
総合評価
(117件)| 56 | ||
| 42 | ||
| 18 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログそれぞれの事件が独立してそして最後に一つになって""御行""となる、読んできた全てが破片となって事実の形を示す見事さ。流石の一言。 間を挟まず一度に読んだからこその充実感と達成感。流石に面白すぎるのである。
0投稿日: 2025.11.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
巷説シリーズ第2弾。 このシリーズの主題は、一作目『巷説百物語 』の感想で語ってしまったけど、まぁ本作も概ね同じ形かな。 妖怪の本質は「現象(コト)」ではなく「存在(モノ/キャラクター)」であり、存在が語られる以上それは物語を伴う。例えばヌリカベなんかは行く手を塞ぐキャラクターである一方、行く手を塞いだエピソード(物語)が求められるわけだ。順番が逆なんだけどね。 ある「現象」を「存在」に変えるプロセスを「物語」と云う。つまり又市の仕掛けはまさしくこのプロセスを利用しているのだ しかし百介の出番はここで終わりなのだろうか…。 なんだか淋しくなるような。後巷説百物語が楽しみですねぇ。
0投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログシリーズもの。この前の巷説百物語はイマイチでしたが、この続から登場人物の個性がより濃く描かれ始め、加速度的に面白くなります。
0投稿日: 2025.08.22
powered by ブクログりん。 御行奉為ー。 江戸の大店の若隠居百介が御行又市やおぎん達の妖怪仕立ての仕掛けに自ら巻き込まれていくシリーズの二作目。 今回はおぎんや治平の悲しい過去も関わって来て前作よりすべてが深かったです。人情味もあり、仕掛けもどんどん大きくなってとてもおもしろかったです。 個人的にいちばんよかったのは船幽霊。 最後のお話は淋しく切な過ぎました。 これで又さん一味の活躍は終了?ここからは過去のお話なのでしょうか? とはいえまだまだ先は長いので楽しみたいです♪ 朱美さんを思わせるようなきっぷのいいおぎんさんが好きです。
3投稿日: 2025.02.23
powered by ブクログうわぁ〜なにこれ! 5編が繋がっていきながらデカい仕掛けでラスト! もう全てが綺麗に収まって非の打ち所がない… これはもう大好きなシリーズかもしれない そして最後の話で泣かせにきたわ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) まだ続きあるのに… どうなるの… 気になりすぎて早く次巻手に入れないと!!
39投稿日: 2025.02.04
powered by ブクログいやー、感動した 全部の話に伏線が張られてて、各話にでてきた話が「死神」に繋がるっていうのがめっちゃ良かった 前作よりも人情味溢れてて最高だった 百介と又市の関わりが無くなったのが寂しいけど、良い幕引きだと思った
0投稿日: 2025.01.02
powered by ブクログ実に面白い。百鬼夜行シリーズとは反対で、妖怪の仕業にすることで、全てを丸く納めるミステリー。無印よりも続の方が面白く、短編集が綺麗に繋がりつつ、哀愁ただようラストも素敵でした。まだまだ続きがあるし、最後は百鬼夜行シリーズの過去と混ざるのが楽しみ過ぎます。
0投稿日: 2024.10.07
powered by ブクログ物凄い話だった。 御行の又市 山猫廻しのおぎん 山岡百助 この三人の物語の最終章だった? ここまで続いてきた前巷説百物語、巷説百物語の完結編となったのか? 最後の最後に又市が仕掛けた、藩を動かすほどの仕掛けが見事だった。 京極堂シリーズも好きだけど御行の又市一味のシリーズも負けてない。
0投稿日: 2024.09.18
powered by ブクログ【2024年170冊目】 投擲する狸、首を跳ねられても蘇る男、消えた花嫁、山の民と船幽霊、殺しに魅入られた死神、二人の天狗。仕掛けを施し、悪を滅する。巷説百物語シリーズ第二弾。 一話からぐっときてしまいました。こんな泣かせるような話書いたっけ京極先生…私の涙腺が緩い?とか思ってたら、話がどんどんエグくなっていって、やっぱり一番怖いのは人間じゃねーか、と。むしろ、祟られてるとか取り憑かれてる方がまだいい、正気で狂気の人間の怖さ。 一見、それぞれのお話が別物に見えたりしますが、連作短編集で少しずつ繋がっています。これ、最初は今作でお仕舞いにしようと思ったんじゃなかろうかこのシリーズ…と思わせる切ない終わり方。良かった、続きのシリーズが出ている状態で読んで…打ちひしがれてしおしおになっちゃうところでした。 シリーズは順番に読んでいきますが、物語の時系列は前後しながら進むようです。なかなかさらっと読めるシリーズではないのですが、やはり伏線の張り方も含め、面白いので次作も楽しみに読もうと思います。 初読:2012年11月1日以前
0投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログすっかり書き忘れ… 感想書くより先に次作を読みすすめてしまってたナア。 読後の切なさ、ラスト数行がとても好き。 最後の最後、 百介に感情移入するあまり 自分もなんだか悲しく切なくなって、 少しばかり涙ぐんでしまった…
1投稿日: 2024.07.21
powered by ブクログ奇談怪談を集める山岡百介は旅の途中で知り合った小悪党、御行の又市たちの過去に触れていくが。シリーズ二作目 前作と時間軸が交差するお話が六篇。それぞれの人生が垣間見える。それぞれのお話はゆるくつながり最終話で……うわぁぁぁん。・゚(´□`)゚・。→ いやもう、読んで?前作「巷説百物語」が面白かった全ての人に読んでほしい。最高。私この終わり方大好きすぎる。 前半は治平とおぎんの過去に関するお話、半ばからは「北林藩」に関するお話。キャラクターがたくさん出てくるからメモしながら読んだけど(京極作品あるある)繋がるんだよ、全部。→ 京極夏彦氏の脳内どーなってんの?(褒めてる)マジでヤバい(褒めまくっている)好きすぎる(落ち着け) もうさぁ。ラストのさぁ。場面がよぅ。サイッコーなんよ。脳内でグワァぁぁって再生されるわけよ。リーダビリティやばすぎ。何話してもネタバレになりそうで怖い。 とにかく最高です。
5投稿日: 2024.07.03
powered by ブクログ知識量に圧倒される 百介の心の動きにぎゅっとなった 世の中のどうしようもないことをこういう書き方でおさめようとした発想がすごい 百介の口調が少しばかり現代チックなところもギャップだと思うけど面白いというか逆にリアルっぽいと思う 最後切なかったな
2投稿日: 2022.04.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『巷説百物語』の続編。 連作短編集。を装った長編。 長編だと気づいた時の私↓ 「ちょ、これもしかして長編じゃね? なんか今回は時間軸がハッキリしてるしえらく符合することが多いなとは思ってたんだけど、まさかの長編? それなら最初からそう言ってくれよ、短編だと思ってたから重要なキーワードも心に留めずにここまで来ちゃったよ!!!」 さらに最後まで読んだ直後の私↓ 「え、終わり???? このシリーズここで終わるの?? だって続巻出てるじゃん、これシリーズモノなんじゃなかったの? しかも何この最後の『江戸に戻った百介は、生涯二度と旅に出なかったという。』って! こんな大事なことをこんなサラリと書く?? 日本中の怪談を収集して百物語版行するのが百介のライフワークじゃなかったの? それをこんなに簡単に覆す?? これは悲しい! めちゃ悲しいぞ!!」 いろいろえらくショックで、読後はしばらく哀しみに打ちひしがれてた。 このシリーズは凄く好きなわけじゃなかっただけに、予想外の展開で興った引力にかなり持っていかれた。 要は京極夏彦にキレイにヤラレタ私であった…。 感想としては上記が全てなんだけど、未来の私のためにあらすじを記しておく(忘れるので)。 ・野鉄砲……百介の兄、山岡軍八郎登場。同心の兄に呼ばれ八王子まで出掛けた百介は、額に石がめり込んだ同僚の骸を見せられ、人智か物の怪の仕業かを相談される。野鉄砲という怪を紹介した百介だが、一日猶予をもらい、又市に意見を仰ごうと江戸に引き返す。話を聞き顔色を変えた悪党達は、物怪狩りに発展することを予言し、兄のために加護の札を授ける。百介は八王子に戻り、果たして山狩の支度をしている兄に、護符を渡す。山狩の結果、兄以外全員が野鉄砲に襲われ、さらに上役は額に石礫をくらって命を落とした。 実は死んだ二人は、治平の盗賊時代の親方島蔵の娘と孫(そして治平の嫁と子供)の命を奪った奴らで、島蔵が改良した石礫を弾にする鉄砲で仇をとったのだった。 (そうか、ここでまず野鉄砲が出てくるんだな) ・狐者異……蘇生するとの噂の悪党祗右衛門のさらし首を見に行った百介は、途中でおぎんと同道になる。首を見たおぎんのただならぬ態度をきっかけに祗右衛門について調べた百介は、祗右衛門が15年前にも10年前にも首を斬られていることを知る。そんな時ふいにやってきた又市に何となく近況を話すと、又市は祗右衛門の蘇生は事実だと語り、あれは人ではないのだと退治に必要な大判の札を見せる。 そうこうしているうちに、先に祗右衛門を捕えた同心笹森が攫われる。部下にあたる同心田所が百介を訪ね、誘拐が祗右衛門の仕業だとして、人が蘇生することなどあり得るのかと問う。祗右衛門を捕らえる決意をする田所に、又市の話を思い出した百介は治平から例の御札を預かり田所に渡す。果たして田所は御札の効果で祗右衛門を捕え、斬首に成功する。 その後、実は祗右衛門は義賊で、おぎんは祗右衛門と町家の娘との間の子であること、祗右衛門の立場を利用し「祗右衛門」というシステムを構築したのが笹森だったことを、又市から明かされる。田所が斬ったのは笹森だった。 (ここでおぎんの出自が明らかになるんだな) ・飛閻魔……貸本屋の平八登場。百介を呼び付け、直近の旅の土産話をしたあと、人探しを頼む。もちろん、百介の背後にいる又市を当てにして。尾張の豪商が、入れ込んだ挙げ句消えてしまった女・白菊のために御殿まで建てて、籠もっていると。渡りをつけた又市は白菊を知っていて、百介は白菊の身の上を知る者たちから話を聞く。又市の仕掛けで尾張の御殿は燃え失せ、豪商は正気に戻るが、百介は又市から、実は白菊はすでに死んでいて、成りすました女がいること、火に興奮する性癖であることを聞かされる。 問題は、百介と又市の関係をなぜ平八が知ったか。北林藩で平八はおぎんの育ての親小右衛門と出会っていたことが分かる。 そう、この話がキモ。冒頭の平八と百介との間で交わされた、江戸で人が死んだだの北林藩の七人みさきだの花嫁が持参金持って道端に倒れてただの、世間話的に出てきた話題が、にわかに主軸に躍り出る。ここだよ油断してたの。 ・船幽霊……この話も情報量が多い。 淡路の仕事を終え、百介がおぎんと土佐まで行こうとする途次、怪しい侍に後をつけられているらしいことに気づく。捲くために山道を行くと、賊らしき者どもに襲われ、結局その侍に助けられる。侍は東雲右近、北林藩家老に人探しを依頼され、土佐の川久保一族を探っていた。北林藩では辻斬りが続き、現藩主との確執の末に自害した前藩主の正室の弟が下手人とされた。それが川久保とゆかりがあるためだ。 そうそう、各話の各章をページ最後の行で終わらせる京極夏彦の狂気は指摘しておきたい。 あと、めちゃ急展開でビックリしたけど、シリーズをきっちり終わらせたのはファンにとっても良かったんだと、次はいつ読めるのかとモヤモヤしながら待ち続ける京極堂シリーズのファンは思うのであった。 (編集中)
1投稿日: 2021.08.18
powered by ブクログ明治の代になり山岡百介が隠居老人になってから語る不思議な話。岡本綺堂の三浦老人のようなものだ。秀逸なのは「五位の光」でしょうか。おぎんの娘りん、その娘小夜など大河小説のようなスケールで、又市たちの影を感じながら出てきてくれる。百介の話、楽しみましょう
0投稿日: 2021.05.18
powered by ブクログ一つ一つ短編として楽しめるが、読んでいると気づく、話のつながり。小右衛門の落とし前である老人火で、百介と小右衛門が初めて相対。否、初めて相対したのは死神或いは七人みさきであるか。ここで、又市たちと百介との生き方が別れてしまった様な…。まだ続編があったと思うので、購入して読みたい。
0投稿日: 2021.05.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。6~7年ぶり? 忘れてしまっていた部分も多々あれども、しっかり覚えていてちゃんと「再感動」させられた部分も多数♪ シリーズは全5作中4冊までは既読。 再読の2作目。 本編(?)はここで完結し・・この後「前巷説…」(前日譚)「後巷説…」(後日譚)と続いたはず。 ※「西巷説…」は、別主人公のサイドストーリーという位置付けだったかと思っていたのだけど、 今回の再読をしてみたら、 百介が又市に束の間の再開をするまでの6年間の空白が気になった。 江戸城に巣食う大ネズミ退治・・ 事触れの治平が命を落としたという東西の抗争・・ もしかして、これらのエピソードが「西巷説…」で語られてるのかしら?と。 世界観を読み終えてしまうのを敬遠し読まずに寝かしてきた「西巷説…」も、そろそろちゃんと読まねば❗️と思った。 ★5つ、9ポイント半。
5投稿日: 2021.02.22
powered by ブクログ再読。内容はぼんやりとは覚えていた。前作「巷説百物語」に続く今作であるが、このシリーズはどの話も人の心を揺さ振るのが上手い。特に最後の話である「老人火」はそれでしか幕を引けなかった二人の天狗の遣る瀬無さ、そして又市と百介の最後は感情移入できるものでもないのに思わず感情移入してしまう。きっとここで百介の中のなにかは終わってしまったのだと私は強くそう思っている。
2投稿日: 2020.06.12
powered by ブクログ今作は全編百介の視点で描いていることから、又市一味の各キャラクターの人となりがよく分かり、切なさと恐怖と可笑しさの混じった異様な世界観にのめり込んで行く。 最後の事件の真相が知りたくなるので、このまま続編突入必至。
1投稿日: 2020.02.17
powered by ブクログシリーズ第2弾 今回は、又市一味の過去も少し触れられ 妖怪を騙った仕込みも、藩全体を巻き込んだいちだんと凝った壮大な話になってゆく。 狂気の藩主の話は鳥肌もの。 今回で百介と、又市たちの話はどうやら終わり?? もっとこのメンバーの話を読みたかったかも。。。
1投稿日: 2020.02.02
powered by ブクログ決して嫌いではないんだけど、読み進めるのに少し躊躇する。 百介が切ないのと、仕掛けが大き過ぎて何が何やら‥。 もう小悪党じゃないじゃん、何だってできるじゃん、みたいなね。 あと、野鉄砲で百介の兄が「昼も夜もなかろう」的なことを最後に言うのが好きだったんだけど、いつまでもふらふらはできないのね‥と切なくなる。
1投稿日: 2019.11.14
powered by ブクログシリーズ第二弾。 江戸にもどった百介は、その後も又市、おぎんを中心とする小悪党たちの世直し的な活動に加わることになり、数々の事件を解決していきます。さらに今回は、百介の兄で同心の山岡軍八郎、おなじく同心で変わり者として知られる田所真兵衛、貸本屋を営んでいる平八、浪人で北林藩に士えることを志願している東雲右近といった人物が物語の脇役を固め、より大きな陰謀に巻き込まれていくことになります。 前巻のような凝った語り口は控えられ、百介を中心としたキャラクター小説という印象がより強いものになっています。又市たちのスーパーマンぶりがますます顕著になっていくのに少々ついていけないと感じてしまいましたが、各キャラクターの背景などもすこしずつ明らかにされており、おおむねおもしろく読むことができました。
1投稿日: 2019.10.12
powered by ブクログ再読。腕が痛い背中が痛い。それでも読みたいわけで、サロンパスのお世話になって読み終わりました。最後の大仕掛けの成功の裏には、悲しくてやりきれない思いが残って、又市さんやおぎんさんは向こう側へ行ってしまい、百介さんは寂しいことだろうな。江戸に帰ってどんな風に又市さん達を思い出すのだろう。
0投稿日: 2019.06.18
powered by ブクログ無類の不思議話好きの山岡百介は、殺しても殺しても生き返るという極悪人の噂を聞く。その男は、斬首される度に蘇り、今、三度目のお仕置きを受けたというのだ。ふとした好奇心から、男の生首が晒されている刑場へ出かけた百介は、山猫廻しのおぎんと出会う。おぎんは、生首を見つめ、「まだ生きるつもりかえ」とつぶやくのだが…。狐者異、野鉄砲、飛縁魔―闇にびっしり蔓延る愚かで哀しい人間の悪業は、奴らの妖怪からくりで裁くほかない―。小悪党・御行の又市一味の仕掛けがますます冴え渡る、奇想と哀切のあやかし絵巻、第二弾。 「狐者異」、「野鉄砲」、「飛縁魔」、「船幽霊」、「死神」、「老人火」 とんでもない極悪人が出てくる。この極悪人を、八方丸く収める又市さんが、それなりに丸く収めるのですが、あまりにも極悪人なので、溜飲が下がりません。 いや、それが、みんなにとって一番良い終末のつけかたなんだろうけれど。
0投稿日: 2018.11.26
powered by ブクログ土佐あたりで聞く「七人みさき」の話から平家の落人伝説なども絡めて舞台は四国から北陸まで及び、大きな悪を絶つまでのお話でした。 各章に色々な妖怪のタイトルがついているんだけど、それらはすべて連続しているお話でした。 京極さんのお話は、シリーズで読んでいかないとわからないものが多いね。 幕府にいた大きな黒幕退治についてはサラっと済まされていて、いろんな人間関係が絡んだ「人間の悪」について描かれていました。 でも、スッキリするお話じゃなかったなぁ…。 そりゃ、悪い人間でもそれなりの生い立ちだとか悪になってしまうかわいそうな部分とかがあるんだろうけれど、何の罪もないのにそういった悪いヤツに凌辱されて殺されていくたくさんの真面目な被害者さんたちが不憫でした。 そういうのも含めて「妖怪」なのかもしれないけれど…。 現実の社会でも悪人がそれほど懲らしめられずに、彼らが犯した罪よりも優しい刑に服して生きていくことに矛盾を感じるのに…。 小説のなかではスッキリした世界を見たいかな。 そういうタイプには向かないお話かも。
1投稿日: 2018.02.23
powered by ブクログやっぱり楽しいですね。巷説シリーズの続編です。 又市さんがかっこいいですね。 百鬼夜行シリーズの榎さんも人気がありますが、きっと又さんも相当人気があるんだろうなと思います。 今回のお話は短編ですが、それぞれのお話が繋がっていました。 それにしてもひどい。ひどすぎる。で、ちょっと考えてみました。 の大好きなことをやめろ、してはいけない、でも大好きで仕方ない。そんな場合、自分はその欲望を抑えることができるだろうか。自分ならそれは本を読むこと。きっと我慢できなくて、ばれなければ、なんとかしてその欲求を叶えようとする。 人殺しはちょっと違うとは思うけど、そう考えると少し怖いです。
1投稿日: 2017.09.18
powered by ブクログ巷説シリーズ第二弾。 連作短中編集の体裁を取っているこの、必殺仕事人シリーズ。 中でも【続】は核となっており、各話に散りばめられた悲しみ憎しみが、最終話に収斂されていく様は本当に秀逸。 百物語、というからにはまだまだ続いていくんだろうか。 是非とも100話、描き切って欲しいです。
1投稿日: 2017.04.24
powered by ブクログ巷説百物語の続編。 巷説百物語と時系列が絡み合っているので、又市、百介一行の動きを整理しながら読むと前後関係が面白い。 今回も仕掛けとして化け物をこの世に生み出し、人の無念を丸く収める鮮やかさに圧倒される。 最後の仕掛けである老人火は、残念なことに全然わからなかった。誰の立場にも立てないまま読み終えてしまい、残念である。けれども悲しい幕引きだったという印象は残っている。 いつか分かる日が来ると信じたい。しかし分かってしまうことが怖い気持ちもある。
1投稿日: 2017.01.30
powered by ブクログシリーズ2作目。 江戸時代末期を舞台とした時代小説です。妖怪や怨霊の仕業とされる事件の裏には、必ず人心を惑わす極悪非道な人間がいる。それを逆手にとって怪談話を装った仕掛けで悪を懲らしめ、解決してしまうという痛快なお話です。 公に解決できない怪事件を、金で請け負い、片付けてしまうのは、ご存じ御行の又市一味。彼らもまた、お天道様に背を向け、世間の裏街道を歩く、スネに傷持つ日陰者たち。けれど、彼らはけっして弱いものいじめは致しません。大悪党を小悪党が懲らしめるという筋書きが面白いですネ。そして、小股潜りの又市をはじめとする、山猫廻しのおぎん、事触れの治平、御燈の小右衛門など、キャラクターの設定も魅力的です。人が人として生きることの業と苦悩も、しっかり描かれています。 本書には、六つの物語が記されているのですが、前作と時間軸が入り乱れていることから、きっとシリーズ全編を読み通すと、すべての話がひとつに繋がるのだと思われます。今回はおぎんや治平、小右衛門などの悲しい過去も明かされます。筋書きの巧みさとテンポの良さで、一気読み間違いなし!! べそかきアルルカンの詩的日常 http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/ べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2
0投稿日: 2016.12.28
powered by ブクログ言葉だけで、人間を操れることの恐ろしさと解っているのに引き込まれるもどかしさ。長いお話なのに飽きさせない。
0投稿日: 2016.09.25
powered by ブクログ「妖怪使い」、小股潜りの又市が仕掛ける「怪談」の数々。とはいえ、ファンタジーではありません。つまり、構図は京極堂百鬼夜行シリーズと同じ。一作目同様、こちらも珠玉の京極ワールドでした。京極さんの小説はどれも言葉のリズムが本当にすばらしくて、文章を書くための自分の中のリズムを整えるのにとても効果的。しかも究極ののストーリーテラーですから、お話自体が最高におもしろい。しかも私の大好物(妖怪、怪異系)ばっかりでてくる。幸せすぎる。
0投稿日: 2016.07.07引き込まれますね~
以前、紙の本で読みましたが再購入して再読了。 シリーズ二作目で相変わらず短編でテンポがいいです。 ただ今作は連作の様な作りになっていて、ある意味長編と言えるかもしれないです。 妖怪仕立てで悪を倒す痛快さや各キャラクターの存在感はそのままに! 読み始めるとグイグイ引き込まれて面白さは前作を上回ってると思います。 万人にお勧めしますが作順通りに読んだ方がより楽しめる事間違いないので、 初めて読むって人は一作目からどうぞ^^
0投稿日: 2015.09.01巷説シリーズ2作目。
必殺仕事人みたいな感じになってきた。wowowでドラマ化。おぎん役の遠山景織子がイメージぴったし。アニメもあり。
0投稿日: 2015.06.26なんとも言えない寂寥感を感じる、シリーズ二作目。
妖怪になぞらえて、晴らせぬ恨みや厄介事を金で請け負い解決する。小悪党たちの物語。 一作一作が小気味良かった前作と違い、今作はどれもこれも陰惨な事件ばかりで胃が焼けるようでした。主な登場人物である小股潜りの又市、山猫廻しのおぎん、事触れの治平の三人の小悪党達と、考物の百介との短くも濃い数年間の出来事を、前作の事件の合間合間にぶっ込むという時系列は面白かったです。 ラストの「老人火」での幕の閉じ方が切なくて、哀しくて、最後の弔いの言葉には涙が零れました。
5投稿日: 2014.11.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どんな八方塞がりの状況であっても、あの手この手、搦め手奥の手を駆使し、裏から表から策を弄して、何とかしてしまう連中のお話し第2弾。 ほとんど繋がりのない短編集かと思いきや、前巻から張られた(?)伏線まで回収しつつ、1つの大きな物語に膨れ上がる。 そして、百介、右近の前に立ちはだかる最凶の敵『四神党』。戦慄しました。やっぱヒーロー物には四天王的な悪役がいないとね!(*゚∀゚)=3お気に入りのシーンその1。 「そ、その、昨夜、船幽霊がでたのです」 又市(*゚∀゚*)キタ━━!!!お気に入りのシーンその2。
0投稿日: 2014.07.06
powered by ブクログ巷説シリーズ2作目。又市ら小悪党が妖怪仕立ての仕掛けを使って厄介事を解決していく様はすかっとする。京極堂シリーズは不思議を理屈で解き明かすが、こちらは逆に不思議で丸く収める。今回は北林藩の祟りを払う「死神」が良かった。続く「老人火」も悲しくて良かった。
1投稿日: 2013.11.16
powered by ブクログ久しぶりに再読しました。 いろいろな伏線、背景を読み込んで、初読の時とは違った楽しみ方が出来ました。この作者の物語は読みごたえがある分、何度読んでも楽しめます。 改めて、シリーズでも最も脂ののっている作品だと思いました。
0投稿日: 2013.09.11
powered by ブクログ最後まで読んで「うわぁ(ToT)」ってなった。そんな終わりって…そんなケリの付け方なんて…そして、いつの間に6年も! 妖怪話で結構グロテスクな描写なのに、不快さを感じさせないのは、又市やおぎんの粋な言葉や百介の人間らしさのせいなのかなぁ。不思議だなぁ。 ひとつひとつは短編なのだけれど、すべて繋がって徐々に伏線を回収していくストーリー構成に引き込まれて、京極ワールドにどっぷり浸からせて頂きました。
0投稿日: 2013.04.30
powered by ブクログ10年近く前に一度読んだのだけど、再読。 懐かしい~。 若い頃はホントに夢中で読んだけど、今読んでもやっぱり面白い! 最初に読んだ時もそうだったけど、最終章が寂しいんですよ。 ずっと夢中でどっぷりつかって読んでいたのに、 突然現実に戻されたような。 楽しい夢を見てたのに、叩き起こされた気分というか。 現実にも、こういう別れってある。 離れていく事それ自体は「正しい」事なのに、寂しい。 でも、寂しいのも「正しい」感情で、何というか、 受け入れて進んでいく以外にどうにもできないし、 それがやはり「正しい」。みたいな事。 そういう時の事を思い出しちゃって、何かほんと寂しくなる。 面白いんだけど、読み終えてみると何だか切ない本。
0投稿日: 2013.02.25
powered by ブクログ人の心のなかにいる妖怪を本物の妖怪物語として仕立てる又市の仕掛け。 こんなにも長い五つの物語がひとつに繋がっていることに感心した。読んでいる方からすると、今回は仕掛けに少し参加している分、物語にも移入しやすかった。
0投稿日: 2013.01.07
powered by ブクログ『巷説百物語』よりもさらにスケールがBIGになって、それぞれのキャラもいっそう磨きがかかって楽しめました~。 6つの妖怪伝説をBASEにして、じつはそれらが繋がってて、ミステリー要素が大になってます。 百介、治平、又市、おぎんによる妖怪退治。 いや~、又市&おぎん。いいわね~。 裏社会をいく悪党と書かれてるけど、わたしのイメージしてる『悪党』とは全然ちがう。 なんかさ~、カッコいい。 江戸語でいうと『粋』なのよ。 江戸語っていうのは、響きがカッコいいし、また又市とおぎんのクールなキャラにぴったりくる。 最後なんて格好よ過ぎ~!! 妖怪伝説は人間が作りあげた都合のいい噂であって、じつは人間が世の中を悪く都合のいいように変えていた。。。そんな話の作り上げ方が好きです。 『後巷説百物語』『前巷説百物語』とまだまだ続きます。 楽しみだわ~。
0投稿日: 2012.11.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
巷説百物語が続編。前作の繊細な力強さから並みならぬ期待を持って開いた本書も、その期待を裏切らない展開。 視点が一つに固定されたことが前作との大きな違い。れっきとした「主人公」を登場させることで、物語が一層儚く感じる。現実感のない、フィクション特有の手に届きそうで届かないもどかしさがとても切ない。 人が見えないものに焦がれるのは当然のことなのだと思う。自分の立つ世界の陰となる現世でありながらまるで幻のような界隈に強い憧憬を抱く主人公に共感せざるを得ない。彼は恐ろしい程に読者の現身であり一般人であるように感じた。
0投稿日: 2012.09.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
巷説シリーズ第二弾。 百介視点でお話が進んでいき、又市たちとの距離も近まり前作よりかなり感情移入してしまいます…。仕掛けの規模もかなり大きくなるし読みごたえ有り。 そりゃないよという哀しさやるせなさに包まれてしまいます。 胸が痛い。
0投稿日: 2012.08.14
powered by ブクログ短編1つ1つは独立しているものの巧みな伏線により、すべてが“大仕掛け”へとつながっていく。 話が進むに連れ少しずつ引き込まれ、最後にはすっかり飲み込まれてしまいました。 語り手である山岡百介と、彼の目から見た御行又市一味。 同じ人間であるのに、生きる世界がちがうとはこういうことなのか…と、痛いほどの悲しさが残ります。 http://matsuri7.blog123.fc2.com/blog-entry-123.html
0投稿日: 2012.08.06
powered by ブクログ『巷説百物語』の続編。 前作以上に引き込まれます。 一つ一つの話が複雑に絡み縺れ、最後には1本が残る。 そんな感じ。 仕掛けが大きくなる分、今の時代では考えられない展開も 納得させられてしまうのは、世界観がしっかりしているせいかな。 あー、これで百介の旅も終わりかと思うと 旅に出るのは自分じゃないのに、切ない気持ちになりました。
0投稿日: 2012.06.23
powered by ブクログどこか哀愁が漂うのは あのラストの展開だからでしょう。 そしてよくよく読んでいくと… なお哀愁が増します。 一応この作品に関しては 続き物の形式です。 ある「悪」を追いかけていく形式となります。 優れた作品は 「死神」でしょうか。 真相もそうではありますが、 一人のものの狂いようには… 憎みもしましたが、物悲しさすら感じました。 ああ、なんか脱力感を覚えます。
0投稿日: 2012.03.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今読み終わったけど。話上の時間の流れが、薄っぺらくなくて重さをもっていて、物語のリンクの仕方が秀逸だった。 続き読もーー。700ページは重くて喰いごたえあったなぁw
0投稿日: 2012.03.04
powered by ブクログ読み終えたらまた「嗤う伊右衛門」を読みたくなってしまったので、そのまま「嗤う伊右衛門」再読してしまいました。 あやうく「覘き小平次」にも再読の手をつけるところでした。 キャラクターが生きてます。ぐいぐい物語に引きこまれます。 ゆっくり読みたい方は要注意です(^_^;
0投稿日: 2012.02.12
powered by ブクログ『死神』にかけての話の繋がり方、盛り上がり方が好き。右近さん…ッ!『老人火』は2人の思いと百介さんに、涙。
0投稿日: 2012.01.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ちょうどドラマ化、吹越満さんが出演していることからひかれての購入。 無粋なことに“続”から読んだ。 でも、読んでいて、そこまで「え?なにがどういうこと??」という事態には陥らなかった。 ただ、前巻を読んでいるからこそ、楽しめるところがあるんだろうなとは思う。 昔話を読んでいるかのような感覚。 けして読みにくくはなく、それでいて、軽くもなく。 京極さんの作品は怖い。 そこまで血なまぐさいわけではないのに、背中が少しひやっとするような怖さがある。
0投稿日: 2012.01.06
powered by ブクログこのシリーズ好きだ。 面白いので一気に読んでしまいそうになるのを我慢して、秋の夜長にゆっくり読みたい。
0投稿日: 2011.11.28
powered by ブクログ夏は終わったが、僕はすっかり妖怪にハマってしまった。日本各地に残るさまざまな妖怪伝説は興味深い。ただ、前の巻の方が、僕はのめり込んだな〜。
0投稿日: 2011.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うわぁ!何よこの終わりは! 「これが―今生の別れとなりやしょう」だなんて嫌ですよ!もう! それにしても右近さんは良かったなぁ。右近さんどこ行ったぁ!? いろんな方が出てきましたね。治平とかおぎんさんの過去やらもわかるんだけどやっぱり又市のことはよく分からないね。
0投稿日: 2011.09.17
powered by ブクログ続巷説百物語とどっちが先か分からず読んだ。 …こっちが後だったか。 まぁ"のちの"ってついてるものね。 昔話として語られる不思議はどこか寂しくて、最終章では泣きそうになりました。 巷説百物語はこれが最終巻なんかな。
0投稿日: 2011.09.01
powered by ブクログ好きだなぁ。 私はいつも京極作品を読み終わると言い知れぬ満足感に包まれます。 ラストは郷愁を覚えるように心の隙間に風が吹きこむように淋しいものがありましたが、それがあってこそ「続巷説百物語」が完成したといえるのではないでしょうか。
0投稿日: 2011.07.17
powered by ブクログ巷説シリーズ第2段。 このシリーズが、本当に好き♪ せつないのよねー。 せつない感じがたまらなくおもしろいのですよ。 短編集的なんだけど、大作を読んでる気持ちになれます。 何回読んでもおもしろいよー。
0投稿日: 2011.05.19
powered by ブクログ読了後はせつなくてたまらない 今回は前作よりメインメンバーの内面描写とかが増えてると思います もっともっとこの人たちのことが読みたかったな 又市と百介のコンビは大好きです
0投稿日: 2011.03.20
powered by ブクログなんだか、切ない終わり方だった。前作では、彼らの各地での裁き方に、すっかり魅せられていたが、この作品は、読み進めるごとに、なんだか切なくなる。そして、最後はとても切なくなった。
0投稿日: 2011.02.24
powered by ブクログ巷説シリーズ2作目。必殺仕事人みたいな感じになってきた。wowowでドラマ化。おぎん役の遠山景織子がイメージぴったし。アニメもあり。
0投稿日: 2011.02.21
powered by ブクログ「巷説百物語」に引き続き。 祇右衛門騒動の結末「狐者異」が目当てだったけれど、印象に残ったのは最後の「老人の火」。 自分一人では幕が引けない。 どうしようもできない。 切なすぎる…。 でも、不器用な男(というか老人)たちが好きでたまらない。
0投稿日: 2011.02.15
powered by ブクログ百介が旅をしなくなった理由を考えてたんですが…… 黄昏に留まっていることを止めて昼の部分で生きていく、ってことかな 淡い切なさを残す読後感でした
0投稿日: 2010.12.30
powered by ブクログ前作は、一つ一つの話に断絶があり、話と話の間に相関関係はなかったのだが、今作は話が独立しているようで、実はつながっており、後半にかかるに連れて、物語が加速していきクライマックスに至る。前作では、あまり描かれなかった主人公の内面にもスポットが当てられていた。死神の描き方も迫力があった。そして、クライマックスは余韻があったなぁ。 その意味で、前作以上に深みがあり、かつスピード感があり、ページをめくる手も加速した。次は後に行くぞ。後は直木賞受賞作。
0投稿日: 2010.12.15
powered by ブクログ続けて再読。 「野鉄砲」「狐者異」「飛縁魔」「船幽霊」「死神 或は七人みさき」「老人火」の六篇。 すべてが北林藩と御燈の小右衛門に向かっている一冊。 初めて読んだとき、読了後百介と一緒にとても哀しい気持ちになったのですが、今回もやっぱりそうでした。 「千代田の大鼠」についてのお話はまだ書かれていないのですね。 あそこの仕掛けがとても気になっていて、『後』で描かれているものと思っていたのを思い出しました。 この仕掛けがシリーズの本当の最終章になるのかな? 当分読めそうにないですね。 このまま『後』を再読するか、『前』にいくか。。。 エンドレスになりそうです・・・。
0投稿日: 2010.10.02
powered by ブクログ『続巷説百物語』作:京極堂夏彦 初版発行:H17.02,25 発行所 :角川書店 登場人物:同上 あらすじ: 目次 :野鉄砲 狐者異 飛縁魔 船幽霊 死神或は七人みさき 老人火 オススメ:『飛縁魔』『死神或は七人みさき』『老人火』は印象的でした。山岡氏と彼等との別れの『老人火』が特に印象的でした。住む世界の違いとか、それぞれの事情とか、覚悟とか、ちょっぴりしょっぱくてちょっと痛い話です。
0投稿日: 2010.08.19
powered by ブクログ又市と百介の間にある、「絆」と言って良いかどうか分からない深い繋がりに胸が締め付けられる思いでした。
0投稿日: 2010.07.10
powered by ブクログ慣れ合いが好きなので切なくなってしまう。 けど読んでしまう。 発売された順に読んだのだけど、次作でなんとかしてくれと思って読んでしまう。
0投稿日: 2010.07.01
powered by ブクログ最後の話はちょっと、いやかなり淋しかったかも。突き放されたような気分。そして一体彼らに何があった。いつもの面子の過去がわかったり全体的に大きな事件の渦中だったりと一作目と違って軽く読める感じではなくなった印象。
0投稿日: 2010.06.17
powered by ブクログのさばる悪を何とする。天の裁きは待ってはおれぬ。この世の正義も当てにはならぬ。闇には闇の裁きあり。毒には毒で征すのみ。さては、妖怪・物怪の仕掛けを以って征すのみ。草木も眠る丑三つ時、闇夜に何かが動き出す。魑魅魍魎が蠢き出す。行燈の灯がゆらと揺れる。又市の鈴がりんと鳴る。「御行奉為-!」世に不思議なし、世全て不思議なり。
0投稿日: 2010.06.06
powered by ブクログ好事師の山岡百助、小悪党の又一の連作小説。仕掛けが大掛かりで、話の展開が見えない。今回は登場人物の背景もテーマになっている。面白いが、少し重い気もする。一気に読んだ。
0投稿日: 2010.06.05
powered by ブクログ「続」の方がおもしろいです。 おぎんさんのはなしですね。おぎんさんいいですよね! 私はあの、あれがお父さんなのだと思うのですが、どうでしょう。(ってこんな書き方でどうもこうも) 百介さんのお兄さんも、とても好きになりました。 どうにも堅物らしくて、実際生真面目一辺倒だとおもしろくなさそうに思えるものですが、真面目も極めればまるでコントですよ。 お兄さんの邪念のない、心底真面目なことこの上ないやりとりにはたびたび吹き出しそうになりました。 嫁にどうかと自らを売り込みに行きたいですよ(笑)。
0投稿日: 2010.04.25
powered by ブクログ百物語シリーズの2作目。 短編集的だった前作と構成自体は同じだが 全ての物語に伏線があり繋がっていて 最終的にひとつの物語に収束していきます。 百介の物語として非常に秀逸な出来 シリーズではなく独立した一冊として面白いと思う。
0投稿日: 2010.03.21
powered by ブクログ妖怪、物の怪のカラクリで、難問を解決する痛快時代劇。 「御行し たてまつる」の名台詞で、 不可能と思われる難題を解決するさまは、スカッとします。 これにははまりました。(笑) このシリーズは数冊出ていますが、 その中でもこの「続」が一番好きです。 続編をまた書いて欲しいです。
0投稿日: 2010.02.28
powered by ブクログ妖怪より何より怖いのは人なのだ。 第二話「狐者異」 摘発されそうになるとスケープゴートが差し出されて 仕組みは続いていく、っていう、 こういうの、現代でもある気がする。
0投稿日: 2009.10.14
powered by ブクログ巷説百物語シリーズの2作目。 個性豊かな登場人物の出自を掘り下げながら、話は進む。 短編として独立しながらも、それぞれが一つの物語へと収束する。それゆえに「死神」における盛り上がりはまさに手に汗握るの一言である。 「裏」と「表」の狭間で揺れる百介。 彼こそ我ら読者そのものなのである。 そんな百介の叫びが描かれる最終話「老人火」が何とも言えず切ない。珠玉の名短編である。 次回作を早く読みたい!!!!
0投稿日: 2009.08.29
powered by ブクログ巷説百物語とこれは時系列ごっちゃになってるんですね。 百介さんが完全なるニートになるまでの軌跡が描いています。 飛火槍すごすぎです。
0投稿日: 2009.07.15
powered by ブクログ以前に京極堂シリーズに挑戦して、合わないと感じた京極作品に再挑戦。 意外にすんなりと読めた……と思ったら一気に読んでしまった。 文章のリズムは(わたしのリズムとは)イマイチ合わない気がするのだけれど、やっぱり文面が綺麗だなぁ
0投稿日: 2009.06.23
powered by ブクログ直木賞を取った本だから、気になって読む。この著者の本って、なんでどれもこれも分厚いんだろう。 読みとおす自信がなくなり、買う気がそがれる。。
0投稿日: 2009.05.22
powered by ブクログ「巷説シリーズ」の第二弾。文庫本なのにずしりと重い。京極堂シリーズで慣れているとはいえ、読むのを躊躇うこの厚さ。なのに読み始めると面白くて止まらない!今回は短編集でありつつ、大きなひとつの山場へ向かって話が進んでいきます。
0投稿日: 2009.01.28
powered by ブクログ人の心の綾を妖怪の仕業に仕立てることで解決する小悪党、又一一味の活躍。シリーズ第二弾。(08/08/03)
0投稿日: 2008.06.03
powered by ブクログ●2008年4月14日頃読了 ハマってしまった巷説シリーズの第二弾。 まっまっまっ又市さんが好きです好きなんです! 「野鉄砲」の話で百介の兄、軍八郎が出てくるのですが… 純な兄上と又市さんのやりとりが好きだな。 あと「狐者異」の話も好きです。おぎんさん!! これは堤版のDVDでも見たのですが、原作もDVDもどちらもそれぞれにいいですよねー でもなんといっても「死神」で又さんの過去がちょいと明らかに!!! 治平さんの口から語られる昔の又さんにドキドキでした。笑 「みんな死ンじまう―」って又さんがそんなこと言うなんて!!ああ! 最後の「老人火」の話は悲しかったです。「死神」の六年後。 百と又さんがぁぁぁぁぁ!!そんなああああああ!! 私は末永くいてほしかったああああ!!!(うるさい
0投稿日: 2008.04.19
powered by ブクログ山岡百介が武蔵国多摩郡八王子千人町に呼ばれたのは八月の半ば――じっとしていても汗が滴るような暑い日の早朝のことであった。
0投稿日: 2008.03.16
powered by ブクログ御行の又市、おぎん、その他……各人の魅力が際立つなか、それにしてもやはり『嗤う伊右衛門』は著者の代表作の座を譲るまい、と思わされる。
0投稿日: 2007.11.06
powered by ブクログ前作と異なり短編が繋がっており、一冊で一つの話となっている。面白く読めたが、無駄に長い。もう少しすっきりしても良かったのではないか。前作の方が読み易かった。
0投稿日: 2007.09.04
powered by ブクログ本作に収録の『孤者異』を携帯文庫で読んで京極氏の大ファンに。 数々の仕組みを妖怪に仕立て上げていく又市の活躍を、ぜひ楽しんでいただきたい。
0投稿日: 2007.08.10
powered by ブクログ夏だからってんで読んでみたのですが、そんなに怖くないです。ビビりの私からすれば、よかった。うん。出てくる人出てくる人魅力たっぷりで、楽しいしね。でも最後はせつない。むなしすぎますよ、私が。こりゃー前も後も買うしかない。西も出るんでしたっけ。はい、買うしかない。分厚いのは、それだけつまってるってことですよ。腱鞘炎になったとしても、それは意味のある負傷だ。
0投稿日: 2007.08.09
powered by ブクログ皆で楽しくお仕事感は薄れて、シリアスな展開。前作の方が良かったかな… で、京極夏彦の本は分厚いので、余程一気に読まない限り内容を忘れてしまう
0投稿日: 2007.08.06
powered by ブクログ巷説シリーズ第二弾です。こちらも前作同様の痛快なストーリーが展開してゆきます。やっぱり今回も百介さんと一緒に又市さんやおぎんさんに騙されました・・。ホント種明かしされないと妖怪変化の仕業にしか思えません。今は時間がないので感想はまた後で書きます。
0投稿日: 2007.07.17
powered by ブクログ今回も楽しんで読めました。しかし、なんといっても、ラストが悲しくて悲しくて…… 百介さんの気持ちを考えるとやり切れません。
0投稿日: 2007.06.16
powered by ブクログ哀切と奇想のあやかし絵巻直木賞受賞作へ続く「巷説」シリーズ第二弾。 不思議話好きの山岡百介は、処刑されるたびによみがえるという極悪人の噂を聞く。殺しても殺しても死なない魔物を相手に、又市はどんな仕掛けを繰り出すのか……(「狐者異」)他五編を収録。
0投稿日: 2007.05.12
powered by ブクログ又市さんが今回も素敵。前作よりは全体的に少しずつ話が長くなってきている。彼らのしている仕掛けが善か悪かなんてそういう次元の話じゃないと思う。
0投稿日: 2007.05.11
powered by ブクログ「妖怪時代小説」第二弾。「族」と書かれるだけあって完全な続編。第一弾よりも話やその背景がやや重く、また最後に収録された話のせいもあってか、胃の上にずっしりと乗るような印象が残ります。
0投稿日: 2007.05.09
powered by ブクログ巷説の二作目、というかタイトル通りの続編ですね。前作に比べて分厚くなる傾向が有るのが京極作品ですが、これもさくさく読める方だと思います。独特な擬音と、意外な結末に今でも読み返したくなる物があります。
0投稿日: 2007.03.25
powered by ブクログはらはら泣きそうになる。 そして最後はどうしてもないてしまう。噎び泣いてしまう。 百介がせつな過ぎるー
0投稿日: 2007.02.01
powered by ブクログ短編集なんだけど、全部で一つの話の流れになってます。時系列順ではないけれど、こっちの方が分かりやすい☆ 最後はとても切なかった…。
0投稿日: 2007.01.22
powered by ブクログ”続”の方が仕掛けもより巧妙になり、(次第に大掛かりになって行く)話も面白く、最後の大団円に繫がって行きます。 自分としてもこちらのほうが好みだな、なんて思っていたら、こちらが直木賞受賞作だったらしい、納得。
0投稿日: 2006.12.25
powered by ブクログすっかり百介と共に、置いてけぼりをくらった。前作よりも登場人物の背景が描かれているので、キャラ中心に読み進める者にとっては読みやすい。しかし、又市の事はぼんやりとしかわからない。又市は何をきっかけに白い御行の衣をまとい、そしてまた何を境に黒衣へと変貌したのか。『後〜』ではどう描かれているのか、期待される。
0投稿日: 2006.12.07
powered by ブクログ巷説百物語の続編。前作では謎だったおぎんや治平の過去が絡んでくる。終わり方が何とも切なかったので早く後を読みたいです。
0投稿日: 2006.11.10
powered by ブクログ「巷説百物語」も読みましたが「続〜」は更に磨きがかかっている感じです。 物語の構成はまさに天才的です。 内容の面白さの中にもしっかりテーマが盛り込まれている感じ。 又市「誰しも死神に魅入られる時はある。幼き頃に負った心の傷が人を変えることはあるだろう。しかし、その先どの道を選ぶかは、その人次第。傷あるが故に慈悲に目覚める者もいるだろう。傷なくしても道を踏み外す者もいる。」 考えさせられる部分です。 犯罪者も実は被害者で犯罪者の人権や再教育を重視するのか、過去に何があろうと犯罪者になるのはその人次第で悪は悪なのか、そんなことを考えました。 本の見た目は分厚くて手強そうですが、読めばハマると思いますよ。
0投稿日: 2006.11.02
powered by ブクログ死装束の彼が妻の最後を、心情を喋っているときに思わず涙。 理屈では愛情には勝てないと思ってたのに。よく言えば目から鱗。船幽霊の又市さんとおぎんさんの兄妹っぷりが好き。 ぜってー心配してたよ。 ぶっちゃけ死神の時だって死ぬ程心配してたって。 その裏で心から信頼してるっぷりがたまらん。
0投稿日: 2006.10.19
powered by ブクログ又市そのものが『死神』であり、それゆえに又市が関わる事件に死人はつきものです。 それを考えると、百介は、又市が関わった人間のなかで、唯一、死ななかった人間なのだと思います。 百介が又市に抱く憧憬と同様もしくはそれ以上の気持ちを、又ちは百介に対して持っていると思うのだが。
0投稿日: 2006.10.14
powered by ブクログ巷説シリーズ二作目。前回とは違い、百介視点。登場人物の過去が明らかになるとともに、一世一代の大仕掛けと、人間の生きる哀しさを感じる、楽しさと切なさを感じる本。(文庫版)
0投稿日: 2006.08.28
