
総合評価
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powered by ブクログ経済産業省と仕事を一緒にする時に感じていたモヤモヤはこれだった。官が民より上位であるかのような上から目線、省益確保の意図が垣間見える判断、そしてそうした言動に気付かずただ本人たちは国のために必死に働いていると思い込んでる姿勢。 著者の提案する改革案が進んでいくことは望ましいが、得てしてこうした大きな改革を役所で進めるには相当な範囲へのネゴが必要。政治家からのトップダウンでことが運ばれると良いのだが、現政権には期待できそうにない。
0投稿日: 2025.05.10
powered by ブクログ事務次官の人事権は大臣にあるものだが、実際は官僚が決めて、大臣は承認しているだけ。現職の事務次官は、組織に従順な官僚を後任に決めたら、そのことを印象操作して大臣に伝えて幹部の人事を牛耳る。 大臣はどうせすぐ変わるから、というので官僚は大臣の方を向かずに、事務次官の方ばかり向いて仕事している。次官に嫌われると出世の道が閉ざされる。 課長になるまでは、みんな次官ではなく課長補佐が人事権を握っているし、若い人ほど国のために、と思って仕事をしているが。。。課長、局長になると、いつ次官からクビを言い渡されるか、天下りポストはどこになるか、とビクビクしてしまい上の顔色伺いで仕事するようになる。 官僚の残業のよくある仕事として、国会答弁の想定問答集作りがある。その問答集は、官僚の利権を守るために、自分たちの判断が正しかったと主張できるようにするために、様々なロジックを捻り出すので徹夜仕事。 そして、まだロクに勉強もしていないのに大臣になった与党議員は、その問答集を見ながら答えているうちにいつのまにか官僚の台本通りにシナリオを辿ってしまう。自分の考えとは全く逆だとしても、つい答えてしまう。 天下り先を追加するのも重要な仕事。たとえば、ある問題が起きていて対策のための規則導入、プラスそれの監査機関を新たに作りましょう。それが天下り先になっている! 表向きは綺麗な絵を描いて、その裏で自分たちの省庁の利権を守り拡大することができる人間が、「よくできる有能な官僚」と言われる。 霞ヶ関でも若い人は優秀な人が多いが、出世してやりたいことを自由にできるようになるためには省益優先して評価されなければならないジレンマに陥って、優秀な人は、飼い慣らされていくか辞めていくか。 役所の人事は天下りなくして成立しない。年功序列を何より大事にしているので、局長以上のポストなは空きがなく、必然的に同期の殆どが退職し天下りせざるを得ない。 2009年に民主党に政権交代し、掲げたのは政治主導、脱官僚、天下り根絶‥だったのだが、完全に失速した。大きな理由は、公務員労組の凄まじい抵抗にあったから。公務員組合やその家族しえんしゃなど非常に大きな支持団体で、選挙にかなり影響する。 また、民主党が政権をとったときに「霞ヶ関の幹部官僚には全員辞表を書いてもらう」と言ったが、本当にうまくやれる与党というのは、官僚を退けるのではなくうまく使いこなす政党だ。 民主党は次官会議(翌日の閣議の議題に対する準備会議)を無くして、政務三役会議(大臣、副大臣、政務官の会議)からも官僚を完全に排除した結果、仕事を背負い込みすぎてパンクした。
0投稿日: 2020.05.31
powered by ブクログこの中にある改革案わひとつひとつでいいから、実行していって欲しい。 公務員に労働基本権が該当しないとは知らなかったです。
0投稿日: 2019.06.12
powered by ブクログ2011年に書かれたとあって、少し古い内容。民主党政権時代の諸々のエピソードとか。 そして、古賀さんの「霞が関を糾弾する立場」として闘ってきた立場からすると当然といえばそうなのだが、 世間で言われる「役人は旨い汁を吸ってるなんかとりあえず悪い奴論」を、身内目線で解説して煽っているだけの内容に感じてしまった。 今は少しでも良い方向に変わっている、と思いたい。 そういえば古賀さん最近あんまりテレビで見なくなった、ような。
0投稿日: 2019.04.21
powered by ブクログどうなっちゃうんだという気持ちになるような、でも同時に、やっぱりね、というか、全くもって想像を絶するわけでもない状況が優しい口調で語られている。提言の章で書かれている内容が具体的。確か、上杉さんも似たようなことを書いていたような。既存のメディアを過信せず、頑張っているメディアを応援する、政治家に発言していき、少額でよいので個人献金を行う、など。
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログ官僚出身の著者が綴る官僚の考え方と公務員制度改革の重要性を説いています。国家公務員にやる気を出させるための提言がわかり易く丁寧に著されていて好感が持てました。政治を知るためのいい活字媒体の選択や、国民一人ひとりができる行動なども列挙されています。良書です。
0投稿日: 2015.03.14
powered by ブクログ暴露本ってほどでなく、古賀氏の忘備録的な本。対極的な考えの中野氏の本と平行して読んだので、程よく中和された。どちらも民主党の評価が辛辣な点は共通であった。
0投稿日: 2014.07.26
powered by ブクログ官僚を国民のために働かせる法 / 古賀茂明 / 2012.9.16(43/122) 官僚たちに青雲の志はないのか?ふつうの人たちの集団。 評価は労働時間で決まる。 自分たちは優秀だという思い込みが強いばかりに、失敗を認めようとはしない。 記者クラブ:役所の情報の垂れ流し状態。役所に批判的な記事を描くと、役所から特ダネを教えてもらないなど、村八分される。現代ビジネス、Foresightはいい。 官僚の公僕意識の復活が日本再生のカギ。 望まれる人材:スペシャリストよりも、周辺情報を繋げて、オリジナリティを生みだす
0投稿日: 2014.04.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
官僚の公僕精神を復活させるための仕組みづくり 国家公務員の身分保障①生活がしっかりしていないと権限を使って悪事を働く②公正を貫き通して貰う
0投稿日: 2013.02.11
powered by ブクログとても、読みやすく。本当に中学生など20歳以下でも分かりやすい本だとおもいます。 ただ内容的には、同じく古賀氏の「官僚の責任 PHP」のほうを読めば包括できるかとおもいます。 ただ、最後からの数ページにある、国民一人一人が政治や行政に物申していかないと、若い人が物申していかないといけない旨には強く賛同しました。
0投稿日: 2012.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
元経産省官僚、古賀茂明氏の本。 私は前著「官僚の責任」を読了した後に読んだので、あまり目新しいことは書いていないという印象を受けました。 (原発ネタに絡んで、発送電分離の議論が加わっていたくらいでしょうか) 古賀氏の著書を読んだことがない方向けでしょう。
0投稿日: 2012.10.09
powered by ブクログこの法律、採用、施行してくれないかな。官僚制度は制度疲労起こしてて、完全に日本のガンとなってるよな。まともに、国のため、国民の為に働いて欲しい。
0投稿日: 2012.09.02
powered by ブクログ基本的に今までの古賀さんの著書を平易な文章で焼き直ししただけですので、初めての人以外は読む価値がほとんどありません。 古賀さんに初めて触れる人や、学生などにはわかりやすくてよいかもしれません。
0投稿日: 2012.09.02
powered by ブクログ国民は劣ってはいない。 政治家と官僚が今の日本に「してしまった」 古賀流「学問のすすめ」を語っている。
0投稿日: 2012.08.29
powered by ブクログ●:引用、→:感想 ●私がテレビや雑誌に出たり、書籍の原稿を書いたりするのは、「国家公務員制度改革が待ったなしで必要である」ことを広く国民のみなさんに知ってもらうためです。言うなれば、多くの国民に、「何をやってるんだ、霞ヶ関は!官僚たちは国民のほうをむいて、ちゃんと働け!」という声をあげて欲しいのです。 ●では、どうすればいいか。政治に対して不満に思っていることを、直接、自分の選挙区の議員に言うのです。少し前までは、それをやろうとすると、事務所に訪ねていくか、電話をかけるかして、直接コンタクトを取らなければなりませんでした。でも、いまはメールやツイッター、フェイスブックという手段があります。 →このような具体的な行動提言は良い。 原英史「官僚のレトリック」(新潮社)
0投稿日: 2012.08.17
powered by ブクログ現存する国家公務員制度や官僚の実態をわかりやすく紹介し、その問題点を挙げ、最後にそれらに対する解決法を提示し国家公務員制度改革を訴える。官僚批判の最先端を走る著者の主張は、悪く言えば偏りがあるように感じられるので、保守的な意見や違う角度からのアプローチなども気になるところ。未来の官僚達の啓蒙書たるべき一冊と言ってもいいのかも知れない。
0投稿日: 2012.04.22
powered by ブクログちょっと前に、同じ著者の「官僚の責任」という本を読んだばかりなのですが、たまたまよく行く図書館の新刊書の書棚で見かけたので手に取ってみました。 前著で著者の主張の骨子は理解していたので、正直なところ新たな気づきはなかったですね。強いて差分を言えば、著者の「国家公務員制度改革」の具体的施策の説明が充実されたあたりでしょうか。
0投稿日: 2012.04.08
powered by ブクログテレビでもお馴染みとなった古賀さん 国家公務員改革の旗本となるべき重要人物であるが現在は官僚を離れ外野の位置から日本を良くしようと考えている 「中学生にもすらすら読める一冊」としてわかりやすさ重視で書かれているので政治に興味のある学生にも読んで欲しい そして国を動かす政治家と官僚の現在を知ってほしい そんな願いを感じる内容です 良いことをすれば出世(褒められる)する仕組み作りこそが日本を復活させる第一歩なのかなぁ~? 予算を使い切ることが仕事ではなく予算をいかに抑えたり予算内でどれだけ国益になるのか・・・など 改革案って実は子供の学級会レベルの答えすら正しいのかもしれない その常識が国家のブレーンにどれだけ常識として通じるのかが問題なのだろう
0投稿日: 2012.03.28
powered by ブクログ自分は公務員じゃないからかもしれないが、この意見に引き込まれてしまった。 文章も分かりやすく、他の古賀氏の著書も読んでみたくなった。 …でも本屋でこの本と一緒に並んでた、真逆の意見の本も読んだ方がいいかなぁ…
0投稿日: 2012.02.27
powered by ブクログ『日本中枢の崩壊』(講談社)と重複する内容多し。官僚は自己保身のためじゃなくて国の為に心血注いで仕事してください、とのこと。公務員制度改革そのものの是非はともかく、霞ヶ関内で改革の動きがあったということで、支配される側としては救われた様な気持ちに。笑
0投稿日: 2012.02.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2012.2 赤木 バブル崩壊直後に就職をしてからはやくも20数年、日本経済はバブル期の過去の遺産を何とか食いつぶす事で何とかやり過ごして来たのは言うまでもないですよね。その間、近隣のアジア諸国は急激に現在成長し、何故かその中心にいなくてはいけない日本国は・・・ 『誰のせいやねん』と嘆きたくなる現状ですよね。それでもその20年間『日本人は優秀やから大丈夫、そのうち立ち直るで~』と呑気に思っていたのではないでしょうか?やっとここにきて、おいおい『やばいぞっ』て振り返ってみると、何の戦略、理念もなく経済運営をしてきた事に気づく事に。この本は、馬鹿官僚、糞官僚の体質が非常に解ると同時に、読めば読むほど官僚、政治に対して腹立たしい1冊でした。 誠 2012.08 官僚の腐りっぷりや政治家の無能さには、呆れるしかありませんでした。 しかし、よくよく考えてみれば、官僚や政治家だって単なる『人』なのだなと。自分のことを考えて何が悪い と思うんだろうな。 いい意味の『公務員』を貫くのは並大抵の精神力では勤まらないだろうなぁと思います。人は弱いものだと思いますし。 とは言うものの、やってることは全く許されることではなく。官僚の方々にはわれわれ国民のためにしっかり働いてもらわないと困るので、その助けとなるであろう制度改革はなんとか実現にこぎつけたいと思いますね。 新田 貸出:2012.11.30 返却2012.12.4 官僚組織とは組織の権限・権益の拡大を自己目的にしたものだといういろいろな例をを確認する内容でした。タイトルになっている「官僚を国民のために働かせる法」は最後の5章に書かれていました。 評価制度を徹底し、失敗したら降格させる。部長、審議官以上の幹部はいったんその時点で退職させ、再雇用の形で任用し、成果が上がらない、あるいは失敗したら、解雇するという形で官僚の「終身身分保障」を解消すると言っている。
0投稿日: 2012.02.21
powered by ブクログ公務員改革の必要性を解いた本。 ただ誰がどうする的なところがないので絵に描いた餅のようにも感じる。 やはりそういう世界なんだねという実態はよくわかった。どこからやれば良くなるものなんだろうか。
0投稿日: 2012.02.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
TVやNetで良く言われる官僚の実体を判り易く書いた本でした。それに対する著者の提案も書かれています。ため息がでるほど官僚に落胆してしまう内容でした。
0投稿日: 2012.02.14
powered by ブクログ「官僚は日本国家全体の為にちゃんと働いてくれ」という話。以下、主に感想。①企業ならバカな陣取り合戦は企業自身がつぶれて終了だが、官僚はその代替がいないから問題、②組織は多数決が強い、③やはり情報を持つ人間が強い、④対抗するにはブレーンが必要ということ。若い社長が直轄組織(往々にして業務企画部とか)作る理由もよくわかるわ。組織は一人では変えられない。
0投稿日: 2012.02.05
powered by ブクログ「読みやすい」とすすめられたのだけど、疎い私にはそれでも難しかった…が、政治のことを知る、または知りたいと思ったいいきっかけになったので、今後、知識教養を深めていきたいと思う。
0投稿日: 2012.01.31
powered by ブクログ官僚を辞めてからの古賀さん、いよいよ執筆や講演活動に主力を置くのかと思えば、政策提言のような形で関わっていきたいとのこと。 内部をよく知っている人の発言だから、正しいことはたくさんあるには違いない。あとは、どう受け入れてもらえるか・・だが。 いずれにしても多くの人が気付き、誰かが変えていかなくてはならない。
0投稿日: 2012.01.30
powered by ブクログ前著作などの二番煎じ。 ちょっとひどい。 内容は悪くないのに残念、もっと新しいことを書いて欲しい。
0投稿日: 2012.01.22
powered by ブクログFB友達の高鍋さんが読んだ感想にコメントを寄せた行きがかり上、とにかく読んでみた。 古賀さんは、経済産業省をやめた役人OBで役人がいかに国民のために仕事をしていないかを種に本をたくさん書いている。 自分も霞が関の役人をすべて知っているわけではないので、感想になるが、みんなでたらめだと思う。 (1)一つは、経済産業省というのが、産業政策という国民の利益に直結していない政策目的をたてており、その必要性がまったくなくなっているという、特殊産業行政担当の役人の実態を示していること。よって、これをもって、霞が関の役人について一般化されても困るということ。 経済産業省が音頭をとった、第五世代コンピューター、国策OS、国策検索システムとかどうなっちゃったか考えれば、産業の振興を国が旗をふる時代ではない。 (2)公務員制度の改革については、そもそもなんで経済産業省という産業政策の官庁の役人が関与しているのか、疑問に思う。 自分は、30年ちょっと前にスト権がなくても、職員組合が実際にストをして管理職を団体交渉でつるしあげ、そのため管理職が自殺した話を知っているが、そういう事実を古賀さんが知っているとは思えない。 国家公務員が国民のために働くシステムをどうしたら構築できるかもっと考えるべき。 (3)そもそも、先が見通せず、いろいろな制度のきしみがでているときに、何か、一つを悪者にしてそえをぶっこわせば解決するという思想、発想が自分は危険だと思う。 閉塞感、即破壊になるのではなく、まず、落ち着いて、今の制度を改善していくという、地道で派手ではないが、まじめな取り組みをする態度が大事だと思う。 破壊をはじめたら、それでもよくならなから、別のものを破壊するといって、再度には日本の安定的な社会システムがなくなってしまう。その危険性をはらんでいる。 高鍋さんから、役人をよく書いている本はないのかと言われたが思いつかない。そんなに、戦前からシステムは変わっていないので、猪瀬直樹の『昭和16年夏の敗戦』とかいいかもしれません。
1投稿日: 2012.01.20
powered by ブクログ官僚制度の問題点、省益優先志向による国全体の方向性の危機についてわかりやすく解説。 日本有数の英知を持った人たちがなぜ国の将来についてもっと真剣に考えてくれないのか国民全員が気が付かなければならない。
0投稿日: 2012.01.11
powered by ブクログ今の官僚制度、あるいは省益と自己の保身最優先の官僚がいかにダメか、そしてどうあるべきなのか、ということを、政治、行政の素人にもわかる範囲、わかる言葉で書いた本。 本書の良いと思う所は、とにかく主張がわかりやすい点。個々の政策課題については本書であまり語られていませんが、これも、公務員制度を改革しなければ他の課題解決も骨抜きになってしまう、とする著者の主張にはあっているように思います。 こうあるべき、という主張が簡単であることと、実行が簡単かどうかはそもそも別の話ですので、そう思ってさらりと読めば良い入門書といえそう。
0投稿日: 2012.01.09
powered by ブクログ正直最後の章を除いては、著者の『日本中枢の崩壊』、『官僚の責任』から目新たらしいところはない。中学生にでもスラスラ読めるようより易しく書かれている点、例えばなしを織り込んで納得感をましている点が少し違うかな。本のタイトルと同じ最後の章は、改善のための著者のアイデアがいろいろ提案されている。3冊読むことで、国民のために働くべき官僚がなぜ省庁を向いてしまっているのか、民主党がなぜ政権奪取の前後で変わってしまったように見えるのか、どうすれば改善できるのか、著者の意見をより深く理解できる。今後橋本氏とともに、その経験を生かして、まずは大阪市を変えていただきたい。
0投稿日: 2012.01.09
powered by ブクログ内容はタイトルそのまま。 元官僚である著者が、官僚と呼ばれる人たちの実態を語りつつ、 制度をどのように変更し、国民としてどのように振舞えば、 より良い状態になるかを提言する。 体験談も交えた具体的なエピソードが多く、平易な語り口なので、読みやすい。 ここ数世代の内閣のなかでどのような動きがあったのか。 政治家の言動に対して、官僚はどのように振舞うのか。 そういう話が書いてある。なかなか面白い。 胸が痛むのは、若手でやる気のある人が、どんどん辞めていくという点。 やはり制度的に問題があるのだろうと思うし、 国民もきちんと目を光らせる(政治を通じて)ことが重要なのだろうとの思いを新たにした。 基礎的な素養、あるいは知識として読んでおいて損はないのでは。
0投稿日: 2011.12.18
powered by ブクログ「日本中枢の崩壊」と似通った内容だが、本書の方がわかり易かった。「高学歴者が官僚になる動機」には納得&コラコラですわ。
0投稿日: 2011.12.16
powered by ブクログ「日本中枢の崩壊」と似通った内容だが、本書の方がわかり易かった。「高学歴者が官僚になる動機」には納得&コラコラです…
0投稿日: 2011.12.16
powered by ブクログ古賀茂明 (著) なぜ私は1年9ヶ月もの間「干され」続けたのか。退職の真相から野田政権の本質分析まで渾身の語り下ろし!官僚よ、省益ばかり優先したり、天下りポストの確保に奔走しないで、今こそ「公僕意識」を取り戻せ!――霞が関を去った改革派官僚の旗手が満を持して立言する、日本再生の真の処方箋。官僚たちの多くは「国民のために働く」という本分を忘れて、悲しいことに、自らの生活保障のために省益の拡大ばかりに心を奪われるようになっています。彼らの利権の巣窟となった霞が関は、「国民のための行政府」たる機能を麻痺させています。一般のみなさんにはそういう実態を知って、官僚の住む霞が関の「あるべき姿」を見つめ直して欲しいのです。そしてまた、私が提言する公務員改革の具体策に、耳を傾けてもらいたいのです。なぜなら、「官僚だけが守られるいまの仕組みを変えて!」という国民の怒りが、国家公務員改革を後押しする大きな力になるからです。政治家を動かし、堕落した官僚たちに大いなる反省と奮起を促し、国と国民のための行政を実現できるのは、国民の力をおいてほかにはないのです。(「はじめに」より)
0投稿日: 2011.12.10
powered by ブクログ【読書】元経産省の役人の古賀氏の新刊。古賀氏の本はこれで3冊目。元官僚目線から官僚をズバズバ批判する文。正直前に読んだ本とあまり内容は変わらず、一貫した主張。官僚への眼差しは厳しい。自らを省みて、志を忘れず、初心を思い出して頑張りたい。気持ちを新たに、まずは明日から。そんなに悪い官僚ばかりではない。地道に自分のやれることをやっていくことが重要。
0投稿日: 2011.11.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「本来、官僚はタクシーの運転手で、行き先を決めるのが政治家」「『資料や情報を集めて、研究を重ねて専門知識を集積していく』ことこそが官僚の仕事」「公僕とは・・・いざというときに自分の利益ではなく、公の利益を優先できる、そのために自己犠牲を払える、そういう尊い心の持ち主だという意味なのです・・・いざとなれば、自分の体がそう動くだろうか、官僚ならばいつもそう自問してほしいものではありませんか。」
0投稿日: 2011.11.24
powered by ブクログ問題の指摘が分かりやすいし、改革案も提示されている良書。著者には政治家になって官僚機構改革を進めて欲しい。星5つとしたいところだが、官僚のつまらぬ仕事振りに不快感を催してしまったから星4つ。
0投稿日: 2011.11.21
powered by ブクログ「日本中枢の崩壊」を読んだ時の衝撃の大きさと比べると それほどの驚きはなかった。 そういう意味で★2つです。 「働かせる」という言葉を使わざるを得ない状況に あることが問題ではないでしょうか。 外からの力によって働かされるのではなく、 自分はこうしたい!という 自らの心からわき上がる仕事への衝動、熱い想いで 仕事に向き合って欲しいなあと感じました。 今、ギリシアからイタリア、そしてスペインへと 広がりを見せている国債の金利上昇、 そしてアメリカから世界へ広がったデモなど、 経済の舵取りが非常に困難な局面に入っていると思います。 それらは決して対岸の火事などではなく、 いずれ日本にその矛先を向けるはず。 そのとき、我が国に、きっちりと対処できるリーダーが 現れるのだろうか、そして官僚はそれをしっかりと支えることが できるのだろうか。 本書を読むと、危機感が増すこと間違いなしです。。。。
0投稿日: 2011.11.19
powered by ブクログ2011/11/18 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2011/11/21〜11/30 先日とうとう経済産業省を退職した古賀茂明氏の官僚分析と公務員改革案が分かりやすく書かれている。本書の内容が、どれだけ真実なのか、官僚でない私には分からないが、今の状態を見ているとほぼこんな感じなんだろうな、と思う。古賀氏の改革案がベストかどうかは私にも分からないが、凄く効果的であると思う。とにかく、このままでは、日本はどんどん沈んでいってしまう。改革者の登場を切に願う。
0投稿日: 2011.11.18
