
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前編となる卒業式編での違和感や、思わせぶりな断章が一つの線となり繋がっていく、その過程が面白かったです。 このシリーズの特徴である軽快な雰囲気と、真相の重さとの対比も鮮やかで、甘さと苦さ、そして爽やかさを内包した物語に引き込まれました。 次作以降も楽しみにしています。
0投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログ〔!〕「葉山先輩……もしかして便利屋か何かなんですか?」 違う。はずだ。(p.103)/どうしてこう、君のまわりにだけ面白いことが起こるの(p.133) 〔内容〕新入生の佐藤希ちゃんにストーカー騒動/職員室のとある教師のカードキーを偽物とすり替えよというミッション/怪談立ち女/別口で葉山くんへの不審なメッセージ/希vs柳瀬/渡会vs伊神/希vs伊神/希vs立ち女/希vs葉山などなど。いずれにせよ希ちゃんがキー。 〔感想〕謎解きのもう一段階後にさらに謎が残っていたというパターンがおもろい(という書き方もネタバレかしら?)/度会と渡会という表記が混じってるシーンがあるけどミスにしては量が多いし、何か意味があるかとおもったけどどう見ても同じ人物のことなんでやっぱりミスかなあ。新しい版で調べてみようか… ■市立高校についての簡単な単語集(学年は葉山基準で) 【愛甲】ミス研(推理小説研究同好会)会長。葉山の一年先輩。 【秋野麻衣/あきの・まい】吹奏楽部。 【東雅彦/あずま・まさひこ】吹奏楽部員。秋野の彼氏。185センチの長身。チャラい格好だがなぜかさわやかに見える。家は金持ち。 【アツシ】柳瀬さんちの犬。足と首のまわりだけ黒であとは象牙色というカラーリング。とてもひとなつっこそうだ。アイヌ語の命令しか聞かない。 【伊神悦子】恒の母。 【伊神恒/いがみ・こう】文芸部部長。二年先輩。物識り。探偵役。遠慮を知らない。 【伊神進】恒の父。 【磯貝健人/いそがい・まさと】パソコン研究同好会会長。 【石井あゆみ】愛心学園吹奏楽部。同学年。なんとなく猫っぽいが本人は猫アレルギー。 【浦和虎彦】とある中学生。 【江澤】演劇部。一年先輩。 【壁男】芸術棟に出るらしい幽霊。首を斬られ壁に埋められている。顔がないので手当たり次第に襲い壁の中に連れ込もうとするが人間を連れ込むことは難しくつぶれてしまう。 【唐沢アグネス直美】とある女性。 【keynote】愛心学園裏門すぐのとこにある喫茶店。名称からして同校吹奏楽部がターゲットではと思われる。 【木場】葉山の西の谷小学校時代の仲間。クラスで一番小さかったのに今では大男になっている。 【桐山萌実/きりやま・もえみ】演劇部。通称モエ。 【草加】国語教諭。国語になぜそれが必要なのかわからないが気を読む達人で戦闘力が高い。 【芸術棟】古く芸術性などカケラもなく愛想のない建物に文科系の部を全部放り込んで芸術棟と称している余り物の建物。音楽系の部のせいで常にやかましく全体の半分はガラクタが詰まっている。 【幻城影彦/げんじょう・かげひこ】伊神先輩が置いていった蔵書にたくさん揃っている。愛心学園シリーズが有名。 【佐藤希/さとう・のぞみ】葉山の一年後輩。メガネ女子。メガネを外すとものすごい美少女。ってそういう人はメガネをかけててもものすごい美少女でしょ? 帰宅時に誰かにつけられてるような気がする。葉山には「希」と呼んでもらいたいようだ。また、葉山の「裏の仕事」に憧れている? 【シランクス】立花の幽霊がフルートで吹いているらしい曲。 【杉本大介】パソコン研究同好会顧問。四角四面の堅物。 【高島ひかる】吹奏楽部部長。「吹奏楽部のがんばりママ」と呼ばれる。 【立ち女】学校怪談? 校門のところでじっと何時間も立っている三十代くらいの女。誰かを待っているのか? 【立花久美子】吹奏楽部。フルート。美人。行方不明。後に中退し百目鬼姓となる。 【田村】生物科教諭。芸術棟地下の実験室で改造人間を作っている。 【椿美都/つばき・みと】愛心学園吹奏楽部。同学年。パーカッション。 【天童翠/てんどう・すい】愛心学園中等部生徒。父はミステリ作家の幻城影彦、本名天童雄彦(てんどう・たけひこ)。作中の千堂愛のモデルが翠。 【百目鬼悟】美術部顧問。仕事のためではなく創作のために学校に来ているフシがある。自分のアトリエ欲しさに芸術棟にアトリエを作り美術部とした。 【豊中浩一】自殺したと思われる男。 【豊中正子】浩一の妻。 【梨本】体育科教諭。田村教諭の作った改造人間で冷蔵庫型でしゃべらず無表情。 【波木/なみき】愛心学園吹奏楽部部長。 【ネモっち】根本晶(ねもと・あきら)。葉山の西の谷小学校時代のクラスメートの悪ガキ。他者をどこかに閉じ込めることに義務感を感じていた。 【葉山】主人公の「僕」。美術部員。基本ヘタレだが巻き込まれ体質でお節介でもある。 【葉山亜理紗/はやま・ありさ】葉山の妹。 【美術部】芸術棟三階にある。葉山を含め部員五人、うち幽霊部員四人。 【真垣】演劇部員。一年後輩。あだ名は「ゴリさん」。希ちゃんに対する新たなストーカーになる可能性もなきにしもあらず。 【マヤ】邦楽部員。 【三野小次郎/みの・こじろう】通称「ミノ」。演劇部員。他人の内緒話に出くわす男。葉山とは中学時代から親しい。 【八重樫日名子/やえがし・ひなこ】愛心学園吹奏楽部。同学年。 【康永/やすなが】愛心学園吹奏楽部。演出。 【柳瀬沙織/やなせ・さおり】演劇部長。一年先輩。黙っていたらグラビアアイドル、口をひらいたらお笑い芸人。葉山に気があるらしいフシがある。が、おもしろがっているだけの可能性はある。必殺技「声年齢チェンジ」を持っている。 【渡会千尋/わたらい・ちひろ】葉山が小学生の頃好きだった女子。初恋。今は愛心学園吹奏楽部でオーボエの首席奏者。 【ワッキー】葉山の西の谷小学校時代のクラスメートの悪ガキ。
0投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログ連作短編が最後にひとつにまとまり別の顔を見せる。お馴染みの手法ですが、無理なく短編自体も面白く長編としても完成度が高いのは稀有なんですよね。そんな稀有な傑作です。 甘く苦く爽やかな青春ミステリ。こういうの大好きです。
0投稿日: 2025.03.06
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あまり詳しく感想を書くとネタバレになりかねないが、前作そのものが伏線になっていてそれを全部回収していくのに驚いた。前作を「別れ」を強調した学園ミステリーとするならば本作は「新たな出会い」を強調した学園ミステリーという様で面白かった。
1投稿日: 2024.11.13
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前作の続きとして完結。探偵役の彼が卒業した後、どのような展開になるのかと思っていたが、基本的には探偵は出てくるんだな。もともと達観したキャラだったが、磨きがかかった。 それにしても伏線回収しまくった。前巻で感じたむずむずが今回もなくはなかったが、卒業式での物悲しさとは違ってちょっと春らしい雰囲気のせいか、ちょっと元気がでる。そしてそれ以上に伏線を回収していくさまに感動を覚えた。これぞ連作短編の良さ。 無理な設定もあるにはあるが、それが吹っ飛ぶくらいの読み応え。個人的にはここ数年で一番かもしれない。ちょっと過大評価だろうか。でも2巻にわけて、雰囲気を少し変えるなどもおそらく狙いだろうし、年末にいい作品を読めた。幸せ。
1投稿日: 2023.12.17
powered by ブクログ「市立高校シリーズ」学園ミステリ・シリーズ第二弾、後編。なぜ”後編”があるのか、続くのか、前編の段階ではよくわかっていなかった(汗) 伊神さんが卒業時にもなぞの消失事件を起こしたものの、無事に解決して。それぞれに進学、進級してそれでよいのかと思っていた。まさか後編の第九話につながってくるとは。 後編も八話でなんとなく完了って感じだったけど、葉山くんのもやもやは正しかったな。そして伊神家、翠ちゃんにとってもいい結果になったようで、よかった。
11投稿日: 2023.11.21
powered by ブクログ個人的に、大傑作です。これはシリーズを読み通そう、と思った。 ここまでの作品の描写で読み逃していたのかもしれませんが、私は伊神さんのビジュアルを美青年だとの認識がなかったので、途中でイメージがややバグってしまいましたが。 この後編で、謎解きのパターンが生まれたようで、学校などで事件が発生→葉山くんや柳瀬さんが捜査→伊神さんに相談→現場に探偵登場!これがとても楽しい。 で、オチもとても良い。最終巻かよ。
1投稿日: 2023.09.24
powered by ブクログ'23年4月16日、Amazon audibleで、聴き終えました。〈卒業式編〉と合わせて一冊、と考えると…似鳥鶏さんの作品、確か三冊目。 正直、「訳あって冬に出る」は、イマイチと感じましたが…本作は、とても面白かったです。ちゃんとミステリー的な味付けもしっかりされていて、ラストに不覚(?)にも、ジーンときました(。ŏ﹏ŏ) 続けて、シリーズを聴いてみようかな…。
12投稿日: 2023.04.16
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後編にして新しいキャラクターが登場するので、これでちゃんと解決するのか?と心配になるが、全てがパタパタと収まるところに収まる最終盤は読んでいて気持ちよかった。 難を云うと、シリーズ後半はすっかり伊神さんが主人公になってしまったが、最初はそんな感じの登場でもなかったので、脳内でのビジュアルがかなりもっさり系男子高校生で設定されてしまっていて補正が大変だった。可憐な美少女?という感じで想像していた渡会千尋ちゃんはストーカー化しちゃうし。 このシリーズはこの先も続くのかー、どうしようかなあ、読むならかって読む?と迷う程度には面白かった。買うかな。
0投稿日: 2023.01.30
powered by ブクログ葉山&伊神シリーズ第2弾の後編。伊神さん卒業しちゃってどうなるのかと思ったけど、普通に出てきてた。葉山くん、そんなにダメなこじゃないのに、完全に当て馬みたいな役割でちょっとかわいそう。あ、でも今回はけっこう活躍したかー。謎解きも満足で、この巻はとても面白かった。
0投稿日: 2021.05.25
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後編。 卒業しても伊神さんは伊神さんですね!!! デビュー作からめきめき面白くなってる気がする。 今回も連作と見せかけて(いや連作だけど)長編。すごかった。 なんちゅう中学生だ。
0投稿日: 2021.04.15
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葉山くんと佐藤さんがうまくいっちゃったら柳瀬さんのポジションが微妙になっちゃうからねえ。『卒業式編』でいったん収束したかに見えた伊神さんの話が『新学期編』の出来事とうまく絡んで二度美味しい。
0投稿日: 2020.03.15
powered by ブクログ後編。いやー、全部納まるところに納まってよかった!前編では意味がわからなかった断章にもきちんと説明がついてすっきりと読み終えれた。しかし葉山君はちょっと不憫というか苦労性というか大変な役回りだったなぁ。
0投稿日: 2019.10.12
powered by ブクログそのうち読もうと思っていた市立高校シリーズ。第一作「理由あって冬に出る」は、まあこんなもんかなという感じだったのだけど、続く本作は、断然良かった。この作者の味わい、好きだなあ。 正直に言うと、前作同様「トリック」にはあんまり感心しない。そんなことだったの…という肩すかし感があるし、何でまたそこまで大げさなことをせにゃならん?という違和感もある。でも、それを補ってあまりあるのが、登場人物の魅力だ。 主人公の葉山君はじめ、みな実に個性的。結構突飛なキャラもあるけど、基本的にほほえましくて、うーん、高校生っていいよなあとオバサンはうらやましくなるのだった。主要な人物がみなモテるタイプっていうのがちょっとアレだが、ま、その自覚のない葉山君に免じてOKということにしよう。 似鳥鶏さんって、いつもあとがきではふざけちらしてて、真面目な話とかしないんだけど、作品から伝わってくるのは人への柔らかなまなざしだ。少し前から読むようになって、そう感じていたのだけど、これはデビュー時から変わらないんだなとわかった。
0投稿日: 2019.06.17
powered by ブクログいや、これはまた色々と盛りだくさんな(^o^ 正直、前半までは「ミステリ要素が薄いな。 むしろ学園もののラブコメ(死語?)じゃん」 と思いながら読んでおりました。 が。 この作者が、そんなハンパな状態で終わる訳がない(^ ^; 伊神さんの、え、いやまさかそうだったの!? という意外な展開というか、キャラ設定というかが 明かされた後にやってくる「さらなるウェーブ」(^ ^; 尻上がりに「情けなさレベル」の上がる葉山くんにも きちんと見せ場が用意されているし、 柳瀬演劇部部長は八面六臂の大活躍(^ ^ ギャップ萌えあり、濃いい新キャラ登場あり、 静かで熱い伏線の見事な改修あり...で、 本当に「これでもか」と言うほど内容が濃い(^ ^ そして、高校生が主役で、ほぼ学校が舞台なのに、 きちんと「おっさんが読んでも面白いエンタメ」に 昇華されているのが見事(^ ^ いや〜、堪能いたしました(^o^
0投稿日: 2019.04.19
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つながってるんだろうな、と思いながら読んでいた短編が、やっぱり全部つながっていて、伏線が回収されて。 全編通して伊神さんのはなしだった。
0投稿日: 2019.04.12
powered by ブクログなかなかに重たい話になってきたと思った。その中で、ミッションSはくだらない動機やら、手順のポップさ、みたいなのがとても好き。演劇部のノリの良さが凄くいい。
0投稿日: 2019.03.05
powered by ブクログ短編に見せかけた長編。最初から通して読むことで、全ての作品(断章さえも!)に意味があったのだ!となる。 読み進め、読み終えた時のスッキリ感がとても心地いい。 ラストはついふふっと笑ってしまうやり取りで面白かった。
0投稿日: 2019.02.19
powered by ブクログシリーズ第3弾。(第2弾の下巻でもある) 名探偵の先輩伊神君の卒業後の葉山君の周りがなにやら騒がしくなってきた。 もててるようでそうでもないような・・・勘違いしてあたふたする様子の葉山君など高校生らしい様子がグっと増えた学園ミステリー。 謎のおおい先輩伊神君のいろいろな部分が解決するので良かった。 第2弾からの伏線の回収が多くて読み返す必要あり。
0投稿日: 2019.01.08
powered by ブクログ2018年6冊目。前作からの仕掛けが一気に爆発する後半の怒涛の展開に圧倒されまくり。最後までフォローもしっかりしていて、素敵な読後感。
0投稿日: 2018.01.13
powered by ブクログ<卒業式編>からの続き。連作短編の体裁をとった長編のようなテイスト。個々の事件の伏線がラストで収束する様には舌を巻きました。じつははじめて読んだとき,<新学期編>最初のエピソード(5章)がどうにも受け付けず,そのまま積読になっていました。今から思うと,もったいないことをしていました。当初,ここで登場する新キャラがなじめなかったことも一因か。気になる方は6章から読んでみてもいいかもしれません。それにしても,少し読んでから寝ようとして,徹夜してしまったのはここだけの話。
0投稿日: 2017.09.11
powered by ブクログ名探偵の伊神さんは卒業、葉山くんは進級、そして迎えた新学期。曲がり角で衝突したことがきっかけで可愛い一年女子の佐藤さんと知り合った。入学以来怪しい男に後をつけられているという佐藤さんのために葉山くんはストーカー撃退に奔走することになる。 連作短編集後編。葉山くんよく頑張ったよー!伊神さんも人間でよかった。振り回し系ヒロインがわりと苦手なんだけど、柳瀬さんは意外とまともでよかった。シリーズ2作目にして探偵役が(メインの場から)卒業してバックボーンも明らかになるって珍しいような。
0投稿日: 2017.02.19
powered by ブクログ短編連作に見せかけた長編ものな下巻。結構意外性のある展開でさいごのほうはおお!となりました。 葉山くんにも春が来そうな来なさそうな…。
0投稿日: 2016.09.03
powered by ブクログ【収録作品】ハムスターの騎士/断章/ミッションS/断章/春の日の不審な彼女/And I'd give the world/よろしく
0投稿日: 2016.08.31
powered by ブクログ市立高校シリーズ3作目。 新学期になり、名探偵の伊神先輩は卒業。 2年生になった葉山は、曲がり角で衝突したことがきっかけで、可愛い1年女子の佐藤さんと知り合う。 佐藤さんをつけまわすストーカー事件から始まる連作短編集というより、内容の連続性はほとんど長編。 葉山くん、いい人すぎ。 後半になるにつれ、どんどん面白くなっていった。 (図書館)
0投稿日: 2016.08.20
powered by ブクログ後編。なんかあれよあれよという間にそんな伊神さんオチに!伊神さんち皆が幸せならよいのです…。途中までのストーカー話しは正直ちょっと長かった…
0投稿日: 2016.06.18
powered by ブクログ名探偵伊神さんは凄い。葉山君はほっこりする。チョッピリ重くて大体は軽い、演劇部の人ってそこまでする?? 続編をを読みたくなりました♪
0投稿日: 2016.05.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
卒業式編・新学期編を合わせての評価・感想。 未読の方へ 一見、連作短編集に思えるかもしれませんが、卒業式編・新学期編の2冊を合わせて1つの話。あいだをおかず、一気に読むことをお奨め。 こんな構成とは思わず、ゆっくり読んで、私は失敗。連作「短編」であればものたりないと感じたところも、全体を通すとしっかりと意味がある。心地よい驚きを感じた。 「曲がり角でごつん」「そんな 特殊なもの/マニアックなところ ではなく」 最高!
0投稿日: 2016.05.16
powered by ブクログ卒業式編・新学期編続けて読了。連作短編に、全体通しての大きな謎解きという作りが上手くはまってます。 葉山くんが少しずつ成長し、主体的になっているのがよいです。しかし鈍感な葉山くん羨ましすぎますね。あの子は入学してくるのか、誰が葉山くんを射止めるのか、気になりすぎて続編を注文しました。
0投稿日: 2015.08.16
powered by ブクログにわか高校生探偵団シリーズ第2弾後編です。 コミカル学園ミステリです。 本作は卒業編(上巻)新学期編(下巻)の続き物です。 このシリーズもの、どんどん良くなっていくのを実感します。読みやすく引き込まれます。 「曲がり角でごつん!」なんとベタな(笑) 断章の話、なるほどこう繋がるのか。 伊神さんが良い味出してます。
0投稿日: 2015.07.26
powered by ブクログ曲がり角でごつんで可愛い一年生と出逢ってしまった葉山くん。 柳瀬さん大変!とわたしが慌てるにも関わらずやっぱり余裕な柳瀬さん。さすがですな、本妻は格が違います。 伊神さんその人の謎が明かされる本巻。 ああ断章はこう繋がってたのか。 青春の苦々しさと、でもこの幸福感はどうだ。 この余韻のあとに、あのあとがきである。
0投稿日: 2015.05.17
powered by ブクログ〈卒業式編〉に続く後篇の〈新学期編〉。 可愛い一年女子のためにストーカー撃退に奔走する「ハムスターの騎士」、職員室のカードキーのすりかえにあたふたする「ミッションS」 、朝起きたら横でマネキンが寝ていた…という密室事件を描く「春の日の不審な彼女」の3編と、その後の後日談が収録されています。 「名探偵」の伊神さんが卒業してからもいろんな事件に巻き込まれっぱなしの葉山君。 第一作では、正直、葉山君の頼りなさ・地味さがキャラクターとして薄いなあと感じていたのですが、この作品では、未熟ながらも自分で考えて行動したり、他人のために能動的に動いたりしていて、印象が変わりました。 勿論、未熟さゆえに自分の気持ちをうまく伝えることができなかったり、あるいは自分を大きく見せようと恰好つけたりするのですが、そうした面も飾らずに素直に綴られているので何だかほほえましく、応援したくなります。 また、ミステリとしても、前篇から散りばめられた謎がパズルのように綺麗に回収され、大きな物語に収束していくのがお見事。 差し挟まれたいくつかの断章の意味もわかって、納得の読後感でした。 わたしのお気に入りは、主人公の葉山君よりキャラの立った柳瀬さん。 高校生らしからぬ芸達者ぶりが魅力的で、葉山君との今後の関係が気になります!
0投稿日: 2014.07.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なるほど、こういう仕掛けな。 学園小説、ラノベ、日常ミステリーとしては良い出来じゃないかなぁ。複数の謎解きがラストに向かって収束していく様は読んでいて「片付けすっきり収納術」な気持ち良さがある。リアル世代(高校生・大学生)なら日常に期待を寄せる事もできる淡くて甘酸っぱい恋物語もほどよく風味を利かせているし、ちょっとした冒険心もコチョコチョと刺激されるし。 問題は前半1冊を読み終わってもやってこない物語に引き込まれる引力がやってこない冗長さが難点か?飽きっぽい人なら「こりゃアカン」と放り出すかも知れない。いっそ分冊止めた方が良いのかも ってことで、☆4はこの巻のみの評価、卒業式篇と併せての評価は☆3.5かな
0投稿日: 2014.06.01
powered by ブクログなるほど、こう話が繋がるわけか~。卒業式編で消化不良だった伏線も回収してくれてスッキリ! 伊神さんと柳瀬さんのタッグというか芝居というかが息ぴったりで好きです(笑)
0投稿日: 2014.02.22人は名探偵として生まれない、名探偵になるのだ
前作の〈卒業式編〉の謎が解き明かされる「さよならの次にくる〈新学期編〉」は同時に前作で探偵の片鱗を見せた(恥をかいたけど)葉山君の探偵としての成長の物語でもありました。 演劇部の面々の登場も増え、コミカルさと学園ミステリが全面に出た短編集となっており、ラストの清々しい幕切れまで一気に読ませてくれます。 ≪収録作品≫ ●「第五話 ハムスターの騎士」 新学期が始まってまもなくの雨の日の下校時。葉山君は1年の佐藤と名乗る少女と「曲がり角でこつん」的なベタな出会いをする。入学してからずっと何者かに付けられている、しかも今日だけじゃ無く-。佐藤さんから相談を受けた葉山君と柳瀬さんはじめノリのいい演劇部の面々は、ストーカー捕獲作戦を開始する。 しかし厳重な監視をあざ笑うかのように、ストーカーは佐藤さんの携帯に脅迫メールを送りつける。姿なきストーカーの正体とは。 ついには卒業した伊神さんの出馬を仰ぐことになりますが、〈卒業式編〉に続いて伊神先輩の態度がなぜか不審でなにかのトラブルに巻き込まれていることを匂わせます。しかし推理の冴えは相変わらずで、犯人のトリックを簡単に見破ります。マジックの古典的なネタですが、作者はそれを上手に演出しているので、ネタがわかっても「なぁんだ」ではなく、「なるほど」と思わせます。 ●「第六話 ミッションS」 葉山君がたったひとり(他4名は幽霊部員)で活動している美術部に新入部員が入る。 ストーカーに困っていた佐藤さんが。 部活動に気合いの入る葉山君だが、なぜか横やりが。職員室からシステム管理室のカードキーをこっそりすり替えるミッションを親友のミノから依頼される葉山君。 柳瀬さんの支援をうけて何とかカードキーをすり替えることができたものの、なぜかすり替えたニセのカードキーで教師がシステム管理室に入室できてしまったらしい。なぜ? 例によって伊神さんの推理で謎は解けますが、シンプルな手口ほど人は騙されやすいというネタと、会うったことのない名探偵伊神さんに興味を持つ佐藤さんに、前作の葉山君の悲劇的結末再びか?と読者の想像を誘います。 ●「第七話 春の日の不審な彼女」 青春ミステリ色が一番濃い作品です。町おこしの文化祭に招かれた演劇部の出張公演の応援にかり出された葉山君と佐藤さん。 しかし葉山君は誰にも言えないトラブルに巻き込まれていた。 携帯に届く暗号のような意味不明のメール。そして演劇部の宿泊先の宿で事件が起きる。オートロックで鍵のかかったいる葉山君の部屋。朝、葉山君が目覚めるとそこにはマネキンと、『九日後 鍵をかけても無駄』の紙が。犯人は如何にして鍵のかかった部屋を出入りできたのか? こちらも密室モノのトリックとしては森村誠一氏の長編にも使われている古典的なものですが、それを読者に気づかせないように作者は演出しています。 作者の似鳥氏は。独創的なトリックで読者をあっと言わせるディクスン・カータイプというよりもむしろ、ありふれたトリックを、そうと分からさないように演出で隠して効果を出すアガサ・クリスティタイプの作家ではないでしょうか。 謎は解けるが犯人の動機が分からないという伊神さんに、葉山君が犯人の動機を推理する。そして、そこから驚愕の展開が! 葉山君の不憫さここに極まるといった感がありますが、この展開は想定外でした。 いや、怖い。そして前作の謎がついに解明され始めます。 ●「第八話 And I'd give the world」 ●「第九話 よろしく」 本作品の主要人物の告白から、名探偵伊神さんにまつわる物語の幕は開き、伊神さんを電話の質問で引っかけてた上に、前作に登場した英語の落書きの謎まで葉山君が見事に解き明かす。色々あったけど、成長したね。 僕のしたことは本当に正しかったのか?謎を解きながらも自問自答をして苦悩する葉山君に訪れるエピローグと言っても良い第九話のラストは優しく美しい。 第七話の謎解きから第九話までで過去の短編が繋がりひとつの物語を奏で、救済の物語として幕を閉じます。「さよならの次にくる」もの、それは前作と本作品を読み終えた読者だけが知る結末です。 コミカルでかつ爽快感のある第一級の青春学園ミステリ作品でした。
2投稿日: 2013.10.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
軽い日常ミステリなイメージでしたので、軽い気持ちで読んでいました。 正直、途中のネタばらしでは、残念な展開だと思ってたのですが 裏の裏まで用意されていて、泣き所もあるなど後半の展開は圧巻でした。 残念ながらそんな深い展開が隠されているとは思わず読み飛ばしていたので後悔してます。 上下巻で読むだけの価値がある本でした。
0投稿日: 2013.09.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高校生が主人公の日常の謎系。 最後になっていろいろ繋がってる感じが好きです。 形としては短編なので読みやすい。
0投稿日: 2013.07.17
powered by ブクログ高校生探偵、ではなく、何故か身近でいろいろな事件に遭遇してしまう、探偵助手?の葉山くんの学園ミステリシリーズ第二段後編。 謎のストーカー事件や、身に覚えのない脅迫状事件など、短編の謎をきちんと解きながら、前編から通じて脈絡なく起こってるように見えた事件と、意味深な断章をきれいに拾い上げた後編。おお、と思って、前編ひっくり返しました。よくできてるなー。
0投稿日: 2013.06.21
powered by ブクログ学園ミステリーとして突飛ではない、いかにも実際に起こりそうな事件をテーマにしつつも、解決策にオリジナリティがあっていいと思う。 これまで読んだ似鳥氏の作品の中で一番かも。
0投稿日: 2013.04.26
powered by ブクログ次回の続き、後編 やたらと付箋があった前作の文章の答えはいつ出てくるんだ??と思い読み進めるがあまり関係のない話ばかりで後半にさしかかり、それからのすべてのピースのはめかたがすごかった!!
0投稿日: 2013.04.04
powered by ブクログ面白かった! 最初(前半 卒業式編も含めて)はただの短編集かと思いきや、次から次へと真実が明らかになっていく展開。思わず最初から読み直してしまった。 結局、卒業した伊神さんが大活躍だったわけだが、次巻以降はどうなるか。
0投稿日: 2013.01.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「第五話 ハムスターの騎士」 「第六話 ミッションS」 「第七話 春の日の不審な彼女」 「第八話 And I'd give the world」 「第九話 「よろしく」」 以下、真相に関するネタバレあり。 それまでは、とても丁寧な仕事ぶりで好感のもてる「良作」だったのが、第七話で評価ウナギ登り。 それまでちょっと弱いかな、と思っていた短編もあったりしたが、見事に反転した。葉山くんのなかでは、いろいろと解釈をつけていたそれまでの事柄も、異なった意味がもたらされる。 七話の中の伏線が上手いなあ。ラブコメなマンガ・ラノベだったら単にニヤニヤできる描写のほとんどが…… そして何よりもこういうラスボスさん、大好きです! しかし、表紙を見る限り、眼鏡つけてた方が好みだったり。
0投稿日: 2013.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まるっと収まりました。すばらしい。 佐藤さん入学まであと1年あるけど、その間も絡んで欲しいし柳瀬さんは脈なくね?
0投稿日: 2012.11.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんとなく前作でぽいっと投げられっぱなしだった謎がするするとこの作品で解ける。 シリーズ3作目。正直、1と2はあまり盛り上がらない。けれどこの作品あたりから急にあれこれ繋がりが見えてきて面白くなる。 学園推理物、と一言でまとめればそうなるんだけれど、これまでの登場人物が急に親しみやすくなり、色んな背景も絡んで、学園だけではなくなる。 人間らしい感情がそれぞれ見えてきた。続きが楽しみ。
0投稿日: 2012.09.17
powered by ブクログ卒業式編の浮いていた掌編、残されていた謎が綺麗に組み合わさり、解けていく感じがとても良い。見事な読後感。2冊からなるからこその構成。とても良かった。卒業式編では伊神さんに対し、何このデウス・エクス・マキナ? と言う思いで好きになれなかったが、この巻でそれも少し解消した。しかし、個人的には柳瀬さんより、佐藤希さんの方が好きだったりな。今後も出てきて欲しい。
0投稿日: 2012.08.31
powered by ブクログ伊神完結編とも言うのか。 前編(1冊目)はコミカル度が低かったのですが、今回は前後巻合わせてコミカル度がアップしていますね。演劇部のメンツが濃いーのなんの。 今回の一番の見所は、伊神×葉山じゃないでしょうか。お話の構成も好みですが、やはり伊神×葉山。公式のかけ算。 美味でございました。
0投稿日: 2012.08.21
powered by ブクログやっと・・・、やっと葉山君のキャラがたってきた!(笑)卒業式編からの続きで伏線をどんどん回収していく。特に中盤からはグッとおもしろくなって引き込まれていく感じがした。でも、伊神さんは卒業したのに頼りっぱなしだとどうなるのか。このまま葉山君のポジションは変わらないのかな?
0投稿日: 2012.05.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
さよならの次にくる、後編。 前編の伏線をきちんと回収し、うまく纏まっていると思う。 各事件の結びつきや断章の意味が理解できた。お見事。 第五話 ハムスターの騎士 断章4 第六話 ミッションS 断章5 第七話 春の日の不審な彼女 第八話 And I'd give the world 第九話 「よろしく」
0投稿日: 2012.04.24
powered by ブクログ良かった!ワクワクしながら読めた! ただ、伊神さんの登場率が高かったので 「なんで伊神さん卒業させたんだろう・・・。」とは思いました。 あんなに出てくるなら高校生のままでよかったんじゃ・・・?
0投稿日: 2012.04.15
powered by ブクログ前作〈卒業式編〉でちりばめられた伏線を回収していく本作。登場人物の過去が明かされるのだが、それで各キャラクタが良い味を出したかというとそうでもなく、何か重い話題が挟まっただけという感じが寂しい。もちろん楽しかったけど。
0投稿日: 2012.04.10
powered by ブクログ収録作で好きだったものは、 「And I'd give the world」 「ミッションS」 です。 この先ネタバレの内容を含みます。未読の方はご注意ください。 面白かったです。 いろいろな伏線が回収されていくのはもちろん、それぞれの動機がきちんと説明されるところがとても好きです。 また、細かいところでは 「決行は明日。一六:○○にここ集合で、ブリーフィングと装備品のチェックね」 の乗りにはかなり乗せられましたし、 本当に柳瀬さんの実力には舌を巻きます。 寸劇とわかっていてもつい身を乗り出してしまいます。 好みの問題になりますが、ヒロインも活躍するというのは素敵です。 断章はやはり、『理由あって冬に出る』の冒頭を思い出させるやり方で好きでした。 ドアの暗号解読の時の葉山くんは本当に名探偵らしい言い方をしていて、それらしくてよかったです。 卒業式編と新学期編を立て続けに読んだのですが、そうしてよかったと思いました。 次は『まもなく電車が出現します』。 楽しみです。
0投稿日: 2012.03.15
powered by ブクログ前編では謎のまま残ってたことが解決して、すっきり。 葉山君と柳瀬さんの仲はこれからどうなんていくんだろう。
0投稿日: 2012.03.05
powered by ブクログ渡会さんの事はきっと葉山君のトラウマになっただろうなぁ…。そしてついでに明かされる伊神さん出生の秘密、って明らかにそっちが前編から通してのメインなんですけどね。個人的にこういう複雑な生い立ちっていうのは食傷気味なので、そのままあのアットホームな家庭でどうしてこんな変人が育ったんだって方が面白かったけどまぁそれはそれとして。
0投稿日: 2011.12.19
powered by ブクログ※ネタバレありです。ご注意をば。 伊神さんの出生やらストーカーやら、色々絡み合ってはいますがいつも通り、或いはそれ以上に葉山くんが不憫でした。 二冊続けて読むと、何だか靄が晴れたような気分です。しかし伊神さんが本気で男色なのかと焦りました……あまりにも心当たりがあったもので。それはともかく柳瀬さんの演技は素晴らしいですね! 『理由あって〜』よりも人物のキャラが立っていて、かなり読みやすくなっていた気がします。続きにも期待しています!
0投稿日: 2011.12.01
powered by ブクログ前編から続く断章もきちんと収まるところに収まって、読後感はとてもよい。謎が解決しながらも積み上げられていった要素が最後に結集して、読者を驚かせる。そんな教科書通りの作りの連作集。新入生をシリーズの新キャラクターかと思って読み進めたら、あっけに取られた。うまくできている。演劇部の部長の恋の行方は次作以降に期待しよう。ただこういう作品はもっと昔に読めたらもっと楽しめたのだろうなと思った。
0投稿日: 2011.10.11
powered by ブクログ話の一つひとつは独立した日常の謎をその話の中で解決していく体をとっているが、終盤になり前作『卒業式編』から引き続く大きな話の筋が見えてくる仕掛けになっている。 久々にこういった大掛かりなどんでん返しを経験し、驚き、圧倒された。読後感はとても爽快。
0投稿日: 2011.09.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
20110730 解決編。 伊神さんがいいとこどり過ぎて。笑 ネコ的なエピソードとの繋がりが好きでした。 ハムスターの騎士ときいて、リーピチープかよ、と思ってしまった私がいます。(ハムスターじゃないけど) 第五話 ハムスターの騎士 『曲がり角でごつん』の状態でストーカーされているという新入生の護衛をすることに。 断章4 第六章 ミッションS その1年生が美術部に入るがなかなか美術部の活動ができないまま、職員室でカードキーをすりかえるというミッションを行う。 断章5 第七話 春の日の不審な彼女 演劇部が街のイベントにかり出されることになり、手伝うことになったが、同じ頃、ストーカーのような嫌がらせをうけていた。 第八話 And I'd give the world 解決後の更なる解決。 第九話「よろしく」 その後。 あとがき
0投稿日: 2011.07.31
powered by ブクログ名探偵の伊神さんは卒業、葉山君は進級、そして迎えた新学期。曲がり角が衝突したことがきっかけで、可愛い一年女子の佐藤さんと知り合った。入学以来、怪しい男に後をつけられているという佐藤さんのために、葉山君はストーカー撃退に奔走することになる。苦労性の高校生・葉山君の、山あり谷ありの学園探偵ライフ。爽快なフィナーレまで一気呵成に突き進む学園ミステリ、後編。
0投稿日: 2011.07.16
powered by ブクログ連作ミステリーとしていい。 もちろん、一つ一つ物語も面白いですが、伏線を張りながらそれを最後にはちゃんとつなげて、思いもよらない物語を浮かびあがらせる。 ミステリーの醍醐味です。
0投稿日: 2011.05.04
powered by ブクログ面白かった!個々の短篇がラストにこんなに綺麗に繋がるとは思わなかった。まとめて購入したが、卒業式編と新学期編で一つの物語だから一気に読んで良かった。伊神さん、柳瀬さんの二人がとても魅力的。素晴らしいキャラだと思う。
0投稿日: 2011.04.04
powered by ブクログ名探偵の伊神さんは卒業、葉山君は進級、そして迎えた新学期。曲がり角が衝突したことがきっかけで、可愛い一年女子の佐藤さんと知り合った。入学以来、怪しい男に後をつけられているという佐藤さんのために、葉山君はストーカー撃退に奔走することになる。苦労性の高校生・葉山君の、山あり谷ありの学園探偵ライフ。爽快なフィナーレまで一気呵成に突き進む学園ミステリ、後編。 《2011年2月24日 読了》
0投稿日: 2011.02.23
powered by ブクログ卒業式編、新学期編、と話が続いているので連続して読むべきですね。(伏線が卒業式編に跨ってちりばめられているので) 似鶏先生の作品はキャラクターが魅力的なのはもちろん、地の文に漂う空気がとても穏やかで、読んでてなんだか心が優しくなれる作品です。 「ハムスターの騎士」良いねぇ。名言。
0投稿日: 2011.02.13
powered by ブクログストーカーにみせた伊神さんと柳瀬さんのやりとりは最高でした。葉山君が置いてきぼりで大変そうでした。 葉山君の最後伊神さんとの電話のやり取りも良かったです。
0投稿日: 2010.09.10
powered by ブクログ「卒業式編」で伊神さんの行動は、伊神さんらしいと思っていたけど、まさか、行動の裏にこんな真実が隠されていたなんて。 そして、佐藤さんと葉山くんの出逢いの場面に過剰に妄想を膨らます柳瀬さんが、相変わらず愛くるしい。 このシリーズ好きだ。
0投稿日: 2010.05.03
powered by ブクログ伊神さんとまた会えてよかった。ちゃんと繋がっている。この巻を読んでやっと全体が見えた(遅いのか?)。これを読んでから私の中の三大○○は米澤穂信と坂木司と似鳥鶏に決定した。○○が何かは自分でもわからないんだが・・・。
0投稿日: 2010.04.07
powered by ブクログ伊神さんの出生が明らかに! だんだんキャラの性格も掴めて来て、面白くなって来ました。 次回作にも期待!
0投稿日: 2009.10.01
powered by ブクログついに後編。前編で散りばめた断片がこの後編で グーッと集約されてミステリ的なカタルシスも充分。伊神さんに纏わる ストーリーの真相はかなり迫るものがありますねー。 かなり面白かったです。こういう風に散らばった幾つかのピースが 嵌っていくさまは美しく爽快です。見事ー! 途中のキュンな展開は往年のあだち充を思わすようなベタな ラブコメ展開もありで非常に読者のツボを心地良く押してくれます。 演劇部部長との微妙な関係に割って入る新入生。しかもその 出会い方のベタさったら!!! この方のあとがきも一つの楽しみになっており、前編、後編の 意地悪(?)な作りもこれなら納得の快作でしたー。
0投稿日: 2009.10.01
powered by ブクログ上下巻の下巻。 この巻ではストーカー事件から始まって、ラストは結構びっくりする作りになってます。 どんでん返しのようで、全ての短編がラストに繋がっていく構成は見事です。
0投稿日: 2009.09.22
powered by ブクログ“角を曲がったところで突然人が現れ、避けようとした僕は脇の電柱に肩をぶつけ、ついでに相手の傘が額に刺さった。僕の顎の下で短い悲鳴をあげた相手は余程慌てたのか、残像を残しかねない速度で一、二歩後方に下がった。「すいませんっ」 「いや、こちらこそ」 傘がよけられ、相手の顔が明らかになる。眼鏡の女の子だ。僕より小さい。「すいません。あの、大丈夫でしたか?」 「大丈夫です」 「傘、刺さりませんでした?」 「大丈夫です」 「電柱にぶつかりませんでした?」 「大丈夫です」ずいぶん詳細に言うな。” わー。 すごかった。 ちゃんと、卒業式編とつながっている。 最初は、ストーカー事件は自演自作かと思ってた。まぁ、間違ってはいないけど。 最後に明かされる、すべての事件に関する真相には正直びっくり。 きれいにまとまっている。 ことごとく外れる葉山君の推理も楽しい。 というか、鈍感な葉山君の性格が面白い。 希ちゃんの目的、伊神さんの過去は明かされたけど、これからのことも気になる。 葉山君の美術部に来年、希ちゃんは入ってくるのか?とか。 葉山君の恋人になるのは誰?とか。 続編に、期待。 “「なんか葉山君、聞いてたのとイメージ違うね」磯貝君が言った。「『昼の顔は美術部の真面目な優等生、夜の貌は凄腕のプロフェッショナル』って聞いたんだけど」 「えっ」 「『柔和に見えて元スパイ。KGB時代に同僚を射殺して、以後闇の住人となった』って聞いたんだけど」 「そんな馬鹿な」 「知りませんでした」 いきなり背後から声がした。振り返ると、至近距離に希ちゃんがいた。足音もたてずにいつの間に接近したのだ。僕は鳥肌が立つのを覚えた。 「お嬢さん」ミノが言った。「……すまねえが、どこから聞いてた?返答次第じゃあ」 「依頼人を紹介する、というところからです」 最初からじゃないか。磯貝君が顔を覆ってのけぞった。 「葉山先輩、裏の貌があったんですね」希ちゃんが興味深そうな顔で僕を見る。「もしかして私を助けてくれたのも、どこかからの依頼ですか?」 「……あのう、これだけは言っておくけど、僕は美術部だから」 僕がそう言うと、希ちゃんは微笑した。「はい。昼はそうなんですね」” 20130923 再読
0投稿日: 2009.09.19
