
総合評価
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powered by ブクログ防犯探偵・榎本シリーズの4作目。鏡の国の殺人に比べて、表題作のコロッサスの鉤爪がトリック、人物描写、動機のいずれにおいても印象が強かった。まず、密室は密室でも”音の密室”とは言い得て妙であったし、トリックも人間、動物、技術など複数の要素が組み合わさって成立していた点がよくできているなと感じた。 特に、タイトルの”コロッサスの鉤爪”は犯人に復讐を動機づけた決定的な瞬間であると同時に、犯人が大切に想っていた存在を次々に傷つけられた悲しさを象徴するキーワードでもあり、他に候補がないくらいこの物語を表わしていると思った。
0投稿日: 2025.11.15
powered by ブクログ奇天烈な発想であれ、可能性を一つ一つ排除していく姿勢が好ましい。 それにしても純子、こんなにポンコツだったか?
0投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログ鏡の国のアリスモチーフの迷路のある美術館での密室殺人、大海原の密室殺人。どちらも面白かった。特に表題作の「コロッサスの鉤爪」は、よくこんなトリック思いつくなぁ…っていう。
1投稿日: 2025.05.16
powered by ブクログ再読。 キャラが面白くて読みやすい。榎本と青砥の掛け合いについ笑ってしまう。 でも、犬のコロのエピソードはちょっと…辛いからいや。 博識になります。
0投稿日: 2025.05.13
powered by ブクログ室内迷路の密室と、海上で誰も近付けない密室。 さすが貴志祐介、読みやすい。 後者のコロッサスの鉤爪は犬の可哀想な部分があったので二度は読みたくないかな。 だんだん榎本のキャラが変わってきてる感じ。青砥も。これはこれで面白いけど。
0投稿日: 2025.02.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2つの短編集が収録。どちらもトリックに関連する豆知識が言及されており、『コロッサスの鉤爪』で触れられるダツという魚は、サメほどの大きさではないが、先端が鋭いがゆえに、人間にとって脅威な存在である。
0投稿日: 2024.12.30
powered by ブクログや、やった!こっちの話は「ミステリークロック」よりもトリックが理解出来たぞ! 発想が怖すぎて泣きそうになったけど! という訳で防犯探偵榎本シリーズ5冊目、「コロッサスの鉤爪」も無事に読了しました。 多分今出てるシリーズはこれで最後?なんですかね?私の見た情報が古くてもしかしたらもう新作あるのかもだけどとりあえず個人的にはここで一区切りかなって感じです。 もうね、「コロッサスの鉤爪」がめちゃくちゃ怖かったんですよ……始まり方からしてもうあれはパニックホラーの始まり方なのよ。ジョーズとかそんな感じの何かが始まる空気感なのよ。 実際中盤くらいまでは完全にパニックホラーものみたいな雰囲気で話が進むのもあって震えてしまいました。 何かこう……もしもジョーズのあの話がサメではなくて人間が犯人だったらこんな感じなのかなぁと思ったりしながら読んでたんですけど、一体作者さんはどうやってこの話を思いついたんだろう?本当にジョーズとかのサメ映画見ながら考えたんだろうか? トリックに関しては専門的な知識が必要だったんで流石に完全に解くのは無理だったんですけど、でもこの被害者歴代の中でも割と群を抜いてクズだったもので読みながら「別にいいじゃんそんな人殺したってさぁ」とか思ってしまいました……いやいやよくないよ、いかん思考が良くない方に傾きかかっている。 それにしてもこの方が書く話、ミステリー要素強めでこれだけ怖いとなるとその他の話は一体どれだけ怖いんですか。 「これが読めたら悪の教典とかいけるかもなー」とか軽く考えてたんですけどハードルが高すぎる……。
13投稿日: 2024.11.07
powered by ブクログうーん前半の話は読んだけど自分はつまらなかった… 私は状況説明もの、あんまりちゃんと想像できないからダメなのかも〜 空間把握能力がない人はダメかも
0投稿日: 2024.08.29
powered by ブクログ防犯探偵・榎本径シリーズ第4弾。「ミステリークロック」との2分冊。こちらは表題作の他、「鏡の国の殺人」が収録されている。 2編とも雰囲気が異なり、それぞれに楽しめる内容ではあったが、「コロッサスの鉤爪」はこれまでの内容からすると異色な感じがする。視覚的な密室ではなく、舞台は大海原であり、ソナーに感知されずにどう犯行に及ぶかという聴覚的な密室だからだ。また、トリックも海洋研究の知識がないと解けないものであり、その点では考えながら読み進めるという読み方は難しいかもしれない。
0投稿日: 2023.07.12
powered by ブクログ貴志祐介。本来は4作品入りの短編集を、文庫では二つに分けたそうで、その二つめを読んだ。 本作は、セキュリティ会社の社長?のふりをした犯罪者?の榎本という人物を探偵役とした、密室系謎解きシリーズであるらしい。今回は「鏡の国のアリス」のモチーフをふんだんに使った事件と、海で起きた事件の二つを読んだが、特に後者が秀逸だった(前者もすごいのだが、好みではない)。これはぜひ、他のシリーズも読まなくては。
0投稿日: 2023.02.23
powered by ブクログ何者かに海中深くに引きずり込まれた元ダイバー。 無残な遺体には鉤爪で付けられたかのような不審な傷が残されていた。 この惹句にひかれて読んでみた。 「鏡の国の殺人」と「コロッサスの鉤爪」が収録されていたが、「鏡の国の殺人」は★★ 「コロッサスの鉤爪」は★★★ ちょっとガッカリだった。
0投稿日: 2022.07.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
光の速さで読み始め、読み終えた事に寂しさを感じています。 どちらも幻想的な空間での殺人で、どこか切なかったです。 全体的に動機が辛いですね。 『コロッサスの鉤爪』に関しては、やるせないとしか言いようがないです。 復讐をしてもしなくても、犯人にとっては一生救われない結末のように感じました。 榎本さんの本業を見れた事やら、珍しく青砥さんを頼ったあたりやらで、勝手に嬉しく感じました。 青砥さんの扱いが可哀想に感じます…! 推理系に疎い私からすると、寧ろ発想力があって羨ましいのに(笑)
0投稿日: 2021.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
防犯探偵シリーズ第四弾その2 中編物が二作収録されている一冊。 前編では榎本が殺人犯に仕立てられてしまうと言うピンチから話が始まっていきます。 青砥先生との連携で解いていく様は、一部安楽椅子探偵を思わせるようでした。 後編で登場する密室はこれまでの作品の密室とは違い、音の密室を解かないといけないと言う難問に立ち向かう事に! 僅かなヒントから謎を解いていく榎本の手腕には本当に驚かされます。 それをサポートする青砥先生の珍推理(もとい迷推理)も相変わらず光っています(笑)
0投稿日: 2021.07.12
powered by ブクログ「鏡の国の殺人」はミステリークロックのような複雑トリック。表題作はダイビング話や海中生物話で楽しめたが、事件裏の人間模様、後日談ももっと読みたい気持ちにさせられた。
0投稿日: 2021.05.27
powered by ブクログ面白かった。 トリックは相変わらずトリッキーだったけど、コロッサスはちゃんとした人間の闇が描かれていて、物語としてとても好みだった。惜しむらくはもっと長ければ良かったなぁと。
0投稿日: 2021.04.19
powered by ブクログ泥棒探偵榎本シリーズ。単行本を「ミステリークロック」と本作で2分冊にした文庫版。ミステリークロックとは違い、本作収録分は同じくらいの分量。 鏡の国のアリスをモチーフにしたトリックと、海上に作られた「密室」。特に表題作の海上「密室」は面白い発想だ。最近の本格ミステリーはいかに自然な流れで密室は設定するかが大事で、本作もその流れの一つだろう。なかなか秀逸な設定だ。 実はこの表題作では、純子の迷推理が若干報われる。それもニヤついてしまう。
0投稿日: 2021.03.09
powered by ブクログんー、鏡の国のトリックが難しい(汗) 二人のやりとりは面白いので、このシリーズのほかも読んでみたいな 鏡の国のトリックみたいな難易度のばっかりだと、辛いかも〜 海のほうは、細かいところすっ飛ばして、豪快なネタな感じがわかり易くて好ましいかな
0投稿日: 2021.03.06
powered by ブクログドラマ化もされていた防犯探偵シリーズの中短編集その2。『ミステリー・クロック』よりもこちらが好みだった。「鏡の国の殺人」はトリックが専門的すぎて理解が難しいが、先にドラマで見ていたのでイメージしやすかった。表題作は謎もトリックも魅力的で、多視点で描かれていくのもスリリングで読む手がとまらない。ただ、榎本と青砥のやりとりのコメディ要素はもう少し薄い方が好み。
1投稿日: 2021.03.01
powered by ブクログ鏡の方は説明されても頭の中で状況が描けず、単なる変わったトリックの発表会みたいになってしまった。話も面白くない。 コロッサスは話が面白くトリックも比較的想像しやすい。できるかどうかというのは置いといて。 ただどっちも短編のせいか解決後の余韻がほぼないのが残念。
0投稿日: 2021.02.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『鏡の国の殺人』と『コロッサスの鉤爪』の二篇 『鏡の国の殺人』はトリックがどうなっているのかわかりづらかった。現代アート作品を用いた仕掛けだったからという面もあるだろうが、「気持ちのいい」読了感は少ないと感じた。偏光フィルターを使うという面はとても面白く、そんなことができるのかという想像だけなんとなくできた程度の理解だった。トリック解説に入る前の人間のやりとりはとても楽しいものがあったと感じた。 『コロッサスの鉤爪』は仮説を外堀から埋める感じが真相に近づくたびにワクワクするような高揚感を覚えた。トリックは先より複雑ではなく、理解しやすいものだったが少し力づく感があったと感じた。また、勧善懲悪のストーリーだったため読み終わった後もスッキリとした後味でとても読みやすい物語だと感じた。
3投稿日: 2020.12.31
powered by ブクログとてもとてもとても好きなお話。 鏡の国のアリスをテーマにした短編と、 深海をテーマにした短編。 1作目はまたもや強烈なキャラクターの人が出てきて、出てきた瞬間この話はお前が主人公だ、と思った(笑) 表題作のコロッサスの鉤爪は、榎本&純子シリーズで一番好き。 貴志祐介はやっぱりサイコパスを書くのが上手。 一番切なくてグッとくる謎解きと余韻だった。 金田一少年の事件簿の殺戮のディープブルーという映画を思い出した。 覚悟を決めた人は、凪のように穏やかで、切ない。
1投稿日: 2020.12.16
