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黎明のアルカナ(13)
黎明のアルカナ(13)
藤間麗/小学館
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総合評価

15件)
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  • 未来を視ることの大変さ

    未来を視ることができるという能力は、見たくないものまで見てしまうというストレスと、望ましくない未来を変えようとする試みの重圧をもたらす。ナカバがこの能力を使うときに行く、扉がいくつも並んだ廊下が印象的。最後に明かされるロキの真実は悲しいが、同時に納得いくものだった。

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    投稿日: 2024.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりの少女漫画 マンガアプリで3巻まで読んで、 レンタルで一気に読んだ 4年の連載で読んでたらやきもきしただろうな… だいたい、こういう三角関係的な話だと、当て馬的な方が素敵なんですよ、わたし的には。わかってましたよ。わかってました! ローキーー!! あのどんでん返しはひどい。 作者は天才か! あーー!ロキーー! 愛憎入り交じる感情がね! かたや王族、かたや従僕 妹はニンゲン、兄は亜人 同じ親から生まれたのに! あーーーー!ローーキーーー! もう片方の兄弟にも当てはまるけど、 憎みたくない、愛しいと思う感情もあるのに、 自分の苦しみを感じるからこそ憎らしい… 憎しみと愛情とのバランスが 2組のきょうだいのちがいになったんだろうな だれも本質的には悪いひとがいない物語だった 弱さであったり、傲慢さであったり、 そういうものを抱えた結果、どうなるか 逃げるのか、進むのか、その違いの結末なのかな それにしても、やっぱり作者様天才! あの展開を最初から考えてたとか、すごい ローキーー!! 両親を亡くした哀しさ 妹の従僕になるしかない辛さ ニンゲンの形に生まれなかった苦しみ 家族として迎えられない絶望 未来を知ったときの諦め 愛しいはずなのに憎らしい ただ唯一の存在を愛したい そういうロキの感情を感じつつ、もう一周してみる

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    投稿日: 2021.02.22
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    王の獣を母が購入したので、この世界の話らしいので読んでみることに。面白かった!前半ロキが脳内では石田さんかなぁと。これアニメやらないかなぁ。

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    投稿日: 2019.10.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    たぶん大半の人がロキのために泣いてる。 結末としてはたぶん1番これが正しい流れなんだろうけどロキに幸せになってほしかった。

    0
    投稿日: 2019.02.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最終巻。ロキが辛すぎて辛い。シーザ派だって思ってたけど、シーザがベルクートに戻った数巻前からはシーザの魅力半減だったな。最後なんてナカバの髪の毛引っ張っててむしろ引いたわー。今まで奴隷だと扱ってたものをいきなり平等にはできないよね国民。亜人の有り難みもわからないもいけない。そんな事まで考えてセナンを譲り受けてたロキよ。国王陛下の側近であるべき有能な人だと思ったのに。自分も国王陛下の孫だと言えない、ナカバは妹だと言えないすごい深い孤独と戦ってたんだと思うと泣かずにはいられなかった。最後のロキが死ぬところは辛すぎた。声が届かないって悲しい。最期に一緒にいられないナカバも辛い。ロキの髪色まったく気付かなかったよ。亜人てだけで王族関係だと思わなかった。これもまた私のひどい先入観かな。ナカバはみんなに自分が人間と亜人の混血だって話したのかな。ルイスが正妃をナカバに譲り渡してナカバとシーザは結婚し直しましたってのはちょっともう要らなかったな。それだけ全部ロキに持ってかれた。その後も少し気になる。

    0
    投稿日: 2019.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これで完結。 ああびっくりした。 なんか驚いているうちに終わってしまったような。主従萌えしていた私には、ロキの秘密は衝撃だった。 ロキって素敵なキャラだったね。彼にも幸せになってほしかった。 先が気になって読まされてしまったけれど、ちょっとなあと思ったところも。 戦乱や国同士の取り決めなどが軽く扱われすぎ。 国民はそれで納得するのかって思ってしまったシーンはいくつかあった。

    0
    投稿日: 2016.07.14
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    これで終わりとか、作者はどうしたかったの? 点数を高くつけたのは、ロキというキャラの魅力に対してです。 ラブストーリーが書きたかったなら、ナカバとシーザが王家を出て2人で暮らすのがベストだと思う。 ぶっちゃけ、あの中ではロキが一番王の資質があるでしょ。人間と亜人の現在を冷静に認識した上で、清濁を合わせ飲み、その先の未来のプランを考えることができていた。 いきなり仲良くできるように頑張ろうとか、ナカバとシーザ甘ちゃんすぎ。

    0
    投稿日: 2015.11.23
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    過去・現在・未来を視ることのできる 「刻のアルカナ」という力を持つ姫・ナカバと 敵国の王子・シーザ そして ナカバの従者で亜人(狼の耳と尾を持つ)のロキの物語。 全体を通してシリアスですが 先が気になって気になって止まらなくなります。 3人の中に とても大きな秘密を抱えている人物がいます。 ストは胸に矢を刺されたような衝撃で もう切なくて切なくて・・・ ラストを知ってからあらためてその人物目線で読み返してみると またもうひとつの物語が浮かび上がってきます。 どうしてあのようなことを言ったのか。 どうしてあのような行動をとったのか。 それが紐解けた時 さらに切なさ倍増! 私の中では2巡目を読み終えてから 完結する物語だと思っています^^

    1
    投稿日: 2015.04.08
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    立ち読み。途中で連載及びコミックス、追うのをやめてしまってたんだけど、こんな終わり方だったのね。立ち読みだったのに泣きそうでした。アルカナでナカバが見たビジョン。ロキの両親への告白。ロキは最期までナカバを憎み、愛し続けたのか。

    1
    投稿日: 2014.01.29
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    色々消化不良はありましたが、ハッピーエンド・・・なのかな。 初期にみんなが大好きだったシーザとナカバの惹かれあう関係の漫画とは違っちゃってきてたので、それは残念ではありますが、楽しんだので良しとします。

    0
    投稿日: 2013.09.06
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    ナカバからセナンを譲り受けたロキ。その結果、別々の道を歩むことになったふたり。 長い抗争が終わったものの、ロキと離れて気落ちするナカバのもとに、さらに驚愕の”ロキ死す”の報が届く。 あまりの現実に耐えられずに、アルカナの世界へ逃避したナカバはロキの残した真実を知る。 「黎カナ」最大の謎が解き明かされる完結巻。 衝撃の真実と深い愛情...もう、感動で泣いた泣いた!! 絵の上手さに内容の凄さ、ホント良い作品でした。

    0
    投稿日: 2013.09.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ついに完結ですね。 3人が表紙にいるので無難なハッピーエンドかと思っていたのですがまさかの展開に目がうるうるして止まりませんでした。 最終的にナカバの髪が伸びて嬉しく思っていたのですが、ロキの存在が大きくてシーザの影が薄かったのも気になりますが全体的にとても良い作品でした!! 藤間さんに出会えた作品のアルカナが終わってしまうことがなんだか寂しいですが次回作が既にスタートしているとのことで期待しています。常に単行本派なので発売を楽しみにしております。

    0
    投稿日: 2013.09.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最終巻。 前巻の思わせぶりなロキの台詞は、そのまま引き継がれていて、国が南北に完全に別れてしまいました。ロキがナカバに負わせた傷はシーザに癒やしてもらえばいいって台詞、どんな気持ちで言ったのか、ロキの気持ちを考えるとちょっと切ないです。 ロキとナカバが兄妹だったっていう、ちょっと予想はしていましたけど、こういう終わり方っていうのは予想外です。 なんだか最後にロキに持って行かれた感じがして、せっかくナカバとシーザが再会して、ナカバが妃に戻れたのに、シーザの影が薄かったのが残念な感じがします。 これは、是非番外編とかその後のエピソードで1冊欲しいと思いました。

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    投稿日: 2013.08.31
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    【デザイナーメモ】累計200万部のシリーズ最終巻。主人公の髪の赤が入ると全体がしまってくる。1巻・7巻と同様の色構成で素直に仕上げた。(カバー、オビを担当)

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    投稿日: 2013.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こういう終わり方か……。引っ張っただけに終わりがあっさりしすぎているような気がするけど、まあ、こんなもんか。 まさか彼がああなってそうなるとはなぁ。

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    投稿日: 2013.08.28