みすずが自我を獲得したと同時に はじめて目にした「他者」がナオコサンであった その名付けにおいて、力の大半が貸与されたのだとすれば ナオコサンはまさしくみすずの影であり その存在こそ、みすずの理性を担保する存在だったと言えるわけである だからつまり、やがてひとつになるべき二人ということだ