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ゴルゴ13(1) ビッグセイフ作戦
ゴルゴ13(1) ビッグセイフ作戦
さいとう・たかを/リイド社
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総合評価

9件)
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    収録作品 ○「ビック・セイフ作戦」 「俺のうしろに音もたてずに立つようなまねをするな」 英国通貨の偽札を大量に製造している、元ナチ親衛隊長のベルハント・ミュラー。この情報を掴んだ英国諜報部はポンド価格の暴落と経済市場の混乱を恐れ、ベルハントの殺害を依頼する。 ○「デロスの咆哮」 「プロは決して自分の手を相手にあずけるようなことは」しない…」 ナチの秘密警察に拉致されて、行方不明となっていたフランスのマクシミリアン国防長官の妻子の偽物が現れた。フランスのオマイリーは、この夫妻の殺害を依頼する。しかし、任務を遂行したゴルゴを待っていたものは,巧妙に仕掛けられた罠だった。 ○「バラと狼の倒錯」 「ひとつの仕事でおれがスポンサーの前に、二度姿を見せたことはない…」 コルス・ロドリゲスから、娘のミラーカを奪った黄色いバラと呼ばれるジゴロの殺害を依頼されたゴルゴ。しかし,殺害ポイントに現れたのは1人の女だった。 ○「色あせた紋章」 「1-1の計算だ…プロがプロを雇うはずはないと思ってね」 CIAにとらえられた幻のソーニャと呼ばれるKGB諜報員と、KGB側に西側諜報員の勇者のリーベックがCIA長官のフーバーとKGB部長キニスキーの手によってハンガリー国境『血まみれの橋』の上で交換されることになった。 これに乗じて西側への亡命を望むクリューガーAVO長官は、ゴルゴにキニスキー殺害の依頼をするが… ○見所 ・記念すべきゴルゴ13シリーズ第1巻。 ・「後ろに音も立てずに近寄らせない」「利き手を相手に預けない=握手をしない」など今後のシリーズでも語られるルールが本人から語られている。 ・↑なのにP178で握手をしているシーンがあるという一貫性のなさは初期のゴルゴらしい(相手はプロじゃないにしても…) ・アメトークのゴルゴ13芸人でネタにされる寡黙なイメージのゴルゴに似合わない長文の解説。 ・「領収書はいらないだろうね?」「それじゃあな、美人なアシスタント君」などジョークを交えるゴルゴはこの巻だけ。 ・KGBのキニスキー大佐やCIAのフーバー長官,情報部のオマイリー部長など初期のゴルゴ作品の主要人物はやはりこの巻から出ています。

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    投稿日: 2016.02.06
  • ゴルゴ13 (1)

    背後をとられると容赦なく誰でも構わずぶん殴っちゃう等そのキャラクター設定や由来を強調するエピソードが目白押しな名作の第一巻目。執筆から半世紀近く経過した今見ても面白い漫画ですね。

    1
    投稿日: 2014.09.24
  • 饒舌なゴルゴ13

    連載開始当初はまだゴルゴ13のキャラクターが固まっていないようで、思ったことをつらつらとしゃべり出したり、後期のゴルゴ13ではやらないようなヘマをやらかすのが見所か。 時代背景が冷戦まっただ中、東西ドイツも健在という戦後の近代史を学ぶ教材としても面白いのではなかろうか。

    2
    投稿日: 2013.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あの時・・・ 挨拶をかわしながらもおれたちは握手をしなかった。プロは決して自分の手を相手にあずけるようなことはしない・・・ それは、あの男も同じことだ。あの瞬間、おれたちは名のり合ったようなものだ。 プロ同士は名刺替わりに握手をしないゼ! 最高の自己紹介です。

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    投稿日: 2013.02.24
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    ゴルゴ13を読み始めてしまいました、、、いま最新163巻まできているようで、これ、生涯本になってしまいそうです。

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    投稿日: 2011.11.26
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    久しぶりに読み進めるのにえっらい時間のかかる漫画でした。 さすがに有名な作品なので、何度か手にとって見たことはありましたが1巻ちゃんと読むのは初めて。 最後読み終わったときには読後感というものはなく、 ただただ達成感だけが残るという…これは私の性別とか年齢によるものなのかもしれません。だとしたらすごく悔しいなあと思いつつ、とりあえずまた10年後くらいに手にとれたらと思います。

    0
    投稿日: 2010.10.17
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    時事ネタ満載のハードボイルドなヤツですが、アクションはアンマリ無いです(笑ゴルゴの休日というタイトルの小編が有るのですが休日は世界最高峰の医者数名と人間ドッグに篭って身体の整備に余念が無いのだと有りました。 膨大な報酬は医者に還元されてたんですねぇ(笑 ちなみに、女関係は現地調達(爆)が多いようです。

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    投稿日: 2010.05.26
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    世界情勢(特に中東のオイルマネー、米国大統領選挙、宗教権力など)を短期間に効率よく入手するのに、下手な新聞よりはるかに優れる名著。

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    投稿日: 2010.03.07
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    幼いころ父親の部屋にしのびこんで読んでいた本。しりーず。 えっちしーんを意味も分からずしげしげと眺めていたものです この本で「マグダラのマリア」のこととかを知ったんだよなー あ! あとデューク=東郷の息子はめちゃくちゃカワイイよね☆

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    投稿日: 2008.07.29