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MW(1)
MW(1)
手塚治虫/手塚プロダクション
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総合評価

17件)
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    去年、実家の本棚に置きっぱなしだった手塚漫画を持って返ってきた。20年ぐらい前に読んだきりだったので、すっかり中身は忘れていた。 冒頭の手塚治虫の言葉 「従来の手塚カラーを打ち破り、あっけにとられるようなピカレスクドラマを書いてみたいと思って、この物語の構想を立てた。ありとあらゆる社会悪ー暴力、裏切り、強姦、獣姦、付和雷同、無為無策……、とりわけ政治悪を最高の悪徳として描いてみたかった。が、今となって遺憾千万なのは、すべて描きたりないまま完結させてしまった、自らの悪筆に対してである……。」 むごたらしい猟奇殺人に淫靡な同性のセックスシーン。これが1978年の作品ってとても思えない。 作中にビアズリーの絵が模倣されていて、いかにも男色な快楽主義的でそそられる作品だ。10数年前に映画化されているが、男色なシーンは一切ないらしい。10数年前でさえ、世間は手塚作品に追いつていなかったということか。

    0
    投稿日: 2017.01.08
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    ……手塚治虫作品でこんな事ってあるの? っていうか何か狐につままれているような第1巻。何となく夢野久作『ドグラ・マグラ』を思い出しました。

    1
    投稿日: 2016.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    15年前、沖ノ真船島で貯蔵されていたMWと呼ばれる毒ガスにより、島民が全滅するという事故が起きた。 しかし、この事故はある勢力の圧力により隠ぺいされ、世の中に知られることはなかった。 この事故で生き残った結城美知夫は、MWにより知能が進んだものの人間的な感情の欠落した人格に育っていた。 一方、当時ヒッピー崩れだった賀来は、このときから結城と関係を持ち、神父となっていた。 結城の犯罪を知りながら警察に突き出せない賀来と、それをあざ笑うようにMW関係者に復讐を重ねる結城。

    0
    投稿日: 2014.09.28
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    1976-78年、ビッグコミック連載。 77年は手塚先生の入院時期。 ラストに向かって尻すぼみなのは残念。 本当は壮大なカタストロフを描きたかったはず。 当時公判中の田中角栄をネタに使うのが凄いなあ。

    0
    投稿日: 2014.02.07
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    映画化される前に借りて読んだマンガ思い出しレビュー。 これも掲載誌はビッグコミックだったんですねぇ。 秘匿された化学兵器の謎と倒錯した人間関係を絡めた異色作。 狂気じみた美知夫の弾けっぷりが、いっそ清々しい(笑) ただ、途中盛り上がっただけにオチがちょっと残念だった。

    1
    投稿日: 2013.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アートではなくて、新聞的な漫画かなあと思います(最初の方ちょっとがんばろうとした跡が見えたので) 作者が得意とするテーマぽいのにかなり気が散ってる印象

    0
    投稿日: 2013.04.01
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    マンションで読む。再読です。初めて読んだのは小学生のときでした。何度読んでも面白い。映画は、面白かったのでしょうか?

    0
    投稿日: 2012.09.16
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    プレズンブレイク? と思うようなところがあり、PBよりはるか昔の作品であるのにも関わらず、 展開など複雑でおもしろい。 MWについての謎のふくらましかた、 主人公、結城のモラルが一切ない優れた思考 とてもおもしろかった。

    0
    投稿日: 2010.11.02
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    全ての悪が詰まった一作。映画のようなコマ割りや展開に、手塚治虫のエンターティメント性を見る。面白くて一気に読んでしまった。天使と悪魔のような戦いだが、やはり悪魔の力は強いなと思う。

    0
    投稿日: 2010.03.26
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    映画化という事で読んでみました。ただ当時にしては設定が強烈ってだけで、特にストーリー的にはおもしろいと思いませんでした。

    0
    投稿日: 2009.05.22
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    手塚作品の中でも最強・最恐・最狂な主人公ではないでしょうか。 いろいろな問題提起はされてはいて、面白かったですが、個人的には終わり方が好きな方ではないです。 なんだか不完全燃焼なんて言ったら、手塚先生に失礼極まりないですが、仮にもっと時間や余裕、あと彼の言う何かがあれば、作者はどう描いたんでしょうか。 すごく個人的意見ですが、目黒刑事がとても気になりました。 何でしょう、あの雰囲気。 映像化されるようですが、あまり忠実を期待しないほうがよさそうです。 異色とはいわれていても、手塚作品らしい面白みがあったと思います。 えらそうなことを言っていますが、読み終わった私自身もすっきりしていません。 何がなんだか。

    0
    投稿日: 2009.03.09
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    連載当時はホモのシーンや残虐シーンに驚いた。手塚治虫本人もいわく、政治の重層的な悪を描ききれなかったという点は確かに思うが話は面白く映画にしようとするのもわかる。手塚マンガはテーマ以上にストーリーなんだなと思う。

    0
    投稿日: 2009.03.02
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    ちょっと、いやかなり危険な香りのする凶悪犯のお話。 玉木宏さんが主演で映画化するんだったかな? 個人的には主人公も神父さんも凄い好きです……人間それぞれにそれぞれにしか持ち得ない苦悩というのが必ずある、それでもそれを乗り越えられるかどうかというのもまた人間それぞれに様々なもの、という色が強いです。 ぽんぽん人が殺されていくのだけが少し虚しかったかなー……でも面白かった。

    0
    投稿日: 2009.01.22
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    この頃の絵は本当にいいですね。粘っこいのと後年のペンタッチが同居していて・・・ 同性愛、麻薬、獣姦、大量殺人、誘拐殺人、猟奇殺人、毒ガスともう お好きな方にはたまらないカテゴリがすべて盛り込まれていて、 もちろんアン・ハッピーエンドというぬかりなさ。手塚先生の上品さが これでもかと炸裂しています。品性下劣な人間が、己の欲望のままに 描いたものだったら、たちまち発禁だったでしょうね。

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    投稿日: 2009.01.22
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    この頃の絵は本当にいいですね。粘っこいのと後年のペンタッチが同居していて・・・ 同性愛、麻薬、獣姦、大量殺人、誘拐殺人、猟奇殺人、毒ガスともう お好きな方にはたまらないカテゴリがすべて盛り込まれていて、 もちろんアン・ハッピーエンドというぬかりなさ。手塚先生の上品さが これでもかと炸裂しています。品性下劣な人間が、己の欲望のままに 描いたものだったら、たちまち発禁だったでしょうね。

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    投稿日: 2009.01.22
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    黒手塚作品の傑作のひとつ。どぎつい描写と結城の残虐性(よく言われている通り、結城は『MONSTER』のヨハンのモデルのような男です)が怖すぎの、いわゆるピカレスク作品です。若くして読んだらトラウマにすらなるのではないでしょうか。僕は中学生のときに地元の図書館から借りて読んだのですが、それはそれは衝撃でした。 救われない男たちの救われないドラマです。

    0
    投稿日: 2008.04.22
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    銀行員として働く結城美知夫には、裏の顔があった。飽くことなく罪を重ね続け、複雑な関係にある、賀来神父のもとへ懺悔にゆく別の姿が! 秘密毒ガス兵器“MW”を軸に、現代の科学万能主義にメスを入れる問題作。

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    投稿日: 2005.04.22