
総合評価
(42件)| 12 | ||
| 17 | ||
| 4 | ||
| 2 | ||
| 0 |
powered by ブクログ交際9年、同棲5年の仲良しカップル、 お弁当屋さんのあっちゃんと、弁理士のコーヘー。 ある日コーヘーから他の女と浮気して子供が出来た、 と告げられるあっちゃん。事実だけだと酷過ぎる話。 一度のみ浮気相手の、会社の上司の高野さんは、 一人で産んで責任持って育てるので、 一切関与しなくて大丈夫、とのこと。 戸惑いながらも、あっちゃんを大好きなコーヘーは これからもあっちゃんと一緒にいるべく奮闘。。。 どこかコーヘーを一方的に責める気になれないのは、 ペコ先生があっちゃんはもちろんコーヘーも、 そして高野さんの心情や状況の描写がとても丁寧で 誰しもが共感出来るような描き方をされてるからで。 それでもあっちゃんの苦悩は半端ないわけで、 一旦家を出て、結果やはり別れてしまう二人。 でもあっちゃんだってコーヘーを大好きなわけで、 わ、わかるわあ、、、、!!!!と超共感しました。 私は事実や現象のみでそこで脳がシャットアウトして 全てを否定出来る思考の持ち主ではないので、 (でも絶対そっちのが生きるの楽だろと思う) 浮気されても子供出来ても居心地の良さが勝る!好き! となってしまうのは分かり過ぎます。ダメ女ですかね。 その後卵巣腫瘍手術で子供が産めない身体になり、 その事実でまたも葛藤するあっちゃんは辛過ぎる。 別れた後新しい恋をしてみるものの結局結果破局。 そしてもはや恋愛関係のみではない繋がりを、 コーヘーとの絆を実感していたあっちゃんは コーヘーにプロポーズ、そして結婚後、養子を迎え、 家族三人の絵で物語完結。うーん、良かった。 多分見る人が見れば「え!?こんなのアリ?」 「コーヘー許せない許さない!」て人もいると思う。 なので人によっては好き嫌い?ある作品なのかも。
0投稿日: 2023.08.07
powered by ブクログ読み進めたくないよー!こわいよー!って思ったけれど、読んでよかった。あっちゃんもこうへいくんも、みんな幸せになる方法があるなんて…!
0投稿日: 2014.11.27
powered by ブクログ意外と前向きと言いますか、後味の悪い感じにならなくてよかったです!! ヽ(・ω・)/ズコー 最近、暗いラストを迎える作品…映画でも小説でも何でもいいんですけれども、ともかくそういうのが苦手になってきていて…年のせいでしょうか? まあ、何にせよハッピーなエンドの方が読む方としましても、ほっとするものですね…。 ヽ(・ω・)/ズコー なんつーか、男が描く漫画にはない大切なこと…と言ってはこっ恥ずかしいですけれども、そういうものを教えられたような気がします…と言うと少々大げさでしょうか? けれども自分としましてはいたって真面目に上記したようなことを思った次第であります。さようなら…。 ヽ(・ω・)/ズコー
0投稿日: 2014.11.22
powered by ブクログいろんな場面で胸がキシキシと痛んだ。 あっちゃんとコーヘーくんが別れた場面がつらくて切なかったけど、あの場面が一番印象的で話的にもよかった。 私としては、コーへー君より、石田さんと一緒になったほうがいいと今でも思ってる。 だけど、あっちゃん、自分が子供生める体でないけど、家族がほしい、養子縁組を考えたとき、父親になってほしいのはコーヘーくんということでこの二人は一緒になったんだろうけど、 コーヘーには、高橋さんとの間に血のつながる子供がいるわけで、 コーヘーくんはそれでもあっちゃんと一緒に養子を迎えてでも一緒にいることを選んだことは いいんだろうけど、私としてはスッキリしない。 本当に今でも石田くんのほうが・・・って思っちゃうんだよね。 まぁ人それぞれなんだろうし、各々の人生だからこんな人生もありなんだろう。 でも、私にはいまいちすっきりとした完結とは言えなかった。 この二人は波瀾万丈な人生をおくりそうです。
0投稿日: 2014.10.21
powered by ブクログ恋は意志と気持ちと運。いろいろ上手く行かないことがあったからこそ上手くいくように模索していく、まだまだ成長過程のふたりだけれども、ただ思うのは「幸せになれー!」ってこと。あっちゃん、綺麗になったな。琴ちゃんも……幸福感に溢れたラスト。いろんな問題は山積していてふわっと終わったことに不満を持つ人もいるかもしれないけれど、これでいいのだ。割り切れないことのほうが面白いってことも、ままあるでしょ。
1投稿日: 2014.10.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
4巻の終わり方が不穏なものだったので、なんとなく最終巻の5巻を読むのが怖かった。けれど読み始めてみると、みんな幸せをつかもうともがいている姿がいい!あっちゃんを裏切る行為をした晃平。私があっちゃんだったら・・・。こんなにも全て受け入れられるかな。うん、やっぱりあっちゃんは本当に晃平が好きなんだろうな。そして、幸せな家族の形っていろいろあるのだなぁ・・・。5巻読んでおいてよかったです。
0投稿日: 2014.10.01
powered by ブクログ内容はすごく重いんだけど、さらっと描かれているのでさらっと読んでしまった。 同年代の恋愛って、もうこんなに色々なんだってこと、 改めて考えさせてくれた感じ。 5巻のむるたんのセリフがすごい良かった。 結末は、無理ないところに収まったかな、でも これが現実だったらこんなにうまくいくかな その両方が渦巻きます。
0投稿日: 2014.05.06
powered by ブクログこれだけ男女が並列に扱われるようになってきても、昔からすれば不可能だったことが可能になっても、基本的には生殖の仕組みは変わらない。 ドライというか、どこかクールなあっちゃんだからこの結論になったのかなぁ。 むるたん、どう思う? 人と人の関係は突き詰めれば、出会ってから一緒に居続けるか、離れるかの二択。一人でいるか、誰かといるか。
3投稿日: 2014.01.24
powered by ブクログそうなるか。落ち着くところに落ち着いたというか。三十路になれば「なついてたイルカが大海原に帰って行った」ことなんて何回もあるよね。あっちゃん、分かるよ~!!木本くんの件は・・・いいのか・・・?流される男子が多いのもリアル。
0投稿日: 2014.01.02
powered by ブクログ落ちつくべきとこに落ちついて嬉しい。ただ、最後にこうへいくんが悩む場面が心に残った。こういうところがリアル。 物語は終わったけど、この先が気になる。2人とも幸せになってほしい。
1投稿日: 2013.12.23
powered by ブクログどこに落としどころを…?とさいごまでハラハラしながら読んでた作品。 この物語の主人公は彼女ではなく、彼氏のほうだと思う。
0投稿日: 2013.10.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とても面白かった! 石田さんとどうなるかな~と思ったら、けっこういい感じだったのにフッてコーヘーくんと結婚しちゃったあっちゃんにびっくり。 そうくるか。 コーヘーくんが高野さんにずばずばいわれるところが良かった。 もっと読んでいたい作品でした。
0投稿日: 2013.09.29
powered by ブクログ「こういう未来も悪くなかったって思えるように、頑張ってみようよ。」 この言葉に僕がどれだけ救われたことか! 人生は選択と後悔の連続だ。 ある選択を絶望的に後悔しそうになったときも、この言葉のおかげでいつも前を向いていられる。
1投稿日: 2013.09.23
powered by ブクログ自分もこんな風になるのかなぁ、とか あっちゃんの考え方わかるかもしれない、とか 現実と結び付けられるんだけど、きっと現実だったらあっちゃんとこーへーはお互い別の道を行くんだろうなって思った。でも2人の幸せを願わずにはいられない。2人が一緒に生きる選択をしてくれてよかった。
1投稿日: 2013.09.01
powered by ブクログ第三次性徴白書と謳っていますが、そのココロは心も体も成長したいい大人の最後の思春期のおはなし。 あらすじを書くと、この話おもしろいの?と言いたくなるような話です。 コーヘーはほんとにヘタレだし、 あっちゃんも高野さんも、同じ女として否定はしないが共感だってしないよ。 この女性二人は、もどかしくも清々しい。男前。 コーヘーはとことん女々しいのに、ほれぼれするほど男前。 内容は実はかなり重い。が、軽いタッチが絶妙で妙に生々しい。 泥沼化しないのが逆に怖い。 最後を読んで、えー、えー、やっぱりそうなるのー?ってなってしまうのは、否めないよねー。
1投稿日: 2013.08.29
powered by ブクログ◎ダ・ヴィンチ2010年12月号 「今月のプラチナ本」。 2013年4月19日(金)読了。 2013-26。
0投稿日: 2013.08.17
powered by ブクログ女性の本能と、恋愛とは年齢を重ねるとこんなに変わるんだ…。 いや、本当はもっと単純なものなんだろうけど、高野さんのコーヘイやその他の人たちへの心情や、あっちゃんの色々な思いが、わかるようで何か解せない部分もあった。 オトナだなぁ。女は強い!
0投稿日: 2013.08.10
powered by ブクログこういうラストか。そうか。話は変わって、人間生きてるとそれぞれ色々ありますね。一筋縄ではいきません。それでも、生きるんですね。
0投稿日: 2013.07.29
powered by ブクログ最終巻。別れたコーヘーとあっちゃん。それぞれの生活に馴染めそうでイマイチ馴染めない。二人の選ぶ道が最後に決まる。 久しぶりにむるたんも出てきた。
0投稿日: 2013.06.13
powered by ブクログハッピーエンド! なのか? 感じ方はひとそれぞれ。 私には、ハッピーエンド、と信じて生きている登場人物たち、に見えた。 ひねくれてるかな。 でも、子どもが幸せなら、と思うし、皆も思うだろ。 どこにでもあり、誰にでも訪れるものだからこそ 結婚・子育てって難しいのかな。 いろんな理由で無理なひとがいる、ってことを 忘れがちだよね、どうしても。 その二つを乗り越えた二人は、恋人でもなく、夫婦でもない 形でひとつになったのだな。
0投稿日: 2013.06.12
powered by ブクログダヴィンチで紹介されてたので大人買い。 これ、実話だったら、もーっともーっと ドロドロするんじゃ? とか思いながら、一気に読破です。 最後に二人で選択した答えが正しいのかどうかは分かりませんが、 それだけしんどくても誰かといたいと思うことがすごいな。 つか、この人といたいと思える人に出会えるのがすごいわ。
1投稿日: 2013.06.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
それぞれの結末に胸をなでおろすと同時に、自分の過去や現状と重ねて涙せずにはいられなかったです。 あっちゃん・コーヘー世代の自分にはとにかく刺さったし、いろんなことを考えさせられた。 あと、むるたん的存在が私にもいてくれてるんだなってことに、気が付いた。感謝。
0投稿日: 2013.06.07
powered by ブクログ子どもができない身体、家族は欲しい。家族になりたい男の人がこの人ってこともわかった。だから養子縁組。簡単じゃないけど、こういうの、あって欲しいな。 自分がどう生きて行くか、を自分の意思だけで決める。都会っぽいなと思う。 ひさびさにこの漫画のこと思い出して読みに来た。本屋・漫画喫茶パトロールをサボると漫画の新刊読み忘れるなあ。 『それでもやっぱり誰かと生きてゆくことを切望してしまうんだけども』 『学校出てさ、必死こいて仕事っぽいことしてたら30とかあっとゆーまに過ぎて玉手箱状態だよね』
0投稿日: 2013.06.06
powered by ブクログついに終わってしまったー。 でも、終わり方がよかったなあとしみじみ思う。 あっちゃんが、どんどん可愛く、きれいになっていってて、魅力的だと思ったなあ。
0投稿日: 2013.05.28
powered by ブクログ納まるところに納まったね。 あっちゃんの病気のあたりの緊張感を思うとけっこうあっさり終わっちゃった感じかなぁ。
0投稿日: 2013.05.26
powered by ブクログ最終巻です。 予定調和な感もありますが、あっちゃんみたいな子には晃平君のような天然男子が必要なんだと思います。 高野さんも健気で可哀想ですが、マミも娘もイマイチ好きになれないキャラでした。 ドラマ化するなら、あっちゃんは吉高由里子ちゃん、コーヘイは中丸雄一クン、が希望です!!
0投稿日: 2013.05.13
powered by ブクログちゃんと、各々、相手に伝えるべき事を伝えてて、行動してる登場人物たちは、やっぱり大人だと思う。台詞は言葉を選んで描いてるなー、と思った。だから、映像化しやすいと思うし、もし映画化されたらみてみたいな。
0投稿日: 2013.05.09
powered by ブクログ思わぬ綺麗な形で終わりましたね! でもなんだかすごく自然に、心の変化についていけた気もします。現実はこんなにうまくはいかないんでしょうし、登場人物の心の葛藤も、作者でさえ描き切れない気もするけど、でも、このテーマでここまで描ききったペコさんに感服!(偉そうw) 次の作品も楽しみ〜〜!
0投稿日: 2013.05.08
powered by ブクログテレビの紹介から読み始めた漫画が、最終巻まで読み続けた。 漫画というより、小説のような繊細な心理描写がうまくされた作品であった。 歳が近い設定で、ノウノウと生きるだけでなく 一つ一つ行動の責任や運・意思・気持ちが大切なんだと 教わった漫画でもあった。 本作のような良品に今後も出会えれたらと思う。
2投稿日: 2013.05.06
powered by ブクログ終わっちゃったー! あっちゃん、そういう選択をしたんだね。 最後、過程は分からなかったけれど幸せそうで良かった。 たんたんと、自分に正直に静かに生きていきたい。
1投稿日: 2013.05.05
powered by ブクログ重たい人間関係が描かれ続けた「にこたま」ついに最終巻。それぞれの求めるものとそれに答えることが描かれていました。 足し算引き算ではない相手。良い条件を足していけばデカイ数字になってしまうプラスな相手とダメな条件を挙げればキリがないマイナスな男どちらが良いか。まぁ普通に考えれば良い条件だと思いますが自分のパーツと相手のパーツが合ってないと意味もないんですかね。好きといった感情を考えれば考える程味気なくなってしまうとむるたんは言いましたが、なんとなくで付き合うのが一番ラクちゃラクなのかなぁと考えてしまう自分はまだ玉ねぎ剥いてる途中みたいです。女子の切り替えの良さにはリアルでもフィクションでもすごいと思ってしまいます。 広げられる男とは。遺伝子を繋ぐことが男の本懐、だけど生活を広げるのもパートナーとして務めと言われてしまうと自分はコウヘイと一緒でグルグル考えてしまうんですが作中でむるたんがステキなことを言ってくれています。「うまくいくかどうかは関わる人たちの意思と気持ちとあとは運じゃない?」この言葉は最後に運が入っていてくれるのが救いです。自分の気持ちにしたがってそれが失敗か成功だろうとあとは運次第といわれると少し荷が軽くなりますね。なんだかんだやってみないとわからないんでしょうが、準備としてこういう作品見れたのもいい機会だと思いました。 最後は収まるところに収まった形ですが完全な答えがでないからこその終わりでした。あー結婚してー ※ブクログの感想みたあとの追記 やっぱり女性の方たちの感想を見ているといかに自分が男性目線でしかモノが見えないんだなぁと思い知らされた作品でした。あっちゃんの出した答えがそういった捉え方もあるのかぁと納得させられました。はい女心全然わからないです。あっちゃんの1つの答えをハッピーに捉えてしまうのが自分の頭お花畑な部分なのかなとも思いました。 だけど、男としてはパートナーの女性が決めた答えを自分なりに考えたいんだよなぁそれが見当違いでもさ。うむ女心全然わかんない!助けてむるたん!
1投稿日: 2013.04.30
powered by ブクログシリーズ全体に★★★★☆。 にこたま、という平仮名のゆるいタイトルと表紙のゆるーいカップルとは真逆のニュアンスのドロドロ感。 ドロドロというかなんかリアル。 アラサー、長く付き合ったカップル、不倫、結婚、不妊、、 キーワードとか、選択支とか。 幸い自分とガチ被りな状況はないけど、もー、うって、お腹にずしんってくる。 自分じゃなくてほんとによかった。 自分の身近なひとの出来事でなくてほんとによかった。 あっちゃんの幸せを願う。
0投稿日: 2013.04.30
powered by ブクログギョワー!な最終巻。 読み応えはあった…。 コーヘーの優柔不断さはもうちょっとワナワナしちゃうくらいで((O言O))この腑抜けー!!!って、少しわかる部分があることがムカつくんだろな。こういう部分はないこともないけーどーもー!!!ですわよ。 なのであっちゃんは我儘にして良いのだ!あっちゃんいいの!図太く幸せになって!! 高野さんは心配無用ですな。 木本くん達は蛇足。 は~とりあえず終った。終わって良かった~読むのつらかった~あ~もうまじドロドロロロ。あっちゃんの目力で僕ちゃん溶けちゃう。なぜかコーヘー目線で読んじゃうよ。あっちゃん推しなのにっ。でもこの三人で友達になれそうなのはコーヘーだけだな。。。重くてしむ。。。悩む時間なしでつからったよ~(やっぱりコーヘー目線) 15年後とか続きが出たら買っちゃうな。副題はコーヘーの後悔でお願いしたい。フハ、フハハハハハハ。
0投稿日: 2013.04.30
powered by ブクログ決してきれいごととかうやむやにしたりせず、きっちりと全て出し切って終わった印象を持った。5巻で終わってしまったのは残念だったけど、でも1つの物語というか生活の一部をしっかり切り取った作品だったと思う。 お気に入りの作品になりました。
0投稿日: 2013.04.28
powered by ブクログ201304/無理矢理話をたたんで完結させたような…。キャラも展開も私には微妙にあわず、高野さんぐらいしか好きになれなかった。
0投稿日: 2013.04.27
powered by ブクログ最終巻が出るのを待ち望んでいたのに、これほどシンクロできなかった話も久しぶり。 他の方のレビューによると、「女性視点からすると、サイテーのコーヘーは高野さん一択であるべき」が大半であろうと。 そこに大きな異議はない。 そんなコーヘーで高野さんがいいのであれば。 木本くんにしろコーヘーにしろ、男どもは自分のしたことに明確な意志を持って向かうわけではなく、ただ流されているだけ。 あっちゃんの身体のことは、他人事ではないと思いながら読んでいたが、自分ならおそらくしない選択をするなと感じた。 今まで結婚も子どももハッキリと望んでいなかったのが、どちらもないかもと思った途端、手に入れようとする。 そこには全く共感できなかった。 あっちゃんがお兄さんに言ったことと矛盾しているように感じた。 コーヘーも、高野さんとあっちゃんが自分に求めているものについて、違和感を感じたところでさらに突き抜けて考えるかと思ったが、そこまで。 コーヘーの思考の限界はむるたん止りということか。 好きなマンガだったけど、最終巻が出たことで微妙な位置付けになった。 あまり読み返さなくなるかも、という感想。
0投稿日: 2013.04.27
powered by ブクログあっちゃんに共感度120%。 むるたんがあっちゃんに言う、どんな好きも分解して検証していたら味気ないものになっちゃうんじゃないかなとか、コーヘーの前に進もうホトトギスとか、自分のことみたいで琴線に触れてくる。
0投稿日: 2013.04.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
待ちに待った最終巻。 あっちゃんとお蕎麦屋さんが結ばれないであろうことも、あっちゃんとコーヘーが結ばれることも、何となく分かっていた。 でも、そこまでの過程は、想像していたよりも、はるかに少女マンガを越えて、現実味に溢れたものでした。 でも、最後にあっちゃんが幸せそうに笑ってて、不覚にもウルッと。。。
0投稿日: 2013.04.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ここに着地したかー!っていう読了感。 コーヘーの優柔不断ぶりに始終イヤだなって思ってたけど最後までだなぁ。 なんというか渡辺先生の漫画は「間」と日常的なするりとした会話がすごく的を得ていてぐさりと心に突き刺さるところがすごい。 高野さんとコーヘーの新幹線での会話。 あっちゃんと女子友達との会話。 むるたんとあっちゃん、むるたんとコーヘーの会話。 あっちゃんと木本くんの会話。 なんかずしりとくる。 個人的には高野さんとお母さんの 「たまにはうちにも寄りなさいよ気になるから、って源三さんが言ってた」 「わかった、って伝えてください」 このやり取りが一番好き。 そのあとのお母さんの表情も好き。 あととにかく出てくる食べ物がおいしそうすぎて…! 夜中に読むとおなかすく。
0投稿日: 2013.04.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これにて完結!そして、ストンとおちるラスト!!人を好きになったり愛したりする延長上に家族がある、とも限らない…と改めて。女目線からすればコーヘーのダメダメ具合にあきれてしまうけど、そんな彼をある意味で利用したあっちゃんの勝ちとも言えるかな…なんて。アラサーといわれる年齢で読めて、本当によかったと思える漫画。渡辺ペコの漫画って文学的だよなー。
1投稿日: 2013.04.24
powered by ブクログ最後まで主人公の女性の思考が、私にはわからなかった。何か見たことのない生き物をみているような。それはオーバーか。 ただ、非常に自分を顧みる内容でもあったので、読んで本当に良かった。 夢も希望もない話とそのラスト。だが、私も生きているのは、夢の中でも、単純な希望だけでもなく、目の前の現実なんだったな、と思わせてくれた。元来大甘な私には良い本だった。 個人的には発刊のペースが緩やかで助かった。
0投稿日: 2013.04.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【愛していなくても、結婚できる。家族も作れる。幸せにもなれる、という回答。或いはお茶碗を欠けさせたことについての罰】 まず最初に特筆したいのは、この人はこんなに絵が上手かったのか!っていう驚き感。特に、最終話のあっちゃんの表情は「愛していないこと」と「幸せであること」を見事に表現しきっている。こういう、表情で描けるマンガ家さんは素晴らしいと思うね。感じとしては、「いちごの学校」を彷彿としました。 浮気した男の人とそれを許してつきあい続けるのって、欠けたお茶碗を使い続けるみたいなことだな、と思っている。欠けた部分って絶対に戻らないし、忘れたふりをしても結局そこからひび割れが広がっていく。 幸せなあっちゃんの最後の台詞は「おかえり 琴子」である。 この瞬間の「晃平」の不在こそが、晃平のしたことに対する答えなのだ。 あっちゃんは「(愛していないけど)家族を作りたいから、その構成要素になってよ」という。それは「大好きだから一緒に家族を作ろう」というのは大きな隔たりがある。 だけど一方で、30も近くの女としては、この鳥が巣作りでもするような建設的さは非常によく分かる。 良い?家族になる人を「条件で選り好み」するのなら、10年つきあった男以上の人はいない。そういう結論。そういう結論なんです。だけども、それでも幸せにはなれるって言うことなんです。 ポケモンショックみたいなのも、わかる。でもそれってきっと10代20代の恋だから、今更幾ら食い入るようにテレビを見たってそんなにピカチュウは光らない。安全対策されてるから。十分に。 また、もう一個このマンガを読んでいて考えさせられたけど、この話ってたぶん男の人と女の人と読んだ時の受け取り方が相当違うんだよね。 だって、もう、女の視点で読んでると、一択高野さんと結婚(或いは、そこまででなくてもあっちゃんとは別れて、高野さんに養育費など金銭的に援助)で当然だと思うんですよね。 まあ、そうすると寝取った女得という問題も出てくるは出てくるんですが、とにかく晃平が終始最低の男過ぎる。 浮気して出来た子供がまだ浮気相手の腹の中ですくすく育っている状態で、「そろそろ結婚しても良いんじゃ無いか」とか思ってプロポーズ。「俺、あっちゃんに責任負いたいんだよ」の台詞には、全女子が「お前が責任持たなきゃならんものは他にあるだろ!!」と全力突っ込みを入れたハズ。 でも、男の人側からは「一回の過ちなのに、産むって強行した高野さんの責任。むしろ晃平は被害者だし、それなのにベビーベッド組み立てたりして優しいなー」なのかなって思った!じゃないとこんな最低男描けないよ! もうね。子供が出来ることの責任は、子供を生むことを決断したことにより発生するんでは無いという点を、もう一度確認しておきたいですよね。その、子作り行為即ちセックス&射精に発生していると言うことを確認しておきたい。真剣に射精しても、不真面目に射精しても、生命が生まれたからには責任取らんといけないのですよ。 そして、そんなこともまともに出来なかった最低の晃平君は、冒頭に述べたような甘い罰を受ける。 ううーん、これ以上の最後は、なかったかもね。 だって、高野さんと結婚して子育てしても、あっちゃんとやり直すことになっても、あっちゃんとも高野さんとも別れることになっても、結局全部高野さんとあっちゃんが負担を負うだけで、晃平はなんにも困らない勝ち逃げコースだったんだよね。 そこで、「愛してるけど、愛されない」幸せな生活を一生送る、ということ。 欠けさせたお茶碗のことや、産まれた子供(晃平が責任を全く取らなかった子供)のことを考えれば、これ以上の結論は無かった、かもね。
7投稿日: 2013.04.23
