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南総里見八犬伝 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
南総里見八犬伝 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
曲亭馬琴、石川博/KADOKAWA
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総合評価

16件)
3.6
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7
5
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    まさに入門編。 28年に及ぶ壮大な物語をぎゅっとしているため、大まかなあらすじは理解できたし、相当面白いのは伝わった。 流石に長編すぎで、登場人物が覚えられない。 できればちゃんと読みたいんだけど、現代語訳は出てないみたいで残念。

    0
    投稿日: 2024.09.24
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    この薄さで要点をしっかり辿れるの素晴らしい!原文はなかなか手が出せないけど、訳でだいたい掴んでから読むと、ちゃんとわかるし、なにより言葉の流れが気持ちいい。 毛野ちゃんのスプラッタ戦闘シーンと、猪に松明付けて放つ戦法、これはもうバーフバリはまった人はハマるでしょう。 めちゃくちゃ強くてめちゃくちゃ心のしっかりした八犬士だけど、お互いに「もっとこうしたほうがいいんじゃない?」って言えたり、素直に受け入れられる関係性がいいね。曲亭馬琴に、あなたの作り上げたキャラの魅力は令和の時代にもズバンと刺さってますって伝えたい!

    0
    投稿日: 2024.01.12
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    読本だけあって、原文を声に出して読むと、調子がよくて気持ちがいい。全巻現代語訳はないそうだが、庶民の本の読本であるから現代の庶民にも原文で読めそうだ。 さすがビギナーズ・クラシックスで、よくまとめてくれていて大体のストーリーや雰囲気はわかった。これで多少は八犬伝の会話に参加できるかもしれない。 ただ剣士の活躍の話だから殺戮や戦いの場面が多く、しかもかなり戦慄的。ここにピックアップされた話が特にそういう場面が多かっただけなのだろうか。

    0
    投稿日: 2023.11.21
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    八犬伝のオマージュ漫画を知ってたので原作を読んでみようかなと思ったのがきっかけ。 実際はめっちゃ長いらしい。 勧善懲悪の歴史物って感じでした。

    0
    投稿日: 2023.09.24
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    急に八犬伝が読みたくなったんですが、さすがに岩波さんのお世話になるわけにもいかないんで(なんでよ)なんかないかな〜って検索してたらビギナーズクラシックっていうシリーズを見つけました あれなんか違うやつおびーのところで見たなってのもあったんで早速借りてきました! そしたら辻村深月さんの『子どもたちは夜と遊ぶ』に『八犬伝』が出てきて予知か!と思いました 予知能力者デビューです はい、本編 「仁義礼智忠信孝悌」もうこの時点で日本人ならとろけますよね あー面白い、やっぱ面白い『八犬伝』 ほんとにすごいですよね 大大大長編の中に日本人の好きなものがこれでもか!と詰め込まれてるんですよね なんで、『八犬伝』を読むと、誰もが「あれ?これって○○○じゃね?」って思っちゃうんですよね ○○○は日本人が好きな作品や物語や娯楽作品のひな型が入ります たとえば「日本最初の戦隊ヒーローじゃね?」とか「ワンピースじゃね?」とか「ドラゴンボールじゃね?」とかとか もう全てを内包してるとんでもない作品が江戸時代に書かれてるわけだからね すげーな曲亭馬琴!! そしてこのビギナーズクラシックシリーズですよ! 今回初めて知ったんですが、10年以上前に発刊されてるんですよね これなかなか良いよ ほんと日本の古典の入門編にぴったりの構成だと思います やばい!追いかけちゃいそう(ほんとやばい)

    52
    投稿日: 2023.06.28
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    とても面白かった。冒険ファンタジー小説としてよく出来ている話。キャラクター一人一人が魅力的だし、戦いのシーンも躍動感があってワクワクする。 仲間で支え合い戦っていくのがいいね。 水滸伝を元にしたとのことで、伏姫の珠が108だったり、芸が細かい。 馬琴が挙げている小説を書く時の7つの法則の7番目・隠微が興味深い。現代的なテーマも内包しているのではなかろうか。 元は106冊だということで、いい感じの現代語訳があったら全編読んでみたい。

    0
    投稿日: 2023.02.19
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    ちょっと読み辛かったかな。 僕の理解力の欠如からあまり内容が頭に入ってこず、ほんとにぼやっとわかった程度でした。

    0
    投稿日: 2016.02.06
  • ビギナーズ・クラシック

    八犬伝を大幅に略し、筋だけを追ったものです。値段の割にページ数が薄いのが難点だが、確かに現代語訳と古語で大筋がわかり、解説やコラムも充実している。ただ、やはり、値段の割にページ数が…。

    2
    投稿日: 2015.05.19
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    元祖ドラゴンボール! 簡潔にまとめてあるのでサクッと読めます。 なかなか良くできた冒険ストーリーだと思います。

    0
    投稿日: 2015.01.26
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    一部原文もあるが、大部分が要点をまとめたもの。 とっても長い話なので一冊にまとめてくれるのはありがたい。 どんな雰囲気の話なのかを知りたい方に。

    0
    投稿日: 2014.03.29
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    日本古典文学、東の横綱・曲亭馬琴の南総里見八犬伝。長大な物語を29の名場面にわけ、あらすじと原文で楽しめる。コラムや解説も充実して、八犬伝スタートアップにお勧めの一冊。刊行二百周年にぜひトライしてみては? 07年発売当時に買ったきり何度かパラ読みしていたけど通読した覚えはなくブクログも登録してなかったので、せっかく八犬伝メモリアルイヤーなので読みましょう~ってことで手に取りました。正直今TRICKと八犬伝以外読書のモチベがあんまり上がってない… 思った以上に原典の流れを崩さないで書いてて(当然と言えば当然なんだが)原文読む前にこっち読んでても良かったかもと思うくらい。ヘタなダイジェストや抄訳読むよりもいいかも、と思うなど。と言うことでこれはマジで初心者さんにおすすめです。表紙もオレンジ色だしね(関係ない)コラム面白いです。最近の研究や歌舞伎の手法がどう取り入れられてるかの解説なんか非常にありがたい。 この書物とは関係なくて八犬伝自体の話なんだけど八犬士昇仙のあたりでちょっと萎えた……わけじゃないけどしょーん(´・ω・`)とした。八犬士も最後には里見を捨ててしまうのね。結局八犬伝も虚しい物語か…ええい!何で自ジャンルでこんなへこまなならんのねー! ハッピーエンドを探したいです。いやハッピーエンドなんだけどね。この本でも言われてるけどちゃんとオチつけてる馬琴さまは本当すごいと思います。完結するって大変なことなのよ。

    1
    投稿日: 2014.02.14
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    おもしろかったけど、やっぱりあの分量をこの紙数では無理があるなぁ。 戦いの場面ばかり選ばれていたのは作品の性質上仕方がないことかしら。 全訳が未だ出版されてないというのは驚きの事実。ぜひぜひ、と思う。 全体に現代語訳に原文の良さが全く反映されていなかったのが残念。むしろ原文の方が分かりやすかったところも。むぅ。

    0
    投稿日: 2012.10.05
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    とある本の予習のため。そしてとある人への予習のため。 前半と後半に分けるならば前半が圧倒的に面白い。 そして文体の面白さ。 しかし八剣士それぞれがそれぞれに残酷な面も持っているのがぎょっとする。

    0
    投稿日: 2012.08.15
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    小さい時にみた里見八犬伝の映画が印象的で懐かしくなって読みました.読めば不朽の名作たる所以がわかります. 本書はあらすじを理解するにはよい本です.原文の雰囲気も味わえます. 今後さらに八犬伝に関する文献を読んでみたいと思いました.

    0
    投稿日: 2012.05.13
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    思っていた以上に読みやすくてびっくりした。 これはもう、ほとんど江戸時代版ワンピースだな。というか、ワンピースが現代版の八犬伝か。 もちろん設定とか背景は全然違うけど、複線のはり方とか、仲間が増えていく感じとか。そしてなによりその大きな世界設定。 江戸時代の人も毎年楽しみにしていたんだろうなと、親近感が沸いた。 あと、ものすごく言葉のリズムがよい。読んでいて気持ちいい。

    1
    投稿日: 2011.12.19
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    時代物の物語のなかで一番好きな作品です。 それぞれが複雑な事情を抱えるなかで、最後は仲間として一緒に戦うところなど感動しました。ぜひ、読むべき一冊です。

    0
    投稿日: 2009.12.24