Reader Store
七王国の玉座〔改訂新版〕(下)
七王国の玉座〔改訂新版〕(下)
ジョージ・R・R・マーティン、岡部宏之/早川書房
作品詳細ページへ戻る

総合評価

25件)
4.6
11
9
0
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    怒涛の展開に息がつけないような感覚に陥った。 これで第一部が終わったわけだが、あまりにも色々な展開があって、第二部がどうなるのか楽しみで仕方ない。 まだまだ楽しめるのが嬉しい

    0
    投稿日: 2025.10.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    むちゃくちゃ面白い。ページをめくる手が止まらなくなる読書ってたまにあるけどまさにそれ。架空のファンタジー世界で起こる王位争奪戦および魔の存在との戦いおよびドラゴンを従える王女の旅と大きく分けて3つの軸があり、それを何人もの視点人物に切り替えながら場所も時間も飛びつつ大きな物語が進行していく。登場人物がこの世界で運命に振り回されながら必死に生き延びようとする姿に胸打たれ、時に交錯し、時に死に別れ、時に思いもかけぬ劇的な出来事が起きていく様は一言でいえば「最高」。すべてのページに作者のアイディアと異世界への憧憬が注ぎ込まれており、その熱量たるや凄まじく登場人物のことを知れば知るほどのめり込んでしまった。情報量が多いのにしっかり交通整理されているので迷子にはなりにくく、むしろ新たな情報が入ってくる度に心が踊る。次はどんなことが起こるのか、そのことが楽しくてたまらない。重厚ではある。しかもページ数が半端なく(上下巻併せて約1400ページ)読むのに時間はかかるがそれに見合った物語を堪能している満足感も併せ持つのでむしろページが少なくなっていくことに物足りなささえ覚えてしまう。なのにページを早くめくりたいという気持ちは抑えきれずジレンマがすごい。いやほんと面白いですこの小説。いままで読んできたファンタジーの中で間違いなくナンバー1。いま私は、伝説に触れる喜びを享受している。

    9
    投稿日: 2025.01.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    翻訳本なので、情景描写や人物描写が難解で長く読みづらいが、内容は徐々に広がって来て面白くなってきた。 まだまだ序章という感じ。 これから玉座を巡って大きな戦争になっていくのだろう。

    0
    投稿日: 2024.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    七王国の玉座 (下) ジョージ・R・R・マーティン 氷と炎の歌①-下 ∞----------------------∞ とにかく過酷なスターク家。 子供たちはたくましく生きてる。 ここまでかなりの人が亡くなり、その中にはかなりの重要人物も含まれる。 ロバート王は趣味である狩りの最中にイノシシに切り裂かれる。 ヴィセーリス(乞食王)はドラゴンなら死なないはずの熱で溶けた王冠を被せられて死ぬ。 エダードは王家の秘密を知ってしまったために投獄され、ジョフリー王の気まぐれで首をはねられる。 ドロゴは戦いの怪我の処置という名のもとにデナーリスが助けた奴隷(妖女)に精神を殺され、デナーリスがとどめを刺す。 その代わりじゃないけど、ドラゴンが生まれた。 相変わらずティリオンが好き。父親にどんな酷いことを言われても、強気の態度で行く。口が達者な彼の言葉はどれも名言に思える。 ハウンドはサンサには優しいっぽい。というかジョフリーが好きじゃないんだな、きっと。 アリアは野性的に成長してて、どうなっていくのか1番楽しみかも。 2024/06/18 読了

    2
    投稿日: 2024.06.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    上巻に引き続き。 七王国の世界そのものを描いているという書き方がよい。こことは異なる世界の中で登場人物たちが躍動する様子を頭の中で活き活きとイメージすることができ、自分の視点だけこの世界に潜り込んで、瞬間移動しながら俯瞰しているよう。まさに文章の力。 物語は終わる気配を見せない。世界を描いているのだからそれは当たり前でそもそも終わりというものがあるはずがない。 登場人物一人一人で見れば、何人かの重要人物の人生は終わりを迎えた。ロバート王、エダード、ベンジェン、カール・ドロゴ、ヴィセーリス、その他ジョリー・カッセルなど印象的なサブキャラクターたち。 今後気になるのは、ジョン、ロブ、アリアなどエダードの子どもたちの動き。ティリオンが物語をどうかき回すかも気になる。後はなんといってもデナーリスとドラゴンたち。七王国へ向かうのか。まったく先が読めないだけに楽しみ。 残念な点は一つ。翻訳が良くない。 英語の表現をそのまま日本語に置き換えてるだけではと思われるところが多々ある。例えば「かれ」「かれら」の使い方。原文に「he」「they」とあるからと言ってそのまま置き換えただけでは不自然になるはず。 原文を確認していないので何とも言えないが、とにかく翻訳で引っかかるところが多かった。

    1
    投稿日: 2023.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読了後,ん?全く話が収束していない,とは誰しも感じるだろう.むしろ今後膨らんでいく物語への序章(すら終了していない?)に過ぎない.これはもう読み進めるか,もう諦めるかの選択肢に迫られるだろうが,個人的に諦める選択肢はない.この物語世界がどのように収束するのか見届けたい(と,この2冊で思わされてしまったということですね).

    0
    投稿日: 2020.02.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    哀しさを通り越して笑っちゃうくらいの思い通りのいかなさに、休日一気読みしてしまった。盛大に大風呂敷を敷き詰めて、さて次はどうなるのか。

    0
    投稿日: 2019.11.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    上巻で人物を覚えて、物語の展開を少しは楽しめたかなと思います。ただ、ドラマもそうであるように、この上下巻は序章に過ぎず、これからまだまだ物語が動いていくところのようです。 解説にもありましたが、一言で言ってしまえば、戦国×ファンタジーの物語なんですね。 ドラマの残虐シーンに耐えられず読み始めたわけですが、油断するとよく分からなくなるので、やっぱり映像で見たいかなあとも思います。

    0
    投稿日: 2018.05.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    途中で第二部の文庫本背表紙のあらすじを読んでしまう まあいいや 壁の私生児、騎馬民族の部分が独立していて 細かい章立てのアクセントになる 天空の城からのコビトの脱出方法は??? あれこれと不幸な運命が続くが予定調和でない ラストシーンは、いかにも「続く」って感じ

    0
    投稿日: 2017.10.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    デナーリスの人生ハードモード…と思っていたら最後かっこよすぎ。エダードが結局処刑されてしまって驚いていたのだが、ここまでがプロローグで、子供たちの世代が本当の主人公だった訳か。ラストで、そうか、ここからがスタートなのか!とわかってテンション上がった。

    0
    投稿日: 2017.05.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    面白い! 登場人物が多くて入り乱れているので、これ誰だ、と思うことが2ページに1回はある年寄りだけど、それでもページをめくる手が止まらないんだから、ほんとに嬉しいファンタージー。 大きく、3つの舞台があるように解説されていたけど、それ以外にも注目したい人物がてんこ盛り。 次作以降も振り落とされないようについていかねばな。

    1
    投稿日: 2017.04.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    会社の人に勧められたので手に取ってみた 上下巻の感想 中世のヨーロッパを思わせるファンタジー小説 細かく章立てられており、都度都度それぞれの登場人物の視点で物語が進んでいく 大河ドラマのような重厚な小説 面白いのだが、最初は登場人物が多すぎて付いていけない。 ネットの相関図を見ながら何とか読み進めていった 下巻に入る頃にはスムーズに読み進められ、終盤まで一息に読めた 個人的にはジョン・スノウとデナーリスが好き 続編も出ており、未だに完結していないようなので、これからの楽しみが1つ増えた こらからも引き続き追っていきたい作品

    0
    投稿日: 2017.03.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うむ。ドラマとの違いでいくと、やはりメイスターが本来原作では科学者・技術者の位置付けのところ、ドラマでは宗教者も兼ねてしまってるのが、ドラマ見てて私がテクノロジー不在を感じる要因かもしれない。 ドラマだと『薔薇の名前』のフランシスコ会修道士みたいな格好だもん。メイスターって科学も理解して信仰も篤いウィリアム修道士に見えちゃう。 原文との比較はできないけど、メイスターのポジション以外はセリフや展開はほとんど原作に忠実。 たまに、原作にない部分(主観者から認知できない部分)が映像になってたりする。 心情的に、見てる側はスターク寄りになるけど、文字で読むとエダード・スタークはバカ正直というか。

    0
    投稿日: 2016.07.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラゴン復活! このシリーズの良いところはあからさまな主人公がいないこと。何人かは主人公フラグが立っているようだけど、特定の一人ではないのね。

    0
    投稿日: 2016.05.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     作者は物語の全体的状況において、どれかの登場人物に肩入れしようとは思っていないようである。しかしながら、当面、清廉潔癖で名誉を重んずるスターク家が宮廷の陰謀に巻き込まれていく様が描かれるので、視点人物の多くがスターク家の人々だ。まずはスターク家に感情移入しながら読むことになるだろう。冒頭で〈大狼〉(ダイアウルフ)の子どもを6匹見つけ、スターク家の子どもたちがそれぞれを飼うことになるエピソードが語られる。   ジョンルとしてはファンタジーともいわれるが、ファンタジーといえるのは架空の王国が舞台であるというくらいで、内容的には人物像を掘り下げた権力抗争劇である。いわゆる剣と魔法ものではあるが、魔法は廃れており、ドラゴンは死滅して100年たつ。冬は規則的にやってくるのではなく、不規則にやってくる。この惑星の軌道は楕円軌道で、季節が不規則にやってくるのだ、といったSF的展開があるわけでもなさそうだ。  当面は、架空の国の歴史物語といえるが、しかし超常的なものは確実に胎動を始めている。そしてそれは〈異形〉(ジ・アザー)とともにやってくる。〈異形〉は人類ではない異種族で、敵対的であり、また死者をゾンビのように使役する。〈異形〉、それから北部の野人たちからウィスタロスを守るために〈壁〉が築かれており、そこを守るのが〈冥夜の守人〉であるが、この組織は廃れつつあり、〈壁〉も十全な機能を持たなくなりつつある。  他方、ターガリエン家の遺児デナーリスは海の向こうでターガリエン王朝の再興を伺っている。  すなわち、五王並び立つ七王国自体の権力抗争の物語と、北から襲ってくる脅威を防ごうとする人々の物語、海を越えた東の大陸で七王国の権力を取り戻そうとする勢力の物語と大まかに3つの流れが交互に語られていく。  カバーの折り返しや付録の表をみるとやたらと登場人物が多いし、巻を重ねると登場人物表は膨大なものとなっていくが、とりあえず『七王国の玉座』では視点人物の8人それぞれに感情移入できるようになってくると俄然面白くなってくる。もっとも第7部まで書き継がれるといわれている〈氷と炎の歌〉では、『七王国の玉座』はまだまだ序章である。

    0
    投稿日: 2016.02.10
  • 7王国の玉座は?

    この下巻で終わりかと思っていたのですが、続きがあるようです。ドラゴンの血脈はドラゴンの登場によってどう変わるのでしょうか? 『壁』の向こうのジ・アザーはどういう役割を果たすのでしょうか? そして7王国の玉座の行方は? 次巻以降に期待します。

    1
    投稿日: 2015.06.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ほとんどファンタジーの要素がないファンタジー超大作。 デーナリスの過酷な試練に読むのが辛い場面もありましたが、彼女が少女ではなく女王(カリーシ)に成長していくのがよくわかりました。

    0
    投稿日: 2015.05.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2014年5月13日読了。 シリーズ第一作の下巻。 何年も前にハードカバーで2度ほど読んだはずなのに…おもしろい。やっぱり面白い。 前読んだ時よりたぶん今の方が楽しんでる。 先を知ってても、ドキドキはらはら。 それぞれの立場でそれぞれに動く登場人物が面白い。 アリアとティリオンが好きだな私。 前読んだときはそんなに好きじゃなかった、サンサとディナーリスもかなり好き。

    0
    投稿日: 2014.05.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ほんとうに神々は残酷。くっ…(ノд`) やっぱりダニーのあのシーンやアリアのあのシーンで辛くなる。 ダニーがますます好きになり、キャットが聡明すぎておどろき、ゴーストとグレイウィンドがイチオシ狼に格上げ(笑) 壁のブラザーたちもよい絆をお持ちで。 つぎも楽しみ!

    0
    投稿日: 2014.04.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻では全くイメージできなかった登場人物たちの顔が、ようやく見え始めてきました。またストーリー的にも非常に大きな“事件”がいくつも発生し、退屈だった上巻とは別物のように惹き込まれます。 中心人物の一人であるエダードが、まさかの状況に追い込まれたことには心底意表をつかれました。彼の家族が今後どうなるのか不安ですが、ロブとキャトリンが意外にしっかりしている印象。細い糸ではありますが希望は繋がってる感はあり、次巻以降巻き返しを期待したいところ。 それと反比例するように、ラニスター家一味がまぁ憎らしいこと。“幼稚王”(と勝手に呼びますが…)ジョフリーとその母サーセイはその筆頭。当然<王殺し>のアイツも嫌いなタイプ。(後半、アッサリと敗北したのは意外でした。強者感があったので…) そんな中にあって、ティリオン・ラニスターだけは妙に気になる存在。特に根拠ありませんが、本作登場人物の中で最も人間らしさを感じたところにその要因があるように思いました。 スターク家とラニスター家の争いがどのように展開していくのか、その争いと直接絡んできていないデナーリスの章がどのように関わってくるのか。何より、登場人物たちが今後どうなるのかがとても気になって仕方ない今現在です。

    0
    投稿日: 2014.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    さて、第1部完結。 まぁ、5巻に別れているより、上下巻の方が、集中して読めていいよね。持って歩くには重いけど。 テレビドラマ版は、DVDで第2部まで出ているので、第2部の本にすぐ進もう。そうしよう。 うーん、旧版がもったいないので、そっちを読むか?? 日本でも、「帝都物語」とか、これぐらいの規模のテレビドラマになったらいいのにと思っていました。

    0
    投稿日: 2014.02.24
  • 下巻

    上巻を読んだなら続きが気になって仕方ないでしょう?こんなところを見ていないで早くカートに入れてしまいましょう(笑) 問題はこの巻を読み終えても早く続きが読みたいという欲求は収まるどころかさらに膨らんでしまうことです。

    2
    投稿日: 2013.11.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

     前の版も持っているので、実質的には再読です。  前巻の不幸への伏線が本巻で回収されまくっているので、途中の展開が本当に辛いです。  いやぁ‥‥作者は登場人物達に対して容赦がありません。  それでも人は立ち上がり、前進する為に顔を上げる‥‥ので、途中の不幸のオンパレードに耐えられなくて止まってしまった人、がんばって最後まで読んでください。

    0
    投稿日: 2012.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    噂にたがわず壮大な話。 やたら、登場人物が多く覚えるのに苦労します… 新訳から入っちゃったから、旧訳の王狼たちの戦旗が、読めない( ꒪⌓꒪) 後一月待つか、どうすべ。待てなさそう。いいところで終わってるので、続き気になります。 ショーン・ビーンがエダード・スタークの役で、ドラマ化してるそうな! 日本でもやらないかなぁ。 なんというか、大河ドラマ的なファンタジーだね。魔法とかはあんまりでてこないし。政治と戦争と友愛と裏切りって感じ。

    0
    投稿日: 2012.05.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    待ちに待ったシリーズの再スタート。 その先鋒になっている改訂新版。 “引き”の強さは異常。感想は旧版にて。

    0
    投稿日: 2012.04.08