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総合評価

21件)
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    『キングダム 64巻』を読んだ。 勝利の果実は甘くも、そこには深い影が落ちていた。影丘を抜け、武城・平陽を攻略した秦軍。勝利を得たはずの戦地に漂うのは、静けさと違和感。歓声よりも、刃と血を見つめた者たちの喪失感が強く残る。 特に印象深かったのは、桓騎の“非情な戦法”。捕虜を首級として積み上げるという異様な光景は、ただの戦略ではなく心理戦の極致だった。恐怖を演出し、敵の心を折る。狂気と知略が不可分に混ざり合った桓騎のやり方は、勝利という名の代償を読者にも突きつけた。そこには冷たい合理があって、けれども確かな意志がある。彼が見せた勝ち方は残酷だが、その背後には戦を掌握する計算が見え隠れしていた。 一方、信はただ突き進む戦士から、戦を読み取る将へと変化していた。理想や信義だけでは戦えない現実を、肌で感じ取る瞬間があった。勝ち方の美しさ、犠牲の重さ、勝利の幕引きに残る軋み。信はただ勝つことではなく、どう勝つかを考える存在になりつつあった。剣を振るその背中に、覚悟と責任が刻まれていく。 物語の最後には、勝利を手にした秦軍、報告に集う将たち、そして帰還する飛信隊の姿がある。だがその静けさの中にも歪みが見える。国土は広がったが、拡張に伴う歪みもまた広がる。勝った者だけが勝者ではない。王翦や昌平君、蒙恬らの姿もまた、未来という不透明な道を見つめていた。勝利は確かだったが、その影の中には数えきれない犠牲と問いが横たわっている。 巻を閉じたときに残ったのは、苦い勝利。それでも前に進もうとする意志。戦場での勝敗や策略が描かれるだけではなく、人が人を信じ、人生を賭けて戦う姿の重さが胸に響いた。 刃の重さ、タスキの重さ、 次巻では信がまさしく“将軍”としての歩みを強く打ち出してくるはずだ。64巻は、その前夜。戦いの余波を描き、読者にも問いを投げかける。勝利の先に待つものは何なのか。刃を下ろした者が、次に握るべきものは何なのか。

    12
    投稿日: 2025.11.01
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    感想 結局、政は桓騎許すんかい! 捕虜10万の惨殺問わず あらすじ 桓騎はコチョウの軍を前がかりにして、そこをすり抜けた脱走兵をろ利用してコチョウを囲む。 コチョウは桓騎軍に囲まれて自害する。 雷土は拷問により殺されていた。桓騎は趙の投降兵10万を虐殺する。 政が桓騎軍に下向し、直接問いただす。

    7
    投稿日: 2025.03.08
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    蓁国による趙国、武城平城侵攻。 蓁国桓騎軍8万vs 趙国扈輒軍24万。 桓騎の奇策により扈輒将軍を討つが、残された扈輒兵達。 桓騎軍雷土を虐殺された事で、桓騎は捕虜となった残兵の首を落とす。その数、数十万。 この行為は重大な軍規違反とし、蓁王嬴政が国軍を連れて桓騎軍の元を訪れるが、桓騎に何かを感じた嬴政は桓騎をお咎め無しとする。 趙人は蓁国の残虐な行為に怒りを増幅させるが、趙国上層部は相変わらずの悪政。 総大将を失い、楚国に亡命していた元三大天の廉頗将軍を呼び戻す手筈があったが、廉頗将軍は今の趙国の悪政をみたら何をするか分からないと、致し方無く李牧軍を呼び戻す。 桓騎による捕虜の虐殺は中華統一に向けての阻害因子ではあるが、嬴政はそれをどう納めるか。 趙国には死亡フラグが立っているが、まだ油断をしたら裏を描かれる状況でもある。 まだまだ物語は面白くなっていく。

    9
    投稿日: 2024.10.10
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    桓騎のスケールが。。なんか、もう。 頭の中がごちゃごちゃなんだか、静まり返ってんだから。 こんな男他にいないよ。なんなんだか。 好き嫌いのレベルの話におさまらない。何も言えない、のは卑怯なんだろうな。 断罪する責任回避みたいな。 使えるとこだけ使って、ダメなとこは怒ってって都合よく利用できる範疇におさまらない男。 この言葉があってるのか、語弊を招くかもだけど。 おもしろい…。 想像だにしない展開で面白かった。やっぱキングダム面白い。

    1
    投稿日: 2024.07.23
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    2022/02/23 1 2022/09/10 2 2023/01/16 3 2024/01/01 4

    0
    投稿日: 2024.01.01
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    桓騎将軍が残虐なやつってのは前々から知ってたけど、やっぱりえぐいな。雷土のやられ方を知ったからこそやろうけど、やり返したら戦が終わらないやないかーい!そら、政も怒るわ。 底なんてないんだよ、痛みに。しびれたーーー! そして桓騎を倒すためにいよいよ李牧が立ち上がったー!!!楽しみすぎる!

    1
    投稿日: 2023.11.07
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    底なんてないんだよ_痛みに 斬首十萬 虐殺云々の前に_他人の土地に侵略し殺して奪って_その上でその連中と一つになれると_本気で思ってんのか?

    1
    投稿日: 2023.09.06
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    桓騎軍の戦い方が見える戦いだったの良かった。 捕虜の虐殺については拷問とか痛みつけられるよりマシだったんじゃないかって思うし、趙王よりまともに思っちゃうな。 桓騎ならもっとひどいことしちゃうんじゃないかって思ってたからね…。 桓騎と政の対話も良かったな。 ほんとに桓騎の言う通り、こんな戦争の先に中華統一なんて可能なの?って思うしね。

    0
    投稿日: 2023.03.04
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    孫臏。桓騎の作戦勝ちでしたと。桓騎のモチベーションはなんじゃろなぁと不思議なところ。そして李牧が帰ってくる。李牧倒せるんでしょうか。

    0
    投稿日: 2022.11.19
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    雷土さんの件については、普段はほとんど見せない桓騎の“人間味”が少し垣間見えたような気がした。 政が誰かしらと対峙し、その信念を語り、また相手の話を聴く姿には毎回圧倒される。 心でぶつかり、心で聴くその姿勢が、あまりにも力強いからだとわたしは思う。 中でも、今回の桓騎との対峙は、とても意味のあるものだと感じた。 桓騎の目に、その桓騎の姿に、“絶望”という言葉の奥に、政は何を見たのだろうか。 そして、どこまでも真っ直ぐな政の“金剛の剣”、信の姿には政自身も、そしてその物語をこちらから見ている私たちでさえも、救われる。

    0
    投稿日: 2022.08.21
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     中国古代の虐殺事件をマンガにするというのは、なかなか、むずかしいんじゃないでしょうか。「史記」ネタなのでしょうが、当時の価値観というか、倫理観というか、そのあたりは漫画家の歴史家としての力量のようなものが問われそうですね。  だからといって、描かないわけにはいかないわけで、原泰久さん、健闘していると思いました。ただ、今は若き主人公の政、後の始皇帝にも、虐殺の記録はあるわけで、どう描くのか、今から楽しみですね。  ブログの感想ものぞいてみてください。  https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202203240000/

    10
    投稿日: 2022.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 趙国総大将・扈輒を討て!紀元前234年 武城・平陽攻略戦! 趙王都・邯鄲手前の地である武城・平陽へ進攻する秦軍。圧倒的劣勢で始まった桓騎軍対扈輒軍の戦いは、飛信隊が見事に“死地"影丘を攻略し、停滞した戦局に風穴を開ける。一方、壊滅状態が続く桓騎率いる中央軍では、当の桓騎自身が行方をくらませていた…!! ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。

    0
    投稿日: 2022.04.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    桓騎勝利、でも大量虐殺。。 砂鬼との関係も気になる。。 次で李牧vs桓騎とは!またまた面白くなりそう!

    0
    投稿日: 2022.04.18
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    仮面の男だと思ったら美女だった…!パターンまた使うんかい この作者の女性キャラ、2つの意味であまり魅力を感じないのよね。 まず絵の肉体的魅力の不足。ロケットおっぱいなのに寸胴で筋肉なさそうな黒桜とか、胸ばっかフーセンみたいでガタイもクソデカだけど、胴はやっぱり筋肉なさそうな媧燐とか。 なのにドチャクソ強い設定だからなんかとってつけたようなキャラに感じてしまう。 女性の肉体をもっと美しく描いてほしいなあ。 もう一つは見せ場の無理矢理感というか。個人の強さではない将軍としてカリスマガチ強の楊端和はええんやが、蚩尤の人たちとかちょっとファンタジー感強くてなあ。 女戦士の強さの説得力なのかもしれんが、羌瘣の妹分とか個人的には蛇足だな。 キャラ設定もどことなくオタくさいんだよな。貂とかカイネのウザさもそこから来てると思う。 という、本編には何ら関わりない感想。

    1
    投稿日: 2022.04.03
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    カンキ将軍と政のやり取りが刺さりました。カンキは捕虜を何万人も殺す悪党だけど、そもそも侵略をしかけてるのは政だからね。と、今のウクライナ情勢を重ねあわせて、しみじみ思いました。

    0
    投稿日: 2022.03.30
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    ここまでに描かれたエイセイの人物像と、いわゆる一般的にイメージされるところの始皇帝像が、いまだ上手く結びつかないいんだけど、今回の大虐殺エピソードにおいて、それを繋ぐヒントが少し垣間見えた気がする。その汚名の大部分が、ひょっとして配下が被るべきものだったのではないか、と。それにしてもスケールのデカい物語。

    0
    投稿日: 2022.03.29
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    桓騎軍の平陽攻略も大詰め。 容赦ない桓騎の大量斬首。 好きな武将なのに、無慈悲すぎるのが少し残念。

    0
    投稿日: 2022.02.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    桓騎の意表を突いた攻略でまさかの戦闘終了。さすがはそこは桓騎だと思う。 が、雷土を殺されたこともあるのこ、かつての六将白起を思い起こさせる虐殺を行うという暴挙に。 この虐殺で桓騎が乾いているという意味がなんとなくわかった気がする。人を殺しても殺しても自分の心が満足しないのかな。 政が桓騎に対して何かを思ったのも、過去の自分に似た何かを感じとったのかも。桓騎はきっと、過去に絶望してあんなことをしてるのかもしれない。将軍の位なんていらなそうだし、じゃあなんで軍人になったんだろ…。 個人的に李斯が今回の虐殺が大変なことだと言っていたのが意外だった。李斯はこの先の歴史にある焚書坑儒をやった人物だったような。このときに儒者を殺しまくっているので。今回はあくまで天下統一に弊害しかないと判断したんでしょう。 昔は首を取ることで恩賞がもらえたそうだから、虐殺は当たり前だった時代なんでしょう。史実の桓騎が虐殺したのもきっと利にかなったもので、始皇帝が桓騎のところに行ったのも労いだったんだろうなと。決してマンガの中の政みたいな綺麗事を言う人間じゃなかったんだろうな。逆である意味面白いけど。 今回のことで李牧がまた復活。結構早い復活でしたね。 今回こんな話だったせいか、吐いてる人3人ぐらいいたような……。食後に見ないほうがいいな。 黒桜が国を敵にまわしても桓騎を守る桓騎大好き人間なのは前々から知ってましたが、当の桓騎は砂鬼と出来ていたということで……え、砂鬼って女なのかよ、それで拷問してんのかよ……と。砂鬼もまた色々あった人なのかな。 これ以降虐殺はないらしいので、桓騎がどうなるか気になります。また、ぶっ飛ぶような策略が見たいです。お頭は好きです。雷土残念だったな…。

    0
    投稿日: 2022.02.20
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    前巻で飛信隊が影丘を抜け、ついに桓騎が仕掛ける!平陽攻略なるか? そして政は桓騎の何に気づいたの?砂鬼って…?ますます続きが気になります。

    0
    投稿日: 2022.02.19
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    久しぶりに胸の苦しくなる桓騎のおぞましき腹の底を描いている。戦争は綺麗事では済まない。繰り広げられる舌戦での軍杯はまさに勝利の先にしかない

    1
    投稿日: 2022.02.19
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    桓騎軍の将軍でもオエッってなるものなのか。 砂鬼については、アニメとか声どうするんだろうね。 はっ、顔出してないんだから誰が喋っててもいいのか。

    0
    投稿日: 2022.02.18