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ムシウタ 01.夢みる蛍
ムシウタ 01.夢みる蛍
岩井恭平、るろお/KADOKAWA
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総合評価

21件)
3.9
8
4
7
2
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    桜架東高校に通う薬屋大助(くすりや・だいすけ)は、おなじクラスの立花利菜(たちばな・りな)と衝突をくり返しながら、学校生活を送っていました。そんなある日、彼は杏本詩歌(あんもと・しいか)という美少女と出会います。彼女に心を惹かれた大助は、その後詩歌と会うようになり、彼女のほうも大助に心を許すようになります。 そのころ、人間に寄生し人間離れした力をあたえると同時に宿主の夢を食う「虫」が人びとを恐怖に陥れていました。虫を殺せば宿主は感情をうしなって「欠落者」となってしまうほかありません。こうした事態に対し「特別環境保全事務局」が設置されることになり、特殊な能力をもつ「虫憑き」の人間たちを利用することで「虫憑き」をコントロールしようとし、それに反発する「むしばね」と呼ばれる組織と抗争をくり返していました。 そんななか、かつて欠落者だった「ふゆほたる」が脱走するという事件が起こり、特環の土師圭吾(はじ・けいご)は、「かっこう」と呼ばれる強大な力をもつ「虫憑き」の少年に出動を命じます。さらに、「むしばね」のリーダーである「レイディー・バード」が仲間たちを率いて戦いを仕掛けます。 緊密なプロットをもつ作品ではないようですが、それぞれの「夢」を胸にいだく少年と少女が、運命に翻弄されながら力強く生きていくという設定のもとで、それぞれの登場人物たちの魅力をえがき出すことに成功しているように思います。

    0
    投稿日: 2018.08.14
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    本編15巻、前日譚『ムシウタbug』8巻で完結。 登場人物がとても多くて、それぞれに見せ場を作っている。流星雨の夜の闘いとか、侵父戦とか、ラストバトルの"索敵します"とか、涙ながら読んだ。 "司書"の闘いが凄まじい。初季の限界突破に熱くなる。七那、アンネリーゼ可愛い。亜梨子パンチを受けてみたい。

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    投稿日: 2018.07.09
  • 超せつないSFチック恋愛ストーリー

    超せつないSFチック恋愛ストーリー 薬屋大助 立花利菜 杏本詩歌 特環

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    投稿日: 2014.01.04
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    ストーリー自体はそんなに変わったものじゃないと思うけど10年近く前の作品だということを考えれば寧ろこちらの方が先だしまあなんというか... 謎がまだまだ残ってるので今後に期待。

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    投稿日: 2013.06.28
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    第1巻を読破。 というか再読完了です。 ムシウタ本編がクライマックスってな感じだったんで、最初から読んでストーリーを思い出そうと思いまして。 実はちょっと前の巻から積読状態になっていまして。 ああでも、こうやって読み直すとやっぱりおもしろいな、と痛感しましたね。 「消閑の挑戦者 パーフェクト・キング」をイラスト買いしたのが著者・岩井恭平さんとの出会いで。 四季童子さんがイラスト担当していたんです。 そのころはフルメタ読んでいたんで、四季童子さんの名前は知っていて。 最初は「バトロワみたいなやつか……」と敬遠していたんですが、なんとなく買っちゃって。 ええ、おもしろかったですよ。 同い年だってことに「くそう」って思いましたもの。 苦笑 さて、この「ムシウタ」シリーズは、人の夢を喰う「虫」に憑かれた少年少女たちの足掻きともがきのお話で。 “虫憑き”たちが居場所を求めて、夢を叶えようとして戦うわけですが。 ひさしぶりに読んで気づいたのですが……。 そうか、“始まりの三匹”は元は人間だった可能性もあるのか。 もしくはその三人の科学者が造った“虫”のプロトタイプ。 “始まりの三匹”があまりにも化け物じみているんで、ついつい忘れがちになってしまいますね。 特に教会と共に出てくる侵父。 あれ? 浸父だったっけ?? 人間とは思えなかったしなあ。 あ、“かっこう”を虫憑きにした張本人も肉体はなかったような……。 そう考えるとやっぱり「科学者が造った」線が濃厚だろうか。 大喰いだけが人間の中に潜めるくらい人間の形しているしなあ。 再読なのでストーリーは覚えているわけで。 わかっているからこそ「うわあ」って思っちゃうわけで。 そしてちょっとだけ確信が。 ずっと「死んだ」って言われていた利菜。 でもちらっと読んだ最新刊にまたまた利菜の名前が。 そこの文章を読んで「これはいかん。最初からストーリーを思い出す」と思って再読開始したわけですが。 ああ、確かにあの文章では明確化されていませんでしたね。 これって偶然なんだろうか……それともすでに予定していた? なんて勘繰ってしまいました(;^-^) さて、第2巻も読むぞー。

    0
    投稿日: 2012.11.17
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    俺の聖書。一番好きなシリーズ。 未完なので早く続きが読みたい。 毎度視点が変わる群像劇。 物語の核となる人物“かっこう”がかっこよすぎる。 そして夢追い人の強さと弱さのバランスが最高。 己に克ち、相手にも勝つことでしか手に入れられないものがあるんだよ! 心が折れそうな時はそっと読み返したくなる。

    0
    投稿日: 2011.12.29
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    隠れてしまった名作。独特の世界感。それぞれの思いで戦うキャラクター。複雑に絡むストーリー構成。どれをとっても特A級!!! 私の貧相な言語力では説明できない。とりあえず読んでほしい。話はそれからだ。

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    投稿日: 2011.05.10
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    前にライトノベルを読んだときは、あまり良いイメージがなかったのですが、これは面白かったです。 著者がこの世で最も好きな“夢を追いかける人”と最も嫌いな“虫”を掛け合わせるといった設定は、とても真似出来ないと思いました。

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    投稿日: 2010.08.24
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    それは最高で最悪のボーイ・ミーツ・ガール!? 高校生の頃に友達に薦められて読んだのが出会いでした。 知る限り最高のライトノベルだと思います。 巧みに伏線を織り交ぜ、それを気持ちよく回収。 文章構成の見事さ。キャラクター達も見事に動き、超常の力を得た少年少女達の『人間らしさ』に思わず引き込まれてしまいます。 強力な力を手にした者達の葛藤。 力を持たない者の戦い。 そして、それぞれが信じるものの為に、前へと進んでゆきます。 気になってるけどまだ読んでない方が居るのなら、ぜひ手にとって読んでみることをお勧めします。

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    投稿日: 2010.07.26
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    キャラは個性的で魅力的なのだけれど、話の流れが曖昧で視点がころころ変わるので全体的な流れを掴みにくいのが欠点かな。

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    投稿日: 2010.06.19
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    設定が逸脱している差分、主人公達の性格はごく普通の少年少女。「始まりの三匹」に夢を喰われて虫憑きになった寄生主は越常の力をムシを操ることで得るが、代償として人の夢を喰う。ムシを殺されれば感情のない欠落者になり、力を使いすぎてムシに夢を喰いつくされれば「成虫化」、つまりムシが独立して反乱するため寄生主は殺されるシステムの中、最強の虫憑きかっこうが中心となる舞台。文章は難しすぎないが迫力や緊迫感にやや欠ける。基本切ないというよりはダーク。辛い思いが巻を増すにつれ連鎖していくので、ハッピーエンド主義の自分にはあまり合わず読み難かった。だからと言って面白くないわけではない。巻が増すにつれて面白いと思える作品なので1巻を読んだらぜひ2巻をば。1巻は伏線なのか何かわからないが文章に置いてきぼりの気分を味わった。文は魅力に欠けるが2巻の伏線だと思えば面白いので星3つ。

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    投稿日: 2009.11.02
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    設定なんかは好きだし面白いんだけどなあ。 どうにも迫力不足が否めない。もうちょっと虫のグロテスクさとかが描写されてるとだいぶ違いそうなんだけど、その辺避けちゃってないかしらん。

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    投稿日: 2008.09.13
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    アニメ化するくらいだしおもしろいんだよね。 と思ってたら案の定。 惹かれるものはあるもののなんだか読みにくい。進まない。 二巻まで様子見。

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    投稿日: 2008.09.01
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    まとめて三冊買って一気に読みました。 虫好きとしてはたまらない(笑) ちょっとヒトが簡単に死に過ぎかなと思ったけど、そういう世界なんだもんな。多分続きも買います。どう決着するのか気になる。 土師(兄)が好きです。

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    投稿日: 2007.09.01
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    かねて若い者から面白いという声を聞いていたのと、アニメ化の是非が話題になっていたのとで、読んでみました。なかなか面白い。…と思ったあとでアニメを見たら、全然別物でした。最初からネタバレかよ。まーそれはそれで面白かったからいいんだけど。

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    投稿日: 2007.07.07
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    初めて読んだライトノベル。 表紙とタイトルに惹かれて買いました。 薬屋大助。杏本詩歌。立花利菜。三人の夢見る学生達。 そしてそこに隠れた“かっこう”“ふゆほたる”“レイディーバード”という最強の“虫憑き”たち……。 それは最高で最悪のボーイ・ミーツ・ガール!

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    投稿日: 2007.02.28
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    今までに見たことのない作風の作品。 登場人物のそれぞれの視点で、状況がスライドしていくのはある意味、新鮮でたいへん楽しめました。続巻らしいので、次も期待です。しかし、あの人が死ぬとはね。

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    投稿日: 2006.08.29
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    人の夢を食べて成長する「虫」と、虫に夢を食べられる代償として能力を与えられる「虫憑き」のお話。虫憑きを倒していく”かっこう”、虫を殺されても復活した”ふゆほたる”、”かっこう”と闘う”レイディー・バード”のお話。3人の夢は唯一つ「自分がいても良い場所を手に入れる事」

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    投稿日: 2006.06.12
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    人に寄生しその夢を喰らう代わりに宿主に異能の力を与える存在「虫」。 人々の目から秘匿され国の機関からもも追われる存在の「虫憑き」達が織り成すドラマである。 普通の少年少女と変わらぬ生活を望みながらも虫憑きであるがゆえに様々なものを失い、そして奪い合う者達。 あんまり書くとネタばれしてしまうのだが、刹那さ、儚さなんかがお好きな方にはぜひぜひお勧めしたい作品である。 何の先入観も持たずに読み始められたなら幸いかと。予測を立てることなく素直に読み進められたならどっぷりその世界に浸れるのだから。

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    投稿日: 2006.02.10
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    学園モノ……と見せかけて、結構違う。 えーとですね、なんていうかですね、リアルグロ人生悲観ドラマ的裏切りと虐殺の連続ムシキングって感じですか。わけわかりませんか。私もです。気が合いますね。 でもこういう話は好きです。重いので。暗いので。

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    投稿日: 2005.07.28
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    この能力は危険だよね…みんな。でも、自分の夢を持ち続けるためには、戦って生き続けるしかない…ふゆほたるを助けて!

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    投稿日: 2005.06.06