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きれぎれ
きれぎれ
町田康/文藝春秋
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総合評価

113件)
3.5
11
43
35
14
1
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    特別に面白い展開はなくても文章の面白さでぐいぐい読めた。リズムが気持ちいい。主人公はダメダメだけど育ちがいいからところどころで教養が滲み、ユーモラスで惨めで憎めない。お見合いを滅茶苦茶にするシーンなんか最高だった、馬鹿で不細工。 解説で池澤夏樹が、(類似作家としてよく挙げられる太宰と違って)町田康は没落者ではなく、日本全体が没落したのではと指摘してて興味深かった。「泡沫景気が崩壊して、自信を失い、目標を失い、当惑している。何かが終わってしまって、次が始まらない。教養はあるけれどその使徒がない」。きれぎれを読んでいて何となく他人事ではないと焦るような気持ちになったのは、作中を漂う空虚さが限りなく現実のものだったからだと思う。

    0
    投稿日: 2025.10.29
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    口語と文語が入り混じり、さらに特徴的な擬音が多用される一見してかなり特殊な文体だ。 この文体は人によっては読みづらいと感じるだろう。 話の展開も気づいたら別の場面に移り変わっているといった感じで時においていかれそうになる。

    1
    投稿日: 2025.09.28
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    どこまで読んだところだったかな。 「あっ」と気づいて反射的に思い浮かんだ。 人間失格、であると。 それからは、もう頭から離れない。目眩く、展開に次ぐ展開の最中にあって「これは」と。 もともと著者の作文ついて、そのように連想されていることは知っている。 それにしても…。 とはいえど、このことについて追求したところで、あまり意味がないだろう。本質から逸れる。 この辺にしておく。   感想だなんてあらたまったところで、ぼくの感想は、けっしてぼくを超えない。何かしら書き連ねて、何ごとかを成した気になってしまう。 行き当たりばったりと計算尽く。 分析なんて、きっと不要なんだ。   剥き出し。あるがまま。なすがまま。 本来、人は誰しも、そのように生きる。 “人間失格”?どこが?なにが? 合格も失格も、ラベルを貼らなきゃ理解できないなんて。ラベルごときで理解するなんて、理解できた気になるなんて。そんなだから人間関係などは、こじれてしまう。こじれるだけこじらせておいて、修復も改善も、回避も解答もない。理解不能なんて、とっくに意識の外。見ないふり。 あまりにも容易い。安易。軽視。   意識の外、見ないふり。 きっと現実のことじゃないと思ってる? 夢か何かの話だと。 『きれぎれ』 こんなリアルはないんじゃないのかな、と思いながら読み進めた。読む手が止まらなかった。 けっして行き当たりばったりなものか。これほどまでに緻密な“計算”尽く、見たことがないと思った。 生きてゆくかぎり、止まらない、止められない物語。人生行き着く先なんて、知らない。

    0
    投稿日: 2025.08.15
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    青空。 きれぎれになって腐敗していて。 これが町田康か。。 狂言回し的言葉の連続。 意味や内容ではなく、音やリズムを楽しむ本、なのかな。 まだよくわからなかった。。

    0
    投稿日: 2025.04.13
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    リアルであってリアルでない。 悪い夢を見るような。 いい気分では読み進めないが、かと言って読むのを止める事も出来ない。 脳が見えている人の話は嫌でした。 町田ワールドに怖々足を踏み入れて、結局スグに逃げ出してしまうような読み方をした気がした。 『くっすん大黒』は意外と面白かった印象があったんやけどなぁ。

    0
    投稿日: 2025.04.06
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    3.3/5.0 少し古風かつ自由奔放な文体、現実と夢が混ざり合ったような珍妙なストーリー。 楽しめたかと言うとそうではなかった。またしばらく置いてから再読したい。

    0
    投稿日: 2025.03.24
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    芥川賞受賞の表題作を含む中篇2作収録。 既に己の作品世界を圧倒的に確立していた作者だが、中上健次にも通ずる煮詰まった文体とブッディズムに加え、妄想・現実の境が意図的に取っ払われた一人称視点と、表題作は芥川の枠に収まらないと感じた。 明確に読者を選ぶモノローグ作品だが、はぐれ者を描く視座が大きく変化した『人間の聖』も非常に読み応えがあった。

    13
    投稿日: 2024.12.31
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    名古屋へ行くのに持たせてくれた、休憩室の鞄の下に置かれてる、少しの間のお守りがわり。 薄くて読みやすいよって言ってたけれど、なかなかどうだむずかしい、わたしにとって話し言葉は吹き抜ける風、見えない。 読みながら、日記が影響を受けてた。

    1
    投稿日: 2024.12.05
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    町田康の文体は、もはや町田康以外には考えられないぐらい確立されている。何作かしかまだ読んではいないが、社会に馴染めず、金もない、どうしようもない自堕落な青年を主人公とした作品が多い印象で、そのキャラクターとこの文体が完全にマッチしていて、素晴らしいの一言。ストーリーはもはや必要のないレヴェルで読書が進む進む。 文章が語り口だから、音楽的。意外とこんな文章読み慣れてないから、ちょくちょく内容が入ってこなかったりするが、その体験すらもたのすぃ。 今作は1ページ目から、度肝抜くような始め方だが、一見シュールレアリズム的かと思いきや、そうではなく、ファンタジーの要素の方が俄然強い。現実すらもファンタジーのようになる魔法がこの文体にはある。癖になる。作者のユーモアのセンスもあってこその芸当。喝采。 きれぎれの方が断然好みだし、完成度も高いと思う。が、人生の聖の方が作者が好き勝手に書いて、作者の人生や実体験が色濃く反映されているような印象を受けた。

    1
    投稿日: 2024.09.07
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    な、なんだこの小説。文章がめちゃくちゃ面白いだけで内容なんにもないぞ。でもなんかかなり強烈な印象を残してくな。こんな異様に体言止めの多い文章ってか小説は初めて読んだ。この文章は俺の知ってる散文の範囲をギリギリ超えてる。散文の可能性を破綻しないながらも新しく規定してるようにすら思える。自由奔放で天才的な語彙の選択と唯一無二のリズム感で書かれる文そのものがエンターテイメントだわ。大笑いしちゃうよ。しかし、くんくんに、とか、げっつい、とか聞いたことないよ町田語??まあ、先に読んだエッセイの方が文章も洗練されてて内容も面白かったかな。

    0
    投稿日: 2024.02.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    目次 ・きれぎれ ・人生の聖 主人公(語り手)の脳内だだ洩れの一人称小説は好きだ。 好きなんだが、好きなはずなんだが。 これには苦戦しました。 SFもファンタジーも好きだけど、マジックリアリズムが苦手。 輪郭のくっきりはっきりした世界の中で突拍子もないことが起こるのは好きだけど、世界の輪郭ごととろとろ掴みどころがなく嘘か真か妄想かわからないまま話が進むのが苦手。 この融通の利かなさがまさしく私なのだと、図らずもこの本から突きつけられてしまったわけだけど、そういうわけで、全く理解できませんでしたとしか言いようがない。 文章のリズムが良いところは好きだ。 けれどそれは、あくまでも黙読している時の話で、音読しようものならつっかえつっかえ、リズムぶち壊しながらしか読めない。 だってこの作品が発表されたのは、平成12年だからギリギリ前世紀なんだけど、それにしてもチョイスされた言葉の古臭さよ。 大正から戦前に書かれたのですか?っていうくらい口にしたことのない言葉と、斬新なオノマトペ。 これは、音読できないでしょ。 っていうか、できな過ぎて笑ったわ。 それでも『きれぎれ』は、唐突にシーンが変わったりするけれども、主人公の立ち位置というか、人間関係に揺らぎがないから、まだわかりやすかった。 まあ、途中途中で変な妖しい不穏な出来事はあるけれど。 パンの中身とか。 『人生の聖』はもう、シーンどころか、語り手さえ同一人物なのかわからない。 会社員だったりテロリストだったり、無人島に置き去りにされたり怪しい工場で途方にくれたり、他の登場人物もアパートの隣人だったり使えない部下だったり。 あらゆる出来事に悪手を打ってしまう主人公は、すべてをまわりのせいにして自分を省みることはない。 だから最後には…結局どうなったの? 読解力なさ過ぎてすまぬ。

    2
    投稿日: 2024.01.28
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    イカれ徒然草。すごい。 あまりにもとりとめのない脳内イメージを、厳密に明確に克明に文章に落とし込んでいる。文体も相まってスルスルと脳内にインストールされてしまう。 あんまり深入りしすぎると自分の口調とかも影響受けそう、日常に悪影響が出そう。危険。 読書になにか意味を求める人には向かない。ただの暇つぶし、エンタメだって思える人なら楽しめると思う。

    2
    投稿日: 2023.10.26
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    ☆3.5 駄目男  中学か高校の頃に読んで感銘を受けたが、内容を忘れ、昔の感想を読んでも意味不明なので再読した。  のべつ幕なしに情景と、主人公の駄目男の語りが入り乱れる。そのリズム感・グルーヴ感に踊らされ、酔ったやうになるのがこの小説の醍醐味だ。決してストーリーで感銘を与へるタイプではない。  芥川賞の銓衡は、池澤夏樹と宮本輝が相変らずだが、石原慎太郎がほめてゐるのは意外な気がしてしまった。選評《それぞれが不気味でおどろおどろしいシークエンスの映画のワイプやオーバラップに似た繋ぎ方は、時間や人間関係を無視し総じて悪夢に似た強いどろどろしたイメイジを造りだし、その技法は未曾有のもので時代の情感を伝えてくる。》  古井由吉の選評《反私小説の行き方を極端まで取ろうとしながら、いつのまにか私小説の矛盾域、のようなところへ踏みこんだ。》は腑に落ちた。駄目男の私小説みたいだ。『くっすん大黒』の三浦雅士の解説のとほり、一種の太宰治だと気がつく。

    0
    投稿日: 2023.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『きれぎれ』 町田康 (文春文庫) 芥川賞受賞作である。 表題作「きれぎれ」と「人生の聖」の二編を収録。 すごかった。 ものすごい読後感。 こんな気分は初めてだ。 読んでいる途中は、もうここでやめようと何度も思うほど、めちゃくちゃ気分悪くて(特に「人生の聖」の脳みそのところとか)、何だこれは最悪だ、と思っていたのに。 読み終わった後の、この不思議な感覚は何? わからん。 不快感の中にスッとひとすじ射す爽快感とでも言えばいいのか。 現実と非現実、そして脳内妄想の混在ぶりが初っ端からタダゴトじゃなく、いきなり百貨店の屋上からぽんぽんと景気よく人々が飛び降りる、というようなシーンから物語は始まる。 主人公はおぼっちゃんなのだが、高校中退で浪費家で労働が大嫌いでランパブ通いが趣味という、町田ワールドの必須アイテムといえるダメ男である。 もちろんオール一人称独白。 当然変人。 しかし、『くっすん大黒』の楠木や『人間の屑』の清十郎などのように、頭の中の変なことが行動と直結している、という変人とは少しタイプが違う。 「夢見がちな性格」と作中で主人公本人も言うように、頭の中であらゆる物事が発生し、増殖し、あふれかえっていて、とりとめのない世界が展開されているのだ。 実体のない乱痴気騒ぎと、主人公の理路整然とした語りとを繋げようとすると失敗する。 これは読み手に自分の立ち位置を分からなくさせる小説だ。 主人公と、主人公以外。 自分はどちらの側にいればいいのかと考えた瞬間、足元がすこんと抜け落ちる不安感に襲われる。 ストーリーというのは、あんまり説明する意味がないだろうなぁ。 ただ文章はものすごく濃い。 漢字を多用した堅い文体の中に、突然句読点ぶっちぎりの平仮名ばかりのへらへらした意味不明な文章が混ざっている混沌とした世界。 ところで、この「きれぎれ」は(「人生の聖」もそうだが)、今までの人生脱落者の物語とは少し雰囲気が違うような気がする。 いままでのは、うわ、これはひどい、バカやな、でもなんか憎めない、というような明るさがあった。 変人の変人的牽引力にぐいぐい引っ張られて、つられて笑ってしまうような。 しかし今作は少し複雑である。 主人公の心の闇が丸見えだ。 しかも相当危うい。 文章が短く切れていて異常に読みやすいのも何だか不気味だ。 集中豪雨の中で、主人公が散歩をするシーンが、やけに印象に残った。 なぜわざわざそんなことをするのか。 理由は分からないのだ。 でも、濡れてへなへなになった毛織物の上着とか、セロファンに雨が溜まってぐずぐずになった煙草を吸おうとするところやなんかが、映像を見るように鮮やかに心に残る。 たぶん、言っている内容のわりに言葉が的確で、きちんと綺麗だからなのではないだろうか。 「俺はなんとしてでも煙草を吸わなくては、と思った。いまここで煙草を諦めれば、俺は生涯諦め続ける、と思った。集中豪雨の日に光の輪のなかで煙草を吸う。それは個人的な行であり十字架である。」 または朝の風景。 「朝の光は綺麗だなあ。この光線が一日続けば空間の破れも治癒するだろうに、十一時くらいから空気はだんだんに汚れて凡庸なただの光になってしまう。悲しいことだ。しかしながらいまは綺麗。畳に突き刺した鎌が斜めの光の中できらめいている。」 妻とともに吉原の展覧会へ向かうラストシーンもいい。 「外見上、おれは、うまく歩いている。おれは外見上は普通に歩けているように見えているのだ。」 “おれ”と、平仮名に変わっているところがちょっと怖い。 この物語の主人公は、本当はこれ以上ないほど、深く覚醒しているのではないか。 それとも、もしかして、すでに違う何かになっていたりはしないか。 ……侮れない。 意外と深い。 でもおすすめはできない(笑) 最後に彼が振り返ったときに見た青空が、すべてを読み終えた今、なぜか目に痛いような気がした。

    0
    投稿日: 2022.05.13
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    正直意味は全然分からないんだけど面白くないというのもちょっと違う。ただ面白いと言うのは我ながら何だか分かったフリをしているような気がしてしまう。 しばらくしたらまた読んで見る

    0
    投稿日: 2021.11.24
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    新聞の読書欄で『面白い人だな。え、芥川賞受賞されている⁈』って事で読んだのですが、頭悪くて理解出来ませんでした。

    0
    投稿日: 2021.09.02
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    パンクロッカーである町田康さんの芥川賞受賞作。2000年度受賞なのでもう20年も前なのか。 突拍子のない展開や描写はどこかパンクっぽい。ことの成り行きをひたすら記述するスタイルはデビュー作『くっすん大黒』とも似ているのだが、展開の摩訶不思議さをとくに楽しむことも出来ず、読む頭がついていかなかった。一読して、思い返しても何が書いてあったのかよくわからない。ひたすらわけのわからないことが語られている。 デビュー作がパンクっぽくなかった分、反動なのかとてもパンクっぽい作品だ。これは町田さんが進化したのか、あるいは劣化した結果なのか、どっちだろう。芥川賞の選考も支持と不支持で真っ二つに割れたという。僕は『くっすん大黒』のほうがはるかに良いと思ったし、正直これで芥川賞ならデビュー作でのほうが良かったなと思ってしまった。

    5
    投稿日: 2020.10.30
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    とにかく文体の異常性が際立つ。また破綻したような物語がギリギリの状態で突っ走っているだけではなく、一見関係なさそうな描写の糸端のようなところから次の場面へのに跳躍する独特異常なストーリーテリングも大きな特徴。メタ的な発言、描写を物語の本筋とは関係のないところでインサートし、それがまた特異なユーモアを含んでおり、今作のおかしみを膨らませている。

    0
    投稿日: 2020.01.14
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    刊行当時手にとって挫折したので19年ぶりのリベンジ。 面白いし「一言も。ねぇ。」とかふふってなるところもあるんだけど、趣味の合わないギャグ漫画読まされてるような感じだった。

    0
    投稿日: 2019.06.02
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    町田康独特のブラックユーモアは面白い。 しかし内容が読解力不足なのか町田康のはちゃめちゃストーリーのせいか私の中に入ってこなかった。 もしくは芥川受賞という名声の影響かもしれない。 以上。

    0
    投稿日: 2019.04.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小説というより詩集のような。 リズミカルな言葉遊びが、自然と視線を文の先へ先へ送り出す。 社会への侮蔑、敵意、慢心がそっくりそのまま自己へ帰ってくる。太宰の人間失格を町田康風に咀嚼したらこんな風になるかなぁなんて考えました。

    1
    投稿日: 2019.02.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    独特の文章だけど何故かスラスラ読める不思議な本だった。リズムが良くて、目は文字を追ってどんどん先に進んでしまうけど、途端に「えっ?どういう意味?」というシーンが連続してやってくるのでもう一度読み直したりする。読み直しても意味は分からない。 きれぎれの方の主人公は妄想がとどまるところを知らず、人生の聖の主人公は哀れですらある。どちらも生きるのが大変そう。 午後のワークの話が不気味で興味をそそられるのでその後あの工場がどうなったのか読みたい。

    0
    投稿日: 2018.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

     カオス!!!!!!!!!!氏の小説の中でも突き抜けてカオス。おいてけぼりとはまさにこのこと。。  第123回芥川龍之介賞受賞作。

    0
    投稿日: 2017.01.17
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    初めて読んだ夫婦茶碗に比べて強烈で、特に人生の聖はついていけないかも、とも感じたが、何れにせよ、凄い作家だと改めて思いました。

    0
    投稿日: 2016.08.25
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    きれぎれにいらいらすることありますよね。 なんでおまえそんなにスイカべったりタッチ なんだよと。もう体、改札とおっとるがなと

    0
    投稿日: 2015.08.18
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    久しぶりに読んだ町田康。 彼の作品はいつもぶっ飛んでるけど、その中でもこれはトップクラスだと思う。 彼岸と此岸を行ったり来たりするような感覚。 凡人の私にはちょっとついていけない。 併録の「人間の聖」の方が好き。 開脚し続けて体が裂け、脳天につま先が突き刺さるってどういうことよ…。

    0
    投稿日: 2014.10.12
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    町田康の芥川賞受賞作ということだけど、マジでわっけわからん。訳わからんけど、天才だと思った。 私はただウラー。

    0
    投稿日: 2014.05.02
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    脳味噌丸みえはパンツ丸見えよりも恥ずかしいのか? 先に読んだ山下澄人の作品のような完全な脈絡の無さではなく、主人公が一段また一段と不条理の階段を上がっていく様子を体感することができます。それはもう、「今日、ママンが死んだ」の日本版を思わせる不条理のお話でした。脳味噌丸みえはパンツ丸見えよりも恥ずかしいのか、あるいは、恥ずかしくないのか…考えてしまいます。 ただ、話はとびとびのきれぎれで、この作品のあとはスカッと読みやすいのを読みたいです。

    0
    投稿日: 2013.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    混沌とした世界観…かと思うと急激にリアルな世界の行ったり来たりが癖になりそうだ。このコントラストに知らず知らず引き込まれてしまう。脈絡があるのかないのか、クスっと笑っている自分に気づくのだが何に笑わされたのかさえ判然としない。オチで急に突如研ぎ澄まされた感性で表現される本質を突くような表現にハッとさせられる。主人公が二転三転入れ替わるかのような白昼夢を見ているかのような素敵さ。純テロリスト。略して純テロとはなんてシュールな~ツボった

    0
    投稿日: 2013.12.04
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    以前読んだものよりブッ飛び具合が酷くなっている(いい意味で)。 突拍子もない展開なのに情景が目に浮かぶのはさすがです。 一個だけ、清酒五合瓶というのはどうかな?と思った。四合瓶じゃないのかな?無いわけじゃないようだけど・・・

    0
    投稿日: 2013.11.11
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    「くっすん」に劣るというか、どうも内容がスラスラ入ってこなかったんだよな・・。でも賞とってるんですよね。技法がすごいのかしら。

    0
    投稿日: 2013.10.14
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    2000年上半期芥川賞受賞作。町田康は初読。破滅型1人称やぶれかぶれ語りといった文体。そういったところは、ちょっと太宰を思わせる。没落してゆくところなども重なるし。ただし、太宰の文体が読者を共犯関係に置くことで共感性を獲得して行くのに対して、町田のそれは読者の思考とは関わりなく、妄想し暴走する。つまり、あくまでも自己の思考回路の中で完結するのだ。『異邦人』も、深草少将(本文では鎌草少将)も、意味不明の「ツンドラに鶴」も、そうした諸々は混沌としながら、猛烈な語りのスピードの内にエンディングまで運ばれてゆく。

    0
    投稿日: 2013.09.27
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    古本で購入。 また町田康を読んでしまった。 読んでしまうのである。 「俺」の独白で語られる現実と思惑のズレ、齟齬スパイラル。 妄想と現実の境が曖昧なままに突っ走った果ての唐突な結末。 この唐突な、と言うより暴力的に話が断ち切られて終りを迎える感じが好きだ。 「でも人生ってそんなもんかも」などとわけのわからんことを思わせるような、無闇なパワーがある。 そのへんの感じは、特に『夫婦茶碗』(新潮文庫)に濃い。 ストーリーには爽やかさと言い感動と言い欠片もないのだけど、そのなまぐささとエグさが癖になる。 この本に収録されている連作(?)『人生の聖』なんて、キチガイじみていて意味はわからない。 だがそれがいい。

    0
    投稿日: 2013.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ☆2 芥川賞受賞の「きれぎれ」、他一篇を収録。いやーよくわからんねぇ純文学は。わからなすぎて疲れるよ、頭おかしいんじゃないの、この人?と思いたい。ただ、最初のタクシー捕まえられないイライラ感はすごくよくわかる。それと、友達のところにお金借りに行った時の不穏な感じ。絶対奥さん達殺されてるよね?「人生の聖」は、舞城王太郎の『好き好き大好き超愛してる』に似てると思った。脳の感じが。

    0
    投稿日: 2013.01.23
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    2013年1冊目。 今年の幕開けが町田康というのは、笑えばいいのか、自らを按じればいいのか。 芥川賞受賞作『きれぎれ』は、ああ、近年の芥川賞ってうんうんこんな感じよね、というような荒削りと計算高さ。 金原ひとみを思い出した。彼女が受賞する4年前、かな?  主人公の駄目さは清々しくて、決して駄目になろうとしていないのがやはり駄目、古典的ジョークが空寒くて笑ってしまう。 ママンが死んだ。俺はミルクコーヒーではない、清酒が飲みたくなった。 あ。常務。あ。常務。と周章狼狽のあまり、あ。常務しか言えなくなって、アジョームアジョームアジョームアジョーム、と唱えながらアジョーム躍りを踊る頭代課長〜〜〜… いちいち、笑ってしまうのですこれが。

    0
    投稿日: 2013.01.01
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    自分の脳内のどす黒くて混沌としたものと町田康のどす黒くて混沌としたものがぶつかり合い脳みそばバチバチとショートしてしまったかのような読後感。町田康の本を読むのはたしか2、3冊目だと思うけど毎回気絶するまで殴られたような感じになり何だったのか判断しかねる。★の数が定まらない作家。

    0
    投稿日: 2012.11.08
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    ふざけた文体や内容がまさに世の中に対する強い批判であり、天邪鬼な人たちの気持ちを代弁しているように感じます。 主人公の心の奥にある暗い感情が妄想を生み暴走していくのだけれど、しかいながら現実に生きているというジレンマをどのように消化していけばいいのか?みんな持っている心の叫びのように感じます。そして、みんなぎりぎりで消化しているだけなのでしょう。 最後の一文 「穴の手前で振り返ると、青空。きれぎれになって腐敗していて。」 を読んだとき愕然した気持ちになりました。 暗闇から覗く青空の美しさの描画の美しさに加えて、腐敗していてというギャップ。何より本の内容を集約した表現に胸が苦しくなり、余韻が残りました。 世の中が少し辛いと感じたときや何か自分だけ浮いているように感じたときに読んでみてはいかがでしょう。決して救われる感じの優しさはないかもしれませんが、少し楽になるかもしれません。

    0
    投稿日: 2012.08.13
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    凄いの一言。全然面白くなかったのに、その凄さだけで4点。 この文章がどういう意味で、次にどう繋がり、如何にオチをつけるか、という小説脳で読もうとしても、多分4頁くらいでやめたくなります。私は何度もやめました笑 言うなれば「きれぎれ脳」、とにかく文を追っている最中は文自体を楽しもうとすれば、徐々にですがハマってしまうのが言いようもなく新鮮です。 そして個人的に1番印象的だったのが、上述のようにハマり出したまさにその瞬間、ほくそ笑むかのようにブツンと物語が終わる、その感覚。 いくつか短編が入っていますが、そのどれもがそう。いやー凄い あ、あともいっこ。 ひらがなを駆使した独特の擬音語が面白い。 終始頭の中でドカドカ鳴っているように感じました。(園しおん作品のようだ) 町田康、何を読んでもこう感じるのか? はたまたいろんな技を持った作家なのか?うーん、興味深い。

    0
    投稿日: 2012.07.30
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    2000年芥川賞。「くっすん大黒」同様、独特なテンポの文体。現実と想像の境が曖昧で、出来事は突然始まり突然終わる。傍若無人で無能、無一文の主人公の行動は支離滅裂だが、文章が面白く笑ってしまう。

    0
    投稿日: 2012.06.16
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    NHKのお昼の定番といえば、朝の連続テレビ小説の再放送とスタジオパークからこんにちはである。ながら視聴をしてるとたまにおもしろかったり意外な人がゲストで来たりして、それで知ったのが町田康だった。 町田康はパンクバンドのボーカリストにして芥川賞作家という肩書きを持っている。「INU」というバンドはなんとなく聞いたことがあるような気もするが、パンクバンドを好んで聞かないので頭脳警察のPANTAがライブ中ステージの上でマスターベーションをした、なんていうスキャンダルの方が興味深いジャンルである。 それで興味本位でブックオフで「夫婦茶碗」と芥川賞受賞作の「きれぎれ」を購入。ぱらっと軽く読み始めたその文体に驚愕してしまった。 誰かのブログに、町田康が芥川賞取ったんなら舞城王太郎にもあげていいじゃん、ってのがあったけど、確かにそんな感じの破天荒な文体である。こんな感じの文体で芥川賞といえば、庄司薫の「赤頭巾ちゃんに気をつけて」を想起する。 ところで、芥川賞といえば日本純文学最高の賞であるとされるが、そのイメージ的な敷居の高さからぼくなんかはずっと避けてきた気がする。どちらかというと大衆文学の最高峰である直木賞の方が読みやすそうだ、と純文学に慣れないぼくなんかは思うのだ。 そんな芥川賞の受賞者をざっと見てみるとやはりぼくには縁のなさそうな作家たちが列挙されている。読んだことのある作家といえば・・・ 「海と毒薬」の遠藤周作 (第33回、1955年上半期「白い人」で受賞) 「赤頭巾ちゃん気をつけて」の庄司薫 (第61回、1969年上半期受賞作) 「教師宮沢賢治のしごと」の畑山博 (第67回、1972年上半期「いつか汽笛を鳴らして」で受賞) 「コインロッカーベイビーズ」などの村上龍 (第75回、1976年上半期「限りなく透明に近いブルー」で受賞) 「ドーン」の平野啓一郎 (第120回、1998年下半期「日蝕」で受賞) と思ったとおり、ほとんど読んでない。 まあもともとぼくの読書歴が高校卒業してからで、それまでのぼくは漫画やアニメやアイドルにどっぷりだったのだ。読書なんて眉村卓、光瀬龍、加納一朗、高千穂遙などの朝日ソノラマやコバルト文庫のSF児童小説か、那須正幹のズッコケ3人組か、富野由悠季の初代ガンダム3部作の2部でアムロとセイラのエロシーンにドキドキしたぐらいだ。 そんなもんだから、高尚なものなど自分に読破できるわけがないと開き直っていた。大学生の頃、河野多恵子の「みいら採り猟奇譚」を友人から借りて読んだが、ただのSM官能小説だろと嘯いたりもしたくらいだ。なんとも読解力のなさにいまでは反省している次第だ。 さてそれで今回の「きれぎれ」だが、文庫の解説で池澤夏樹も書いているように、町田康を論評するなどおこがましいような気がしてくる。池澤夏樹は解説で町田康の文体を「粋」という言葉でまとめているが、この人の作品世界はそれぞれが読んだまんま、感じたまんまでいいんじゃないのかなと思うのだ。言葉巧みなのとマシンガントークは町田康の専売特許なのだろう。それも粋な感じでね。 ただぼくが感じたのは、町田康が韻を踏むように言葉を紡ぎ繋いでいくところがラップのそれとよく似ている気がして、さすがリズムを商売としている音楽家だけはあるのかなあ、なんて思うのだ。さらには、池澤夏樹も指摘しているように舞台劇のような展開、ユーモアというよりもギャグに近い表現は斬新でおもしろい。映像がイメージできて笑ってしまう。ジャンルの垣根を超えて、日本文学が進化するならいいじゃん、って感じで気楽にゆるく読めるのが町田康を読み解くためのノウハウなのかもしれない。 この「きれぎれ」が芥川賞を受賞できたのは、菊池寛が言うように芥川龍之介らしかったからであり、ちなみに芥川龍之介の作品でぼくがもっとも好きなのは「歯車」と「侏儒の言葉」である。だからこそ舞城王太郎にもそろそろあげてもいいんじゃないって思うのである。

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    投稿日: 2012.06.12
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    文体について行けず一旦積読。 暫く置いて、再読。 今度は読めた、しかも面白い。笑いのつぼもかなり好み オフィスをオフィースっていうなんか明治、大正っぽい表現とかかなりすき。 町田さんは、凡人の僕らが記憶できない脳の活動って言うか 夢とか想像の部分を見たりしてるひとなのかなーって、何冊か読んでると より感じます。 それくらい、高速で次々と展開して気づくと元の場所に戻ったりしてる、すんごく集中力のいる小説。  あと、100冊くらいほかの本を読んだらもう一度よんでみよ。 楽しみだな

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    投稿日: 2012.06.03
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    町田氏の作品は初です。 独特なリズムに乗れさえすればずんずん読んでいけるタイプの文体。 大きく期待していなかったせいか、とてもおもしろく読めた。 「きれぎれ」の終わり方がとても好みで、気持ちがほろっとした。

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    投稿日: 2012.05.18
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    一度目はいまいち話に入り込めなかったので、続けてもう一回読んでみると頭がきれぎれ仕様になってきたのかすごくおもしろかった。 私はどちらかというと一緒に収録されている「人生の聖」の方が好きだった。

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    投稿日: 2012.04.18
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    『男の声は、ぴーぎー云う音にかき消されがちで、ぴーぎー第四十九回ぴーぎー…ぴーぎーでは…を記念いたしましてピーぎー…ぴーぎー昨年の…苔野壱念さんごふぴーぎー…によるピーギーおめでたい鶴亀のピーギー…をお願いしまピーギー…、と何を云っているのかよく分からない。ピーギー。』 『どうすんだろうねこの店。という目で俺を見るから、そら俺だって腐る、ええええそうですとも。そら俺のやってることは褒められた事じゃないかも知らんが、貴様に云われる筋合いじゃねぇぜ、それにアルサロなんていまはもうねぇんだよ。と言い返したくもなる。しかし席が席だし、向こうだって口にして云ったわけではなく、そういう目をしているだけなので、俺も言い返すことができない』 『あなたの目は死魚のようだ。あなたは穢れそのものだ。わたしに触れるな。わたしの名を口にするな。あなたは生涯、恐怖と汚辱のなかで呪われる。立ち去れ偽善者。立た去れ部外者』 『俺もパン屋を馬鹿にするみたいないい方されて、ついかっとなっちゃってさあ、斧で女房の頭を ー いや、柄のほうで』 『猿橋は、「ど、どう思う?」と心配・不安げな口調で感想を聞く。素直に、ヘドロに古ブラシを混ぜて食っているような味だ、と答えると、猿橋は、「やっぱりそうか」と暗い口調で云った。』 『あなたの脳を誰かが鍋に入れている! このままでは僕らは終わります』 『いったいなんのためにそんなことを?』 『おそらく誰かがあなたの脳と白子と間違えたのでしょう』 『「執行補助52迄未経験可固給47万20円出来高歩合有交給梵語優遇社団法人法務執行会44218(1)8184」というのが目にとまった。字面からなにかいい感じ、未来が開けるようなものを感じた。』 『婆さん、歳はいくつだい?』 『百八つ』 『あんらーまー。そうかい、元気だねー。何年の生まれ?安政三年?』 『空が真っ黒になっていた。強風が吹いていた。凶風が吹いていた。』 『その個人の純粋な悲しみのようなテロル。魂のテロル。純粋テロリスト、通称純テロ。純トロのようで格好いいね。』 『よかった。脳が透けててほんとよかった。後は俺の独り舞台。』 『まあ、僕はコーヒーのことをちょっとひねってコルヒと言ったのだが、そういう言葉の遊びが分からぬような鈍感な女は駄目だね。じゃあ、分かるように云ってやるよ。カァフィーを呉れ給えよ。いや、それともビアにするかな。ビールじゃないよ。ビア』 『おまえは才能がない。根性もない。性根も据わらないただのガキだ。おまえが理屈を言うのは百万年早い。なにかいわれたら無条件にはいといえ。相手が外人だったら、イエッサーといえ。』 『理不尽な叱責をされて土砂降りの雨の中、傘を買うタイミングを失し続けて帰宅した時点で俺は肉体疲労児、精神困憊児。』 『人生というものは、複数の原因と結果が美しい幾何学模様を描いて交錯、重なったポイントが発光して輝くものだと思っていた。』

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    投稿日: 2012.01.29
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    この小説には人生の教訓とか啓示的なものが無い。文体も流れるような非常に独特なものなので、活字であるにもかかわらず何も考えずに頭を空っぽにして読むことができる。ただし人を選ぶかな。なんとなく女性は苦手そう。

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    投稿日: 2011.12.08
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    2011年の本、44冊目。 仕事で疲れていたので、ひさびさに町田康を補充。 うん、やはり補充という表現がしっくりくる。 人生の聖 が再読すると、別の読み方ができて面白かった。 頭代課長。 法界さん。 鰓菱金吾。 そういうことか!とわかったりわからなかったり、 そんな繰り返しが気持ちよかったり。

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    投稿日: 2011.09.30
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    読み終わったけど、町田康 先生の文体リズムに、乗り損なってしまった。ちょっと間隔開けて、再読します。

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    投稿日: 2011.09.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

     遠ざかる感じ。落とし込むのではなく。饒舌がつるつるつると滑っていく、滑るところは滑るに任せておく、いい加減というわけではない、滑ろうとしているものをきちんと書いてしまう方が楽に決まってるのだから。きちんとしないまま滑っていくのを、体に繋ぎとめて文字にするというか、だから遠ざかるというか。わけはわからないのだけれどそれでもよかった。「きれぎれ」は楽しい。「人生の聖」は、じりじりきた。

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    投稿日: 2011.09.18
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    まったく、2008年の6月とかに読んでいるじゃねえか。そーゆーの無くすためにブクログつけだしたんじゃねえのか、と、オレ、虚空の片隅に悪態をつき麦酒をあおり

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    投稿日: 2011.08.31
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    混沌とした思念を、よくここまで活字にできるものだと感心し、自分もよく読んだと満足した。他人には薦めないけれど、町田康作品に限らず、自分から遠いものでも読んでいけるように成長していきたいと思う。

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    投稿日: 2011.08.18
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    きれぎれな思念が漂って、妄想と現実の区別がつかない。 曼荼羅図の中の大きい俺や小さい俺が青空に円形に展開─このイメージが、ラストのデパート屋上の観覧車に重なった。 この時こそが、読み手の悦び。 あぁ難解な…と思いながらも最後まで読んでしまう魅力的な文章。 SFのような太宰のような、不思議な小説2編。 表題作「きれぎれ」は、なんとなく映画の『バニラスカイ』を思いだした。

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    投稿日: 2011.06.18
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    口語的文章、古典的語彙。普通に読み進めようとすると訳分からんこと山の如し。一ページで断念しそうになった。読み進める困難さは既読の本でダントツトップ。 堕落した主人公の堕落した思考、行動が描かれている。それが現実世界の出来事なのか、妄想の暴走なのか判別するのが難しい。 まずは、語彙を増やさねば、と思いました。ゴロゴ13読もっかな。

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    投稿日: 2011.03.24
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    INUから入った。 リズムについていけず、一時期中断。 なぜか二度目はすんなり読めた。 残念な事に僕はどこからが妄想、現実がわからなかったのでもう一度読みたい。いつか。

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    投稿日: 2011.03.10
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    死体のにおい嗅いだことないけど死体のにおいがしそうな場面に、青空に腐敗って付け加えるセンスにぞくぞくする。町田康の小説は自分では絶対思いつかないのに、文字におこされると何かしら共感できるのがすげえ

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    投稿日: 2011.01.24
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    収録されている『きれぎれ』『人生の聖』共に、やはりダメ人間が沢山登場。 底辺だけど抜け出したいけど抜ける気力もないしとりあえずこのままで、 というスタンスの人々が真理っぽいのに触れる。「ストック」の「執行」が気になる。 MVP:なし

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    投稿日: 2011.01.10
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    「青空。きれぎれになって腐敗していて。」っていう最後の文章、かっこいいです。踏んだりけったりな感じで話が進むんだけど、最後らへんにはなんかもう諦観の念というかそういう境地に至ってまあこれでいいや的な感じで終わるんだと思いました。その最後の、まあいいやって感じと青空の感じがなんかすごいぜ、みたいな感じ。もう一回読もう

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    投稿日: 2011.01.09
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    とりあえず表題作だけ読む。序盤のシュールなイメージのめまぐるしさはさすがに辛いw 全体的に見ても町田康作品の中では場面転換が多い方だと思う。町田康は同じ場所でうだうだどうでもいいことを悩んでいる時の文章が一番輝いているのだけど。芥川賞、うーん。 一番好きなシーンは吉原の後ろを猛スピードでお百度参りする婆。

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    投稿日: 2010.12.31
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    高校生の頃に買って途中で挫折。そして再読。 著者はロックシンガー町田康。いい味出してる作品。 主人公の堕落を、無様を嘲笑える。

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    投稿日: 2010.12.22
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    へらへらと生きる“俺”がだらだら語るうちに、友達の、道行く人の、他人の悪意が襲いかかってくる。 でも読んでいるうちに、全ての悪意はこの本人から発せられたものに見えてくる。 自分が社会に向けた敵意は、鏡のようにはね返されて自分を突き刺す。 “俺”が社会を突き放しているのか、社会が“俺”を突き放しているのか。 しかし、解説で池澤夏樹が書いているように、どんなに馬鹿馬鹿しくても“俺”は「大衆を見下して超然としているわけにはいかない」。 どれだけ社会を軽蔑していても、現実ではおべんちゃらを言いながらへらへら笑って金を借り、ハムをめぐんでもらわないと生きられない。 だからこそ主人公は滑稽にも、悲しくも見える。 “俺”は孤独だけど、真っ暗な中で一人ぼっちの孤独じゃなくて、雑踏の中でぽつねんと立っている姿がどうしようもなく孤独。

    3
    投稿日: 2010.12.08
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    かなりROCKな作品ですなぁ〜 主人公のダメっぷりも良い 俺は大好き でもダメなひとは絶対ダメだろうなぁー

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    投稿日: 2010.09.08
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    文庫本「くっすん大黒」に続いて読んだ。 収録された「きれぎれ」と「人生の聖」ともに どうしようもなさに、勝手に共感しながら読んでしまった。

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    投稿日: 2010.07.02
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    自身の頭の中がきれぎれで、だから今夜はこの『きれぎれ』で混沌としたまま眠りたい、と。「きれぎれ」「人生の聖」の2篇。解説は池澤夏樹。明日の朝には、私のきれぎれの欠片がくっついて、違うものになり変わっていそうな気がする。この人の文体には、そういう「何か」が宿っている。

    0
    投稿日: 2010.06.22
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    浦野所有。 いつか読もうと思っていた町田康。アマゾンなどでみると、芥川賞受賞作の「きれぎれ」はあまり評判よくないですね。「もっと別の作品に町田康の神髄がある」というコメントがかなり多く見られました。 私も、「きれぎれ」と、カップリングされている「人生の聖」の2作を読んだだけですが、後者のほうがおもしろかったですね。純粋に、その独特の世界観を楽しめました。 それにしても町田康は独特だなぁ。ストーリー性が薄いというか、主人公が実際に目にしたこと、過去の思い出、妄想などが、主人公が見たり考えたりした順番に淡々と書き綴られていく。そんな文体だったんですね。 あまりにも独特すぎて、非常に読みにくいです。

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    投稿日: 2010.05.10
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    ぶっとんでます。ええ。わたしとしてはきれぎれよりも人生の聖のが好きでしたが、これはなんなんでしょう。文学作品を読んでいるのかその人の脳みその中をそのままのぞき込んでいるような、ぐちゃぐちゃとして理路整然としていない感じだったのですが、そのリズム感というか作品の持つ魅力なんでしょうけれどもそれにとりつかれつつ結局読み終わってしまったという感じです。 きっと嫌いな人はすごく嫌いなんでしょう。

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    投稿日: 2010.04.12
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    若い友人が、複数大プッシュしていたため、一度読んでみたかった。 う~ん(笑)。個性的、は確かです。 幻想的なようでいて、妙なところでとてもリアル。 若いファンが多いの、わかります。私は・・・どうしましょう。もう一冊くらいは。

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    投稿日: 2010.03.31
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    グネグネぶっ飛んでます。 町田康の作品は独特のリズム感があって、 なんだかコンセプト・アルバムの歌詞を読み込んでる気分になる。 これも一冊通してそんな感じ。

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    投稿日: 2010.03.22
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    素晴らしい日本語力。そして想像力とセンス。突き放して惹きつける。振り返ると、青空。きれぎれになって腐敗していて。

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    投稿日: 2010.03.16
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    夢(妄想)おち?すっとぼけている。 どれくらい読み取れたのか自信がない。 エッセイの方が好きかな。

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    投稿日: 2010.01.14
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    読んでる時は可笑しく、読み終わるとなんだか哀しい作品でした。 道化だから、哀しいのか。哀しいから、道化なのか。 この人の作品はいつも、これどう終わらせるつもりだ、って思うけど、不思議なほど綺麗に終わるからすごい。

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    投稿日: 2010.01.09
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    現実と想像が入り交じり、今どこに立っているのかわからない感覚が心地よい。言葉の難しさもあるけど、選び方は好きだなぁ。そして、口語体の親しみやすさ、良い。ラストもきれい。きれい。きれい。

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    投稿日: 2009.12.24
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    今の自分は本来ありたい姿ではない。 なりたい姿、あり得べき姿は朧げに見えているんだけど、手が届かない。 そんな時、この「きれぎれ」のラストシーンはガツンと来る。

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    投稿日: 2009.12.23
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    とりあえず読みづらい。 文体の硬質な感じと内容の適当な感じは確かにかっこいいしおもしろい。 本編は情けなすぎて悲しい話だった。 カップリング作品は頭がおかしくて笑った。

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    投稿日: 2009.12.23
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    よくわからん 愛とか劣等感とか絶望とか悟りの境地とか、そういったものによって 記憶が捏造されたり修正されたりするさま?だろうか??? 併録作「人生の聖」は、いけいけな感じのモノが、裏をかえせば超みっともなかったりする話だと思う みっともなさを忌避すれば、いけいけ感が身を滅ぼす、的な

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    投稿日: 2009.11.29
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    意味わかんないのに、なんか面白いのが不思議。その秘密は、解説で池澤夏樹が言う「計算のゆきとどいた、音楽的によく響く、凝った文体」なのかなあ。高校のころ俺は僕は、本を読むのは好きではなかったが、退屈な国語の時間、いつも国語ガイドを読んでいた。古代から現代まで、文学者を並べたくだらん書物である。ひとりひとりについて、当たり障りのないような、みんなこう思うよね的なことが、ネガティヴにならないように書いてある。そんな中でも町田康のところはどこか違った。「『語り口が下品だ』と酷評されたり、『本格的な才能』と高く評価されたりして注目されている。」この国語ガイドの中で一番読みたくなるような紹介かもしれなかった。けどもいままで読まなかったのは、この国語ガイドっていうのはこれを読むだけで作品も読んだような気分がしてしまうというより、そもそも本なんて読むのが好きじゃなかったし。とかなんとか、そんなことを書いている真夜中。豊中。いやここ豊中じゃないわ。と、ちょっと町田康の文体を真似してみたんですが、難しいですね。あんまり似てないです。数ヶ月前の僕だったらこれらの物語を、あっち側の話ね、という感じで読んでいたと思うのだけど、今はそんな余裕がないです。「きれぎれ」よりも、短編を集めた「人生の聖」、特に「テロルの魂柱、頭脳の不具合。そして七寸間島へ」が気に入った。テロルとか、なんとなくかわいい。ちょっと気持ち悪いけどね。

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    投稿日: 2009.10.29
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    なんというか、単純に、楽しめた。 感情移入はしにくいけど、文字が垂れ流しという印象もなく。 だめにんげん。

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    投稿日: 2009.10.15
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    好きか嫌いかは別にして、町田氏が才能に溢れていることは間違いないだろう。しかし、本を読んだ印象だけだが、読むのが辛いというのが正直なところ。この小説の約4年後に書かれた『パンク侍、斬られて候』もアバンギャルドな文体であるが、こちらのほうが数段よろしい。なぜなら『パンク侍、斬られて候』こそ諧謔的な小説だから。

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    投稿日: 2009.08.07
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    「きれぎれ」だけ読んだ。 町田康さんの作品は、いくつか読んでるけど、エッセイの方が、リアルに馬鹿馬鹿しくて、哀しくて好きだった。

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    投稿日: 2009.06.07
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    奇人のふりをした天才だ。独自の文学性があると思った。読み終えてしばらくはこの文体にはまります。個人的には同時収録の『人生の聖』で脳を食べられる場面がいちばん面白かった。

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    投稿日: 2009.05.16
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    これが直木賞・・・?町田さんならもっといいのあると思うんだけどなあ。この文章かけるのは町田さんしかいないと思うけど、現実と夢想の区切りが殆どわからなくなっていて(そういうふうにしてあるのだろうが)(あるいはわたしが読解力ない)いまいち楽しめなかったです。

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    投稿日: 2009.04.26
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    初町田作品。面白いかもしれない、面白いのかもしれない、古典調の語彙を使ったマシンガン文体は結構癖になるかも。

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    投稿日: 2009.02.23
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     芥川賞受賞作。けれどもこれに受賞させるくらいならくっすん大黒で降参しておけば良かったのに。  どちらがより文学的なのかといわれれば、明らかにこちらではあるものの。

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    投稿日: 2009.01.30
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    町田康の【きれぎれ】を読んでみた。この作品は2000年に第123回、芥川賞を受賞した作品だが、 さてはてどうなんだろうかこの人の文章というのは?などと思いつつも最後まで読んでしまった自分が凄 いと思うのは、ただの自己満足であって専門家に言わせればこの町田康という男は太宰治と比較されるほ どの文豪らしく、と、解説に書いてあるのできっとそうなのであろう。それにしても芥川賞って、この町 田康にしても「蛇にピアス」の金原ひとみにしても「蹴りたい背中」の綿谷りさにしてもどうなのだろう か?作品として。と疑問に思うこともあるのは、ただ単に、僕にそこに隠れた奥深さを読み取る力がない だけなのだろうが首をかしげること数回である。なんて、めずらしく批判めいたこともしてみようかな と。 しかし、しかしこの町田康という男、恐ろしい。この文章、恐ろしい。流暢な語り口調のようでいて、古 語や哲学めいた言葉も多々出てくることがなんともはや、って感じ。その独特のリズム、スピードは古館 一郎の実況中継よろしく、いやファイヤー福沢か?まぁ、どちらでも構わないがそんな感じ。内容はとい えばそれはもうとことんダメ男のお話で、トラブルに次ぐトラブルで落ちるところまで落ちていく。落ち る。落ちる。落ちる。などとと3度も繰り返してみるあたりどこまで落ちていくのかといった感じ。とに かく非現実。繰り広げられる非現実。わけがわからん。 と、思って読んでいくものの、なんとなく町田さんの言いたいこと、書きたいことがわかってしまうの は、僕もそちら側の人間の要素を持っているのかもしれない、と、自己満足。 感想のいいようがない。この異次元空間を体験したいなら、お前も読め、って感じ。っていうか、この作 品を理解して芥川賞に選んだ選考委員のお偉いさんも凄いなあ。僕が大好きで「酔いどれ」の由来でもあ る酔いどれ作家・パンク親父の異名をもつチャールズ・ブコウスキーも滅茶苦茶な作品書いていたけど、 それに近いものがあるのかな〜。いや、それよりもわけわからんな〜。 だって、もう完全なワールド。町田ワールドだもの。他人のワールドをとやかく評論することなどできや しませんよ。てな具合。とにかく凄いから、ぶっ飛びたい人は是非、町田康をお薦め。 と、町田康の文体を真似して書いて見ました。似てないか。あ〜読みずらいし、書きにくい! その辺りが凄いのか・・・。

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    投稿日: 2008.10.30
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    ちょっと無茶苦茶な風にしてあるのが、 いいね。 やっぱ読み返したくなる作品てのは、 いまいちよく分からん、とか、 何かしらひっかかりを残すものだと思うんです

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    投稿日: 2008.08.17
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    人に薦められて読んだ。 文体も話もごく普通のものではないから味わい方はいくらでもありそうだが、味わい尽くす気にならない(ちょっと億劫)ので私の場合は人に薦める程ではない。感覚で読む本のような気がするので、肌に合う人はすごく合うんだろうな。

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    投稿日: 2008.07.27
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    母いわく、ラリッた状態で書いたような文体。 でも実は、僕の思考と似てるところがあって、結構、町田康の文体は僕に合う。 一貫して退廃的な人生を描き続けるのは、作者本人の憧憬からか。 デカダンを気取ったところで何もないことを知りつつもなぜ人間は憧れるのか。人間の本質は怠惰そのものであるということを諦観を交え描きつつ、しかしながら、作者の嘆きもその背後に感じられぬでもない。 「きれぎれ」はともかく、「人生の聖」は、ほんとに薬やりながら書いたんやないか?

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    投稿日: 2008.07.26
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    作者の想像力と自分の理解・記憶力のせめぎ合いなので、かなり体力を使う。ふぅ。それでもきちんとしたストーリーと言うか筋があり、その中のいくつかのシーンはすごく共感できるたとえば、タクシーがつかまらないところは焦りと苛立ちが自分のもののようにはっきりと手に取れる。理解できないところもある。うなぎの食べ方には全く想像もつかないし、かなり細かい描写をして気を持たせておきながらも、その後その件については一言も言及しないところもある。なんだってんだよ、やっぱりパンクっちゅーのはよくわかんないんだよね、てんてけてけてん。 と、私が理解した町田康風に書いてみました。(2005.8.16)

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    投稿日: 2007.12.19
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    ロック過ぎて疲れた。もう少しマイルドな方が好き。 それよりも表題作が芥川賞受賞ってのがすっごい驚き。石原慎太郎と宮本輝はこういうの、ちゃんと読みそうにないんやけど!? 07.12.13

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    投稿日: 2007.12.13
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    初めて町田康に挑戦してみたが、見事にはじき返されてしまった。何がなんだか分らない。目隠しでジェットコースターに載っていると思ったら、それは実は飛行機が墜落する最中に乗客が見た夢だったのでしたっていう感じ。ただ、読後に何とはなしにモヤモヤとしたモノが残ったのは事実で、そういうところを鑑みると、これでも文学や小説としてギリギリのラインで成立しているのは間違いなく、その世界観を享受できなかったのは、ひとえに私が未熟だったからなのだろう。町田康には、もっと入門しやすいルートから再挑戦してみたい。

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    投稿日: 2007.11.29
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    「きれぎれになって腐敗していて」の締め括りに、ガツンとやられた。なんだこれはなんだこれはと、ボヤボヤしてる内に、ぬらぬらとのめり込んでいく感じ。夢の感覚に近い。それを文学として、違和感なく読ませてくれる。いやーまいった。

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    投稿日: 2007.11.22
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    個人的には芥川賞をとった「きれぎれ」よりも、併録の「人生の聖」がお勧め。「きれぎれ」は意味が分からなすぎた。町田康初心者にはあまりお勧めしない。

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    投稿日: 2007.11.11
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    2006年最後の小説は やっぱりいいのが読みたいよねぇと 祈るような気持ちで購入。 期待通りにいいんだけど、装丁が本当に気に食わない。飛行機を描いたら野暮じゃあない?

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    投稿日: 2007.08.27
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    虚構のオレサマ世界に耽って,ついそこでのセリフを現実で発してしまう主人公と自分が重なってはふんって感じ.あるあるそういうこと… しっかし,汲めど溢れる言葉.

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    投稿日: 2007.04.16
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    町田康は顔から入った作家だけど、文章が本当に独特で、このひとしか書けないんだろうなと思う。 リズム感と、あの言い回しがすき。

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    投稿日: 2007.04.15
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    初めて読んだ町田氏の作品がこれ。最初は町田文法が解らずに。どこをどう斜めに(?)横に(?)読んでいいものやらさっぱりワカラナイ!! が、2度3度と読むうちに病みつきに。。 さすがはミュージシャン、言葉の流れがただもう心地よい快感。ラストの 「穴の手前で振り返ると、青空。きれぎれになって腐敗していて。」 がステキ。

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    投稿日: 2007.03.16
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    きれぎれ。より、人生の聖が好き。 テロルのレストランの場面がどうしようもなく好きです。 物語は1回読んだくらいじゃ理解できない展開です。私は、未だに理解できません。

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    投稿日: 2007.01.25
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    読んでいて思う事。なんだよこれ、わっけわかんねえよお。これを一読しただけで理解できる人間はいるのだろうか。読み終えて思う事。やべえ、おもしれえ。

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    投稿日: 2006.12.14
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    時空を超え、乱舞する言語。芥川賞受賞作 浪費家、酒乱、趣味がランパブ通いの俺。厭味な幼な友達の妻で、 かつて見合い相手だった美女に恋慕し、策謀するが。「人生の聖」併録

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    投稿日: 2006.12.11
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    町田さんの作品はほぼ全て読んでいますが、小説の中ではこれが一番好きになれない・・ 芥川賞受賞作なのに。。 くっすん大黒で芥川賞あげとけばよかったのにな〜 珍しく関西弁で書かれていないので一般的に向くようにしたんかな?

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    投稿日: 2006.11.30
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    最後のほうは、 一体誰がだれなのか いつなのか なにがなんなのかわからなくなりますが、 「オレが僕が」っての好き。

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    投稿日: 2006.09.19
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    芥川賞受賞作品。非常に断片的であり浮遊的であり空間的な一冊でした。単純に、脳味噌男のテロルが好きですw

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    投稿日: 2006.06.22