
総合評価
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powered by ブクログ愛着障害の当事者が克服のために読む本というよりも、愛着障害の人に関わる人たちが読む本という感じだった。
0投稿日: 2025.10.03
powered by ブクログ再読。自分のために読んだ。私は虐待をされたわけでもないし、極端な過保護や過干渉があったわけではない。トラウマ的な大きな出来事があったわけではないが、不安型愛着障害に当てはまることが多い。そして、時折生きづらさを感じている。何とかしたいと思い、岡田先生に辿り着く。これまでも何度か読んできた。そして今、再読が必要だなと感じている。読みたい本、読むべき本はたくさんあるのだが、今はこれが必要と思った。そして、やはり読んで良かったと思う。自身に問題を抱えて支援者となれるか、自分自身で安全基地となり得るのか。自分を知るということが大切。自分の考え方の特性、癖を知って、どうしてそうなったのかを振り返り、行動で直していく。その繰り返しで、愛着障害は克服できる。明るい気持ちになる。事例紹介されている数々の人たちの経験も励みになる。それは自分への励みでもあり、支援者となる、自分への励みになる。
14投稿日: 2025.08.20
powered by ブクログ若い頃に恋愛が下手な事に気づいた。 相手に母親の無償の愛を求めて試し行動をしてしまう。かなりメンヘラになり自分の感情コントロールが出来なくなる。仕事などでは上手く人付き合いも出来るのに、恋愛は自分が魔物のようになることが苦しかった。 母親との関係には長い間苦しみ、母に原因がある毒親なのだと母親を責めたこともあったが、母親は私への共感力に欠けて期待する変化はなかった。 母親に対しては諦めたものの、還暦近くなり夫との生活が窮屈になる。子どもは巣立ってから音信不通、毒親にはなりたくないと頑張ったのに自分も毒親になっていたことを気付かされる。 自分の中の認知の歪みに気づく。 医療機関でのカウンセリングを受けたところでカウンセラーにさえ治ってる素振りをして取り繕うことを自分がよく知っているので、なんとか自分で克服出来ないだろうか?と考えこの本をオーディブルで拝聴した。読んでもらうことが自分で読むよりも安心する。安定基地のヒントはここにあった。寂しいが人にそれを求めても上手くいかないのなら、本やAIがある。そして「書く」という ジャーナリングや散歩やヨガなど一人の安定基地から始めようと思った。 そして、愛着障害は特殊な人に起きることではなくおそらく世界中の沢山の人がそうであり、某国の暴力的な他責思考の国民性も環境が作ったものだろう。その為に宗教など救い所があるが、日本は無神論者や核家族化が進み安定基地を失い「引きこもり」という防御反応の社会になってきたのではないだろうか? 恋愛や子育てについて学校では教えない。 家庭科でこのような心理学の予備知識を与えられるだけでも自助出来るのではないだろうか? 生涯をかけて愛着問題の本は読んでいこうと思った。
9投稿日: 2025.05.20
powered by ブクログケース⑬の女性が私が子供を作れないと感じる理由、心境が同じだった。 オキシトシンを摂取すること。安全基地を作るためには自分自身が誰かの安全基地になろうとする努力をすること。 愛着障害の特性を知ろうとした時、この本はとても参考になると思う!
0投稿日: 2025.05.16
powered by ブクログ安定基地を作ることが何よりも大切 安定基地は親だけでなく友人でもいいし恋人でもいいし上司でもいいし仕事でもいいし趣味でもいい マインドフルネスを実行し経験を積むことで認知の仕方が変わる 認知療法は物事の考え方を良い方向へ変えていくものであり、不安定な愛着障害を持つ人にとってマイナスに物事を考えるのではなく、目の前の事象について整理し、振り返り、認知を改めることが大切 人は変われる
1投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログうつ病やパニック障害などよく聞く精神疾患の類の原因が「愛着障害」にある場合もあるというもの。 幼少期に満足に形成されなかった「愛着」がのちに「障害」となってその人の人物像の作り上げてしまう。愛着障害によって出てきた症状(うつ病等)を薬物治療で治すことはできても、根本が治っていないから再発する。 気分が沈んだ時に「病気」として捉える前に、自分自身がなぜそう感じるのか、という所に目線を向けられるようになりました。私にとっては障害というか「壁」です。それを乗り越えることで過剰な反応をしなくてもよくなれればいいなと思います。 とても興味深い内容でした。
12投稿日: 2025.03.19
powered by ブクログ同じ著者の「愛着障害」の次に読了。 愛着が原因でいろいろな症状が発出しているから愛着を改善するべきという「愛着モデル」の重要性を、診断をもとに治療を考える「医学モデル」と対比させて強調されていた。診断名がつくと安心するとか周囲の理解を得やすい一方で、間違った使い方をすると薬ばかり飲んで何も良くならないという事態に陥る。かなり著者の熱が入っているように感じたが、それだけ診断名に引きずられて薬だけ出す医者が多いということだろうか。 また、認知行動療法との違いについても説明されていた。認知療法は過去を考えないでいまの認知を変えようとするが、ある程度症状が軽くないとうまくいかない。アドラー心理学にある種の「厳しさ」を感じていたので、この部分は確かにと実感できた。一方で、メンタライジングでは過去の愛着の傷と現在の認知・行動との関係を理解し、過去の状況を再現しようとして現在や未来まで壊そうとしていることに気づくことから始める。このほうが愛着が絡んだ複雑な問題には効果を発揮しやすい。 そして愛着障害の克服のためには、自分の「振り返りの力(メタ認知)」を高めることも重要だが、何より、他人の安全基地になろうと努力することが大切であると、はっきり書かれていた。前著も含めて愛着障害がどんどんと伝播する悪循環ばかり書かれていて、突破口が見えなかったが、やはりそういう結論に落ち着くか、と思った。 著者も認めているように愛着は”合理主義” ”効率主義”とは相容れないように思える考え方だが、こういう時代だからこそ、その感覚を養っていけるようにしたいと思った。 ―愛着アプローチには、奇跡を生むような力が秘められている。それは、愛着アプローチが特別な手法だからではなく、人間が幸福に生きていくために本来備わっている最も重要な仕組み、愛着という、命と希望を支える仕組みに働きかけ、よみがえらせるものだからである。
1投稿日: 2023.11.01
powered by ブクログ安定の岡田先生の愛着障害シリーズ。 ボリューミーな内容で学びの多い一冊だった。 自分の中の安全基地の状態を意識しながら生活していきたいと思った。
0投稿日: 2023.05.29
powered by ブクログもう一冊のシリーズにひきつづき、かなり興味深い内容です。 自分が母との愛着障害があることを改めて強く実感できかなり腑に落ちました。 自分の心を整理し、我が子へは同じようなことはないように負の連鎖を断ち切ります。
0投稿日: 2023.04.11
powered by ブクログ愛着障害の改善には安全基地が必要でありそうなるその為の心掛けが愛着の種類ごとにまとめられていた。 相談者に対してはとにかく共感が大切で否定的な発言は控える。 愛着障害のサポート役が読む本であり当事者が安全基地になる事で改善されるとも書いてある。 ここが重要だと思った。安全基地を必要とするのではなく自分が安全基地として自立していく。これができると理想的な回復をしていくだろう。
0投稿日: 2023.01.04
powered by ブクログ愛着障害について理解が深まる良書。 具体的にどのような対応をしていけば良いのかが記されているのも良い。 また、最近、このような本を立て続けに読んで感じたことは、人との関わりに置いて起こるさまざまな問題には、発達障害と愛着障害が絡んでいることが多いのではないかということ。例えば毒親と呼ばれる人たち。 知らない間に「無理解からくる暴力」の加害者にならないためにも、知識を得ていくことは大切だと思いました。
4投稿日: 2022.04.15
powered by ブクログ実践編とあるだけあって、克服するには今後どうするかがタイプ別にあってとても良かった。 克服していくにあたりこんな傾向がある、安全基地となるまでこんな思いをするだろうという周りの人目線も書かれていてまさに実践編。 巻末テストで私自身は安定型6割回避と不安が2割ずつほど、パートナーは割合は聞いていないが本文の回避型にばっちり当てはまっていたのでこれから応用していきたい。 この2年間、傷ついたりしんどいと思った相手の言動が、回避型によるものが大きいようでなんだか腑に落ちたし今後どうしたら良いかも見えてきて少し安心した。 パートナーに自分も読むから読んでほしいと勧められた三部作だったが、お互いが知って良かった作品である。
4投稿日: 2022.04.12
powered by ブクログ「親や家族がその人を良い方向に変えていこうと思うなら、今までの散々な経緯については、いったん頭から拭い去り、もう一度新しい気持ちで本人と向き合う必要がある。過去の失敗や恨みつらみにとらわれていたのでは、どちらも前に進めないのである。 どちらかが先に、それをするしかない。自分が傷つけられたことにとらわれている限り、相手も変わらないのである。」 家族の繋がり・在り方について勉強になった。 憎い相手に対し、自分がどこまで譲歩できるか。 ほんとに人生、楽じゃないな。
4投稿日: 2022.04.05
powered by ブクログ「症状」が真の問題ではないっていうのは本当にその通りで、そこが精神科の難解さの所以の1つだと思う この本の著者みたいに、自分も誰かの世界を広げられる人でありたい ✏傷つきやすい傾向を抱えた人は、過去には実際に傷つけられた体験をしていることが多く、さらにはその「自分を傷つけた人」が、本来であれば自分を一番に守ってくれるはずの親であったことも多い。 また、親が意図的に傷つけてきたというよりも、親にはそのつもりはなかったが、結果的に傷つけてしまったというケースも多い ✏愛着障害によって問題行動を起こしたり、発達障害のような症状が現れることがある。 ここで、親が自分の基準から外れた子を「悪い子」とするだけでなく、医学までもが、親ではなくその子の方を「異常」と診断することは、虐待に加担することにはならないだろうか。 ✏「心的等価の様式」の状態では、自分が感じていることや考えていることと、外的な事実は、区別されない。 自分が主観的に感じていることが、そのまま客観的な事実なのである。 ひどいことをされたと感じたら、それがその人にとっての現実なのである。
11投稿日: 2022.02.17
powered by ブクログ2021.87 ・安全基地の必要性 ・4つのタイプがありどれも特徴も対応も違う。 ・症状に個別的に対応するわけじゃない
0投稿日: 2021.12.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第2章がとても考えさせられた。 マドモアゼル·コフマンの治療や、「手当て」、治療モデルのコペルニクス的転回、、、 症状より、背景の「愛着の問題」を見る 3章 物事をありのままに受け入れ、それを「どうにかしようとしない」態度を身につけようとする、 「こうあるべき」ではなく、「これもよし」と考える態度を、体得する 第5章 1よい行動をしたときにほめるようにし 2好ましくない行動は無視 3看過できない、 生命に関わる重大な行動にはしっかり反省させる
0投稿日: 2021.12.20
powered by ブクログどちらかというとこどもとどう接すればいいかわからない親だったり成人になってもぎくしゃくしてる親に手にとってほしい。でもそういう親は自分達が原因ではないと思っていそうだけど…
1投稿日: 2021.08.26
powered by ブクログ非常に興味深く、自分を本の中に見た内容だった。 自分は回避型の何かはわからないが、回避型は確実であった。子供へのアプローチ、夫との関係、とても実りある内容である。親との関係は回復できるかは自信がないが、自分の中に安定の基地を作ることはできる。よかった。
1投稿日: 2021.05.21
powered by ブクログ安全基地の条件の項、耳の痛い話がしばし続くので、これは売ってはいけない本かもしれない。 過去の後悔で頭がぐちゃぐちゃになる。
0投稿日: 2021.05.13
powered by ブクログ愛着障害という、愛着を抱くべき人に適切な愛着を抱けなかった事によって起きる様々な障害についての本。 愛着障害に対する治療法が書かれているのかと思ったが、まず筆者は愛着障害の原因は障害を抱えた本人ではなく、親や親類、上司など周囲の人間にあるという。 そのせいか、愛着障害を持ち、苦しむ本人が、自分から何かに働きかけて治す方法ではなく、周囲の人間から愛着障害を持つ人間への関わり方を、愛着障害のタイプ別に説明される。 つまり、この本の大半は「愛着障害に困る人が自分ひとりで克服するための方法」ではなく、「愛着障害を抱えた人の周囲の人が、愛着障害の人を支えるための方法」なのだな、と思って読み進めていた。 しかし、最後の愛着障害の克服という章で、今まで紹介されていた、愛着障害者の安全基地となる考え方が、実は、愛着障害の克服するための考え方でもあると明かされる。 愛着障害者の周囲の人が愛着障害者に優しく接するための方法は、愛着障害者が自分自身に優しく接する方法、また愛着障害者が周囲の人と優しく接するための方法であると、最後の最後に視点の回転が起こる。 そのため、やはりこの本は愛着障害者本人が愛着障害を乗り越えるための本でもあるのだな、と思った。
2投稿日: 2020.08.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
生きていく土台である幼少期の安全基地が運悪く不安定だったとしても、これを克服する方法はある。あなたがあなた自身を一番大切にする、身近な人の安全基地になろうと努める、紙に書き出す、子どもを育てる、ペットを飼う、仕事や趣味に没頭する、などが挙げられる。
6投稿日: 2020.06.23
powered by ブクログ「傷つけられた思いに執着することで、自分の存在価値を守ろうとしている」。許せないほどのことなのかなと振り返ってみる。悪い思考パターンに陥らないようにしよう。
0投稿日: 2020.02.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
〈応答性、共感性〉 ・なるほど、ほう、そうなんだ等の合いの手をいれる。 ・おうむ返し ・どうしてそうおもうの?どんなふうに?等質問して相手に語らせる。 ・ミラー効果 目指すべきは、問題に本人が向き合い、本人なりの答えを見つけていくことに付き合うこと。 〈誰かの安全基地になることによって、その事自体が、自分の安全基地になり得ることもある。〉
0投稿日: 2019.04.08
powered by ブクログハンマーで頭をぶん殴られたような衝撃的な本。カウンセラーが一時的に安全基地になることを容認し、メンタライジングやマインドフルネスといった手法を使う。
0投稿日: 2019.03.21
powered by ブクログ何をやってもぽっかり心に穴が開いた状態になり、途中で躓いてしまう、その根本が愛着障害にあるのではないかと分かった時、過去のことがフラッシュバックされ、それが糸で繋がったように感じた。 認知からではなく愛着から改善を。それも心にストンと落ちた。今までは考え方とか捉え方とかを変えようと頑張ってきたが、短期的な改善しか見込めなかった。愛着障害が改善できたら、自分が思い描く姿に近くための土台が築けるのではないか、そんな気がしている。
1投稿日: 2019.03.17
powered by ブクログ本書をはじめ岡田先生の著書に唯一決定的に欠けているのは、安全基地となる者の条件、努力、精進を求めるばかりで、本人の自助努力も必要だという点にはほとんど言及されていないことだと思う。すべては安全基地がないせい、安全基地となる者が未熟なせい、といった印象を与えるが、最後はやはり『天は自ら助くる者を助く』ではないだろうか。 結局、愛着障害が重症であればあるほど、安全基地の存在だけで改善できるわけではない。本人の「変わりたい」「救われたい」という意志がなければ、救ってあげることなど誰にも出来ないのだと痛感する。 しかし岡田先生の本からはハッとさせられること、学ぶことが多い。あらゆる理解不能な行動が愛着障害から始まっていたんだということがよくわかった。 これまで手当たり次第に読んできた「うつ病」に関する本…その何十冊分を凌駕する、根本的なヒントを与えてくれている。 愛着モデルでは "愛着へのダメージ→不安定な愛着→ストレス耐性・適応力の低下→症状出現" それゆえ、回復のコースは "その人 本来の生き方を獲得すること" 医学モデルとの違いがよく説明されている。
3投稿日: 2018.11.03
powered by ブクログ第1章 なぜ、愛着なのか 第2章 「医学モデル」から「愛着モデル」へ 第3章 愛着の発見と、愛着理論の発展 第4章 症状を治すのではなく、愛着を改善する 第5章 安全基地の条件 第6章 愛着タイプに応じた対処 第7章 愛着障害の克服
0投稿日: 2018.06.25
powered by ブクログとても役に立つ。実際の事例を引き合いに、愛着障害の種類と照らしてメカニズムを説明して対応方法について分析している。 購入したい。
1投稿日: 2018.04.14
powered by ブクログ“愛着障害”に関し、著者は複数上梓しているので、 今更ながら、時系列的に、刊行された順番に読んでいくべきだったと読み終えて気づくに至る。 著者のきわめて論理的な、スキのない文章は説得力があるが、 とりわけ、ところどころ挿入されている具体例がものすごくわかりやすく、 身近に感ぜられるとともに切ない気持ちになる。
1投稿日: 2018.03.21
powered by ブクログ借りたもの。 あらゆる人間関係の基礎には家族関係が関係している…… 著者の本では度々そのことを示唆するものが多いが、今回はそのことで悩む当事者たちに、どうやって克服すべきかを考える、ヒントとなることをまとめた一冊。 同著者による『回避性愛着障害 絆が稀薄な人たち』( http://booklog.jp/item/1/4334037755 )や、『母という病』( http://booklog.jp/item/1/4591137775 )に書かれていたエピソードの詳細が付け加えられていたり、その後どうやって克服したかが描かれている。 科学的?な根拠として愛着の問題に作用するホルモン・オキシトシンについて言及。 この本を読むことで克服できるわけではない。 親子であれパートナーであれ、親密な人間関係に関わる問題である以上、どうしても他人の存在とその助力が必要になってくる。 おまけに、当事者間での関係だけで解決に導かれることは難しい模様。 そのため、どうしても第三者――専門的なカウンセラー――の存在が必要になってくる。 それは、当事者だけでは主観から逃れられない――客観性や気づきを促す存在がいなければ、距離をもって認識できないためであろう。 最後には、『回避性愛着障害 絆が稀薄な人たち』に書かれた克服する方法論に補足する形で、自身の主体性を取り戻すためにマインドフルネスを推奨している。 それが今様な感じがした。 個人的には父親の存在が皆無状態なことが気になる…… 父親は愛着の役割を担えないのだろうか? 母子関係に注視しすぎていて、女性の社会進出を阻んでしまうのではないか心配…… もちろん、生まれたばかりの時の最初の他人にして愛をもたらす人は「母親」である以上、仕方ないのだが…… 『ママたちが非常事態!?: 最新科学で読み解くニッポンの子育て』( http://booklog.jp/item/1/4591152758 )と、矛盾を感じるものもある。それを補完したい。
0投稿日: 2017.10.26
powered by ブクログ人が抱える内面や対人関係、社会適応に関する様々な悩みは、実はその背景に愛着障害が潜んでいることが多い。愛着障害とは、家庭環境における問題(親の離婚、過干渉、虐待等)によって愛着が不安定となり、生きるための土台となる安心感や幸福感が欠如し、社会生活や対人関係に問題を引き起こしてしまう状態のことである。程度の差はあれど、現代人の多くがこのような問題を抱えているように思える。 不安定な愛着を抱えた人は、ストレス耐性が低く、対人関係の困難を抱えていることも多く、孤立して心身の病気に至ってしまう。そうした場合には、従来の医学モデルのように「症状だけに着目してそれを治療することをゴールにする」のではなく、「背後に潜む不安定な愛着に着目し、それを改善する」という愛着アプローチが有効だと筆者は本書の中で何度も強調している。そのようなアプローチで回復した臨床例も多く掲載している。 自分の状況と比較して、実感をもって頷けることが多かった。驚くほど単純な仕組みで、本当にこんなシンプルなアプローチでこんなに重篤な症状が改善するものなのか?と思うような事例もあったが、同時に人間にとって他者からただ受け入れてもらえることというのがどれだけ重要なことかを思い知らされた。
0投稿日: 2017.10.14
powered by ブクログ医療モデルでは、症状がでたり問題行動をおこす子どもが悪いとの見方になりがちだが、愛着モデルでは環境や家族関係の問題ととらえる、という見方には納得。 読みながら関わった子どもたちや自分に当てはまるところがたくさんあって、泣いてしまいました。 愛着障害の克服事例として、愛着障害のもとになった親に働きかけるケースが紹介されていましたが、実際にはなかなか難しいと思います。わかってもらおうと努力して却って傷つけられることの方が多いと思うので、代替的な愛着形成、育て直しをもっと紹介してもらいたいなと思いました。
0投稿日: 2017.07.14
powered by ブクログ療育の現場にいるとよくあるケース。ただ、そこに切り込んでいってアプローチするのは大変。しかし、こういうことが1つの考え方や視点として世の中に広まることはいいことなのではないかと思う。
0投稿日: 2017.03.03
powered by ブクログ[図書館] 読了:2017/1/2 ところどころ頷きたくなるところもあるんだけど、「従来の医学モデルでは解決できない症例を、愛着モデルなら説明できるのだ!」という主張の繰り返しばかりで、エビデンスは著者の限られた臨床例だけ、という説得力の無さが目についた。 まだ、p. 250の記述を読むと、この著者、自分の結婚生活に不満でもあるのだろうか、と余計な詮索をしたくなった。 「ジョンがヨーコを特別に崇拝したのは、ジョンには到底できなかった自分自身の解放を、ヨーコはやってのけたからだ。ジョンはそれまで、問題に向き合うのを避ける回避的なところを抱えていたが、ヨーコは強力な力でジョンを動かし、彼がとらえられていた「結婚」という因習的な呪縛から解放しただけでなく、もっと高邁な理想へと、ジョンを羽ばたかせたのである。」 ジョン・レノンが息子ジュリアンにしたことって、この著者が書いてる「安全基地にはとてもなれない親」の典型なんだが…。その息子への非情な仕打ちの一つであるオノヨーコとの不倫をこんな美談のように語ってしまうこの著者の認知の歪みが気になる。 あと、萩原朔太郎のことも、離婚してどん底ですさんでるときに妹に救ってもらい社交的に変わっていきました、と美談化してるけど、この著者は「蕁麻の家」を読んだことがないのだろうか…。 色々うさんくさいなぁ、自分の主張を認めさせたいだけなのかなぁ、というのが最終的な感想である。 p. 32-33 暴言に反応せず冷静にその背後にある本人の気持ちを汲み取る能力の高い人に、安全基地となってもらうこと。親や家族にその能力がない場合には、中立的な善意の第三者に臨時の安全基地となってもらうこと。 p 176 「せっかく言ったのに、それには何も応えてもらえない」という気持ち。あぁ、うつになったことを言ったら返事なく、翌日何事もなかったかのようにねこ便だよ、と言ってきたあの人は、これだわ…。安全基地にはなれなかったのよね。 p. 182 高い感受性と高い応答性は二つで一組。これもそう。 p. 198 「あ〜疲れた」と言ったら「疲れるほどのことは何もしていないし、そんなことをいえるたちばではない」と説得や批判をされる。これは安全基地にはならない。育った家そのものだわ、これ…。 p. 297 その子の失敗を「嫌なこと」と受け止めず、「たまたま起きた不運なできごと」だとか「誰にでもありがちなこと」と受け止めて、大騒ぎせずむしろ「大丈夫だよ」とその子を安心させてあげることで、その子自身も「アクシデントが起きても大丈夫、冷静に乗り越えていける」ということを学ぶ機会にできる。
1投稿日: 2017.01.03
