
総合評価
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powered by ブクログ貧乏をしながらも、2人のキャラクターそのままで乗り切る助六と菊比古。いかにも昭和らしい、付き合うならいいが結婚となると、と言う問題。真打に昇進した2人。落語会にもやはりしがらみというのはあるし、お客様が喜べば何でもいいわけでもない、ということを知る。巻末を読むと寄席に行きたくなる。浅草、すぐ近くではないか!
6投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログアニメを先に見て、一期の続きが知りたくて原作に。 見応えがあるのはアニメかなー。 最後の作者の蘊蓄が面白い。鈴本の壁には前座のいたずら書きに混じってイラストとサインがあるみたい。
0投稿日: 2024.10.03
powered by ブクログ2019.2.3市立図書館 鹿芝居で一皮むけた菊比古と意気上がる初太郎、そろって二ツ目から真打ちへ。落語への情熱という点で結ばれつつも、コツコツと努力を重ねる菊比古と金にも女にもだらしなくやりたい放題の初太郎は好対照、みよ吉はツレない菊さんひとすじだけれど、真打ち昇進を潮に別れを切り出され、一方の初太郎も師匠から破門され… 巻末番外篇2は与太郎による「浅草に来ないか」浅草演芸ホールの紹介。
1投稿日: 2019.02.03
powered by ブクログ読了:2014/12/24 みよ吉に「絶対に復讐するわ」とまで言われる筋合いはないと思うんだがね…。読み込めてないのか、みよ吉が依存体質過ぎるのか…。
0投稿日: 2018.12.27
powered by ブクログ“ 貧乏どん底二人暮らしの菊比古(後の八雲)と助六。荒れた暮らしをしてるってぇのに、売れっ子の助六、菊比古は焦るばかりだ。ところがそんな菊比古にも、芸の目が開く時がやって来る。 二ツ目から真打へ。上りッ調子の芸とは裏腹、菊比古と助六、菊比古とみよ吉、この関係やいかに……!?”―裏表紙より。
0投稿日: 2018.04.15まだまだ八雲&助六の過去の話
過去の話なので与太郎の方はまだ出ないようですね。 話が進むにつれてどんどん不吉な雰囲気へ……。
0投稿日: 2017.02.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本原作漫画とストレートに関係するわけではないが、アニメーション版が凄い。 配役は、助六・山寺宏一、みよ吉・林原めぐみ、与太郎・関智一であり、何れも練達の芸達者な人であって、演技も名前に違わぬ見事さを持っているのは確かだ。 しかしながら、やはり、本作ばかりは、菊比古役の石田彰の演技者としての凄みが一段抜けている。
0投稿日: 2017.02.05
powered by ブクログ話芸の道を行く若い噺家二人。高座裏での肩の組み方が、男同士の「ガッ」という感じより、何かこう…「覇王別姫」を思い出させるような。
1投稿日: 2016.04.20
powered by ブクログ師匠と先代助六のやり取りが小気味よくて癖になる。昔の落語会の雰囲気がこうですといわれたら納得してしまう時代考証などもすごい。
0投稿日: 2016.03.13
powered by ブクログ二人真打。 対照的な性格の菊比古と助六。 ただ、落語に対する愛が、とても伝わってくる。 みよ吉には幸せになってほしい。
0投稿日: 2016.02.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
助六と菊比古のコンビ解消、真打昇進、助六の破門。みよ吉と菊比古の別れ、そして。音を立てて回り出す歯車のその先は。
0投稿日: 2014.11.23
powered by ブクログ2人の異なる才能の持ち主と、1人の振られた女の話の行方が気になる~。 1巻目を読むと、あまりいい結末を迎えていないようなのですが……。
0投稿日: 2014.10.01
powered by ブクログ依然、好調というより、風情たっぷりで、物語に深みが出て、作者の真価が発揮されてきたようです。菊さんとみよ吉が雨の日に出くわすシーンは、「濹東綺譚」を彷彿させる情感がありました。どうやら助六は破滅型の天才だったようです。これからの展開が心配です。
1投稿日: 2014.09.06
powered by ブクログ菊比古と助六の絡みはとても絵になるし見ていて楽しい。 ずっと一緒にいて欲しいと思います。 菊さんの女形色っぽい! みよ吉さん、美人なので菊さんとお似合い。絵になりますね!
0投稿日: 2014.07.19
powered by ブクログ1-3巻よんだー。え、ええね! すごくいい! 寄席にいきたくなりました。八雲師匠の若いころが、本当にかっこええ。助六もええキャラだしね!
0投稿日: 2014.06.10
powered by ブクログ生で品川心中聞いてみたいな~ なんて思いつつ、師匠の昔話もなかなかいいななんて思い始めてしまいました。そして、きっとこの合間に主人公は落語を練習しているんでしょうね~。笑
0投稿日: 2014.03.06
powered by ブクログ菊比古、ついに「化ける」。 培ってきたものがあるからこそ、ここからが堅い。 こういうきっかけに恵まれたいものだと思うし、 そのためにも自分を磨きつつ 我慢強く道を進んでいかなくてはと思います。
0投稿日: 2014.02.23
powered by ブクログ雲田はるこ先生、絵はすごく好きなのに今まで読んだの(BL)はなんとなーくハマらなかったんですが、これはすごく!!良かった!!! 別段落語に思い入れはないんだけど、落語のシーンにいちいち鳥肌が立つ。自分の話で客が湧いて、トランス状態みたいな、ぞくぞくするような興奮と高揚、落語に取り憑かれちゃってる男たち、そういう表現がものすごかった。色気が、紙から匂い立つようだ! そして落語スタイルのまったく違う菊比古と助六が、違うやり方で落語の未来を作ろうとするのが健気で泣けました。反発したり嫉妬したり否定したりしながら、ときには落語が大嫌いになったりしながら、やっぱり落語が好きで好きでしょうがない、落語やんなきゃ生きていけない、っていうのがね、どうしようもなく健気というか、一途で憧れる。 あと江戸っ子言葉がすごく良い…!「人」に「しと」ってルビが振ってあったりするのね。あと語尾の「〜かエ」とか「帰れ(けえれ)」とか、いちいち!細かいこだわりなんだろうなあと思います。 雲田先生は男性独特の関係を描くのがものすごく巧みなんだと思う。ていうか、女が入り込めない男性同士の関係への、強い憧れというか、執念じみた感情すら感じる。噺家や男の人のどういうところに憧れてるのか、どういうところに魅力や色気を感じているのか、読んでるだけでバシバシ伝わってきます。雲田はるこ、天才なのか?早く続き読みたいです。
1投稿日: 2013.11.10
powered by ブクログ若手で出世する奴は『オヤジ転がし』が上手いらしい。 落語のような芸能の世界でもそんな世渡り術が必要なのでしょうね。 やりたいことをやるためには周囲との軋轢を緩和しつつ、実現可能な環境を作り上げねば。 助六には頭の固い師匠たちのご機嫌取りぐらいなんでもないという才能が無かったようです。落語は上手いのに。 才能があるがゆえの思いあがり。若気の至り。 人生の奈落に落ちかかっている助六とみよ吉。どうなっちゃうんでしょうか?
0投稿日: 2013.10.06
powered by ブクログ古き良き落語の在り方を守るように諭す師匠の言葉にじんときました。 「落語は皆で守るもんなんだ。人の和が何より大事なんだよ。口伝えでご先祖様が代々受け継いでくだすったんだ。それを何の見返りもなく若ェもんに伝える。美しいじゃねぇか。それが和ってもんだよ」 でも助六にはこれから人々が寄席に足を運ばなくなる未来が見えている。だから落語の在り方を変えなくてはならない…会話は決裂し助六は破門となり姿を消します。愛嬌の無かった菊比古の落語は太陽の様に眩しい助六の言葉で変わることが出来たというのに…。 この二人が落語をやる目的が、助六は「人のため」菊比古が「自分のため」というのだからおもしろい。みよ吉は「ああいう女」とくくられてしまう職業だけど、この巻では儚くて悲しくて綺麗な女性だな~と思った。
0投稿日: 2013.09.29
powered by ブクログ心がガッチリ繋がってるような……でもビシッと一線引いたようなあの関係は、こういうことだったのか。 また次の巻が楽しみだね。
0投稿日: 2013.09.09
powered by ブクログ今回も八雲の過去の話。 与太郎は一切登場シーンなし‥。かなしい。 過去話はさらっとやってくれたらいいのに、ここまでガッチリやるだなんて‥。 面白くないわけじゃないけどそろそろ切り上げてほしい。
0投稿日: 2013.08.16
powered by ブクログ菊比古と助六の物語が続く。 面白いんだけど、与太ちゃんの癒しが恋しくなる。 みよ吉さんは嫌いじゃないけど、助六との関係は哀しい気がする。 二人して似たような、けれど決して同じではない思いで菊比古を見ているのがなぁ…。 そういう展開だから、余計に与太ちゃんが恋しいのかも。 しかし助六の落語もすごいね!ああ、聞いてみたい…。 でもこの時代の菊比古も、今の師匠とは違った艶がありそうで、すげ興味ある
0投稿日: 2013.06.30
powered by ブクログししょー編ながい!与太郎ーー 若い頃の話は、評価された人の話だから安心して聞けるけど、渦中ではまったく無謀にしか見えないよねー 助六の居場所も欲しいなあ
0投稿日: 2013.06.26
powered by ブクログ師匠・八雲の過去編第2弾 2巻の感想で絵が下手と言った気がするけど、それは撤回します。 もちろん上手という訳ではないけど、これはこの漫画家さんの持ち味なんですね。 デフォルメされた作風。 口元の描き方とか、梅干し殿下に出てくる口元よね。 表紙の細い縞模様をちゃんとシワに合わせて描いてあって見直しました。 時々居るんですよね、ベタ貼りする漫画家さんが。 何はともあれ、お話は面白いです。 師匠は助六が好きなんです?BLになればもっといいのに。
0投稿日: 2013.06.09
powered by ブクログITAN買いだして面白かったので購入。落語という歴史ある繋がりの芸を軸に人間の一つのことにかける思いを描いた作品でした。 共に沈める覚悟があるからこそ浮かぶこともできる。落語という文化は現代においてもなお受け継がれているものですが、庶民すべてが知っているかというとそうではありません。そんな文化のなかで客との間に取り憑かれた男たちがカッコよく映りました。嫉妬、羨望、焦燥といった感情すらも落語でもって表現して、客の反応に喜ぶ。落語が好きだからこそ、引けない菊比古と助六の掛け合いも鬼気迫る感じがしてよかった。 この作品は、落語を取り巻く環境や問題などそういった描写も多く、またキャラクターたちの感情が剥き出しで襲ってくる分こちら側にダイレクトに伝わってきます。だからこそ、面白いのでこれからは毎巻楽しみに待ちたいと思います。
0投稿日: 2013.05.28
powered by ブクログ八雲と助六編。 時代もあってかなんだか切ない。 でもこのふたりいいなぁ。 みよ吉と助六どうなるのか気になるところで終わっちゃうし… 2013.5.9読了
0投稿日: 2013.05.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第3巻。 八雲(菊比古)と助六の回想・青年期中盤部。落語における助六の人気に、菊は焦りを感じる。自信をなくしていた菊を支えたのは芸者・みよ吉。彼女に背中を押されながらも、ある演目をきっかけに菊は頭角を現し、”自分のやりたい落語”を掴みはじめる。 自分の落語を目指せば目指すほど、少しづつすれ違いを見せる菊と助六。芸を極めるためにみよ吉から離れようとする菊、そんな彼を真っ向から皮肉るみよ吉。皆素直でなくて、読んでいて切なくなる。けれど、この回想自体が1編の落語を聞いているようで、目が離せません。 次の巻で回想は一段落するとか。忘れかけていた主人公・与太郎の登場にも期待’(笑)
0投稿日: 2013.04.15
powered by ブクログ完全に八雲と助六編。 単純なものほど複雑になっちゃうのかなぁ・・・ 師匠苦労したのかなぁ・・・師匠が幸せになってほしいなぁ・・・
0投稿日: 2013.03.30
powered by ブクログ過去編が2巻から続行。 今回は助六と菊さんの二人が真打ちになるまでが描かれています。 年の功か、いまは八雲になった菊さんは澄ましてて欠点の無さそうな食えないおじさんだけど、昔はちょっぴり弱気で後ろ向きでなんだか可愛いよな。それを型破りで底抜けに明るいその性格で引っ張っていくのが助六さん。 八雲師匠が偏屈になったらそれを引っ張っていくのは与太郎なんだろうなぁとおもったり。 与太郎も小夏も助六も菊比古も師匠たちもたくさんの人がいろんな想いを持っているものの、形は違えどみんな落語を愛しているんだなぁとつくづくよく伝わってくる漫画ですね。今回は助六と師匠が落語の行く先について意見をぶつけあっているのをみて、落語をやったことのある身としては嬉しくなりました。 愛しの猫っ毛もそうですが、雲田さんが描くキャラはどの人も魅力全開ですね。なにより表情が豊か!私は落語をやっていますが、ニン分けにおいてのキャラクターの違いが表情からすごくわかりやすい。同じ助六でも、お代官をやってるとき、お調子者をやってるとき、親方をやってるときとでは全部表情がちがう!落語の臨場感をよく表しているとおもいます。 ストーリーとして気になるのは、ラストの助六の腕のなかにいるみよ吉のなにかを企んでいるような顔。菊比古へ復讐してやるという言葉も気になるし、みよ吉は助六に言い寄って、菊比古へ復讐する展開かなぁと勝手に想像したり。それに関連して小夏の両親である二人が死んでしまうのかなぁと。 続きが気になる3巻です!
0投稿日: 2013.03.14
powered by ブクログちょう気になるところで終わっておりギリイとなりました。菊比古に棄てられたみよ吉と破門された助六…ふたりの心が重なってそして?!
0投稿日: 2013.03.10
powered by ブクログ妹に借りる。2巻と同時に読むが、与太郎のような人間が悪いとは思わないが、時に罪だなぁとも思う。「好きだ」だけで物事考えられれば楽なのだろうが、自分は師匠の考え方に近いトコにいたので過去編は読んでて切ない。次が待ち遠しい。
0投稿日: 2013.03.06
powered by ブクログしばらく積んでいましたが、もうすこし置いておけば良かったかな!ww すごく気になる所で終わってるwww まさか、八雲・助六・みよ吉の間にこんな過去があったなんて… 次巻が待ち遠しいです
0投稿日: 2013.02.24
powered by ブクログ2巻の後半から師匠の昔日談に突入、3巻が終わってもまだ半ば。もはや誰が主人公だか分からなくなってます。天才たちの若き日の逸話、面白いから良いけど。
0投稿日: 2013.02.15
powered by ブクログ若き日の八雲、助六の話がまだまだ続きます。だんだん自分の落語が見えてきた八雲に対し、子どもの頃からやりたいことが見えていて、周りの目も迷惑も省みず突っ走る助六。二人の真打昇進は?大名跡を継ぐのは?などなど、ドラマチックな展開の3巻! くーっ!続きが楽しみ!!
0投稿日: 2013.02.15
powered by ブクログ母は面白いって言ってたけど私的には微妙だったかな。 寝起きに読んだから?今いち気持ちが物語に乗れなかったんだよね。 今の私は何を欲しているのか。 菊さんが本気でみよ吉のことを好きだったことが意外。みよ吉も同。 小夏を引き取って育ててる菊さんの心情は如何に。早く現代に戻ってそれが知りたい。 みよ吉の「女にしかできない事」っていうのが印象的。やっぱりあるんだろうな。男にしかできないこと。女にしかできないこと。 場面場面でみよ吉さんの描かれ方がかっこよかったわけやけど、とりあえず小夏が生まれるフラグは立ちましたね。 にしても時間は夏か~。遠いな。
0投稿日: 2013.01.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
もう誰が主人公だったのか忘れてしまいそうなくらい、師匠の昔がたりがとっても面白く、早く次巻が出ないかなと思う。
0投稿日: 2013.01.12
powered by ブクログ洋服が当たり前のいま、着物を着た人の色気ってなかなか表現し難いんじゃないか、と思うけど、 この人の描く噺をしている師匠の色気がなんとも素敵。 助六のくたびれた着物の質感もよくわかる。両方の噺の仕方それぞれがよい。 落語の噺家さんの仕草や所作をよく見てるんだなぁ。 噺の可笑しさを見せるんじゃなくて、黒い背景に浮かび上がる噺家の姿で魅せる。熱気まで伝わってきそうな感じ。時にはんなりと、時に艶やかに語る姿に惹き付けられる。 背景とかは割とざっくり描いてるので時代のリアリティーがいまいち掴みにくいのがもったいない。 読むと、寄席に行きたくなります。
4投稿日: 2013.01.04
powered by ブクログひとからひとへ、かたちのない『芸』を継承していく落語の世界。 師匠の型をどうやって破り自分のものにしていくか。型破りでも、名を継ぐ以上は型を受け継がなければならない。 芸にしか生きられない、それ以外に行き場のないふたりの主人公が魅力的で、好きです。
0投稿日: 2013.01.01
powered by ブクログだんだんおどろおどろしいお話になってきました…最後のおまけ漫画で与太郎出てきたけど、主人公が誰なのか忘れそう。
0投稿日: 2012.12.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
tsutayaで3巻までレンタル。 おもろい~!! なんか、設定が、【タイガー&ドラゴン】と【ちりとてちん】を足して、よ~くかきまぜて、アーモンドをのっけて(特にアーモンドには意味は無いが)、シリコン製マフィン型で焼いた感じ。 なんのこっちゃ!
0投稿日: 2012.12.07
powered by ブクログ【ネカフェ】真打昇進。いっしょに弟子入りしたのに開いていくように感じられる差。師匠も自分の落語が見え始めた時期か。
0投稿日: 2012.12.03
powered by ブクログ嗚呼。師匠の昔話、中盤で御座います。 どんどんのぼりつめていって、舌が廻る廻る、助六。お客様はみんな助六目当て、そんくらいにゃ連日満席大賑わい。 その点菊比古はちょいッとイマイチノリにノラない、自分でもそれが分かっていてみよ吉にぼやく。みよ吉は菊比古の姿かたちが好きだから全然そんなコトないわよゥと返す。 与太郎は全然出てきません、エ、まァ過去編ですから仕方あるまい、チョイとお待ちくださいナ。巻末でチョコッと出てきますから、与太郎ファンの方は少し歓喜してもよろしいかと思いますわナ。 最後の最後、泥沼の泥沼、お互いがお互いに依存し合って破滅していくような、みよ吉は男なしじゃ生きていけない弱い女だもんで女の敵ったらこのような女のひとのコトをいうんじゃあるまいかねェ。 続刊は来年夏頃というコトで、まだまァだ首を長くして待たなアカンのかとやきもきしてしまいます……。
0投稿日: 2012.11.22
powered by ブクログ菊比古の凄まじい色気と美しい立ち振る舞い、助六の気っ風のよい男前な豪快さ、お互い全く違う自分の芸というものをそれぞれが確立した回でした。 落語シーンの臨場感と表情の豊かさは圧巻です。雲はるさんノッてます。お互い言いたい事を言いぶつかり合って芸を磨く、ライバルであり同志であり唯一無二の存在と認め合う二人の関係にたまらなく萌えます\(//∇//)\ 与太郎の存在は暫くお預けですが、もう少しこの二人の関係を見ていたい気分です。助六の最期が分かっているだけに切ない展開になりそうですが、次巻のクライマックスに向けて目が離せません!
0投稿日: 2012.11.19
powered by ブクログまだまだ過去回想。 菊さんかわいいなぁ。 もう、なんてネガティブ!なんてけなげ! どんなに芸があっても、認められない時もある。 人間と付き合っていくんだもの。 すごいだろ?って態度では認められるものも認められないんだよね。 難しいねぇ・・・。
0投稿日: 2012.11.14
powered by ブクログこれを読むと、寄席はやっぱり生で観たい!とつくづく思う。それにしても色気がある画を描く作家さんだなぁ。
0投稿日: 2012.11.13
powered by ブクログ「八雲と助六篇」がこの巻でも続きます。正直、中だるみの3巻って感じ。ただ引っ張りがうねりを呼ぶ展開だったので次巻が楽しみです
0投稿日: 2012.10.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
むっちゃおもろい・・・・。 出だしはちょっと「あれ?」だったけど、ぐんぐんおもしろくなって“目が離せない”状態。 すばらしい!
0投稿日: 2012.10.30
powered by ブクログまるまる一冊過去編。 菊比古と助六は正反対だけど、どちらも相手のことがよく分かっていて良いライバル。真打になり、道を違えていく(だろう)のが寂しいです。 そして、みよ吉が悲しいなあ。当時、ああいった人が多かったのではないかと思うと、やり切れない思いがします。 師匠とケンカした助六とみよ吉が夜道で出会うシーンは印象的。これからこの二人はどうなるんだろう。そして、菊比古はどうなるんだろう。 続巻は来年初夏とのことですが、待ちきれない!!
0投稿日: 2012.10.21
powered by ブクログ先日、円楽さんや燕路さん方の落語をお聞きする機会があったのですが、生の落語を聞いて、ますます落語心中の面白さが身に沁みます! なんでも燕路さんによれば、落語は江戸・大阪・京都でそれぞれ発展して、大阪以外はお座敷で発展したんだそうな。 落語心中の舞台は東京…ということで、だからテレビで見る、机を扇でパンパン叩くような落語ではないのですね(こちらは大阪だそうで)。 落語のことを少し知ってから読むのとでは、落語心中の世界も違って見えます。 やはり、落語心中を読んでからは本物の落語を見るべきだな〜と思いますね!
0投稿日: 2012.10.19
powered by ブクログ続きが待ち遠しいところで終わってしまった。 うーん、八雲と助六篇も佳境。菊比古(八雲)の芸の進化も凄いけど、八雲と助六とみよ吉がどうなるのかが気になります。
0投稿日: 2012.10.18
powered by ブクログ次第に明らかになる、八代目八雲師匠の過去。 何故「八雲」の名は彼に託されることになったのか。激動の時代の中で、自分の居場所としての落語を見いだした菊比古と、自分の生き様そのものを落語に溶かし込む助六と、翻弄されるみよ吉と。 雲田先生のBL作品にも感じることですが、感情と言うよりももっと質量を伴った、情念とでもいうものを描くのが本当に巧みだと感じます。線も色っぽい。 でも!でもでも! なぜ☆4つかと言えば、そりゃあ私は八代目八雲師匠が!あの超絶色気の権化が拝みたいからです!!じいさまで和装で江戸弁でストイックで過去背負って、って、私の萌え殺しポイントをほぼパーフェクトに備えてらっしゃるんですもの。 次の巻では拝見できると良いなぁあ…
0投稿日: 2012.10.17
powered by ブクログ菊さん美しいなあ。 黒髪クール美人な努力家「菊比古」と、天パ悪ガキ系天才児「助六」の、愛と青春の日々。宿命のライバルっていいよね…!ぎりぎりプラトニックに収まっているのがかえって萌えます。
0投稿日: 2012.10.15
powered by ブクログぁーー。 もうーーー。 続き気になる系じゃん!!! この次の巻で八雲さんの過去のクライマックスきそうだなぁw
0投稿日: 2012.10.14
powered by ブクログこれはやばい…!後引く切れ方。冴える色気と、運命を巡るスリル。うっかり電車の中で読んでしまって、かなり泣きそう。
0投稿日: 2012.10.14
powered by ブクログ雲田さんの漫画すごいわ……。でも今回はさらっといったかな、割と。次巻への期待をますます膨らまされた!
0投稿日: 2012.10.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2012 10/13読了。WonderGooで購入。 過去編(六助・八雲編)続き。 旧弊なままの落語界ではいけない、変わり続けることで落語は活きる、と思うがために周りとぶつかる六助と、六助の実力に焦りを覚えつつも自分の芸をつかみつつある菊さん(後の八雲)が真打にのぼる前後まで。 ・・・え、六助さん、これでマジ破門ってわけじゃないよね・・・? いろいろえらいところで引き。はやく次巻を・・・!
1投稿日: 2012.10.14
powered by ブクログ最近漫画もよく読む。伝説の噺家のお話。これはなかなか続きが気になる!!次の巻が出るのは来年の夏だそうで。気が遠くなる(笑)
0投稿日: 2012.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
もうほんと見ていてドキドキする。 もうねー、落語してるシーンとか絵と文字だけなのになんかやけに臨場感。 江戸っ子のなまりもまたいいんでしょうねぇ。 みよ吉さんが意外と純情というかピュアでかわいいなと思った。 最初でてきた時と印象がだいぶ違う。 この先がどうなるかまたまた気になるところで終わってるー!
0投稿日: 2012.10.11
powered by ブクログいまとても好きな漫画家、雲田はるこさん。 わたしが好きになる漫画家って、なぜかBLも描いてるとか、BL出身とか、BL大好きとか、そんな人多いのだけど、この方もそんな人。 落語のことは全く知らないけれど、伝統芸能なので深みがありそうで興味がわく。 助六の真打襲名披露はおみごとでした。 声が聞こえるようで、顔の表情の変化まで見えるようで。 2012このマンガがすごい!第二位。 まるほど外さないね。
0投稿日: 2012.10.11
powered by ブクログ落語のシーンの表情の切り取り方が上手く、ぐっと引きつけられる。 話すスピードとか間、声音とかそんなものまでが伝わってくるような気がする。
0投稿日: 2012.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
八雲師匠と助六の真打昇進前のはなし。 みよ吉ちゃんは「誰か一人に対して固執するヤンデレ」じゃなくって、「愛に対してヤンデレ」なんだと思う。 来年の夏まで待てません!
0投稿日: 2012.10.10
powered by ブクログ師匠の過去編。若い頃の師匠の青さと色っぽさが堪らない! …とはいえここまで過去編が長いと正直、現代とどちらがメインなのか判らなくなるな、と。 作者が描きたかったのは過去編のほうだったのかなと思うくらい、現代編が置いてきぼり。
0投稿日: 2012.10.10
powered by ブクログ待ち望んでいたー。 やっぱり大好きです。 おもしろい。 若き日のししょーが色っぽい。 人物がみんな、すごく人間らしくて、嫌いなキャラがいないほどです。 早く続きが読みたい。 襲名をめぐってこれからどうなるんだろう。
0投稿日: 2012.10.10
powered by ブクログ師匠の若いころの話が続いてます。 ふと間違えるとBLなんじゃね?って思う感じですが ぜんぜん違うらしいですね。 男の友情と互いの芸に対する尊敬なのかな? とにかく次巻が気になります。 そして速く現代に戻ってきてくれ!
0投稿日: 2012.10.10
powered by ブクログ師匠の若い時話、佳境に入ってきて、俄然面白くなってきました。 元々の主人公(?)与太を忘れそうですね。 こういった伝統文化にはつきものの保守と進化をどう選ぶか…という時代に二人の性格と素性と女が絡んで、本当にいい感じです。 私は落語を見たことが無いのですが、臨場感が感じられます。 また、作者の意気込みもとても感じます。
1投稿日: 2012.10.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
八雲師匠の過去編「八雲と助六編」が続く第3巻。 2巻は、どっちか言うと八雲さんから見た助六さんって感じで、助六の輝く才能に惹かれながら嫉妬する八雲さん、って印象だったけど、3巻に収録されてる話では、あくまでメインは八雲さんだけど、助六さんから八雲さんへの気持がちょっと見えて、人間くさいよなぁと思ったり。 で、みよ吉さんは本気だったんだなー……。ああ……。 これから悲しい展開になっていきそうだけど、新刊は来年かあ…… でもまとめて読みたいから、新しいコミックスまで我慢するよ!
0投稿日: 2012.10.08
powered by ブクログ人が生きていくために金銭を得る行動を「仕事」と呼ぶならば、ここに出てくる人達は「労働者」ではなく自分の身を切り売りする「芸人」。 自分の見えない力を信じて自分と戦う、酔狂な人の集まりだ。 とうとう真打まで登ってきた2人の、本当に正反対な魅力が全開の巻。 鹿芝居で化けた菊さんは、観られる事によって得た快楽が読み手に伝わってくるようで。 真打お披露目で大根多をかました助六の落語は、張り上げた好い声の移ろいが聞こえてくるようで。 別離を誓った2人の、特に菊さんの複雑な心境は涙を誘った。 助六が居たからこそ苦しんだけど、それだけではなかったのを知っているから。 この巻で菊さん…後の八雲師匠に心底惚れた気がする。 菊さんは辛気くさくて冷たくて、でもみよ吉にも助六にも誠実で。 そうして誰より自分と「落語」に誠実だった。 八雲師匠の美しさは、いろんなモノを削ぎ落とした純粋な姿ならではなのね。 その削ぎ落とした中に、みよ吉と助六が入っていたのに気付いてたかしら…。
0投稿日: 2012.10.08
powered by ブクログ何てェとこで終わってるんだ!! お師匠さま過去編つづく… まじで別れちゃうのかよ(;_;) 独りになって後悔するよォ 一緒にいるときにはわからないんだよね…。
0投稿日: 2012.10.07
powered by ブクログあとがきを読んで与太郎が主人公だったね、と思い出すくらいに、八雲師匠の若かりし頃の物語に没頭してしまった…
0投稿日: 2012.10.07
powered by ブクログ前巻までの落語の臨場感があまりなかったのが残念。 八代目が悩むのはわかるんだけど、助六とみよ吉が子どもすぎると思う。 4巻に期待。手ぬぐいにも期待。与太郎にも期待。
0投稿日: 2012.10.06
powered by ブクログ2巻から引き続き師匠の回想編(主人公はいつになったら登場すんだ)。 二ツ目から真打昇進までのみちのり、その後二人が目指すところを違え出すまで。演目としては「品川心中」と「居残り佐平次」を中心に据えていて、これが登場人物の違いをよく表現している。演目の選択がひとてもうまい。 9ヶ月に1冊ってペースがもう少しあがってくれればいいんだけど。
0投稿日: 2012.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
落語題材って、漫画音しないから声色が聞こえないから難しいな~と思う・・・字が多いとつまんなくなるしね 本屋で山積みだったわー!!売れてるなぁ(一巻発売日には一冊しかなかったというのに)POPがラッキーホールっぽい色遣い 現八雲と助六の関係・・・芸事の人間関係っていろんな感情が渦巻いてるんだろうなー素敵 オリーブ色の表紙は色あせた黒のようだね!一巻黒で、あとオレンジと緑にしたら歌舞伎の幕の色だったのにねーそれを繰り返したら本棚に並べたとき幕っぽくて素敵なのにね、どっかやってくんないかな 全然本の感想じゃねえし! (くまざわ書店にて購入)
0投稿日: 2012.10.06
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この作品を堪能するのに落語ファンである必要はないのだけど、3年前から落語にはまって独演会やら寄席やら通っておいてよかったと思う……ひとつひとつのネタを演じる場面の、表情や台詞に、まるで誰かの高座を聴いているようなドキドキ感がある。 この巻では「品川心中」「居残り佐平次」がメインのネタ。初太郎と菊比古の鹿芝居で菊比古が舞台に開眼する弁天小僧の名場面もいい。 そして、芸に邁進するふたりのうちどちらが師匠の八雲の名代を継ぐ落語家になれるかどうか、テレビに大衆の興味が移行する時代にあって落語の命脈をどう引き継ぐか、みよ吉ちゃんをめぐる恋の行方はどうなるか、どきどきはらはらさせながら、続きは次巻のお楽しみ。タイトルの昭和元禄落語心中にはどう繋がるのか……。
0投稿日: 2012.10.05
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やっぱりいいですなぁ。 帯に書いてあったけれど、昭和の落語界を舞台に才能と生きざまのせめぎあいが濃密に描かれている! 一種、勉強にもなります。それに登場人物の様々な表情が楽しめる。
0投稿日: 2012.10.05
