
昭和新山
新田次郎/文藝春秋
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総合評価
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powered by ブクログ昭和新山の発生を観察した郵便局長の話をはじめとした、ルポ小説短篇集。「八甲田山」の新田次郎だけに山関係が多く、その他も地形や自然を追うものである。 表題作と「南極一号」話以外おおむね悲劇であり、それを淡々と綴っているので、体調が悪いと読み落としてしまう。しかし、多少読み落としても、何度もストーリーがフォローされていくので、集中力がない人でも面白さを理解できないなどということは皆無だろう。 逆に言うと、文章に遊びがないわけで、読後は爽快感を伴う面白さというのとは別のものだ。 いろんな意味で「The 小説」といえるような小説群のため、短編集ではあれど、それなりの意気込みを持って読むべき作品である。
0投稿日: 2015.10.15
