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続 明治開化 安吾捕物帖
続 明治開化 安吾捕物帖
坂口安吾/KADOKAWA
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総合評価

5件)
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    安吾捕物帖の続編をついに読了できた…表現や語句に馴染みのないものが多くて調べたりページ数の多さに圧倒されて読む手がノロノロとなってしまった。それでもやっぱり面白い。単純なミステリーとしても楽しめるし、安吾なりの世相に対する心象のようなものが趣深い作品でした。 個人的には『魔境の怪』『ロッテナム美人術』『乞食男爵』が好きな話でした。真実って何なんだろうな、正しいも世の流れによって揺れ動くよな…なんてことを考えた話でした。 読み手に推理させる楽しさを与えてくれるのも魅力的で、そのへんは不連続殺人事件にもあるのですが、安吾捕物帖のほうが気を抜いて楽しめた印象です。たぶん、解答前の1文「(ここで一服、犯人をお当て下さい)」が親しみと純粋な好奇心を誘うからなのかなと思います。 推理もので自分も推理したいけど、敷居が高そうだなと思っている人にはオススメの1冊かもしれません!あなたもここで一服、犯人をお当てになってみてはどうでしょう? 印象的なフレーズ p283 『身分ある者の手によって仕組まれた陰謀に対しては、道理の方が概ね負けると昔から定まったものだ』

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    投稿日: 2023.11.15
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    まず、続編は12話、600ページのボリュームに圧倒された。前巻より新十郎さんや勝先生の出番は少なくなり、また、時代背景もあるが、同じくグロテスクな表現は多用されている。好き嫌いはあるが、私は、冷笑鬼、ロッテンナム美人術、赤罠、トンビ男は、先が気になる面白い話だった。

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    投稿日: 2022.02.28
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    まだまだ新十郎と海舟先生の推理バトルに浸っていたくて買った続編。600ページというボリュームで、かなり楽しめた。時々謎解きに物足りなさを感じることもあるけれど、明治初期の文化や風俗についての記述や人々のどろどろした人間関係を読むのが面白くて。事件パートのどろどろっぷりと比べ、探偵くんとその(役に立たない)助手たちの推理パートが軽妙なので、うまくバランスが取れている。

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    投稿日: 2013.01.02
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    探偵 結城新十郎が奇怪な事件の謎を解く短編推理小説集 いわゆる探偵小説で猟奇的な事件が多い。 解説では、「舞台は明治時代中期とおぼしき」としている。 ・狂言廻しとして登場する勝海舟の明治32年没 ・「魔教の怪」の世良田は「明治初年に地方の府県知事を2箇所歴任し、11年間遊学して帰朝した」とあるので、明治10数年頃 ・「幻の塔」で出てくる新門の辰五郎は明治8年没 ・「乞食男爵」では女相撲の横綱がでてくるが、女相撲は明治23年に禁止されたと書いている

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    投稿日: 2012.06.30
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    「魔教の怪」面白かったー。登場人物名が「因果論」そのままなのにも驚きでした。これで終わりなのは残念…アニメ二期目しないのかなぁ。

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    投稿日: 2012.06.07