
総合評価
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powered by ブクログ図書館の本を読む▼ https://kguopac.kanto-gakuin.ac.jp/webopac/BB00506592
0投稿日: 2025.11.13
powered by ブクログ「コミック版『もし小泉進次郎がフリードマンの「資本主義と自由」を読んだら』電子版と紙で同時発売」 https://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51757968.html
0投稿日: 2025.07.01
powered by ブクログ絵が下手なのはまあ許せるが、ストーリーも、最初の思いつきをストーリー化したところで力尽きて、その後の展開までは、描けなかったという感じがありあり。
0投稿日: 2019.05.21
powered by ブクログ日本の財政赤字は待ったなしの状況まで来ており、 近い将来起きてもおかしくない経済混乱をシリアスに描いた作品 日本の経済はどこへ行くのか、本当に考えさせられます。
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログこれは池田信夫氏のメルマガ連載の一部のマンガ化である。小泉進次郎でも自民党でもなくてもいいのでフリードマンの提唱する政策を実現しようとする強い政治集団を期待したいが本書の最後にあるように可能性は低い。合理性を持って変えられない程の既得権に縛られているのだから。硬直した日本を変えるには一度破壊されてしまうか異端のカリスマが登場して独裁的にことを進めるしかない。…のだろうか。
0投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログ必ずしも負の所得税(BI)が正しいとは言えないと思います。 ただ本書にあるような危機的状況になって外科手術するのか早いうちに内科的処置をするのか。 どちらが正しいのかはわからないですが社会保障費の増大が大きな財政負担になってるのは本書にある通りかなと思います。 1農業補助金の廃止 2関税の撤廃 3最低賃金の廃止 4企業に対する規制の撤廃 5政府による電波の割当の廃止 6公的年金の廃止 7職業免許の廃止 8教育バウチャー 9郵政民営化 10負の所得税 この10項目が本当に実行しないといけない事態が来ない為にできることをやらないといけないと思います。
0投稿日: 2018.09.24フリードマンが読みたい人には
経済学の入門書を読み漁っていてたどり着いたので読んでみました。 漫画としては普通に読めますが資本主義と自由をタイトルに入れているのであればもっと事例にたいしてフリードマンの理論に基づいた解説があってもよいかと感じました。 近代経済史の漫画本ってところですね。
0投稿日: 2014.12.30
powered by ブクログ破滅的なインフレが発生した場合のケーススタディ。 デフォルトするの?しないの?という国家的な戦略と、もしものリスクヘッジとして国民(個人)はどのようなActionが取れるのか、取るべきなのかということがわかります。 池田さんの得意分野で、難解そうな経済用語を使ってさも高等な議論をしているように見せかけるという意味では上手くいっているのかもしれません。 それよりも資産の一部をドル建てにしておかなければ。。。
0投稿日: 2014.10.02
powered by ブクログ経済勉強しないとな〜 社会保障、地方分権、小さい政府、俯瞰的に物事を見て、本質を捉え、方向性を示す。 言うは優しく、行うは難し。
0投稿日: 2014.03.29
powered by ブクログマンガだが字が多く難しい. 政治経済がわかるというよりも,日本の政治の現場を描いており戦後の日本の体質を知るにはちょうどいいと思う. しかし,公務員試験で法律と経済を一通り学んだ自負がある私でも考えるのに難しい部分があってこれを完璧に理解できる読者は政治学科の中でもまじめな学生に限られるのではないかと思う. 主人公が成長していく系のマンガというわけでもなく,タイトルを流行にあやかっちゃった所が残念.
0投稿日: 2014.02.09
powered by ブクログ主人公のヴィジュアルが、苦手で、絵はあんまり見ないようにして読み進めた。パラレルワールドか、ちょっと未来の話なのか。 強く生きていかなくちゃね。微々たる資産だけれども、外貨に換えたくなった。円高真っ盛りのときに読みたかったなぁ。
0投稿日: 2013.12.26
powered by ブクログ2015年、日本の国家破綻の危機を小泉ジュニア政権はどう乗り切るのか? フィクションだが、実際に起きてもおかしくないリアルな話。おもしろかったけど、絵がもうちょっとね・・・ 小泉ジュニア政権は、フリードマンの『資本主義と自由』第2章の最後にあげられた「政府がやる理由はないないと思われるもの」14項目を10項目に整理して、それを実現することを宣言する。その10項目は、1.農業補助金の廃止、2.関税の撤廃、3.最低賃金の廃止、4.企業に対する規制の撤廃、5.政府による電波の割当の廃止、6.公的年金の廃止、7.職業免許の廃止、8.教育バウチャー、9.郵政民営化、10.負の所得税。間違ってはいないけど、あまりにも合理的すぎて実現はむずかしそうかな・・・
0投稿日: 2013.01.14
powered by ブクログ以前何となく読んであまり印象に残っていなかったが改めて読むと非常に興味深かった。マンガなので導入としては良いと思われる。なお、原作者の池田氏のブログ等ではいつも納得させられることが多い。 池田氏曰く、「フリードマンの提案すが全て実現する日は、恐らく永遠に来ない」という。また、「それは、彼が正しくないからではなく、あまりにも合理的で、政治的な既得権を破壊するからなのだ」とも。これが、「1962年に書かれた「資本主義と自由」が(残念ながら)永遠に新しい古典である」所以であり、この指摘はかなり正しいだろう。 政治的なスタンスはどうあれ、「経済学上は正しい」これらの事実を心に留めておくこと(、その上で自身のするべきことを判断すること)は重要だろう。 本フィクションで挙げられている提案(政策)は以下の通り。 1.農業補助金の廃止 2.関税の撤廃 3.最低賃金の廃止 4.企業に対する規制の撤廃 5.政府による電波の割当の廃止 6.公的年金の廃止 7.職業免許の廃止 8.教育バウチャー 9.郵政民営化 10.負の所得税
0投稿日: 2013.01.06
powered by ブクログ一昨年出版なので設定を現実が追い越してしまった部分はあるけど、かなりリアリティーがあった。政治家のうち誰かがやらねばならない事を、若い首相がやるというのはそうかも知れないと思わされた。フリードマンを読むのは敷居が高いけど、これはすぐに読み終わった。
0投稿日: 2013.01.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初マンガで「もしドラ(読んでいないけど)」パクッったのかと思ったが、友人に勧められて読んでみた。 良い意味で裏切られた、素晴らしい本 日本が直面している危機的な状況を多面的に捉えている -膨張し続ける国債 -それを横並び意識で買い支えている銀行 -しかも半分以上あまり価値が無い -ペイオフに関する無知により、ペイオフ時いかにも暴動起こしそうな市民 -マーケット主導のインフレ(主婦の無知) -マスコミの先導的な役割 -無能な政治家、及び意思決定の遅さ それらに加え、マクロ経済の勉強や金融の初期的知識の勉強になった マンガで冗談のようにおきていることだけど、まんざら笑えないのがまた恐ろしい。
0投稿日: 2013.01.03
powered by ブクログムック本でこのマンガの冒頭部だけを読んだことがあって、続きがどうなるのかちょっと気になっていましたが、その後忘れてしまっていましたのを、改めて読んでみました。 全部読んでみて、なかなかリアルに書けているように思いました。ただ、大手銀行の国債売却による値崩れとか、取り付け騒ぎの暴動とかは、僕は現実には起こらないような気がしますが。大手銀行は国債を売っても、他にこれに替わる運用手段がないですから、売るに売れないですし。 でも、頭の体操にはなりました。
0投稿日: 2012.11.26
powered by ブクログ経済マンガです。タイトルに惹かれて読みました。近未来に起きる日本の財政破綻についての内容です。 ミルトン・フリードマンの『資本主義と自由』、今度読んでみようかな。
0投稿日: 2012.08.08
powered by ブクログ経済に関して無知なのですが、このようなストーリがありえるかありえないかの問題ではなく、日本政府が取るべき姿勢はなにかが描かれているのかなと思いました
0投稿日: 2012.07.21
powered by ブクログ日本経済もこのようになりえるのかと、リアルに感じた。漫画なので読みやすい。銀行の閉鎖とペイオフ、体力の無い銀行の精算、IMFからの資金援助・・・こんな状況にも陥る可能性があるのか。 世界経済と生活はつながっている。ギリシャや欧州の危機も対岸の火事では済まされない。明日は我が身ではないか。今日営んでいる実生活も危ういバランスの上でなりたっているものではないか。 もし1000万円以上の貯蓄があったら、銀行に預けておいていいのだろうか・・・?
0投稿日: 2012.07.10
powered by ブクログ2015年、日本に財政破綻と金融破綻が同時に訪れた危機的な状況で奮闘する文字通りの小泉ジュニア、というのが背景の漫画。ノーベル経済学賞受賞のミルトン・フリードマンが提起した政策を軸に話が展開する。 元々は功利主義とかリバタリアニズムにどちらかというと受け入れがたさを感じていて今もそうなのだけど、経済政策としてはフリードマンの主張に耳を傾けざるをえない現実があるという気がした。 サンデル教授は好きでテレビもよく見ているが、彼は哲学の人なので、彼の土俵で語られるリバタリアニズムとリバタリアンが主張する経済政策とは分けて考える必要があるかもしれない、と感じた。 彼らが問題にしているのは、既得権益のしがらみを断つことができるか、更に既得権益を生まない仕組みを作れるかというポイントなのだと思う。そして日本における既得権益とは特定の特権階級のみに存在するのではなく、右肩上がりの成長を享受してきた世代全体をも含むのだ。自分も、少なくとも親の庇護の元でその恩恵にあずかって来た世代だ。 国に対して権利を主張するだけでよかった幸福な時代は既に終わっていて、今はいばらの道を歩むプロセスをどうデザインするかが重要になっている。調整や根回しの世界ではない、本当の意味での「政治」の季節なのだと思う。 たぶん誰も傷つかない形で日本が再生するのは難しい。だとすればそこで傷つく誰か(必ずしも弱い立場の人だけではない)の手当てまで含めた設計図を示すのが、政治家としては真摯だと思う。国民の生活が第一なのは当たり前として、この時代の政治家が争うべき主戦場はその先にある。
0投稿日: 2012.07.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日本が破綻するとどうなるのか? 外交は? 為替は? 国民の生活は? 他国への影響は? がよく分かる。(100%正しい訳ではないが可能性がある) さらに国難を乗り越えるために国会はどうするのか? 政治のプロセスを知ることもできる。 政治と経済を知ることができる貴重な本。
0投稿日: 2012.07.02
powered by ブクログフリードマンの提唱した政策がほとんど実現されていないという点をもって、究極のフィクションと言えるかも。でも、ここで描かれた日本にいつなってもおかしくないというリアリティは感じます。
0投稿日: 2012.05.13
powered by ブクログ(2012.05.07読了)(2012.05.03購入) フリードマンの『資本主義と自由』をいきなり読むには、敷居が高いので本屋で目についたこの本を買ってきて読んでみました。 2015年という近未来に政権を取った小泉進次郎首相が、「私のやりたいことはここに書いてあります」と言いながら高々と掲げたのは、フリードマンの『資本主義と自由』でした。 本に書いてあることを現代日本で実施しようとするとどういうことになるのかという、シミュレーションという感じです。 フリードマンの主張については、解説で、原作者か簡単に説明してくれているので、概略分かるようになっています。 【目次】 プロローグ 第1章 小泉ジュニア首相の誕生 第2章 小泉チルドレンの逆襲 第3章 88年ぶりのモラトリアム 第4章 狂乱物価ふたたび 第5章 公務員給与をカットせよ 第6章 「世代革命」が始まった 第7章 Too Big to Fail 第8章 大阪独立宣言 第9章 ゼネラル・ストライキ 第10章 強いリーダー待望論 第11章 インフレは財政を救う? 第12章 最後の貸し手 第13章 マッカーシー将軍の来日 第14章 第二の郵政解散 第15章 政治が信頼を取り戻す日 解説:『資本主義と自由』は永遠に新しい 池田信夫 (2012年5月7日・記)
0投稿日: 2012.05.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1.農業補助金の廃止(価格支持、輸入制限に反対。所得補償を推奨) 2.関税の撤廃(為替取引の99%は投機。貿易決済は1%) 3.最低賃金の廃止(最低賃金の引き上げは失業者を増やす?) 4.企業への規制撤廃 5.政府による電波割り当ての廃止(日本以外先進諸国で周波数オークション開催) 6.公的年金の廃止(公平な再分配でない) 7.職業免許の廃止(免許と資格認定を区別) 8.教育奨学金(バウチャーで貧民が私立校に) 9.郵政民営化 10.負の所得税への一本化(年金・法人・所得税廃止。生活保護の支給額が最低賃金より高い日本の場合、例えば課税最低限度が4百万円で税率20%とすると、所得が2百万円の人には4百万円-2百万円×20%で40万円支給する。これだと(マイナスの)課税後所得は2.4百万円で、仮に所得が3百万円に増えたら課税後所得は3.2百万円になるので勤労意欲は保たれる。アメリカではEITC(勤労所得税額控除)として導入済み) これら、幾つかの賛否の話題を振ったら盛り上がるものもあるかも。
0投稿日: 2012.05.02
powered by ブクログ『資本主義と自由』より先にコッチを読んでしまうという。この漫画の良し悪しもそれを読んでからという事で、ニュートラルに星三つ。少なくとも『資本主義と自由』を読みたくなったので、その意味では本書の狙い通りに動かされています。
0投稿日: 2012.03.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「もしドラ」に似たようなコンセプトで書かれた書籍。2015年に経済破綻した日本の設定。今の政治家で設定された登場人物がでて現実味がありおもしろい。経済は詳しくないが、数年後同じ状況に日本がなりうる可能性は充分ありうる。「日本経済が破綻」したらどうなるか大変勉強になりました。この本の内容が正解とは思わないが、一部は正解になるのかな。 「最終的には日本国民が覚悟を持って経済を再建すれば、ふたたび繁栄を取り戻すでしょう」p217 日本人は変化を嫌うが、現状を打開するには思い切った改革が必要。そのためには痛みが伴う覚悟を伴うことを国民は理解する必要がある。 改革には、小泉新次郎(や大阪の橋本さん)みたいな人が必要なんでしょうか。今度、フリードマンに関する書籍にも挑戦しようと思います。
0投稿日: 2012.03.10
powered by ブクログ「まぁマンガだから」というスタンスで読ませていただいた。 経済学の難しい理論は分からないであろうという前提。 「あわよくばこの本をきっかけに詳しく勉強しよう」というスタンスだ。 小難しいことは分からなくても、大まかな雰囲気で「日本の国債が信用を失ったとき」を感じることが出来た。 日本円の価値が下がるとどうなるのか、財政の緊縮を行うにはどれだけ多大な痛みと改革を伴うのか、よく分かる。 とても莫大な金額で切り詰める必要があり、現状の国政でそれだけの財政切り詰めはまず不可能なこと、それでいてこのペースだと必ず財政破綻は起こるということを身にしみて感じた。 たとえ財政が破綻しても、恐らく日本の国政では改革案をうまくまとめることはできないかもしれない。 あらゆる聖域を大幅にカットすることになるのだから。 「かつて日本が変わったのは外圧があった時だけ」と言われるように、多方面に配慮した結果身動きが取れなくなる、これは日本人の性なのかもしれない。 それにしても国政が四方塞がりになってしまう状況でどうあがくかをシミュレートしているのは非常に面白かった。 また名前は変えてあるが、実在する人物のモデルが多く出演しており、描かれ方に面白いと感じることも。 経済学をきちんと学んで読むともっと面白い、あるいは批判することが出来るのだろう。 経済学の理論について詳しく語られている本では無い。
0投稿日: 2012.03.02
powered by ブクログ楽しかった。 本書に書いてあることと、今実際に起こっていることが あまりにも近いので、どちらが現実なのか、 読みながら混乱することもあった。 日本ではコンセンサスが重要視されて、何も決められない政治がこのまま続き、本書の通りの未来になるように思う。
0投稿日: 2012.03.01
powered by ブクログ国債引き受けができず、財政破綻した日本を舞台に、小泉進次郎が首相になりフリードマンの資本主義と自由をベースに政策を出したら?? というもしドラ的。 今もよく言われる財政破綻は起こりうる可能性はゼロではないし、もし起こったときの様子を理解するには読みやすい。 まず個人レベルでできることはペイオフに備えることかなぁ。
0投稿日: 2012.02.20
powered by ブクログフリードマンを読んだことがなかった事と、政治に関する知識がなさすぎて深く読むことができなかった。知識をある程度得た後に読めばもっと面白かったはず。 本としてはとても面白い。
0投稿日: 2012.02.10
powered by ブクログ大学の時以来、経済学ほとんどふれていないが、これはマンガということもあり、チャレンジしてみた。 ミルトン・フリードマンというノーベル経済学賞をとった人の『資本主義と自由』にかかれている政策を、小泉進次郎がやってみたら?という、ドラッカー読んだ野球部の女子マネージャーみたいなストーリー。 理論的に、将来起こりうることを実在の人物に近い登場人物たちがやっていこうとするストーリーが想像力をかきたてられる。 経済理論など小難しい用語盛り沢山なので、ある程度用語や理論を知ってないと楽しさ半減。 けれど、政治次第では未来はかえられ、それを経済学の理論や政策が役立っていくのを感じられる本。 これを気に勉強を深めると世の中の物事がよりわかるような気がする⁈
0投稿日: 2012.02.09
powered by ブクログ日本の財政危機を漫画でリアルにシミュレーション。本当にハイパーインフレになってもおかしくない予兆が見えているので、フィクションとはいえ個人のリスク対策も大事だと思った。
0投稿日: 2012.02.04
powered by ブクログ2015年に日本でハイパーインフレが起こったという設定。日本の政治の問題点をわかりやすく解説してくれている。こんな世の中にならないように、政治にはしっかり興味をもって投票にいかねば。
0投稿日: 2012.01.29
powered by ブクログ財政政策、マクロ経済学、フィクションだがその限界や具体例を垣間見えた気がする。 年金や社会保障費の賦課方式は早急に改めないと・・・とやっぱりそうですよね。書かれてもいますが、外圧がないと変えられない、変わらないというのはちょっとしんどい。 たぶんというか、マスコミに自分自身は向いていないだろうなと再度思わせるものでもありました。
0投稿日: 2012.01.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ハイパーインフレとなった日本を舞台にフリードマンの「資本主義と自由」をもとに改革を推し進めていくという物語のマンガ。なさそうでありそうな、ありそうでなさそうな話。解説もあってそれを読むと、「資本主義と自由」が今見直されるのも、なるほどなと思える。最期のまとめは印象的。「フリードマンの提案がすべて実現する日はおそらく永遠に来ないだろう。それは彼が正しくないからではなく、あまりにも合理的で、政治的な既得権を破壊するからなのだ。」
0投稿日: 2012.01.16
powered by ブクログ池田信夫のメルマガのを原作にした漫画との事。 2015年に日本が経済破綻し、それを時の首相「小泉進次郎」がフリードマンの「資本主義と自由」の提言を信じた場合、こういう政策を取るだろうという近未来フィクション。 著者がこの「資本主義と自由」がいつの情勢でも絶対正しいと思い込んでる模様で、それが正しいんだという事をアピールす内容になっている。 物語冒頭で日本が財政破綻する経緯が2ページだけでざっと説明されるが、これが結構謎。 書き出してみると ・2014年に消費税を10%にUPさせたが財政は改善しなたかった。 ・それでも国債が売れ残ったため日銀が国債を買い取る。 ・それが「日本の財政は破綻した」というシグナルになり、邦銀は一斉に国債を売り始めた。 ・メガバンクが大量に売り始めると外資系ファンドも空売りを仕掛け始め、金利は10%にまで上昇した。 ・インフレが起こり、邦銀が売った国債を日銀が買い続け、さらにインフレに。 ・円建て資産を外貨建てに切り替える動きが加速し、1ドル150円に。その後もインフレスパイラルになる。 ( 物語中には1ドル200円を超える) という事なのだが、そりゃまあ消費税UPさせたら景気が一層冷え込むだろうしデフレは続くだろう。それでは財政再建出来ないだろう。 そのうえ国債金利をすごく上げないとダメなほど未達になって、持ってる国債も売りまくる必要が出るほど国債の信用が無くなるとすると、銀行はその分のお金をどこで運用するんでしょうね。 また、物語中では資金を外貨で運用する動きが見られるとも有りますが、実際問題どの通過で運用するんでしょうかね。 日本がそこまで破綻するならばアメリカはもっと破綻してそうですが・・・ まあフィクションなので物語の設定に突っ込んでも仕方ないですが、前提条件が理解し難いので全体的な内容にも首をひねってしまいました。
0投稿日: 2012.01.16
powered by ブクログ近未来として確かにこのような未来を想定しておく必要があるのではないかと感じた。 若い人ほどこういった本を見ておくべきだと思う。 そして、そうならないようにするためにはどうするかを考えておかなければいけないし、もし本当にここに書かれていることと同じことが起こった場合にどうするべきかも考えておくべき。 この本を読んだときに「なかよしテレビ」の番宣番組でマツコデラックスが石破茂に対して日本の政治が不安だという話をしていた。マツコデラックスの主張としては「今まで日本は(戦後)ちゃんとした政治をしたことが無かったのではないか、今後は大丈夫なのか?」という疑問を投げかけていた。これはまったくその通りだと思っています。このままだと、本当にここに書かれている内容が現実のものになりそうで怖い。 ただ、話の終わり方がちょっと中途半端な感じなので★4つにしました。 (後、フリードマンが提唱しているものが本当に実現可能なのかも物語の中にはあまり語られていないような気がします。)
0投稿日: 2012.01.15
powered by ブクログ本を本棚に追加しました (17冊目)。 「もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら」 http://booklook.jp/item/20559/ ソーシャルリーディング booklook.jp 「もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら」 評価は★が4つです。 http://booklook.jp/note/3940/ ソーシャルリーディング booklook.jp
0投稿日: 2012.01.15
powered by ブクログ長期国債が売れ残り長期金利が上昇。売れ残りの国債を日銀に引き受けさせたら邦銀が国債を売り始めインフレになった日本が舞台。それを小泉進次郎が資本主義と自由を参考に再建して行こうという話。舞台設定は2015年。近い将来こういうことが起こるかはわからないが、それが起こる前にも実行していくべきことはたくさんあるなと。負の所得税の実現はまだしも農業の補助金とか電波オークションとかなんとかならんのかな。結局財政再建には社会保障費がボトルネックで早い段階でそれを改善しなければ悪化の一途。そんなことはみんな考えているんだろうけど現実問題として改善されてないし。今後日本はどうなるんでしょうね。
0投稿日: 2012.01.12
powered by ブクログ危機が表面化してから四苦八苦する話だが、なにをきっかけに危機が表面化したかが1ページのみの説明。即ち、国債入札で長期国債が大量に売れ残る札割れが起こり、長期金利が急上昇。その国債を日銀に引き受けさせたら、日本の財政は破綻したというシグナルを市場に送る結果となり、邦銀は一斉に国債を売り始めた。その結果ファンドも空売りをかけ国債は暴落、長期金利は10%を超えた。邦銀は数十兆の含み損をかかえる。また、日銀が国債を買ったためいっきにインフレが進行。円建て資産を打って外貨にかえようとする動きも広がり為替も円安へ。これがさらに輸入物価のインフレを引き起こし、それによって金利があがるというインフレスパイラル。これをとめるには日銀が国債引き受けをやめるしかないが、それは日本政府の債務不履行を意味する。 ということで、財政再建とインフレ、銀行への取り付けなどに小泉君ががんばって対応するというお話。 ただ前段の箇所で国債が売れ残って日銀が引き受けるようになっただけで市場は日本を財務破綻とみなしそんなすぐ邦銀は国債を売るか?というのは疑問。ただ社会保障改革はまじどうにかしてほしいと思った。
0投稿日: 2012.01.04
powered by ブクログこの本はプロローグにあるとおり、日本を舞台にした近未来物語であるが、中身はミルトン・フリードマンが1962年に創刊した「資本主義と自由」をベースとしたもの。 現在の日本を取り巻く震災復興支援や、増税、不安定な政権運営、継続される不況が今後も続き、日本国の財政は破綻寸前となる。2015年には長期国債が大量に売れ残り長期金利が上昇。メガバンクはじめ各金融機関や外資系ファンドが国債を大量に売り始め、邦銀売却分を日銀が買い取り通貨が市場にあふれ、インフレを引き起こす。 政府の債務不履行を阻止するため日銀が国債を引き受け続けなければならない事態となり、更なる増税を問う内閣総辞職、選挙が行われた。その結果小泉進次郎が総理大臣として就任し、「資本主義と自由」の中から実現されていない10の項目を実現させる政策を掲げて行く。 1 農業補助金の廃止 2 関税の撤廃 3 最低賃金の廃止 4 企業に対する規制の撤廃 5 政府による電波の割当の廃止 6 公的年金の廃止 7 職業免許の廃止 8 教育バウチャー 9 郵政民営化 10 負の所得税 ストーリーについては読んでの通りであるが、マンガで登場人物も実在の人間に限りなく近い表現とすることで、ビギナー経済本としてチョイスした私には非常に理解し易い内容であった。 この本の通り、スーパーから物が消え、銀行で取り付け騒ぎが起こり、ペイオフも発動、公務員がストを起こす、というくだりは個人的にもリアルな問題ではあり、その危機は意外にもすぐそこまで迫っている印象も受けた。 個人的には、複雑化する社会において、全員一致の理解を得られる思想というものは限りなくゼロに近いと思っている。現在の日本が抱える様々な問題を一つの方向に導くためには、圧倒的な人間力でもって舵をとるカリスマが必要であると考えているが、本書では父、小泉純一郎に重ね合わせ進次郎としている点も興味深い。 最後に原作、池田信夫は「この本に書かれた中身がすべて実現する日は永遠に来ないだろう。それは正しくないからではなく、あまりに合理的で政治的な既得権を破壊するから」とし、「資本主義と自由」は永遠に新しい古典と位置付けている。
0投稿日: 2012.01.02
powered by ブクログフィクションではあるが、日本経済が今後進み道を分かりやすく描いているように思う。日本経済の現状を俯瞰的に理解する意味で好著。個人的には、小泉内閣の人事が「なるほど」と思わせ、興味深かった。
0投稿日: 2012.01.02
powered by ブクログ元ネタとなる池田信夫のメルマガは読んでいない。 あえてマンガにすることはないんだろうな。 『資本主義と自由』についても短い文章の解説があるが、現在の日本や混乱する欧米の文脈に置くとどういうことになるのかをもう少し解説してもいいのではと思う。そういうときはマンガ(物語)よりも文章(論理)の方が向いている。 物語は2015年の架空の話だが、自民党が政権党に返り咲く可能性はあるんだろうし、ギリシアのように破綻が取りざたされる可能性はゼロではないんだろうなと思う。財政破綻、年金破綻の問題はやがてくる話なのかもしれず、すでに起こった未来とさえ人によっては言うことができるのかもしれない。分かる人は、いつどうくるのか身構えているようにも思う。 そう言えば野田内閣が消費税増税を決めた。どうせこのままでは先がないと腹を決めたか。反対ではない。 所得税まで上げたのは中途半端な気がする。 『資本主義と自由』は面白いから読んだ方がいい。
0投稿日: 2011.12.31
powered by ブクログ将来本当に日本で起こりそうな事。 と言うか欧州の次は日本ではないのか。 こんな事起こらない方が良いのかもしないが、 もし起こった場合、引っ張ってくれる、信頼出来るリーダーが現れたら、日本人は心を一つにして協力するのでは。 3.11でも日本人の良い所が目立ったがそれを発揮する時が今なのかもしれない。
0投稿日: 2011.12.30
powered by ブクログフリードマンの資本主義と自由はたまたま読んでいたが、改めて書かれている提言は合理的なものが多いと思う。 小さい政府論として読むより、合理的な提言として読む方が適切ではないか。
0投稿日: 2011.12.28
powered by ブクログ近い将来ほんとにありそうな話。 現在欧州で起こっていることがこの日本でも起こるかもしれない。 そうなる前になんとかしなければならないのだろうが、そこまで行き詰らなくては動かないんだろうな。 いろんなシナリオを想定し、その時に備えておかなくては。
0投稿日: 2011.12.25
powered by ブクログホント、こうなって欲しい。 こうなるためには、結局一人ひとりの意識が変わる必要がある。 だから、こういうマンガで分かりやすく(それでも難しいと思うが) 説明することは非常に意義がある。
0投稿日: 2011.12.25
powered by ブクログ本書で描かれている事件は今の欧州を見ていると 本当に起こる気がしてならない。 原作者自身も当初は冗談のつもりだったらしいが 明らかに現実味を帯びてきている。 日本が安定してこのまま大丈夫だと思っている人は是非一読を。
0投稿日: 2011.12.21
powered by ブクログこの本の中にある改革には同意する。 思うのは、この本に書いてあることが理解出来るだけの知識があったら、フリードマンの考え方には賛同するはずだし、そうだからこそこの本を読むんだと思う。 つまり問題は、この本の内容を理解出来るだけの知識の無い層にあるのではないか。 そのための漫画なんだろうけど、それでもまだ知識のない状態で読みたくなるような本では無い気がする。
0投稿日: 2011.12.20
powered by ブクログ入門書、過去の一人の人間が造った理論がどのような場面でも万能ということはないと思う。知識は高校レベルでも十分理解できるし読み物としても面白いがタイトルは変えたほうがいいと思う。
0投稿日: 2011.12.18
powered by ブクログ漫画だから読みやすかった。 帯書きの「こんな日本をつくろうよ!」には賛同しかねるが、「政治には夢がある」ってのは賛成。若者がもっと政治に参加すべきだと思う。 フリードマンの理論に興味を持ったので『資本主義と自由』原本も買う予定。
0投稿日: 2011.12.17
powered by ブクログ(2011/12/11読了)5年後か10年後か20年後かは知らないが、実際にあり得そうな未来。その時に「小泉進次郎」が現れてくれるかどうかは怪しいもんですが(爆) ペイオフされたって1000万円の10分の1以下しか銀行預金なんてないしぃーという若者は多かろうが、高齢者はシャレんならんだろうねえ。 一番印象に残ったのは、池田さんの解説のラスト『フリードマンの提案がすべて実現する日はおそらく永遠に来ないだろう。それは彼が正しくないからではなく、あまりにも合理的で、政治的な既得権を破壊するからなのだ』 どうなる10年後20年後の日本。
0投稿日: 2011.12.12
powered by ブクログもし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら 池田信夫 原作 , 田代真人 構成 藤咲ユイ 画 【感想】 三年前の木村拓哉の月曜ドラマ「CHANGE」を思い出させる。 なかなか、面白い。 実在する人がでてきて現実味をおびる。 マクロ経済のことは理解していませんが、 「フリードマンの資本主義と自由」はトライするか?? (経済学者ミルトン・フリードマンが1962年に書いた) 【要約】 小泉進次郎総理がミルトン・フリードマンの自由主義政策を進めるが 国会は法律を通せない。 最後にIMFが入ってきて、総選挙というエンディング。 【ポイント】 小泉進次郎のとった10項目の政策 ?農業補助金の撤廃 価格支持制度が問題。輸入制限をやめて、所得補償が効率的。 ?関税の撤廃 ?最低賃金の廃止 最低賃金を儲けると今、働いている労働者の賃金は保証されるが、 もつと安い賃金でもよいという人の職を奪う。 ?企業に対する規制の撤廃 ?政府による電波の割当の廃止 ?公的年金の廃止 ?職業免許の廃止 ?教育バウチャー ?郵政民営化 ?負の所得税
0投稿日: 2011.12.11
powered by ブクログもしドラみたいなタイトルですが、マンガです。 ちょっとした近未来予言本でもあります。 フリードマンの本の紹介というより、日本国債の暴落など、むしろ予言のウェイトが大きいです。 数年前の韓国の混乱はこんな感じだったのでしょうか・・・。 さまざまなパニックと政治の混乱が立体的に描かれていて、評論家の書いた予言本とはひと味違う印象を受けます。 評論家の書いた予言本は、レポート用紙1枚で書けることを250ページかけて論証してるようなところがありますが、マンガは絵がある分、余計な情報を盛り込む余地が少なくなり、読み手にストレートに伝わるというのがいいですね。
0投稿日: 2011.12.08
powered by ブクログ漫画だから読みやすかったかといえば 登場人物の絵が誰が誰かよくわからなくて、 文字で読んだほうがわかりやすかったのではないかと思った。
0投稿日: 2011.12.07
powered by ブクログ僕は好きです。関税撤廃、農業補助金、電波割当、年金などなどタイムリーな話題ばかりだし、結構面白かった。ただしあまり知識がなくてわかりきれていないのでまた読む。感じたこと。 1,危機感を持って常に変化に対応していかないといけない。今日読んだブログの記事にも、今まで言われてたような分散投資ではなく一点集中投資をせよ、今まで重宝されてきた平均的な人材でなく専門的な人材になれ、という提言がされていた。 2,きっと既得権益と闘うのはこの本に出てくるメインキャストや我々の世代であるだろうということ。 3,自分マクロ経済だいぶ忘れたなぁ。試験のための付け焼き刃の知識だからもともと身についてなかったとも言える。勉強する。負の所得税とかグラフ書いて検証した覚えはある。 4,その負の所得税くらい一気にラディカルにやってほしいよね。霞が関の仕組みはよくわかんないけど、「関係省庁にかけないで官邸で決める」のを実際にやってた小泉さんはすごいんだなぁ。 5,漫画って素晴らしい。活字だけの本よりものすごい勢いで敷居が下がる。簿記2級の本も漫画だったし、この世で一番おもしろいミクロ経済学(今読んでる)も話題だし。本家の本も読んでみようかな。
0投稿日: 2011.12.07
powered by ブクログ経済学の入門書。基礎の基礎の理解が前提に話が進むので、"日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門"あたりで予習して読むべき。漫画の予習に使えるレベルにまで簡単にまとめた藤沢数希をあらためて尊敬。脱線失礼。
0投稿日: 2011.12.06
powered by ブクログ書店で一気に立ち読みしました。面白いです。日頃、池田信夫さんのblogを読んでいたこともあり、随所に見られる皮肉に大ウケし、本屋でクスクス笑いながら読みました。明らかにある人を批判したような部分もあり、ここまで書いて大丈夫かなと心配になる部分もありましたが。 漫画で一見とっつきやすく見えますが、内容は高度です。それでも多くの方に読んでいただきたい本です。
0投稿日: 2011.12.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2015年財政破綻した日本で小泉進次郎が首相になりミルトン・フリードマンの「資本主義と自由」を参考に改革を行うという政治フィクション。 実際にそのような状況になった場合に起こるであろうことがリアルに描かれていて面白い。 現実になった場合に冷静でいられるようにするというためにも一読の価値はある。 ただし小泉首相が会見で語った10の政策についてはほとんど触れられなかったのでそこは残念。「資本主義と自由」を読めということだろうか。
0投稿日: 2011.12.04
powered by ブクログ漫画といっても専門的だな。素人にはよくわからないかも。しかし現実には、このように国債暴落とか取り付け騒ぎとかが起こる可能性は高いと思われる。政府が対策できればいいのだが、こちらは可能性が低そう。。。
0投稿日: 2011.12.03
powered by ブクログ2015年、日本が財政破綻と不況・インフレが同時にやってきたという設定。そこで首相に指名された30代の小泉進次郎の苦悩の物語。問題を先送りし続けている日本政府、本当にこうならないか心配だし、逆にこうまでならないと、日本は変われないかもとも思うわけです。
0投稿日: 2011.12.02
powered by ブクログ2015年。 財政破綻、インフレ、金融危機という3重苦に直面した日本が選んだ総理大臣、小泉進次郎はフリードマンの『資本主義と自由』に基づいた政策展開をする。 果たして日本経済は立ち直ることができるのか…。 …という話と見せかけて、混迷のまま、少し光が見えたところでラストシーンを迎える。 いや、ラストシーンも決してベストな状況ではなく、ベターですらないかもしれない。 本書で重点が置かれているのは起承転結のドラマティックなストーリーではなく、経済学的にリアルなマンガである。
0投稿日: 2011.12.01
powered by ブクログ『もしフリ』に描いたフリードマンの提案がすべて実現する日は、おそらく永遠に来ないだろう。それは彼が正しくないからではなく、あまりにも合理的で、政治的な既得権を破壊するからなのだ。
0投稿日: 2011.11.30
powered by ブクログ日本で財政破綻が起こるとどうなるかをシミュレーションしています。ギリシア、スペイン、イタリアと財政危機が連鎖的に起こり、ドイツ国債の入札が未達という危機的な状況を見ていると日本の財政破綻も時間の問題です。そのときに決断力もビジョンもない首相だったら、ハイパーインフレ、円安で戦後のような国民が大打撃をうける事態は避けられないでしょう。なんとか着地して日本が再生するにはこのようなシナリオしかない気がします。
0投稿日: 2011.11.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
池田信夫のメルマガを漫画にした作品。 メルマガを読んでいなかった分、面白く読むことができた。 内容は、日本の危機的な財政状況がこのまま続くと、日本社会がどのようになるか近未来フィクション。小泉進次郎が首相となって、フリードマンの「資本主義と自由」をバイブルに、大胆な改革を実行していくもの。 残念であったのは、年金廃止などラディカルな社会保障改革の具体案が書かれていなかった点。その点で★を一つマイナスしました。
1投稿日: 2011.11.27
powered by ブクログマンガでわかる大きな経済の話。 ちょっと政治や経済のことについて触れてみたい人にオススメ。 いまいろいろ言われている人が名前を変えて登場しているのが面白い。(政治家・経済評論家) 日本の経済破綻や債務不履行、ハイパーインフレが本当に起こるかはわからないけど、起こったときにみんなが自分にとっての大切なことを忘れなければいいなって思った(そして、今自分が抱えている潜在的なリスクは抑えておくこと)。
1投稿日: 2011.11.27
