Reader Store
借金取りの王子-君たちに明日はない2-
借金取りの王子-君たちに明日はない2-
垣根涼介/新潮社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

192件)
4.0
37
109
31
6
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    民間の会社ってこんな感じなんだ〜とは思ったけど、あまりにも起承転結がなさすぎる ずっと同じペースで物語が進んでいく 短編読んでるような感じ?

    0
    投稿日: 2025.08.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第2作も素晴らしい作品であっという間に読了した。 解説を書いている方が自嘲気味に書かれていたが、解説と全く同じ感想を抱いた。 それは登場人物が魅力的であること、主人公2人にかかわらず。2人のやり取り+腹の探り合いは第1作より更に軽快に進み、間ではリストラに関わる真剣な人生が描かれる。 読みごたえがあり今回も身につまされる内容だった。 ただし最後には前向きになれる、そんな垣根涼介さんの作風には本シリーズのみならず毎回救われる。 最後に共感した2つのセリフを書かせていただく。ホントにそのとおり。 「だって、会社を辞めたからって、別に死ぬわけじゃありませんから」 「ときどきおれ感じるんだけど、本当の満足のいく人生かどうかは、結局のところ本人じゃないと分からない。たぶん他人が見た状況じゃない。彼女だってそうだと思う」

    0
    投稿日: 2025.04.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1作目でグッと心を掴まれる。 漸く手にした第2作目。 変わらず面白い。しかし、1作目程のインパクトは無い。 面白くて当たり前なのだ。営業のノルマが実績を出せば出すほど厳しくなるのに似ている。

    0
    投稿日: 2025.04.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作に続けて面白かった 今作は前向きな終わり方が多く、読後のスッキリ感が増している 本のタイトルになっているエピソード「借金取りの王子」は、こんな相手と巡り会ってみたいと思わせてくれる純愛ストーリーで、思わずホロリと来てしまった

    0
    投稿日: 2025.02.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    生き残りの厳しい企業もあるだろうし、家庭の事情やライフスタイルも変わるし、終身雇用ってなかなか難しい。そんな事を考えさせられる小説。

    8
    投稿日: 2024.07.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    仕事を辞めるっていう選択は必ずしも後ろ向きではなくて、周りから見たら仕事ができるからって必ずしも本人は幸せでなくて、というショートストーリーでした。 どれも良かったのは、それぞれの話の登場人物が謙虚だったからかな。

    1
    投稿日: 2024.06.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「君たちに明日はない」、「ワイルド・ソウル」、に続いて垣根涼介作品3作目。 「君たちに明日はない」の続編で、出来は本作の方が上か。 表題作の「借金取りの王子」が出色。王子の両親が、結局は二人の結婚を許したのは、彼女の気迫と愛の深さ故なんだろう。それにしても消費者金融業の激務ぶりには驚いた。回収の世界が厳しいのは当然として、本社が支店にかけるプレッシャーのえげつなさといったら。。(自分の勤める会社が純白に思えてきた。。) 他の話も全部よかった。

    17
    投稿日: 2023.12.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リストラ請負会社『日本ヒューマンリアクト』の面接官・村上真介。 百貨店外商部の稼ぎ頭の女子社員、女性恐怖症の生命保険会社の係長、消費者金融のイケメン店長、新潟の旅館の女性従業員… あまり真介の出番はなかったような… それぞれが自分で考え、自分が選んだ道へ。 リストラの話なのに、全然暗さを感じない。 『借金取りの王子』、よかったな。 宏明と美佐子。 普通の親なら、反対するよな、美佐子との結婚は。 それを諦めずに、両親を説得し続けた宏明。 宏明の仕事の大変さを理解し、いつ辞めてもいいように、自らも働き、お金を貯めていた美佐子。 ここまでやれる女性がいるなんて。 しかし、この時代の消費者金融、ひどいな。 パワハラ、セクハラ、モラハラ…ハラスメントのオンパレード。 今なら即アウト。 高橋と陽子、お互い少し意識しているような… まさか三角関係に、なんてことはないと思うが… どうなっていくのだろう。

    10
    投稿日: 2023.11.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    つらい。 消費者金融の、内面の闇がすごい。さすが首都圏。怒声しか飛ばない営業報告会議はまだしも、来期のプレッシャーのかけられ方が半端ない。えずきたくなるレベル。 そこにクビ切りに入るというシビれる展開。2作目に入り、主人公チームの色もはっきり出てきた。若いのに老練した社長。アシスタントの舌足らずなお嬢さんにも癒される。実は一芸があり、かなり細かい変化に気づける、人読みの才能を持つ。この意外性がうまくストーリーにからんで深みを出していると思う。 垣根涼介さんの作品は男性が男性らしく、女性が女性らしく描かれていると感じる。今の価値観からはとかく否定されがちだが、自然と読める、という側面も見過ごすべきではない。 それを一言でエロい、といってしまうと言下に否定されるだろうから、言わない。(言った)

    7
    投稿日: 2023.09.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    君たちに明日はない第2シリーズ。 真介と陽子のナイスカップも好感が持てるし、2人の仕事に対する真摯な向き合い方も小説に重厚感を持たせている。 リストラ請負人にも誇りと愛があってこその仕事だと思うと救われる。  続編もすぐに読みたくなる。

    4
    投稿日: 2023.08.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    君たちに明日はないの続編っていう事で手に取った。 本作も面白かった。中でも消費者金融の話しで描かれた純愛が良かった。そこに出てくる女性がカッコ良すぎる。 まだ、続編があるって事で、主人公カップルがどうなって行くのかが楽しみ。

    6
    投稿日: 2023.07.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんかものすごくおもしろいわけではないけど、落ち着いて読んでられる。朝ドラみたいな感じ。こんな人実際いるんだろーなー、自分も頑張ろうって思える本

    0
    投稿日: 2023.06.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    好きではない。 ストーリーは楽しめる。 お前、こいつといった言葉遣いがうけつけない。 作者と美意識が合わず、おそらく格好良いと思わせたいのだろう男性、女性の発言に羞恥と不快感を感じる。 根底に作者の女性蔑視があるように思う。ごく自然に、男性の発言や男性視点の語りが、女性の方が能力が低く視野が狭いことを前提としたものになっている。 1、2巻を合わせて買ってしまって後悔したが、2冊とも一応読んだ。

    0
    投稿日: 2023.05.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「君たちに明日はない」の続編 主人公の人なりを理解するためには、やっぱり1作目から読み始めた方がよいだろう。 と紹介するぐらいに、お勧めで楽しめる本。 第3作目も出版されているので、また、今度読もう。

    0
    投稿日: 2023.05.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    借金取りの王子の話には流石にうるっと来た。 この本にはそれぞれのストーリーがあって、その世界観に思わず入ってしまう本で意外とお気に入りです。

    1
    投稿日: 2022.11.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いたって普通 第二弾にきて やや飽きてきた 全体のストーリーに進捗があるわけでもなく 一話限りの短編がもっさりと進む あと3冊あるなあー

    0
    投稿日: 2022.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リストラ請負人シリーズ第2弾。 リストラ面接を通じて村上が見る風景と被面接者の人生の縮図の対比は興味深いものがある。 表題にもなっている短編が個人的には一番好きかと。

    0
    投稿日: 2022.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シリーズ2作目ですね。 前作より面白かったです。 前作はストーリーに自信がなかったのかストーリーに関係ない内容がありました。 出来ればその部分を省いた作品が読みたかったですね。 それがこれかな。

    6
    投稿日: 2022.01.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作同様、基本的には各章独立した話でさくさくと読みやすい。 前作は真介、陽子の恋の行方に焦点を当てるシーンも多かったが、今作は被面接者やその周囲の人物にスポットが当たる話がより多くなったと思う。 仕事を続けることが幸せとも限らないし、続けることで見えてくることもある…という2つの側面がある。 表題作、借金取りの王子がすごく良かった。 主人公はほぼ何もしてないけど… 陽子の会社に派遣社員を手配する話も、また違った切り口で面白かった。 このシリーズのすごいところは、主人公がカッコつけの三枚目風なのに嫌味を感じないところだと思う。 今後のシリーズも期待したい。

    0
    投稿日: 2021.07.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    話の流れ、設定はよく書かれているけれど、景色や感情の移ろいの描写などは少なく、エモーショナルな作品が好きな私としては、説明的に思えて好みではなかった。 ところどころ読みづらい。あとデパガの話のまとめがラスト5行くらいで強引に締めていたのが気になった。(これだからデパガはやめられない)と言っていたけれど、そう言うほどの話の描写はなかったし…。 ただ退屈かと言うとそうでもなく、なんとなく読んじゃう部分はあるので星2つ

    0
    投稿日: 2021.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リストラ面接代行会社に勤務する主人公と、以前その主人公に面接を受けた年上の女性を中心に、百貨店、保険会社、消費者金融、地方のホテルといった企業のリストラ面接の模様と、その面接された人たちの生き方の話の中編集。 シリーズ2巻目ということで、設定も頭に入っているし、すらすら読めました。そして面白いです。やっぱり自分が早期退職勧告されたらどうするかな、いくら積まれたら心が揺らぐかなと想像してしまいます。 消費者金融の話はエグみが強く、いくら給料が高くても、絶対こんなところで働きたくないわって思います。まあでも、借りる人がいる限り、成り立つ商売なのでしょうね。。 最後、リストラと違うちょっと面白い展開になったので、3巻目は違う展開になるのかな?楽しみです。シリーズは5巻まであるみたいですね。

    2
    投稿日: 2021.04.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リストラ業務請負会社で働く者を主人公にしたシリーズものの二作目。村上と陽子の関係性や仕事でのお互いのキャリアなどの進捗が見えて良かった。普段関わることのないどんな仕事であっても、そこで働く人にはそれぞれの生活がありドラマがあるということを改めて感じた。

    1
    投稿日: 2021.04.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより) 「誰かが辞めなければならないなら、私、辞めます」企業のリストラを代行する会社で働く真介の今回の面接相手は―真面目で仕事もできるのになぜか辞めたがるデパガ、女性恐怖症の生保社員に、秘められた純愛に生きるサラ金勤めのイケメンなどなど、一筋縄ではいかない相手ばかり。八歳年上の陽子との恋も波瀾の予感!?勤労者にパワーをくれる、笑って泣ける人気シリーズ、第二弾。

    0
    投稿日: 2020.11.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第一弾が面白かったので、第二弾も読んだ。やはり面白い。実際自分に置き換えて考えると、面白いだけでは済まないけど。 SSEというアンケートは、やってみたら自分はどのように書かれるだろう、誰に対してどんな評価をするだろう、と考えた。

    0
    投稿日: 2020.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    5 君たちに明日はない第2弾。連続短編の形式は変わらないが、前回の続きとして時間が流れており続編として楽しめる。色んな企業での場面が垣間見えて面白い。今回も、職場測定アンケートSSEが活躍。8歳年上の陽子との関係も随所に。特に、題名になっている消費者金融の話は何度読んでも泣ける5の由来。男勝りの池口と優しい宏明。池口の暗い過去、猛アタックと美佐子の決意、親の説得とタンカ。「一生ヒロを食べさせていく覚悟と自信と証拠がある」言い訳せずストレート、時折素直な池口に感動させられる。陽子の話の「人にやさしく」の引用も〇。 百貨店の斜陽の外商部でトップの女性の話、女性コンプレックスから生保レディのまとめ役ができずの保険会社社員の話、消費者金融の男女の純愛ストーリー、旅館の仲居の話、陽子の事務職探しの話。 人間は受け入れがたい現実は受け入れない。不本意な将来には目を塞ぎ、自分の都合のいい未来だけを信じる。いつか仕事で成功して大出世する、こんなとこ辞めて年収800万の仕事につけば家計もすぐに楽になるはず。 なぎさが困っていると何かと世話をやいてくれるし、他の男のようになぎさの営業成績を羨ましがることも嫉妬することもない。おまえはそれだけ頑張っているんだ。当然だろ。そんな人間が困っていたら、手助けするのは当たり前だ。 外商トップのなぎさの転職先など山ほど。無数の優良顧客データを持っておりそのネットワークを活かした仕事ならいくらでも。外車のディーラー、画廊、生保。一方で、会社もそんな優秀な社員を辞めさせたくないし、それなりの見返りを用意するのだということを示したい。

    0
    投稿日: 2020.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リストラ請負人シリーズ第2弾 優秀な成績を収めていて、やめる必要がないのに 「やめようかな・・」と思ってしまう女性 部下に愛される上司 など、今回は「こいつはやめて当然だろう」というのではない相手が多く、彼ら彼女らのその後が気になる。 みんな幸せになっているといいのだけれど。 恋の行方にも波乱があるか?!

    0
    投稿日: 2020.07.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっぱり面白い。 リストラというモチーフを取り上げる着想が良いが、それをきちんと書き上げるのは相当困難。 業界ごとの調査も必要だし、人間をきちんと描けないと説得力が無い。 そこを軽く乗り越えているようで、さらにすっきりと読ませる。なかなかできないことである。 素晴らしい。

    0
    投稿日: 2020.04.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    それぞれの立場。それぞれの境遇。それぞれの人生。あまりにサクサク読めてしまうのは何でかな……と思っていたら、解説の「嘘っぽい設定がないからその世界に一気に身を委ねられる」という言葉で腑に落ちました。

    0
    投稿日: 2020.04.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あらすじ 「誰かが辞めなければならないなら、私、辞めます」企業のリストラを代行する会社で働く真介の今回の面接相手は-真面目で仕事もできるのになぜか辞めたがるデパガ、女性恐怖症の生保社員に、秘められた純愛に生きるサラ金勤めのイケメンなどなど、一筋縄ではいかない相手ばかり。八歳年上の陽子との恋も波瀾の予感!?勤労者にパワーをくれる、笑って泣ける人気シリーズ、第二弾。

    0
    投稿日: 2019.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    始めに、 この「借金取り王子」を読み始めた。 ところが、 あまりに面白く、 いやいや これは第一作目の「君たちに明日はない1」 から読むべきだと思い、 File1「二億円の女」だけを読んでから 本屋さんに走り、「君たちに明日はない1」を 手に入れて、読み終えた後 改めて手に取った。 相変わらず 人物描写が素晴らしい。 各章(File)ごとに それはそれは魅力あふれる「人」が描かれる。 タイトルになった File3「借金取りの王子」が秀逸です

    3
    投稿日: 2019.10.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    二億円の女 → ☆3 女難の相 →☆4 借金取りの王子 →☆5 山里の娘 →☆2 人にやさしく →☆3 安心して読めるこのシリーズ 今回も楽しめた 垣根涼介さんの『ワイルドソウル』をまだ読んでない方は、ぜひ読んで欲しい 読書暦はまだまだですが、その中でも至極の一冊です

    3
    投稿日: 2019.08.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とにかく読みやすいし単純に面白かった!けどあとがきを読むとどうやら順番を間違えてしまったよう。まずはワイルドソウル、そのあと君たちに明日はないを読もう!

    1
    投稿日: 2019.07.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     『君たちに明日はない』の感想でほぼ書き切ってしまったのだが、二年後になって、その続編として本書が発売された。前作は、なんと山本周五郎賞を受賞してしまっているのだが、もちろん本書も同じレベル、同じ空気、同じ筆圧で書かれた一冊である。  というよりもむしろ、リストラ請負という稼業に徹するプロフェッショナルな主人公という設定だけで、よくぞ書き続けているものだと思う。  二冊とも、連作短編集である。雑誌「新潮」では個々に読み切り作品として隔月連載されてきたようだ。だから、いつもリストラの対象法人も違えば、リストラの理由やリストラ対象者たちも違う。しかし、どの作品でも退職希望を募るという主人公・村上真介の側と対照的な立場として、独りのゲスト主人公が登場する。  彼、または彼女たちは、必ずしもリストラを会社が希望している人間ばかりではない。時には、部署全員と面談をして希望退職者を募らねばならないために、企業側としては本意ではない彼、または彼女への面談も決行しなければならない。しかし、いずれにせよ、勤めてきた会社の中で、いきなり早期退職の選択肢を提示させらた場合、彼、または彼女たちは、その局面での自己分析を試みることになる。この作品集で取り上げられる数々のドラマは、そうした様々な人間の抱え込んだ個の問題に光を当て、読者の側にある普遍的なテーマを突きつけてくる種類のものなのである。  退職、または転職の可能性を示唆されたときに、安定していたかに見える生活基盤がぐらりと揺らぐ。仕事のために毎日をあくせくしてきた身にとってその仕事がなくなる可能性を示唆された場合、依存してきた時間や場所が失われる不安定な現実に、生きているその事実の断面を見せられたような気分になる。  堅固なものと思われていた日常が脆くも崩壊しようというところのドラマを捉えたのが本作品集の眼のつけどころなのである。読者の側も、こういう小説に出くわすことで、己の日常を振り返らざるを得なくなる。私を含め、転職経験のある者であればなおのこと、他人事とは言い切れない何かを見出す。  南米に材を取ったもともとが非日常を描くことの多い冒険作家である垣根涼介が、なぜここにきてあまりにも身近な日本の企業小説といっていいような作品に取り組んだのか、そのきっかけのイメージは掴みにくい。でも小説が日常から非日常的なるものへすっとスライドしてしまう瞬間を捉えるものであるのならば、この題材はある意味着想としての成功であったのかもしれない。  逆にこうした身近な小説を通して、垣根涼介の世界に触れていただき、ついには「ワイルド・ソウル」「ヒート・アイランド」といった彼の真骨頂エンターテインメントへ辿り着いてもらうのもいいのかな。この作者の引き出しの多さには、正直誰もが途惑うと思うけれども。 (2007/12/30)

    0
    投稿日: 2019.03.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リストラ請負会社シリーズの第二作。 各章で違う会社をリストラしていくので、いろんな会社の実情を会話見れるので面白いかな。 タイトルにもある借金取り王子は、消費者金融関係の会社。 慶応卒の男性が入社して10年程度頑張り、上司の女性とくどく。 ただ、そういう会社だから、上司の女性の人生が波乱万丈で周囲がなっとくしないよ。っという状況を打破していく。 作風の印象ではやさしさを感じる男性。そんな人が消費者金融で長年頑張れるのだろうか。 疑問にも思いながらものめりこんでいけるので、面白いです。 通勤が1時間程度なら、1話ずつ読めて、ちょうどよいかな。

    0
    投稿日: 2018.11.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み易いけど、続編も含めて主人公達に好感が持てずにいまいち。 サラリーマンとしての優秀さとは異なる優越、軽い中二病的な印象を受けた。

    0
    投稿日: 2018.11.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ2作目。改めて続けて読んでみるのも面白いです。真介さんは、SSEアンケートを作ったり、人材派遣部門のチーフになったりと仕事も充実。陽子さんのお仕事も落ち着いてきて、髙橋さんもいいスパイスとして時々登場…二人の関係も充実順調となると、表現も1作目よりもマイルドになるのかなぁ(笑)。

    0
    投稿日: 2018.11.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    君たちに明日はないの続編! リストラを請け負う会社の面接官の主人公 彼が面接をする登場人物達の物語!今回はデパートの営業ガール。女性恐怖症の元エリート社員。借金取りの王子。田舎の旅館の若い中居さん。 会社の営業ノルマの数字に追われることに疲れるサラリーマン、本当の幸せって何なんだろうと考えさせられる。 何故か奥田英朗のイン・ザ・プールの伊良部先生&マユミコンビが真介&美代子コンビとカブる・・・

    0
    投稿日: 2018.10.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    君たちに明日はない② かれこれ、5~6年前にこの前作を読んでいたが、兄からシリーズ一式借りたので読んでみた。 前作思い出せるかなぁ?と不安だったものの、読み始めると当時の記憶が甦る。 この話、入院してるときベッドの上でゴロゴロしながら読んでいたなぁ、、、 そして物語も直ぐに甦ってきた。 それもそのはず、この本は一風変わったリストラ面接官を職業とする村上の話。 一話、一話にドラマがあって、哲学があって短編嫌いの私なのに十分楽しめる。 お仕事だけじゃなく、恋愛もあったり、男性でも女性でも、老も若きもそれぞれ楽しめる一冊(*^^*)

    4
    投稿日: 2018.06.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まさかヒューマンリアクトがそのような事業展開になるとは。 と、いう感想を持った。 こと人材という業界は面白い。 一時期自分も人材業界にいたが、当時は世の中の仕事の多さにびっくりしていたし、さらにその仕事に就く人ひとりひとりの人生の多彩なことに感心しきっていた。 「君たちに明日はない」に関してはそういった人材業界の楽しみにふれることができる。 本作は「君たちに明日はない」の続編で2作目。 短編集ではあるが、主たる登場人物は第一作から継続されているため、人物たちのその後を見ることができる。 本作を読んでやはり驚くのはやはり、多様な職業につく人々の多彩な人生である。 その人生を垣間見るようで、この本はその短編の数以上に人間臭いドラマがある。 短編集なので深さはないものの、お仕事小説としては気軽に手に取れるタイプの本。 垣根涼介さんはワイルド・ソウルで本当にどっぷりハマった。 あの暴力的な物語くらいの濃さのものも、また読んでみたくなる。

    0
    投稿日: 2018.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    日本ヒューマンリアクトに勤務する村上真介が、リストラのための面接から様々な人物の人生に切り込んでいくお仕事小説。 前作同様、侘び寂びあり、職種も多岐にわたり飽きさせない。仕事に残るのか、辞めるのか、どう転職するのか、それぞれの作品にいろいろなエンディングが用意されている。文句なく面白い。以下の5作品。 二億円の女 デパート外商で優秀な成績を上げるなぎさ、退職と思いきや、最後はプレタポルテ課へ。 女難の相 女性が苦手な生命保険会社社員松本、SE田中と出会い退職を受け入れ新たな世界へ。こういう展開も悪くない。 借金取りの王子 消費者金融に勤める王子三浦、仕事のノルマは厳しい。親の反対を押し切り、退職したワケあり先輩と結婚。この2人の関係が泣かせた。 山里の娘 温泉宿の客室係窪田秋子、都会に憧れを抱きつつ、現状を受け入れるという選択。これも悪くない。この作品で陽子と社長の高橋が初めて出会う。 人にやさしく 日本ヒューマンリアクトが人材派遣部門を設立、真介が責任者に。そして、陽子が局長を務める関東建材業協会へ事務員を派遣。真介の選び方には感心させられる。

    0
    投稿日: 2018.03.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とても面白かった。よかったですね。 正直、ブクログの点数が高かったのでよみましたが、シリーズ2作目ということで少し飽きるかなと思っていました。良い意味で期待を裏切られましたね。短編ながらとても読みごたえがあり、余韻もよく、好きな作家の一人になりました。 次回作も期待します。

    0
    投稿日: 2018.01.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    NHKでドラマ化された君たちに明日はなしの続編です。 より一層辞めた後の話が充実してきているのと、 二人の関係が落ち着いているのとで、 面白さが増しているように思います。 特に借金取りの王子の話が良かった。

    0
    投稿日: 2018.01.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リストラ面接代行業者の主人公が、リストラを宣告してゆく。リストラを宣告されるのは百貨店の総合職、旅館の従業員、サラ金屋、生保社員。。。フィクションなんだがどこにでもいそうな人たち。 リストラを宣告された人の反応は普通ならば動揺だろうが、ここに出てくるの登場人物はそのお達しを次のステップに有機的につなげていく。自らの過去と現在と未来はつながっているもので目の前に起こった現実だけが全てでない。 こんな世の中だからリストラはいつだって誰にだって起こり得るだろうが、降りかかったとしても「しゃーないな」と思えるようになりたいものである。 借金取りの王子の話はロマンス好きの人は必読。

    0
    投稿日: 2017.12.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    泣かせるぜ。 押し付けがましくないいい話で ついホロリとしてしまった。不覚なり。 前巻はキャラがいまいち分からなくて ただなんとなーくストーリーを追いかけて いただけだった。 2巻目になるとキャラのクセが分かってきて あまり考えずに読めてきて、 どっぷりハマることが出来た。 3巻目が楽しみ。

    0
    投稿日: 2017.11.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    1作目を読んだのはもう何年前だろうか。 あの頃はまだ学生だったけど、社会人になってから読むとやはり思うところがありますね…。 どのエピソードも面白いですが、デパートで働く女性の話、背の高さを聞きにくるお客さんのエピソードが何とも言えなくて気に入りました。好きではないんだけど…(笑) あとはやっぱり表題の「借金取りの王子」ですね。 そんな会社辞めちゃえばいいのに、と思うけどなかなかそうはいかないのが歯がゆい。それは現実でもそうなのですが。 無茶な働き方を容認してきた社会から緩やかではありますが、疑問視するようになってきて、いずれそんな組織が淘汰されるといいと思います。 でも「仕事なんかに…」というのはちょっと違うと思っていて、仕事がやりがいだとか生きがいだとか、仕事が好きなことは全然悪いことではないと思います。 「仕事」に何を求めるかは人それぞれだし、自分の価値観を人に押し付けるのは前述の組織と同じようなものだとも思います。 何かに夢中になるとか、一生懸命がんばるとかいうことは良いことです。 それが仕事であっても趣味であっても家族サービスであってもその人や家族が幸せなのであれば、正解だと思います。

    0
    投稿日: 2017.08.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リストラ(クビ切り)を仕事にする、村上が主人公の小説「君たちに明日はない」の第2弾。マンガのように軽快で楽しく読める。 1冊目は正直なところクビを切られる側の心理描写が浅くあまりいいと思わなかったが、2冊目はキャラクターが立っていて、なかなか良かった。「借金取りの王子」は少し出来すぎな気もしたが。 この主人公、小ざっぱりとしてクールな青年のファンも多いみたいだ。年上の落ち着いた彼女との関係も、リアルに描かれている。 第3弾もあるのかは不明だが、あれば読んでみたい。

    0
    投稿日: 2017.08.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    代行会社社員村上真介が主人公、第二弾。今回もどの話も面白かった。それぞれの仕事の楽しみ、辛さ。成績トップの営業マンでも、次はまた0から。辛いよね。真介と陽子のHシーンの描写は今回はナシ。前回はこっちが引くくらいだったから、これくらいでいいかな。ただ、仕事の下見で行った温泉宿で偶然会った真介の会社社長高橋と陽子。陽子はどうも高橋が気になるみたいですね。真介は結婚を考えるくらい陽子にベタ惚れみたいだけど、確かに高橋に惹かれる陽子の気持ちもわかる。

    0
    投稿日: 2017.06.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    仕事につぶされそうになる日があれば、 仕事に救われる日もある 「君たちに明日はない」シリーズ 2作目はそんな感じ 相変わらずどのストーリーもおもしろいけど、 やっぱり表題作の "借金取りの王子”が一番好きだ

    0
    投稿日: 2017.03.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    外部リストラ面接官である村上真介を主人公とした、企業のリストラに関する短編5編でしたが、今回もどの短編も社会人として考え深い内容で面白かったですね! また、サブストーリー的な主人公 村上と年上彼女の陽子と村上の会社の社長 高橋を巻き込んだ三角関係の行方にも注目です!

    0
    投稿日: 2017.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    俺たちに明日はないシリーズの2作目。短編の3番目が表題になっているが、確かに王子のひた向きな愛とその妻の男らしい潔さに感動した。作中の女性はみな逞しくまた愛らしく描かれている。

    0
    投稿日: 2016.12.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルの借金取りの王子のストーリーが1番好きでした。やっぱり登場人物が魅力的で、夢中で読みました。働いてる人が共感できて、とても励まされる1冊だと思います◎

    0
    投稿日: 2016.11.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第1作に比べて、各回の「リストラ対象」にフォーカスが当てられ、一層の深みと広がりを感じる。2作目は1作目の煌めきが失われることが多い中で、より魅力的に進化しており、名作だと思う。

    0
    投稿日: 2016.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「第2の人生」を応援するという建前の人員削減、経営者のためのコストカット。2010年どこもかしこも正社員のリストラが目前にせまる。村上真介のように心を持って対峙できるか。一人一人が自ら道を拓くことだ。

    0
    投稿日: 2016.06.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リストラ請負人が相手をするそれぞれの事情。 皆、なかなかの仕事人。 その業界事情がなかなか楽しい。 今回は前回から縁のできた陽子さんとの関係が結構中心。 アシスタントの川田さんのファンです。

    0
    投稿日: 2016.06.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    山里の娘 ただ、それも内地にでてきたからこそ、言えることかもしれませんが、 仕事って何?出世が全てか?幸せとは? を考えさせられる本であった

    0
    投稿日: 2016.03.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    君たちに明日はないシリーズの第二作品目。 リストラ請け負い会社の真介と年上の彼女陽子が主人公である。 しかしながら、いくつかの章に分かれており、さらっと読める。 私は借金取りの王子に出てくる美佐子を本当にかっこいいと思っ足し、王子も素敵。これは純愛といえるだろう。 もうひとつ、生命保険につとめた男の話もよかった。この話に出てくる田中のようの男は今の時代多いと思う。 今作品ではどろっとしたものがあまり感じられなかった。 どちらかというと、みんなそれぞれ今の状況を受け入れて、前に進む。つまりは、会社は【うちの会社】ではなく、数ある選択肢の中のひとつでしかない。 そう気づき、すがらなくなって前に進める。また、今の環境はめぐまれてると、今を一生懸命生きることに目を向けて前に進む。 全て前向きな話で読み終わってすっきりした! 垣根さんの作品にでてる女性は強く、男性は愛嬌がある。 次作もたのしみ!

    0
    投稿日: 2015.11.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シリーズ二作目! 相変わらずの面白さ! 三作目が楽しみ! 仕事頑張るぞ! H27.6.1~6.6読了。

    0
    投稿日: 2015.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    オムニバス形式の首切り屋の話。 何と言っても「借金取りの王子」の二人の純愛は感涙もの。 特に女の台詞は泣かせる。 前作は主人公の村上の話、この本では相対する相手のことをキメ細かく描いていて、なんか清々しい感じで早く先を読みたくなるほど面白かった。

    0
    投稿日: 2015.04.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    面接する側、される側、それぞれのドラマが はじまる時、とってもわくわく。 人間味あふれるやりとりがいいなぁ。 とてもリアルな職場で派遣の立場、女性が多めなのに あったかく、前向けるとてもいい余韻。 この2から読んだが全て読もう。

    0
    投稿日: 2015.03.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    冒頭───  今日はあと一人で最後だ。  真介は壁の時計を見上げる。午後三時四十三分。  四人目の被面接者は意外と早く終わった。もっとも今の相手は、この一次面接ですぐに自己都合退職を受け入れたわけではなかった。が、先ほどの感触からすると二次面接ではほぼ落ちるだろう。  次の面接者がやってくるのは午後四時。まだ少し時間がある。ネクタイを少し緩め、軽いため息をつく。午前中に二人の面接をこなし、午後からはさらに二人を終えた。 ────── リストラ請負会社に勤務する真介が様々な業種の企業でリストラにあう人々との面接を通して、その人々の背景を浮き彫りにするお仕事小説。 付き合っている年上の彼女、陽子との恋愛話もちょっとしたエッセンスとなっており、なかなか味がある作品だ。 百貨店外商部勤務のなぎさ。 生命保険会社に勤務する一彦。 消費者金融に勤める三浦。 新潟岩室温泉のホテルで客室係をしている秋子。 過去のトラウマから仕事が上手くいかなくなり転職を薦められる人もいれば、逆に未来に夢を持って前向きに考える者もいるなど、面接を受けての思いは人それぞれに違う。 登場人物一人一人の心情の違いが上手く書き分けられている。 なかでも表題作「借金取りの王子」でのイケメン主人公の前店長に対する純愛の話には思わずほろりとさせられた。 シリーズになっているようなので、他のも読みたいと思うような作品でした。

    2
    投稿日: 2015.01.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ・あらすじ リストラされる人のはなし ・かんそう 仕事への考え方。自分にかかる経費以上を稼ぐ。意識が変わるね。借金とりの王子の話が好き。グッとくる。

    0
    投稿日: 2014.12.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本当に満足のいく人生かどうかは、 本人にしかわからない。 決めるのは本人だけ。 決められるのは当人だけ。

    0
    投稿日: 2014.10.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    君たちに明日はないの続編。 amazonからのレコメンドで永遠のディーヴァを知り、シリーズ物だというので初巻から読み始めた。 日本ヒューマンリアクトというリストラ請負会社に勤務する村上真介が主人公。 短編集ではあるが、それぞれで人に対する愛情のようなものが窺え、自分自身を見直すのにも非常に素晴らしい作品。 リストラというものが当たり前の言葉となり、いつ自分にも降りかかるかはわからない状況ではあるが、そんな時にこそ改めて自分を思い返す余裕があれば… きっとそんな余裕は生まれず、目先のことに集中してしまうだろう。 だから定期的に自分自身の棚卸をしないといけない。 山里の娘において、面接対象となる窪田秋子が岐路に立った時に立ち寄る場所として国上寺を訪れるという話があったが、自分を見直すきっかけが作れる場所があるのは羨ましい。 俺もそんな場所を見つけられるかな? スイッチのオンオフができる場所。どこだろうな。

    0
    投稿日: 2014.10.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    色んな職業が出てきて面白かった。 --- 「誰かが辞めなければならないなら、私、辞めます』企業のリストラを代行する会社で働く真介の今回の面接相手は--まじめで仕事もできるのになぜか辞めたがるデパガ、女性恐怖症の生保社員に、秘められた純愛に生きるサラ金勤めのイケメンなどなど、一筋縄ではいかない相手ばかり。八歳年上の陽子との恋も波乱の予感!? 勤労者にパワーをくれる、笑って泣ける人気シリーズ、第二弾。

    0
    投稿日: 2014.09.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2914/7/20。2014年20冊目。 S氏より借用。 これまた恒川氏よは全然違う、世界観。 サラサラと読めてしまったけど、温泉地で働いてるお嬢さんの話が結構気に入ったかも。

    0
    投稿日: 2014.07.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    君たちに明日はないの続編。 この巻ではタイトルにもなっている借金取りの王子の話が圧倒的に好きだった。ラストシーンがとっても心に暖かく響き、とても優しく、美しかったです。 真介の言った言葉がとても印象的。 「昔、聞いたことがある。たしかイギリスかどこかに、将来を嘱望されている非常に優秀な大学医がいた。あるとき彼は、北アフリカのとある港町を訪れた。船からその町を見た瞬間、すべてを捨ててその町に住む決心をした。実際にそこで、しがない検疫官として暮らし始めた。安定した今の生活と、薔薇色になるだろう未来も捨ててね。」 「十数年後、友達が彼のところを訪ねた。とても貧しい暮らしだったらしい。で、友達は聞いた。すべてを捨てた挙句がこんな暮らしで満足なのかって。彼は笑って答えた。満足だよって。この暮らしに、一度も後悔を感じたことはないって」

    0
    投稿日: 2014.07.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大好きな垣根さんの作品。前作の君達に明日は無いもそうだったけどサラリーマンで苦しんでる人は一度読むと良い。リストラの面接官の話だけどとても前向きに、そして気が楽になれる。 しかしホントに垣根さんは外さないなー

    0
    投稿日: 2014.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「君たちに明日はない」の続編。リストラ請負人が主人公の物語。ちょっぴり切なくなる短編集。 リストラされずに働けることに感謝。そんな気持ちになれる本です。

    0
    投稿日: 2014.06.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    もしも、自分が自主退職を勧告されたとき、どのパターンを取るか、というシミュレーションをしながら読んでみた。 やはりその時の家族の状態と、資産状況、精神状態によって変わるな、と思った。 こんな会社止めてやるわ!と思うのか、しがみつくのか。 やっぱりわからない。 でも、人の人生を考えることは参考になる。

    0
    投稿日: 2014.05.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いつの間にかドラマ化。 前作のが感動したけど、 共感はこっちのができた。 人生、いろんなことがある。 嫌なこともたくさんある。 でも、それでいいのかもしれないな。

    0
    投稿日: 2014.05.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    君たちに明日はないの第二弾。今回も様々な事情を抱えたリストラ候補の人たちが登場。リストラ請負会社という、一見マイナスにしか思われないような会社だが、真介がそこから新しい事業を立ち上げたり、この世の中(そこまで大袈裟じゃないけど)をどうにかしようと奮闘する姿が好印象。

    0
    投稿日: 2014.05.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白い!何といってもひとつひとつの話の設定がいい。陽子との関係も気になるし、ますます今後に期待。相変わらず身につまされる話だけど。

    0
    投稿日: 2014.03.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    2014/3/18 1よりソフト。 勤め人として為になる気もする。 結局まじめがいいよね。 でも一番印象的だったのは最後。 ブルーハーツの和訳が”スケベな心”ってとこ。 そうだったのかー 今まで考えたことなかったけどそうだったのかー 青い心でなんとなく思春期の多感な頃の心を指すのかと思っていたんだけど。 スケベの方がいいね!

    0
    投稿日: 2014.03.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リストラ対象者毎に話が完結するので読みやすい。一作目に続き主人公もそうだが、リストラ対象者となる登場人物のキャラクターがいいです。陽子さんタイプです。

    0
    投稿日: 2014.02.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    君たちに明日はないの2作目。 真介と陽子の関係の続きや、陽子の新しい仕事について語られる。 今回も多種の業界のリストラの話が出てくる。 またもや面白かった

    0
    投稿日: 2014.01.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1 2億円の女 この物語は テレビドラマ でもとりあげられた。 2億円の女 というのが やはりすごいね。 よく,そこまで 売り込むことができる。 そして,うぶなところがいい。 『オヤジたらし』の雰囲気がいい。 2 女難の相 最初に出会った オンナが悪かった。 生命保険会社の エリートだが 女難の相があるのだ。 しぬことはない。という落ちがいい。 3 借金取りの王子 サラ金の仕事なぞ やりたくはないが。 リターンが早い。出世が早い。 慶応出身のイケメンが サラ金に。 その時の 店長が 池口美佐子。 ヤンキーでつっぱり。それで店長をしながらがんばる。 この池口と 王子の関係がいいなぁ。 物語として 上出来。 4 山里の娘 新潟県のひなびた旅館で働く 女子。 東京で働かないかと言われるが。 5 ひとにやさしく 船頭はふたりいらない。 会社では 性格で仕事をするときもある。 真介 よく見えるようになっていくのがたのもしい。

    0
    投稿日: 2013.12.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    厚い本なのにスラスラ読めちゃう所が良い。文学的にはどうなのかなという気はするけど、やっぱ続きが気になっちやうな。

    0
    投稿日: 2013.12.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『君たちに明日はない』のシリーズ作で、リストラ会社のリストラ話。基本的にはリストラされても前向きになるという話ばかりなので嫌な気分にはならないけれど、物足りなさは残ります。

    0
    投稿日: 2013.09.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    安定の面白さ。だけど陽子と社長とのくだりは未来を暗示させてなんか不快。でもそれも人生というか運命ってことなんでしょうね。

    0
    投稿日: 2013.07.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『君たちに明日はない』 シリーズ第2弾。 リストラ代行会社に勤務する村上真介の今回の面接相手も種々様々。 デパートガールに生保社員、サラ金勤めのイケメンなど… 色んな仕事があって、その中でも色んな働き方をしている人がいる。 仕事を離れたら純愛をしていたり、勉強していたり、ゲームしていたり。 せかせか毎日働いている自分。 このままでいいのか?と思っている自分。 そんな自分に元気をくれる作品。

    0
    投稿日: 2013.06.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一作目を読んで、即購入即読破。 相変わらずのリズムが良い文章で一気に読めました。 軸はリストラではあるが読んだ後はスッキリとした気持ちになれる。

    0
    投稿日: 2013.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    君たちに明日はない<2>ということで、内容は前作同様。 やっぱり垣根涼介はハードボイルド作品のほうが・・・

    0
    投稿日: 2013.04.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっぱりどこかしらに、南米を取り入れるあたりが好きですね、垣根さん。 シリーズ2作目から読んでしまったものの、ダークな一面を持つメンズが主人公のいつもの心理描写に引き込まれることあっという間。 4作目まで、一気読みしようかな。

    0
    投稿日: 2013.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「君たちに明日はない」シリーズの第2弾。退職勧告のリストラ請負会社の面接官「村上真介」。「君たちの明日はない」では、会社にどれだけ貢献しているかを数値に置き換え相手を辞めるように導いていく「真介」と被面接者で「芦沢陽子」を中心に展開するが、第2弾ではリストラ面接される生保、百貨店、消費者金融、ホテル従業員のそれぞれの物語を1話完結で展開する。リストラがテーマで人から憎まれる仕事を描きながら、惨さや暗さは殆どなく楽観的に描かれている。

    0
    投稿日: 2013.03.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    垣根さんのドンパチ話も面白いけど それ以上にこのシリーズが好きです。 <君たちに明日はない2>って サブタイトルが加わってて嬉しい。 前作の内容なんぞはすっかり忘れてるけれども。。

    0
    投稿日: 2013.03.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    企業のリストラを支援する(手伝う)会社に勤務する主人公と、実際にリストラ対象となる人々との物語。まず着眼点が面白い。このような会社は本当にあるのだろうか・・。 登場する人物の背景や心理描写が非常に上手で、毎回のお話に心を揺すぶられる。シリーズ化しているので、全作を読むのをお勧めします。

    0
    投稿日: 2013.02.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    首切り請負会社社員 村上真介の第二弾。今回は真介、陽子というより面談者側視点の話しがメインで進み最後はシッカリ締める。考えさせられたり感動したりとしんみりしたりと十分楽しめる。第三弾で真介と陽子はどうなるのか楽しみ。

    0
    投稿日: 2013.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表題作『借金取りの王子』から。 「行こう。勝負だよ」 という台詞が男前でかっこいいと思いました。ちなみに言ったのは、王子の恋人(女性)。

    0
    投稿日: 2012.12.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リストラ請負会社の社員を主人公とする連作短編。この本は2作目とのことだが、1作目を読んでいなくても十分楽しめた。なかでも表題作の「借金取りの王子」が一番良かった。金貸しという世界で懸命に頑張る主人公の芯の強さと一途な愛には感動した。次は生保会社をテーマにした「女難の相」。最後に自由を手に入れる清々しさにはサラリーマンは憧れる。

    0
    投稿日: 2012.12.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リストラ請負人シリーズの第2弾。 働くということはどういうことか、自然と考えされられるシリーズでおもしろいのですが、今回はそれよりも「やさしさ」がテーマではないだろうか。企業側、労働者側の論理のぶつかり合いによる苦悩などはあまりなく、リストラ対象となった人々やとりまく人々の「やさしさ」が光ります。 本来リストラの対象とはならないはずの人々だからなのでしょう、自分以外の相手をよく見ています。余裕というか追い詰められ具合というか、相手を良く見ることが「やさしさ」につながるのだな。やさしいからというって仕事が優秀なわけではないけれど、自分だけでできる仕事は限界がある。その限界に気づいた時に「やさしさ」が無い人は、さらに大きな壁にぶつかるということでしょうか。 でも、追い詰められ続ければ「やさしさ」っていとも簡単になくなっていくよなぁ。無くさない人でありたいなぁ。難しいけど・・・ 「借金取りの王子」のエピソードが泣かせる。

    4
    投稿日: 2012.11.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シリーズ第2弾の本作では、1作目とは逆に被面接者の心情に重きが置かれていました。 いろいろな業種において求められる人材の条件や、そこで働く人たちの仕事に対する考え方は、読んでいて非常に参考になる。仕事に対して悩み事があるときに読めばいい本だと思います。

    0
    投稿日: 2012.09.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    陳腐な言い方になるが、就活生や仕事に行き詰まってる人が読むと良いかも。 凄く現実的なんだけど、面白味がある。これって、結構難しい。 そんな描写が実に巧い。 各ストーリーに出てくる登場人物像が、ありありと目に浮かぶ。 身近に、こういう奴いるよなと、思わせられる。 仕事って...そんなことを、ふと思った方には一読を。そんな一冊でした。

    0
    投稿日: 2012.09.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みやすいので一気に読みました。 何が幸せなのかは本人にしかわからないって その通りだなぁ〜〜〜

    0
    投稿日: 2012.09.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    泣けました〜。1から3まで読みましたが、2が好きです。1は主人公のキャラになかなか共感できず、3は延々と車ネタが続くので。 それにしても作者はいろいろな業界の内情をよく調べておられるのに感心します。

    0
    投稿日: 2012.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    君たちに明日はないの続編。 主人公 リストラ請負人の仕事を通じて、人間模様を描いている。 リストラを依頼する立場。リストラされる側。請負った主人公と。 扱う内容から暗い話かと思いきや、この作家が書くと何故か スッキリとした話になるから面白い! 社会の構図、それぞれの生き方が垣間見えて、考えさせられます。

    2
    投稿日: 2012.08.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「君たちに明日はない」の2冊目。リストラ請負会社の社員、彼を取り巻く女性たち、そして面接対象者たち、それぞれの視点で代わる代わる物語が進んでいく形。 今回は女性の生き方が裏テーマになっているようです。 何に重きを置くかは人によって様々で、本当に幸せなことが何かは本人でないと分からない、ということをようく感じるお話。

    0
    投稿日: 2012.07.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    君たちに明日はない第二弾です んー気持ちの良い読了感!! リストラという現場を通して垣間見る人生模様 今回のお話ではリストラされる人員に入っていない・・逆に会社側は辞めて欲しくないのにこれを機会に辞職しようとする人まで出てきます 仕事に対して意欲的にこなしやる気満々な人、一生懸命やっているようには見えないのに結果がついてくる人、一生懸命やっているのに結果がついてこない人、最初からやる気のない人・・・でもそれは見かけでしかない 人それぞれ他人には知れない真実と悩みがある・・・ そして、幸せって人それぞれ・・気づくまでには時間が必要 みんな、もがいて、もがいて探していくのでしょうね http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-165.htmlより

    0
    投稿日: 2012.07.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シリーズ2作目。 主人公はリストラ請負業なんだけど、リストラを言い渡される側がそれなりに優秀だったりで、肩たたきとかクビ切りってリストラの印象より、転職を促す感じ・・・かな。 タイトルの借金取りの王子がよかった。 それぞれ、リストラされる人が主人公の短編集ではあるけれど、だんだん主人公がただの狂言回しから(陽子さんとの恋愛の話も絡んできたりで)奥行が出てきて面白い。 お飾り程度みたいなくせに実は意外と出来るのかも(?)なアシスタントの話も読んでみたいな。 作者さんはハードボイルドの作者さんらしい。一度そっちも読んでみたいな。

    0
    投稿日: 2012.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シリーズ第2弾!!! 根底にリストラお助け企業勤務の真介とその彼女・陽子の 恋愛というか、パートナーというか、、、なストーリーがありつつ、 真介の直面する被面接者にスポットライトを当てながら進む。 どの登場人物もそれぞれの独特の空気を持っていて 「こんな人いそう!」と思わせてもらえるのが楽しい。 これ「古畑任三郎」とか、「世にも奇妙な物語」みたいに ドラマ化したらおもしろいだろうなぁ~♪ そんなこんなで楽しんでいたら すでに第3弾も半分ぐらい読み終わっちゃってしまい 新聞の下に出ているシリーズ第4弾の宣伝が気になる今日この頃です。

    0
    投稿日: 2012.06.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「君たちに明日はない」が、とても面白かったので、続けて読了した、パート2の本。 前作と比べると、作者の書き方や、メインの登場人物の性格も把握出来てきている事もあり、落ち着いて詠むことが出来た。 そのなかで感じたのは、作者が主人公を通してかたられる人間愛。「あぁ、この人「人間」って言う生命体が好きなんだなぁ」とじんわりと、温泉の効能のように感じさせる。でも、常にクールな部分も失わないので、当事者でも客観的に状況を把握している。そっか、私に足りないのはココだ。。と密かに反省。 忘れないと決めた言葉。 「ちいさい舟に、船頭は2人は要らない」 仕事をするときに、のめり込むと忘れてしまいそう。今の自分自身は船頭になるべきか、船員となるべきか。必要なのは、船頭か船員か。 クールに瞬間的に判断出来るようになりたい。

    0
    投稿日: 2012.05.30