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カラオケ秘史―創意工夫の世界革命―(新潮新書)
カラオケ秘史―創意工夫の世界革命―(新潮新書)
烏賀陽弘道/新潮社
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総合評価

13件)
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    ブラザーのTAKERUがジョイサウンドの布石になって、技術者のアンダー・ザ・テーブルな仕込みによってバックボーンを支える拠点となっていくくだりは胸熱。設置店の負担が最小になるようにアナログ回線で夜間オートパイロットする巧みな仕込みとか。

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    投稿日: 2019.01.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2008年刊行。◆カラオケの形成・発展史について、ハード・ソフト両面からリサーチしたもの。原子力研究の博士が、ミシン会社で、通信カラオケを一大産業にまで興隆させたところは興味深い。特にその某ミシン会社の経営陣のよい意味でのずぼらさに技術発展・新産業構築のヒントを見る思いだ。また、打ち込み職人の職人ぶりにも驚嘆。そして、本書で紹介されている人々が、特許等で自分のビジネスモデル・技術を囲い込みしていないが、ここに良きにつけ悪しきにつけ日本の特徴がうかがい知れよう。

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    投稿日: 2017.01.14
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    カラオケの発明は、世界に誇る日本の発明かもしれないが、その発明者は何人もいると言われている。 そんな疑問を多くの人にインタビューの形で正史を造ろうとした試みの本。秘史とはあるが、どこかで聞いた話が多いが、インタビューを通じてカラオケに携わった人の苦労がわかるような本である。 結局のところ、「流し」と呼ばれる人たちが全盛時代の頃、機械で演奏するハード部分と曲のソフト部分を誰が発明したのか、コンテナでカラオケを始めたのは誰か、通信カラオケという形はどのようにして始まったのか、今も曲を作る人たちの現状という4章をベースにコラムで関係の深い人や話を紹介している形である。 カラオケといえども侮りがたし。

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    投稿日: 2015.01.31
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    逗子図書館で読む。この図書館の新書コーナーは充実しています。蔵書数では、この図書館よりも充実している図書館もあるでしょう。しかし、一箇所にまとまっているので、便利です。正直、期待していませんでした。予想外の面白さです。いつものことですが、著者の文章は読みやすいです。興味を持った点を整理すると、以下のようになります。第1に、カラオケの発明者はいない。発明者らしき人は複数存在する。その定義により、誰が発明したのかが異なる。そして、ビジネスの成功は技術だけではない。ここら辺が面白い。第2に、通信カラオケの開発プロセスが面白かった。通信ゲームソフト販売システムの応用なんですね。かなり無茶苦茶なことをやっても許されるんですね。名古屋企業の底力を感じました。最後に、カラオケボックスも偶然なんですね。再読の価値はありませんが、本当に面白い本でした。

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    投稿日: 2014.07.13
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    身近にあるカラオケの起源をあなたはご存知だろうか? カラオケの創始者は実は特許をとってなかった!?あのカラオケ音源はすべて耳コピだった!? 驚きの事実とともに仕組みをしらずに使っていたカラオケの歴史を垣間見れる、それは非常に興味深い内容の一冊です

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    投稿日: 2014.02.02
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    カラオケは、1)カラオケ装置 2)カラオケボックス 3)通信カラオケという三段階の発明を経て、世界中の文化を変えたのだが(色んな意味で。普通アジアでKARAOKEといえば風俗)、そのことはあまり知られていない。 初めて読むことばかりだが、ほとんど体験していることなので非常に面白かった。 特に通信カラオケが、ブラザーのソフトウェア自販機「TAKERU」を「インフラ」として活用し作られた秘史が凄まじい。 「TAKERU」自体は商業的にはほぼ失敗で、撤退を余儀なくされていたのに、その技術者の先見により「カラオケの音楽情報(MIDIデータ)の中継サーバ」として変更され、会社の幹部も知らない内に力を発揮していた、という。 その「TAKERU」を中継サーバにして作られたカラオケ装置が「JOYSOUND」だったが、他社の追随を許さなかった。 「JOYSOUND」よりも先にリリースされ売上を挙げた他社の通信カラオケ装置もあったが、人気になると日本中からひとつのサーバに音楽データ配信の要求が集中し、容易にダウンしたり、極端に遅くなり1曲ダウンロードするのに1時間かかったりしてしまった。 中継サーバを置いていた「JOYSOUND」にはそういうことは起きなかったため、高い人気が長続きした。 また、カラオケの音楽は、歌手がうたっている曲からボーカルを抜いただけでは素人は歌えないので、耳コピして一から作っているというのは驚いた。 思わぬ収穫の一冊だった。

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    投稿日: 2013.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新技術は、個人の努力から形成されることが多いと聞く。 カラオケの成立においても、何人かの個人の努力の一端が、本書に記載されている。 大手企業は、試作のための費用は許可しても、製品として販売する許可はなかなかしないとお聞きします。 会社の方針と矛盾しないように、自分の作りたいものを作っていく、技術者の魂、芸術家のはしっくれの生き方を見る。

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    投稿日: 2011.12.30
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    カラオケの歴史という題材もさることながら、著者の読者を引きつける筆力によるところも大きい。新聞記者出身、実力がある。

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    投稿日: 2011.11.23
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    [ 内容 ] 世界中の音楽はもちろん、生活スタイルまでも変えてしまったカラオケ。 その成り立ちを調べ始めた著者は、次々と意外な事実を発見する。 これまで伝えられていなかった「真の発明者」の存在、カラオケボックスが岡山のうどん屋から生まれた背景、原子力博士が通信カラオケを開発した事情…。 音楽を愛し、創意工夫を欠かさなかった男たちの情熱とアイディアが結実するまでを描く。 カラオケの正史にして決定版。 [ 目次 ] 序章 日本人はなぜ「聴く」より「歌う」のが好きなのか 第1章 「カラオケの発明者」になりそこねた男 第2章 カラオケボックスを考案した弁当屋のおじさん 第3章 原子力博士はなぜミシン会社で通信カラオケをつくったのか 第4章 音源づくりの耳コピー職人は自宅作業をしていた 終章 日本人はいつから人前で歌うようになったのか [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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    投稿日: 2011.05.22
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    2011/4/5読了。 カラオケの発明者は10人以上もいる。それは、様々な人の努力によっていくつかのステップを乗り越えて実現ものが今のカラオケの形であることを意味する。 初めてカラオケ機器を作った人、それを商業化した人、カラオケボックスを作った人、音楽をデータ化する規格を定めた人、通信カラオケの原理を作った人がそれぞれにいる。1つ1つは大きいものではないが、それらが集まって音楽業界での世界的大発明となった。 そして、その中で誰一人として、金銭や名声の為に特許を取得した人はいない。

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    投稿日: 2011.04.05
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    通信カラオケ エクシング ブラザーの子会社  ブラザー ソフトの販売 TAKERU を利用 JOY-SOUND  安友雄一 MIDI musical instrument digital interface Roland  梯郁太郎

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    投稿日: 2011.01.16
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    参考URL: ギークなお姉さんは好きですか 通信カラオケの発明者はとんでもないギークだった!! http://lovecall.dtiblog.com/blog-entry-112.html

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    投稿日: 2010.01.09
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    通信カラオケのmidiファイルが、楽譜なしで曲を聴くだけで採譜よろしく書き取られて作成されているというのにびっくり。そんなアナログな作業で作られていたとは。インターネットが普及する前の電話回線の時代から、どうやって音楽データを送って再現したのかといった工夫の歴史も、思いがけない企業が絡んだりして興味津々。

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    投稿日: 2009.02.15