Reader Store

総合評価

97件)
3.9
24
40
24
3
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    浪速大学第一外科の教授選の行方は最後まで絡れにもつれ、内部候補である主人公の財前がポストを手にした。←ネタバレっぽいけど裏表紙に書かれている内容なのでご容赦頂く。 良心がどこにあるのか、目の前の患者を結果として犠牲にしてまでも『権威』を求める財前の姿は大学病院の組織体質が産み出したモンスターだ。 肺に影があり呼吸困難で苦しむ患者を、自信たっぷりに誤診し国際学会へ旅立った財前の今後やいかに。 この失態も他者になすりつけるのか。里見助教授が責任とらされたらやるせないなぁ。。 サイドストーリーだが、私が思う理想のお医者さん、里見助教授と財前の前任教授だった東の娘との関係がどうなっていくのかが気になる。

    18
    投稿日: 2025.12.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    財前が横柄な態度を取り始めた。 部長になった途端これだから呆れる。 いつか痛い目を見るのかな。 次巻も気になっております。

    16
    投稿日: 2025.11.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    半分は前回からの教授選挙 東教授が自分の票を破棄するところから票の行方はわからなくなり、それの対抗策として、菊川教授に対して辞退の申し入れを部下にさせる財前。 辞退をさせようもして裏目には出るが最終的には勝つことのできたが、選挙直前まで各々の私利私欲のための動向に政治的な観点を感じた。 野坂が1番うまい立ち回りをしているように見えるところも面白いポイント 里見先生のまっすぐな患者への想い読者の救いだなと思いました 教授選挙が終わった段階で財前は傲慢に、東教授と同じ轍を踏むところが分かってはいたが教授という一つの型なのだと思った。 里見先生からの依頼で執刀することになる患者との展開もみものです。

    9
    投稿日: 2025.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    財前教授ついに誕生! ドラマ観てたから小説では意外と早く教授になるんだなとやや驚いた。 最終決戦で財前派、菊川派はどうなるんだろうと思っていたところキーパーソンはまさかの野坂教授だったかー。しかもどちらの派閥にも仲間と思わせて自分の保身をキープするあたり1番役者だし頭いいよね。でも飲み会常にハシゴで大変そう。笑 菊川教授を推薦してくれた舟尾さんは権力誇示、財前派はお金ばら撒きで贈賄に満ちた選挙で大変刺激的でした。ページを進む手が止まらない。

    0
    投稿日: 2025.10.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    財前五郎が教授になった。 この作品の核となるストーリーがこの巻に凝縮されていると言える。個人的に一番好きなとこ。 さあ、先に進もう。

    132
    投稿日: 2025.07.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んだ本 白い巨塔 2 山崎豊子 20250530  いよいよ教授選に決着が、争うのは権力欲や名性欲に駆られた財前とそれを取り巻く人たちで、財前の対抗馬の人たちはむしろポストへの執着がない。むしろ静かに研究に埋没したい無欲な人たち。これが敗者は惨めではないけど勝者への反感を育てていく材料になっている。これが3巻以降も同じ構図で別のストーリーが展開されていく感じで目が離せない。  時を超えてドラマ化されてるのがホントに納得できるほど、重厚な人間ドラマです。

    0
    投稿日: 2025.06.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    長編小説の最初の1巻目の前提知識を得たことで2巻目は止まらぬ勢いで一気に読んでしまいました。 とんでもなくおもしろすぎる。 これからの展開に目が離せません。 どのキャラも粒ぞろいでおもしろい。 ほんと政治って大変ですわ。

    0
    投稿日: 2025.05.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    エンタメとしても不可はなく、さらに山崎豊子さんの表現や登場人物の関係の描き方が上手くとても読み飽きず全体的に良かった。 内容としてもこの先の財前がどうなるのかが楽しみになる終わりであった。

    1
    投稿日: 2025.03.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みやすくって引き込まれてしまう。 財前の、腕の良さと共に横柄さと傲慢さが際立ってくるのが凄く良く描けていて、流石名作。 自分が患者だったらこういう医者に手術してもらいたいけど、経過はちゃんとみてほしい。 術者(財前)の権力が強すぎて、周りが良かれと思っている事が出来ない組織体制が問題だと。 この後の裁判も気になる

    0
    投稿日: 2025.02.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    鵜飼教授や同窓会、医師会などの援助もあり接戦で教授となった財前だが教授となってからの立ち振る舞いが典型的な権力者だな。権力を持つと人はどうしても横柄になってしまうのかもしれない。読んでて気になったのは手術の後手首や首に血がついてそれを落とすために風呂に入るシーンがあるけど昔ってそんなに感染対策がザルだったのかと驚愕している。今じゃ患者の血液に直接触れることなんてないのに。あと早期の噴門癌でも胃切除していたんだなと、今だったら内視鏡的治療とかで温存できるのに。今後の展開に期待。

    0
    投稿日: 2025.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    数年ぶりの再読。財前やその周囲の人たちの政治力、資金力によって見事第一外科の教授を射止めた財前五郎。 知人の医師で、国立大の教授に就任した方に聞いたが、実際には「白い巨塔」ではなく「黒い巨塔」であると語っていた。時代は違うので一概には言えないが、昔はかなり事実に近かったのではないかと思う。今は違うといえるが形を変えた政治戦争が起きているのだと思う。

    0
    投稿日: 2025.01.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前半は熾烈な教授ポストをめぐる選挙戦が描かれており、候補者を取り巻く周囲の人間の私利私欲が渦巻いた様子は医療の世界も政治力と金、権力にまみれていた。フィクションではあるが著者の取材力を考えるとあながち全くの作り事ではないんだろうな、と思った。選挙戦の部分は読んでいてなかだるんだが財前教授の胃癌手術を受けた患者の容体が急変するところで2巻が終わっており、この後どんな展開になるのか?

    0
    投稿日: 2025.01.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    医学部における次期教授選による政治争いが終わる。本来よくある物語ならこれで終わりでも良いぐらい満足感のある話だったが、ここでは終わらない。ここから財前教授の横暴さが顕著に露呈し、1人の患者の登場により、物語は急速に進む。どんどん引き込まれていき、続きを早く読みたいと、ページをめくる手が止まらない。あと3巻もあるから長く楽しめそうだ。

    0
    投稿日: 2025.01.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    拙い言葉であるが、ものすごい迫力で読み進められてしまう。 おそらく里見助教授の近い未来は悲劇的なものになる予感がさせられる。そして、そういうピュアで真摯な人が陥りやすい恋愛沼も。 早く3巻を手に取らなければ収まらない。

    0
    投稿日: 2024.12.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    教授戦という壮絶な序章を終え、話は1人の患者と外遊にクローズされていく。 所々、周りからの今後の示唆に飛んだような伏線が見られ、そのお陰でこの先に待ち受けるだろう何やら不穏な雰囲気により、飽きずに読み進めることが出来た。

    0
    投稿日: 2024.10.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おごる気持ちから慎重になれない。 全てを独断でする者の欠点が上手に描かれている。 ワンマン、おそろしい。

    1
    投稿日: 2024.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    医学部教授選の選考委員会を経て、最終候補は助教授の財前五郎、金沢大学の菊川教授、徳島大学の葛西教授の3人に決まる。 五郎を勝たせるため、舅の又一は「まるで汽車の切符を買うように」(p.32)金をばら撒き、票固めをする。 医師会の岩田を通して鵜飼医学部長を味方に付けている財前陣営は、31票のうち「臨床の票は、ごっそり取れる」(p.46)との見通しをもつ。 (岩田)「大学の教授選での金の出し方は、ちょっと演技がいるのや、金が金と見えんような品位のある演技がな」 (又一)「ほう、品位? そんな一銭にもならんものまで、欲しがりますのんか」 一方の東は菊川を後任に、また娘の佐枝子の配偶者としても、との下心を隠しながら、「本学の発展のために」(p.43)とこちらも周到に事を進めていく。 教授会で十分に議論がなされ、「さあ投票」という段になって、なんと東が棄権! 財前、葛西という2人の愛弟子が闘うのを直視するに忍びないと言うのだ。もちろんそれは東の策略であった。 ちょうどその頃、佃と安西が金沢へ赴き、半ば脅迫のような形で菊川に辞退を迫ったことも合わさり、東と財前は完全に決裂することになる。 「僕と君の人間関係は、どうやらこれで終ったようだ」(p.143) 運命の決選投票は、財前五郎 16票 菊川昇 14票 ここに、浪花大学医学部第一外科・財前五郎教授が誕生した。 「こういう勝ち方をした財前君が、教授として今後、どんな生き方をするか、私はそれを見たい――」(p.203) 教授になったばかりの財前に、ドイツで開かれる国際外科学会からの招聘状が届く。 多忙をきわめる日々のなかで財前は、第一内科の里見から相談された患者・佐々木庸平の早期噴門癌を発見し、見事に手術を成功させる。 愛人のケイ子は言う。「きれいな夜景ね、でもあの宝石のように燦く灯の中に、一つだけ不吉な光を放っている灯があるような気がするのは、なぜかしら」(p.335) 財前が渡航準備に忙しくしている頃、術後の佐々木庸平は呼吸困難に苦しむ。 里見は、術前に見られた胸部の陰影が癌転移のものであり、それが手術によって急激に増殖したことが原因ではないかと考えた。 財前は自身の手術が完璧であったと疑わず、患者の症状を「術後肺炎」と考えて抗生物質(クロラムフェニコール)の投与を担当医・柳原に命じる。 そうして財前は、手術をした患者をその後一度も診ることなくドイツへ発つのであった。

    0
    投稿日: 2024.08.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2巻もあっという間に読んでしまいましたが、今後の展開を考えるとこれから先に進むのがややつらくなってきました。それでもたぶん、読んでしまうと思います。凄い小説に手を出してしまいました。

    3
    投稿日: 2024.04.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全5巻シリーズの2巻目。 財前がいよいよ傲慢さを全開出し、里見助教授との対比も面白い。 このシリーズも一気読みしそうです。

    3
    投稿日: 2024.02.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    教授になり益々政治力を身につけた財前が魅力的。著者は他の作品でもそうですが、権力に魅せられ翻弄される人物を本当に活き活きと描かれる。 面白い一冊。

    2
    投稿日: 2024.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    浪速大学医学部第1外科教授選。 助教授・財前に対し、教授・東は対抗馬として、自身と同じ東都大出身の金沢大・菊川をぶつける… 凄まじい多数派工作の末に、財前は… 権力争いとなった教授選。 結局は、東がしっかりとしていなかったことが発端なんであろう。 財前がどうこうと言う前に、自らの教室をしっかり教育、指導できていなかったんだろう。 普通に行けば、すんなり財前教授だったものを。 つまらぬ遺恨を残したわけだから。 東の自業自得、というところか… 財前にも問題はあるのだが… これがあの時代の大学医学部を中心とした、医学界の実体なんだろう。 学閥が絶対、教授が絶対、というところが… 昔は、患者に告知をしなかっただということを思い出した。 今は、あっさりとはっきり癌と告げられるが…

    8
    投稿日: 2023.08.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。 教授選後半から裁判の原告の手術まで。 財前の嫌な性格は腹立たしいけど、母親を思う気持ちと苦学生だったころの描写が、財前の人間らしさを表現している。

    0
    投稿日: 2022.06.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1-3巻が元の"白い巨塔"、4-5巻が"続・白い巨塔"。 大学病院内での教授の座をめぐる権力争いとその渦中で起こる医療ミスをめぐる裁判を描く。教授選挙の決着と医療ミス第一審判決までが本編、学術会議会員選挙と控訴審判決までが続編。 昭和の金と力の時代を描き切った作品。その意味では本編完結までが純粋な作品。 本編の医療ミス裁判の現実社会での反響が大きく、作成された続編では、裁判と主人公の身に起こる異変が並行して進む。結末は裁判と天命により主人公の人生にけりがつけられる一方、単なる悪役ではない誇り高き医療者の一面を示して終わる。

    0
    投稿日: 2022.05.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    思惑がぶつかり合い互いの予想を裏切り続けた教授選の決着がついに...。 各勢力が票を固めようとあの手この手の作戦で動き回るのが面白い。特にどちらにもいい顔をして状況次第で右にも左にも行けるようにしている立場の者とかもいてどちらに転んでもおかしくない...とドキドキしながら読みました。 決着がついて教授になってからの豹変ぶりもすごい...尊大な態度をとっていると足元掬われるぞ...とこれまたドキドキな展開。不穏なフラグが立っているよ! 次の3巻も楽しみです。

    6
    投稿日: 2021.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    財前助教授が、教授になった。 診る患者が多くなり、2-3分で一人を見なくてはいけない。今までの経験から、即座に正しい答えを導く、実力が求められる。それを達するために、部下を使う。 偉くなると、指摘してくれる人に対して、蔑ろになるのは、財前だからか、地位がそうするのか。 選挙とは、金が絡んでいるもの。山崎豊子が言うと、名言になる。

    0
    投稿日: 2021.10.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    (一)(二)巻、読了だけどここまでの感想を書いておく。 なぜって、 上手い語り口に乗せられて、むらむらと怒り込み上げで読み進んでいるのだ。 なんとなく勘弁して欲しいなーという気分になるのはどうしてだろうか。なんかいらいらしてしまって困るのだ。 絶対そうだろうなーと思わせる確かな筆運び。 無理のない設定だし、そんなことこの世の中ありふれてるし、何もそんなに嫌悪しなくてもと思うのだけど。 えげつなく、リアル過ぎ?でもそれって著者が上手いということでしょう。 例えば「悪役」の「財前五郎」だとてひるむ時があるのをちゃんと書き込んであるし、「善の味方」の「東佐枝子」だって友人の夫を取りそうだし、バランスがとれ過ぎるくらい。 「女系家族」(相続)「華麗なる一族」(銀行の内幕)の時は面白い、痛快とまで思って読めたのに、変だ。 テーマが「金」と「権力」プラス「命」だからかもしれない。 ああ!限りなく上手い作家なのだろう。

    3
    投稿日: 2021.09.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本の裏にダイジェストが書いてあるので読みやすい。 本当、誰かも書いてたけど社会の縮図のような物語。

    2
    投稿日: 2021.07.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    経理作業のミス一つだけでドキドキしてしまう自分なので、人の命と向き合う人達のプレッシャーを考えるとゾッとしたわ。 患者と真摯に向き合い、また常に医学を極めようとする里見の姿に大変励まされた。沢山の仕事や人間関係に囲まれる中で、大切なことを忘れない様にしたい。

    0
    投稿日: 2021.06.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大学病院の教授選をめぐり、賄賂や駆け引きが当たり前の世界、利害関係に結ばれた濁った人間関係が描かれる。登場人物は、頭のキレる人たちばかり。読んでいるだけで、心の弱さや狡さを見透かされているような居心地の悪さを感じるほど。 物語に出てくる人たちは優秀な医師ばかりで、もちろん信念や良心を持っている。それでも、名誉や地位を前にすると、人間が持つ良心は心許ない。権力は人を狂わせてしまう怪物のよう。 名誉欲に溺れる財前、学問と真実に向き合う里見、この2人が見事に対比する。封建的な人間関係が渦巻く白い巨塔の中で、純粋で正直な生き方を貫くのは難しく、だからこそ美しい。

    2
    投稿日: 2021.05.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    病院に不信感を覚える巻でした。 でも、面白くてページが止まらない。 教授選の辺りと吻合手術の辺りは驚くほど集中してしまいました。 早く三巻へ行きたいです。

    0
    投稿日: 2021.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前回からすぐ2巻も読みました。 自分の地位に溺れ、どんな手を使ってでもさらに上を目指そうとする者と、医者としての役割、在り方を貫き、患者に寄り添う者が今後どのような道を歩んでいくのか、先々が楽しみになる1冊でした。

    1
    投稿日: 2021.01.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【感想】 とても面白かった為、かなりのスピードで2巻目も読破。 2巻目は、外科の次期教授選挙が描かれていました。 ドラマや原作を読んでいない僕でも、「財前教授」というワードをどこかで聞いたことがありましたので、「問題なく教授になるのだろうな~」と構えて読んでいましたが、教授選の過程がエグイ・・・笑 次期教授の決定には他診療科の教授の投票によって決まるのですが、そこには清い1票などというモノなど殆ど存在せず、それぞれの教授個人のメリットや思惑、今後の考えなど欲望が渦巻いており、生臭い工作が沢山行われていて権力者たちの汚さがかなり生々しく描かれていました。 そこに巻き込まれてしまった菊川先生とかは、読んでいてかなり可哀相だな~と思いました。 また、無事教授選をクリアして華々しく教授となった財前に、次なる試練が待ち構える。。。 財前は早くも栄枯盛衰で早くも終わってしまうのか? 次の展開にかなり期待しながら読み進めていきます。 【あらすじ】 現教授の東は、学会のボスから学外候補の推薦をうけ財前にぶつける。 政界まがいの生臭い多数派工作のすえ、かろうじて勝利した財前に、国際学会から招聘状が届く。 栄光に満ち多忙をきわめる日々のなかで財前は、同僚の第一内科助教授・里見脩二から相談された患者の早期噴門癌を発見し、見事に手術を成功させる。 だが、財前がドイツに出発する日、その患者は呼吸困難に陥っていた。 【メモ】 p197 「財前教授と浪速大学のために乾杯!」 鵜飼の発唱で、賑やかに盃が干されたが、乾杯に託した各々の胸の中は、財前教授と浪速大学のためという言葉とはおよそ縁遠かった。 これを機会に鵜飼は次期学長選の足固めを考え、葉山は鵜飼主流派でますます中心になることを企み、野坂は巧みに主流派便乗を、岩田・鍋島はそれぞれ現役教授のうまい利用を考え、又一はさらにこの上の名誉と財力を合わせ持つことを望み、それぞれの思いを託した乾杯が何度も重ねられた。 そして財前自身も、頭を低く垂れて一同の乾杯に謝しながら、新たなる名声に向かって、野心を燃えたたせていた。

    44
    投稿日: 2021.01.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    現金や医療界のポストの約束が飛び交った次期教授選が終了。 物語の既定路線として財前当選。 無記名投票なのをいいことに、二者の決戦投票になった際どちらの陣営からも賄賂を受け、選挙後もしれっとそれらを受け取った野坂教授が悪のMVPかと。いや、贈賄側も悪いのだけど。 そしていよいよ財前教授が本格始動。師であった前教授は過去の人として完全無視。同窓であり学究肌で権力に興味を持たない里見助教授を小馬鹿にし、患者に対する彼の助言も拒む。 執刀を担当した患者からの不調を訴えも無視し外遊へ。 突き抜けた傲慢さに妙な魅力がある、かも 初読は多分十代の頃。その時は里見の権力におもねらない実直さが眩しく、悪い人だらけの大学病院界で彼のひたむきさが救いだった。 黒の財前と白の里見で、見事な対比構造になっていると感じた。でも、今回は初読の時には見えなかった財前側の人間味も理解できるようになってしまっている。時折見せる母親への孝心など、ただの権力追及者としてのみ描かれているのではない。 おそらく著者としては善意一辺倒の里見より財前を描いている時の方が楽しかったのでは?悪い時はとんでもなく悪い財前教授、読んでいても楽しいし。そして彼の毛深い描写は続く

    4
    投稿日: 2020.08.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おそらくこの第二巻が、財前の絶頂期だろう。 教授選の勝利、国際外科学会への招聘、一方でこれから財前に降りかかることも匂わせている。 それにしても、山崎豊子は人間模様の描写が絶妙だと思う。

    2
    投稿日: 2020.04.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    派閥を経験したことがないので、内部に対してこれだけの力量を使う事が無駄に感じてしまうのが、率直な感想です。その分外部に使えば、どれだけ世の中に貢献できるのかと考えられるのは、今が恵まれた環境で働いているからかもしれませんが。 しかし、こういったドロドロ感満載のテーマを緻密な取材をされた上で筆を取られているのか、まったくもって飽きません。

    1
    投稿日: 2019.11.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    教授選で終わらないんですね… 今後どのような盛り上がりを見せるか楽しみ。 教授選後の財前の変わり様はすごい。話し方(セリフ)だけでそれが読み取れる。

    1
    投稿日: 2019.11.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    191010.教授選がクライマックスかと思っていたので早々に決着がついて驚いた。 教授選を通して財前さんが濁ってしまった印象。 それに対比するように里見さんが輝いてきている。 財前さんの繁忙さから、行動についても分からん事はない。個人というより、病院システムの問題。 東の娘さんも、嫁ありの里見に対してグイグイくるのはいかがかと。

    1
    投稿日: 2019.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2019年4月30日、読み始め。 2019年5月3日、読了。 内科医里見と東元教授に令嬢との関係が、今後どうなるか興味がある。 財前教授タイプは、強引すぎて、リアリティーがなさすぎるような。

    5
    投稿日: 2019.04.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    50年以上前の作品なのに読みやすく、第1巻に続いてアクの強い登場人物たちの熾烈な駆け引きでグイグイ引き込んでくれます。 国立浪速大学の医学部第一外科現教授の東(あずま)は、学会のボス・東都大学の船尾教授から学外候補・金沢大学の菊川昇教授の推薦を受け財前にぶつける。政界紛いの生臭い多数派工作の末、辛うじて教授戦に勝利した財前に、国際学会からドイツへの招聘状が届く。栄光に満ち多忙を極める日々の中で財前は、同僚の第一内科助教授・里見脩二から相談された患者・佐々木庸平の早期噴門癌を発見し、見事に手術を成功させる。だが、財前がドイツに出発する日、その患者は呼吸困難に陥っていた…。 前半は、過熱する教授戦が克明に描かれます。鵜飼(うがい)医学部長をはじめ、財前を教授に当選させようとする一派は、この教授戦を足掛かりに自らの利権を伸張させようと驚くべき執念深さで票固めを図る。一方で、主人公ながら財前五郎の嫌われ方も凄い!我の強い財前をこき下ろそうとする東教授、今津教授とその背後で手を引くフィクサー。手に汗握ります。 後半は、ますます傲慢になっていく財前と、あくまで慎重に慎重を期す里見のコントラストが鮮やか。里見の忠告もそっちのけで、財前がものものしい壮行会を経て渡独へと旅立つ中、噴門癌の患者は呼吸困難に…。次の展開も読み逃せません。

    4
    投稿日: 2019.04.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    しつこい‼️ 教授選の模様が1巻から2巻の半分位まで、いささかうんざり。そして財前は教授になったらますます嫌味なキャラがパワーアップ、最近あまり見かけなくなったけど、かつてはこういう尊大で偉そうな医者、いたな。 さて、この先財前がますます調子に乗ってカッ飛ばすのか、大きな罠に陥るのか、見ものだ。

    2
    投稿日: 2019.04.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公、財前が教授になるべく周囲の駆け引きも熾烈になっていきます。僅差で勝った財前が、権力を手に入れ、次第に自身の野望を実現させるため、横暴に振舞っていく姿は医師としての本質から離れて行き、来るべき悲劇へと加速して進んでいきます。

    5
    投稿日: 2018.12.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大学病院は、本当にこんなに魑魅魍魎が暗躍しているのか、というくらいドロドロしている。 教授になった財前五郎は、これでもかというくらいに嫌な奴になっている。 これ以上にドロドロした展開にどうやって持っていくのか気になる。 山崎豊子の本領発揮だ。

    1
    投稿日: 2018.04.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    教授選決着。 物語は欲にまみれた駆け引きの世界から誤診問題へ…ドラマでも思ったけれど、一気に緊迫感が増して面白くなるな。 まだ容体が悪化したばかりだけど、第三巻が楽しみ。 財前先生は不遜で傲慢なヒールだけれど、外科医としてのあの強固な自信は使い方を間違えなければ、患者にとってものすごく強力な精神安定剤になる気がしてならない。 患者に対して真摯な里見先生は素晴らしいけれど、「分からない」と検査が繰り返される日々はやっぱり辛いハズ。 正解は何なのか、難しいな。 それにしても、佃と安西の無礼さときたら…ムカつくなー。

    0
    投稿日: 2017.05.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    医学界に上下関係や派閥、カースト制度のようなものがあることは不思議ではないが、それが人の命に関わるようなことがあってはならない。そんな信じられないようなことが、直接的でないとしても起こってしまうこともある。

    1
    投稿日: 2017.04.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    意外とみんな医学以外の勉強もしっかりやっている。 (以下抜粋) ○何時も、消毒くさい病院や、陽の射さない薄暗い研究室ばかりに閉じ籠っていますから、  たまには虫ぼしをしなくてはいけませんでしょう(P.395)

    1
    投稿日: 2016.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    巧妙な根回しとお金の力で教授に就任した財前。 第1巻の時は多少の親近感があったけれどあっという間に雲の上の人になった感じ。 対照的に菊川先生と里見先生がどんどんいい人に思えてくる。 今後どうなるのかなぁ。

    1
    投稿日: 2016.10.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いよいよヒートアップする教授選、お金をばらまくあたり何でもありで、やや冗長な感で、それでも新教授が決まる瞬間はスリルがありますね。その後はのちに起こるであろう、医療事故のフラグが立ちまくりでこれまたしんどい展開。医学の良心である、里見助教授の毅然とした対応がいいですね。 にしても後3巻、どのような展開なのか気になるものの、後3巻もあるのかぁと少し食傷気味。。

    0
    投稿日: 2016.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    教授選でのえげつない裏工作、その結果教授となった主人公の傲慢を描く2巻。男の尊大な自負心のありようをこれまた遠慮なく淡々と描写していく著者のジャーナリスト的な冷徹さがいい。

    0
    投稿日: 2016.04.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    1巻、無欲な里見医師の登場で、心がきれいになってゆくような読書の楽しみを味わっていたけど、この巻の延々続く選挙に辟易。後半は里見医師と財前教授がひとりの癌患者の診察を巡って一悶着。良い話なのに佐枝子がイロモノと化していくのが辛い。既婚者なのになぜ?これほど考え方の合う二人はむしろ恋以外の形で支え合ってほしい。男女の友情ってないのかな。

    0
    投稿日: 2015.12.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     唐沢が演じたテレビの財前助教授は颯爽としていてかっこよいイメージだったが、小説では大柄な毛深い野暮な人であった。(ちょっと間がぬけている)大阪が舞台なので大阪弁の語りや、教授選の金と権力のぶつかり合いを制する鵜飼医学部長派のダサさは読んでいて腹を抱えて笑ってしまう、中立派の大河内前医学部長も別の見方をすると笑える。ただの頑固爺だし(笑 いろいろ発見があったが3巻が更にたのしみである。

    1
    投稿日: 2015.10.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    やはり2巻も面白い!教授選の生臭いやり取りは辟易としながらも楽しんでしまいました。そして後半の胃癌患者の話に入ると益々目が離せない感じに。たのむからレントゲン撮ってくれ、と心の中で叫びながら読んでました。財前の嫌な部分全開ですが、田舎の母を思う気持ちが根底にあることなど思うと嫌いになれない。まだまだ続きが読めると思うと嬉しいです。

    2
    投稿日: 2014.11.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    教授選ってこんなに汚いものなんだろうか。特殊な例なのか、どこでも似たり寄ったりなのか…。教授になったらなったで、財前は横暴な態度になりすぎ!

    1
    投稿日: 2014.08.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    財前が教授になれるかどうか。 財前と東教授のヒリヒリした関係や その周りの教授選挙に振り回される人間模様。 複雑に思惑が絡み合って、ハラハラドキドキします。 財前と対極の存在の里見助教授の頑なな研究者であろうとする姿勢が好きです。東教授の娘さんともちょっとほんのりとした淡い気持ちも生まれつつ~ 財前は教授になり、順風満帆な生活が描かれますが 行動の端々に、何か不穏な予感がします。 財前のこの傲慢さ自分勝手さ人間の嫌な部分を固めて 作り上げたかのような人物像に、物語にのめりこみすぎて、腹が立ってしょうがありません!!!!!! あの胃ガン患者の対応の場面を読んでるときには はらわたが煮えくり返りそうになりました。 次は、どんな嫌な奴っぷりを見せてくれるのか 楽しみでもあるんですが・・・・

    1
    投稿日: 2014.06.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    若くして高い地位、名声、家庭、愛人、カネ。 得られるほどのものは、すべて得てしまった感のある主人公。 僕の年齢より若いんだよね、と思うとなんだか複雑。

    0
    投稿日: 2014.03.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    教授選を勝ち抜いて国立浪花大学医学部第一外科教授となった財前五郎くんは、天狗の鼻がジャックと豆の木の豆のつるのように天を衝くほどの勢いを持って慢心します。 その慢心から患者さんの命が軽んじられ、それすら闇に葬ろうとする汚い医学部の面々。 本当だったらイヤだけど、目が離せない展開でした。 財前教授、超~ムカつく~!!

    0
    投稿日: 2014.02.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    汚くて醜い教授選も終了し、晴れて教授となった財前。しかし、ドイツ出発前に手術をした患者の様子がおかしくなり・・・。 助教授のときも横暴な性格だと思ったが、教授になってからますます酷くなった様子。これでは東前教授が推したくないと思うのも当然のように思う。

    0
    投稿日: 2013.11.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    228 本書が刊行されたのは1965年。当時は今ほど医事裁判はなかった。なのにこのリアリティー。加えて、著者が医療関係には全く素人であるというのに、綿密に取材され出来あがった本書。凄いとしか言いようがない。 同著者、読了2作目。

    0
    投稿日: 2013.11.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    医学界を題材に人間の本質を描いた傑作小説。 医療現場・職場の人間関係・友情・家族・恋愛・人間の生き方が巧みに描かれている。

    1
    投稿日: 2013.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何度もドラマ化された本書。いま読んでも、全く色あせない。大学という組織、それも国立大学、さらに数ある学部の中でもいまだに別格扱いの医学部、そのなかでも絶大な権限・権力・お金を握り続けているのが外科。そして、弱腰の厚生労働省の体質と姿勢。こうした状況は、本書が書かれた頃、いまだ何も変わっていない実態といべきか。 現在、山崎豊子氏が再度本書を書くとすれば、どんな主人公像になるのだろうか。やはり、国立大学医学部教授のポストに固持していくのか、それとも海外に飛び出し、さらに高みを目指していくのか、そんなことを思いつつ1巻から5巻まで一気に読み直した。

    1
    投稿日: 2013.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    権力を手に入れると、人はこんなにも尊大になるの? いや、単に本性が顕在化しただけか。 大学病院、行きたくないなぁ。。。

    0
    投稿日: 2013.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ただ、里見はともかく東は決して善玉でないのに善玉であるかのようなニュアンスがちょっと強いかと アンチ財前であるだけで、学問的に優れているかは書かれておらず慣れない政治には没頭している 変に倫理観があるせいで体裁を整えようとしててかえって見苦しい

    0
    投稿日: 2013.03.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    東京島の主演のヤツとか、東の退官日に手術とか弁当屋かどうかとかいろいろドラマと違いますが、今のところ順当におもろいです。

    0
    投稿日: 2013.02.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第二巻、教授選。いくら時代が古いとはいえ、大学病院内の権力闘争というものは、こんなにも汚いものなのでしょうか。だとしたら、学問の最高学府としての存在意義を疑う。

    0
    投稿日: 2013.01.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    【読間】 教授選が決着。 よくもまあ、こんなドロドロとした人間模様を描くのに、ここまで膨大なページ数を割いたことだな、と、感心(苦笑)。 さて、財前教授、この先どうなるのか………。連ドラも映画もちゃんと観たことは一度もなく関連本等からの予備知識も皆無なので、続きは楽しみ。 しかし……、面白くはあるが、読むのが疲れる作品だ。 2012.11.26.書。 【読了】 古臭さはあるが面白い! しかし、読むのが疲れる…そんな作品。 傲慢な天才外科医vs真摯な“医師の鏡” な構図……90年代末にフジテレビで放映された某ドラマが連想される(笑)が、かの人間模様の先行きは、非常に気になるところ。 “善玉”里見に感情移入したくなるところであるが、妻帯者の恋を描くハナシは好きでないので、そこら辺りはそれ以上進展しないでくれることを願う。 ★3つ、7ポイント。 2012.11.28.了。

    2
    投稿日: 2012.11.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ようやく教授選に決着!里見と財前のやりとり好きです。そして、新たな展開の予感。面白くなってきた。やたらとハイボールでてきたなー

    0
    投稿日: 2012.10.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    教授という肩書きを得た財前がますます嫌な奴に。 丁寧な医療行為を行なっている里見との対比構造がますます浮き彫りになっていく。 ここまで来ると、「社会派」だとか「人間臭い」といった言葉で形容することも躊躇ってしまうほど、「現実はここまで醜いものじゃない!」と逃避してしまいたくなるほど、財前の目に余る横暴ぶりが目立つ。 こんな時、人は「こういう奴は1回痛い目を見ればいいんだ!」と思うものだが、ここからはまさにそのような痛い目を見る展開に。

    0
    投稿日: 2012.09.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    教授になってからの財前の増長ぶりが目に付く二巻。 財前が里見に患者の胸部レントゲン写真を撮るように4回くらい言われ、4回とも撮ると返事したもののしばらくして撮ってないことが知られるあたりは少し里見がかわいそうになった。 財前は里見のことを「親友」と言うが、これほど気の合わなそうな親友もそうない。

    0
    投稿日: 2012.08.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一巻からだいぶ時間が経ってから、二巻を読みました。 ドラマの財前役の唐沢寿明が頭にチラチラよぎりました。 内容は何となくわかってるのですが、先が気になってしまう。。 本当に実際の大学病院でも、こんな政治的な世界で渦巻いてるのでしょうか!!? 何だか命の差がまざまざと見えて、気が重くなってしまいますね。 財前、教授になったからって調子に乗るなよー!!笑

    0
    投稿日: 2012.02.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白いんだが、1巻からそうだけど、人物が何を考えてるのかいまいち分からん。もう少し描いてくれても良いんじゃないかね。

    0
    投稿日: 2011.12.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。 いよいよ教授選。姑息な戦い。財前も東も役者だなあと思う。 読む手が止まらない。3巻も楽しみ。

    0
    投稿日: 2011.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2011年12月11日読了。浪速大学教授に選出された財前の増長、彼の出世に乗じて利益を得ようとする大学関係者の追従はとどまることを知らず、だが入院患者の状態が急変し・・・。のっけから始まる教授選の、誰も本心からものを言っておらず、欲望剥き出しで「実弾」が飛び交う激しい駆け引きがたまらない。在学中は助教授・教授のポストを狙いどの派閥に属するかで汲々とし、試薬の採用を巡り製薬会社との蜜月も忘れず、退官後のポストを得るために役人への働きかけも怠らず・・・とは、医局の世界とは、何とも恐ろしいものよ。20人以上の関係者を引き連れて財前が医局を練り歩くシーンは、これまでにも多くの作品において、映像化における最大の見せ場として使用されてきたことだろう。

    0
    投稿日: 2011.12.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    財前五郎が1巻よりも断然嫌な奴に描かれています。 そして、1巻から予感させていた、東前教授の娘、東佐枝子の里見助教授への恋心が表立ってきます。 親友の夫に横恋慕、といえばこれも不快感のあることだけれど、佐枝子さんの心の動きには非常に共感できて、切なくなります。 物語は不吉な予感を匂わせて第3巻へ。一気に読みたいところです。

    0
    投稿日: 2011.12.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いやー、おもしろい。山崎豊子リスペクトだわ。 おれも兵隊率いて、「財前教授の総回診でぇーす」って言われてみたい! この勢いで、3巻も読み進めていきます。

    0
    投稿日: 2011.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    己の出世のためにがむしゃらに邁進する医者。 医師の本分を忘れ、ただ利己的に働いてる姿が凄い。 いやはや、大学病院は本当に怖い。。

    0
    投稿日: 2011.06.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【22/150】ぐいぐい読めるだけど、実はあんまり面白いと思っていない第2巻目読了。これからどうなるやら。

    0
    投稿日: 2011.02.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    期待を裏切らない第2巻。 財前五郎がいよいよ教授になって傲慢さが増してきた。 自分の読影を過信する財前と、慎重な診断を求める里見の対比が面白くなってきた。この患者の予後がふたりをどう変えていくのか次巻に期待。財前のまわりに群がる、思惑を抱えた重鎮たちの動きも俗っぽくていかにもありそうな感じがする。

    0
    投稿日: 2011.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    無事教授選挙も終わり 悪の道へまっしぐらな財前教授。 いいですね。人間くさくて。 善=里見、悪=財前の構図で描かれているものの 世間一般から見れば必ずしも財前=悪ではなく むしろ粘着で空気読めない里見もどうかと思ってしまう私は・・・ 汚れた心の持ち主なのでしょうw

    0
    投稿日: 2010.12.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    教授選挙の行方にはらはらしながら一気読み。後半は違う話へと、話がいったり来たりしないので読みやすい。3巻で終わればよかったという声が多い3巻へと突入です。

    0
    投稿日: 2010.07.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    非常に面白い読み物でした。 医者ではないのに、医療界のゴタゴタをこんなにリアルに 描ききるなんて、山崎豊子さんすごいです。

    0
    投稿日: 2010.07.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1巻に比べて2巻は人間の利害関係が如実に描かれていて読み終わってから気分が悪くなってしまった。1巻では見事に里見の見つけた癌細胞を見事に手術した五郎。しかし、2巻では逆に里見の助言に耳を貸さなかったために徹底的な見逃しをしてしまうのだった・・。

    0
    投稿日: 2010.02.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより) 現教授の東は、学会のボスから学外候補の推薦をうけ財前にぶつける。政界まがいの生臭い多数派工作のすえ、かろうじて勝利した財前に、国際学会から招聘状が届く。栄光に満ち多忙をきわめる日々のなかで財前は、同僚の第一内科助教授・里見脩二から相談された患者の早期噴門癌を発見し、見事に手術を成功させる。だが、財前がドイツに出発する日、その患者は呼吸困難に陥っていた。

    0
    投稿日: 2010.01.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    財前とケイ子が「助の字が取れた」という話をしているのを読むと、どうしてもサロンパスのCMを思い出してしまいます。

    0
    投稿日: 2010.01.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    教授選では財前が辛くも勝利を収め、念願の教授のポストを獲得する。教授選出後すぐに、国際学会への招待状が送られる。多忙を極める財前であったが、国際学会への招待という栄誉を捨てることはできず、院内の処理を部下に任せ、ドイツに向かう。しかし、ドイツ滞在中に、財前の執刀した患者が呼吸困難に陥り大きなトラブルとなる。

    0
    投稿日: 2009.12.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私には、★2。 これは、ドラマで見たほうがよい???途中からあんたが、教授になっても、ならなくてもどうでもいいわ・・と思えてきた。人の出方をうかがったり、あちこち裏工作を(根回し)をしたり、私には、できません。

    0
    投稿日: 2009.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    僭越な言い方ですが、私は今まで躓いたことのない人間ですから、ここまで来れば、私自身のためでもありますよ、したがって、相手が露骨に金を使うなら、こちらは権力で対抗することですよ、どちらもないのでは仕様あないですがね。

    0
    投稿日: 2009.12.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どうやって調べたのかと思うほど大学病院の裏側に切り込んだ内容になっていてストーリーは面白いが、小説としてはいまいち。(好みだけど)キャラクターや情景等の描写が極端に少ない淡々とした小説。

    0
    投稿日: 2009.11.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    教授選に勝利して図に乗る五郎ちゃん。 急に葉巻は吸いだすわ、人事は都合の良いように変えまくるわ、下の人間に怒鳴り散らすわ、媚びまくった前教授の存在は消去するわ、もうあんた小学生か!と思うくらいの浮かれっぷり。 そんな単純かつあからさまで、今までよくやってこれたもんやと思うよ。 先が読めない性格の彼が心配です・・・。 09.04.08

    0
    投稿日: 2009.04.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人間くさくていいよな〜こういう小説。飽きずに5巻読みきってしまいました。 財前という教授が憎めないだけに、カワイソウな人間に見えました。自分の信念を最後までつきとうしたのはスバラシイ。

    2
    投稿日: 2009.04.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    驕れる者、久しからず。財前がどんどん悪の道に…。 その変容ぶりは純粋無垢なアナキン・スカイウォーカーがダース・ベーダーになっていく様子を見ているかのようです。 やっぱり自分の力に過信してはいけない。里見教授のような研究者には憧れます。劇中でも佐枝子が思いを寄せる人物として好意的に描かれていますし。 三巻ではもっとすごい展開になっていくようですね。

    2
    投稿日: 2008.11.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一気に面白くなった。 それにしても教授選、長い・・・ ついつい読み手としては財前を応援する形で読んでしまったが・・・ その後の佐々木康平の容体が非常に気になる。

    0
    投稿日: 2008.05.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まさに社会派小説!であると同時に、山崎豊子さんの、膨大な取材・調査をひとつの小説にまとめあげる力、というか才能に思いっきり下を巻かせられます。個人的にはやはり完全学究肌の里見助教授の生き方に共感を覚え、第一部(5巻セットの文庫本では第3巻の終わり)を本当に悲しく読んだものです。「名作は色褪せない」の言葉通り、40年前の小説とは思えない瑞々しさです。

    2
    投稿日: 2008.04.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    教授選が長過ぎて飽きます。 いまだに財前が悪人に見えないんだけど、なんでだろう。こういう人もいるだろうという気持ちのせいだろうか。 自信を持ちすぎると怖いこともあるんですね。

    0
    投稿日: 2007.11.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    財前やだなぁ。。 里見いいなぁ。。 なんというか、すごい世界だなって思う。 面白いです。 (07/08/06)

    2
    投稿日: 2007.08.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    てか、財前ってヤな奴だなぁ〜(←今更)。教授撰迄は應援してたんだが、教授になっちゃってからは專ら里見さん贔屓になって仕舞う(-_-;) (200706某日)

    2
    投稿日: 2007.06.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    教授選後半から、いよいよ今後のメインとなる佐々木庸平さんの誤診問題が始まります。これまでは、財前先生の視点で読んでいましたが、ここら辺から視点が佐々木さん一家や柳原先生に移り、財前先生に対する印象も変わってきたと思います。

    2
    投稿日: 2006.05.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマ化されるたのをきかっけに読みました。  ドラマより深くて読みごたえがあります! 読み始めると、とまらなくなっていく・・・

    2
    投稿日: 2005.11.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    義父、OB会を後ろ盾に、からくも教授選を勝ち残った財前は、同期の里見から相談された患者の手術を行う。術後の状態が良くないまま、華々しくドイツでの学会を成功させるが、患者は亡くなってしまう。医療事故ではなかったと言い張る財前に、里見は患者の家族に検死を進める・・・ 医学用語が少し難しいが、栄光に影が差す2巻は話に引き込まれていく!

    2
    投稿日: 2004.10.04