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昭和元禄落語心中(8)
昭和元禄落語心中(8)
雲田はるこ/講談社
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総合評価

23件)
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    ページをめくる手が止められない。真相が分かる第8巻。いつも優しいヨタ。みんなに愛される八雲。愛憎からむアネさん。一巻の中に、盛りだくさんだった。

    8
    投稿日: 2025.10.06
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    やっと小夏の両親の真実まで辿り着けた。 これが気になってたんだよねー。 キクさん、落語と心中しようとしてるけど、これでまた一皮むけるのかな? 後世に残したい「芸」っていっぱいある。 先日、西田敏行が亡くなってかなりショック。 西田さんが残した映像がたくさんあってよかったけど、同世代を生きれたことが良かった。 今も噺家さんたくさんいるけど、生で聴ける喜びを味わいたい。

    0
    投稿日: 2024.10.26
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    . 『昭和元禄落語心中』8巻 著 : 雲田はるこ ◇ 過去の因縁と業にケリをつける、 八巻。 八代目有楽亭八雲は積み上げられた 人としての魅力に満ち、 年齢を重ねることの美しさが在ることを 感じさせられます。 彼の生き方、佇まいから醸し出される美しさは 人の美しさは内面より溢れ出るものである事を 思い出させてくれます。 一言で「儚い」等と形容することが、 今、私が肌で感じているこの感覚を表現できず 勿体なく感じてしまうような、 薄絹を摘むような体感の連続でした。 芸事の世界に惚れ込むこと。 懸命に生きること。 心地好い瞬間をきりとる。 嫉妬も情も。 なにより、 「あのほんの一時の為めに アタシぁ何もかも奪われても惜しくないよ」 胸に刻むように読む一冊でした。 .

    0
    投稿日: 2022.08.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマって適当に見てるとけっこう内容を忘れているようで。事件の真相、そういえば小夏ちゃんは覚えていないから真実を言っていなかった、的な話をしていたの思い出した。 続き早く読もう。今回に限って残り全部借りてきてよかった!

    0
    投稿日: 2020.05.07
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    2020.2.8市立図書館 八雲が倒れ、小屋は立て替えを迫られ、四国で昔の8ミリがみつかり、助六とみよ吉の死の真相が語られ、萬月は上方落語に戻ってきて、樋口栄助センセイが精力的に動き出す。退院したものの落語への意欲や自信を失った八雲の落語を八雲だけのものとして失ってしまう前に…それぞれの立場で動いていく人々。と、書き連ねてあらためて本を手に取ると、カバーがすべてを表現しているかのよう。萬月と樋口栄助センセイは実写ドラマの方ではあまり描かれていない部分なので興味深くじっくり読んだ。

    0
    投稿日: 2020.02.08
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    「来る」なあ、「応える」なあ…。 この作品を読んでいると、とにかく胸が心が締めつけられます。 読者として、また「表現」を追いかけようとする者として。 そしてこの想いは、できれば「自分が感じた」ままにしておきたい。 だから、「別物」とはわかっていても、 やはりアニメ版に手を出そうとは思えませんでした。 続きから目が離せません。

    0
    投稿日: 2019.05.31
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    “ 八雲が口にした「引退」の二文字。いつか来るその日を覚悟して、樋口の案内で与太郎こと三代目助六が向かった先は、四国の温泉旅館・亀屋。因縁の地で甦った先代助六の「芝浜」があぶりだす、八雲の落語の深淵とは―? ある者は寄席を守り、ある者は再び高座を目指す。昭和落語の最後の灯が行く末を照らすその日まで―。”―裏表紙より。

    0
    投稿日: 2018.04.15
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    小夏の幼き頃の真実。 悲しすぎる。 八雲師匠、どんどん弱気になっているな… もう本当に師匠の落語を聞くことはできないのか心配。

    0
    投稿日: 2017.02.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まさかの真実が予想もしなかったところから語られる。 つらいなこれは。 みよ吉ってなんだったんだろう。 菊比古に未練だったのかな。やっぱり。 しかし本当にこの漫画上手だなぁ。 表情がここまで描けてるからこそこのキャラたちの落語が聞いてみたくなるんだよね。

    0
    投稿日: 2016.11.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    8ミリの中に残った先代助六の映像。 山ちゃんの名調子が、 アニメでも復活するのか。 凄絶な、みよ吉たちの転落事故の真相。 どんどん背筋が寒くなる。

    0
    投稿日: 2016.06.01
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    助六・みよ吉の死亡の真相、八雲が吐露する老いの恐怖と噺家の業。さまよっていたストーリーが持ち直し、面白さが戻りました。この漫画を読み始めるのと同時に聞き始めた江戸前落語ですが、この巻に出てくる噺には知っているのも増え、より味わえる態勢になっています。

    0
    投稿日: 2016.06.01
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    与太郎(助六)の成長譚として読んでいるとこの物語は物足りないのではないだろうか。もちろんその側面もあるけれども、そればかりではない。やはり表題通り、落語の衰退とともに衰えゆく八雲師匠の生き様が主題になっているんだ… 読者は、それを引き止めてくれるのが与太郎あるいは信之助だと思って読んでいる。 でも私は八雲師匠が自分の中の未練を克服して、自分と落語との落とし前をつけてくれることを願ってやまない。

    0
    投稿日: 2016.05.07
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    芸人の身の処し方。芸人に限らず、引退は等しく訪れる瞬間だけど、そこには各人の美学が付きまとう。昭和きっての名人と謳われた師匠の、その引き際に当たっての苦悩が描かれる。周囲の期待、それに添えないことが怖い自身の葛藤。言ってしまえばありがちな展開ですが、そこはさすがの本作、サブキャラの魅力も手伝って、哀愁漂う良い感じの物語に仕上がっています。これからクライマックスに向け、どういう決断が見られるんでしょうか。期待大です。

    0
    投稿日: 2016.03.22
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    一巻だけ無料お試しで読んだら気になっちゃって。TSUTAYAのレンタルコミックを初めて使ってみました。 8巻まで一気読み。5巻あたりまで主役どこいったー?てな展開ですが^^;やはり八雲師匠がしびれます。

    0
    投稿日: 2016.02.13
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    電子書籍での最新刊を読み終わり。与太郎の明るさがストーリーを引っ張りますが、八雲の人生の暗い場所が渦を巻くように展開します。

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    投稿日: 2016.01.17
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    助六の死の真相と、八雲師匠の、周りに対する気持ちと、自分の思う落語ができない葛藤。それを救うかのような与太郎の一言。すごい詰まっていた深い一冊だな。私も師匠にはまだ続けてほしいよ

    0
    投稿日: 2016.01.16
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    名前に託された言霊の大きさについて考えさせられる。 男にとってのいい女って一体何なのだろう? 父が死んだ時、姉と同じ名前の女から父宛の葉書が蔵から出てきた事を思い出す。父にも色々あったんだなと思った。葉書は私が燃やした。姉の名前は変わっている。典雅な名である。同じ名前の人に未だ出逢った事がない。 男ってつくづく甘い。 こういうのキッチリ処分しとけよな!クソ親父!!!

    0
    投稿日: 2016.01.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    6〜8巻一気読み。物語が与太郎に戻って、助六襲名してからの話。 親子会の最中に倒れた八雲師匠、在りし日の助六の映像、八雲師匠が秘めている秘密。

    0
    投稿日: 2015.12.27
  • 再び面白くなってきました

    ちょっとこの作品1巻の印象よりも、面白くなくなってきたなぁと思っていたのですが、この巻からまた、面白くなってきました。

    3
    投稿日: 2015.12.08
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    身体が衰え、芸へのこだわりも薄れ、すっかり気弱になった八雲師匠。 抱えてきた闇を昇華していた落語…。失えば、"死"に囚われるしかないのか? 人の情も彼を留めることは出来ないのか? 昭和落語の最後の灯火が揺れ動いています。

    0
    投稿日: 2015.09.06
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    八雲の言葉。「人の情てエのはぬぐってもぬぐってもまとわり付いてきゃあがる。死んじまうにはこの世はあまりにも愛おしい。けどそれじゃあ芸の神様にお会いできないんだ。 あのほんの一時の為めにアタシぁ何もかも奪われても惜しくないよ」という言葉にこの漫画のタイトルの意味を知る思い。この先八雲は再び高座に立つ事が出来るの?次巻を待ちたい。

    0
    投稿日: 2015.09.04
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    もちろんよし。表紙が主要人物でないところがまたよいなあ。それぞれはそれぞれが主人公の世界を生きているのです。もちろん私もw

    0
    投稿日: 2015.08.18
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    タイトルの「昭和元禄落語心中」の意味が巻を重ねる毎に痛切に分かってくる。 今回も鳥肌。 落語とは噺家にとっての全てなのだ。 心中してもいいほどに。

    0
    投稿日: 2015.08.14