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小僧の神様 他十篇
小僧の神様 他十篇
志賀直哉/岩波書店
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総合評価

52件)
3.8
11
18
16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表紙は城の崎にての沢蟹か。 小僧の神様と清兵衛の瓢箪はいつか読んだことがあった。知っていた小説だからかこの二つの小説は際立って優れたものであるように感じた。ひいき目すぎるか。 小僧の神様は二つの視点から進んでいく話を神の視点から把握することができるのが面白い。片方のみだとこの情緒は生まれないだろうなんてありきたりなことを考えた。小僧の無知さから生まれる勘違いが可愛らしい。 母の死と新しい母は志賀直哉の私小説らしい。たしかに主人公=志賀直哉自身の心情が素直に描かれているなと感じた。母の死に心を痛めるも新たな美しい母にも素直に心を開いていく様子が淡々とした状態の文章ながらもやさしく述べられている。 城の崎にても実体験らしい。読んでみるとなるほど城崎に行ってみたくなる。城崎にて静養中に見たものが述べられていくだけだがどこかに情緒を感じる。寂しさに魅力があるのだろうか、主人公の思索がただ述べられていて会話が無いことがこの小説の静けさを生み出している?友人と怪我の程度についての会話をした回想はあるが。考えなしな行動でイモリを殺してしまう残酷な場面にはぎょっとした。ふいに命は失われるのだ。突然石が降ってきたイモリともてあそばれて苦しむネズミ。電車にはねられた私は、紙一重で生きているが死んでいても脊椎リウマチになっていても全くおかしくなかった。

    0
    投稿日: 2025.10.21
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     志賀直哉の小説は初めて読んだ。文豪の作品となると「難しい」という先入観が先に立つが、一編が10から20ページ程度の短さでとっつき易かったし、尚且つ読み易いのに深みを感じさせる文体が美しかった。  中学や高校の国語便覧の作者紹介で代表作として挙げられていた「小僧の神様」「清兵衛と瓢箪」「城の崎にて」を、1冊で網羅出来たのがなんだか嬉しい。憧れの人にようやく会えたような不思議な感覚である。  善いことをしたはずなのになんだかもやもやした後味になったり、信じたいのに心のどこかでは疑ってしまっている自分を自己嫌悪したり、命の儚さに想いを馳せたり、身近な心理に材を取っていて共感を覚えた。

    25
    投稿日: 2025.07.07
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    「城の崎にて」は良かったが、他は読んでいて飽きてしまった。志賀直哉は国語の先生が良いとおっしゃっていたので、読んでみたが自分には合わなかったみたいだ。

    0
    投稿日: 2025.07.04
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    いいことをしたはずなのになぜか後ろめたいという、不思議な感覚を上手く描いた表題作他の短編集。最後の方は小説というより私信エッセイのような感じで何ともはやと思ったが、「正義派」はSNSが広まって無責任に声を出したくなる昨今にどこか通じる感じがあるなと思いました。

    1
    投稿日: 2025.05.12
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    とてもサラサラと流れるような書き方なのに、全く同じ感情や考えになると錯覚してしまう、志賀直哉のファンになってしまった。 清兵衛と瓢箪、くすっと笑って親には分からない大切な大切なことを思い出したお気に入りの一編。

    1
    投稿日: 2025.02.23
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    城の崎にて目当てに購入。小僧の神様、范の犯罪、真鶴、好人物の夫婦も良かった。人物の感情描写を書くのが上手いなと思った。

    1
    投稿日: 2024.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    志賀直哉が気になって読みました。 「小僧の神様」ですごくファンタジーな作風なのかなと思ったら、「正義派」や「母の死と新しい母」、「城の崎にて」では死の儚さや人間の残酷さが描かれていて、幅広く書いていた人だと思いました。 正義派で、他人のことについては正義を振りかざすが、いざ自分の身になれば、正義感を持って考えることはできなくなる。城の崎にてで、死は悲しいけど、生きていることが幸せなのかは疑問である。と言うように、人間を正直に描くスタイルが気に入りました。

    0
    投稿日: 2024.07.17
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    この短編集は志賀直哉の観察眼、それをそのまま文章化する繊細な言語選択力が遺憾なく発揮されていると感じた 本を開くと全く別の世界に脳内旅行するのはよくあるが、この本は極めてリアルな体験ができる 表題作「小僧の神様」は小僧の純粋な感性を、「正義派」は身を犠牲にして正義を果たしても次第に現実が忍び寄ってくる後味の悪さを、「母の死と新しい母」は死の無情さと新しい母との生活の対比を、見たまましっかり描写している 言うは易し行うは難し、見たまま書くのがどれだけ難しいか… 「城の崎にて」は事故をきっかけに、今まで漠然と考えていた「死」を身近に感じ、それでも生きようともがき続ける苦しみ、そして私は事故で偶然に生き残り、誰かは今偶然に死んでいる、という思考を3つの死に重ね合わせているのが素晴らしかった 高校の授業でも読んだが、その時より味わい深く感じた 「流行感冒」では前半はコロナウイルスでもあるような、異常なほどに気を使う主人と同居人や周囲の人々とのギャップが描写され、共感を覚えた 後半では人の内面の二面性にフォーカスを当て、完全な善人、完全な悪人はおらず、見る角度によってそれは異なり、決めつけてしまう事への愚かさを知らされた 読んでいて心地よく、違和感なく身体に沁みてくる文章 まさに、「目に見えるよう」な文章でした 他の作品も読んでみます!

    0
    投稿日: 2024.05.21
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    あまり日本の古典文学を読んだことがないことに気づき、ちゃんと読もうと思ってまずは短編から…と手に取った。 清兵衛と瓢箪はおそらく中学生の時に予備校のテキストで読まされた本、なんとも懐かしく、また当時は気づけなかった大人の思い込みが起こす悲劇を目の当たりにした。 他の短編も人の本質を見ているというか、こういうところは自分にもあって良くない…と思ってしまうところが多く、なるほど小説を読むことで人は成長するというのを一冊で納得させれた 何よりも細かな描写が素晴らしい一冊

    0
    投稿日: 2023.11.27
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    素朴ながら心地よく、簡潔ながら余韻の残る文章。いくつか学生時代に国語の科目で読んで、問われれば問われるほど、深みにはまっていくような気がしたことを、いまだ覚えている。 小僧の神様、小僧さんが出鱈目の住所を訪ねていったのをあえて書かないと決めた、とあえて語り手の視点を入れる物語構成、新しい母の子供の数を淡々と数え上げた後の最後のたった一文で流れた歳月を示してしまう効果、城崎にての死を書くことにより浮かび上がる生(書かないもの)の生々しさ。 ほんとうに偉大な作家だと思う。いつまでも読み継がれていってほしい。

    0
    投稿日: 2023.07.17
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    ある晩の出来事。帰宅早々息子が得意気に言ってきた 「お母さん、志賀直哉を読んだよ。」 「へえ〜面白かった?(おん?!さってネタバレしにきたか、小僧!)」 「うん、面白かった。」 「何が面白かった?」 「うん〜赤西蠣太というのがあって、〇〇××△△(半分聞いていない)、それと、その中に出てきた人たちの名前は海の幸で面白かった。」 「(海の幸wwww)あとは?」 「あと小僧の神様も面白かった。小僧が00 ××△△(ここも聞いていない)、それで最後は筆者はここで筆を置きますのが面白かった。」 「お〜なんか落語っぽいだね。それで全部読み終わったの?」 「いや、まだ。」 「まだかい!」 年始のブックオフのセールで大人買いして、その時買った一冊がこの会話の始まりだった。志賀直哉は名前くらいしか知らないが、100円だしと思い購入。 いざ息子の番から回ってきて読み出すと、確かに面白い。少し昔の言葉もあるから調べながら読みました。そんな中に一枚の温泉入浴票が挟んであった。表紙の裏に「城崎温泉」の記念判子が押しており、旅先で読んでいらなくなったから売ったのか。とあまり気にしなかったが、途中に「城の崎にで」の短編でハッとする。 元の持ち主は、温泉に行ってそこで本を買ったのか、そもそも本を読んでから温泉に行ったのか。もう検証する術がないけど、こういう粋なことをするのは日本人だな、いいな、素敵だな。 さて志賀直哉についてwikiで調べしたところ、「城の崎にで」は山ノ手線に跳ね飛ばされたあと、しばらく休養していた場所だった。その短編は正しくその当時の心境が描かれていた。生と死、命について大いに考えていたのだろう。また小僧の神様、赤西蠣太などの短編は、人物の心境描写が繊細かつ鮮明に描かれており、物語の運びも絶妙で、まるで落語のような話でした。これだったら高座に上がってひと噺をしてもおかしくない。純文学と大衆文学の境界線はあるか。饅頭が怖いも立派な文学と思うのは私だけでしょうか。こんな名作は多く語られているが、私はここで指をキーボードから離すことにします。

    3
    投稿日: 2022.06.03
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    小説の神様と言われた志賀直哉の短編集。読みやすいし、堪能しやすい。一行目から話に没頭できるし、くどくど説明しなくても登場人物の心情や背景が伝わってくるのは、文章がとても綺麗で必要かつ最小限の単語で描かれているからか。小説の神様と言われる所以を感じる一冊。

    0
    投稿日: 2021.12.18
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    “人を喜ばす事は悪い事ではない。自分は当然、ある喜びを感じていいわけだ。ところが、どうだろう、この変に淋しい、いやな気持は。何故だろう。何から来るのだろう。丁度それは人知れず悪い事をした後の気持に似通っている。”(p.16) “両方とも今とその時と人間は別に変りはしないが、何しろ関係が充分でないと、いい人同士でもお互に悪く思うし、それが充分だといい加減悪い人間でも憎めなくなる。”(p.172)

    0
    投稿日: 2021.03.26
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    志賀直哉の短編11偏が収録された短編集。 志賀直哉で長編というと、長年かけて完成させた"暗夜行路"くらいしかなく、また、暗夜行路は結構読みにくいため志賀直哉といえば短編というイメージがあります。 無駄の無い簡潔でわかりやすい文体は短編にこそ映えるもので、尚且つ、本作の収録されている作品は名著と呼ばれるものをほぼ抑えてあって志賀直哉を知るには十分な良書だと思います。 ・小僧の神様 ... 志賀直哉の代表作。 本作をもじって、志賀直哉は"小説の神様"と呼ばれることがあります。白樺にて発表。 秤屋で奉公をしている小僧の仙吉が、番頭たちの噂で聞いていた立ち食い寿司に憧れる。 彼を偶然見かけた男が、小僧に寿司を奢るが、番頭たちが憧れた立ち食い寿司に連れていった男が神秘の存在に思えられ、小僧には神様であるかのように思われるという、その時代の寓話めいた展開はあまりにも有名ですね。 志賀直哉を象徴するような、流れるような無駄の無い文章で、読み手の印象に深く残る作品です。 ・正義派 ... 志賀直哉初期の短編。 5歳ほどの女児が犠牲になった列車事故で、運転手がブレーキを掛け誤った決定的瞬間を目撃した3人の工夫が、熱に浮かされて証言台に立つが、時間が経つにつれ自分たちの行動に不快感を感じるようになる。 正義派を気どった彼らの行動は、女児の母親、鉄道会社、運転手、また彼ら自身の家族にとって良い事なのか。 初期の作品と思えないほど深いテーマ性のある作品でした。 あまり有名では無いですが、名著だと思います。 ・赤西蠣太 ... いわゆる伊達騒動を下敷きにした作品で、本作は映画化、ドラマ化をしています。 志賀直哉にしては少し難し目の内容でした。 ある不器量な密偵と、美しい腰元の恋物語なのですが、下敷きにした伊達騒動に詳しくないためか、密偵のポジションがよく分からなかったです。 ただ、その密偵(赤西蠣太)の複雑な心情描写は見事で、そこは色鮮やかだったように思いました。 ・母の死と新しい母 ... 志賀直哉の私小説といえる作品。 幼少期、母を妊娠悪阻により亡くし、新しい母を迎えた、タイトルの通りの体験を綴った内容です。 本作は"正義派"よりさらに前に書かれています。 主人公の心理描写が客観的でありながら克明で、ため息の出る内容でした。 また、志賀直哉は同年父と不仲になり東京を離れますが、そういった経緯を知るにも貴重な作品だと思います。 ・清兵衛と瓢箪 ... "小僧の神様"と並び、志賀直哉の代表的な短編。 清兵衛という瓢箪の大好きな少年から、ものの価値の分からない大人に一方的に瓢箪を取り上げられる。 教訓のあるおとぎ話のようなストーリーです。 志賀直哉はアンデルセンを愛読していた時期があり、影響を受けたのかもしれないなと思いました。 また、父への不満が執筆の同期と語っており、直哉と父の関係が垣間見える一作でもあります。 ・范の犯罪 ... "白樺"掲載の短編小説。 奇術師の范が、ナイフ投げの舞台で妻の頸動脈を傷つけて殺してしまう。 これは故意か過失か、裁判官は周囲や本人の供述から解き明かそうとするが、という展開。 一種のミステリーのような要素があり、同年"清兵衛と瓢箪"を執筆したと思うと、やはり素晴らしく才能のある作家だったんだなと感じました。 この判決は、是非読んで確かめて欲しいです。 ・城の崎にて ... 本作も志賀直哉の代表作として有名な一遍。 電車にはねられ重症を負うも入院し助かったが、後療養のため訪れた城崎温泉での出来事を描いた私小説で、日本における私小説の代表的な作品としても有名です。 そこで目にした生き物たちの死と、今運良く生きている自分について思いをめぐらせる内容で、生と死は偶然のいたずらでうっかりそうなるレベルのものであるということを非常の短い短編で納得できる文面になっています。 文体の素晴らしさもそうですが、テーマについても考えさせられる内容です。 ・好人物の夫婦 ... 他の作品に比較するとそれほど有名では無いと思います。 タイトルの通り好人物の夫婦がいて、夫はプレイボーイなのですが、ある日妻が実家に帰る必要ができ、その間に女中が妊娠してしまう。 夫を信じていながらも不貞を疑いきれない妻と、気まずい夫のストーリー。 特に深い教訓的なものも感じられず、普通に読んで面白い作品でした。 ・流行感冒 ... 第一子を病気で亡くした夫婦が、必要以上に健康に気を使うことになり、流行性の感冒が流行ったことで夫は暴君めいた対応となる。 日本でも流行ったスペイン風邪を下敷きにして書かれた作品で、外出自粛やクラスタ感染防止など、新型コロナ対策に近しい対応を行っているところが興味深いです。 なお、内容は石という女中がメインで、病気は舞台設定程度です。 "スペイン風邪"について書かれた話ではないので、ご注意を。 ・焚火 ... 赤城山の宿の主が体験した不思議な話について書かれた作品。 本作もあまり有名ではないですね。 短編ですが、内容も印象に残りづらく、サラッと読める作品だと思います。 ・真鶴 ... 伊豆半島の真鶴町の漁師の息子が主人公。 短いストーリーでありながら主人公の心情変化が激しく、読み応えのある作品です。 短く文章に無駄がないということは、一言一句大切にされているということで、本作は一読では理解ができなかったです。 少年が大人になる展開で、心理描写が直接ではないまでも感ぜられる書き方となっています。

    0
    投稿日: 2020.06.07
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    分厚さも薄いし短編集なので肩ひじ張らずに読める。 表題作でもある「小僧の神様」は文学史でも、志賀直哉=小僧の神様 的に学んだのでワクワクして読んだが、オチ…。最初にこの話が来たので始終こんな話かと思ったらそうではなかった。多分この著者は大恋愛を創作するタイプではなく、身近なこととか日常はそのままにその捉え方を工夫して話にするタイプなのかと感じた。多くの話は一見地味なようだが心のどこかがじんわり(話によってはひんやり)するような、そんな感じである。瓢箪はまた違うテイストだが。変なお涙頂戴だとか娼婦との一時の恋だとか、そんなのが出てこないので個人的には安心して読むことができた。

    2
    投稿日: 2019.12.12
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    小僧の神様 はかり屋の話 仙吉は自分も店を出したい 修行の身 あの美味しそうな寿司を食べたい 4銭あれば寿司を食えると思っていた しかし1つ6銭だった すぐ出て行った マグロ、魚を下に食べる もし悪いときにすぐわかる Aは可哀想だと思ったが奢る勇気がなかった Aは後日偶然仙吉のいるはかり屋に行った そして寿司をたらふく奢らせた かみさんの強調 しかし満足できない。なぜだ 寂しい気持ち 仙吉は疑問に思う なぜ奢ってくれたのだろうか? あの恥ずかしい寿司屋との関連性 Aはその日のことを次第に忘れて行った 仙吉は忘れられなかった あの客を励みにこれから頑張ろう 仙吉が住所に行くと稲荷の祠しかなかったと書きたかったが残酷なのでやめた 神様は幻でなく誰にもついている 正義派 電車と女児が衝突し、母親は呆然としていた 証人として三人が呼び出された 運転士がブレーキを引いてなかったと証言したがなかなか警察では受け入れられなかった その後飲みに行く 自分が幸せであれば他人の不幸など興味ないのだ 以下略 読めない、文の意味がわからない

    4
    投稿日: 2019.11.13
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    窓越しに雨を眺める。 少しだけ陰鬱な空気のなかで読むのも良いかな の小説。 小説が生まれてから約100年。 読み継がれる文学。 行間に空気や息遣いが見えてくる。

    0
    投稿日: 2019.09.24
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    心に生まれる、言葉で割り切れぬ感情が、言葉で表現されている。 すごい。 特に印象に残ったのは 『正義派』『清兵衛と瓢箪』『范の犯罪』 『正義派』では、正しいことをしたいけれど、組織の中で生きるしかない男たちの哀しさを。 『清兵衛と瓢箪』では、子供ながら瓢箪にハマり、その趣味が周りの大人に全く理解されない辛さを。 『范の犯罪』では、自分の犯した罪が、故意なのか過失なのか、自分自身でもわからない。そういうもんじゃないかという人間のわからなさを。

    1
    投稿日: 2019.09.14
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    小僧の神様◆正義派◆赤西蠣太◆母の死と新しい母◆清兵衛と瓢箪◆范の犯罪◆城の崎にて◆好人物の夫婦◆流行感冒◆たき火◆真鶴

    0
    投稿日: 2019.02.03
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    文体の上でもそうだが、ストーリーテリングの上でも非常に簡潔で丁寧。誇張するところは無いが隠しておいてくれるところもまた無い。道徳の教材みたいというか...。芸術において、過不足ない、ということは既に過剰なのでは?と思うのは私の勉強不足だろうか。

    0
    投稿日: 2018.11.04
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    わしの「本統の生活」ってなんでしょうねぇ… 教材として読んでみたけど、案外読みやすくて良いな志賀直哉

    0
    投稿日: 2018.10.23
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    ああ『小僧の神様』の、この感覚。 本名を明かさない。店から足が遠のく。気が小さいという。 自分にもあるちょっと後ろめたいような、モヤリとした部分。 「寂しい」と表現に、そういう面もあるのかもと思いが巡る。 最後のわざわざ書き残された作者としての迷いには、文豪とも言われる方ながら近しいものを感じてしまった。 祠で終わらなくてよかった。 そして『真鶴』 幼いと若々しいとの間くらいの心持ち、かな。 町で見かけた大人の女性に、弟の手を引きつつも気持ちをすっと持っていかれる様子が、なんとも甘酸っぱい。 弟君の我慢強さもほほえましかった。 その他、どの作品も情緒があった。時が過ぎたらまた読み返したくなりそうである。

    2
    投稿日: 2018.10.13
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    評判通り、簡潔で読みやすく、無駄を排したさらりとした読み心地。 作品によって印象が変わるので、一概に評価しづらいところがあるが、「城の埼にて」はたいへん良かった。 これほど短く、なんの誇張も装飾もなく淡々としていながら、深さのある名文があったとは。 ただ他の作品については、好みから少しずれていたせいか、それほど感銘は受けなかった。 「范の犯罪」の切迫感などは面白かったが…… 〆の文章に物足りなさを感じることもあった。 個人的にはもうすこし情緒的な文章が好きかな。

    1
    投稿日: 2017.05.24
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    清兵衛と瓢箪は何がいいたかつたのかは分からないが初っぱなから笑いをとってくれた。城崎にては残酷…。ねずみの描写が強烈すぎて、ほかのはかない命はつい、ほったらかし。。。

    0
    投稿日: 2016.12.08
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    2016年6月7日、読了。 志賀直哉の綴るものには無駄がない。これでもかというほどに、筋も、言葉も、語るべき事にたいして過不足がない。

    1
    投稿日: 2016.06.08
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    『スミスの本棚』で紹介されていた、『小僧の神様』遠い昔に読んだことがあったような…。 職人の卵の少年と彼らを支える大人の交流、私の好きな世界だった。 大人のほうの、控え目な態度がいい。 少年は「彼に恥ずかしくない」仕事をしようと、思うのだろうな。

    0
    投稿日: 2014.08.05
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    柔らかくて澄んだ日本語を味わえる。とても読み心地が良い11の短篇。大正時代の日常は現代の非日常であり、新鮮味がある。「小僧の神様」は無性に鮨を食べたくなる。「赤西蠣太」は元ネタを知らなくても楽しめた。「好人物の夫婦」の奥さんは可愛い。「焚火」の静かさと優雅さはヨーロッパ的だなと思った。暗夜行路や大津順吉など、他作品も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2014.02.10
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    教科書で「城の崎にて」を読んだ当時は、なんて退屈な作品なんだと思った。 「清兵衛と瓢箪」 もしこの作品から出会っていたら志賀直哉に対するイメージはガラリと変わっていたはずだ。 まあ何事も第一印象は大事。 この文庫は本棚にずっとしまっておきたい。

    1
    投稿日: 2013.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ところが、どうだろう、この変に寂しい、いやな気持ちは。」 評判通り、文章が非常に綺麗だった。 小僧の神様では、善行の後に残る不快感をみごとに表現している。 赤西蠣太では、ふと芽生えた愛情に揺れる男が描かれている。 清兵衛と瓢箪は、昔読んだ懐かしい作品だった。 范の犯罪では、妻から強く逃げられない男の弱さがうかがえる。 流行感冒では、人間的にできていない”石”が悪くも、良くも活躍する。 清兵衛と瓢箪は、小学校の授業か何かで読んだ作品で、最後の瓢箪を売られる場面を今でも覚えていました。その作品に再び会えたことに驚き、また、よいものを小さいころから読ませられていたんだなと、改めて思いました。

    0
    投稿日: 2013.11.18
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    久し振りに志賀直哉を読んだ。やっぱすげえ。 Kさんは勢よく燃え残りの薪を湖水へ遠く抛った。薪は赤い火の粉を散らしながら飛んで行った。それが、水に映って、水の中でも赤い火の粉を散らした薪が飛んで行く。上と下と、同じ弧を描いて水面で結びつくと同時に、ジュッと消えてしまう。(『焚火』) なんとまあ美しい描写であることよ。

    0
    投稿日: 2013.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    志賀直哉さんの作品、腰をすえて読むのは今回が始めてだ。 確か中学か高校のときに国語の試験(塾の模試だったか)で 「城の崎にて」を読んで生き物の儚さというか、 変な気持ちを抱いたような記憶がある。 短編は僕の苦手とするところなんだが、この小僧の神様とその他10篇の中でも 特に印象的だったのが、「清兵衛と瓢箪」だ。 前にも書いたが、教育の成功とは生徒が自分のやりたいこと、 熱中できるものを見つけることだと僕は思っている。 この清兵衛にとって瓢箪とは彼が熱中できるものだった。 友人と遊ぶことを忘れてまで熱中できるというのはなんという素晴らしいことか。 それを教師によって清兵衛の瓢箪好きを否定され、 彼の持っている大切な何かが失われた。 教育の最大の失敗は先生や両親によって子供の興味、 創造性が破壊されてしまうことだ。 志賀直哉さんの時代からこういう事が行われており、 未だに僕はこういう慣習が似たりよったり残っていると思っている。 21世紀は20世紀の始めに比べ時代や社会のあり方が異なっているのにも関わらず、 教育のあり方というものは当時とほとんど変わっていない。 日本でi phoneやfacebookのような革新的なものが生まれない一つの原因に、 子供の興味や創造性、その他もてる無限大のエネルギーが 幼いときに破壊されてしまっていることではないかと僕は思っている。 ではどうすれば防げるか? 一つは親や教育をする者が子供の可能性を理解してあげることではないか。 子供の持つ無限大の可能性を信じ、暖かくそして忍耐強く見守ってあげること、 子供の興味を示す機会や場所を与えてあげること。 そのためには親や教師が成熟した大人でないといけない。 文中の先生や清兵衛の親は僕から見れば未成熟の大人だ。 瓢箪を取り上げられた清兵衛が次に絵画に夢中になろうとしているのに また余計な小言が入ろうとしているから、本当に恐ろしい。 What can I do to education? I do not know what to do but just try whatever I can do!

    0
    投稿日: 2012.11.12
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    大学の授業で使うため図書館で借りて『城の崎にて』のみ読みました。 たった9ページにあれだけのことを詰め込んですごいなぁと思いました。大学に向かう朝の電車の中で読んだのですが、気分が重くなりました。

    0
    投稿日: 2012.10.03
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    苦手意識を持っていた志賀直哉。短編なので読みやすかったけど、話の締め方があまり好きでない。芝居がかっているような…

    0
    投稿日: 2012.07.22
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    近頃昔教科書で読んだ文学作品を再読するというのがマイブームで「城の崎にて」を目当てに読みました。 どういう話だったのかほとんど忘れていました。「トカゲは好きだ、ヤモリは嫌いだ」というくだりしか覚えてなかったのですが(なぜかそこだけ覚えてた)今読むとかなり味わい深かったです。静と動、生と死の対比が淡々と描かれていて、静かな城之崎の情景が目に浮かぶようでした。好きだなこれ。読み返してよかった。城之崎に行ってみたくなりました。 他には「小僧の神様」「正義派」も好きです。 でも私小説(城の崎にて除く)はあんまり面白いと思わなかった。回りくどい文章が「城の崎にて」の雰囲気には合ってるんですが、他のは読んでいて少し疲れた。とはいえ文学作品といわれるものの中ではかなり読みやすい部類に入ると思います。

    0
    投稿日: 2012.06.15
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    週末に赤城の黒桧山に行き,「焚火」の舞台がここの大沼(おの)であることを知った.というわけで再読.確かに山頂の周りには焚火の元になった白樺がたくさん生えている. 湖畔で焚火をしながら自然の息づかいの不思議を感じるだけの話で,感動するとか鮮やかという印象はそれほどないのだが,読んでいると,夜の山のひっそりとした静けさが読み手にしみ込んでくるような気がする.凝縮された短かい文章に濃く漂う夜の自然の空気.それでいて読みやすい文章なのがプロの技なのだろう.

    0
    投稿日: 2012.05.15
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    志賀 直哉の文章は、やはり今でも読みやすいと思う。 とても物語もはっきりしているし、リアリティーがあって、ぐっと引き込まれる部分が多数あり、読んでいてとても楽しい。 自分の体験談に即していたり、聞いた話をもとにしているからかもしれないが、とても面白い話ばかりだった。

    0
    投稿日: 2012.04.12
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    描写は生き生きとしていて、そこそこ楽しめる短編集。だが、一言で言ってしまうと、なんというか・・・・・まさに「中産階級が書いた本」だと思った。

    0
    投稿日: 2011.08.18
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    赤西蠣太、懐かしい。教科書に出てきた。赤西蠣太と銀鮫鱒二郎‥このように主人公が短い名前で相棒が長い名前のものって多い気がする。メロスとセリヌンティウスとかジョバンニとカムパネルラとかルドルフとイッパイアッテナとかチモンとプンパアとか。単にリズムがいいってこと? トムとジェリー、ピーターとベンジャミンバニー、ハリーとトント、アトムとコバルト‥ああ、なんかずれていく。

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    投稿日: 2011.03.24
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    収録作品:『小僧の神様』『正義派』『秋西蠣太』『母の死と新しい母』『清兵衛と瓢箪』『范の犯罪』『城の崎にて』『好人物の夫婦』『流行感冒』『焚火』『真鶴』 特に気にいった、滋味深いなと思ったのは『好人物の夫婦』『流行感冒』『范の犯罪』。表題作もよかったけど、まだ自分には理解しきれないものがある。それはどうして代議士が小僧に鮨を腹いっぱい食わせたあと、罪悪感のような後ろめたいものを感じたのか。答えはほのめかされもしていない。 滋味深いと思ったのは、最小限の表現で精緻な人間の心の動きをえがいているところだろう。えがかれている心の動きの小ささといったらない。それはほとんど深層心理、本人も意図せず捉えていないような微細なレベル。それを志賀直哉は普段私たちが使っているのとなんら変わらない種類のことばだけでひょいと表現してしまうのだ。

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    投稿日: 2011.01.11
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    小僧の神様など短編がたくさん詰まった素敵な本の宝箱。 小僧の神様は読んでいると寿司が食いたくなります。読みやすかったな。高校生でも

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    投稿日: 2010.10.11
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    志賀直哉ってこういう感じのお話を書く人なんだと思った。文章は堅苦しくなくて読み易いし、情景描写もうまいと思うけど、心理描写がいまいちだと思う。

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    投稿日: 2010.09.05
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    例にもれず伊坂幸太郎が好きなのだが、伊坂幸太郎は芥川龍之介が好きで、作中にもたまに出てくるのである。 で、芥川龍之介を読み直したら面白かったのだが、芥川龍之介は志賀直哉を良しとしていると解説に書いてあったのである。 で、志賀直哉。家に未読の作品集があったのである。 志賀直哉=「暗夜行路」「小僧の神様」「城之崎にて」という国語便覧の知識しか持ち合わせず。一度も読んだことがなかった。 こちらは短編集なのだけど、志賀直哉ってこんな作品を書く作家だったんだという驚きでいっぱい。こんな自由に書いていいの?これが評価されていたの?と。好き嫌いは置いといて、私の既成概念を打ち払ってくれた1冊となった。 「小僧の神様」(4/30読了)…教科書に載ってるらしいなぁと思いながら、頁をめくると、え?こんな話なの?こんな終わりなの?という話だった。おもしろいのかと言われると…? 「」

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    投稿日: 2010.05.09
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    小僧の感情がこちらにまで伝わってくるその表現に感服。また、最後に夢を持たせることなく終わらせている、その終わり方に共感が持てます。登場人物の誰の立場になって読み入るかで、話の受け取り方が少しずつ変わってくると思います。

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    投稿日: 2010.04.01
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    100227 by NHK100冊 ----- 志賀直哉(1883-1971)は,他人の文章を褒める時「目に見えるようだ」と表したという.作者が見た,屋台のすし屋に小僧が入って来て一度持ったすしを価をいわれまた置いて出て行った,という情景から生まれた「小僧の神様」をはじめ,すべて「目にみえるよう」に書かれた短篇11篇を収めた作者自選短篇集.(解説=紅野敏郎) ----- 小僧の神様 正義派 赤西蛎太 母の死と新しい母 清兵衛と瓢箪 范の犯罪 城の崎にて 好人物の夫婦 流行感冒 焚火 真鶴

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    投稿日: 2010.02.27
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    図書館で借りた。 小僧の神様・・・屋台の寿司を食べようとして持ったはいいが、お金が足りなくて食べれなかった小僧の話 正義派・・・女の子が列車にひき殺されたのを見ていた工夫の話 赤西蠣太・・・伊達騒動の話 母の死と新しい母・・・そのまま。 清兵衛と瓢箪・・・瓢箪の好きな少年、清兵衛の話。 范の犯罪・・・ナイフ投げの芸をしたら的の女を殺してしまって、故意かミスかをナイフ投げと的の女の背景を交えて話す 城の崎にて・・・療養のために城の崎に行った時に出会う小動物についての話 好人物の夫婦・・・焼き餅焼きの妻、旅行すると浮気するかもという夫。使用人が妊娠したことにまつわる話。 流行感冒・・・子供を流行感冒にかからせないように奮闘する男親の話 焚火・・・焚火にあたりながら、雪山での出来事を語る 真鶴・・・弟と二人分のものを買うお金を持っていたが、自分だけの為に全て使ってしまい、帰り道に弟がぐずるからそれをやってしまう話 清兵衛と瓢箪がおもしろかった。大人の見る目は曇っていて、清兵衛の 目が正しかったと分かる下りはすっきりする。 城の崎にて、の寂しい感じもいい。 真鶴の兄が最後にものを弟にやってしまい、あまり惜しくない、と言って いるのは成長を意味しているのか強がりなのか分からないが、気持ちはいい。

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    投稿日: 2009.04.03
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    文章から写真が思い起こせるような写実的な表現。 表現力には個性が出るんだってことを強く認識しました。

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    投稿日: 2008.05.19
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    やはり名前の残る文学というのは、一読の価値がある。サーカスでの殺人もいいし、寿司をおごったりおごられたりするお話も、ストーリーも面白ければ、人の心もよく動く。個人的には瓢箪フェチの子供の話にニヤリ。

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    投稿日: 2008.02.23
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    志賀直哉って初めて読んだんですけど個人的には少し苦手かなー。真面目な文章でお固い感じ。「城の崎にて」と「范の犯罪」が好き。志賀直哉って生と死についてよく考える人だったんですね。小動物を見てあそこまで思うとかすごい。「小僧の神様」は単純に面白かった。

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    投稿日: 2007.03.17
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    小説の神様、志賀直哉の短編集。 短編は、ひとつの出来事をピンポイントですばやく切り取ったお刺身みたいなものって聞いたことがあります。 文章も、ストーリーも、 まさに神様!!

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    投稿日: 2007.02.08
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    小僧の神様が一番好きです。ちょっと良いお話。でもあの作者がちらりと顔を出す終わり方って変わってますね。志賀直哉は他に読んでないのでよく分かりませんが。

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    投稿日: 2005.06.05
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    もう100年も前の作品なのに、その言葉が今でも瑞々しいのには驚きます。短編小説好きでこれを読まないと言うのは有り得ない。

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    投稿日: 2004.09.28
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    「小僧の神様」「清兵衛と瓢箪」「城の崎にて」が有名だけれど、「赤西蛎太」「范の犯罪」が秀逸。簡素な文体にヤラレル。

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    投稿日: 2004.09.21