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銀河鉄道の夜
銀河鉄道の夜
宮沢賢治/KADOKAWA
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総合評価

187件)
3.9
43
66
42
8
2
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    このレビューはネタバレを含みます。

    銀河鉄道の夜の描写や表現がわからなくてところどころ何度も読み直してしまった。 特に感動したのは、ひかりの素足。 あと銀河鉄道の夜もオチを知らなかったので、最後え?ってびっくりした。 ただ、そうか銀河鉄道の夜は死者が乗るのになぜジョバンニは乗れたんだろうか、、、?とか気になってしまった。 鉱物の内容もあり、色が多面的に使われていて、私の想像力が乏しくイマイチ世界観がわからない部分があったが、なんとか、こういう感じかなぁ?って想像しながらゆっくり読んだ。 結局、幸せってなんだろうか。わからずじまい。

    0
    投稿日: 2026.01.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    銀河鉄道の夜が目当てだったが、世界観が分からなくて、どんな物語なのか分からなかった。貝の火の1章が1番お気に入り。サソリのやられ役感が現代まで通じていて、情けない。

    0
    投稿日: 2025.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まだ自分には早いのかも知らない。あるいは、遅いのかもしれない。そういう気分になる、不思議な小説であった。 ひかりの素足と銀河鉄道の夜が印象であった。主人公と近い存在であり、同じ体験をするのにも関わらず、弟の楢夫と友人のカムパネルラは恐らく死に、主人公たちは生き残る。 なんとも不条理であり、やりきれない感触が残る。美しく幻想的な表現が散りばめられているが、語られていることはかなり厳しく哀しい。 巻末の河合隼雄の解説によると、著者は露骨な因果応報を書かないように注意していたという。いわゆる説法や講話に陥るのを嫌ったようだ。人智の及ばない自然の摂理と、それを体験した人間の諦観や尊厳を描こうとしたのだろうか。 『こうすればうまく行く』『幸せになるためには』といった浅薄な言説が多く蔓延る中で、自然の不条理に直面した者たちの体験をただ描くこの短編集は、逆説的に、我々を正しく導く内容を最も多く持っていると感じた。 極めて抽象的な表現が続くことからも分かる通り、この作品の感想はうまく言語化できない。ただ、何か大切なものが描かれているように感じる。まだ人生経験が足りないのか、あるいは、タイミングを逸したのか。前者を信じて、宮沢賢治の心の中を少しずつ探っていきたい。

    0
    投稿日: 2025.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    昔の人だからか、星の話や神などの信仰という表現が多い気がする。 個人的に好きだったのはひかりの素足 銀河鉄道の夜は予知夢だったのかな?

    0
    投稿日: 2025.12.07
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    久しぶりにしっかり銀河鉄道の夜を読もうと挑んだのですが収録されていた"ひかりの素足"があまりにも心に刺さりすぎて辛いものがありました。 宮沢賢治の紡ぐ物語は悲しさも苦しさも混ざっているけど、優しさも同じくらい詰まっているのだと思います。

    19
    投稿日: 2025.12.07
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    貝の火、なんて悲しい結末なんだ。まあ自業自得といえばそれまでだけど… 目はきっと治らないと思うけど、咄嗟にあの素敵な言葉をかけたお父さんが人格者すぎる。兎だけど笑 かと思えば、双子の星は逆バージョン。因果応報がテーマの2話だね。双子はなんて人格者なんだと感動する。

    0
    投稿日: 2025.11.28
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    聞いたことがある歌があったり現代とは違う言葉遣いがあった短編集でしたがその中で「銀河鉄道の夜」のジョバンニとカムパネルラの物語は引き込まれました。 ジョバンニの心の動きが良く分かりまた読み返したくなりました。

    0
    投稿日: 2025.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『注文の多い料理店』は少し読みにくい感じを受けたけどこちらは読みやすかった(笑)全体的に流れる雰囲気が良い感じですね(笑)

    0
    投稿日: 2025.11.20
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    意外と言っては失礼だけど面白かった。 そういえば子供の頃国語の教科書にのってる物語を読むのが好きだったなぁなんて遠い記憶が蘇った。 特に「貝の火」が面白かった。なんで途中でみたときには美しく燃えていたんだろう。

    0
    投稿日: 2025.10.08
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    たぶん感覚的、表面的な部分しか拾えてない 本当に猛スピードで颯爽と走る列車に乗って窓から顔を出して強風に当たりながら見逃したくない景色をなんとか焼き付けている感覚。 あの銀河鉄道の外と内の描写は読むうちに位置関係がごちゃごちゃになりながらも、車窓に流れる景色として断片的に浮かんでは消え、近づいては遠のく。読んで文字から想像するイメージも、1つずつ浮かんでは消えて。 町がお祭りの中、1人別の場所にいる特別感といか、懐かしさもあった。 信じる神が違う者同士で泣いたり笑ったり、結局じゃあ宮沢賢治が何を伝えたかったのかは分からないがずっと悲しさだけはあって、それは級友との関係や母親や父親、親友への心境など。 おそらく鉱石や星座や宗教の知識がもっとあれば、たくさんの比喩表現を拾って深く楽しめたんだと思う。

    2
    投稿日: 2025.09.04
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    星に関連する物語が多くて、綺麗だったのと最後の解説も面白かった 話は自分には少し難しくて所々想像しづらい場面あったけど良かったです

    1
    投稿日: 2025.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』。装丁の好きな角川文庫版です。8編の短編からなります。 「おきなぐさ」 蟻にうずのしゅげ(おきなぐさ)について、尋ねると、蟻は光を通した花を「赤い」と言います。語り手は、春の七ツ森の野原で二輪のうずのしゅげを見つけます。 二輪の花は風や雲の動きを見て「きれいだねえ」と語り合う。そこに空からひばりが降りてきて、上空の風が強く飛べないことを話す。花たちは「一度でいいから風に乗って飛びたい」と言い、ひばりは「そのうち飛ばなくてはならなくなる」と言い残して飛び立つ。 やがて季節が進み、花はふさふさの銀色の綿毛に変わる。再びひばりが訪れ、「もう飛ぶ時だ」と話しかける。花たちは「もう僕たちの仕事は済んだ」と穏やかに応じる。 風が吹き、綿毛は空へ舞い上がり、花の魂は空に昇って星になる。ひばりはその別れを歌いながら空高く飛んでいく。 「双子の星」 天の川の西の岸に、仲のよい二人の星の子ども、チュンセ童子とポウセ童子が住んでいる。二人は、夜になると空の宮から出て、星めぐりの歌に合わせて銀の笛を吹く役目を果たしていた。 ある朝、二人はお宮を離れ、泉のある野原へ出かける。そこで大烏の星と蠍の星が喧嘩しているのを見つける。蠍の毒で倒れた大烏を、チュンセ童子が毒を吸い出して助け、蠍も頭を大烏に割られ瀕死であったため、二人はそれぞれの家まで送り届ける。お宮に戻る時間が迫り、困っていると、稲妻が王様の命で二人を迎えに来てくれ、無事に戻る。 別の晩、彗星(ほうきぼし)が現れ、王様に呼ばれていると嘘をついて二人をその尾に乗せて連れ去る。彗星が勢いよく飛ぶ中、二人は振り落とされ、海の底へと落ちてしまう。二人は「ひとで」と海底の生き物にからかわれ、鯨に飲み込まれそうになる。そこに海蛇が現れ、二人を助けてくれる。海蛇の王様は二人の話を聞き、竜巻を起こして二人を天へ帰す。二人は元の姿に戻り、お宮に戻って、再び銀の笛を吹きながら星めぐりの歌を奏でるようになる。彗星は罰として海に落ち、なまこになったという。 「貝の火」 うさぎの子・ホモイはある日、川で流されていたひばりの雛を助けます。お礼にひばりの親から「鳥の王さまからの贈り物」である宝珠「貝の火」を授かります。父によれば、この宝珠を一生持ち続けた例はごく僅かで、心を乱さず扱わねばならないと注意されます。貝の火を手に入れたホモイは周囲の動物たちから敬意を集め、次第に増長していきます。リスに命じて食べ物を集めさせたり、狐を家来のように扱い始めますが、父は息子を諌めます。しかし、仕えていた狐にそそのかされ、小さな動物(むぐら)をいじめたり、狐が盗んだパンを受け取ったりしてしまいます 。やがてホモイが罪に気付き、小鳥たちを助けに行きます。父とともに狐と対峙し、箱の罠から小鳥たちを解放することに成功します。 しかし、その直後、貝の火は白く濁り、やがて砕け散り、破片がホモイの目に刺さって失明してしまいます。最後に、父は息子を慰め、「目は治る」と約束して物語は終わります 「四又(よまた)の百合」 ある王国に、聖人「正遍知」を迎える準備が町や王宮で進められる。王は百合の花を捧げようとし、大臣に百合を探しに行かせる。大臣は森で裸足の子どもが持つ十の花をつけた真っ白な百合を見つけ、値段交渉の末に紅宝玉と引き換えにその百合を譲り受ける。子どもは「正遍知に贈るつもりだった」と述べ、子供は宝石をうけとらない。百合は王に献上される。正遍知はやがて街を訪れる。 2億年前にもあったお話。 「ひかりの素足」 木炭を焼く父のもとから家へ戻る途中、兄・一郎と弟・楢夫は突然の吹雪に遭い、遭難してしまう。やがて鬼に追われ瑪瑙の野原を彷徨う子どもたちの行進に加わるが、一郎は弟を守って献身する。すると「にょらいじゅりょうぼん第十六」という声とともに白く輝く素足の人が現れ、子どもたちを安全な光の国へと導く。そこで一郎はその人に「本当の道を学びなさい」と言われ、現世に戻される。目を覚ますと弟は雪の中で息を引き取っており、一郎は助けに来た人に助けられる。 「十力の金剛石」 霧深い朝、ある王子と大臣の子が「虹の袂にあるルビーの絵具皿」を探して森へ出かける。虹を追って森に分け入り、蜂雀(はちすずめ)に導かれて丘に出ると、空からあられのようにダイヤモンドやサファイアなどの宝石が降り注ぎ、地上の植物も宝石でできている幻想的な光景に出会う。植物たちはそれでも悲しげに歌い、「十力の金剛石」がまだ来ないと嘆いていた。するとついに十力の金剛石が降り注ぎ、露のような光が草木や人々に満ちてすべてが生き生きと変わる。家来たちが迎えにに来る。 「銀河鉄道の夜」 ジョバンニは、病気の母と二人で暮らす貧しい少年。父は漁師として海に出たまま戻らず、学校ではクラスメイトにからかわれて孤独を深めています。唯一の気の置けない友人は、カムパネルラだけでした。 ある星祭りの夜、ジョバンニは仕事を終えて牛乳を取りに行きますが、牛乳が届いておらず落胆。帰り道、ザネリらにからかわれたことに耐えられず、黒い丘の方に逃げ込みます。 丘に登った彼は、ふと「銀河ステーション、銀河ステーション」という声を聞き、不思議な光に包まれた後、気づくと銀河鉄道に乗っていました。隣には、濡れた黒上着を着たカムパネルラがいて、二人は再会します。 列車は白鳥の停車場や南十字星、プリオシン海岸などを通り、ジョバンニとカムパネルラは、大学士・鳥捕り・沈没船から助けられた姉弟とその青年など、様々な乗客と出会います。それぞれの人生や死、生き方について語り合います。 旅の序盤からジョバンニは「みんなの本当の幸せとは何か」を考え始め、カムパネルラは「君が本当の幸せを願えば僕はどこまでも一緒に行くよ」と語ります。 やがて目的地に近づいたのか、窓の外の世界でカムパネルラは列車を降りてしまいます。ジョバンニは声をかけようとするも消えてしまい、一人になるのを感じます。目が覚めると丘の上。 ジョバンニは現実世界に戻り、町に戻ると川で友だちを助けようとしたカムパネルラが溺れて死んだことを知ります。悲しみに暮れながら、ジョバンニは母に牛乳を持ち帰るため、父が帰ってくることを知らせるため、街に走り戻ります。 銀河鉄道の夜は、何度読んでも美しい作品です。銀河を列車が走るという夢のような舞台設定と、星や光の描写の美しさ。親友カンパネルラの死や別れ。「他者のために生きること」。 そして文章全体がとても優しい。 疲れた時に読みたくなります。

    3
    投稿日: 2025.08.13
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    『銀河鉄道の夜』しか知らなかったから、全編読んだ。 独特の世界観だなとは思うけど、どれもこれも綺麗な物体が出てくるんだよな。でも登場人物は意外と意地悪だったり…。 その対比がすごく面白かった。 あと、色の表現多いね。

    1
    投稿日: 2025.08.01
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    大人になって1冊目に読んだ本。 表現や描写が煌びやかで素敵だと思った反面、情景が浮かびづらい点も多々あった。 もう一度読み直して感想を書きたい一冊。

    1
    投稿日: 2025.07.13
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    中学校以来?読んだとおもう。まだ大学生だけど、そんな私でさえ今になって再読したら全然見え方が違うな〜と感じた。 やっぱり銀河鉄道の夜は特に名作。村上春樹の『スプートニクの恋人』を思い出す。

    14
    投稿日: 2025.07.11
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     『銀河鉄道の父』を読む前に本書を読んでおいた方が楽しめるのかな?と思ったのと、考えてみたら『銀河鉄道の夜』ってどんな物語だっけ?こんなに有名なのにしっかり読んでいなかったことに気付き手に取りました。  本書は『銀河鉄道の夜』のほか7編の短編が収録されていて、どれも詩を物語にしたような幻想的で悲しい話が多かったように感じました。 絵本のような幻想的な世界観が著者の魅力のひとつなのかなとも思いました。 教科書や童話のイメージが強かったので、あれ、こんなに難しかったけ?と聞き慣れない方言や古い言葉、著者の造語等、注釈を見ながらでないと分からない言葉も多く、話の内容の解釈も難しく感じたけど幻想的でキラキラした銀河の描写は想像力を掻き立てられ読めば読むほど奥深さを感じさせられます。 綺麗な描写や不思議な世界観、生と死がテーマ、読了語のふわふわ感とか吉本ばななさんに似ているような気もします。  『銀河鉄道の夜』で疑問に思ったのが、 銀河鉄道の世界は誰の世界なんだろう? ジョバンニの世界? それともカムパネルラの世界? どちらの世界でもなく別の世界?    ジョバンニとカムパネルラの友達関係。 ジョバンニが馬鹿にされてるのに申し訳なさそうに苦笑いしているだけというのも友達としてどうなの?  最後カムパネルラの父と話したあとすぐ家に帰るジョバンニもどうなのだろう?そんなにすぐに受け入れられるものだろうか。 カムパネルラの父「もう駄目です。~」この台詞 こんなにすぐに諦められる?どこか他人事のように感じてしまう。 なぜジョバンニの切符だけ特別だったのかな? 他にもいくつか疑問点はありますが 本書は未完成の作品のため解釈は読み手に委ねられ、何度も読み返して自分なりの解釈をしていくのも本書の楽しみかたなのかな。  また、著者の他の作品の登場人物が出てきたり、いろいろな仕掛けが隠されていて驚かされてばかりです。    この時代に銀河鉄道というファンタジーな発想、しかも単なるファンタジーではなく「人生のヒント」を同時に訴えている。 さすが文豪、名作は格別です。

    40
    投稿日: 2025.06.22
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    きらきらの表現が多様で、星とか宝石とかに詳しい人なのかな。文を読んで目の前がきらきらする。 純文学?名作?的な作品を読んだことは多くなく、自分で買った小説では初めてだと思う。読み進めるのが難しい、読点の位置や文章、言葉が今と違いすぎる。 内容も現代の雰囲気とはちがう。ちゃんと読みとれたのかわからない。でもたぶん銀河を旅する列車に乗って、そこで出会う人達との邂逅を楽しんだんだよね?たぶん。そして自分なりの幸せを探そうとしたんだよね、と思った。 今はこのくらいの読解だけど、いつか読み返した時にどうなるのかなと思って、それが読んでる時から楽しみ。 よだかの星も、少しつらいけど、燃えることができたのね。今も燃えてるんですって。いいね。またいつか読み返したい。読むのむずかしかった。

    16
    投稿日: 2025.03.26
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    銀河鉄道の夜を何かの映像で見た事があったけど 結局どんな話だったっけ?と気になって購入。 読んでいくと宮沢賢治は、星や宇宙、宝石など 知識の豊富な人だなと感じました。 川の表現も本当にキラキラしてるんだろうな〜 宮沢賢治の物語に出て来る宝石って 現実よりももっと光輝いて美しいんだろうな〜 宮沢賢治にはこういう風に見えたんだろうな〜 って、想像しながら読めたけど… 銀河鉄道の夜は何回も読まないと理解できない部分も あって、ちょっと難しかったです。

    5
    投稿日: 2025.03.23
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    「銀河鉄道の夜」他短編集。 昔読んだことがあったのかなかったのかさえ記憶にないが、どこか綺麗で優しくて、切なくて懐かしい感じのする短編集だった。

    0
    投稿日: 2025.03.23
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    随分前に読み、よくわからんなあと思っていた。 しかし、宮沢賢治の利他的な人間性や仏教徒であったことを知った上で読むとまた一味違う読み方が出来るのではないかと思った。 こういう本で考察をするには、事前知識がある程度必要なのかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.02.23
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    銀河鉄道の夜は内容は知っていたけれど、大人になって改めて読もうと思いました。 銀河鉄道の夜だけでなく、様々な作品で星が出てきたのが印象に残っています。

    0
    投稿日: 2025.02.16
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    何度も読もう読もうと思いやっと手に取りました。『銀河鉄道の夜』は、数多い宮沢賢治さんの作品の中でも有名な作品なだけあって面白かったです。 読んでいる途中、これってどういうことだろう、何を伝えたいだろうと思える箇所が何ヵ所かあり、想像を膨らませることも含め面白かったです。面白いというより、最初に感じた感情は不思議な感覚でした。 読み終えた後、ネットで書かれているいろんな人たちの考察をみるのも面白かったです。 私は、宮沢賢治さんの『双子の星』という作品が好きなのですがそれに関連した内容があり、とても嬉しかったです。  星好きな人は一度は読んでほしい文学作品です。

    0
    投稿日: 2025.02.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    宮沢賢治の作品が収録された本。 宮沢賢治は本当に天が、星が好きなのだなと思った。この本に収録されている話の中で特に私は「よだかの星」が好きだ。美しいと思ったから。すごく美しかった。

    1
    投稿日: 2024.12.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ジョバンニが列車に乗れたのは やはり臨死体験だったのかとか 車内でカンパネルラがジョバンニと会って心を通わせてなければ(カンパネルラがザネリを助けなければカンパネルラも乗ってないだろう) ジョバンニも考え方が変わらなかっただろうし 最後の駅まで乗り続けたんじゃないだろうかと思った カンパネルラは二つの世界で人を助けたんじゃないかなとと思った。 「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでも〜」のくだりは蓋し名言。

    0
    投稿日: 2024.11.21
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    【2024年199冊目】 ふと気づくと、ジョバンニはその鉄道に乗っていました。隣にいるのは、友達であるカムパネルラです。「ずっと一緒に行こうね」星々の瞬きと共に夜の空を行く彼ら――不屈の名作「銀河鉄道の夜」のほか、7編を収録した短編集。 教科書で読んだ「注文の多い料理店」以来の宮沢賢治さんでした。文体が現代とは違うリズムの作品が多く、大いに戸惑いました。収録されている中では「銀河鉄道の夜」が一番読みやすかったです。残念ながら休載となってしまった「アクタージュ」という漫画の中に、「銀河鉄道の夜」を演じるシーンがあるのですが、それを読んでからいつか原作を読まねばと思っていてのようやくの読了でした。 どうしたらこんな文章が世界観が描けるのか。この魅力にきっと多くの人が落ちたのでしょう。残念ながら、私にとってほかの作品は「絵本ならまだ理解できたかも」というものでしたが、初めて宮沢賢治の一端に触れられて良かったなと思う一冊でした。「春と修羅」も読んでみたいな。

    1
    投稿日: 2024.11.01
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    銀河鉄道の夜を集めているので購入。やっぱり、宮沢賢治の作品の中で銀河鉄道の夜が一番好き。原稿が一枚抜けている未完成作品だけど、それが気にならないくらい物語の世界観に惹き込まれるので買ってしまう。いつか、銀河鉄道の夜だけを並べた本棚を作りたい。

    2
    投稿日: 2024.10.22
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    少し前に読んだ、遠藤周作のエッセイで『銀河鉄道の夜』の一場面が取り上げられていて、(たしか、人が死ぬ直前に体験するらしいことを、物語の中でものすごく的確に?描写されていてすごい、みたいな内容だったはず。賢治は妹が亡くなる時に、一緒に死の世界への入り口まで体験したのではないか?みたいな考察がなされていたと思う)、もう一度読み直してみたいなぁと思っていたところ、たまたま本屋さんでこの本に出会ってしまった。わざわざ買わなくても、実家にも(多分、違う出版社の本が)置いてあったはず…と思いながらもパラパラと中を見ていると、なんとこの角川文庫の本は解説者が河合隼雄であることを発見してしまい、思わず買ってしまった。遠藤周作の本を読み始めたきっかけが、河合隼雄と遠藤周作の対談を読んだことだったから、なんというご縁! 子どもの頃に読んだことがある話もいくつかあったけど、当時は難しく感じてあんまり好きでなかったんだよなぁと思いながら読んだ。大人になった今、注釈と睨めっこしながら読んでも、十分に難しいんだけど笑 何気なく出てくる植物や動物、星、宝石なんかの一単語を理解するのに、こんなにもたくさんの背景知識が必要だなんて、そりゃ小学生の私、読むの苦労するわ。 賢治が物語の中で死の体験を描写してるのではないかというのは、遠藤周作の一意見だと思っていたら、河合隼雄の解説でも、「死の淵まで行って引き返してきた人は、それなりにその体験を語ることができる。「ひかりの素足」の一郎の体験など、それに相応するものではなかろうか」と、遠藤周作のエッセイの内容と同じような解釈が述べられていて、やっぱりそういう見方が主流なの?とうれしいような、寂しいような感じがした。 一度では、物語の本質の半分もつかめてないんだろうな、私。本編も解説も、時間をかけてじっくりゆっくり読み返したい一冊。

    1
    投稿日: 2024.10.06
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    いちばんの幸とはなんだろう、ジョバンニは親友のカムパネルラと銀河鉄道に乗って旅に出る。幻想的な雰囲気の中で、生きることを見つめていく。 読むのは3回目だが、その時々で受ける印象が違った。 「よだかの星」も切なさが心に突き刺さる。

    0
    投稿日: 2024.10.02
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    銀河鉄道の夜を含む8つの物語が収録されて短編集。星座に関する話が多く、やはり「銀河鉄道の夜」が最も読み応えがあった。銀河鉄道の夜は題名は誰もが一度は耳にしたことがあるというくらい有名だが、内容自体は知らなかったため今回読むことにした。感想としては、少し想像と違った部分があり、第一にいわゆる夢オチであったことや、カムパネルラがラストで亡くなったというバッドエンド的なオチに驚いた。全体を通して読みやすく、分かりやすいためおすすめです。

    0
    投稿日: 2024.08.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どこまでも。どこまでも。 幸せとは、 誰か他人の幸せのために身を呈すことなのか、 ただ自分の大切な人と一緒に過ごすことなのか。 不思議な世界観を旅してたどり着いた先に ジョバンニが見つけたもの。 誰かのために生きる、死ぬ。 大切な人には伝えられる時に、届けられる時に。 悔いのないように。 現代人の私には読みづらいにもほどがあり_(┐「ε:)_ 世界観はなんとなく、好きでしたけど。

    0
    投稿日: 2024.07.20
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    一度読んだだけでは難しくて理解できなかった。解説を調べてから読み返すと世界観がものすごく広がった。 「死」というテーマをこんなにも美しく書ける宮沢賢治は天才。幻想的でありつつも切なさや寂しさ、怖さも感じる。何度も読み返したくなる作品です。

    1
    投稿日: 2024.06.21
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    小学校の教科書で読んだ「やまなし」以来の宮沢賢治作品。 どの短編も最後には胸がきゅーっとなる。 脚注を見ずに読み進めたせいもあると思うけど、知らない言葉や動物、植物が多く出てきて、頭の中にはっきりと風景を思い浮かべることができなかった。 でもそれができないことと読みにくさが必ずしもつながっているわけじゃないんだなあ…と文章を読みながら思った。 この中だと「よだかの星」「ひかりの素足」「銀河鉄道の夜」が好き。 たぶん2回目の自分の方がいろいろ感じてくれそうなので、いつか再読したい。

    0
    投稿日: 2024.02.20
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    『銀河鉄道の夜』はなにか胸が熱くなるものがありました。こういうできごとをこういう表現で表すっていうのは、並大抵の仕事ではないように思います。ただのファンタジーとは一線を画すすご味を感じました。 主人公が鳥取りに対して抱く感情も、なにか特別なものとして味わいました。鳥取り扱う品物について批判しそうになったとき、それを嬉しく手に入れている人の気持ちに思いを馳せるとか、会ったばかりのまったくの他人なのに、相手をおもって切ない気持ちになってしまったりとか。 本筋とは違うところですが、こういう気持ちの移りに尊いものを感じました。

    0
    投稿日: 2024.02.19
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    映画、銀河鉄道の父を観て懐かしさからまた読んでみたいと思いました。 子供の頃映画館で上映されて観に行った事や、教科書で一部を読んだ事はありますが原作は初めてでした。 短編集ですが全体的に少し悲しいお話が多かったです。 そしてちょっと難しい。 それでも最後まで読み終えたのは分からない部分も含めて良いお話だからだと思います。  多分またいつか再読すると思います。

    25
    投稿日: 2024.01.29
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    銀河鉄道の夜がいちばん難しかった。 ほかの短編も難しかったけど、最後がいちばん時間がかかり、そして読了感があった。

    0
    投稿日: 2024.01.24
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    これまで読んだ本の中で最も景色の描写が多くて、自分の外界への知識の欠如を実感した。 宮沢賢治が見ていた世界に共感することも、自分なりの絵を読書中に拡げることも叶わなかった。 ただ自分の中に具体的な絵があまり浮かばないだけで、小説中の言葉は美しく、物語を通じて生きることの苦しさやそれに対する救いをぼんやりと感じる心地よい読書時間であった。 「銀河鉄道の夜」以外に「双子の星」「貝の火」「よだかの星」「ひかりの素足」でも似たような感覚だった。 歳を重ねたときに読み返したいと初めて思った一冊。

    0
    投稿日: 2024.01.09
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    これ、学生時代に教科書の作品として読みたかったな。これを精読して、クラスメイトと議論し合う機会が欲しかった。 登場人物、舞台設定何もかもが良い

    0
    投稿日: 2023.12.05
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    ところどころ書かれていない空白や世界観に頭を悩まされるが、自分は大人向けの童話感があって好きです。 米津玄師のカンパネルラをより楽しむために読みましたが、銀河鉄道の夜は本編で米津玄師のカンパネルラは後日談といったところでしょうか。なにがともあれそこだけでも天才が渋滞してます。 夜中にできたら星の見える場所で読んでみてください。

    0
    投稿日: 2023.11.10
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    ハロー、今君に素晴らしい世界が見えますか 銀杏、ゴイステの影響で読みました。 他人の幸せを思い、「自己犠牲」によって亡くなった者が天上へと向かう銀河鉄道の旅。何故まだ生きているジョバンニがこの鉄道に乗れたのか?それは彼が「他人の幸せのために生きること」を心に留めているからであり、だからこそ「ほんとうの天上へさえ行ける切符」を持っていたのだと思った。また、カムパネルラがジョバンニの親友であり、青白くかがやく天の川を「友人」という大切な人と共に天上へ向かう最後の旅をしたいと願ったからなのではないかと思いました。 私自身が「他人の幸せのために生きる」ことによって幸せになれるのかは分かりませんが、自己利益ばかり求めて、周りの人間の優しさや気遣いを忘れずに生きていきたいです。

    1
    投稿日: 2023.10.31
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    表題の銀河鉄道の夜よりも、 双子の星、十力の金剛石 とかが良かった。 収録された短編を読むと、総じて、人間だけが特別ではなくて、植物や動物と人間とは同列で、宇宙や星とも上下の関係ではないという感想を持ちました

    5
    投稿日: 2023.10.25
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    素敵なお話だった。 有名な「銀河鉄道の夜」を読みたくて購入した本だったけれど、短編として入っているお話も面白かったです。序盤で出てきた「双子の星」が「銀河鉄道の夜」でも登場したのが嬉しかったです。

    0
    投稿日: 2023.10.11
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    個人的に好きだった話は「よだかの星」と「ひかりの素足」。 よだかの星 顔が、嘴が、体の模様が醜いと他のものから疎外されたよだか。空を見上げれば、星になったよだかと出会えるだろうか。 ひかりの素足 景色の描写が美しいと感じた。序盤の一郎の足に差す朝日のひかりの描写がすき。吹雪の場面の後、楢夫を背負っておそろしいような、こわいような場面が続いていたので、そのあとの描写がより美しい様子が際立っていると思う。棘だらけの地面はまっ青な湖水の面に変わる。はては孔雀石の色に何条もの美しい縞になる。ぱっと視界が切り開かれるような感覚だった。

    1
    投稿日: 2023.09.12
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    ジョバンニが背負う気持ちを考えると、とても切なくなった。父が帰ってくるのに、カムパネルラはもう帰ってこない。 ジョバンニの救済はどこにあるのだろうか。

    3
    投稿日: 2023.08.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    audibleにて 宮沢賢治を一切通ってなかったので、今更ながら視聴しました。 勝手に期待していたストーリーみたいものが私の中にあり、読んでみると予想外に不気味な描写が多いことに驚きました。 ラストはカムパネルラのお父さんの優しさに心が沁みました。

    0
    投稿日: 2023.07.31
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    難しいけど定期的に読みたくなる。 高校生くらいの頃に買ってるのを忘れて最近、本屋に並んでるのを重複して買っちまいました。 表題の銀河鉄道の夜以外に深く心を動かしたのは、よだかの星。 報われる報われないの問題じゃないのか、よだかの判断は英雄的なのか陳腐なのか。 読み手の本心に問いかけてくるようなどこか憂いてしまう作品です。 銀河鉄道の夜は本当に不思議です。 アニメで見ても本で読んでも。 でも、その不思議さが私にとっては他の作品にはないある種の魅力なんでしょうか。 印象強いのは「アルビレオの観測所」です。

    0
    投稿日: 2023.06.17
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    全編を通して「よくわからんな」という気持ちで読み進めていた。耽美かと思えばそうではなく、教訓かと思えばそうでもなく、児童文学ってこういう感じなのかなとか思ったり。 しかし巻末の河合隼雄による解説で、自分がいかに幼稚な読み方をしていたかを気付かされた。宮沢賢治は、原稿に「因果律を露骨ならしむるな」「余りにセンチメンタル迎意的なり」と書き込み、推敲していたという。はじめから、分かりやすい因果関係や、共感を呼ぶセンチメンタルを目指して書かれたものではないのだ。対して、私の「よくわからんな」は何ともお門違いなことだろう。いつの間にか私は勝手な尺度で作品を相対化してしまっていたらしい。これには深く反省した。 名作を読もうとなると、何かを見つけよう感じようとして、要らぬ力が入ってしまうものだ。雑念を取り払ってから、もう一度宮沢賢治の世界に浸ってみようと思う。

    2
    投稿日: 2023.03.11
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    物語と現実と自然を行き来する。 暖かさ、柔らかさがありながらも 突然、現実に引き戻されたり圧倒されたりする。 悪意のない感情にヒュッとなったりする。 カムパネルラは罪悪感から愛情から最後にジョバンニとゆっくりお話しして時を過ごしたかったのかな。 言葉は足りない方がいいのか、尽くした方がいいのか、、、

    0
    投稿日: 2022.12.20
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    プラネタリウム作品の銀河鉄道の夜を鑑賞する前の予習のため読んでみた。子供の頃ビデオで登場人物が猫になってるのを見たけど意味不明だったこのお話、大人になってもやっぱり難しい。 でも、神秘的な世界の旅を通して「幸せ」や「命」など壮大なテーマを伝えてくれる素敵なお話だとわかった。 読後にプラネタリウム作品を観たら、ストーリーの理解度も増して映像で没入感も味わえてすごく良かった! 短編集なので他の作品も読んでみたけど、宮沢賢治の作品って法話?説法的なものが多いんだなーと思った。そしてちょっと切ないお話が多い。

    0
    投稿日: 2022.10.25
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    おきなぐさ 花が死んで星になる発想がきれいだなと思った。 双子の星 星は心が綺麗なのにそれに対して星座や彗星の面々は…。 ヒトデに会うところで註釈に海星と書くと書いてあって星づくしですごいと思った。 貝の火 こんな後味の悪い話もあるのかと意外に思った。貝の火がすぐに曇らなかったのがどういう意味を持っているのか知りたい。 よだかの星 星になれてよかったとも思えないくらいかわいそうでしかない。 四又の百合 たぶん何かの喩えだと思うけど解釈できなかった。 ひかりの素足 光のすあしという章があって、タイトルと漢字になっているところが違うのが不思議だった。悲しい。 十力の金剛石 きれいで悲しくない、王子の成長を描くいい話。 銀河鉄道の夜 内容を全然覚えていなかったけど一応10年ぶりくらいに再読。 花の色や宝石に例えられた空や砂の描写が幻想的で美しい。アルビレオの二連星をトパーズとサファイアに喩えてるところが特にきれい。 乗ってからすぐにカムパネルラが母親が許してくれるかどうか気にしていたのが引っかかっていて、友人を助けるために川に落ちてあの列車に乗ることになったのだと最後にわかると真面目だな…と思った。「『ほんとうにいいことをしたら、いちばん幸せなんだねえ。だから、おっかさんは、ぼくをゆるして下さると思う。』」のセリフが印象的だった。 讃美歌が聞こえてくるシーン、皆が十字架へ祈りを捧げるシーンなど、周りが皆死んで天上へ向かう人だと思うと、生きていながらそれを読んでいるので居心地の悪さを感じる。隣に座った姉弟たちが天上へ向かうことを受け入れているのにさみしくなった。 最後にカムパネルラの事故と父親が帰ってくることを知れて、ジョバンニ自身はそれどころではないだろうけど読んでる側からは救いを感じられて好き。

    0
    投稿日: 2022.10.21
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    悲しいお話が多かった気がする ひかりの素足が印象に残った気がする 弱い弟はなんでそうなってしまったんだろう たぶん、賢治自身の経験にも交わってくるのかもしれないけど 銀河鉄道の夜の幸せとはなんだろう、分からない、でも探し続けようみたいなところが好き

    0
    投稿日: 2022.09.17
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    詩的で情景表現が綺麗。 ちょっと分かり辛い言葉が多くて、読むのに時間掛かった。 短編7編、1番好きだったのはよだかの星。

    1
    投稿日: 2022.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    美しくも哀しい物語ととらえるか 哀しくも美しい物語ととらえるか ほんとうの幸(さいわい)とは何か。 読んでる最中は美しい描写に惹かれ、読み終わったあとはジョバンニやカンパネラの心情に思いをめぐらせてなんともいえない気持ちになりました。 文中には独特の言いまわしや造語があったり原稿が欠けている部分があったり、正直読むのに少し根気が入ります。まさに未完成の作品で、何度も読みながら欠けたピースを読者ひとりひとりが自分なりに埋めていけばいいのかなぁなんて。 また、短編集なので「銀河鉄道の夜」のほかに懐かしい話も初めての話もありました。 「よだかの星」は実家に絵本があって子どものころ何度も読んだからあの挿絵が思い浮かぶし、何度読んでもやっぱり悲しい。 どの作品にもたいてい「いのち」や「星」や「宝石(石)」が散りばめられ、宮沢賢治を知るにふさわしい短編集だと思います。 これから何度も読み返したい一冊。

    0
    投稿日: 2022.08.16
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    心優しい少年,ジョバンニとカムパネルラは,どんなに悲しくつらいことがあっても静かに支えあう親友です。お祭りの夜,二人が出かけた銀河ステーションへの旅は,とても美しく幻想的です。初めての方も再びの方も,星空を眺めながら,ゆったりと賢治の代表作を読んでみませんか。

    0
    投稿日: 2022.07.25
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    一度は、読んでみたかったが、 成人を向かえる迄に読んでおきたかった。 澱んだ心では、なにも掴めなかった。 ただ ただ情景を追うだけであった。

    0
    投稿日: 2022.07.19
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    双子の星、貝の火、銀河鉄道の夜が素晴らしかった。宮沢賢治も何十年ぶりだろう。 どれも主人公が動物や植物や人間の子供だから、 その時々の情緒がとても優しくてかわいらしい。 童話だからかな。 子供ってこういう感じ方をするんだなと気づく。 その割に残酷な結末の時もある。 やはり宮沢賢治という人が、子供の心を持った大人だからだろうか。そしてとんでもない想像力を持った妄想家だ。ありえない景色をものすごい細かなところまで妄想して描写してる。ほんとに見たんじゃないかというくらい。ときどきついていけなくなる。見方を変えればちょっと危ないやつだったのかも。でもチュンセ童子とポウセ童子がきちんと正座で向かい合って笛を吹いてるところなんかどう見てもかわいらしい。 私の日常は仕事とかで心が汚れてくもってどす黒くなって、いかんいかんとあわてて煤をはらう毎日。 素直な心に戻りたい時は、また宮沢賢治さんにお願いしよう。 かなり素直に戻りました。 ありがとうございました。  

    0
    投稿日: 2022.07.17
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    久々に読み返してみました。 難しい本だと思っています。 情景の描かれ方が美しくどんどん惹きこまれて行く。 それなのに節々に現実的なゾッとするような感覚があり、怖さを感じてしまうんです。 思うになにか超越したものを見据えている人の書いたものであり、まだ自分には到底理解できないのだと思います。

    1
    投稿日: 2022.07.03
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    東京オリンピックの閉会式を見て本書をを読むに至りました。初めて銀河鉄道の夜とその他の短編小説を読みましたが、気軽な気持ちで読めると思っていた想像以上に難解で、奥が深いように感じました。

    0
    投稿日: 2022.06.11
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    以前言い回しが難しくて途中で読めなくなってしまった本を最後まで読みました。一度では筆者の心情、伝えたいこと、言葉の奥深くのところを想像するには難しい。またもう少し大人になった頃、、、、

    1
    投稿日: 2022.04.01
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    大好きな小説。 綺麗でまるで宇宙のような小説。 銀河鉄道の夜を読むたびにきっと原点に戻ることができるとおもう。 「ほんとうのさいわい」があるからこそ、人は悲しくなるし寂しくなる。愛を知っているからこそ、人は弱くなるし強くもなる。 私も人のために命を燃やせる人間になりたいとそう強く思った。 子供がもし産まれたら小さい時から読ませてあげたい。その時には理解できなくても、絶対に読ませてあげたい。

    1
    投稿日: 2022.03.30
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    還暦過ぎて初めて宮沢賢治の作品を読みました。「銀河鉄道の夜」をテーマにした読書会がきっかけですが、その読書会がなければ本作品にも宮沢賢治にも接することなく人生を終えていたと思います。読書会を主催してくださったアパ@読書垢さんには感謝します。 ありがとうございました。 「銀河鉄道の夜」は著作権が消滅しているので、青空文庫で無料で読めます。読み始めましたが、話を追うことができません。長い一文、慣れない名称、馴染めない舞台。そこで手にしたのは、本書の角川文庫版です。 本書は表題作も含む8編の短編集。変光星になってしまううずのしゅげを描く「おさなぐさ」、勧善懲悪モノの「双子の星」、驕りを諌める「貝の火」、子供のときに読んで悲しいハッピーエンドと感じた「よだかの星」、他3編を読み進めるうちに宮沢賢治の世界にだんだんと入って行けたような気がします。この7編の中で賢治が描いたのは、命の尊さ、普通に生きることの尊さやありがたさ、他人へ優しくすることの尊さであると素直に思いました。また、7編読んだところで賢治の独特の文体も馴染んできました。この文庫は「星」の物語を中心に置いているんですね。 宮沢賢治の世界に慣れたところで、「銀河鉄道の夜」。今度はストレスフリーで読めました。 貧しく孤独な少年ジョバンニが親友カムパネルラと銀河鉄道に乗って夜空の旅をするというのが本書の設定ですが、非常に複雑な物語です。 気になったのは ○天気輪の柱から銀河鉄道に突然乗り込むきっかけ ○カムパネルラのジョバンニに対する感情 ○鳥取りが食べさせてくれたチョコレートよりもおいしい甘い雁の正体 ○仏教あるいはキリスト教的観点から見た物語の解釈。「天気輪」「十ばかりの字」「ハレルヤ」「幻想第4次」などの物語への絡み方 ○ジョバンニだけ最終駅までの切符を持っていた理由 ○カムパネルラの父親の冷静さ ○ジョバンニと父親の再会の行方 解釈が難しい小説ですが、未定稿のまま宮沢賢治が亡くなったことにより、本作品の本当の意味は誰にもわかりません。それでも、この作品は面白く、美しい作品です。まさに読書会のテーマにふさわしい作品であり、「もう一度読んでね」と作品自らが要求している稀有な作品だと思います。

    3
    投稿日: 2021.12.26
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    素敵な作品でした。私には少し想像しづらい文章が出てきて少し苦戦しましたが読み終わった時には温かい気持ちになりました。

    0
    投稿日: 2021.11.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    景色の表現が独特すぎて想像できず、挫折しそうになりましたが、その想像ができるような景色や体験をこれからしていきたいなと思いました。岩手、、イーハトーブに行ってみたいな。面白いなと思ったのは、女の子に対してジョバンニやカムパネルラの対応が冷たくてなんで??徐々にカムパネルラが仲良くしている所を見てジョバンニが不貞腐れたり、素直になれない思春期?の男の子らしいなと思いました。

    1
    投稿日: 2021.10.03
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    ほんとうにいいこと、ほんとうのさいわい。 さがしながら、生きていきたいと思いました。 おきなぐさ、すきだな。

    2
    投稿日: 2021.09.05
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    直前に読んだ小説を受けて。宮沢賢治の不朽の名作、銀河鉄道の夜。かまわぬのギンガムチェックのような特装カバーが可愛い。 表題作のほか、あつめられた短編はいずれも星にまつわるものばかりで、いかに賢治が星に想いを馳せていたかが伝わる素敵な一冊になっている。 ところで銀河鉄道の夜って私読んだことなかった?こんなにも物悲しい話で、物悲しい結末だった?そして未完ときた。 詩的で、幻想的で、切実で、ずっとこういう文章を読んでいられたらどれだけ幸せだろう。 「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行こう。僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない。」 これほど美しく声に出して読みたい文章を私はほかにちょっと知らない。 河合隼雄さんによるあとがきで、"宮沢賢治の作品の素晴らしさのひとつは、それがセンチメンタルでないことであろう。"という一文があったけれど、私は完全にセンチメンタルに感激する側の悪しき読者だな。過透明な景色、非情のかなしみ。 ところで、巻末の年譜にも目を通していたら偶然、今日8月27日が賢治の誕生日だと知って驚いた。なんか必然性を感じる。

    8
    投稿日: 2021.08.27
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    造語が多く、現代に於いては読みにくい文章が多かったのでかろうじて表題作のみ読んでみた。 文章から情景を描くことが難しかった。

    0
    投稿日: 2021.08.22
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    銀河鉄道の夜、よだかの星は教科書かなにかで読んだ事があったと思うが、改めて読むと、哀しさがありながら透明感のある話、と言う感じで、悲しくないのに胸が締め付けられる様に思う。久しぶりに手に取って良かった。 他の作品も勿論良いのだが、十力の金剛石は多分初見。数多の宝石ではなく、生命を育む露こそが最高の宝石であった。露に触れて初めて、偽りの宝石の花々は本当の自然の花々に還ることが出来た。露がなければ、どんなに美しい光の丘でもさびしい、まっくろのよるなのだ。

    0
    投稿日: 2021.08.06
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    ステキなお話。美しい物語。。。 しかし、わたしには読みにくいと感じる瞬間が多く、読むのに時間がかなりかかりました。

    0
    投稿日: 2021.07.05
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    どの話も生と死、業、そしてこの世の果てのような場所が想起される短編集。 そして文章はどこまでも美しい。 個人的には「おきなぐさ」「双子の星」「四又の百合」の心洗われる透明感と「よたがの星」「ひかりの素足」の行き場のない苦しさのギャップが物凄かった。 まさに春と修羅か。読んだことないけど。 特にひかりの素足は辛かったなぁ… これらに比べると何度も読んでる銀河鉄道の夜は、透明感、幻想的空間、人の業、死、信仰心、色々ぎゅっと詰まってバランスも良い童話なんだな、と思えた。

    0
    投稿日: 2021.06.28
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    児童文学と童話。有名な表題作が約70ページ、その他は短い七編。著者作品はおそらく教科書に載っていた『注文の多い料理店』以外に読んだことがなく、前々から表題作を含めていくつかは当たってみたいと思っていたので、本書が適当だった。所収作品の特徴と思えた点をいくつか挙げてみる。 ・臨死体験を代表に、死を意識させる(またはそのものを語る)作品が多い ・仲睦まじい少年二人が中心の物語が半数 ・教訓がありそうでいて読みとれない ・無国籍風 巻末の河合隼雄の解説が参考になった。そこでは宮沢賢治を、人間業を超えて深層意識に達することができたの稀有な人物(修羅)だったとしている。そのような「知情意すべてにかかわる深層意識の体験」は、たいていの人間は死ぬときにしかできないという。そして、死の側から生を見るからこそ、著者の作品は生の輝きが全所に美しく感じられる。脱線だが、解説を読んでいて河合氏が生前に対談した村上春樹を思い浮かべた。村上氏の「夢を見ることがない」という話に、河合氏は当然そうだろうと答えたらしい。 以降、各作品の簡単な紹介。 『おきなぐさ』 雲を眺めて語り合う、二つのおきなぐさ。 『双子の星』 空に浮かぶ双子の星に住む、二人の童子の物語が二つ。蠍と大烏の喧嘩。ほうき星の誘い。 一話目の最後に「星めぐりの歌」の歌詞が挿入される。 『貝の火』 溺れたひばりの子を救出した子兎のホモイは、母鳥から赤く光る美しい宝珠を贈られる。 「泣くな。こんなことはどこにもあるのだ。それをよくわかったお前は、一番さいわいなのだ」 『よだかの星』 皆に嫌われて思い悩む、醜い鳥のよだかが、遠くへと飛び立つ。 『四又の百合』 仏の来訪が伝えられた町で、王は捧げものの百合を探すよう命じた。 『ひかりの素足』 吹雪に見舞われて遭難した兄弟が不思議な光景に出くわす。 『十力の金剛石』 王子と大臣の子どもの冒険。 『銀河鉄道の夜』 少年ジョバンニと唯一彼に優しい友人カムパネルラが、銀河鉄道の旅で不思議な体験をする。 「ジョバンニはなんだかわけもわからずににわかにとなりの鳥捕りが気の毒でたまらなくなりました」 「ほんとうにあなたのほしいものは一体何ですか」

    6
    投稿日: 2021.05.25
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    星の煌めく宇宙世界で現実と幻想の間を漂う。お菓子味の鳥、とかなんや想像が難しすぎる表現が多いので脳内映像化はできなかった。エヴァンゲリオンを観た時のように考察の余地が残る。

    0
    投稿日: 2021.04.30
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    ★★★2021年4月★★★ おきなぐさ 双子の星 貝の火 よだかの星 四又の百合 ひかりの素足 十力の金剛石 銀河鉄道の夜 印象に残った作品についての感想 「貝の火」 ・・・うさぎのホモイが、善行の結果手にした「貝の火」=名声、権威?により、自滅するというお話。 僕は正直納得いかない。なぜホモイがこんな目にあう? 浦島太郎の結果に納得いかないようなモヤモヤ感が残った。 最期のお父さんの言葉がせめてもの救いか。 「泣くな。こんなことはどこにもあるのだ。それが良く分かったお前は、一番さいわいなのだ。目はきっとまたよくなる。お父さんがよくしてやるから。な。泣くな。」 ここでこの物語は終わるが、その後ホモイの目が回復するなんてことが起こりうるだろうか? 「ひかりの素足」 これもまた悲しい話。一郎と楢夫の幼い兄弟の話。 「お前はもうここで学校に入らなければならない。それからお前はしばらく兄さんと別れなければならない…」 弟の楢夫だけが 弟だけが連れていかれる。 兄弟というものを身近に感じる人は涙なしには読めないだろう。 「銀河鉄道の夜」 この本で選ばれたテーマは「生と死」にかかわるものが多い。この物語のラストで、カンパネルラは旅立ち、ジョバンニの父は帰ってくる。これはいったいどういう意味なのか?銀河鉄道で人々がいなくなっていくいなくなっていくのにも何か寂しさを感じる。

    0
    投稿日: 2021.04.29
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    有名なので取り敢えずどんなものか読んでみたが、 情景を想像したり、言葉の表現を理解するのが少し困難だった。 個人的には、よだかの星が良かったかな。

    0
    投稿日: 2021.03.21
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    宮沢賢治は好きではない。小さい頃から読まされすぎて、絶妙な理想論が嫌いなのだ。事実ほんとうの幸せなんて、みんなが追い求められると思うか??自己犠牲なんて結局できないのよ。と、正しい生き方は分かっていても、それをできない自分に腹が立つからだ。誰かのために力を尽くす、これも自己犠牲なのでは、とふと思った。命をかけて他人の命を救うってことではなくとも。どうかな。

    2
    投稿日: 2021.03.16
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    宮沢賢治。 このタイトルと、カムパネルラ、ジョバンニという名前だけはかなり有名というか、ずっと気になっていた。 けど…、全体通して、ちょっとついていけなかった。 あんなに色がキラキラしてるのに、頭の中でイメージが全然膨らんでくれなくて、全くもって色褪せてて、広がってくれなくて、むむむ…。 いちおう、他の本を読んでみようと気持ちだけは消えていないのが幸い…ということで…。

    0
    投稿日: 2021.02.26
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    宮沢賢治の物語では星も森も全てのものが生きている。ゆえ、ときに残酷になることもある。自然の声に耳を澄ましたくなる。

    0
    投稿日: 2020.12.27
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    角川文庫の銀河鉄道の夜は初読だった。夏フェア仕様のかわいらしい装丁とは裏腹に読後感はともかく疲れた。なんというか死の色合いの濃いい選書。ひかりの素足が全くの初読で、黒・風の又三郎とも言われているらしいのだが。冬の厳しさを感じたし、迷い込んだ美しさを感じる風景の中にある不条理が不気味で怖くて、涙目になる。銀河鉄道の夜は言うまでもなく。前半のキラキラと色の溢れた希望や期待とは裏腹に、ジョバンニの心のゆらぎや悟ってしまったどうしようもない事実に、少年期の終わりを感じた。河合隼雄さんの解説が絶妙だった。

    0
    投稿日: 2020.12.23
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    「銀河鉄道の夜」が素晴らしいのはもちろんのこと、「貝の火」が印象深い。 分かりにくいようで、的確に、権力に溺れる姿と周りの変化を描いていて。それが繊細な文章で表現されてて惹き込まれた。 一言ひとこと大切に読みたいと思える短編集でした。 銀河鉄道の夜の、目の前がぱぁっと明るくなる場面のキラキラとした情景の表現が綺麗すぎた。

    0
    投稿日: 2020.11.23
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    ポウセ童子とチュンセ童子めんこい!って感じ。 切なさ、優しさ、ずるさ、色んな感情があって、その中で大切な事はなんだろうってこちら側に考えさせられる終わり方が度々。 将来、子供に何度も何度も読み聞かせてあげて、大人になった時にふと思い出してほしい一書。

    0
    投稿日: 2020.10.20
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    宮沢賢治が、衰弱した体で死ぬ間際まで人に農作業のことを教えていたという話を覚えていて、無私の精神でその命を全うした人なのだということはなんとなく知るところだったが、読んでみてより深く彼の人となりを感じとることができた。 彼の哲学や宇宙観がこの作品の柱だ。童話的な優しい語り口の中にある話のスケールの大きさには驚かされる。人の生き方の是非について問い、輪廻思想を説き、蠍の火の話は、まるで仏教説話の捨身飼虎のようだ。 しかし天気輪やら電気栗鼠やら、作品を通して散りばめられた造語の数々は特別な雰囲気を醸し、全体としては美しいファンタジーに帰結する。 1985年のアニメ映画『銀河鉄道の夜』がとても良かったので、鑑賞直後に読んだ。比較して読むと、大筋や台詞は原作に忠実ながらかなり原文と違う印象に描かれているところもあり、映画独自の演出が考え抜かれたもので且つとても優れていることがわかった。 カンパネルラのお父さん、原作でも映画でもやや冷静すぎる印象で不思議だという印象が残っている。でも書かれた当時(明治中期くらい?)の農村の幼児死亡率は今より相当高かったはずだから、案外父親もあっさりしたものなのか。それとも、彼は達観した存在として描かれていて、宇宙のことや魂のゆくところを知っているからなのか。 宮沢賢治の他の作品と、研究されてある本をもっと読まねばと思った。

    0
    投稿日: 2020.10.10
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    宮沢賢治による著名な短編のうち、生前未発表に終わった作品より厳選し、原稿を当時ご存命だった原著者の弟さんの協力も得て精査した上で、取り上げられた短編集。本書の正文批判のコンセプトはかなり独特なので、他の出版社で読んだことがある短編が入っていても「こんなシーンあったっけ?」の連続になると思う。一度読んでみることをお勧めする。

    0
    投稿日: 2020.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

     すごく素敵な作品だけど、自分の読解力不足のため、星3です。  印象に残ったのは『貝の火』で、いつまで経っても謙虚な姿勢が大事だと思った。自分は社会人2年目で、去年に比べて謙虚さが足りていないと、反省。  銀河鉄道の夜は、すごく素敵な描写が多かったけれど、なにが伝えたかったのかが、難しかった。 自分なりの解釈では、カムパネラは大切な友人を守りきることができなかったからなくなったのではないかと。現実世界では罪の意識もあって川に飛び込んでしまったのではないかと思った。宮沢賢治のいう『ほんとうの幸い』とは自分の一番大切な人と時間を過ごすことではないかなと思った。

    0
    投稿日: 2020.09.13
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    美しい風景がいっぱいでした。 ただきらきらと読んでいたが、 関連本もたくさんあると知り、 それらを手に取り、 もっと深く楽しんでみたいと思いました。 プラネタリウムの映像も見たいな~(^^)

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    投稿日: 2020.07.26
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    時代が違うから正直読みづらいとこもあったけど、 童話なだけ在ってスッと入っていく文章であり、 心優しい哲学的な部分も多い。 個人的には銀河鉄道の夜より双子の星と貝の火が好きだな。

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    投稿日: 2020.07.23
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    今期のドラマ「偽装不倫」で何度か出てきて、気になったため購入。 未完のためか、分かりづらい。私も、本当の幸せを探そうと思った。

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    投稿日: 2020.07.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おきなぐさ 双子の星 貝の火 よだかの星 四又の百合 ひかりの素足 十力の金剛石 銀河鉄道の夜 注釈 大塚常樹 解説 河合隼雄 年譜 中村稔

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    投稿日: 2020.05.25
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    宮沢賢治のいくつかの作品が入っていて全て大人でも当てはまるだろう教訓のようなものを僕たちに教えてくれていると感じた。 また、銀河鉄道の夜は1度読んだ時は全く訳が分からず終わってしまったが中田敦彦のYouTube大学を見て思い返すとそうだったのか!などととても分かりやすくなって良かった。 人のために生きることが自分は出来ているのだろうか、

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    投稿日: 2020.05.02
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    一言で言うなら難しい。 宮沢賢治が当時発表した際に誰にも理解されず、ようやく近代になり理解されたというのは有名な話であるが、生きること死ぬこと善い事悪い事に対する彼の考えがいかに繊細であるかがこの本を読み汲み取れる。 童話というカテゴリーに分類されるそうだが、内容を上手く解釈できる童は既に立派な気がする。

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    投稿日: 2020.04.23
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    川や星を様々な宝石に例えて情景を表現するところなど、透明感の溢れる作品。 死生観をファンタジックに描いている作品が多く、 考えさせられるけれど澄んだ気持ちになれるような、 不思議な感情にさせてくれる。

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    投稿日: 2020.03.09
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    この不思議な感覚をなんと言い表せばいいんだろう、と考えながら読んだけど、解説に「透明感」という言葉が出てきてそれだなぁ、と思った。それだなぁ、と思うドンピシャな言葉を提示されてはもう何も書くことがない。 死生観がよく表れていて、ちょっと悲しくて、ひんやりとした美しさがあって、星がきれいな本だった。 【読んだ目的・理由】古典作品を読もうと思ったから 【入手経路】買った 【詳細評価】☆3.9 【一番好きな表現】 「蕾はみんなできあがりましてございます。秋風の鋭い粉がその頂上の緑いろのかけ金を削って減してしまいます。今朝一斉にどの花も開くかと思われます。」(本文から引用)

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    投稿日: 2019.11.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文章を読んで、清水のような透明さを感じたのは初めてでした。それくらい、綺麗な文章。多彩な擬音に、深い思想。彼の聡明さが手に取るように伝わってきました。 一番心に残ったのは3つめのお話、「貝の火」でした。 悪いことをしても美しく輝き続ける貝の火。でも、最終的には崩壊し、主人公は目が見えなくなってしまう。 悪いことをするのは、ある種快感を伴うのだと思います。他者を蔑むことで、あたかも自分が優れているかのように錯覚する… そういう心理を、貝の火を通して表現していたのかな、とわたしは解釈しました。 宮沢賢治の作品には、まっすぐさがありますね。 悪いことをした人は何かしらの報いをうけ、良いことをすれば何かしらの救いがある。ただ、その救いが客観的にみても救いかどうかは意見の分かれるところなのだと思います。メリーバッドエンドって感じですね。あんまり、こんな現代的な言葉で感想書きたくなかったですが… 読んでいてハラハラ、ドキドキするような、もしくはクスッと笑ってしまうような、そういう場面はないので、少し物足りなく感じました。考えさせられることはありつつも、読んでいてしんみりした熟考になるためか、心が落ち着いて眠くなってしまいました。

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    投稿日: 2019.08.28
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    ふらっと入ったプラネタリウムで「銀河鉄道の夜」を上映していた。懐かしくなり、読み返してみた。幼い頃はこの銀河鉄道の夜で描写されている美しい風景が何故か怖かった。今はただただ美しく感じる。そして、悲しい。

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    投稿日: 2019.08.26
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    イーハトーブ探偵に続き、宮沢賢治に興味をもって読了。小さい頃、注文の多い料理店を読んだ記憶はあったんですが、銀河鉄道の夜は記憶にない。ほかの短編童話を入っていて、多分な思想が伺えます。仏教童話とも言うらしい。短編童話のなかの、ひかりの素足がなんともせつなかった。いつか、アニメになった銀河鉄道の夜もみてみたい。それにしてもお若くして亡くなってたんだなぁと改めて思いました。

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    投稿日: 2019.06.13
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    大好き。 星に関するものが多く収録されている、宮沢賢治の短編集。 賢治の星は、死との繋がりが濃くて、儚くて、それゆえに輝いている。 言葉が透明でほんとにきれい。

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    投稿日: 2019.02.27
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    やはり全体的に星に関する話が多い。 やさしい文体で書かれている為、読みやすくはあった。 銀河鉄道の夜を読みたくて買ったものだけれど、宮沢賢治のさまざまな短編小説が読めてよかった。 教訓を含んでいるというか、いわゆるハッピーエンドで終わるお話は少ない気がして驚いた。全体的に薄暗い終わり方で終わる。 全てのお話をきちんと理解出来たか、と訊かれると難しい。何度か読んで咀嚼するべきだなあ。

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    投稿日: 2018.04.14
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    表題を最初から最後までちゃんと読んだことがなかったので読んでみた。 表題作にもそれ以外の短編にも共通して感じたことは、宮沢賢治作品は心に余裕がある時に無音の中で読むのがいいな、ということ。童話という感じで子どもでもやさしく読める内容、というよりは、子どもだからこそ読める内容なので、大人の凝り固まった頭では、うまく描写を想像出来ない場面が多々あった。だからこそ、集中できる環境で読むのがいいな、と。 表題作を最後まで読んでぼそっと口から出たのは「尊い…」の一言。なんというか、儚くて幻想的で物悲しさもあり、ただただ尊い作品だな、と感じた。

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    投稿日: 2018.02.26
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    銀河鉄道の夜。皆既月食の夜に読了し、いま深い余韻に浸っている。”雨ニモマケズ”に通じる物語り。真剣に読んだのは今回が初めてで、まだ全然理解していないと思う。今はただただ衝撃のみ。おそらくこれから何回も何回も読むことになりそう。天上で政次郎と結末について話し合っていれば良いなと思う。

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    投稿日: 2018.01.31
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    表題作はこれまでに何度も読んでいたんだけど、今回は初めて読んだ同時収録の短編作品に圧倒された。果てしない苦痛の中で究極の誠実さを求められるような、生と死が紙一重に存在する世界観に胸が苦しくなった。特に「ひかりの素足」は一線を超えた作品だと思う。

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    投稿日: 2018.01.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前々から読んでみたかったこと。 それと最近、テレビの「しくじり先生」でオリラジ中田のあっちゃんがなかなかいいプレゼンテーションをしていたこともきっかけになりました。 ずっと前から家にあった古い角川文庫のものを読みました。 やはり、言葉づかいなどは読みにくいところがありましたが、所々、原稿がないところがあったり、宮沢賢治の没後に出ていますから、未完成作品で発表後もいろいろな学者の解釈の違いによって改版が繰り返されているようです。 今回、読んだ後にウィキペデュアを見てみました。 すると、そこにはこういうことが書かれてあります。 第1-3次稿(初期形)と4次稿(最終形)の間には大きな差異がある。「銀河鉄道の夜」という題名や、冒頭の学校の授業や活版所のシーン、そして結末のカムパネルラが川で行方不明になる挿話などは4次稿で追加されたものである。また、3次稿までは銀河鉄道の旅はブルカニロ博士(後述)の実験により主人公が見た夢だったとされていたが、最終形に博士は登場しない。 また登場人物の解説欄には以下の説明もあります。 ブルカニロ博士 初稿から第3次稿まで登場したが、第4次稿では全てのシーンがカットされた。 「やさしいセロのような声」をした大人。ジョバンニが銀河鉄道に乗ったのは博士の実験によるものだった。銀河鉄道内では、どこからともなく声が聞こえるか、乗客として現れる。ジョバンニにものの見方や考え方などを指し示す。 カムパネルラの父(博士) 第4次稿にのみ登場。 ジョバンニに息子のカムパネルラが落ちてから45分たち、生存の可能性が無いこととジョバンニの父が帰ってくることを伝える。 僕が読んだ角川文庫は古いもので 昭和六十一年七月二十日 改版四十七版発行 のものです。 この本の中では、ブルカニロ博士が登場しています。 よって、第1次稿-第3次稿までと思いきや、カムパネルラが川で行方不明になったシーンも出てくるし、カムパネルラの父(博士)も登場します。 よって、ウィキペデュアの解説の第1次稿-第3次稿、第4次稿のどれでもない、ミックスされた稿だと いうことがわかりました。 ブルカニロ博士とカムパネルラの父(博士)と博士が2回も出てくるので、混乱しましたし、 ブルカニロ博士が登場したシーンでもブルカニロ博士の実験だとは理解できませんでした。 また、「しくじり先生」では銀河鉄道に乗っているときに、ドボルザークの「家路より」がかかっていたとありましたが、僕が読んだ本にはそういう記述はありませんでした。 しかし、家にあるもう一つの子供用の文学全集の方にはその記述があります。 僕の読んだ角川文庫の巻末の解説には、 -生前推敲の最後の形において-発表することが、著者の意図に最も近いものと考え。。。 その方針に従って、昭和四十四年完結の筑摩書房版第二次宮沢賢治全集第十巻の本文を基とししている。 とあります。 よって、最新の解釈の第4次稿のものではないことは明らかなようです。 最新版も読んでみたいです。 そういう時代による解釈の違いはありますが、著者の主張はどこにあったのかを考えることが重要です。 宮沢賢治が一番言いたかったのは、やはりさいわいなことは何かという問いかけだったのかな?と思います。 「しくじり先生」でオリラジ中田のあっちゃんの解説では、アメニモマケズの考え方も含め、 他人のためになることをすることが、人の幸せなのだと訴えたかったのではないかと言っていましたが、 やっぱりそういう風に感じます。 これは近年でも一般的に言われていることです。 他人のためになることをすると喜んでもらえるし、自分もそれで満足します。 人間の幸せに感じることの一つには違いないと思います。 日々の生活や行いで何をもって幸せと感じるか? 他の作品も読んでみたくなりました。

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    投稿日: 2017.04.29
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    普段、明治・大正・昭和前半の方々を読む機会がなかった。なので、ふと大人買いしたときにいくつか混ぜてみた。その1冊。 宮沢賢治は「告別」くらいしかしっかりと読んだことなくて、標題も実は初。この夏に少し勉強することもあり、楽しく読んだ。 これは突き詰めて読めばすごくいいんだろうなー。全集は買えないけど、やはりいいものは揃えておきたい。

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    投稿日: 2016.11.01
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    このひとつ前の感想に『「銀河鉄道の夜」が猛烈に読みたくなった』と書いた。 というわけでこの本。 最初に一番最後に載っている「銀河鉄道の夜」から読む。 ところがこれが勝手が違う。 出張帰りの新幹線の中で読んでいたのだけれど、文章に慣れないし、ストーリーも追えないし、戸惑う。 こういうやつ、私には無理かなぁと思いながら、最初の話から読み直す。 と、あぁ、読む順番、間違ったなぁと思った。 読みにくいのは確かにあるのだけれど、短い話で段々それに慣れてくると、詩のような童話のようなお話しの雰囲気やキラキラした言葉の渦に惹かれだす。 お話しの多くが仏教的な匂いを纏いながら、キリスト教的な“清貧”という言葉も連想させる。 透き通った、切なさ溢れる文章と、『空かまるで青びかりでツルツルしてその光はツンツンと』だとか『霧がツイツイツイツイ降ってきて』といった独特の言葉遣いが面白く、どの話も味わい深いが、中でも「よだかの星」もだが「貝の火」「ひかりの素足」は沁みました。 もう一度「銀河鉄道の夜」を読めば、最初の一読よりも、今度は銀河の中の旅を楽しめた。 今月は盛岡に行くんだな。 競馬がメインの旅だけど、賢治ゆかりの場所もこの際しっかり訪ねよう。

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    投稿日: 2016.09.03