
総合評価
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powered by ブクログ盲目的では無くて疑問も浮かびながら、現実的に生きてる少年としての実感がありました。 そんな感じだったんだという新たな気づきもあって、読んで良かったと思えます。
0投稿日: 2024.11.11
powered by ブクログ少年Hがみた「太平洋戦争」は、今まで僕がみてきた「太平洋戦争」とは比べ物にならないものであったと実感した。 時代に「不都合なもの」となってしまったら、こういった物語も世の中から消えてしまうと思うと、とても怖くなってしまう。 読んでよかった。 また、読み続けていく必要がある一冊。
0投稿日: 2021.12.29
powered by ブクログ中盤くらいまではどんどん盛り上がっていく戦争の荒波に生きるのに必死な少年。 後半は、戦後のみんながどうしたらいいかわからない中、少年なりに模索して、やりたいこと納得のいくことを探していく。 とても共感がもてる。 思春期にありがちな心の揺れをとても細かく描いている。 筆者が、残しておきたかったという記録のようなものを感じさせられる。
0投稿日: 2021.09.08
powered by ブクログあらすじも確認せず、 何気なく手にとった一冊。 毎週放送されるサザエさんのように、 少年Hの日常を短く綴った作品だと、 最初の頃は思っていた。 そのスタンスは最後まで同じだったが、 サザエさんのように身の回りで起きる小さな日常から 徐々に「戦争」という抗えない日常へと変化していく。 少年の目に写る「戦争」が、 とてもリアルな作品だった。
0投稿日: 2020.11.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
河童さんの少年時代がよくわかって面白かった。河童さんの視点、考え方、ご両親や近所の人たちの関わり。素敵だった。 関わる人が多くて凄いなと思った。近所の人達とも気さくに、先生や友達ともいい関係を作っていて羨ましい。そうなふうに人と気軽に関われるようになりたい。気の合う人合わない人はあるようだけど、それでも友達が多くて助けられて、河童さんの人柄がうかがえた。 色々悪いこともしていたけど、、度胸もあって自分をしっかりもって生きてるのがいいなと思った。 絵と映画が本当に好きで、そういったのに熱心なところも素敵。こういう人に憧れるけど、わたしには何もない…つまらない人間になってしまった。
0投稿日: 2020.11.06
powered by ブクログ情報統制が全ての始まりであった。現代社会において、報道の自由は確保されているのか。データが発展した世界では、あらゆるものが取捨選択できてしまう。
0投稿日: 2020.05.18
powered by ブクログ久しぶりに読了後の何か湧き上がってくるものを感じた。 戦争文学として読み始めたが、少年の成長物語という要素が強く、その中にたまたま戦争があったのだという描き方だった。 今までに触れたどんな作品よりも戦争を恐ろしいと感じた。ぞくぞくしてしまった。自分が死ぬかもしれないという恐怖もだが、これからどうなるのだろうという漠然とした、しかし大きな不安を抱えながら暮らしていること、そしてその不安がいつ終わるのかわからないという恐怖を感じた。 また、同じ状況になった時、日本は戦争を戦争を止められないだろうと思った。Hがあの時どうすればよかったのかなんてわからない。どう行動したって変わらなかったと思う。そして戦後もあまり変わらない日常が続く。その救いようのない結末が、また絶望感をもたらす。 自分と同じ世代の少年が主人公であったため、共感性が高かったのかもしれない。しかし共感できるリアルな物語だからとして、その事実を鵜呑みにすることは危険である。 違った作品を読むことも必要だと感じた。また、戦後の価値観で、言い訳をしているように感じられるシーンもあった。妹尾河童自身の戦争体験とどのように違っているのかも知りたいと思った。 少年を主人公にしているが、筆者は彼に戦争責任を取らせた。戦争が終わった後、様々な人戦争についてどう思っていたか質問して回るのだ。それは大人だけでなく、同世代の子供達にもだ。子供が主人公の作品は被害者の面の強いものが多いが、加害者にもなりうるということを示した点はとても面白いと思った。 このような世の中に戻りたくはない。ほかの人もそう感じているから様々な研究、検討、対策などがとられているのだが、本当に意味があるのかわからなくなってしまった。ただ、やらないよりははるかに良いということだけは確かである。 たくさん考えさせられた。この本に出会えてよかったと思う。
0投稿日: 2019.01.30
powered by ブクログ自由に遊んでいた少年時代から、徐々に戦争が近づいてくる 当時の生活の様子とか、少しずつ近づいてくる戦争の足音とか感じられる
0投稿日: 2016.11.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
少年Hの好奇心旺盛な所にドキドキしたり H少年のお母さんに対する思いとか読んでて一緒にイラついたよ(笑) H少年は頭の切れる賢い子だったんだ~ってでも一言多いのよね まぁ素直とも言うが・・・ 下巻の後半の方はH少年の苦しみや苛立ちが凄く伝わる。 下巻はほぼ戦争の話だけど子供の視点だからか全体的に暗くなりすぎずに読める。 が、やはり戦争は怖いと改めて思った。
0投稿日: 2016.11.15敗戦の日本、そして未来
戦中から戦後にかけて、その時代の人たちがどのように生き延びていくのかがよく分かる。神戸の街の大空襲、そして広島、長崎。日本の政府、軍部が情報を隠し続けるが、庶民は敗戦に向かっていることを気づいている。そして、敗戦後、人の心はすっかり変わり、やれ民主主義を言い出すようになる。 そんな中、少年Hは、どのように生き抜くのかを面白く読みきれる。さらにこの後の続編が読みたくなる。
0投稿日: 2016.07.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後がちょっと無理ある感じだったな・・・ 子供が学校の合鍵を作って学校に住んじゃうとか、無理っしょ。 戦争の責任は誰にあるのか、と少年Hは考える。 天皇はやはりきちんと謝罪したほうがいいんじゃないかなぁ。 だって、天皇のために死ぬのが正当化されていたのだし、日本人にも他のアジアの人にもきちんと謝罪してほしい。
0投稿日: 2016.04.25
powered by ブクログ戦前から戦後までを生き抜いた少年のお話。まだ若かったので実際に軍隊に入って戦争に行ったわけではないが、学校で戦争で使う部品作りをしたり、食料不足で苦しんだり、空襲で死にそうになったりと生死をさまよう経験をしていた。その頃の写真や地図が載っていて、本当にその頃にタイムスリップをしたような感覚で読んでいた。
0投稿日: 2016.04.03
powered by ブクログ昭和の古き良き少年日常生活冒険譚(?)の上巻から一転、下巻はシリアスな展開に。戦時中に当時の子供たちがどのような思いでいたのか、Hという少年の目を通した見方が、逆にドロドロとした軍国主義の恐ろしさを表している。キリスト教徒であることから戦時中もリベラルな考えを曲げなかった両親の元で、自らもその考えの元、体制に抗ったH。戦争が終わるとすぐ、何事もなかったかのようにリベラルへ傾倒する民衆を見て、何とも言えぬ不快感と悔しさに襲われる彼の姿は、真に迫るものがある(自分だけが知ってるようなマニアックなアニメが、いつのまにかゴールデンタイムに放映され、にわかファンが増えた、みたいな話?ちょっと失礼か?) 中高生のときに読みたかった一冊。お勧めです。
0投稿日: 2015.10.07
powered by ブクログこれ、自伝小説? 筆者の子供のころのエピソードがこれでもかという形で語られる小説?エッセー? ということで、下巻です。 下巻では、ひどくなる戦局と、そして終戦、戦後についてのエピソードが語られています。 そういった中、生きながらえることはとても大変だったのだろうと思います。 下巻では、Hが自殺しようとするエピソードがあります。 それが、逆にこの時代を「生きる」ということをより鮮明にあらわしていると感じました。 しかし、本の帯や紹介欄には、感動を巻き起こすとか、涙がとまらないとか、あおっていたのですが、残念ながら感動するまでいたらず... 自分だけ冷たい人間なのかなぁと思ってアマゾンの書評を見ると、上下巻ともに、ぼろかすなコメントがつけられているんですね。 史実がどうとか、機密事項をなぜ知っているんだとかはとりあえずおいておいて、本作品は戦争を経験した作者が、その思いをこの少年に語らせたかったものだったのでしょう。 ちょっと期待していたものとは違ってました(笑)
0投稿日: 2015.09.05
powered by ブクログ戦争の責任はだれにあるのか?と問いながら周りの変化に戸惑うHと、 生きるために闇市でしたたかに生きる横田との対比が面白かった。 Hは少々頭でっかちなところがある印象。 センシティブすぎるかなぁ。 周りの友達から指摘もあったので河童さんも自己認知あったんだろうな。 総論としては、おもしろかった。 最後の終わり方が少し気になる。多感なH少年がどんな風に大人になっていくのかなぁ。
0投稿日: 2014.08.17
powered by ブクログ妹尾河童が幼い頃の戦時中を回帰したエッセイ。 特攻隊などのいわゆる兵士ではない、普通の少年が主人公であり、戦争を体験した本人が書き下ろした作品ということで、戦時中をリアルに描写することができた。 死への恐怖とか、誰かの死とか、そういった話はあまり出て来ないが、普通の幸せな生活が戦争へと巻き込まれて行く様子が主人公の河童少年の気持ちを軸に書かれていて、戦争というものをリアルに考えさせられた。
0投稿日: 2014.07.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
少年Hの心の動きがすごく細かく詳細に描かれ、Hに共感しながら、あの時代を過ごすことが出来ます。恐ろしい時代。 「戦争はね、ある日突然くるもんじゃない。小石がパラパラと落ちてきたりするていど。でも実はそれが、戦争が始まる前兆だったことを、後になってから知ることになるの」という河童さんのことばに寒気を覚えます。 Hが感じた「なんかおかしい」ということに、私も気づけるだろうかとはらはらします。今後、起きないとは言い切れない戦争。 奇しくも沖縄戦終結69年の今日、読み終わりました。沖縄では4人に1人が亡くなったというとんでもない戦争。平和は作っていかねばならぬものと肝に銘じます。
0投稿日: 2014.06.23
powered by ブクログ戦争の時の記憶と 私が中学高校のときの心情も思い出されて 切なくなった。 やっぱり、私の子どもには読ましてあげよう。
0投稿日: 2014.04.06
powered by ブクログいろいろな標語がでてきてびっくりします。 月月火水木金金 とか、 ぜいたくは敵だ とか、 戦争はよくないですね~。その思いに対して少年から青年への成長と同じくHの心の動きがなかなか面白かったです。
0投稿日: 2014.03.06少年H
重松清「疾走」上・下に続いて、妹尾河童「少年H」上下を読んだ・・・何の予備知識もなく。 読んでみて両作品の共通性に驚いた。その①主人公が小学生から思春期を経て成長していく少年であること。その②その少年が素晴らしくまっとうな感性を持っていること。その③関西の地方都市が舞台であること。その④キリスト教会の存在が、何らかの影響を持っていること。その④そのまっとうな感性を持つ少年を、「時代」と言ううねりの中で、抗いがたい苦難が襲う事。等々 家族と共に暮らすその地域で、山や海での遊びを通して、まっとうな感性を身に着けた、こんな少年が私は好きだ。そして、いつの時代にも、そんなまっとうな少年がまっとうに生きていける社会を望んでいる。 現代の抗いがたい苦難の中で、15歳で死んでいく「疾走」の主人公とは対照的に、「少年H」は、第二次世界大戦と言う苦難を経て、たくましく大人になり、自分の生き方を見つけていく。 その両者の決定的な違いは、「家族」特に父親の存在ではなかったか。 「何事も自分の目でよおく見んとあかんよ。」少年Hの父親の口癖である。戦争という理不尽の中でも、敗戦後の急変の中でも、自分らしさとHへの信頼を持ち続けた父。それは、恰好よくなさそうなことにこそ、究極の格好よさがあることを教えてくれているような気がする。 序文に「昔の小説にはルビがふってあったので、子どもでも本格的な小説を読むことができた。だから、この本にもうるさいかもしれませんが、いちいちルビをふります。」と言う旨の事が書かれていた。このコンセプトにも心打たれた。 小・中学生の子どもとその親が、共に読むことをお勧めしたい。
0投稿日: 2014.02.20
powered by ブクログ下巻に入り、Hも少年から青年へと移行していく。 誰もがそうであるように、親が小さくなり、異性に夢中にあり、自分に何ができるのかと苦悩する。生まれてきた意味を追い、意義を探す。 その中にもちいさなHから通底する独特の感性がみられて、知らず知らずほっこりとさせられる。 上下巻なのでそれなりの長さではあるが、生き生きとしてHを遊んでいるような、話しているような、とても楽しい読書体験だった。 この本を通して、激動の時代を多感なまま生き抜いた少年Hに会えたことに感謝したい。
0投稿日: 2014.02.15
powered by ブクログ人々が胸に秘めていたものをだし 考えたらよけいに混乱してしまう主人公 ラストの電柱にただペンキを塗るといった作業を通して 新しく出発することが匂わされている お勧めの考えさせられる深い本
0投稿日: 2014.02.02
powered by ブクログ徐々に戦争が本格化していく様子が痛々しかったです。家族と一緒に暮らせない、何が事実なのかわからない。そんな中でも持ち前の明るさと積極的な性格を生かし、精一杯生きる主人公に感銘を受けました。
0投稿日: 2014.01.25改めて平和がいいなと思わせてくれました。
下巻では戦況の悪化とともに、焼け野原となった神戸でたくましく生きていく少年の姿が描かれています。平和のありがたさを感じるとともに、情報統制がされ、皆が同じ方向を向いていなくてはならなかった時代の怖さを考えさせられました。
0投稿日: 2013.11.24読み終わったけど‥まだまだ読んでいたい♪
少年Hが精神的に苦悩する狭間、 正しいと感じる自分の考えと、世の中の流れ…とは違うと分かっていて誰にも相談できない中、理解してくれる友人がいること、《上》から引き続き色々な人、小説ならではの疑似体験がソコにあり、心が少し軽くなる一冊でした。文は、物語的な《上》とまた違って少し断片的に感じました。
0投稿日: 2013.10.27
powered by ブクログ『少年H』下巻。 これを読んで「戦争とは何だったのか」がやっと分かった気がします。学校でも勉強したし、ヒロシマにもナガサキにも行きました。戦争を描いた小説もいっぱい読みました。戦争はダメです、悲惨ですと、表面上では理解していても、どこか他人事で自分とは違う世界のこと。そんな状態だったと思うんです。でも、読み終えた時、ストンと腹に落ちた気がしました。 子供の目から見た大人の愚かさ。戦争を続け、体面のために後に引けなくなり、周りが見えなくなっている軍人たち。自分が大人になったからなのか、大人側の考えていることも分かりますし、子供の目からはそう見えるんだよな、と改めて身を引き締める思いです。 それにしても少年Hの記憶力に脱帽。ん?ノンフィクションテイストだけど、敢えて「小説」とうたっているからには、脚色や作り話のところも多々あるんでしょうね。
1投稿日: 2013.10.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
多感な時期を戦時下で過ごしたH少年。家も家財も失った上に、厳しい訓練があって、お腹も空く…愚痴も言いたくなるし、勝てるワケないとも思う。軍事教育なんて浸透しないんだなと、庶民の暮らしや想いが読みやすくわかった。 それにしても、H少年の行動力と頭の良さは、子どもとは思えない程に立派で頼もしい。最後の終わり方も良かったな。
0投稿日: 2013.10.10
powered by ブクログ平和ヘの幕開けになるまでの、政府に弄ばれた,普通の人々の生活が大変なものであったと知ることができた。
0投稿日: 2013.10.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これは深い1冊となった。 普通の人の体験した戦争がリアルに描かれてる本だと思う。 戦時中にどのような生活を送り、何が知らされ、強いられていたのか。 戦後がどのように人々に訪れて、どうやって立ち直っていくのか。 知ってるつもりだったのに、本当は知らない事ばかりだった。 これは戦争を知らない、そして戦争体験者からのお話を聞くことの出来ない子供たちにはぜひとも読んでもらいたい本だと思う。
1投稿日: 2013.09.14
powered by ブクログ上巻と比べ戦争時の体験が中心に描かれている。 読み応えがあり、色々な人に読んで貰いたい作品だと感じた。
0投稿日: 2013.08.14
powered by ブクログ戦争激化から終戦、そして周囲が激変していく様子に戸惑うHの下巻。 この時代の中学生はしっかりしているなぁ。 Hもそうですが、射撃部先輩・杉田さんが終戦を冷静に受け止め、銃の管理を任された身として何をすべきかを考え遂行しようとする姿勢はもう尊敬します。 こんな感想、小学生のころ読んだ時は抱えていなかったなぁ。 その頃は私も中学生になったらこんな風になるとでも思ってたのかな…w 二中の面々は先輩だけでなく先生もいろんな人がいるので読んでいておもしろかった。 田森教官の変貌ぶりはびっくりしたけど…w 後半、Hが精神的に不安定になった際の父の対応が素晴らしかった。 父の反応を見て、自分を客観的に見つめられるようになるHも流石です。 空襲で焼けてしまったミシンを修繕するシーンが素敵だったので、映画でどんな映像になっているのか楽しみ。 2013/08/10-12
1投稿日: 2013.08.12
powered by ブクログ下巻は戦争が激しくなり、降伏、復興への道を歩む庶民の姿がみえる。 終戦を境に豹変する大人たちをしり目に行動するH。 本当にそこまで考えていたのかと考えさせられが、時代背景をつかむには面白い作品だったと思う。
0投稿日: 2013.07.24
powered by ブクログ一番大きな感想は「H頭良すぎ!引くわ!」だった。 作品を通してHの視点で描かれる戦時中のあれこれは、どれも等身大で興味深く感じたが、同時に自意識を持ち、自分のやりたいことにまい進するH自身の生き方に強く共感した。 時代の流れを感じると、大人たちに恐れずに質問し、情報通の友達を活用するH。 作品中、止められてでも映画を見に行く場面が多いのも印象的だった。 私は彼のように試行錯誤しようと考えたか?自分の能力を売り込み、鍛えようとしたか? 作品そのもののストーリーよりも、H少年の姿に、自分を重ねて反省した。 誰にでも勧められる本。
0投稿日: 2013.07.20
powered by ブクログ少年の目から見た戦争。他の戦争の本とは違った目線で知ることができる。戦争のために生活の中から金属が減っていったり、使用する言葉が変化したり、文章の書き方が変わったり、様々な部分で強制・教養されていく。子供にとって、今まで普通だったことが日々変化していく生活になかなか受け入れがたく、疑問なことばかりだったんだろう。
0投稿日: 2013.05.12
powered by ブクログ実際に戦争が始まってから、終わりまでのやりとりが描かれているので、下巻の方が面白かったかな。 Hが、少年のわりに、政治的関心やら他人の感情の理解ができすぎている感は否めないけど、筆者の体験を基に書かれているとは言っても、これはあくまで小説やし、それはそれでええと思う。 ちょっとうるっとくるシーンとかもあるし、読み継がれていくべき作品やと思います。 ただ、戦争の残酷さや凄惨さを伝える作品としては、説得力に欠けるかなー、と思うので、これだけで戦争を理解するものではないとも思います。
0投稿日: 2013.02.25
powered by ブクログこの本中身が嘘だらけと悪名高いらしい。けど少年だったHからすれば小説に書いてあることが事実だったんだろう。お芝居とか小説は史実に忠実でなければならないという考え方はあまり好きじゃない。その時代に生きた人にとっては生きるのが必死でその人生を物語として楽しむ余裕はない。あとになって振り返って初めて物語となる。その時代の出来事に関しては捉え方は人それぞれ。この小説は嘘だらけといってもその程度の違いだと思うけどなぁ
1投稿日: 2013.02.04
powered by ブクログ1市民からみた戦争体験と、国民としてではなく、個人としての素直な心情。第二次世界大戦とその後の様子が、反抗期に入ったHの目から語られている。よく子どもの頃の出来事や気持ちを、ここまで覚えてるな~と、上巻に引き続き感心しきりです。
0投稿日: 2013.01.24
powered by ブクログ友人のススメ 「オレは戦況が悪いのは分かっていたぜ」感が強すぎて不愉快 途中で読む気がなくなった
0投稿日: 2012.12.08
powered by ブクログ戦前、戦時中、戦後という特殊な時代で国に振りまわされながらも決して流されないHはすごい。 そのすごさは父親の登場するページを読んでいれば頷けます。こんなお父さん、本当にいたんですね。 学校の先輩や先生たちも個性豊かで、その中でも昔はたくさん尊敬できる人が身近にいたのだなと思うと少し羨ましいです。 とっても読みやすいのでたくさんの若い子たちに読んでもらいたいですね。 2012.10.26
0投稿日: 2012.11.05
powered by ブクログ小学生の時に読んだ本をひっぱりだして読んだ。昔とはかなり読後の印象が異なる。 個人的には上巻のほうがユーモアたっぷりですき。 こちらはHがどんどん大きくなっていって考えさせられる内容。 H少年が戦争や周りの人を実に客観的に見ているのが面白い。 最後が尻切れトンボなのがすこし残念。
0投稿日: 2012.09.24
powered by ブクログ戦時中のリアルな心境がわかった。 Ηの成長期独特の「いらいら」が伝わってきてとても興味深い。 自殺しかけるところなんかはなんかわかる気がする。 東条英機や天皇に対する考えも面白い。
0投稿日: 2012.03.18
powered by ブクログ太平洋戦争をその時代の少年河童さんが、本当に等身大な目線で戦時中を描いた小説。今までに見た聞いたドラマ映画教科書よりも自然に受け取れた気がする。その時代を生きていない僕だから、本当にぢ“気がする”だけだけど。 何よりもそんな時代の中、ただ自分の中の想い考えに素直で、ほんとにやりたいことへの真っ直ぐな生き方に魅せられた。本当に考えさせられる。 妹尾河童さんならではの俯瞰的な目線で描かれた、誰にでも奨めたい名本。
0投稿日: 2011.10.02
powered by ブクログ戦争が終わったと同時に、世の中ががらっと変わってしまうことになかなか柔軟に対応できないH。ピュアだったんだろうな。
0投稿日: 2011.06.09
powered by ブクログ上巻とは打って変わって戦争色が濃くなってきました。 それに伴い自分の興味も半減。 主人公の考え方が一般化されて、キャラクターとしての味を失った気がします。(こんなこと言っては、その人生を歩まれた作者に失礼ですが) 詳細描写に力を入れるにつれて、同じようなことの繰り返しに見えて、途中でやめました。 戦争を語るには、主人公が明るすぎて、取っ付きにくかったのかもしれません。
0投稿日: 2011.03.19
powered by ブクログ戦争の悲しさ、虚しさとともに、そんな中でも楽しく生きる人、疑って生きる人、戦争という歴史の中にも人々は暮らしていたのだ。下編
0投稿日: 2010.10.22
powered by ブクログ文化的センスがある人は、論理的思考をしているのだな、とHの思考に新鮮味を感じた。 情報操作され、多くの人が極限に近く、自分の意思で物事を判断することが難しかったころも、Hは自分で考え、判断した。 下巻は特に、家族の関係がよく描かれていたように思う。 空襲から母と逃げ惑う場面で、父のミシンを家事から守ろうとする気持ちに涙が出た。 自殺する直前までいったはかない心理状態、母や父への反発、ちょっとしたことへのいら立ちも、思春期を経験した者はたいてい共感できると思う。 つらい夜間訓練、学校での一人暮らしは、なんでも受け止めてくれる存在や、愉快な仲間がいたから、乗り越えられたのだろう。 同じことは繰り返したくない。
1投稿日: 2010.08.28
powered by ブクログ少年Hの中学生から卒業した後の話。 戦争はますますひどくなり、Hの住む街も焼け野原になる。 やがて終戦を迎え、急に民主主義を唱える先生や周りの大人たちと思春期にさしかかったHの葛藤。 私も戦争を知らない世代だけれど、戦争を知らない世代に読ませたい作品。
0投稿日: 2010.07.23
powered by ブクログ作者が高等中学に入学した頃、戦争は激しさを増し、学業よりも工場や農作業に明け暮れる陽が増え、ついに空襲に合う。
0投稿日: 2010.02.27
powered by ブクログ下巻は戦争が激しくなり、少年Hも中学生になり、小学生だった私にはすこし難しかったけど、ルビはあるし、頑張って読んでました。
0投稿日: 2009.09.22
powered by ブクログ下巻。下巻は上巻以上に記憶があやふやでした。ただ読むスピードは比べ物にならないぐらい早かったです。読みやすい文章なんだよなあ。 戦争、が題材なのに、そして確かに辛い内容も含まれているのに、よく道徳や国語の教科書に載っているような話とは全然違う読みやすさがあると思いました。お涙頂戴系ではないというか……「悲惨さ」「残酷さ」を全面に出してきてないというか。 戦争を知らない世代の私たちは、せめてこういう本を読んで少しでも想像出来る頭を持っていなければならないと思います。 (09.4.6 読了)
0投稿日: 2009.04.26
powered by ブクログ戦前・戦後の少年の生活を描いた、自伝のような小説。 戦時中、あるいは戦後の貧しいが活気があるような生活を生き生きと描き出している。 なぜ自分たちは戦わなければいけないのかなど、少年Hの考えが心の中に染み込んでくる。
0投稿日: 2009.01.18
powered by ブクログ帯をよく見ると 「この夏、舞台で、この秋、ドラマに!」 と、書いてありますね。。。全然しらなかった! でも舞台より、ドラマより、本で読むのが一番楽しめますよ!!
0投稿日: 2008.09.07
powered by ブクログ戦争末期、日本が敗戦に向かう中で配給が少なくなくなり、学校も工場になったりとその環境の変化に戸惑い、また焼ける神戸の実態を目の当たりにした後にその報道統制の中での嘘や虚勢ばかり並べている報道や大人たちに怒りと戸惑いを隠せない肇少年。 戦争が終わり民主主義という考えは広まっていく中で今までとがらりと態度を変えるものもおり、肇少年はそういった人々を海の潮の流れに逆らわないで揺れるワカメにたとえ、自分自身を「でもぼくはアカンなあ、若布になれん。また流れに逆らって立ってる棒杭になってしもうた」と言っていた。 読み終えた後、なぜかこの言葉がとても印象に残っていた。
0投稿日: 2008.05.03
powered by ブクログ少年の目から見たリアルな戦争の風景が描かれています。 集団で同じ思想を持つことがいかに危険かということを教えてくれます。
0投稿日: 2008.01.13
powered by ブクログなぜか分からないけど涙が出てきた。 少年Hの気持ちが痛いくらい分かる! 家族、その優しさにあるつらさと悲しみ。 友情、別れ、夢・・・ 青春っていつの時代もこうですか?
0投稿日: 2007.12.13
powered by ブクログ戦争末期、日本が敗戦に向かう中で配給が少なくなくなり、学校も工場になったりとその環境の変化に戸惑い、また焼ける神戸の実態を目の当たりにした後にその報道統制の中での嘘や虚勢ばかり並べている報道や大人たちに怒りと戸惑いを隠せない肇少年。 戦争が終わり民主主義という考えは広まっていく中で今までとがらりと態度を変えるものもおり、肇少年はそういった人々を海の潮の流れに逆らわないで揺れるワカメにたとえ、自分自身を「でもぼくはアカンなあ、若布になれん。また流れに逆らって立ってる棒杭になってしもうた」と言っていた。 読み終えた後、なぜかこの言葉がとても印象に残っていた。
0投稿日: 2007.07.23
powered by ブクログ戦争中心なので ひゃあっ と思う場面もありますが、あまりに引き込まれすぎて、自分が現実に戻ったときに電気や明かりの存在にしばらく唖然としてました。
0投稿日: 2007.06.03
powered by ブクログ下巻は、妹尾少年も思春期に突入するので、考え方や物の見方ももっと鋭くなっている。ドラマ化もされた。あれだけプロパガンダが流れていた時代に、独自の判断と真実を見る目を失わなかった妹尾少年とお父さんがすごいと思った。あと、敬虔なお母さんもなかなか偉い。
0投稿日: 2007.02.28
powered by ブクログ子供の視線で見た【戦争】。かなり賛否両論があるようですが、私は好きでした。ただ、史実に誤り等もあるので、あくまで娯楽として読む作品だと思います。終わり方が特に好きです。
0投稿日: 2007.02.22
powered by ブクログ河童さんの本だから、と、それまであまり自分から読もうとしなかった戦争の話を読んだ。当時のいきいきとしてエネルギッシュな河童少年に感嘆しながら、だんだん戦争に巻き込まれ社会がすさんでいく様子をよく想像できた。 「戦争」が描かれているだけではなく当時の神戸での毎日の生活の様子をかいま見られたこともとても興味深かった。
0投稿日: 2007.01.27
powered by ブクログ妹尾さんは今と同じように色々なことに興味がありそれを一生懸命追いかけている。あの俯瞰図の絵と同じように本当にその時代を切り取って目の前で映し出してくれるようだ。
0投稿日: 2006.12.30
powered by ブクログレビューはブログにて。 http://tempo.seesaa.net/article/16292051.html
0投稿日: 2006.04.08
powered by ブクログ凄いとか感動とかではなく…読んでおいて欲しいと思う本でした。生々しいわけではないけれど、とてもリアルだから。小学生くらいで読んでみたかった。
0投稿日: 2005.11.04
powered by ブクログかなり前に読んだため、あまり覚えていないの。でも、やはり衝撃作ではなかったかただと思う。今の時代に生きている私にはやはり現実味はなかったけど、学ぶことはできた。
0投稿日: 2005.06.22
powered by ブクログ空襲後の描写「みんな黙って、自分たちの街が燃えているのを見ていた」というフレーズにやるせなさを感じて涙がホロリ。
0投稿日: 2005.05.23
powered by ブクログ少年H下巻。 太平洋戦争や私が知らない世界がたくさん出てきて色々考えさせられた。 ただ上巻に続き作られてる感じがした。ほぼ全てにるびがふってあるので小学生でも読めると思う。
0投稿日: 2005.04.30
powered by ブクログ下巻に入り、一気にシリアスになってしまった。戦争が終わって世相がガラっと変わってしまうことに疑問も違和感も抱かない人々と、そうでない人々。世の中に流されることの容易さと楽さが恐ろしくなった。いつの時代にだって、きっと言えることだと思う。
0投稿日: 2005.02.09
