
総合評価
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powered by ブクログうつを中心とした精神疾患や発達障害等の根底には、愛着に関する問題が原因となっていることがあるそう 自分自身精神科に通い続けているけれど、いつも数分間の診察と同じ薬を処方されて終わり… 難しいけどちゃんと自分や家族の内面、周囲の環境に目を向ける必要があると考えさせられた
0投稿日: 2025.12.19
powered by ブクログ愛着障害と発達障害の違いについての分かりやすい説明があり、新たな発見があった。 本書は愛着におけるオキシトシンの分泌がどのように心身の健康に作用するかの説明も丁寧に書かれていた。人を適切に頼り、オキシトシン的な幸せを感じることも大切だと感じることができた。
0投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
個人主義の風潮が広まりつつあるなかで、特に愛着のことについて論じられていた。 愛着を得られないまま大人になった親たちが子どもと適切に接することができない→子どもも愛着に問題を抱えそれが精神疾患として扱われている それの解決方法は子どもだけでなく親のケアや関わり方を変えること、子が諦めがつくこと 子どもはどこまでも親の愛情を求めてしまい、身体や精神に異常を来たしてしまう。 親が子に与える影響というものはあまりにも大きい。 人のために、人の世話をするということができなくなってきている人が多くなっている。そういう人が親になると接し方、愛し方がわからない。 親子の絆関係という重要性がよくわかった。
0投稿日: 2024.08.19
powered by ブクログ境界性パーソナリティ障害、摂食障害、ADHDは不安定な愛着の場合発症リスクが上がる。虐待を受けると脳構造自体に異変をきたし、ADHDと同様の症状が出やすくなる。 大人のADHDは遺伝的要因より養育環境によるものが大きい!片付けができないは発達障害より愛着障害を疑え! →これまでの定説を覆す内容。たしかに実感として親子関係が不安定な子ほどADHDの傾向がある気がする。本書にも書かれていたようにADHDだから親が育てづらく関係不調になるというのもあるだろうが、それだけではないのかも。 14歳頃を境に同じADHDの症状でも遺伝要因の関与が低下し、環境要因の関与が強まる。 →たしかに高学年〜中学生で衝動性がおさまらなかったり、反抗挑戦症のような症状がある子は虐待環境だったり、愛着に問題があったりするな。 生物学的にヒトが幸せを感じるには ①エンドルフィン(脳内麻薬):お腹いっぱい食べたり、性的な興奮など生理的な満足からくるもの。 ②ドーパミン(報酬系):困難な目的を達成した時に得られる物質。麻薬やアルコールなどで短絡的にドーパミンを放出させる方法もある。 ③オキシトシン:愛着から得られるもの。愛するものと触れ合う安らぎのような幸せ。 の3つしかない。愛着障害からオキシトシン系を得られなかった人は過食やセックス依存で紛らわすかアルコールや薬物依存などでドーパミンを出して代償的な満足を得るしかない。 →なるほど、確かに愛着障害からくる依存症多いのかもと感じた。
0投稿日: 2024.06.29
powered by ブクログ前半を読んでいるうちは、「科学的ではない」お話だなぁ、と感じるところが多かった。 母親との愛着ばかりに何故か着目し、父親、あるいはその他の周囲の人との関係に関する話、分析が全く出てこないところなどは、その姿勢の偏りだけで、この内容を読み進める価値がないのではないか、と思ったほどだった。 しかし、実のところ、自分自身も、直感的には著者と同種の感覚を持っていたこともあり、読み進めたところ、共感する部分が多く、読後感としては、そのとおりと腑に落ちるものだった。 P99前後の「例えば、幸福になるという一事をとってみても、生物学的な仕組みを超えることはできない。」というあたり、正にそのとおりと思う。 自然に設計された、与えられた肉体で生きていく以上、感覚、幸せの源はロジックや正義では説明できない、与えられた肉体、頭脳が勝手に感じるものでしかないはず。 だから、その法則を理解し、それを前提として、上手にコントロール可能なことがらをコントロールしていくことが、幸せにつながる、ということだと思う。 例えば、ポリコレに沿うことは、多くの人の幸せにはつながらないのではないか、と思う。 昨今、喧しいポリコレが鬱陶しいが、その鬱陶しさを中和する良著でした。
1投稿日: 2024.03.24
powered by ブクログ後半の愛着障害を克服するために必要な「認知的共感性(メンタライゼーション)」の記述が興味深かった。 安全基地の記述に関して、自分の言動にも重なる点がありもっと認知的共感性を身につけていきたいと考えた。 ただ愛着障害の原因が母親の方に偏った記述だったのが気になった。母親を両親と置き換えた方が良いのでは?
0投稿日: 2024.01.13
powered by ブクログ一見するとADHDのようなものも、それは生来の愛着から形成されたものが理由かもしれない。 生きづらさという誰しもが抱えていることを「愛着障害」という切り口で分析するのは読んでて面白かった。 かくいう私もコミュニケーションがうまく取れないことが多く、ADHDではと勝手に思っていたが、この本を読んでから自分という人間が形成された過程を思い起こしていた。 ただ、もう少しこの愛着障害の克服を具体例をもって記載してほしかった。 生まれてから最も生き残りやすい方法で人格が形成されていくことは、親という安全地帯が正常に機能しているかどうかで愛着障害になるかが決まってくる。 求めにすぐに応じるのではなく、基本すぐに応じるだけで、すぐに対応できないこともあるくらいの距離感という一文が印象に残った。 そのくらいの距離感を手探りながら探したい。
0投稿日: 2023.12.18
powered by ブクログ名著。社会の課題、闇の問題に精神科医として言葉のメスを入れた。世話をする仕組みを維持することが、生きることに意味を持つ社会を作るのにもっとも重要であるとのお話に心から同意する。 この本に出会えてよかった。何度も読み返したい。
0投稿日: 2023.07.21
powered by ブクログ愛着の問題が色々な精神障害に起因する事が実例から学べて良かった。 独身者の増加は人との関わりが消極的になったことからで愛着の問題でもあるいう推測は面白い。 愛着障害は発達障害A.D.HDとの誤診されやすいようだがASDに関する情報はなかった。
0投稿日: 2023.05.28
powered by ブクログ個人的に、『誰が国語力を殺すのか』(石井光太著)で書かれていた国語力の衰えと共に、現代社会の根底にある問題だと思っているのが『愛着障害』です。 本書より… ○死に至る病とは絶望のことである、と、かつて哲学者キルケゴールは書いた。絶望とは、神を信じられないことを意味した。だが今日、死に至る病の正体は、「親の愛さえも信じられない」こと、つまり「愛着障害」にほかならない。 数年前から自分の生きづらさは、「愛着障害」にあるのではないかと、岡田尊司さんの数ある著書を読んで思っていました。ただ、先日読んだ、『愛着障害は何歳からでも必ず修復できる』(米澤好史著)を読んで、岡田尊司さんとは愛着障害の捉え方がかなり違うように感じ、愛着障害ではないのかな?と混乱していました。 今回改めて岡田尊司さんのこの本を読んで、やはり岡田さんが考えている愛着障害というものだろうとは思いましたが、自分の問題としてだけではなく、社会全体の深刻な問題として、捉え直しました。 愛着の基盤となるのが、幼い頃の(主に)母親との関わりで、その関係性が安全地帯になることで、十分な愛着が自然と養われ、その人の土台となっていくそうです。 作者はまた、大人のADHDは子供のADHDとは違い、発達障害ではなく、愛着障害による物だと訴えています。子供のADHDの治療について気をつけるべきことも書かれているので、興味のある方は是非読んで欲しいです。 愛着障害は次の世代へとどんどん受け継がれ、更に大きな生きづらさになって発現します。愛着障害は回避型、不安型など、色々な型があり、それぞれ性質が違うので、この本を読んで学びとなることはその人により異なると思われます。 ここでは、私自身が子育てをする上で、自分にとって大切と思った所を抜粋します。 ○親としては一生懸命育ててきたつもりなのに、しばしば共通する課題として浮かび上がるのは、共感性の問題である。 その最大の原因は、子供が何を感じ、何を求め、何を嫌がっているのか、という本人の視点ではなく、将来のために、あるいは本人のために、あるいは、世間体のために、これをすることが必要であり、正しいことであるという親が抱いた基準や期待に沿って、本人を動かそうとしているということである。 そこでは、本人の気持ちよりも、親側の思いが優先されている。そして、親は子供よりも、賢明な方法や正しいことを知っているのだから、それを子供に求めるのは当然だと思っている。ここで欠如しているのは、共感性なのである。子供のために有利だと思って、いつの間にか自分の判断をしつけてしまう親に共通するのは、共感性がとても弱いということである。 障害と聞くと、そんなものは自分や子供には関係ないと思われる方も多数いらっしゃると思います。しかし、この本を読むと、決して特別なことではなく、時代と共に愛着障害を起こしやすい社会になり、おこるべきしておきた弊害である事に気づくと思います。そして、社会の流れを修正していく助けになるのではと思います。これから親になる世代の方にも是非読んで欲しいと思いました。
7投稿日: 2022.11.26
powered by ブクログなんだろう。頭では理解できても感情的に受け入れられないでいる。喪の作業とか、執着しないとか、そういう話かと思ったら真逆で、この世界に生きる意味を見出していくような話。難しいけど大切なことだ、と頭では理解できるんだけど。
1投稿日: 2022.11.09
powered by ブクログ愛着障害には2つの種類がある。ひとつは回避型で、もうひとつは不安定型だ。どちらも養育者(母親)と安定した愛着関係を築けなかったことが要因となり、引き起こされる。昨今の恋愛指南書で、あなたは不安型?回避型?のような形で扱われているのを見かけるので、知っている人も多いはず。本書では、その愛着障害が大人のADHDや社交不安、気分障害などを引き起こす根本的な原因になっていると解説している。 特に印象的なのは、愛着障害によりアルコール依存になった方が、依存症は改善できたものの、その後自殺してしまうというケース。依存症の治療はできても、依存症を引き起こした要因と考えられる母親との愛着関係が不安定だったがために、死を選んでしまったのだという。 愛着障害は、親子で治療していくことが最も重要なことだ。子が大人になってからでも、治療は十分に行える、そのことに希望を抱いた。
2投稿日: 2022.10.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
愛着障害を抱える人にとって、人生とは苦痛が多く喜びは少ない。医療が未発達の時代なら、愛着障害から起こる免疫力の低下により早くに死んでしまった人たちが、現在では発達した医療に支えられて生き延びている。そんな時代であるから、様々な症状に苦しむ人たちや、問題行動が目立つ人たちが増えた。これらを治すには、愛し愛される。世話をすることに喜びを持てる社会にすることだと、そう書かれてるのかなと思った。 共感能力を高めて、「ほどよい距離」で人と関わるのって、凄く難しいなと思う。私は他人との「ほどよい距離」がわからないなと、この本を読んで気づいた。
0投稿日: 2022.09.24
powered by ブクログ愛着障害により、生きづらさを抱える人が増え続ける社会。愛着障害とは一体なんなのか。歴史上の著名人たちのエピソードを前じえてそれらの課題と問題点を探る一冊。
0投稿日: 2022.08.28
powered by ブクログ死に至る病とは絶望=神を信じられないことだとキルケゴールは言ったがそれだけではない、愛着障害が原因である で始まり4巻にあたるこちらでは子供の鬱、ADHD、オキシトシンの効果をメインに過去や著名人を例に進む。 1,2巻が愛着障害の説明、3巻が実践編、漫画はその簡略化したまとめ、ときて4巻目はより壮大な感じだった。これから子育てをする又はしているならここまで読むのもおすすめだが、私は3巻が一番よかったのであまり響かず……。
0投稿日: 2022.04.12
powered by ブクログ私たちの多くが愛着障害を抱えていることがよく理解できた。そしてその要因もよく理解できた。 子育てしてきて、なんとなく勘でそうなんじゃないかと思っていたことが、ズバリと書かれていて、私自身の中にも愛着障害を感じたし、母、祖母、と時代背景と共に遡って当てはめて納得できることがたくさんあった。 そして、回復!薬なしで回復できる可能性があるということ。 それから予防!愛着障害の内容が明らかになれば、当然予防に向けた取り組みができる。 希望の持てる本だと思った。
1投稿日: 2022.02.15
powered by ブクログ「愛着障害」という言葉を聞いたことはありますか? 乳幼児期や学齢期に十分な愛情を注がれなかった子どもに発現します。 過度な触れ合いを求めたり、人や自分の痛みに無頓着だったり、過度に反抗したり… いかに愛されるということが大切か。 そして愛に飢えた人たちが、どうして死に向かってしまうのか。 科学的に事例も踏まえて記載されています。 教育関係者の方や、子育てに悩んでいる人はぜひ読んでみてください。 おすすめです! 「その根本的な不幸を、太宰は克服することなく、自分の人生に終止符を打つことになる。」
5投稿日: 2021.08.18
powered by ブクログ東京大学から、京都大学 医学部のバケモン。 キルケゴールは、死に至る病を“絶望”としたが、著者は“愛着障害”とした。 生物学的な幸福は、エンドルフィン系、ドーパミン系、オキシトシン系から成っており、それらの相互補完の話が面白い。 作家等の有名人の実例(正確かどうかは定かではないが)も面白かった。 子供がいる人、持つ予定の人には、刺激的な内容だと思った。でも、病根の疑いが分かるだけで、具体的な接し方、養育方法は教えてくれないのは、世間一般のそれと同じ。それは個別具体で、答えなんてないからなんでしょう。
2投稿日: 2020.09.09
powered by ブクログ■「数学不安」という専門用語がある。数学ができるかどうかには数量処理や作動記憶といった認知的能力のほかに問題を解く際の不安が関わっている。この不安が「数学不安」。 ・数学不安が強いと解けないのではという不安や恐怖に圧倒され、肝心の問題に集中することができず実力以下の成績しか取れない ・数学不安は単に数学が得意か苦手かということだけでなく就職や職業における成功を左右する ・数学不安が強い人は解けないのではないかという悪い結果ばかりを考えてしまい自分の足を引っ張ってしまう ・最近の研究で、この数学不安が愛着安定性と関係していることが明らかとなった ■人を幸福にする生物学的な三つの仕組み ①おなか一杯食べたり異性的な興奮の絶頂で生じるもの。 ・エンドルフィンなどの内因性麻薬(脳内麻薬)が放出されることによって生じる快感 ・生理的な充足と深く関係し我々が生きることに最低限の喜びを与えてくれる ②報酬系と呼ばれる仕組みでドーパミンという神経伝達物質を介して働いている。 ・ドーパミンの放出が起きるのは通常困難な目的を達成したとき ・この報酬系はしばしば悪用される。面倒な努力抜きでドーパミンの放出だけ引き起こし短絡的な満足を与えてしまえば強烈な快感を手軽に得られる。その代表が麻薬、アルコールのような嗜癖性のある物質もギャンブルのような病みつきになる行為もドーパミンの短絡的な放出を引き起こすことで依存を生じさせる ③愛着の仕組み ・オキシトシンの働きに負っている ・愛する者の顔を見たり愛するものとふれあうとき安らぎに満ちた喜びが沸き起こる ■共感性の二つの側面 ①気持ちを共有し同調する「情緒的共感性」 ②相手の気持ちや意図を正確に理解する「認知的共感性」 ・愛着障害の克服においてより重要と考えられるのが認知的共感(メンタライゼーション〔相手の視点で相手の気持ちや意図理解する能力〕と呼ばれる) ■世話をすることによって愛着は育まれ、それは喜びになり、生きる意味になる。それが唯一この世界を意味の喪失から防ぐ方法に思える。
4投稿日: 2020.07.25
powered by ブクログ自身をADHDやHSP、愛着障害等と決めつけて過去の失敗を肯定し安心するのではなく、今の自分を理解し受け入れてから未来の自分を変えるために何をすべきか考え、実践することが大切だと思いました。
1投稿日: 2020.06.16
powered by ブクログ親のことを考えると穏やかな気持ちになる、無条件に安心する、っていう人が世の中にはいるんだなぁ。これはちょっと私にはわからない感情だな。
4投稿日: 2020.05.16
powered by ブクログうつや発達障害など、近年増えてきた事例の原因ではないかとされる「愛着障害」の仕組みや症状などを例を交えて説明している。 「親の愛がないと発達障害になる」のような非科学的な説明ではなく、オキシトシンというホルモンの働きによるものだと、わかりやすく伝えている。 詳しい治療法は載っていないため、治療法については別の本が必要だろう。 人を幸福にするためには3つの生物学的な作用があり、一つは満腹になったり、性的な興奮時に分泌されるエンドルフィン、二つ目は困難な目的を達成したときに出るドーパミン、三つ目は愛する者(人間やペットでもいいらしい)と触れ合う時にでるオキシトシン。愛着障害になるとオキシトシンに対する感受性が悪くなるために、他の2つで快感を得る他なくなり、例えば過食や性欲を満たしエンドルフィンで満たすか、もしくはひたすら努力してドーパミンで満たすかしかなくなるそうだ。 この仕組みは非常にわかりやすく、納得の行くものだった。 しかし、元にするデータが昔のもので、いわゆる「男は仕事、女は育児」が当然である時代のデータがメインのためか、愛着障害の原因の親が母親しかいないかのように書かれており、例えば母親と別れた父親が子供を一人で育てた場合、十分ケアすれば愛着障害は起こらないのか、それとも母親というものがいない限りは絶対に愛着障害は起きてしまうのか、そこには特に触れられていなかった。本書の説明からすると、男親だろうと女親だろうと関係なく、適切に養育できれば愛着障害は起きないような気はするが。
4投稿日: 2020.03.24
powered by ブクログ新しい知見もデータとともに盛り込まれており、習ったことを書き換えていく必要性を感じる。もちろん、賛否両論あるだろうし、まだまだ教科書的な内容にまで反映されるのかは不明。でも、この視点を持って関わることは大事だと思う。
1投稿日: 2020.03.14
powered by ブクログ同著者『愛着障害 子ども時代を引きずる人々』同様、愛着障害の概要について具体例を挙げながら解説しており、さらに最新の知見を踏まえている。特に、近年パーソナリティ障害、摂食障害、子どもの気分障害、大人のADHDなどが急増しているが、それらの根底には愛着の問題があり、酷い場合「死に至る」ことが強調されている。 本作では、愛着障害がオキシトシンに及ぼす影響についてかなりのページが割かれている。これは、脳の視床下部から放出されるホルモンであり、「安らぎホルモン」とも呼ばれるように、痛みや傷つくことによるストレスから身を守る働きがある。愛着に問題があると、オキシトシンの機能が低下し、苦痛ばかりが感じられ、生きづらさを生む。そればかりか、免疫系にも悪影響を及ぼすため、自己免疫疾患やアレルギーなどの原因の一つにもなるという。 もちろん、何でも愛着の問題として片付けてしまうことは早計である。ただ、表面に見えている問題にばかり囚われず、その背後にある問題にも目を向けることは対人援助職にとってラポール形成から介入まで一貫して基本となる姿勢だと思う。
2投稿日: 2020.03.13
powered by ブクログ「死に至る病 あなたを蝕む愛着障害の脅威」 岡田尊司(著) 2019 9/30 初版 (株)光文社 2019 10/20 第ニ刷 2020 1/11 読了 愛着障害-オキシトシン系の異常-によって引き起こされる心身の不調を親子の関係から解き明かした本書。 著者の現代の医療に対する警鐘をもって 現代社会のあり方に異議を唱えています。 ぼくも仕事柄、いろんな方々のお悩みにお応えする上で 親子の関係の重要性は理解してはいますが ここまで広く複雑な「病」に対して 愛着障害の可能性と重要性の高さは理解出来ていませんでした。 大変興味深くさっそく 著者岡田氏の小説家ペンネーム「小笠原慧」の作品「あなたの人生、逆転させます」をポチりました。
2投稿日: 2020.01.11
powered by ブクログ愛着障害を考えるにあたっては、個々の親、家庭のみならず、社会全体のあり方についても真剣に議論していかないとまずいと思う。今時、女性は子供の幼少期だけでも子育てに専念しましょう、などと言うことは口が裂けてもいえない風潮があるが、そういう風潮自体がおかしい。戦時中に戦争止めろと言えない風潮と同じである。子供から見たら、どう考えても信頼できる一人の養育者(母親)がいてくれることは、最善であるのだから。
1投稿日: 2019.12.23
powered by ブクログこの著者の言っていることを鵜呑みにするのであれば、昔はこういう病気は稀だったが、今や人類、特に先進国のほとんどがこの問題に悩まされていることになります。 親との関係だけに焦点を当てるなら、個人的に昔のほうが親も死にやすくて、子供も多く放任主義になりがちで、長男次男とかでも親の態度はかなり違いそう。 愛着障害の要因に、統計的に仕方ないのかもしれないですが、母親ばかりがクローズアップされる点も少し疑問でした。 全体的に、今の社会の仕組みでどうしていくかというよりも、懐古主義的な印象で、 人生で親もしくは子との関係で1ミリも悩み苦しまない人なんてそれこそレアケースなように感じました。 愛着とは結局世話を焼く仕組みだから、 愛着の安定にペットを買うといいというのは 結構当てはまりそうな気がして勉強になりました。
2投稿日: 2019.12.04
powered by ブクログうーん。全部を鵜呑みにするのは怖い。けど、こういう研究がなされていることを知っておくのは、生きやすさの追究につながる。
1投稿日: 2019.11.17
powered by ブクログ岡田尊司さんの他の愛着障害についての本を読み、ほんの少しだがこころが休まった。本書は書店でたまたま目についたのだが、2019年に出た愛着障害の本として興味があったので読んでみることにした。どのような背景があり、どのような扱いを受けてきたかにページが割かれており、愛着障害から脱したいというかたに向けてではなく、副題にあるようにこの障害が持つ「脅威」が詳しく書かれている。よって苦しんでいる当事者として読むのであれば別の本を進めるが、研究によってわかったおとなのADHDの正体など、一冊通してとても興味深かった。
1投稿日: 2019.11.03
powered by ブクログTwitterで注目! 『愛着障害』の著者が思いを込めて今、我々が直面する 「生存を支える仕組みそのものの危機」を訴える。
1投稿日: 2019.10.30
