生きていてはいけない王女と、それを守る姉妹という設定からして素敵です。物語が進むにつれての風呂敷の広げ方が半端ない！

「世界を滅ぼす猛毒」と呼ばれ、赤子のうちに闇に葬り去られた「廃棄王女」のパシフィカは、血が繋がっていない兄・シャノン、姉・ラクウェルと共に養父の下で幸せに暮らしていた。しかしある日突然養父が死に、それを機に彼女の世界は一変してしまい…。『ステプリ』シリーズ第1巻。

この作者さん「うにゅ」って言わせるの好きですなぁ・・・ てことでまたもうにゅうにゃ喋る女の子が出ております。 しかもその少女、実は・・・？ とまぁベタな、ライトファンタジー小説。 全編通して見ると絶対重い話になるとは思うんだけど、分冊して考えると（登場人物のノリも相まって）とてもライト。 暇な時にボケーっと読むといいかも。 または一気に読んで物語に埋没するのもいいかもしれない、さぁ、どうしようか？＜楽しい

廃棄王女様御一行の旅立ち前夜祭り。3人のメインキャラはそれぞれがしっかりと持ち味を所有しているので中々読んでて面白いものです。アニメ化されるだけはあります。しっかりと心情を書いてるのは凄いなぁと普通に感心します。