
ブッダ(7)
手塚治虫/手塚プロダクション
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総合評価
(2件)4.5
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powered by ブクログ果てしなき差別との闘い。 そして、人間の心に潜む迷いとの対面。 生命、宇宙を描いた場面は、岡本太郎の作品と同根であることを感じる。 巨人ヤタラの登場で、物語に動きが出てきた。
0投稿日: 2012.03.16
powered by ブクログ『ブッダ』。3000ページにも及ぶ、ブッダの一生を描いた長編。仏教に対する手塚治虫流の解釈が散りばめられ、「苦悩するひとりの弱い人間」としてのブッダが鮮やかに、かつ大胆に描かれています。仏教やブッダに対する思想入門書としても最適でしょう。僕にとっては、本書は人生訓としても成り立っています。 「いつも次のことを考えなさい。いま自分は何をしているか、自分のしていることは自分にとって大事なことなのか、人にとって大事なことなのか、そして大勢の人にとって大事なことなのか!国じゅうの人にとって大事なことなのか、世界の人にとって大事なことなのか、この自然にとって、あらゆる生きものにとって大事なことなのかよく考えなさい」(第4部でのブッダの台詞)を、僕は特によく思い出します。
0投稿日: 2008.04.28
