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アドルフに告ぐ(1)
アドルフに告ぐ(1)
手塚治虫/手塚プロダクション
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総合評価

41件)
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8
5
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    ナチスのことが知れる。政府がらみの事件や差別的内容も 多く、とても重い作品ではないかと感じる。続きも読みたい。

    0
    投稿日: 2019.02.24
  • 名作

    数ある手塚治虫作品の中では知名度は高くないが、個人的にはお気に入りの作品。それほど長くはないが読み応えは抜群。最近の漫画にはないしっかりしたプロット、人物描写でぐいぐい引っ張っていく。普段漫画を読まない人、手塚治虫=子供向けファンタジーのイメージしかない人に是非読んでほしい。

    2
    投稿日: 2015.04.04
  • 手塚治虫後期、社会派の最高傑作

    手塚治虫の代表作というと火の鳥や鉄腕アトム、ブラックジャックなどがまずイメージされるのが一般的だが、本作もそれに負けない傑作。 コミック誌でない週刊文春に連載されていたこともあり、社会派な作品で、時代のうねり、人生のままならなさ、複雑でパズルのように展開される人間関係と、大人を唸らせる手塚治虫後期の真骨頂が味わえる。 70年代の作品の奇子、きりひと賛歌などのエロ・グロの濃いものとは異なり、三人の主人公による卓越したストーリーテリングを中心とした作風は、浦沢直樹の「モンスター」を思わせ、先を読ませない。 火の鳥はSF、ファンタジー、歴史ものの要素が濃いが、こちらは現代を舞台にした社会派作品のなかでは手塚治虫の最高傑作だと思う。 しっかりしたコミックを読みたい方はぜひ。間違いないです。

    5
    投稿日: 2013.11.09
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    やっと手を出しました。 社会を、まっすぐ見つめて 力ずくで 信念を持って 抗うことから あたしは目を離してはいけないと思うのです。 とりあえず色々、浦沢直樹のモンスターとかぶります。 モンスターって、これからインスピレーションうけたのかな?って思っちゃうくらい。

    0
    投稿日: 2012.09.02
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    超有名な作品だったが、いままで読まずにきた。 久しぶりに読む手塚作品は、最近の漫画と比べるとテンポ速いし密度濃いなぁ。

    0
    投稿日: 2012.08.12
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    正義って何だろう。 戦争って何だろう。 思想って何だろう。 偏った思想は日本にもあるから、人ごとじゃない。

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    投稿日: 2012.05.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この年になって初めて読んでみた。 手塚治虫が天才と言われる理由がわかるよね。 そして小城先生が凄いと思うのですが。

    0
    投稿日: 2012.03.05
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    久々に読み返しました。 以前読んだ時よりも、「思想・教育・愛」などについて深く感じるものがありました。 偏った思想を植えつける、ナチスの教育。 これは現代の日本にも皆は気付いていないけど見られます。 ヒトラーさんは偉い人なんだ、尊敬に値すべき存在なんだと、 好き嫌いの感情や判断を子供に任せず、大人が決めてしまう。 アドルフは、ナチスの教えに忠実に従うが、そのために大切な人を失ってしまう。 ヒトラーが死んでとても虚しい思いをする。

    0
    投稿日: 2011.12.08
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    ヒトラーにはユダヤ人の血が流れている。この爆弾情報のせいで翻弄されていく人々。徐々に事件の真相に近づいていく主人公とナチスの陰謀。すれ違う二人のアドルフ。 とても奥が深い漫画です。名作。

    0
    投稿日: 2011.12.02
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    おもしろい。この、手塚治虫のプロフェッショナル加減!書けるぎりぎりまで攻めるけれども娯楽マンガとして成立しているという。やっぱり映画化とかは難しいのかな。いろいろと。あと、さすがロリコンを発明したと言われるだけあります。もうちょっと早めに読んでおけばよかった。

    0
    投稿日: 2011.09.09
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     全5巻とそれほど長くはないはずなのに、読むのには時間と、特に体力が要った。  ユダヤ人のアドルフ君とドイツ人のアドルフ君が主軸。もちろんアドルフ・ヒトラーも出てきますが中心は激動の時代の中の少年2人。  出逢った当初はユダヤ人とドイツ人の子供2人、しかしそんなの関係無い!友達だ!と子供らしい友情ができるけれど、ドイツ人アドルフ君がドイツに渡り軍学校で生活していくにつれ変化していく思想とか、ヒトラー自身が実はユダヤ人である機密の行方とか、なんかもうなんていったらいいのかいろいろな事が混ざり合っていて説明しにくいけど読み応えのすごい漫画だった。

    0
    投稿日: 2011.08.21
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    3人のアドルフと狂言回しによる壮大な物語。 第1話を読み終えた時点で単行本1冊分読んだような錯覚まで起こす程のスケールの大きさ。 この話を本当に一人の作家が考えたのかと思うと寒気すらします。 手塚先生の最高傑作といっても過言ではないと思う。 いやでもBJも火の鳥も面白いしなぁ。

    0
    投稿日: 2010.12.24
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    名作!!!! 人間のドラマ。漫画ならではの設定なんだろうけど、話の盛り上げ方もすごくて、読みとめることが出来なくて全巻一気に読んでしまった。こんな漫画は久し振り。 ドイツ人のアドルフ(ヒトラーじゃない方)とユダヤ人のアドルフの関係の描き方がすごい。

    0
    投稿日: 2010.09.16
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    漫画というより1本の映画に近い。 手塚治虫の偉大さは、作家として幅と深さが共存している点だろう。 個人的にはBJも捨てがたいが、爆発力から現時点ではこちらに軍配。

    0
    投稿日: 2010.08.06
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    これが私の初めての手塚治虫。 中学生の時に友達の家で初めて読んだ時の感動は今でも忘れられない。 あっと驚き、ハラハラしながら何回読んでも泣ける。 素晴らしさが語り尽せない。

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    投稿日: 2010.07.16
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    単行本あとがきで手塚自身にとって満足な完成を迎えることが出来なかったと知る。なんだかちょっと残念な気分。こういう文章を読むと手塚治虫もただの一人の人間だったのだなと思う。

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    投稿日: 2010.07.13
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     この作品は、小学校4年生の時に、お友達の家に遊びに行った時に始めて読みました。当時は、ヒトラーにユダヤ人の血が!?と興奮し、本に出てくる2人のアドルフ(ドイツ人でヒトラーユーゲントに入るアドルフと、ユダヤ人でパン屋のアドルフ)の育っていく様に心惹かれました。読めば読むほど重いテーマ。自らのアイデンティティーを巡る争いでもあるのです。民族紛争は様々な角度からみれて(経済、列強の思惑など)あるけれど、結局は個々人の強烈なアイデンティティーの主張なのか。  小さい2人のアドルフ関係が好きだっただけに、末路が何ともいえない。そうならざるを得ないのかもしれませんが。渦中にいない私には伺い知ることなんておこがましい限りなのです。

    0
    投稿日: 2010.04.20
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    手塚作品で1,2を争うくらい好きです。 小学校時代に読んで、手塚作品のファンになった一冊。 第二次世界大戦時の4人のアドルフにまつわるストーリー。絡み合う4人の関係がとにかく深い。お勧めです。

    1
    投稿日: 2010.04.17
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    高校生の頃に読んだ、今でもたまに読み返す名作。 ナチスとユダヤの関係について興味を持つきっかけになった。 あたしはこの当時から歴史ものが好きだったみたいー。

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    投稿日: 2009.11.16
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    この手の漫画は図書館とかで借りて読むものだと思っていた。ちなみにネットカフェで読んだ。 最初は日本人のおっさんの話なのでいまいちだった。

    0
    投稿日: 2008.10.30
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    カミル、カウフマン、ヒトラーの3人のアドルフをめぐる物語。前半は戦争とか政治色が強すぎて読むの苦戦した。おもしろかったけど。 峠がモテすぎだと思った。そしてこれもよいタイトルです。

    0
    投稿日: 2008.08.14
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    第二次世界大戦前後、ナチスの台頭から終焉までを背景として、日本とドイツで繰り広げられる人生劇場。アドルフ・カウフマン、アドルフ・カミル、アドルフ・ヒットラーの3人を主軸に添えた、ドイツ人、ユダヤ人、そして日本人の悲しい物語。手塚治虫作品の中でも最も頻繁に読み返す作品のひとつです。文庫本に収録されている、関川夏央による解説が秀逸。 今年2008年は手塚治虫生誕70周年。『アドルフに告ぐ』に限らず、改めて各作品が再評価されることでしょう。

    0
    投稿日: 2008.04.26
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    これは面白い。半日で一気に読んでしまった。ヒトラーの出生届(彼にユダヤ人の血が流れている証拠)を手に入れた一人の日本人が、ナチス政権を揺るがしかねない出生届を取り戻そうとするゲシュタポに命を狙われ、逃走を繰り広げる。とてもスリリング。ヒトラーに加え、もう2人のアドルフが歴史の波の中で親友から敵同士になっていく。4巻では第一次中東戦争まで描かれている。被害者だったはずのユダヤ人が、今度はアラブ人を攻撃する立場になってしまったという皮肉。自分たちの土地と平穏を手に入れるため、移動と戦いを強いられてきたユダヤ人の苦悩を思った。

    0
    投稿日: 2008.03.18
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    いわずと知れた有名作品?漫画なのに説明文章が多いのはまあ手塚大先生の特徴ということで!第二次世界大戦時のドイツ史を知ってないとちょっと不親切な話やも。唯でさえ主人公が複数居て入れ替わり立ち代りするから。

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    投稿日: 2008.03.09
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    すごい。すごい。すごい。 手塚治虫はやっぱり天才だと思う。山崎豊子と似ている気がするのは、私だけだろうか。 すごい大河ドラマになってる。

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    投稿日: 2008.01.14
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    私にとって手塚漫画のデビュー本。 この次に読んだのが「奇子」 中学生として間違ってないか??と当時の私に問いたい。

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    投稿日: 2007.11.22
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    ブックオフで、懐かしさのあまり即買い&即読了。中学生のときと同じく、復讐の連鎖の前に呆然となってしまう。

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    投稿日: 2007.11.17
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    名作中の不朽の名作。数々の賞を受賞。これを書き上げるまでにどれほど調べたのか想像に易くない。61年発行だから、戦後そう経ってないなと感想。構成の組み方はさすがとしかいいようがない。作画表現タッチストーリーともに素晴らしい!

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    投稿日: 2007.09.19
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    久々に読み返す。戦争というものが、どれだけ人を、狂わせ、変容させるか。やはり強烈。子供の国際交流のボランティアを続けている自分にとって、アドルフという名を持つ、2人の仲良しの子供(ドイツ人とユダヤ人)の成長と運命が、かくも悲惨に描かれているこの話は、深く胸に刺さる。

    0
    投稿日: 2007.07.22
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    戦争って悲しい。こんなにも人を狂わせてしまうのか…。人間の醜さ、弱さがよく描かれていると思います。   「戦争漫画」ってくくりでは収まらない漫画です。

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    投稿日: 2007.06.25
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    手塚まんがって、ほんと一握りしか読んでへんなぁ、、と思う。もっと読みたい。 読んだ中ではこれがすき。

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    投稿日: 2007.06.15
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    神様の作品。 アドルフと名のつく3人の少年の織り成す話。 ヒットラーもアドルフなので、読んでみる価値大有り!

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    投稿日: 2006.08.14
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    マイナーですが、手塚まんが。 アドルフヒットラーをめぐって いろいろと。。。 暗い時代を背景としたまんがなんで、重たいです。 「ヒトは争い合う生き物なのかな?」 「永遠に戦いは終わらないのかな?」 そんなまんがです。

    0
    投稿日: 2006.07.19
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    う〜ん、マンガだな。 とはいえ、歴史と上手くリンクされてておもしろいです。 三人のアドルフ(一人は有名なヒトラー)を巡っての物語。 峠という男は、元陸上選手だったという設定があるものの、かなりタフな上に人間できてます。典型的なヒーロー。そして、パン屋のアドルフもどちらかといえば、峠のような男。 一方、ハーフのアドルフはまったく逆。 長いモノに巻かれていないと不安な反面、自分の気持ちにもウソを付けず悩み続ける。 この時代、この場所でなければ何て事のなかったような事で悩み続ける様に、自分に似ているところがあって滑稽に思えた。 ただ、最後に子供に殺しを教えたくないと話す場面に成長を見たような気がしました。 ただ、かの有名な手塚治虫マンガに生意気ですが、「最後は無理矢理だよ!」というのが正直な感想。 スイマセン・・・。

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    投稿日: 2006.07.10
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    アドルフ・ヒトラーを始め、3人のアドルフの生涯を描いた物語。流れている血とそのために置かれる環境により 迷走する3人の姿が、戦争という悲惨さを背景にして描かれています。手塚作品の中でも秀逸な作品の一つです。

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    投稿日: 2006.05.13
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    ハイル・ヒトラー! ハイル・ヒッタラッ! 中学生の頃に初めて読み、最近また読んでその感想が違うことに感慨を抱いちゃったり。

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    投稿日: 2005.12.04
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    環境によって人間って変わるよねぇ〜、ってのをつくづく感じる作品です。 手塚作品はどれも好きだがあえて選ぶならこれ。 ・・・属している環境で求められていることを実現することで、悲劇を生んでしまうのは今も昔も変わんないね。

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    投稿日: 2005.05.08
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    手塚治虫による、ヒトラーもの。といっても主人公は同じアドルフという名を持つ人間たち、という形です。絡み合う謎や、人間関係の複雑さ、ドイツ人とユダヤ人、そして日本人。戦争や差別について、深く考えさせられます。 まったく違う場所で起きた出来事が、後半にいくにつれ集結し、謎が明らかになっていく様は圧巻です。流れるようなストーリー展開も、読み応えたっぷりです。

    0
    投稿日: 2004.12.23
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    8歳くらいの頃、子供ながらに作品の持つ力を感じていたらしく、わけがわからないまま何故か繰り返し読んでいたこの作品。”ヒトラーがユダヤ人だったら”という仮説を元に、第二次大戦中の日本とドイツを主な舞台としたフィクション。アドルフ・ヒトラー、アドルフ・カミル(ユダヤ人)、アドルフ・カゥフマン(日系ドイツ人)の3人のアドルフの運命が見事に交錯する秀逸な展開には脱帽。手塚作品の中で私が一番好きな作品かも。文句なしの傑作。

    0
    投稿日: 2004.11.04
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    アドルフヒトラーと2人のアドルフという少年が主人公。第二次世界大戦中の日本とドイツを舞台として、「アドルフヒトラーはユダヤ人であった」という文書を巡って様々な人間が交錯する。とにかくこの作品を読んでまず言えるのがストーリーの組立ての見事さ。起こる全ての事象が伏線といっていいくらい練りに練られている。全4巻を一気に読んでいくうちに絡まっていた糸がどんどんほどけていくかわりに人間関係は次第にもつれていく。人種や民族の血について深く考えさせられるなんともやりきれない終わり方。手塚ファンでこの作品を読んでいない人はよもやいないとは思うが、もしいるのであれば強力に読むべき。それにしてもすこぶる多作。しかしその方向性は様々。しかも全てが名作で駄作なし。やっぱり手塚治虫は次元が違うとつくづく。

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    投稿日: 2004.09.27
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    小学生のときはじめて読んだ。そのときは「怖い」と感じた記憶があるが、それは間違っていた。これはエンターテイメントです。

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    投稿日: 2004.09.23