
総合評価
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powered by ブクログこじらせって誰でもあるわけですが、あまりにもまみさんが正直で赤裸々な告白をしているので、読んでいる者も、自分の弱点やモヤモヤを刺激されて、ちょっと辛くなるくらい。そこまでみんなに全部話さなくても大丈夫だよ、まみさん!と言いたくなる。きっとこんなに考えなくても、楽しく生きていけたんじゃないかな、でも考えるのがまみさんの性分なのかな…。
0投稿日: 2025.06.20
powered by ブクログ非モテからAVライターになった雨宮まみさんの自伝エッセイ。女であることに自信がない自分について客観的にいろいろ分析していてライターになってからの苦悩具合もよく理解出来た。女としてせつなくなような話もあって140字じゃ伝えきれないよさのエッセイ
0投稿日: 2025.05.17
powered by ブクログ著者は「こじらせ女子」なるワードの生みの親だそう。 自尊心が低く、自意識過剰で、何につけても「私なんて」が付きまとう、この著者の青春時代。誰も気に留めていないような事についていつまでもグジグジ悩んでる。読んでいてイライラする笑!でもサブカルを入り口として好奇心のままにエロを追求しのめり込んでいく様子が興味をそそられる。笑ってしまうほど拗らせている。 あとがきに、この本を執筆することがデトックスになったとあったが、自己との向き合い方がとにかく凄まじくて、このメンタルでは確かに生き辛いだろうと思った。Wikipediaによると40歳で自宅で事故死したらしいが、自死だったのかなと想像してしまう。素直で真面目な人なんだろうと思った。ただ少し極端なだけで。 ド直球で赤裸々で魂のこもった文章だった。
5投稿日: 2024.10.18
powered by ブクログ女性AVライターによる、黒歴史的半生記 自己に対する否定的な深掘りと文章力が半端ではない。恥に対する感覚も独特で興味深い。 思わず笑わされてしまうし、人間のこんがらがった面倒な思考を言語化していて唸らされるし、あとがきも一つの良いエッセイとして成り立っているし。著者の生きている時に読みたかった。
0投稿日: 2024.07.12
powered by ブクログ著者の職業などは珍しいものだけど、いろいろぐるぐる考えたりしていることは、多かれ少なかれ、共通なとこもあるな…と思いながら読みました。 早くに亡くなられていて、大変だったんだろうなと思います。いつでも両親は味方だったって、沁み入ります。
0投稿日: 2024.03.11
powered by ブクログこじらせたお話。でも内面の深掘りがすごい。 ただ、みんなも書かないだけで色々と抱えてる人は多いのでしょうね。忘れがちな事ですが
0投稿日: 2024.02.15
powered by ブクログ攻撃性はコンプレックスの裏返しだというけれど、この人の攻撃性は最終的に他者に向かってめでたしめでたしとなった。もっと自身の問題に向き合ってみて欲しかった。性的なことすら包み隠さない自己分析は素直にすごいけれど、もう一歩踏み込んで欲しかった。もう一歩踏み込めない限りそれは自己開示ではなくて自己提示で、みじめな体験や普通なら人に絶対話したくないことをいくら語っていたとしても、セルフブランディングに思えてしまう。 あと全てを「女性の生きづらさ」に帰結させるのもどうなのかなと思った。本のテーマなので仕方ないけれど……。
1投稿日: 2020.01.14
powered by ブクログ一晩で読んだ。あとがきで「(これを書くことは)デトックスだった」と語られていたけれど、こんなに自分を掘り下げて曝け出して人としてクズだったと振り返らざるを得ない思い出も書き切って、わたしだったらこんなの書き上げることなく死ぬ。私の屍を越えてほしいと語ったこの人はもういない。いない。
1投稿日: 2019.10.16
powered by ブクログライターになるのに訓練や努力の量、資格や才能はなくてもいい、名乗ったもの勝ち 144 「無理解や偏見に過剰に傷つき、防衛も過剰になる悪循環にはまり込み、「わからない人もいれば、わかってくれる人もいる」という当たり前のことが見えなくなっていました」205 「偏見を遮断しようとするあまり、自分は人の好意までバッサリ遮断していたのだと思いました」 206
0投稿日: 2019.01.24
powered by ブクログ非モテからなぜか「職業AVライター」に。「女子」という生きづらさを描き出す、平成こじらせガール漂流記。久保ミツロウとの特別対談も収録。ポット出版ウェブサイトでの連載「セックスをこじらせて」に加筆修正し書籍化。 分類上は個人伝記。へぇ。 今さら感がありますが,読んでみました。 自分もなんやかんやとこじらせているので(いい年して)共感できるところが多くて・・・。
0投稿日: 2018.06.24
powered by ブクログかなりこじらせている。 女子をこじらせて…というよりも、 人としてこじらせている気がする。 「生きてるだけでいい」ご両親の言葉に涙した。 それなのに、若くして亡くなってしまったということで、本当に残念。 ずいぶんと生きずらい人生だったことでしょう。 ご冥福をお祈りします。
0投稿日: 2017.08.20
powered by ブクログ拗らせてるってどんな状態を言うのか、久保能町のラジオを聴いてても分からずそれならばこじらせ女子の本を読もうと購入。 非常に痛い。痛すぎる。コンプレックスの塊というかもっと闇が深い感じ。 私って拗らせてるなぁとか思ってたけど私なんてまだまだだ。
0投稿日: 2017.08.10
powered by ブクログ「こじらせ女子」という言葉が流行ってから早数年。 その当時にはまったく気にもしていなかったけれど、その言葉の語源ともなった当書の著者・雨宮まみさんが急逝したとのことから、彼女の生き方に興味が沸いて、本を手に取りました。 「女子をこじらせて」 タイトルだけではどういう方向にこじらせてるのか分からなかったけれど、こ、これは相当こじらせてる…!! 暗黒の学生時代や女であることを受け入れられないところなど、自分と共通するところもありその点は共感できました。 出版社勤めの会社員時代、フリーライター時代とどんどん「こじらせた女」であることの屈折…一つ一つの文章から怒涛のような怒りやら苦しさが伝わってきた。 でも、自分からすると十分充実した人生歩んでるじゃん!と僻みの気持ちも沸いてきてしまって少し甘えのような部分も見えてしまって、イマイチ納得できない部分もありました。
0投稿日: 2017.03.20
powered by ブクログ面白かった。本当に痛いなあってくらいにこじらせてる人なんだけど、一生懸命考えて生きてる点に好感が持てた。最近亡くなってるのを知って残念に思う。この本の中にいろんな知ってる女の人達の姿を垣間見たような気もした。久保ミツロウとの対談もとても面白く、kindle unlimited で適当に読んだにしては良かった。
0投稿日: 2017.01.10
powered by ブクログいわゆる"こじらせ系女子"の生態を暴く娯楽本では決してなく、雨宮さんという女性AVライターのドキュメントとして読んだ。仮に美人と言われても苦しむことのある女性の容姿の問題、総合的な女子力によって決まるカースト、社会で女性が生きるうえでの問題、そしてなにより自意識の壁との戦い。確かに雨宮さんはこじらせているけど、ほとんどの女性が多かれ少なかれ感じていることばかりだと思う。共感することが多くて辛くなったけど、最後は「自分がしたいことをしよう」と前を向ける、とても勇気のもらえる本だった。
0投稿日: 2015.12.10
powered by ブクログ「こじらせ女子」という流行語を生みだした雨宮まみの出世作。 “自分には女としての価値なんかない”という屈折した思いを抱える女性は平安の世から存在していたように思うけど、それに“こじらせ”という明確な言葉を与えたのは多分、この人が初めてだったんじゃないだろうか。 似たような言葉で能町さんの“モテない系”があるけど、“こじらせている”のはあくまでも自分視点で、“モテない”のは客観的な事実という意味で似て非なる言葉かと思う。 本書はこじらせ女子の生態解説書というだけでなく、こじらせてがんじがらめになった自分からの解放の指南書でもある。 こじらせ傾向のある女子には、ぜひ10代のうちに読むことをお薦めしたい。
0投稿日: 2015.04.10
powered by ブクログテレビでも「こじらせ女子」というのがあって先頃話題になったが、どうも本書はそのことばの発案者らしい。ぼくは読んだことがないが、まみさん(これはペンネーム)はAVの分野で批評を書いたり、映画を撮ったりしているらしい。「弟よ」というブログは弟へのAV案内だという。まみさんは今はAV批評ではそれなりに知られた人で、本も何冊か出していて、ネットを見るとサイン会もやっているようだ。そんなまみさんは、もとはと言えば、女に生まれながら、顔も胸も肌も自信がなく、ひたすら劣等感にさいなまれて育っていった。そんなまみさんに転機が訪れたのは、大学受験で九州から上京し、ホテルでアダルトビデオを見たことだ。AVというと男しか感じない、見ないと思われているかもしれないが、まみさんはそこからこの世界にはまり込む。とは言っても、まみさんにとって学生時代はずっと暗黒の時代。そんなまみさんの人生を変えたのは、大学時代の友人の彼氏と寝てしまったことである。それは友人を裏切ることではあるが、新しい世界の始まりでもあった。それをきっかけに男にはまりだす。しかし、さらに彼女を飛躍させたのはバニーガールのアルバイト。そこで彼女は女の「もて」が決して顔だけではなく、本当は性格だということを知る。さらにさらに、彼女が正式に働いたのはなんとAVの雑誌だった。そこで、彼女は編集長にほめられ、自分の才能に目覚めていくが、それもやがてマンネリ化する。やめて古里に帰った彼女が復帰するのはフリーのライターとしてであった。フリーになって気づいたのは、それまでにきびだらけだった肌がキレイになっていたことだ。人から「美人だね」などと言われるようにもなった。つまり、彼女は集団のストレスから肌荒れを起こしていたのである。そして、そして、彼女は自分をすなおに女と認め、女に自分の仲間を見つける中で自分自身のこじらせを修復していくのである。
0投稿日: 2015.01.29
powered by ブクログ主にAVレビューなどを書いている筆者の人生観と言うか、エッセイと言うか。赤裸々に気持ちが書かれていて、読んでてふむふむと思ってしまう部分は多い。最近はやり?のこじらせ女子は、特に読んだらおもしろいと思う。自分は自分、読み終わった時にそう思える。
0投稿日: 2014.12.17
powered by ブクログこのひとすごいわ。『女の子よ銃を取れ』でもかなり感動したけど、これはすごい。鬼神のような文章でした。 内容、はもちろんやけど、文章の書き方がすごい。ここまで自分のすべてをさらけ出せるひとの本は、勢古浩爾さんと数えて二人目です。 独白、のようでいて、目の前にいて、自分、そしてすべてのひとに宛てられているような。そんな衝撃を受けた。 結局、男女のジェンダーがあることを憎みつつも「男から見た女」をこのひとがいちばん意識していたのだ、と。落としどころは単純やけど、すごく深い。また読みたい本です。
0投稿日: 2014.11.29
powered by ブクログ濃厚。 えげつない、直視したくないことがたくさん。よくこんなに一般人の人生を堂々と公開した。 なので、きっと色んな人の、言えない気持ちと共感し合う本だと思う。 あたしは、苦しんだばかりだった、転職前の気持ちの羅列なんかにすごく共感。 「女だから」論、に対する不快な気持ちも、多くの共感を産むことでしょう。 女で、人生色々悩んでこじらせてる人、共感が沢山あって癒された。雨宮まみ、峰なゆか、久保ミツロウ、能町みね子とか、この辺の人たち。多分自分と近い。本やネットなんかのメディアで思う事を率直に堂々と共有出来るなんて、便利な時代に生まれたなぁ。 あんまり女同士で傷の舐め合いみたいなことをし続けるのも健全じゃないと思うけど、女は他人と感情を分かち合うことを快感に感じる生き物だと思うし、 やっぱりなんか気持ちがラクになった。 いわゆる黒歴史が、大人になってやっと直視できて、そして客観視できて浄化と肯定できて、今の自分に素直に統合されていく感じ。アラサーで悩んでしんどいのも悪いことばっかりじゃないなー
0投稿日: 2014.11.26
powered by ブクログ「こじらせ」という語彙選択の絶妙さにはいつも感心する。過剰な自意識と、自己肯定感の低さ。 この本は、自身の内面のさらけ出しっぷりがすごい。後半になるにつれて、若干クドさを感じる。
0投稿日: 2014.11.06
powered by ブクログこじらせてるということじたいが恥ずかしいというか、こじらせてますと宣言することさえできない自意識過剰だから、この本よんで痛いこと痛いこと。最後の対談の年末決算的な告白に激しく共感した。駆け引きできる勇気がないくせに玉砕する覚悟はある。というところ。
0投稿日: 2014.10.05
powered by ブクログつまらんかった。 完全に、自己否定ちゃんが 自己満のために書きなぐった、 自分よちよち本だった。 疲れた。 フェミニンさんが推してたのはわかるけど、 あー、はいはい。って感じだった。 友達には絶対なれんな‼︎ 再読。 こんな意見書いた記憶ないが‼︎ むしろすげーわかる‼︎って読んだが‼︎ 過去の私はどうしていたのだ⁉︎ 巻末対談の中 高校時代に普通に恋愛してきたとか、普通に青春してきた人たちは、自分のことでいっぱいいっぱいになってないから余裕がある。そんで、今はその余力で世界から貧困を無くそうとか有意義な活動してたりする。 自分のことでいっぱいになってない人は、世界に目を向けたり、社会のことを考えたりしてくれてるの、私たちが世界を守れない代わりに…
0投稿日: 2014.09.05
powered by ブクログ上野のちずちゃんのお薦めなので読んでみた。サブカル系AV好きスクールカースト下位の女子がいかに生き、AVライターになったかっていうぶっ飛んだ本。露悪趣味なところがあるので、好き嫌いは分かれると思うけど、僕は好きでした。特に後半は優れた「女性論」で、引用したくなるセリフがたくさん。1つだけ引用すれば、「私は『女に生まれなければよかった』と思ってるわけじゃない。女に生まれてよかったと思ってるのに『女なんかに生まれなければよかった』と思わされている。この状況に腹が立つのだ、と思いました。」いやあ、すごいもの読んだわ。
0投稿日: 2014.05.03
powered by ブクログ人によってこじれる場所は色々だけれど、女子をこじらせるっていうのは普遍的な割に書かれてこなかったし、読んでない。(日本には私小説というこじらせ文学の大伝統があるのに、女の私小説って上手く当たらない。)わが身に引かずにこれが読める人は少なかろうというくらい、私小説してます。
0投稿日: 2014.05.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
しょうもない自分も、しょうもない男にひっかかって傷ついている自分も、たった一度だけの男にしつこくする自分も、友達を裏切る自分も、全部嫌だった。 恋愛をするということは、汚い自分を引き受けること。 恥ずかしいとか、自分ごときがずうずうしいとか、それが何なんだと思いました。そんなことを言っていたらずっとこのままだし、このまま死んでしまう。グチと不満で埋め尽くされた人生を、ひんまがった顔で終えるしかない。自分は、まだ何も人生というものを生きていない、自分の思ったとおりに行動してちゃんと恥をかくこともせず、もしかしたら自分でもまだ知らない才能がとこかに眠っていて、誰かがそれを見つけてくれるかもしれないなんて都合のいい夢みたいなことばかり考え、自分の生身の姿を何処かに置いて、まっすぐ力を試すことすらしていない。自分はまだ一度も世界に直接触れてはいないんだ、と思いました。 「ブス」として、自分が女だという自覚のないまま生きてきたら、いきなり「女」だ「美人」だと言われ、「女という皮」を「自分」の上からおっかぶされて呼吸ができない。当時の私の感覚は、そんな感じでした。 数としては同じくらいだったかもしれない悪意のこもった意見に目を向けるあまり、いつのまにか、「表に出ること、何かを書くこと」=「批判の対象になること」になっていました。何かを書いたり、自分が表に出たりすることは「戦い」のようなものだと思っていたし、傷ついたりきつい目にあっても、それに負けてはいけないのだと、そればかり考えていました。 もちろん、表に出て何かを言ったり書いたりすれば批判もされる。悪意を向けられることもある。批判と悪意は別物ですが、私は悪意ばかりを過剰に受け取っていました。いつでも、悪口を言う人間の声はでかいものです。私は、そういった「悪意のインパクト」に完全に支配されていて、「黙っている人」の存在を忘れていました。 無理解や偏見に過剰に傷つき、防衛も過剰になる悪循環に嵌り込み、「わからない人もいればわかってくれる人もいる」という当たり前のことが見えなくなっていました。 私が「認めて欲しい」と思っていた気持ちは、本当は「認めて欲しい」のではなく、自分を攻撃する他者を打ち負かしたい、「女だから」と言う人間に「女だからなんなんだ、私だってエロのことがわかるんだ」ということを認めさせてひれ伏させたい、そういうただの復讐心だった。そう思いました。
0投稿日: 2014.03.18
powered by ブクログ立派な社会学の本でした。 著者が、女という枠に人生を費やして葛藤、そして答えを導くまでが書かれてあります。 三章は熱くなりすぎてる感が否めませんが、非常に面白かったです。
1投稿日: 2014.02.20
powered by ブクログ雨宮まみさんの「女子をこじらせて」読みながら帰ってきたんだけども、女子としてだけでなく人としても普遍的にこじらせてる描写があってつらい…。
0投稿日: 2014.01.21
powered by ブクログ帯は 「全国のこじらせ系女子に捧ぐ! 非モテからなぜか“職業・AVライター”に。 曲がりくねった女子人生を描く 怒涛の13万字!!!!!!!!!!!」 ネットでずーっと気になっていて 1500円で躊躇していましたが 偶然にも本屋さんで出会い パラパラと数ページめくると・・・・思わず購入しちゃました。 だって・・・職業のAVライターがまず気になる。 そもそもAVライターって何?と。 そして暗黒の学生時代を過ごしてきたと。 どうしてAVの世界に足を踏み入れたのか。 「スクールカーストというのは 極めてソフトに人間の尊厳をブチ壊していくものですね。」 「何をはじけてるんだ!と思いますけど、 “アート”とかそういう言い訳がありさえすれば はじけられる、それがサブカルこじらせ女クオリティというものです。」 まだ何もわからなかった頃。 少女マンガにドキドキして。 タキシード仮面にキスされるセーラームーンを 妄想で自分だと置き換えて。 可愛くてエロくて。 自分の容姿と性格の限界と階級を知った時の絶望感。 ますます変身願望と自己否定が強くなり。 そして今。 28にもなってサブカル爆発。笑 雨宮さーん、と心で叫んでます。苦笑 人間に対しても セックスに対しても 全く自分の思うようにはいかなくて。 ツイッターにはネガティブな気持ちの盛り上がりの一瞬を リリックとして残さなくては!とか こじらせ系は自己分析が好き。 理由が分かれば解決した気になれるから、とか こじらせてる状態でセックスしちゃうと “この人が私を求めてくれた!” “この私に欲情してくれた!” と好きになってしまいがち、とか スケベの根が深い、とか。 この辺にムズムズ~っと引かれる感じがしたら ぜひ一読を。笑 こじらせの表現力。 こじらせは才能。 もしかしたら私も幸せ云々は置いといて、 面白い人生は歩んでるかもしれない。うん。
0投稿日: 2013.12.29
powered by ブクログ上野千鶴子さんのツイートを見て、手に取りました。読んでびっくり。黒歴史がちょこちょこ自分とカブッていて、居たたまれなくなりました・・・。私も高校時代CUTiEの熱烈読者で、ファッション通信も録画するほど大好きでした。大学時代は友人に借りたSMスナイパーも読んでたりして・・・こじらせ具合は負けず劣らずですが、ここまでさらけ出せる雨宮さんを尊敬しますw
1投稿日: 2013.12.09
powered by ブクログ周囲も私も、所謂こじらせ女子だと思うけど雨宮さんのこじらせっぷりが本物すぎて、ドキドキしながら読み進める。「あぁ!!わかる!!辛い、、」って思う一方で、「ここまで?!」と思ってしまうところもしばしば。 女としての価値や見られ方、AVライターとして働く上でそうじゃないのに、どうしてわかってくれないんだ!!という切々とした思いが綴られている。 私が本格的にこじらせていたのは中学時代だったから、もっと早く出会いたかった。勇気がもらえると、思います。
0投稿日: 2013.11.23
powered by ブクログ特殊なお仕事・・・と、私は思う、AVライターの仕事と生活が垣間見れる。仕事にも、「女」として生きることにも、過剰なまでに真面目な人だと思った。一言で言うと・・真面目すぎて色々辛かったーって、ハナシ。 毎日新聞で社会学者の上野千鶴子さんがオススメしていたので読みました。上野さんは、女が女として生きるならば避けては通れない「男の目」の最も露骨なフィールドとして、AVを挙げていて、女は子供の頃からこの性的な意味での男の目に晒されながら、女としてのアイデンティティを確立するわけです。 その時、すんなりとこのジェンダーを受け入れられなかった人を、雨宮さんは「こじらせ女子」と読んでいます。雨宮さんのこの本の価値は、流行語にもなった(らしい)この言葉にあると思った。 そりゃ、アイデンティティの確立っつーたらね、これも昔流行った言葉やけど(笑、・・・こじらせるでしょ!普通、こじれるよ!こじれるって言葉が、ほんと痛快やわ。ピッタリな感じ。正直、この人ほどではないにしろ、私も正真正銘こじらせ女子やなぁと思うし。 そう言う意味では共感も得られるこの本、でも上野さんのレビューがなければ、すみませんが面白くなかったな^^;
0投稿日: 2013.11.20
powered by ブクログこちらもインド旅行中に読んだ本。林真理子の「野心のすすめ」の後に読んだので、女子の上昇志向のベクトルの違いというか、負け犬なりのリベンジ手法のいろいろを比較できておもしろかった。私は断然雨宮さん派だよ! っつーかここまでぶっちゃけてくれてすごいよ、尊敬だよ。なんだか感謝の思いでいっぱいなのです。ありがとう!
0投稿日: 2013.10.20
powered by ブクログ素晴らしいこじらせ!私も負けず劣らず…w 特に巻末の久保ミツロウとの対談とあとがきがよくまとまってるけど、「短く言い切るべきじゃない悩み」だからこその213ページ。
1投稿日: 2013.10.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「こじらせ女子」という言葉の意味とは何ぞや?と思って読んでみたけれど、「こじらせ女子」について著者が語るわけではなく、著者が自分のこじらせの歴史を語るというか、自分の状態やら過去を指して「こじらせ」ていたという内容。取り合えず、著者の過去語りが殆ど。エッセイ本なんだろうけど、最初にそう思わず読み始めたせいか終始違和感がありました…。あと、多分この人の言うピラミッド底辺は底辺じゃない…。
0投稿日: 2013.08.05
powered by ブクログ自分も大概こじらせていると思っていたけど この本を読んでしまったら軽々しくこじらせてるなんて言えないと思った。 雨宮さんの女のこじらせっぷりはもっともっと切実。 自分がこじらせているのは「女」ではなく ただ単に「自意識」だとわかった。 ここまで女であることにがんじがらめになったことないから。 AVライターという自分にとっては未知の世界にかなりドキドキしたけど 巻末の久保ミツロウとの対談が笑える感じでホッとできた。 思わず雨宮さんについてネットで検索してしまったけど かなり美人さんでした。
0投稿日: 2013.07.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私はゴリゴリの男ですが、職場に喪女が多く、こじらせ女子には比較的免疫がある方だと思います。しかし男の大半は、「女性性を誉められることで嫌な気分になる女」がいるなんて夢にも思っていません。こういった本が世に出るのは非常に良いことだと思います。(ちなみにうちの嫁もかなりこじらせてます。結婚式にかなり抵抗されました。) 著者のように、物心がつく前に「男の視線」を内面化させ、自分の女性性を容認できないことは非常に不幸だと思います。ただ、私の知っている喪女たちと比較して、違和感を抱いた点がひとつ。 『著者がこじらせたのは「女子」なのか?』 突発的な行動、思考停止、めんどくさがり、露悪的、自分にしか興味がもてない、他人の不幸で元気になる・・・この著者は自分の女性性を容認できたとしても何かしら日常生活をこじらせる気がします。「自虐でも謙遜でもなく言いますが、私の人間性は最低です。」とカミングアウトするあたり、相当ひどい人間なのでしょう。「女子」は自分の性格をこじらせてしまった結果のひとつではないでしょうか。 こじらせ女子がどの世代に多く、どういった環境で育つのか、著者の今後の活動に期待します。著者や久保ミツロウや私の知り合いのこじらせ女子が、例外なくみんな家族と仲が良い(良すぎる!)点に何かしらの原因があるような気がしますが…。
2投稿日: 2013.06.15
powered by ブクログ久しぶりに、人間の、というか女の、本音を書いた文章を読んだ気がする。 ここまで赤裸々に書かなくても…なくらい、女子をこじらせてしまった筆者ネガティブでどろどろとした感情とこじらせ街道を突っ走ってきた(黒)歴史がありのまま描かれている。 私だけじゃなかったんだ!という安堵感と、そこまで卑屈にならなくても…というちょっとイタい感じと、色々ごちゃまぜになったというのが素直な感想。でもそれが自然な感情なんじゃないかと思ったし、最近はあまりに綺麗な文章にばかり触れていたことに気付いて逆にすっきりした。 コンプレックスというものはなかなか困ったもので、他人からみれはたいしたことなくても、自分がそう思えばそうなってしまう。早い話が思い込みなのだけれど、気にしなければいいなんてそんな簡単なもんじゃない。それができればこじらせてなんかいない。 こじらせ方は人それぞれ、それぞれのこじれと葛藤とジレンマの中で戦っている。こじらせながら戦いつつも、自分は自分という人間からは逃れられないのだから、自分とは一生付き合っていかなければならないのだから、長所も短所もひっくるめて、自分をありのまま受け入れられるようになれたらいいなと思う。 ☆5つけましたが、誰が読んでも面白いという類のものではないと思います。刺激強めなのでご注意。
0投稿日: 2013.06.06
powered by ブクログAVライターである著者の半生が包み隠さず語られている。5w1hなんで生易しいものではなく、親が読んだら1週間は寝込んでしまうくらい曝け出されている。読了後、酒場でこれまでの人生を語られたような気分に…。こういう本を手に取るくらいですから、ワタシもいろいろこじらせているわけです。ですから、共感ポイントが多々ありまして、図書館で借りた本にも関わらず赤線をひきたくなる衝動に駆られながらも読み進めていたせいか、読むのに相当時間がかかりました。そうそう、「モテキ」の作者・久保ミツロウさん(女性)との対談もありまして、もう仲間に入れてほしいくらいでしたよ。ネタバレという名の総括ですが、著者は女性に生まれたこと自体がコンプレックス。ですから、今後もこじらせ街道を驀進してゆくに違いないのですが、こじらせ隊の一員としては本当に幸せになってほしいです。人よりも何倍も不器用で、だからこそ、自我の蟻地獄にはまってしまうわけですよ、こじらせ隊は。きっと。 最後に、久保さんの名言を。これでちょっと救われた気がしたんです…。会社員だけど一応ライター職だし。すっごい大事に育てられたのに、どこでどう歪んで今に至るのかは当人にもわかりません…座右の銘にしようかな。 「たとえ今が辛くても『あれはいつかネタとして昇華できる』っていう面白い出来事があると、文筆業はいいんじゃないかな。こじらせてない人って、あんまり表現力がない気がするんだよね。表現できることが自分の幸せだとしたら、こじらせるのは才能だと思う」
0投稿日: 2013.03.28
powered by ブクログ前向きに死にたくなる。 多くの人が恥ずかしくて外に出せない部分を言語化してくれていて、勇気のある方だと思う。 勇気があるって言い方おかしいな。なんだろう。正々堂々としている??
0投稿日: 2013.03.21
powered by ブクログ最近「こじらせ女子」という言葉を見かけ、絶対私のことだ!!と思って読んだ。 けど…濃ゆいなぁ~!私は、ここまでじゃないや! って思いながら読んでいたら…最後の対談で久保ミツロウさんが、「自分よりもまだこじらせてる人がいるんだ!私、この人よりはマシかも」って思わせられるのがこの本って言っていたので、正しく活用できていたみたい(笑) そもそもこじらせてなければ、この本 に反応しないし手に取らない! 最後の対談は、私もお二人と気が合いそうな感じでした。…てことはやっぱり、私も相当こじらせてるなぁ;
0投稿日: 2013.03.05
powered by ブクログ女子版グミチョコレートパイン。 これは誰が読んでもおもしろい。 でも、こういう本が出版されたというのは、女は男の後ろにまだいるんだなぁと思う。 しかし、不思議なのは女は恋愛しなくてもいいやにはならないのね。 次は女版電波男を求む! では、バイちゃ!
0投稿日: 2013.01.26
powered by ブクログカラフルでおしゃれでキャッチ―な表紙が良い!!表紙を見ただけで読んでみたくなっちゃうような私好みの本♪ AVライターである著者雨宮まみさんの自伝のような本。 子供のころから地味でモテなくて女らしくない劣等感や自意識にがんじがらめで女子を「こじらせていた」著者の中学生から大学時代,そしてどんななりゆきでAVライターという変わった職業についたのか,ライターとして認められたいのに付きまとって来る「女」という性別,偏見との葛藤などが書かれています。 性的な事が関係する職業のことなので苦手な方は読まないほうが良いかもしれませんが,ライターやそういう業界に興味がある方には参考になると思います! 最後らへんには「モテキ」の作者久保ミツロウさんとの特別対談も割と多めに載ってます♪ 興味のある方はぜひ(*^▽^*)
0投稿日: 2013.01.08
powered by ブクログ思いあたるところが結構あって、しまいには泣きました。これだけ自分の醜いところをまっすぐ見つめ、逃げることなくカタチに残した著者をわたしはかっこいいなぁと思います。そういうのから逃げてる人ばっかりなのに。
0投稿日: 2013.01.07
powered by ブクログ私もこじらせているとつくづく思った。 読んでいてつらいのと、共感するのと、そこまでピュアでなくても。。。といった気持が入り混じる。 前半はスクールカーストやら、非モテの悩みが続き、それを読んでいて逆に自分の問題がはっきりとわかった。 私は12歳ぐらいから、何をやっても「女」としてしか見られないことがずっとコンプレックスなのだなと。 内面と外見がずれていて、そのことがいまだ問題となり、簡単な言葉でまとめると傷つく。ま、たまにだけど。もちろんわかってくれている人もいるのだけれど、ちゃんと理解しあえるほど親しくなれる人間は少数なわけで、そうなってくるとやっぱり、外見で判断される。 もちろん、そのことで得をしている部分もあるのだが、それには乗っかれないというか、そういう女は好きではない、と思っているのにそれに巻き込まれることが不愉快だけれど、不快を思いっきり外面に出せない程度には、こずるくなったというか。。。 そういったことを考えさせてくれたので、よい本だと思うし、こじらせている人の救いにもなると思う。
0投稿日: 2013.01.02
powered by ブクログ私はどっぷりこじらせてるわけではなくて、21年かけて、色々なことで少しずつこじらせている段階なのだと理解。著者よりずっと軽いと思うと同時に、希望も持てる気がしました。 巻末の久保ミツロウとの対談が面白くて共感。アゲイン、買って揃えようかな…
0投稿日: 2012.12.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
仕事をするまでの下りは、いわゆる学生時代のヒエラルキーに 苦しんでいた自分としては、まるで私の心を代弁してくれているのか!と 目からウロコのようだった。 でも結局はそれって自分はこんなじゃないはず、もっと私をわかって、 周りは私のこういうところがいやなんだろうなとか、必要以上に 自意識過剰だったんだよなぁと今なら振り返ることができる。 でも、あの頃は無理だった。 そして、どっかでねじれてねじれにねじれまくって、何だか 「私何も気にしてないもん」という女になっていた。 結局、こじらせを整理できなかった結果なのか、どうなのかわからない。 仕事を始めてから、後半は彼女の心理を理解するのに疲れてしまって、理解不能になってしまった。
0投稿日: 2012.10.14
powered by ブクログ「女子をこじらせた」オトコとしてもかなり痛い。 読んでて自分も痛いし、書いている著者のことを思ってもっと痛くなる。 まぁ、万人にお勧めする本じゃないですが「女子をこじらせた」覚えのある方には読んでおいて損は無いです。 にしてもここまで身を自分の声で削った本というのがあっただろうか?イタイ。。。
0投稿日: 2012.09.28
powered by ブクログ思春期以降みずからの女性性にすっかり自信を喪失した著者は、「女子をこじらせて」…つまり女性としての自分を持て余し迷走を続けた結果、AVライターなる職業に就くことになる。さらには“美人ライター”なんていう称号まで与えられ、すっかり「女性失格」の汚名を返上したはずなのに、それでもまだ逃げられない「女性とは/私とは」という問い。 巻末は漫画家久保ミツロウとの対談。 最近オンラインマガジン等で「こじらせ女子」という言葉をたまに見かけ、ちょっと気になって記事を読んでみたら…「こじらせ女子」って思いっきり私のことじゃん!!!これは何としてもこの言葉を生んだ本を読まなくては、ということで読んでみた。 結論から言うと、オンラインマガジンで「あるある」的に、つまり適度に人々からのシンパシーを獲得できる程度に懐柔された内容とは違い、著者の半生は同じ「こじらせ女子」の私から見てもかなりイタい。著者もあとがきで「私の屍を超えてもらうために書いた/こじらせたって誰も助けちゃくれないんだし、みんな頑張って」という主旨のコメントを書いており、確かにこの屍なら越えられそうという気がしてしまう(笑)。 この本の収穫は、本編以上に巻末の久保ミツロウとの対談(しかも主に久保側の発言)だった。 「こじらせて自省を重ねた人間は、自分を表現できるようになるから、こじらせるのも一つの才能(こじらせたことが無い人の文章はつまらない、とも言ってたっけ?)」っていうのが、本来、こじらせたことのある人間が辿りつくべき境地だと感じたし、著者は久保に対して随分上から目線で語ってたけど、傍から見ると久保の方が自己分析度合いは上という印象を受けた。 蛇足だが、久保が言う「なんでこの程度の女が彼氏連れて…」みたいな気持ちや「年末総決算的な恋愛幕引き」は、悲しいほど身に覚えがあるので深く反省した。。。
1投稿日: 2012.09.28
powered by ブクログ最初「美人AVライター」による作品かと思ってたんだけど、読んでみると、想像以上に、ほんとに女子をこじらせている人だなぁ……と思いました。すごい。 ただ、直裁的に綴られているが、過去のイメージが一点化してしまって、揺らぎを楽しめない所がある。 最後の対談を読むと、とても表現が豊かでユーモアもあるので、いつか過去のことについても明るく語ってくれないかなぁと思ったりもする。 そのときには、男子のDTを超える女子の何かが出てくるんじゃなかろうかと思う。楽しみ。
0投稿日: 2012.09.20
powered by ブクログ確かにかなりこじらせたなー。 でも相当共感。 女子がモテないとBLに走るメカニズムは初耳かつ目から鱗。なるほど! 奇抜なファッションも自己否定の反動だったり。 優しい家族や、やりたい仕事があって筆者は幸せじゃないかと思うが、 なんとか自分に折り合いをつけてきたからこそ、そういう風に回想できるのだろう。 男子だけじゃなく女子も思春期こじらせてるって言う人が増えてきたのは、 時代が変わってきた証拠だと思う。
0投稿日: 2012.07.24
powered by ブクログ身を切るように一行一行読みました。筆者にとっては過去のネタ話が私には現在進行形の悩みなのでキツかったです…。共感とかもうそんなレベルじゃないんです。完治していない傷口をいじられるこの感じ、ひたすらツライ。少し読んでは本を閉じ、でもまた開いて読んじゃうこの魔力。重くてイタくて面白い。 非モテをこじらせてセックスをこじらせてジェンダーをこじらせた半生を書き殴ったエッセイ。非モテ編を読み抜けたら私はセックスとジェンダーはまだこじれてないのですらすら読めました。他人のこじれっぷりを垣間見る事はあっても、こうした剥き出しの話を聞かせてもらえることは中々無いので参考になりました。人のこじれ見て我がこじれ直せ、みたいな感じで。 何かをこじらせているときって自分で自分をがんじがらめにしているから、もっと楽に生きてみたいですね。自分を幸せにするという終着地を設定して、そこに辿り着くために自分のこじれっぷりと向き合おうと少し前向きな気持ちになりました。肩の力、抜こう。 女性じゃなくても何かがこじれた人なら、読んでみるといいかも。こじれてない人は読んでも何一つ分からないと思うので読まなくていいです。
0投稿日: 2012.07.13
powered by ブクログこじらせ系女子って言葉を最近耳にするようになりましたが、この著者が発信し始めた言葉のようですね。ただ、この作品はこじらせ系女子の特徴やパターンを説明したものではなく、ひたすら自分の過去から現在までをじめじめと過度な自嘲を込めて書き連ねています。ポップな表紙と内容の暗さのギャップはかなりありますが、世の中にはこういう人もいるんだーと他人事として面白く読めました。
0投稿日: 2012.07.07
powered by ブクログ自己評価低め、でも自己顕示の行き場を探しているあなたへ。 著者の赤裸々な半生に共感する女子はけっこういると思う。 こじれながらもこうやって生きていく。
0投稿日: 2012.06.30
powered by ブクログAVライターさんの自叙伝。 最後のほう、AV監督としか付き合う気になれず 理性と嫉妬のはざまで云々・・・ というところまでいくと、そういう世界もあるんだなあ。。 って感じでしたが、もっと初期のほう、 中学・高校・大学ぐらいまでとか、 女っぽくて可愛い女の子をいいなあとは思うものの なんか自分とは別物だと線引きしていたりとか、 女子であることに引け目を感じたり否定しがちだったりとか、 サブカルに走るとことかファッションに走るとことか こじらせてる感じが私は結構共感できて、 どうしようかな。と思った。 自分の痛いところ直視したくないという、 モテキを読む男子的な感じでありました。
0投稿日: 2012.04.05
powered by ブクログ異性を欲情させることが自分の存在価値だと信じた女子の苦闘を書いているが、「他者の価値観を内在させてしまった者の生きにくさ」という視点から見れば、男女を問わず多くの人の共感を呼ぶ本だと思う。
2投稿日: 2012.03.22
powered by ブクログなにもレビューを書かんでも・・・と思ったが、一応読んだので・・・。 ところで、こじらせる、といういい方、最近ちょくちょく見かけるけど、すごくイイ!と思う。これ以上にぴったりくる言葉があるだろうか。誰が言い始めたんだろう、こじらせる。 で、女子をこじらせる。 この雨宮まみさん、自らの人生のアイタタタ・・・な部分(本人は、全部痛いみたいに書いてるけど、そんなわけないよね!?)を、丁寧に丁寧にこれでもかとえぐり、さらけ出している。先陣を切ってこんな本を書くなんて、涙が出ますよ、ええ、ええ。誰がついてくるっていうんだい、まったく。 何が彼女を駆り立てて、こんな本を書かせたのか、さっぱり分からないけど・・・でもここまで出すとか、ほんとにすごい。裸になるより恥ずかしい! 悩める女子達におすすめ。だけど劇薬すぎなので、☆1つ。
0投稿日: 2012.03.12
powered by ブクログ女ながらに幼少期から過剰な性欲を抑えられず、でも厳しい両親の元に育ったため色々と抑制された思春期を過ごしてきた著者が大学受験で東京のホテルに宿泊したときに人生初のAVを鑑賞する機会に恵まれ?まんまとAVにはまってしまい、大好きなAVのライターになるのね、その著者の幼少期から今までのノンフィクションノンストップ自叙伝的な・・・ 彼女のコンプレックスは半端じゃないけど、人は誰でもコンプレックス持ってるから共感できるところはあるはず。 女ながらにそこまでブッチャけてしまう勢いと根性はアッパレ!見習いたいとこだね、でも私は一般人だからそこまで突き抜けるのは無理だw ぶっ飛んでるのにだいぶピュア(真のピュアな人が聞いたら怒るかもw)、赤裸々の極みです。 文章のテンポがいいからすぐ読めます。 嫌いな人は大嫌いな本だから気をつけてね。
0投稿日: 2012.03.05
powered by ブクログ最終章「当たり前の解放」と久保ミツロウさんとの対談でわーーーっ私のことが書いてあるーーーっとなった九州長女系こじらせ喪女(30)
1投稿日: 2012.03.01
powered by ブクログ20代後半モテない系、AVライターな著者の半生を見ながらリアルな「こじらせ女子」像を描き出す! 「奇刊クリルタイ」のインタビューから興味が出て買いました。 (↑はてなの非モテ論壇の方の同人誌)
0投稿日: 2012.02.23
powered by ブクログ読んでる間は体中痛かったけど、読後の気分は妙に爽やか。別に眼前の問題は何一つ解決しないんだけど。 この本は、全ての「ああ、人生って生きにくいなあ」と思う人に読んで欲しい。女子はもちろん、男子も。おっさんもおばはんも。
0投稿日: 2012.01.21
powered by ブクログいつもキラキラしたエントリーを書くブロガーさんが紹介されていて、興味を持って購入。...これは勉強になった。目から鱗というか、これまで解けなかったことが解けたようなポイントが複数あったけど、文字にはせず感覚として蓄えておこう。 本を読んですぐ、どんな雰囲気の人が書いているのか気になって画像検索。
0投稿日: 2012.01.16
powered by ブクログ超こじらせてた頃を思い出した。 思いだしていたら、まだ全然こじらせ中なことに気付いた。 ワガママも矛盾も見栄もしたたかさも 宇宙より大きく抱えている女子が、それでも好き。超めんどくさいけど
0投稿日: 2012.01.15
powered by ブクログAVライターの自伝エッセイ。前半の学生時代は笑えてイタイ内容、一転後半は仕事観や女である事の悩みが赤裸々に語られている。エロとかセックスにも触れてて、女性の心理って複雑なんだなと改めて感じる。巻末「モテキ」の久保ミツロウさんとの対談が面白い。
0投稿日: 2012.01.12
powered by ブクログ男子としての楽しい人生を今現在進行中でこじらせてる身としては、女子をこじらせてる人間の書いた本というのは、なんだか他人事にも思えずで、内容もかなり共感する部分あったりでとても楽しめた。 ようは非モテは共感する部分多いけど、美人orイケメソは読んでもどうなんかなって思った。 「女である事の呪縛のようなもの」との戦いであるのだけれど、同時に「女扱いもされない」著者なわけだけど。結局甘い蜜なんて吸ったことねぇよ!な人なので、だからこその視点だとか、深い洞察力満載です。 ぼく自身も男子としての甘い蜜吸った事ない非モテのnotイケメソなんで、共感する部分かなりあったり。 あと女性の感じている呪縛的なものはリアリティがあって、男としては凄く興味深かったというか、反省するところ満載というか(俺は日ごろから気つけてる方だけども!) 女子社会の話で面白かったのが「自分には絶対に勝てない駄馬だから安心して身近に置いて友達のふりができるんです。自分が負けるかもしれないライバルと仲良くするだなんて、よっぽどできた人でなければ無理ですからね。」ってところ。 そういえば中学の頃は美人な女子は必ずブサイクな子を隣においてたなぁって....。あーなんだかリアルな現実ですね。。
0投稿日: 2012.01.07
powered by ブクログ峰なゆか×雨宮まみ「こじらせ女子 総決起集会!!」http://www.pot.co.jp/news/20111219_112955493926391.html を読んでいて、男の俺が言うのもあれかもしれないけど、結構共感する部分が多々あって、買って読んでみた。 思えば今年は、サブカル系の本でこの女性「性」を巡る名著がもう一つあると思っていて(『アンアンのセックスできれいになれた?』北原みのり)、どちらにも共通しているのは「抗いようもない自分の「性」をどのように肯定することができるか?」という問題だと僕は勝手に思っている。そして、その問題は女性だけの問題ではないのではないかと僕は密かに思っている。それは森岡正博さんの『感じない男』でも主題となっていること。 だからこそ(?)、本書の内容にも、男の僕であっても凄く共感できる部分があったし、心を揺さぶられてしまうような箇所も多々あった。 特に最後の「男だ女だというのにとらわれたくないと思っているのに、それにいちばん強くとらわれていたのは自分だったということ。」(p.212)まさに自分の正鵠を射ていると・・・・・。
1投稿日: 2011.12.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
喪女あるある系のライトな出だしから、中盤から終わりにかけては結構暗いエビソードが続きます。 ブスだから、とか、容姿に関する特定のワードを取り上げて「ここが駄目だから、~こうである資格がない」と決めつけて、本来こうありたい、という自分の理想像と敢えてかけ離れた行動を取ってしまう、というのは自分にも随分身に覚えがあって首肯しましたが、文中でも書かれているように、結局最終的に本当に駄目な原因は見た目でも周囲の環境でも無く、自分の何かと何でもこじらせたがる性分が招いているんですよね。 容姿のコンプレックスを「これがあるからあれが出来ない」とはなから難癖を付け、周囲の人を妬み僻みながら卑屈に生きていく事は本当に何より自分自身に取って一番残酷で酷薄な行為だと思います。 これって「分かっちゃいるけどやめられない」に似ていて、誰もそんなにお前に興味無いよ、って頭では分かっていてもつい自分で自分のコンプレックスをまじまじと見つめて「何でこうなんだ、ああなんだ」とじっくりと解決しない、出来ない事について延々と悩む、悩んだ振りをしてしまうんですよね。 また、最終的に立ち返るポイントが「自分の性根」であるという点についてはとても大事な事を言っていると思うと同時に本当にその通りなんだよなと再認識させられました。 容姿として不出来なのが悪いんじゃない、内面がブスなんだと。 僻み根性丸出しで常に周囲に諦観と敵意を垂れ流しにして生きていてどうして美しく生きてけようか。 自分を攻撃対象にしてきそうな人物を勝手に仮想敵と見なし、撃たれるかもしれない砲撃に怯えながら憎悪しつつ生きていく・・・最早病気です。 結局最大の原因は自分のひん曲がった根性なんだという事と、じゃあどうしたらその自分のコンプレックスと判断してる要素を包含して自分という人格を認めてあげられるのか?という事について・・・は、人それぞれだと思うけど、結果的には、というか最終的にはやっぱり一番単純に「自分に正直になりなさい」という事なんだと思う 常に本心を嘘で塗り固めてその場しのぎのぞんざいな対応で周囲にも自分にも嘘をつき続けていれば、絶対にいつかしわ寄せが来る。 未だにこじらせまくってますが、そのこじらせっぷりを堂々と赤裸々に開示してくれて、それを自分の中にあった鬱屈した物と照合し見つめ直す事をさせてくれたという点で、非常に気持ちのいい一冊でした。 周囲にとやかく言われる事を恐れて、またまだ評価もくだされていない内から駄目だと決めつけて自縄自縛で動けないという後ろ向きな無限ループからさっさと抜けだす為にも、もう少し自信を持ちたいなあと思います。
2投稿日: 2011.12.23
powered by ブクログ途中までは「俺がおる!」と思いましたが、最後の対談で男は仕事とモテが同時に上がるとか言われて、自分の場合もっと根が深いのかもと思いました、まだまだ頑張れってことかい!? こじらせ系は自己分析して色んなコト改善しちゃうとか、結構努力してるとは思うんですが、一回落ちなくても良いトコまで勝手に落ちたのが悪いので、自業自得という結論に至りました。 生きることがただの懺悔にならないように小さな目標達成を少しずつやってくしかないですなー。 自分で勝手にダメになった、って言葉には首を縦に振るしかなかったっすねー。 前向きで、ちゃんと確実に前に進んでるのに「なんでまだそんなところにいるの?」って人は触れてはいけないイタい時期があった、ということで。 まわりに結構こじらせ系が多い気がするんだよな。このレビューに何か感じるものがあれば、この本読んでいただくのが吉かと思います。
0投稿日: 2011.12.19
powered by ブクログ仕事もやりがいも人それぞれ。 好きな事を生業にするという意味を実感したというか、自分のしている仕事、未来のことをすんごくすんごく考えさせられた。
0投稿日: 2011.12.13
powered by ブクログこじらせ系女子を自覚している身からすると、私は雨宮さんとまた違うこじらせ方なのかも。 でも、すべてが自意識による所為だというのは納得。 最近はモテないことを語る女性の本が増えているけど、やっぱり何もかも自意識のせいなんだよなぁ。 ちなみに、巻末の久保ミツロウ氏との対談も最高! このために買う価値があるぐらいに共感しまくった……。
0投稿日: 2011.12.12
