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猫も杓子も
猫も杓子も
田辺聖子/文藝春秋
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総合評価

14件)
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    んー合わなかった。 主人公30歳の女性、奔放な生活、気持ち悪い。 40年くらいが舞台でこれか。 解説の青山七恵さんが二十代って?

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    投稿日: 2025.11.19
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    なんだろうか。自由奔放で、まさに思うがまま、自分の欲望に正直に生きる浪速の女。ところどころで時代を感じさせるのであるが、現代でも充分に通用する恋愛模様が素晴らしい。 大阪弁でのやりとりがまた面白い。

    0
    投稿日: 2022.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    絵を描くことを中心にテレビに出たりラジオに出たり、小説も書けば演技もする。旺盛に仕事に勤しむ30歳の阿佐子。 恋愛の方も然りで若い恋人の他にも狙っている男や偶然の出会いでちょっと盛り上がってしまう妻子持ちもいる。 真面目に実直に生きることをモットーにしている人間からしたら顔をしかめずにいられないような阿佐子の日常は、大阪の気質や大阪弁とうまい具合に溶け合ってなんとも粋に描かれている。 そんな面白おかしい日々も少しずつ雲行きが怪しくなってくる。いつまでも気楽に楽しくはいられないのか…。諦念のようなものがうっすらと見え隠れする終盤に、なんだか阿佐子に裏切られたような気がするのが不思議だ。

    0
    投稿日: 2019.05.11
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    設定に最後までなじめなかった・・・ 阿佐子の気持ちは分かるんだけど、欲張りな感じがどうも うーーーん・・。 生きていくなかで、失うものがあるとは思わないけど、何かを得るとしたら何を自分は手放すことになるんだろう?と立ち止まって考えたいと思う人間なので。

    0
    投稿日: 2015.11.22
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    のりこシリーズと話の構造は似ているのですが、ラストはほろ苦め。女が自由に生きようとすると、いろんな男を傷つけたり、傷ついたり。それでも人生は続く。アラサー小説。私は好きです。

    0
    投稿日: 2014.06.19
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    いままで読んできた田辺聖子作品の中では、ちょっと違う感じがします。 ヒロインは、大阪で人生を謳歌する女性。複数の人と関係をもちつつ、それぞれ分けて恋愛を楽しんでいます。最後のところで、「田辺作品にもこんなもっていき方があるんだ」と驚きました。それは読んでからのお楽しみですが、ただ強く楽しく生きるだけじゃない。ドラマがあるからこそ、人生は重く深みを増すのだなと思いました。

    0
    投稿日: 2013.09.26
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    才能を活かして仕事をばりばりこなし、実は30歳ながらハタチそこそこに見える童顔キューピー顔の阿佐子。 年下のボーイフレンドやおじさんをとっかえひっかえ、何にも縛られず楽しく暮らしているのだが…。 おせいさんの小説は会話が楽しい。あほ!言いながらいちゃこらしたりする関西人のニュアンスが生々しくて面白い。肉食男子に肉食女子、そこかしらでくっついたり離れたり。 仲の良い雇用主の男にも平気でしれっと誘いをかける山ちゃんみたいなタイプが一番怖いなぁ。

    4
    投稿日: 2013.07.19
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    2012.7.23.mon 【経路】 田辺聖子さんの大阪弁がしっくりくると聞いて。 【感想】 •欲望に正直に生きる楽しさの底で、人生と孤独の関係も知っている30女の恋愛遍歴小説。 •田辺さんの大阪弁好きがよく伝わる。「アレして」とか「ぼちぼち」でみなまで言わない美徳とか、恋人とのテンポのいい会話とか、色気を含むまろやかな京弁とか、舞台も梅田や本町でテレビ局がでてきたりで世界観に愛着。 •「仕事も男もちゃらんぽらんに生きるのも全部すき!」と開けて堂々と言える年齢不詳キューピー顔の30歳、良いやん。 •不倫は全部欲しくなったら身の破滅。側面をちらつかせてはならない。 •恋心と芝居心は半々がいちばん楽しく長くうまく行く。 【うーん】 •悟が最期そうなる必要があったのか。 •冬木に魅力を感じない。色気より食い気はやだ。 【共感】 •眼が迅い。何もかもが見えすぎる、見えすぎる不公平と悲しみ •頭の上澄みのところが、キーン!といたくなるような恋の辛さ •あたし、もし自分を美人や、思うても外へ出すのん、きらいですわ。ぜいたくに使いたいわ。たった一人のために使いたいの。自家消費したいんですよ。 •女というものは箸箱のように、いつも威厳を手もとに引きつけてなくちゃいけないのに •人がなぜ結婚するのか、わかった。いっしょに家に帰るためである。 •テレビ局=軽佻浮薄が鉄筋コンクリートに支えられているような建物 •縛られたり禁止されたりするのがきらいだ。そのくせ、向こうが気にしてくれないと物足りない。 •人生はトランプゲームじゃないのでカードは配り直せない •煩悩の味つけで不味くならないように、おいしいところだけを、ちょいちょいつまむ。 •人間は、毅然とした、断乎としたところがなくちゃ、いかん。 •わたし自身と、わたしの好きな肖像とが、ぴったり合致する •女の涙はたいてい、自己憐憫に味付けされて甘くもたのしいものである •美しくするも醜くくするのも、すべて人間の気持ちのもちかた次第で、ものごと自体は事実にすぎない。

    0
    投稿日: 2012.07.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自由奔放に複数の恋をたのしむ一方、仕事も精力的にこなす三十歳の阿佐子の恋の顛末。 乃里子三部作と話が良く似てる。 恋が生まれる瞬間の輝きや、恋の熱に浮かされながら冷徹にその行く末を見つめる視線。 健気さと奔放さが同居した三十歳の女ごころが、余すところなく描かれている。 自分の中で言葉にできなかった感情を、艶っぽい大阪弁でリズム良く、的確に言い当ててくれる。 女の人の持ついろいろな感情がぎゅっと濃縮されているようで、面白かった。 ラストの喪失感には心をわしづかみにされ、深い余韻が残った。

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    投稿日: 2012.02.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    長崎旅行の帰り空港で購入。 帰りに黙々と読んだ。 様々な性格や恋愛スタイルをもつ男性と、 恋愛をして、仕事をして、のびのびと生きる 「好きに生きたい」でも歳はそこそこにとっていて・・・ な女性の話。 山本文緒とか唯川恵の作品もそうだけど(たぶん) こういうけだるい女性というか楽天的でありながら 厭世的な生き方をする女性主人公がでる作品というのは 読んだあと必ず自分の生き方はこれでいいのか、と どっと疲れてしまうので苦手というか・・・ 結局好き勝手に生きている人が羨ましいから妬みがでてきてしまうんだと思う。 でも作者のビジュアルからは想像できない 甘ったるいだけの作品かと思いきや、比較的最後はすっきりした。 ずっと彼女の作品は見たかったから読めてよかった。 あと、主人公の阿佐子のビジュアル描写がすごく 可愛らしくて、好感がもてた。 きっと彼女の生き方に眉をひそめる人もいるだろうけど、 女はみんなきっとこうなんだ。

    0
    投稿日: 2011.05.29
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    <選んだ理由> 大阪の、それも御堂筋が出てくる小説が読みたくなったから。 <感想> 男女の仲とはこんなにも、深くてどろりと混ざり合うものなんやなあ。 正直、ちょっとこわいかった。

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    投稿日: 2011.04.12
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    田辺さんには、かなわない・・ 特に阿佐子と国包の関係においての 阿佐子の気持ちは鳥肌が立つほど繊細で的確。 阿佐子が田辺さんと重なるのですが 著者がモデルなのでしょうか??

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    投稿日: 2011.03.09
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    自由気ままに自立して生きる女性って今は巷に溢れているけど、当たり前になった時代っていつ頃なんだろうか。今でも風向きによっては、まだまだ強いな、と感じるもの。この時代って結構キツかったんじゃなかろうか。それにしても自称『人生の美食家』と謳っているこの女性はとっても強くしなやかで素敵!自由気ままに生きられるって、自分の人生に責任持ってるから出来る事なんだろうな。そんな人でありたいものだ~。

    0
    投稿日: 2011.03.02
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    イラストや小説を書きときどきはテレビにも出演したりと人に頼らず自分でお金をかせいで生きている30歳(でもハタチソコソコにしか見えない)の独身を謳歌する女性阿佐子が、年下のボーイフレンドや年上の愛人との恋愛を経て自分という生き物、生き方を見つめるお話。出だしは面白くいつものようにウキウキと読み進めたものの、キヨシや信吉、国包と対しているときは阿佐子に共感できるのに、悟と対してるときは逆に悟の言い分に共感してしまい気持ちがあっちこっち行くので途中からちょっと疲れてしまった。そのときどきの自分の気持ちに正直に変な小細工もせず生きる姿勢は潔いものの、ちょっとなぁ、と思ってしまう(私が大阪の粋を解さない東京の田舎者だからかもしれない)。それと出てくる人たちが業界の人だったり、夫を持ちながら愛人も何人も居て女性にも興味がある中年女性(40くらい?阿佐子より上の設定)だったり、とっかえひっかえ若い子をはべらせていつもお金を無心されてる中年女性だったりと、なんだか妙に脂っこい人たちで、胃にもたれたような感じもあり。期待が大きかったので、少し残念でした。

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    投稿日: 2011.02.25