
総合評価
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powered by ブクログ〔内容〕いくつかの謎〔01〕バルバラは青羽の見る夢なのか、あるいはパラレルワールドとか未来世界とかのリアルなのか〔02〕キリヤの作った想像の世界とバルバラの関係は〔03〕眠る青羽はバルバラとこっちの世界を繋げる通路なのか〔04〕捕食により遺伝子コードだけでなく記憶も継承していくのか〔05〕キリヤとタカの関係は〔06〕世羅ヨハネとエズラ・ストラディと青(アゾーレ)博士の関係は、ついでに千里も似てるけど? さらについでにエズラとパリスの関係は〔08〕火星人とはなにか〔09〕集合無意識とかを使って人類をひとつにする計画とかなのか〔10〕未来は変えられるか、あるいは過去は変えられるか。 〔感想〕すべて解けたと言えるのか? ■バルバラについての簡単な単語集 【青羽/あおば】バルバラで暮らしている。よそもの? だからか、浮くのがヘタ。マーちゃんが育ててる。《あたしは バルバラのものだ》第一巻p.25。外部の世界で七年間眠り続けている女性、十条青羽と同じ名前だが? 【アカネとアヤメとアサギ】三姉妹。一見老女だが見た目ほど老いてないらしい。グリーン・ホームで育ったベビー・ダックス引き取るつもりらしい。 【アキシノ】キリヤの同級生のようだ。 【秋葉原コスモス】三十年子役をしているベテラン。 【明美】キリヤの母。伊勢にいる。度会とは離婚しているようだ。 【エズラ・ストラディ】十条奈々実の最初の夫。茶菜はその娘。薬学者だったが後に惑星生物学に研究対象をシフトした。近い未来、人類は火星人と出会うという説を披露した。 【カーラー・シルスバーグ】マリエンバートについている女性。アレルギー専門治療師らしいが? 若返り薬の研究者のようでもある。 【カササギのパン屋】赤毛のドイツ人が店主。前は煎餅屋だった。 【火星】かつて海があった。《いったでしょう 火星の生命体は ひとつで同時に全体だったの》第三巻p.11。そして海がなくなるとき地球に渡り地球の生物に捕食され遺伝子コードを移した。現在、合衆国、中国、インドの基地がある。 【雷ジジ】千里の祖父。青羽を嫌っている。千里の母である娘を失ったせいかヘンクツ。 【キリヤ】北方キリヤ。明美と度会の息子。「お茶の水山ノ上」の生徒で東京にいる。甲殻類アレルギー。神楽を舞っていた。かつて大黒を殺そうとした。火星の夢を見ている。 【光介】花園光介。ライカの従兄。江戸時代同好会に入っていて「ごさる」言葉を使う。 【ジジ】→雷ジジ 【十条青羽/じゅうじょう・あおば】九歳から七年間眠り続けている。母親と父親の心臓を食べたというウワサもある。アレルギー体質だった。 【十条静音/じゅうじょう・しずね】十条奈々実の七歳年上の叔母。エズラ・ストラディの不倫相手。 【十条茶菜/じゅうじょう・ちゃな】→茶菜 【十条菜々実/じゅうじょう・ななみ】→菜々美 【植物人間】? 光合成してる。 【世羅ヨハネ】明美が前世では恋人だったと信じている、教会のオルガン弾きで明美より二十歳年上。 【千里】夢占いする。《夢はね 遠い未来か遠い過去からのメッセージなんだ》第一巻p.10。どんどん髪が伸びる。 【大黒先生】パーキンソン病の世界的権威。前世療法とやらをやっている。明美を治療したとか。キリヤに殺されかけた。強いキリヤよりも強かった。ともあれ、今はキリヤは大黒の言うことは聞く。度会に対し《きみはいずれキリヤくんに殺されるよ》と予言した。 【ダイヤ】タカとパインを育てている。女優? 【タカ】バルバラ人の少年。青羽の友人。 【茶菜/ちゃな】十条茶菜。十条青羽の母、奈々実の娘。 【ディジー】ヤギ。 【時夫】渡会時夫。三年ぶりに日本に帰ってきた男。キリヤの父。甲殻類アレルギー。他者の夢に入れる夢先案内人。スプラッタは苦手。 【ドクター】バルバラ人。 【菜々美】十条菜々美。青羽の祖母。 【脳内イメージングスキャナー】人の脳内を覗き見ることがてきるらしい。 【パイン】バルバラ人。青羽の友人。成長した姿で外の世界に登場しキリヤのことをタカと呼んだ。 【花園光介/はなぞの・こうすけ】→光介 【パリス】グリーンホームからキリヤのいる学校に転校してきた。バルバラにもいた彼か? 【バルバラ】どこかにある島。瀬戸内海にときおり出没する。住民がふわふわ浮ける。死体は浮けない。子どもが育ちにくい。キリヤは自分の右手をスキャンして作った架空の島だと言った。ジジによるとバルバラ人は不老不死の薬を作るため外のやつらに閉じ込められていて、死んだらその遺体を十条製薬の人体研究局が回収するらしい。バルバラのある世界では地球は火星人と戦争しているようだ。 【バルバラ・薬】エズラ博士が作った合成タンパク質。 【ヒナコ】養子を取るがまた死んでしまった。 【風仁/ふうじん】ライカの従兄。 【ベビー・ダックス】外の世界の話。体外受精で生まれた四人の子ども。パイン、タカ、アニー、ミッキー。 【マーちゃん】パンケーキを焼いてくれる。ダイヤの姉? 【マシロ】目白マシロ。目白の息子。女装クラブ「フェミニンクラブ」に入っている。 【まだらゾウ】→メリージェーン 【マヒル】目白マヒル。目白の娘。マシロの姉。 【マリエンバート】謎の女性。時夫と関係を持つ。じつは十条◯◯さんらしい。 【目白アンナ】目白の妻。 【目白】目白サイコクリニック院長。 【目白マシロ】→マシロ 【目白マヒル】→マヒル 【メリージェーン】まだらゾウ。バルバラの守り神らしい。人間嫌い。海岸に棲息。 【百田太郎/ももだ・たろう】なんかの研究員らしい。 【夢先案内人/ガイド】他者の夢に入って夢を分析するみたいな仕事らしい。主に犯罪捜査。レオノール・フィニーの『夢先案内猫』を思い出すネーミング。 【美川/よしかわ】パラサイコの研究をしているらしい。 【ライカ】花園蕾香。キリヤに執着。十二歳からずっと山ノ上にいて不登校中。お局と呼ばれている。 【老人】世羅ヨハネのような外見だがカーラーは別人だと言う。 【度会時夫/わたらい・ときお】→時夫
0投稿日: 2025.05.11壮大なスケールの物語
異次元空間、夢、宇宙、未来、不老不死。。。といった要素が絡み合って展開するストーリーは、謎解きより難解。一度読むだけでは不十分だが、嫌な難しさではなく、次々と驚きに目を見開かされることの連続。
0投稿日: 2024.05.05
powered by ブクログ世界の謎が知りたくて一気に4巻読んだけど、やはり分かりづらいところがあり、すぐにググるも、あまり考察サイトはないようだ。こうゆうの、萌えキャラのゲームとかだと、時系列の年表とか〇〇回目とかまとめてくれてるサイトがあるんだけどな~
0投稿日: 2019.05.18
powered by ブクログようやく全4巻読了。 巻数以上に長く感じた。 最終巻で一気に展開し、何度もどんでん返しがあり、頭の中が?だらけ。 理解するためにもう一度読み返すエネルギーが湧かない……。
0投稿日: 2015.11.01
powered by ブクログ怒涛の伏線回収…ッ ぞくぞくしました。 「やり直し」てギリギリ掴んだハッピーエンドのようなもの、という展開には弱い。
0投稿日: 2015.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
3巻から一気に面白くなった。 最後はハッピーエンドでは無いのだろうけれど、 読んでいてぞくっとする終わり方。 未来を夢見る少女の夢の中に入って 現実を修正するっていう発想がすごく不思議。
0投稿日: 2014.10.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
トキオとキリヤの親子関係重視で読んでたもので、悲しいんです。 二人は絆を深めつつあったから。 いくらキリヤが未来に生きていようと、あのときのキリヤがもういないことを思うと悲しいなぁ。
0投稿日: 2014.05.09
powered by ブクログ眠り続けてることでそれを見守るしかない周囲の人間に謎を振りまき続けた青羽が何ゆえにそうしていたのか解った瞬間、約束されている訳ではない未来の為だけに身を削ってたのか、と思うと感情が揺さぶられる。切ない部分はありつつも、渡会が息子を思う父として着地している所が優しくて素晴らしい。
0投稿日: 2014.03.04
powered by ブクログ2005年10月20日初版第1刷発行 2007年2月25日第3刷発行 渡会は息子のキリヤを助けようとして、逆に永遠に失ってしまった。行ってしまったキリヤは実の息子ではなく、手元には実の息子が無事に戻ったのに、実はタカだった最初のキリヤを取り戻したいと願った。 ぼくは葛藤が怖くて… 手に入らないものはあきらめよう忘れようと思うようにしてきた もめごとや苦しみや…… つらいことから逃げて… いまそのツケを払っているんだ 二度も捨てた息子とようやく真剣に向き合おうと努力した矢先に。 血の繋がりだけではないんだ、という陳腐な感動も、ハッピーエンドにはしてもらえずもどかしさが残る。上手く言えないけど、この寂しさを味わいたいのかもしれない。
0投稿日: 2013.03.23
powered by ブクログ2052年、両親が殺されるという惨殺事件のあと、9年にわたって眠り続ける少女と、彼女の夢のなかにはいっていく男、そしてその息子の物語。 「残酷な神が支配する」の後に描かれた作品で、「ああ、あれはやっぱり萩尾望都にとってターニングポイントになった作品だったんだな」と感じる。もっとも、それを具体的に説明しろといわれると困るんだがww ただ、きっと今までの萩尾望都なら、夢に入っていく男、トキオの息子、キリヤを主人公にしただろう。そして、ずっと彼の視点で描いていただろう。「スター・レッド」のように。 が、これは絶対的に、トキオの物語なのだ。 眠り続ける少女、青羽の物語だけれど(彼女の夢の中の世界、バルバラは彼女を中心に世界はなりたっている)やはり、夫として、父親として、不完全なトキオが、その不完全さをそのままに世界を愛する物語であるように感じた。 うん、そうだ。 キーワードは、親であり、不完全な世界、なのだ。 それにしても、説明不足で訳わかりません、っていうギリギリのラインで保持されている世界の美しさよ。 萩尾望都の世界が美しいのは、このあやうい中で美しいバランスを保っているからなんだと思う。 萩尾望都が読める、今に生きてて、本当に幸せ。
0投稿日: 2010.06.16
powered by ブクログ他人の夢に入り込んで調査することを仕事とする渡会と彼の家族、そしてバルバラの夢を見る少女青葉を中心に織り成す、久しぶりに読んだ萩尾望都の本格的SF。 相変わらず登場人物がべらぼうに多く、相関関係が分かりづらい。別に覚悟して読んでるからいいんだけどね。この人の場合、それが醍醐味だし。 少女版手塚治虫と呼ばれる萩尾望都の本領発揮という感じです。ディテールがやたら細かく、話の広がりが途方も無いです。これをよくまとめますな。本当に。 話は発刊がフラワーの割になのか、だからなのか、わりと大人向け(すぐ寝ちゃうしね)。けど萩尾望都読んだことの無い人にはちょっと抵抗あるかもしれないマニアックな出来。 個人的にはとても知ってる場所で話が展開するんで、なんかむずがゆい。
0投稿日: 2009.03.08
powered by ブクログ夢と現実の入り混じった世界は萩尾望都ワールド炸裂。複雑でいったいどうなるの?というほど絡み合った物語、最後は納得させる終わり方。さすが萩尾望都・・・。一気に全4巻読まないと話が分からなくなります。
0投稿日: 2007.12.29
powered by ブクログ萩尾望都作品と私の好みにだんだんズレを感じていましたが、やはり凄い(絶句)。カニバリズムや人形が逆さに落ちてきてつぶれる描写は80年代のホラーSFのよう。ラストはパズルのピースがぴったり嵌りながら、ピースのかけらである人間の心だけが納得しない。複雑な心理をうまく描写しています。
0投稿日: 2007.09.23
powered by ブクログおぉ。 すべての謎が、しっくりと収まって、ここまできれいに完結するとは。 しかも、タイム・パラドックスなテーマまでしっかりとかききって。 さすがというか、お見事です。 テーマ的には、夢の話ということで、わたしは「銀の三角」を思い出しました。 夢の中の夢の中の夢の中の夢……。 合わせ鏡のように、クラクラしながらも、お話の迷宮をあるいた気分です。
0投稿日: 2007.09.13
powered by ブクログ(2007.07.13読了) 2006年 『バルバラ異界』で第27回日本SF大賞を受賞 出版されてすぐ購入したのに、1年半も積んでしまいました。バルバラ異界(3)を読んでだいぶたつので、もう一度3から読むのがしんどかったのか、漫画を読むことに興味を失ったのか。活字中毒とか言いながら、読書スランプになり読んでいる本が全然頭に入ってこなくなる時期があります。 漫画も一定期間読むとしばらくぜんぜん読まなくなる時期があります。バルバラ異界を読まずにおいたのもそういう時期だったのかもしれません。「山へ行く」を読んで、バルバラ異界を思い出し、3を読み直してから4にかかりました。 バルバラ異界は、一度だけ読んでもわかりにくく、2度読んでやっと理解に近づく本かもしれません。(決してわかったとはいいかねます。) 萩尾さんは、「銀の三角」「モザイク・ラセン」で、歴史修復の試みを行っていますが、「バルバラ異界」も心理学を学んで、タイムトラベルなしで、未来修復を試みたようです。 火星での生命体の記憶の継承がどうして心臓で行われるのでしょうか? 心臓は、生命の源ではあるけれど、記憶は脳で行われるはずなので、脳で行われるのが自然と思われるのですが。 再生治療により若返った世羅ヨハネ(エズラ)が鶴亀センターから十条青羽のいる東中原研究所へ。ちょうど散歩中のキリアに入れ歯に埋め込んだチップを渡す。 「心臓筋のたんぱく質には不思議なものが含まれている。ある条件である特定の心臓を食べると記憶の封印がとかれてしまうことがある。」と言い残す。 エズラと菜々実は若返った姿で出会いエズラは一気に老いて衰弱し死んでしまう。 キリアがエズラから受け取ったチップをパソコンに接続するとエズラが何をしてきたのかが語られていた。 エズラは子供のころ母親から「赤い星の夢を見るものは未来の夢を見ることができる。見る夢は実現するのだ」と聞いたことがあるという。青羽が見る夢は・・・。 バルバラに住む青羽、パイン、タカは、エズラの遺伝子を受け継いでいる。 大黒先生の調査によるとキリアが保育園に通っていたときアレルギーショックで病院に運ばれニューヨークに転送され、1週間後には回復し元気で東京に戻った、そのニューヨークでキリアが入院していた隣のグリーン・ホームのタカという少年が同じ病院でしているという。タカは、エズラの精子と北方明美がボランティアとして提供した卵子により代理母によって誕生した可能性が高い。キリアもタカも北方明美の子供だが、キリアの父は渡会時夫、タカの父はエズラ(世羅ヨハネ)だ。 キリアとタカは入れ替わったのか? 青羽の夢のバルバラもジェノサイドで消えてしまった。 キリアは東京に帰り、お祭りの屋台から転落し死亡した。 ここから先は、読んでのお楽しみ。 (2007年7月16日・記)
0投稿日: 2007.07.16
powered by ブクログ今年度SF大賞を受賞した萩尾望都の最新作。さすが萩尾望都…テーマが広くて深すぎるぅ…ていうかよくわからない…。夢、カニバリズム、前世の記憶、パラレルワールド、火星、若返り…そして親子関係。それにしてもすごい話の密度で4巻にまとまっちゃっていることにまず驚く。先が気になる一気読みで、ラストに急転直下の収束感が味わえます。やはりこの人の構成力は余人に真似できるものではない。
0投稿日: 2007.06.30
powered by ブクログ一気に1〜4巻まで読みました。 ファンタジーな感じで始まりながら、それは親の心臓を食べたあと昏々と眠る少女の夢の世界で、現実の世界で夢の中に入れる渡会が彼女を起そうと夢に干渉しはじめたところから、夢と現実が交錯しあい・・。 いやはや、なんというか4冊で終わるには内容が詰まってます。若返り、不老不死、親と子、遺伝子、試験官ベビー、未来、火星・・・ そして萩尾ファンなら見覚えのある欠片があちこちに・・ 4巻ラストで一気に収束していきます。 感じとしてはモザイクラセンを彷彿としましたが、より親と子の関係に重点が。結局、親にとっての「子」子にとっての「親」は、個別の生に対する愛情なのか、それともそれぞれの役割を果たす者への固執なのか。渡会とそのかつての妻にはそんな対比もみえる気がします。 しかし萩尾作品はせつない。 (せつなさでは「モザイクラセン」が私は上なので★4つにしました。)
0投稿日: 2007.06.17
powered by ブクログ何で死んじゃうわけ?そして彼は伝説になるみたいな…?キリヤ君のことは時生しか覚えてないのかなキリヤ君自身すら忘れちゃってるのよね。なんかハッピイエンドだけど願いも叶ったはずだけど思うとおりにはならなかったと言う…何が本当なのかって結局わからないと言うか、自分の見ていることだけが本当で時生はいろいろ見たものが残っちゃったから…面白かったです。
0投稿日: 2007.02.18
powered by ブクログとっても面白い夢を見ていたのに、突然起こされたみたいで、読後少し放心状態。少し時間を置いて再度1巻から読み直したい。
0投稿日: 2007.02.05
powered by ブクログこんな結末を迎えるとは…。時夫とキリヤの間でやっと始まりかけていた親子関係が…、せつない。しかしこれってよく考えると、やつらの侵攻を手助けしたってことにもなるのか? SFでした。
0投稿日: 2006.12.21
powered by ブクログ萩尾先生の最新単行本のはず。 残酷〜の後、またこんなすげー作品を世に送り出しちゃう頭脳というか感性に感動してしまう。。
0投稿日: 2006.10.25
powered by ブクログ9歳で両親の心臓を食べてから7年間眠りについたままの少女青羽、他人の夢に入ることを生業としている度会、その息子キリヤ。青羽とキリヤが夢の中で作り出した島バルバラを巡って、青羽の夢と現実世界が交錯する。巨匠萩尾望都の最新近未来SFロマン。その世界観は既存の小説、映画の類を完全に凌駕しており、圧倒される。1〜3巻までの謎が4巻で一気に解ける様は快感。もう言葉にならないくらいスゴイ。同時代に同じ国に生きられたことが本当に嬉しい。この人はスゴイ。
0投稿日: 2005.10.13
powered by ブクログ萩尾望都の神髄みたり、といった作品 この凄さは自分ごときには説明出来ないが、こういう話の組み立て方が出来る作家さんはあまり類をみないと思う 緻密に組み立てられた5次元構造のストーリーを2次元(平面)で見せられてる感じ 好きか嫌いかといった判断というよりも、凄いか凄くないかという評価基準において星5つ
0投稿日: 1999.07.02
