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ARMS(22)
ARMS(22)
皆川亮二、七月鏡一/小学館
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総合評価

6件)
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     ARMSのシリーズ最終巻であり、バンダースナッチにまつわる物語である第五部の完結編である。ここでの物語はアリスの救済を目的としたエピローグだったと見ても構わないだろう。  物語は綺麗に納まってはいるのだが、やや気になる部分もちらほら見られた。個人的に一番気になったのは、擬態していたはずのARMSが天に召されたにもかかわらず、主人公らが五体満足で生活しているエピローグが描かれている点だ。ここは(どんなご都合主義であれ)さすがに説明が欲しかった。  とはいえ、救済されたアリスが健やかに育つ姿などは感慨深いものがある。物語の終止符としてはすでに述べたように綺麗に納まっている。上述した部分も加味して、星四つ半相当と評価した。

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    投稿日: 2016.04.26
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    1~22巻まで読み終わったので、こちらに感想をまとめます。 とても面白かったです。全てのものが収まるべきところに収まった、素晴らしく後味の良いラスト! ARMSは、この首尾一貫した完成度の高さにかけては正に逸品だと思います。 どんな絶望的な運命に襲われようとも、意志の力さえあれば、人はどこにでも行ける、何者にでもなることができる。未来を決めるものは、いつでもその人自身の選択に他ならない…、というテーマが、繰り返し繰り返し、恐ろしく苦しい状況下でとても力強く語られていて、それにまた説得力があり、胸にドンと響いてきて、とても良い。それぞれがそれぞれに苦しみながらその運命に立ち向かっていく姿の、眩しいことと言ったら! 個人的には、そんな主人公たちの強さとは裏腹の、敵方の悲惨さも結構好きです。力に溺れてしまったり、憎しみに潰されてしまったり、己の傲慢さに振り回されてしまったり…そしてそういったものは「弱さ」以外ではない、という断罪がまた、小気味良い。それが正しいからではなく、運命に勝てなかった弱い彼らが、とてもかわいそうなところが良い。物語前半の、ガウス・ゴールの散り際とか、なんだか好きだなあ。言い訳せず、自分のやってしまったことを全部引き受け、たった一人で死んでいった…。 ストーリーといい、台詞回しといい、老若男女問わずなにかと男前な登場人物たちといい、こんなに素直に「カッコイイ!」と言える漫画は久々に読んだ気がします。でも、あんまりハードすぎて、いやそこが良いと言えば良いんですが、読み終わるとすっかりくたびれてしまいました。面白かったので、皆川先生の他の作品もぜひ読みたいと思っているのですが…、ちょっと時間を置こうかな…。 ともかく、良い漫画でした。満足!!

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    投稿日: 2016.02.06
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    最後までテンション高めのまま終わってくれました。 時々やる絶望感や、助っ人な感じとか憎いくらいに良いです。 絵が全然違いますが、藤田節に近い熱さも備えております。

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    投稿日: 2015.11.19
  • 旅はいつかは終わります。ただいま。 そう云える場所のために歩く訳で。涼がそう思える場所はやっぱり1つ。 そして、また新たにいってきます。

    1
    投稿日: 2014.10.21
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    第五部「帰還編」完 最後の「バンダースナッチ」が目覚め、眠っていたアームズ達も再び蘇った。 ハンプティ・ダンプティを「手抜きみてーなデザイン」と称した隼人に賛成(笑 お父さんかっこよかったけど哀しかった。 救われなかった人もいるけど、アリスが救われてよかった。 一気に読めてよかった。 それにしても画像がないのが寂しい。

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    投稿日: 2009.09.14
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    (1〜22巻について) 「不思議の国のアリス」をモトにした話らしいです。アクション漫画なのに戦闘シーンが見づらくなる事がありません。ストーリーも面白いですが、ラストが微妙です。

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    投稿日: 2006.02.09