
総合評価
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powered by ブクログ桓騎という男の異質さが、ここまで鮮明に描かれた巻はなかったと思う。67巻では、李牧の包囲網に追い詰められた秦軍の中で、桓騎が見せる不可解な布陣から始まる。まるで無意味に見える動き――だがそれは、敵の焦りを誘う巧妙な策だった。彼の戦は常に“常識の外側”で行われていて、何を考えているのか分からない怖さがある。だが今回は、それが戦術のためだけでなく、彼の生き方そのものと結びついているように感じた。 物語の後半では、ついに桓騎の過去が語られる。 砂鬼一家のもとで育ち、奪われる側の人生を歩んだ少年時代。捨てられ、売られ、見捨てられたその経験が、彼の“奪う者”としての哲学を形づくっていた。桓騎の残虐さは狂気ではなく、復讐と覚悟の裏返しだったのだ。読んでいて胸がざらつく。けれど、その過去を知ることで、彼の言葉が一つひとつ違う重みを帯びてくる。 特に印象的なのは、「中間の者たち」への怒りの場面。 強者でも弱者でもない、何もしない者たち――その無関心こそが世界を歪ませている、と彼は語る。その言葉は戦国の時代を超え、今を生きる自分たちにも突き刺さる。桓騎の“悪”は、社会への問いそのものだったのかもしれない。 そして包囲を突破する戦い。ゼノウ一家の突撃は、希望と犠牲が入り混じる壮絶な場面だった。味方の命を捨ててでも生き延びる。勝利というよりも、“生き残ること”そのものが戦の目的になっている。その中で、信たちは何を見て、何を感じたのだろう。理想だけでは戦えない現実を、彼ら自身が受け止め始めているようにも見えた。 読み終えたあと、胸に残ったのは「覚悟」という言葉だ。勝ち負けの尺度では測れない、人間の闇と信念。 桓騎という異端の将軍を通して描かれたのは、戦国という時代の残酷さと、そこに生きる者の強さだった。 67巻は“戦”よりも“人”を描いた巻であり、キングダムの中でも特に深く心に残る一冊だったと思う。
9投稿日: 2025.11.08
powered by ブクログ感想 自分も何もしねぇ中間の奴らだなぁ。 あらすじ 桓騎軍は日没後に包囲を突破する。 逃げた飛信隊は桓騎の別働隊と会う。砂鬼一家から桓騎のことを聞く。 飛信隊と楽華隊は紅春を使って宜安城に攻め込む。攻城戦で田有、竜川、中鉄が瀕死に。砂鬼一家が治療をかって出る。 桓騎の砂鬼一家での回想。子供たちの野盗集団で変態領主と大人の野盗に囲まれて暮らしていた。桓騎は野盗集団を残虐に殺し、恐れられるようにする。 桓騎の怒りは無関係を装っている人たちに向いていた。 桓騎は宜安城に入城する。
6投稿日: 2025.03.08
powered by ブクログ蓁趙宜安決戦。 桓騎の観たことのない布陣は、桓騎軍が得意とする夜戦に持ち込む事が目的だった。 日が暮れると桓騎軍は趙軍の包囲から抜け出す。 一方で、飛信隊・楽華軍は、桓騎軍の砂鬼一家と氾善の別動隊と合流。 夜明けと共に宜安城を攻め、攻略を成功させる。 桓騎と砂鬼一家の過去に少し触れられ、そこに桓騎の人間性が垣間見える。 この時代に弱者が生き残るには、砂鬼一家の様になるしかなかったのだろう。
5投稿日: 2024.10.25
powered by ブクログ桓騎こわ…。 怖いと言っても、なんていうかhorribleではなくfearに近い感じ。 そこだったのか、桓騎の怒りとは。 単なる粗野な小悪党じゃないんだなやっぱり。 銃口を向ける時、自分も撃たれる覚悟があるのか、とは誹謗中傷したり厳しい言葉で他人をこき下ろす人とか見ると思うけど、桓騎はそういう、自分も撃たれる覚悟を持ってあの言動をやってるなと思う。 中間層への怒りは戦争や政治への無関心な層に対しての危機感として、現代社会へ通じるものじゃないかなと思う。 原先生のキャラクターの膨らませ方のうまさに、原先生にも畏れを抱くよ…。 この瞬間に語られるからこそ、また効果的というか…。 ハァ…
0投稿日: 2024.08.07
powered by ブクログあらゆる陣形戦術が生まれ精錬されてきた 気を衒った愚策の代償よ 興奮と絶望が入り混じっておったであろう 罠を仕掛け捕らえた敵をおよそ人の所業と思えぬ残虐さで弄び晒し続けた 無関係を決め込んでいる”中間の奴等“だ
1投稿日: 2024.04.04
powered by ブクログ謎に包まれていた砂鬼一家の正体。 そして桓騎の過去。 おもしろい…けど城攻めの最中なはずだけどどうなった!?ってのが気になってしまう…。 桓騎は信と生い立ちが近いんだよねぇ。 信にとって何か新しい思考が生まれそう。
0投稿日: 2024.02.19
powered by ブクログ2023/01/19 1 2023/04/22 2 2023/07/20 3 2023/11/30 4 2024/01/01 5
0投稿日: 2024.01.01
powered by ブクログ桓騎考案のなぞの布陣で入城できた!時間稼ぎか。桓騎いいところで最後出てきたな。どうやって最後戦うのか気になるな。 桓騎の過去についてのお話。桓騎の怒りは一体なんだろうか。
0投稿日: 2023.11.07
powered by ブクログ宜安城への奇襲。 砂鬼一家と桓騎との過去。 桓騎がこの戦いで最後まで生き残ることを願う。 ただ、戦死しないキャラの死亡フラグはいらない。
0投稿日: 2023.03.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 六将・桓騎対三大天・李牧! 飛信隊と楽華軍が離脱し、趙軍に追い詰められた桓騎中央軍。“桓騎の弱点”を突き、盤石な攻勢を仕掛けた李牧だが、突如桓騎は布陣を開始する。見たことのない陣形に戸惑う李牧軍。不敵な笑みを浮かべる桓騎は、包囲を突破し、秦軍に僅かな望みを繋げるか…!? ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。
3投稿日: 2023.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
戦況でいえば宜安城に入場できるかどうかのところで桓騎が妙な陣形を作った?という場面からの続き。 この巻はもう桓騎に尽きるなぁという感じでした。 なんてったってこの巻は桓騎の過去が少し、明らかになります。雷土の遺体が送り付けられたところで出ていた、砂鬼一家と桓騎の関係がここでわかりました。 桓騎の過去を知ると、この人単に残虐な人というわけではないようですね。また、この巻まで読んでから、桓騎初登場の16巻から読み返すと桓騎の言動が今まで読んできて抱いた印象とはまるで違って見えそうな気がします。 そろそろ一度読み返したいなー。
1投稿日: 2023.02.17
powered by ブクログいよいよ、カンキの過去が明らかに。 カンキの印象が変わった。個人的には良い意味で。 カンキ周りの話は描写がグロいのが少し辛い… 田有のところ、うるっとしました。
0投稿日: 2023.02.13
powered by ブクログかん騎の巻。 後半、グロいー、怖いーと思いつつ、 目が離せず読み進める。 でも、こういう事実もかん騎の怒りも 今の世に通じるもの。 歴史から学ばなくちゃいかんよね。
1投稿日: 2023.02.03
powered by ブクログ2023 1/30読了 面白かったです。 物語は現在時間での攻防と、 かんき将軍の過去との2つで進みます。 果たしてかんきの内にある感情とは? それは過去を紐解くことで明かされ、 李牧VSかんき 勝者はどちらなのか? それはきっと、かんきの内にある感情が勝敗の鍵となってきます。 砂鬼一家の過去が秘密がそのまま、かんきの過去であり秘密であり、そこにかんきの感情のオリジンが。 それを知り、そして、李牧と戦うかんきの、その瞳に映るものが…彼が見ているものがわかる時が、その勝敗の結果となる。 この巻はその冒頭にあたる物語となります。
1投稿日: 2023.01.31
powered by ブクログ李牧の罠にハマった秦軍。飛信隊と楽華軍が離脱し、追い詰められた桓騎中央軍は包囲を突破することができるのか…。 表紙の男の子、誰?と思ったら、なんと少年時代の桓騎でした。桓騎一家の、ひいては砂鬼一家の成り立ちが語られますが、まだまだ謎が残ります…。
0投稿日: 2023.01.29
powered by ブクログ#読了 #キングダム #漫画好き #読書好きな人と繋がりたい 六将の一人である桓騎の過去が語られる第67巻
1投稿日: 2023.01.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ゼノウ一家の活躍で突破の桓騎軍 田有 竜川 中鉄の活躍で宜安城を陥落 同時に桓騎が何者であるか語られる 桓騎軍と合流してどのように今後戦っていくのか!
0投稿日: 2023.01.20
powered by ブクログここからまた盛り返しそうな雰囲気。 表紙に幼少の桓騎でてたからこの巻で終わるのかと思ったよ。ただ、過去とか振返って情報が色々出てくるってのはフラグではある。
0投稿日: 2023.01.19
