンなんだけど、その否定の仕方が甘い。 否定する根拠がなさ過ぎ。 なのにみんなが納得と言うか、その推理を忘れて次の推理を始める…ってのがすごく不自然。 わたしがその場にいたら「こういう可能性だって残ってるよ!」って言いたくなるような。 まぁ今回の場合で言えば、別荘らしきところに「ベッドとビールがどっさり入った冷蔵庫しかない」状況を推理するっていうネタの少なさが原因とも言えるけど。 なんかなぁ。 タカチのその否定の仕方もわたしのお好みじゃない。 自信満々で傲慢な感じ。 決してタカチが嫌いなキャラという訳ではない(と思う)んだけど。 なんだか納得行かないなぁ。
0投稿日: 2007.01.28
powered by ブクログ読んでいるとビールが飲みたくなってしまいます。もっと違う方向で終わって欲しかった。ビール党にはたまりません。。
0投稿日: 2007.01.18
powered by ブクログ山中で迷った男女4人が見つけた別荘。入ってみるとそこには家具は無くシングルベッドと冷蔵庫だけ。冷蔵庫の中には良く冷えたエビスビールと13個のビアジョッキ。この別荘で何が起こったのか? はい、ビール好きのあなたは読みたくなったでしょう?僕もりなっこさんのBlogで見つけ即購入。 男女四人は人の別荘にもかかわらずビールを拝借。夜通し飲みながらこの別荘の謎を語り合う。(まぁ彼らが飲む飲む、ひっきりなしに)謎の現場も解決策も状況証拠から想像するしかないけど、とにもかくにもビールが旨そう。
0投稿日: 2006.10.20
powered by ブクログこの本でビール大好きになりました!!作中の描写が物凄く美味しそうでした。キンキンに冷えたビールを何本も飲めるなんて、最高の贅沢ですね!!推理は分かりにくかったです。
0投稿日: 2006.08.04
powered by ブクログ「安楽椅子探偵」という言葉をこの作品で初めて知りました。 探偵が現場へ行くこともなく、ただただ椅子に座っているだけで謎を解決するという手法なのだとか。日本の作品ではこの西澤氏がその草分け的存在のようです。今回の作品で試みられたとのこと。ちょっとだけ言わせてもらうなら、結末に少し納得がいかなかったり…(こっそり)。あんなにも期待していたのにー。
0投稿日: 2005.12.11
powered by ブクログ読むと強烈にビールが飲みたくなるミステリ。 私ふだん、ビール好きじゃないのに……だけど飲みたくなってしまう。
0投稿日: 2005.09.14
powered by ブクログケメルマンの"九マイルは遠すぎる"をモチーフにした作品。ひたすらビールが出てくる。そこから導かれる結論は・・・。最初読んだ時は一気に読めたけど、二回目は、ちょっと助長でくどい気がした。まあ二回目だから答えを知っていたからというのもあるのだけれど。
0投稿日: 2005.06.02
powered by ブクログこれは読んでるのが楽しくなってくるね。まあ登場人物が飲む飲む。そして「誰もいないうえにベッドと96本のビール、13個のジョッキしかない別荘」の謎に対して仮説を立てては崩し崩しては立て。一応これには納得できる回答が出るんだけどさらにそれに加えてこの「麦酒の家」がもうひとつあるという新たなる謎まで提出する大盤振る舞い。この仮説を立てる過程が面白いんだよね。まあ真相になってる部分はいまいちかなー?とは思ったけど全体的に面白かったからまあいいかと思いました。
0投稿日: 2005.02.24
powered by ブクログ表題からしてすごいですけど、ブックカバーもエビスのビールだらけ(笑)。西澤氏の作品は過去にも読んだ事があるけど、これは一風変わった作品です。安楽椅子探偵を扱った作品です。安楽椅子とは、現場にいも行かず尋問もせず、状況だけを聞いてそこから推理していくのですが、現場と言う意味では現場はあるのですけど、かなり変わった作品です。 高原の森の中に、家具も何もない家の中に、別途がひとつと冷えたビールが96本置いてあると言う状況から、どうしてこういう状況になっているのか、何がおきたのか?と、推理するのです。 ビール好きの方は1本飲みながらじっくり推理するのも楽しい作品です。 2002.4.29
0投稿日: 2004.12.07
