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ラスト・レター
ラスト・レター
笹本祐一/東京創元社
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総合評価

15件)
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     ラノベかと思ったらSFだったでござる。  私の中で、著者はライトノベル作家ではない。それはなぜかというと、特定のキャラクターに関する過剰な思い入れ、萌えが少ないのだ。むしろ物語という世界の中での立場はみな平等である。  ある意味シビア。

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    投稿日: 2016.03.29
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    ラストに向けて榊君をどっしりと主役に据えたら,ヒロインの最後の決断とシーン,そしてエピローグが栄えるのではなかろうか.登場人物達を立たせるというのは中々難しい.複数名のグループが登場人物になる場合,特にそうだろう.物語は名作,だがその語り(構成)が勿体ない.

    0
    投稿日: 2015.11.16
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    さてとノブは何処に跳んで行ったんだろう?中学生の時も分からなかったし、大人になって再読してもわかりませんでした。 しかし和紗少尉の最期って、あんな呆気なかったっけ?涙しながら読んでたから数ページに渡ってエンディングが語られていたようなイメージを自分で作ってたは。しかし、この読後の喪失感は何度読んでもなんとも言えません。日本最古のラノベは、答も解決もなく疑問と落ち着かなさを残して終わるのです。だから古典たり得るのでしょう。

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    投稿日: 2014.05.16
  • お祭りの後

    超能力を持つ少女に関わる話の結末 シリーズを通して作中のメンバーがドタバタと頑張る点は相変わらず 人類が直面している問題をさておいて目の前の日常に固執する主人公達が少しもどかしい 唐突な結末から読後感には若干の寂しさを感じるがお祭りの後と考えればこんなものかもしれない もともと世界を救うための話ではなく学校生活を楽しく描く話だと思えばこの結末にも納得できる 時代は違うが登場人物のキャラクターや結末から"イリヤの空、UFOの夏"を連想した

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    投稿日: 2013.11.04
  • 多くの作家にショックを与えたライトノベルの元祖

    リアルタイムで読んでいた身としては、「それはないだろ~」的な終わり方なので読了直後はショックを受けた憶えはある。当時のソノラマ文庫は、ジョブナイルに分類されていたのでバットエンドな終わり方をするものはまだ少なかったし、前作や本編前半のドタバタとのギャップもありすぎで、その唐突感に驚いた。ただこのラストが多くの作家(小川一水や有川浩など)に影響を与えていたということで、今回の復刊にいたったのであればそれはそれで喜ばしい事ではある。

    0
    投稿日: 2013.09.26
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    笹本祐一が1985年に発表した"妖精作戦"シリーズ完結編。誘拐された小牧ノブを取り戻すために立ち上がる榊たちですが…最終巻もハチャメチャな展開が続きます。そして、舞台は再び宇宙へ。が、この唐突な終わり方は想像しませんでした。ハチャメチャな超展開が待っているのかと思ったら、まさかこんなことになるとは。今までの展開が賑やかだっただけに、このラストは余計に虚脱感が押し寄せます。本作を読んで、自分のほうがもっと上手く書けると思った当時の若者が、今作家さんだったりするんですかねと、あとがきを読んでいて感じました。

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    投稿日: 2013.07.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    妖精作戦最終章。 お気楽極楽な彼らの冒険は、思わぬ苦味と共に幕を下ろしたのでした。 当時これがどれほどのインパクトであったのかは分かりませぬ。 作品が溢れる今となっては、追体験することも難しいでしょう。 しかして影響の広さを整理する事はできます。 「涼宮ハルヒの憂鬱」「イリヤの空、UFOの夏」「レインツリーの国」・・・ ラスト・レターから25年。個人的には、太陽系全域に「アイ・ラヴ・ユー」と 愛を囁いた某超大作の行く末が判明するまでは死ねません。 一方そのころ笹本先生は、往時の夢をかなえて、宇宙海賊モノを 書いていたのであった。しかも女子高生。しかもミニスカ。

    0
    投稿日: 2013.05.15
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    最後の畳み掛け方がいい。つまりこの著者は伏線の回収部分、オチとして用意されているラスト数ページ部分の凝縮率が高い。これはもともと自分はミニスカ宇宙海賊で知った著者で、その時の感想でもそんなような記述をしていた記憶があるが、ここの時点で原型が出来ているんだという。 和沙結希と小牧ノブという二人の超能力を最大限に使用して戻ってくることのできた地球で、映画を見終える。その時のフィクションとしての映画と自分たちが過ごしてきた瞬間というのはどういう受け止め方をするのか。なんてことを読み終えた瞬間に考えてしまっている読後感が良かった。

    0
    投稿日: 2013.04.04
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    発刊時のリアルタイムで自分が中学生だったら、ショックだったろうなあ。 ライトノベルの元祖と言われることもある四部作ですが、元祖でこの結末……。物語は順を追って進化していくわけじゃなくて、その瞬間の閃きと才能で生まれるんだなあ、と思いました。

    0
    投稿日: 2013.02.11
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    懐かしい。切ない。この読後感は中学生だった当時、衝撃だった。改めて読んで、これはこういうラストシーンだからよかったんだと思った。最後の榊のエピソードにあの世代の少年のいろんな感情が詰まっている。だから、こんなに後を引く。

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    投稿日: 2013.01.24
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     他のレビューを拝見していると、やはり「この終わり方」に対する不満や納得のいかなさをちらほら散見するので、無粋は承知で。  名言はされていませんが「ハレーション・ゴースト」の登場人物たちに関係がある人物が、「スターダスト・シティ」という別の作品に登場しています。  続編、というわけではないのですけれど、こちらもまた新装版を切実に希望しています。  ……で。  あああああ、終わってしまった…… というのが、最初の感想。というか実感。  リアルタイムで読んでいたときは、とにかく許せなかったノブの選択が(だからこそ、何年たっても鮮烈に記憶に残っているのだけど)、今だとすんなり納得できてしまうのが口惜しい。  ある意味でノブは、榊たちより一足お先に、それこそ星の速さで未来へ――― 大人になってしまったのだろうなあ、と。  そんな感想になってしまうのが、また悔しい。

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    投稿日: 2013.01.17
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    最終巻。 結局、活躍するのは沖田なんだけど。榊がいなけりゃ始まらないけど、スターターなだけなんだよね。目標は決めるけど、実行は他の人。 ま、主人公ではあるか。 終わり方は、どうにもいただけない。 哀しくないか。 ノブが一人で爆発して、おしまい。榊がノブにしてやれたことって、なんだったの?ってことです。 ノブの活躍期待してたけど、あんな風ではなかったかな。 表紙みたいなハッピーエンドがいいじゃんね。

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    投稿日: 2013.01.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

     『2012年11月30日 初版』版、読了。  妖精作戦シリーズの4冊目であり、完結編。 巻末に『本書は一九八五年九月、朝日ソノラマ文庫の一冊として刊行され、一九九四年十一月、同文庫にて改訂版が刊行された。創元SF文庫では一九八五年のオリジナル版を底本とした。』と、表記されていました。  以上の点からも、最初に刊行された内容に、なんらかの手が加わったものと考えられます…が、いずれにしても改訂版も、オリジナル版も未読の自分にとって、この本が初読みだったので、その上でカキコしていくと…。  ものっスゴーく後味が微妙な内容でした。 「四作まで続いて、シメがこれ!?」と、思う無理やりさもさることながら、それなら最初の1巻で、本作のオチを足せば良かったんじゃあ…? …と、感じることしばしば。  特にこの本作の内容は、ほとんど1作目と同じ展開。真新しさは何もなく、何もかもが思いつきのいきあたりばったりな主人公と愉快な仲間たちが、囚われたヒロインを救出して、あっちゃこっちゃ逃げて…という、ワンパターン。  唯一光ったのが、この巻においても、そこかしこに散りばめられた専門用語や設定でしたが…本筋がビミョーな点において、なんの加点にもならなかったです。  願わくば「まさかの5巻目」を刊行して「そう! こういうシメを読みたかったんだー☆」と、思わせる内容を披露してほしい気分でした。  きっとおもしろいオチが思いつかず、あんな終わり方になったんだろうなあ…としか、思えない内容です。残念。

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    投稿日: 2013.01.14
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    12/22/2012 読了。 有川さんの某作品で、結末は知っていたので、 がっかり感とかはなかったですが。 今のライトノベルとライトノベルの先駆けと云われる物の、 内容って全然異なる気がしました。 SFに自分が弱いからかもなのかもしれませんが・・・。 でもやっぱりキャラクターは好きになりますね。

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    投稿日: 2012.12.22
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    ライトノベルの源流とも呼ばれる笹本祐一の妖精作戦シリーズ、その完結編が本作。 連れ去られてしまった主人公(?)榊の恋人ノブを救出するため脇役(?)沖田を中心に厚木基地へ乗り込む四人。相変わらずの無茶っぷりと軍事知識が読んでいて楽しいです。 しかし締め方は予想外でした。途中からどうやって終わりにもってくのかと思いながら読んでいましたが、まさかビターエンドで終わるとは‥。 ただ、最終章のエンディングはとても良かったです。非常に余韻のある、それまでの煌めきに対する喪失感と、希望が感じさせられて心を揺さぶられました。

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    投稿日: 2012.12.12